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近藤家から出た後、そのまま道に沿ってセンター北方向へゴー。 25分ぐらい歩いたら、「くじら軒 横浜本店」に到着。横浜のラーメンと言えば家系だが、くじら軒は神奈川淡麗系ラーメンの元祖と言われるお店だ。また、くじら軒はわしにとっても感慨深いお店である。日本に来てから初めて食べに行ったラーメン屋と言えば、今なきくじら軒の新宿のお店だ。減量に成功したが、短時間での連食もきつくなった。それでもやはりくじら軒の本店に訪問したいため、今回の旅の計画にくじら軒へのルートを考え、近藤家との連食ということにした。満席で先客3なので待つことになったが、5分も待たされずに入店。「支那そば 味玉入り」の食券を購入してから着席。 しばらく待ったらご対麺。麺を作ってくれたのは、田村満儀店主の息子で、二代目店長のようだ。 濃口醬油を使用する動物と魚介出汁による清湯醤油スープは淡麗系と言われても、あっさりとも言えず、すっきりしながらコクがあり、なかなかいい。塩気が重いと言われるが、たぶん家系を食ったばかりなのでそのような気がしない。細ストレート麺は歯切れと絡めが良い。チャーシューはちょっと小振りで寂しいが、歯切れがよく、肉のうま味もしっかりしている。青菜も少なくなったかな。 おいしかったね。15年以上ぶりなので全盛期の味を忘れているが、今でもレベルが高い味だと言える。支店をほとんど閉め、2000年代頃の勢いがなくなったかもしれぬが、六角家と違って依然ハイレベルの味を維持できている。1996年創業ってことを思えば、すごい。ご馳走様。
2023.03.10
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設定した起床時間の朝6時半より30分ほど早く目覚めてしまった。旅と仕事の疲れも癒していないので、起きられないならあきらめるつもりだったが、起きたら計画している横浜の旅を実行しよう。おそらく今日しかないという予感もなぜかあった。横浜には5年ほどぶりだが、プライベートでの訪問は7年ぶりだった。実際に今回の旅の計画のきっかけは7年前と同じだった。 ある意味でマニア以外の人にとって変な旅のルートだが、最も怪しいのは朝食だ。7時頃に自宅から出かけたので、11時まで何も食わずに見物することがたぶん無理。というわけで、回り道で日吉から北山田を降りた。西へ少し歩いたら、らぁ麺すみれ堂に到着。朝ラーとランチのみの営業だが、ここに移転する前の時期を含め、わずか3年間で人気を得たようだ。朝食の時間帯もほぼ終了しそうだが先客がいた。「特製そば 鶏」の食券を購入してから着席。 しばらく待ったらご対麺。鶏に昆布、椎茸を合わせるってことだが、鶏が強調されたもののじんわりしたコクだ。スープの上に張っている油と醤油タレも味が突出していない。醤油スープは全体として塩気が控え目で旨味があっさりしながらコクがあり、朝食として負担にならない。ストレート細麺は茹で加減がカタメで、スープとの絡めと歯切れが良い。レアチャーシューは小振りだが、味付けが良いし柔らかい。ワンタンは餡が大きいし、皮ももちもちした食感だ。 おいしかったね。優しいがうま味がしっかりしている一杯だ。ここで朝ラーを食うことにしたのは大正解だ。鶏いりこ、鶏白湯も気になるね。次回の横浜はいつになるかわからないが、またここへ朝ラーを食おう。ご馳走様。
2023.03.10
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星印から出た後に、歩行で横浜駅へゴー。再びJR根岸線の電車に乗って、関内駅を降りた。 午後2時の直前なのに、ラーメン二郎横浜関内店の前に依然に20人以上の行列ができているとはすごい。 わしはそのまま吉野町界隈へ直進。関内から出発してから20分ほど経ったら、「支那そば 流星軒」に到着。神奈川淡麗系ラーメンの代表的なお店として知られている老舗だ。星印で並んでしまったので三軒目へ行けるかどうかわからんが、ラーメン食べ歩きのきっかけとなったお店の一軒であるくじら軒と共に神奈川淡麗系の草分けとして知られるここは外せないのだ。すなわち、流星軒の店主も矢沢永吉の大ファンとして知られている。喜劇らーめん食べ歩きさんの情報によると、流星って店名も、永ちゃんの「流星(ながれぼし) 」に因んでいるという。店主が矢沢永吉のファンのお店二軒を同日に訪問したというのは、あくまで偶然である。細麺の醤油味を食べようと思っていたが、店のお勧めは「ビシッと醤油の効いたクセになる味」の太麺、醤油味なので、その流星プレミアムを注文した。 醤油と油がかなり効いているが、コクのあるスープとのバランスがよく取れている。スープはおそらく鶏かな。どころがこの醤油スープは飲みやすい。中太ストレート麺は絡めもよいしコシもある。二種類の炙りチャーシューは店主が注文を取ってから七輪で炙ったのだ。味付けもよくて香ばしい。カマボコも珍しい。 神奈川淡麗系はすでに都内で流行ってきたが、ここはやはりトップレベルのほうだね。限定のワンタンバージョンもまだ注文できるが連食のためにやめた。ただし完食したらワンタンも食えばよかったのに、とちょっと後悔してしまった。さて、速やかに目的地へ行かないと…。
