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こちらは、ハード(Hurd)製アルミクラッド・ダブルハングサッシに装着されているバランサー部材です。窓の両サイドのジャムと呼ばれるプラスチックの側枠の中に入っているので、あまり見たことがないというお客様も多いかも知れません。バランサーは重い建具を常に吊っているので、壊れてしまうと窓が開けられなかったり、窓を開けてもストンと落ちてきたりしますから、そうなる前に修理してやる必要があります。ただ、写真にあるバランサースプリングは、メーカーでの供給はされておらず、部品メーカーでも手に入れることは難しいといった状況です。そうなるとバランサーは直せないんじゃないかと思われるかも知れませんが、バランサーの不具合の多くはバランサースプリングではなく、そこに装着されている白いバランス・シューの破損であることが殆どです。幸い私たちはバランス・シューを入手するルートを持っていますから、スプリングはそのままにシューだけを交換して窓を元通りに戻せます。ただ、こうした部品を交換するには、建具を外して窓を分解してやる必要がありますから、結構大掛かりな仕事になります。そういう点では、私たち ホームメイドに修理をご依頼頂く方が手間も時間も省けるように思います。あと、バランサー以外に側枠のジャム自体に問題があるケースも、最近見受けられるようになってきました。樹脂で出来ている為、バランス・シュー用の切れ込み部分が割れてきて、溝の中からバランス・シューが飛び出してくるという不具合が起きるのです。こうなると劣化したジャムを交換する以外方法はありませんが、ジャムはスプリング同様製造中止になっていますから、交換不能な状況です。そうなった場合、どうしようもないかと思うかも知れませんが、ハードを吸収したシエラパシフィック(Sierra Pacific)社が、建具を含めた交換用キットを提供してくれますから、お金の問題は別にして窓を直すことは可能です。尚、このバランサースプリングは、サミット(Summit)やウェンコ(Wenco)のダブルハングサッシにも使われていますから、バランスシュー(形状はハードと異なる)の交換で直る可能性は高いです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月29日
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先日、ダブルハングの建具が腐ったという記事を書かせて頂いた愛知県の輸入住宅ですが、それ以外にもこちらのハーフサークルウィンドウ付きダブル・ケースメントサッシにも不具合があります。木製のフレームがしっかりしていて美しいアルミクラッド木製サッシですが、こちらも雨仕舞が悪くペアガラスに内部結露が見受けられます。こちらの輸入サッシはサミット(Summit)製ですが、兄弟メーカーのウェンコ(Wenco)同様ガラスの周囲からの雨漏れリスクが存在します。勿論、そういう知識が新築した住宅メーカー(工務店)さんにあれば、事前に屋外側のガラスを防水処理することで問題の発生を抑えることが出来るのですが、日本の建築屋さんは知識も経験も全くないのが実情です。ですから、この窓は以前にも新築した工務店さんが補修をしているらしいのですが、結局また同じような不具合に悩まされているようです。ペアガラスには模様の入ったフィルムが室内側に張ってあるのですが、室内側のガラスの結露を少しでも抑えようと思ったからだそうです。結露の原因は、雨が木製建具の中に入り込んで、そこの木に蓄えられた湿気(水分)が部屋側に出てきて悪さをした為だと思われます。根本原因はサッシの雨漏れですから、それを直さなければサッシの不具合はいつまでも続きます。今回、半円窓やその下のケースメントのペアガラスを外して新しいものと入れ替えるのですが、以前このメーカーの半円窓のガラス交換をした際は、木製の押縁(ガラス押え)を外すのが結構大変だったことを覚えています。(ガラスの厚みを計測するのも、専用工具がないと出来ません)当然、2階の半円窓のガラスを外すには、外側の接着シール(防水材)を切らないといけませんから、外部足場を設置して作業を行います。それだけでも余分な費用が掛かってしまいますが、ここできちんと直しておけば、今後心配するような事態にはなりませんからその価値はありますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月28日
