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2005.09.10
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■今回の台風14号は各地に大きな被害をもたらしました。

『治水』の大切さを改めて、考えさせられることになりました。

この治水という言葉で思い出すのは、薩摩義士の治水の悲話です。

旧島津藩出身の小生としては、『治水』という言葉にこだわりを感じるからです。

【簡単に歴史を簡単に振り返ります】

宝暦3年2月25日(1753) 徳川9代将軍家重が薩摩藩に木曽川治水工事御手伝普請を
申し伝えます。

外様大名であった、薩摩藩の財力を疲弊させるためだったのです。

この工事のために、薩摩側の出役人数は届出人数に追加派遣された人数を

合計すると947人と言われています。    

その他工事で土地の者を雇いいれた人夫を加算すると総計2,000人にも

及んだと伝えられ、薩摩・幕府方で取り決め計画した四ヶ所の木曽川周辺の治水工事

を行ったのです。

この治水工事は、宝暦4年2月22日作業に着手し、翌5年3月28日工事が完了。


【この工事の悲話】

この工事で、薩摩藩士は過酷な条件の下にわが身をささげたのです。

その過酷さの結果として、割腹52名・病死33名

総費用約40万両(約300億円)の出費を伴ったのです。      

余談として、薩摩の総借財約271万両は、幕府をあてにせず砂糖を製造し、

泡盛酒・陶器などを製造して20年有余年かけ中国・韓国ヘ輸出して返済した

とも言われています。

われわれが、小学校時代には、全国でも下位から数えての貧乏県だった

と記憶しています。


現代において、さつまの芋焼酎がブームになっていますが、薩摩出身の私にとっては

いも焼酎は日本酒を買えない貧乏人の飲むもので決して高級なものではなかったのです。

それが、プレミアムまでつくという焼酎ブームに、


何か皮肉なものを感じるのですが・・・・。


『治水』から『薩摩義士の悲話』そして、『いも焼酎ブーム』へと

飛躍し過ぎかも知れませんが・・・・・・・。









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Last updated  2005.09.10 09:34:26
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