2018.05.26
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外回りの仕事で今日横浜へ行くことになったが、目的地は横浜市区でなく、横浜市の最も南の地域だ。本来お泊りつもりだったが、体調と仕事のことを考えたら日帰りにした。これは正解。水曜日から別の部署の尻拭いをしていたからだ。 せっかくこの界隈に来たので、もちろん食べ歩きをしないと。東神奈川駅を降り、10分ほど歩いたら、「ラーメン 星印」に到着。店主は支那そばやで修業しており、今も支那そばや製の麺を扱っている。また、店主は矢沢永吉のファンとしても有名らしい。醤油味がレギュラーだが、支那そばやの塩ラーメンも名高なので、数量限定の特製塩ラーメンを注文。15分ほど待ったら着席。 金黄色のスープの表面に油が浮いている。動物系スープに魚介スープだが、魚貝系スープによる塩気、動物系スープのコク、油のバランスがよく取れており、まったくしつこくない。むしろ、コッテリした塩ラーメンとして飲みやすいほうだ。ストレート細麺はもちもちして、絡めもよい。二種類のチャーシューとワンタンも入っている。チャーシューは固さがちょうどよくて香ばしい。ワンタンも餡がしっかりしている。 支那そばや本店の直営店なら藤沢のお店しか行ったことがないが、師匠の味より上だと思う。醤油味も食べに来なくてはならないが、支那そばや本店にも行ってみようか。
2018.05.26
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某の記憶を甦らせてくれたこのイベントは本当によかった。できれば都内でもやってくれればよかったのに。きっかけがなかったらわざわざ横浜まで来なかったからだ。 イベントの会場から出た時、散歩しながら次のお店へ向かおう。最近の出来事による心境であるが、やはりカップルが多いこの界隈で散歩したら自然に腹が立つもんだ。少し道に迷ったが、無事に「灰汁中華 丿貫」に到着。横浜の桜木町界隈でかなり有名な煮干ラーメンを提供するお店だが、週末のランチタイムのみ、スナックやバーの間借り営業で、しかも間借り先を変えて移転を繰り返してきた。ようやく店舗での営業を始めたということだ。 午後2時半なのに三分の二の席が埋まっている。飲食店が多い界隈の離れにあるので、かなり繁盛しているようじゃ。手書きのメニューを読んだ後に、煮干そば、ウズラの味玉を注文。煮干そばはレギュラーだがほかのメニューは当日にネットで告知する形で提供するらしい。すなわち、今日は海老そばも提供する。 トッピング注文のウズラの玉子を除けば、レアのチャーシュー、カイワレ、タマネギ歯科載せておらず、いかにシンプルだ。スープは栃木県界隈で流行ってきた煮干ラーメンと同じタイプで、かなり色が深いのだ。最近この系の煮干ラーメンも流行ってきたが、都内でもなかなかここまでコイメの煮干スープが食べられない。しかも飲みやすく、まったくしつこくない。ストレート細麺は茹で加減がカタメで、歯切れと持ち上げもよい。レアチャーシューは歯切れがあまりいいとは言えないが、肉の旨味がしっかり味わえたのだ。 煮干の強い力を存分に味わわせてもらった一杯だ。黒酢の和え玉なども頼めばよかったとも思ったが、連食のために控えさせてもらった。今回の遠征で事情によって二軒の新店へしか行けないが、いずれもよかったのだ。
2016.03.25