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詳しい住所は分かりませんが、愛知県にお住まいというお客様から網戸のコーナー部品が欲しいというご相談を頂きました。窓は、カナダの輸入サッシの技術を導入して製造しているクレトイシというメーカーの樹脂サッシです。サッシとしては国産ではありますが、使われている部材は輸入のものになっていますから、網戸のパーツも国産サッシのものとは異なります。ですから、写真にあるコーナー材も北米で一般的に使われているもので、クレトイシから調達することも輸入で調達することも可能です。ただ、使われているサッシが本当にクレトイシのものかどうかは、まだはっきりしませんから、それを確認してからでないとメーカーは対応してくれないと思います。クレトイシは出荷記録の管理がしっかりしていて、自社で製造したものでないと、交換部材の提供をしてくれません。そういった点では、製品の確認や交換部品の特定もしやすいのですが、クレトイシのものかどうか、出荷先が記録にあるか、といったことが分からないと手配が出来ないということも起こり得ます。(地番が変わる区画整理地で建てたおうちや何棟も建築された建売住宅などの建物だと、メーカーの記録との整合性が取れない可能性もあります)何れにしても、お客様の住所等やご希望の必要数などをお伺いして手配を進めたいと考えていますが、そういったことの私共の質問に対し返事をまだ頂いておりません。個人情報の提供に神経質な人が多くなってきているとは思いますが、それを嫌がるケースでは手配の仕様がありませんから、私たちがお手伝いすることは非常に難しくなってしまいます。別に、そんなんでしつこく営業をするような人間ではないですし、それでどうこうなる話ではないと思うんですけどね・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月27日
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先日、ポケットドア用取っ手(引き手)部品が破損したので、交換品を手配するという記事を書かせて頂きましたが、予定よりも随分早く入荷してきました。丁度他の調達部品の出荷があったので、それに運よく載せてアメリカから届きました。この部品は、単に壁に隠れたドアを引っ張ってきて開閉するという空錠タイプと、それに加えて内鍵が掛けられるタイプの2つが存在します。今回入荷してきたのは空錠タイプで、鍵を掛けることは出来ません。鍵付きにするのは、トイレ用のポケットドアや場合によっては洗面用に使うこともあるかも知れません。この部品は真鍮(しんちゅう)の無垢材で出来ていますから、ちゃんとケアをすれば、美しいアンティークブラスになってくれると思います。こうした部材も長年使っていると、破損することもあるでしょうから、そういう場合はご相談下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月26日
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地球温暖化抑制の観点から白熱電球や蛍光灯の国内生産が終了して、随分時間が経っています。でも、相変わらず電球の温かみや雰囲気を好きでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。そこで、今回アメリカから輸入した電球が、こちら。岐阜県海津市で外装リフォーム中の輸入住宅に付ける輸入の玄関灯に取り付ける為に手配をしました。E26と呼ばれる一般的な電球ソケットに対応していますから、白熱球の代わりとして問題なく使えます。また、蛍光灯のようにピカッと白い光を発するものでなく、白熱電球のようなオレンジがかった温かみのある光で照らします。こちらの電球は、オレンジ色をしたLEDのフィラメントが4本入っていて、まるで古いエジソン球のように光るのもいい感じです。これであれば、レトロな雰囲気にも合うでしょうし、白熱球のような電気や熱も減らすことが可能です。(因みに、このLED電球は800ルーメンスの光を発するのに8Wしか電力を使いません。また、その寿命は15,000時間以上です)それから、明かりを調節する調光機能にも対応していますから、本物の白熱電球のようにお使い頂けます。ライトがオブジェクトの色を引き出す能力 (つまり、演色) を測定する為に使用されるCRI(演色評価数)も、「80 +」 ですから、洋服の色もよりカラフルに、よりビビッドに見えるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月25日
