おチビちゃんの人生に悔いなし

おチビちゃんの人生に悔いなし

2014.09.10
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カテゴリ: テーマ☆Talk
日本人男性が、17人もの子どもを代理母にお金を渡して、タイで出産させた問題。
男性の資産は132億円あるとか。。。

子どもは全て、男性の精子を使った我が子。
母親(卵子)に関しては、入手不明、特定されず。
それらの、精子と卵子を用いて体外受精で受精卵を作成し、代理母の子宮に着床させて、妊娠を成立させる。

ここでは敢えて、生殖医療的な用語を使ってみる。
こんな風に活字で見れば、人間の生殖行動は除外され、生命の誕生(生命を宿すこと)も、どこか機械的である。

もしダルビッシュ(精子)が、
「俺、すごい野球選手だし、俺と同じDNAを持った奴らなら、強いチームが作れる!!」
って考えたとする。

では卵子に誰を選ぼうか!
霊長類最強の女子、吉田沙織レスリングチャンピオンを選択。

早速、受精卵を体外受精で17個作る。
それを、代理母17人の子宮に着床させ、見事17人の子どもが産まれました。
しかしこれでは、代理母はただ子どもを産むマシーン扱いですよね。

DNAだけ見れば、最強クラスの素質を備えたベビーが誕生したようにも思えます。
でも、この子達が本当に最強になるかは、その後どんな生育環境で成長するかが大事ですよね。

ダルビッシュがこんな事を考えて、実行しちゃったら、大事件だし、間違った思考だって、誰もが思うでしょ。


本来、生殖医療でいう代理母は、自分では出産することができない母が、我が子を得るためだったり。
夫の精子を使って、第三者の卵子で受精卵を作成し、妻の子宮に着床させたり、代理母の子宮に着床させて、夫のDNAを受け継ぐ夫婦の子どもを得たりするもので。。。

そもそも、神の領域に人間が力を及ぼし過ぎたから、お金があったら機械的に子どもが作れる時代になったんやん(−_−;)

こんなことがまかり通るならですよ。
日本政府がタイから1000人くらい代理母を輸入しましょう。
そして、残したいDNAの受精卵を作成し、産んでもらいましょう。
これで、日本の人口減少に歯止めがかかりますか?
こんなこと、人道的に絶対おかしなことですよ。

人口だけ増やしたいなら、移民でクリアできたりもする。
そういうんじゃなくて、日本人が家庭を持って、普通にその中で育まれる子ども達で人口を増やしたいんですよ。
日本の家族基盤を崩さずに、その中で増えたらいいなぁ。。。子どもの数でしょ。


日本人男性のした事は、代理母の人権を無視してる。
産まれてきた子ども達の人権も無視してる。
お金があるからって、1人にベビーシッターを付けても、父親は1人しかいない。
DNAでいうところの本当の母親は不明。

昔、日本のお殿様達は、正室、側室を持ち、たくさんの子を持った。
30人の側室が60人の子どもを産んだとしても、父は1人。
でも、その60人の子ども達には本当の母がそばにいて(乳母もいて)、母は自分に愛を注いでくれたはず。

それとも、このタイでの代理母出産の問題は違うよ!!

とまぁ、この問題には色々思うところがあるわけですよ。


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息子が寝ている間に、考えを徒然なるままに書きつくりました。





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最終更新日  2014.09.10 12:33:22
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