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ある意味でほぼ一件落着だが、覆されるかどうか不安を続ければこれからの仕事にも支障が出るので、少し散歩に出よう。ちょうど興味のあるイベントがあるので、横浜へ。来日してからすでに横浜に三回来たことがあるが、いずれも仕事のためだった。しかも三回目の時自分の時間さえ作れずにそのまま退散してしまった。今日ははじめてプライベートでの横浜だね。 イベントの会場は関内、日本大通界隈にあるが、ブランチは反対方向にあるお店へ摂ろう。少し道に迷ったものの、無事に「地球の中華そば」に到着。開店前にすでに行列ができているが、無事に一巡目で着席できた。特製を頼もうかと思ったが、特製より海老ワンタンを頼む客が多そうなので、海老ワンタン地球の塩そば、味玉の食券を購入し、着席した。 ここは2014年10月にオープンし、店主がちゃぶ屋で修行した後に、「麺の坊 砦」のラーメン博物館店の店長まで務めたため、かなり注目される大型新店だ。さらに第16回TRYラーメン大賞2015~16年で、新人大賞総合とTRY新人賞しお部門の1位、TRY新人賞しょうゆ部門とMIX部門の2位を受賞した。そのため、今回の旅でイベントの会場からも近いここを一軒目にしたのだ。 動物系と魚介系による清湯スープは塩気よりも旨味が出ている。しかも食べれば食べるほどフライドエシャロット等の効果で味の変化も楽しめた。塩タレも数種類の塩でブレンドしたものだという。とりあえずわしの日本語の語力とラーメンへの知識じゃ説明できないかなり複雑な味わいだが、おいしい。全粒粉による自家製の細麺は茹で加減が柔らかいが、スープとの相性がよい。海老ワンタンは餡がそんなに大きくないが海老の旨味が十分だ。チャーシューは鶏と豚だが、スープの味に驚かされたせいでそれに関する記憶がないとはなぜ? かなりおいしい一杯で、さすがだと思う。時間があればぜひ再訪したいが、いつになるかな。今日もある意味で突発的な旅行に過ぎない。少なくとも、彼女がいない限り、特別な理由がなければ山下公園界隈へ来ないだろう。 ところで、噂の美人の女将さんは顔色があまり悪そうなので大丈夫かと思ったが、帰宅してネットをチェックしたら、お子さんの体調が悪いので夜の部を臨時休業したということがわかった。母として心配していただろう。土曜日から通常通りに営業するので大丈夫そうだね。とりあえずお大事に。
2016.03.25
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二泊三日の出張で小田原へ。普段の出張なら、その前後に食べ歩きをするが、今回は時間も緊迫だし、たまっている仕事もあるので、そんなにゆっくりできるはずがない。と言ってもぜひ一食ぐらいしようと思う。 何軒に行けるかわからないが、三つのお店のデータを事前に確認しておいて小田原に来てしまった。その一軒目である「味の大西 小田原店」に振られた。このお店は、「味の大西」本店の直系で兄弟店だけでなく、小田原系で多くのお店の修行先でもある。しかしながら、店主の体調で不定休だ。これも想定内だからほかにも二軒のお店を調べておいた。 仕事の時間と小田原城への見学を配慮すれば、近くの城に近いところに行くべきだが、せっかく小田原に来たのに、ご当地のおお店でなく、熊本ラーメンのお店に行くのがおかしい。そのため、少し歩いたが、「三代目 味の大西」へ。 「味の大西」の系列店だが、三代目だということだ。店主の父はもともと「味の大西 大井町店」の店主だったが、高齢のため店を閉めた。店主はこの小田原の辺で店を開いたという。 市役所の辺にあるので小田原駅からもやや離れたし、比較的に近いと思われる伊豆箱根鉄道大雄山線の井細田駅からも結構距離がある。が、先客4。しかもじき満席で行列ができた。 かなり大きな丼。中細縮れ麺は茹でが柔らかい。動物系と思われるスープはけっこう濃度があるが醤油が濃くて香ばしいゆえ、はっきりわからない。このような味は都内でなかなかない。チャーシュー、メンマも同じ醤油タレで味付けたかな。ワンタンは皮が厚いがわりと普通なタイプ。もやしとわかめも入っている。 シンプルだがなかなかよかったと思う。ラーメンガイドもしくは超らーめんナビのような検索サイドであまり紹介されていないが、ブロガーと評論家があまりこの地域へ来ないせいかな。来てよかった。しかしこれぐらいの量であれば、もう一食が無理かな。ところで、家族連れと車、バイクで来る客もかなりいるので、小田原地域でかなり認知されているようじゃ。
2012.08.26