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以前別件でおうちのメンテナンスをさせて頂いたお客様から、玄関ドアのメンテナンスをして欲しいというご相談を頂きました。輸入の木製ドアは、高級ドアで有名だったバファレン(Bufferen)製。木目の感じからすると、素材は優しい木目の米ツガ(ヘム・ファー)のような気がします。ドアが僅かに傾いている為に、雨が降ってドアの木が膨らむと、向かって右上部分がドア枠に当たって、ドアクローザーでは閉まらなくなってしまうらしいのです。また、晴れの日はドアクローザーで閉まるものの、デッドロックのサムターンが固くて回らない(強く引っ張ってドアを閉めないと、デッドロックバーがドア枠の受け金物のヘリに当たってバーがストライクの穴に入らない)そうです。こういう状況の場合、ドアがその重さで戸先側へ倒れ込んでいるだけでなく、ドア自体が歪んでいることが考えられます。となると、単純に2次元方向だけを直すというよりは、3次元でドアの位置を直さないと全ての不具合を解消することは難しいと思います。腕のいい建具屋さんであれば、こういう難しい仕事も工夫して直してしまうはずですが、そういう建具屋さんは本当に少なくなりました。でも、私たち ホームメイドは、こういう難しい調整も難なくこなします。それは、こうした不具合をいくつも見てきましたし、それをどうやったら直せるのかを常に考えて作業をしてきたことが糧になっています。勿論、そういった経験や知識の他にも、作業の為にドアを固定する道具やドアを水平にする道具、重いドアを持ち上げて高さを調整する道具など、様々な特殊工具や材料も準備していきます。直しようがないくらいに曲がったりひねったりしているものもあるかも知れませんが、特殊な場合以外殆どの輸入ドアの修理・調整は可能です。あと、木の膨張・収縮をある程度抑える為には、ティンバーケアのような木部専用の屋外防水塗料で塗装しておくことが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月24日
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こちらは、現在リフォーム工事を行っている岐阜県海津市にある輸入住宅。リビングの掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の前には大きめの石張りテラスがあって、なかなか素敵です。ただ、東向きのペラウィンドウ(Pella)製掃出しサッシは雨風の当たりが強く、雨漏れによる不具合がありました。そこで、今回掃出しサッシの上に大きめな雨除けのヒサシ(キャノピー)を後付けすることとなりました。如何でしょうか、このデザイン。私の友人の金属加工屋さんに頼んで、本物のアイアン製キャノピーをオーダーで製作してもらいました。重量は80kg程度あると聞いていますから、下からだけでなく上からも吊って強度を出しています。色もサッシの外装色に合わせて、少し薄めの緑色にしていますから、雰囲気はバッチリだと思います。少し費用は掛かりましたが、せっかくのリノベーションですから、市販の安いヒサシで雰囲気を台無しにする訳にはいきません。新築から何も手を入れていないという方は、メンテナンスのついでに何かひとつ素敵なことをやってみると、家は随分よくなりますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月23日
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福岡のお客様から、掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が破損したので交換したいというご相談を頂きました。こちらのロックケース(バックセット)のロックラッチが破損して動かなくなっているようです。ですから、ロックケースだけの問題であれば、ハンドルやロックレバーを交換する必要はないのですが、連動して壊れていれば同時に交換しなければなりません。この輸入サッシのメーカーは、ヴァイスロイ(Viceroy)。カナダでも結構手広くやっていたメーカーですが、何年も前に倒産してしまいました。また、ヴァイスロイのサッシに使われている部材は、非常に特殊なものが多く、こちらのロックケースやハンドルセットも他社では見掛けない代物です。それでも、私たち ホームメイドは代替の交換部材を調達することは可能なんですが、写真の正面に写っているフェースプレート(カバー)だけは手に入れることが出来ません。フェースプレートの奥にあるロックケース本体は入手可能ですから、既存のフェースプレートを本体から外して、新しい本体に付け替えてやれば使えるようになりますが、両者を接続する部分が鋳物で出来ている為に、取り外したり固定したりする時に割れて破損する可能性が非常に高いのです。そういうことを慎重に作業しても、恐らく難しいと思いますので、破損した場合の補修方法を考えておかなければ、リスクの高い仕事になるかも知れません。また、ロックラッチが破損した原因は、部品の経年劣化ではなく無理に操作をしたことだと思いますので、ロックが楽に掛けられる状況までドアの建て起こしを調整してやらないと、また同じトラブルになりますよ。こうした部材の破損は、殆どが何もメンテナンスしていないことが原因の調整不足ですから、輸入サッシは悪くありません。でも、住宅メーカーや工務店のケア不足を棚に上げて、これを製品不良だと主張する業者さんもいるらしいです。何とも情けない話だと思いませんか?そういう点で、日本には建築のプロは少ないんでしょうね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月22日
