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私の勤め先はプレスクールで、ひとクラス3~5歳までの子ども達がごっちゃまぜになって14人くらいで構成されている。我が娘は、3歳で入園したが、もう、それはそれは5歳になりたくて背伸びばかりしてる。自閉症の子どもたちも、そんな中で年上のお姉さんたちに構ってもらいながらすごす事が多く、そんな中、どうしても私たちセラピストの目線が5歳児並のスキルに集中する事が多い。例えば、3歳児であれば課題として出させるイントラバーバルなんて半分くらいしかできなくて当たり前なのに、全部できるように教え込んでしまう、など。それは、どうしてもそういったスキルがなければクラスの中でやっていけない部分も出てくるし、先に教えていても当たり障りのないことが多いからである。ただ、やはり気をつけないと、と思うのは自分でしっかりとこの年齢だと健常の子どもはどれくらいできていて、この子たちはそれに追いつくまであとどれくらい学ばなければいけないのかしっかり見極めないと、ついつい高レベルなものまで教えてしまい、子ども達も苦しんだりする。とは言っても、今追いついているように見えても、健常の子ども達は3歳半を過ぎると急激に成長を始める。そのときにやっぱり追いつかなくなる、と言う事もよくある。そのあたりのバランスを、しっかり考えながら、何を予習も含めて先に進めて、何を年齢相応だからとりあえずここまでできてればいいとしよう、と見極めることだろう。
2008.04.29
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娘にバレエを習わせているが、どうも足腰が強すぎてバレエというよりも、なんだか違うスポーツのような感じがする。バレエは全てのダンスの基本なので是非続けて行きたいが他になにかないものか、と今日先生と立ち話をしたら「フラメンコよ、あの子は足腰が強いから、フラメンコ」そう、そうだ。フラメンコだ。タップダンスかフラメンコ、という話になりどこかそんなものが習えるところを探す事にした。私もできれば一緒に習ってみたい。スペインからの留学生とかいないかな?今、テレビでボールルームダンスの番組、Dancing with Stars というのをやっているが、そこにちびっこ部門として8~10歳くらいの子ども達が出てくる。その子達がこれまた、すっごく上手くて、大人顔負け。できれば、うちの子もこういった、チームワークを大事にするスポーツで何か能力を発揮できないか、と思っている。なんで今日こんな話をしているのかというと、去年丁度この時期にこちらの自閉症の親の会に見学に行き、17歳の自閉症の息子さんを持つお母さんと話しているときに、コミュニティーと交流するコツはスポーツよ、特に男の子はスポーツを通して交流を保てるわ、という話を思い出したからである。私の活動も、もっと将来希望を持てるような、就職を手伝えるようになるまで成長したい。
2008.04.28
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今日は娘の日本語学校に行ってきた。毎週土曜なのに早く起きるのはかなりつらくって、しかもスナックタイムと称したお弁当タイムもあるのであさからまた、お弁当とか作る。で、結局学校で勉強しよう、と思っても次々と人に会って話しているうちにあっという間にお迎えの時間、といったサイクル。今日はちょこっと娘の様子を窓から先生に見つからないように見てみた。静かにおりこうさんにしているのだが、周りの子をちらちら見て、ずっと観察している。日本語、随分とわかっていないんだなぁ。多分指示が聞き取れなくて、よくわからないから周りの子ども達を観察して、自分なりに理解しているのだろう。アメリカに住んでいるからバイリンガルになる、と思う人も多いと思うが、実際はそんなことない。確かに、大人になって学ぶよりも飲み込みは早いし、自然に身に付いているけれども、やっぱり流暢、という感じではないのである。そして極めつけはこれ、。今日6年生の作文をお手紙として持って帰ってきたのだけれど、発想がとらわれてなくって、かなり面白かった。自分の名前を頭文字にして、文を作りましょう、というお題の物の中には、ああ、もう金曜だ。宿題どうしよう。昨日のうちにやっとけばよかった。とにかく終わらせよう、とか、勉強はめんどくさいからきらい。楽なことがやっぱり好きだけど勉強は大切だから頑張ります。といった内容のものや、反対にクラスみんなでルールを守って頑張ろう、というものもあった。また、お勉強は好きですか?なんで勉強するんですか?といったアンケートには、勉強はきらいです。難しいから。でも男なので良い職に就くためにも頑張ります、など本当に正直で自由な答えが満載で、面白かった。やっぱり、アメリカで育っている子ども達で、自分をしっかりと表現する事ができている。色々な意味で、異文化での日本人のアイデンティティー、について考えた。
2008.04.27
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嫌がらせコメント(エロエロコメントのこと)が本当に嫌で書けば書くほど削除しないと行けないし、一斉に削除できないので一個一個削除だし、って段々とそれが億劫になってきて最近楽天から思いっきり遠ざかっていました。最近はというと、おかげさまで自閉症ドットコムの通信講座も毎月数名の方からお申し込みをいただき、昨年12月には一周年を無事迎え、今はまた、4月ということで皆さんと新たな気持ちで課題に取り組んでいます。課題の数も,ゆうに100種類を超え、内容も言葉からソーシャルスキルまで様々です。で、まだまだ増え続けています。と思えば、卒業生も出てきて、年齢相応の課題がこなせるようになったので一旦卒業、という嬉しいこともあり、たった1年でも本当にみんな成長するなぁ、と皆さんの努力に頭が下がります。私は元々、親が子どもを療育するのは無理だ、と言い張っていた部類です。ですので、この通信講座を始めたときも、本当に大丈夫か不安でした。でも、親はやっぱり子どもの事を一番に考えるんですね。一生懸命子どもと接する姿勢に、今までの自分の考えは大きく覆され、今は、自分も子育てをしていて考えが変わった事もありますが、一緒に歩んで行ける、と思うようになりました。もしかしたら、私にはできない、と思っているかもしれません。でも、噛み砕いて少しずつ進んで行けば、出来ない事も出来るようになりますから今これを読んでいて、出来ないとあきらめている方、是非あきらめないで頑張ってほしいな、と思います。
2008.04.26
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