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仕事が終わったらもう5時に過ぎた。相手とお話しすることになろうかと思ったが、どうやら都合でできなくなった。これから完全に向こうから頼んでくる仕事を引き受ける時間があるかどうかわからぬが、とりあえずネットワークの構築も大事であろう。 早めに帰宅できそうだが、夕食をこの辺で済もうかということで、駅の反対側にある「麺場 浜虎」へ。店の内装は工事現場をイメージしたものだそうだが、ラーメンの評判もよかった。超らーめんナビでも達人から星4つを付けてもらった。 午後5時半に入店したら、半分の座席が埋まっている。と言っても、カウンター20席、テーブル席8席という数だから、半分はもう非常に多い。一番基本の「醤そば」、「半熟味付玉子」の食券を購入し、スタッフに渡した際に、大盛をお願いした。大盛はつい前から無料サービスになったらしい。 黒くて、かなり濃厚そうなスープだか、焦がしネギと醤油タレの色だ。スープ自体はあっさりした清湯だと思う。しかしタレとスープはうまく融合したとは思わない。麺はもっちりした中太縮れ麺でわしの好みだが、このあっさりしたスープに合うとは言えない。チャーシューは小さいほう三枚もあるが、特筆できることがない。メンマの味付けはスープと合う。 口コミではかなり評判がいいけど、たぶんわしの好みに合わないかもしれぬ。ところで、スタッフの態度はかなり批判されているようだが、わしも同感だけど…。
2010.10.16
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吉村家を後にしてから、ちょっと近くの大手電気屋さんへバックパックの見物をして、時間をつぶした。1時半になったら、次のお店へ、「麺や維新 Menya Ishin'n」。 お店はもともと東大和市にあったが、横浜駅の近くの住宅区に移転したそうだ。わしはその詳しい経緯がわからぬが、塩ラーメンがおいしいと聞いた。ネットでいろんな写真を見たら、あんまり量が多くないような気がするので、ここを二軒目にした。 午後1時40分頃に到着したら、先客7だが、すぐ客が出たし、その7人もグループ客なので、ほぼすぐ着席したって感じだ。醤油味とつけ麺もあるし、醤油も今のメインらしいが、全部入りという維新らぁ麺の塩味の食券を購入し、製麺機のすぐ隣の座席まで案内してもらった。結構広い席だと思うが、製麺室でなくそのまま店内で製麺するみたいだ。 ネギがかけられた金黄色のスープだ。飲んだら、ラードが浮いていて、結構オイルのスープだが、鶏スープのコクがあり、すっきりした。かなり面白い。自家製の細麺は全粒粉を使用したようで、表に殻が見えた。茹でが柔らかいが、結構弾力がいい。全粒粉のため、絡めもよかった。チャーシューは豚肉と鶏肉の二種類が入っている。鶏肉のほうが味付けがほとんどないみたいだが、このすっきりしたスープとは結構合う。豚肉のチャーシューは薄い味付けで、柔らかい。 神奈川県には、中村屋、くじら軒のような淡麗系があるが、ここはまったく違うタイプの塩ラーメンを出したね。確かに、中村屋の系列店の「ZUND-BAR」出身だそうだが、出身店とはまったく違うだけでなく、オリジナルでおいしい味を出したのも凄い。できれば再訪して醤油味を食べたいが、横浜に来るチャンスはまだあるかな…。
2010.10.16
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ラーメンの鬼と言われた佐野実の店だ。しかし、本店だけではなく、佐野氏が最も重視しているそうな新横浜ラーメン博物館にある支店はすべて弟子に任せたそうだ。たぶん、マスコミに出過ぎるので、自らでラーメンを作る時間がなくなったのではないか。 確かに、スープがおいしいが、チャーシューが柔らかすぎるので、ちょっと合わないような気がする。また、自家製麺にこだわると言われたが、すべて弟子に任せたので、佐野氏自らが作ったのに比べて、麺の質は落ちると考えられる。そして、素材にこだわるので、値段が高いと言われたが、職人ではない一般庶民にとって、味わえないのではないか。素材にこだわると言われたほかのラーメン屋もあるが、支那そばやより安いし、量も多い。 だから、支那そばやより、他の店に行きたいような感じられる。ラーメンの職人のこだわりがわかったが、客の心を考えたことがあるかような気がする。また、職人というより、まったくマスコミの人になったと言える。 最近、藤沢にある本店だけではなく、池袋にある佐野氏の弟子の店も閉店したそうだ。本店は駅からかなり歩く時間がかかるので、客が少なくなった可能性が考えられる。また、ラーメン激戦区と言われた池袋にあるラーメン屋に比べ、値段が高いのに、量が少ない佐野氏のラーメンは、必ず量が多くて、値段が安い大勝軒、ごとうおよび無敵屋などの有名なラーメン屋に負けると考えられる。 業界で極めて少ないラーメン職人と言われる佐野氏は客の心を考えながら、ラーメンを作ることに復帰すると祈る。
2005.06.08
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