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こちらは、先日届いたアンダーセン(Andersen)製ダブルハングサッシ(上げ下げ窓)用のバランサー。バランサーは、重い開閉建具をバネの力で吊って、人間の労力を減らしてくれるばかりか、開けた建具を途中で離してもその位置をキープするという機能も果たしてくれます。通常の輸入上げ下げ窓は、窓の両サイドに金属製の長い棒状のバランサーが仕込んであって、そこに内蔵されたバネで窓を開け閉めする形です。でも、アンダーセンのものは、アルマイトの弁当箱のような形をしていて、これが窓の上枠内に仕込まれています。機能としては全く同じなんですが、形状や部材の位置がそれぞれ異なっているのです。ただ、このアンダーセンのバランサーは、交換する際にいろいろな部材を外したり、手順が面倒だったり、結構バネが強くて怪我のリスクがあったりと厄介な部分もあります。やったことがないというお客様は、最初からご自身でやるのではなく、手慣れた専門家の作業を見て、勉強してからご自身でも作業をしてみるという方がいいかも知れません。何れにしても、どのバランサーもおおよそ15年くらいで定期的に交換するようにして頂くと、いつでも快適に窓を開けて頂けます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月21日
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鹿児島県のお客様からガレージドアのメンテナンスについてご相談を頂きました。こちらは、ガレージドアの両サイドにあるレールの上部の写真ですが、ドア下からドラムまで延びているケーブルワイヤーがありません。本来であれば、写真にあるドラムという部材にワイヤーが巻き付いていないといけないのに、外れてなくなっています。どうやら経年劣化でワイヤーが切れてしまったようですが、もう片側にあるワイヤーは正常でまだ切れていないようです。でも、ワイヤーは常にドアを引っ張っている為、ストレスによって徐々に伸びて弱くなります。ですから、10~15年程度で交換をしないといけませんが、新築からもう26年も経過しているそうです。ケーブルワイヤーは、慣れていれば簡単に交換することは可能ですが、トーションスプリングと呼ばれる大きなバネが連動している為、それを解除しないと交換することは出来ません。重いガレージドアをこのバネの力で引っ張り上げているので、下手に外すと強力なバネが一気に戻って非常に危険です。そういった状況ですから、素人のお客様がご自身でやるのではなく、専門知識と適切な道具を持った専門業者に依頼することが必要です。ただ、新築した工務店もなく、ガレージドアの専門業者も周囲にはいないという状況らしいですから、遠く愛知県から出張修理をしなければならないかも知れませんね。もしそうであれば、ワイヤーだけでなく、トーションスプリングやドラム少し破損しかけているガレージドアも一緒に交換した方が、不具合の度に出張修理しなくてもよくなるのでいいようにも思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月20日
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こちらは、豊田市のお客様からご相談を頂いたポケットドア用取っ手です。ポケットドアとは、袖壁の中にドアが引き込まれて隠れてしまう形式のドアのこと。(壁の中央のポケット内に引き込むドア)引き戸ですから動線の邪魔にならず、狭い日本の住宅には持って来いなんですが、ドアが傾いてしまったりしてピッタリドアが閉まらなくなると、お客様自身での調整は難しいかも知れません。今回はそんな不具合ではありませんが、取っ手の金物が一部破損していてきれいに元通りにしたいというものでした。ドアの木口(こぐち)の部分を見て頂くと分かりますが、木が露出してその中央に穴が明いています。本来は、ここに引き手のフックが付いていて、壁に仕舞い込んだドアを引っ張り出す時に使う引き手金具が付いています。なかなか器用なことをやってありますが、使い勝手としてはあまりよくなかったのかも知れません。今回それをちゃんとしようと、部品の調達をご相談頂きました。手先が器用なお客様のようですから、部品だけをお渡ししてもちゃんと取付け出来るように思います。家のメンテナンスは基本ご自身でやって頂くことが大切です。ただ、知識も経験も道具もない状況ではちゃんとした仕事は出来ません。そういう時は、無理せず私たち ホームメイドにご依頼頂くようにお願いします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月19日
