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大成温調（JASDAQ/1904)

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2005.05.31

そもそもこの1レース1タイヤというのはコスト削減及び、タイヤが厳しければオーバーテイクも生み出すだろうというFIAの思惑があったと思う。今回の事に関して、ドライバーやレース関係者の間でも、今のレギュレーションを支持する派、しない派それぞれ色々な意見が出ている。

しかしタイヤメーカーはどう考えているのか、そこが今ある報道では分らない。タイヤメーカーが複数参戦すれば、コストがアップするのは当然だ。かと言ってコントロール制では技術的停滞を生み出しかねないし、参戦するタイヤメーカーも競争相手がいるといないとでは張り合いが違う。韓国のクムホも参戦準備を進めているという報道が以前あったし、グッドイヤーが復帰するのではないかという報道も一時あった。F1は宣伝には最高の舞台だ。

結局モータースポーツとコスト削減という発送は相容れないものだと思う。ましてやコストを削減する事で安全が損なわれては本末転倒以外の何なにものでもない。

FIAの会長がJ.M.バレストルからM.モズレーに変わった時、誰もが狂喜したものだ。何しろ彼は元々コンストラクター側にいた人間(march社の創立メンバーだった）だから、コンストラクターの側に立った運営をしてくれるものだとばかり思っていた。

FIAはもう少し参加者達の意見を聞く耳をもつべきだ。まさかこんなに何もかもが悪い方向へ向かうとはM.モズレーの政権樹立時には思いもよらなかった。

ところが蓋を開けてみれば、人が反対する様な案ばかり出し、またそれを強権をもって実行し、コンストラクターやオーディエンスの利益を完全に無視して来た。金が人を変えるのか、権力が人を変えるのか。M.モズレーには猛省を促したい。つーかとっととやめろ。

片山右京F1 Blog
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