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三重県のお客様から、フランス製の古いオーブンレンジの修理についてお問い合わせを頂きました。こちらの写真がそうですが、メーカーは有名なロジェールです。お客様からは品番の案内は頂いておりませんが、形状からするとRCG-622ではないかと思われます。耐熱ガラスのフタが付いたレトロで美しいコンロですが、長年の使用で相当錆が出ていることと、点火プラグを覆っている碍子(陶器)が割れてしまっているようです。スイッチをひねると通電はしているようで、カチカチとスパーク音がするようですが、点火自体はしていないとのことでした。点火プラグ自体は日本に交換部品は存在しませんので、もしプラグの異常・不具合であれば修理のしようはありません。ただ、こういうケースでも内部の配線をメンテナンスして復活出来たことが以前にもありましたので、半分半分の可能性でもしかしたら直せるかも知れません。現状では写真をお送り頂いただけの状況ですから、修理可能と判断するには時期尚早ではありますが、何事もトライしてみないと結果は出ないものです。もしダメでも出張費や作業代は掛かってしまいますが、そこに賭けてみるかどうかはお客様次第。日本ではもう売られていない製品ですから、お客様の愛着や思い入れがどのくらいあるかでご判断を頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月18日
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名古屋市のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が掛からないという相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂サッシ。ハンドルのロックレバーを下すと、写真のようにロック・フックが上下に2つ飛び出してきます。ダブルフックですから、ほぼ外からは開けられないセキュリティの高いドアと言えるでしょう。でも、肝心の鍵が掛からなければ、その高い防犯性も役には立ちません。お客様曰く、ロックレバーを下まで下げても、フックの出が甘く受け金物の穴に引っ掛からない状況のようです。こういう場合考えられるのは、ドアに内蔵されたロックケースそのものの問題か、それともドアの建て起こし(水平・垂直)が狂っていて、フックと穴の位置がずれているか、もしかしたらその両方ということも考えられます。何れにしても、こういう場合安易にロックケースを調達しても、もしかしたら原因が他にあるという恐れもありますから、注意しなければなりません。また、このドアはロックケースの外し方の手順が特殊で、素人のお客様がご自身でそれを行うと、ドアの部材を破損させてしまうリスクもあります。やはり、私共のような専門家が現場にお邪魔して、詳細調査や調整・メンテナンスを行ってから、必要な部品類を手配させて頂くことが一番確実で費用も掛からない修理方法かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月17日
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愛知県のお客様の輸入住宅に、メンテナンスを兼ねてお邪魔してきました。第一の目的は、サミット(Summit)製のスライディングパティオドア(掃出しサッシ)のロックが外れないということで、その鍵を解除しがてらロック金物の交換をすることでした。そちらは造作もなく比較的簡単に鍵を開けることが出来、ロック金物の交換やドアの建て起こし調整、ドアの滑り調整、ラッチフックの位置調整といったことも併せて実施しましたから、ほぼ新築時の動きを取り戻したのではないかと思います。第二の目的は、サッシの雨漏れによる建具の腐りを調査・確認することでした。台風の風雨に曝されている東面の壁に設置されたダブルハング5ヶ所が、全て不具合を起こしている状況でした。写真がその状態ですが、下窓を少し開けると建具枠の下枠部分が落ちてくるといった感じです。こうなると、建具に接続されている吊り金物のバランサーも外れてしまっていますから、窓によっては上に上げても落下してくるといった状況になっています。また、下窓を少し倒して上窓建具の状態も見てみましたが、やはり下窓同様下側の木枠が少し外れかけている感じでした。こうなった原因は、ガラスに当たった雨がアルミカバーの隙間から木で出来た建具内に入り込んで、徐々に木枠を腐らせたことです。今は廃業してしまった新築時の工務店は、何年か前にいくつか木枠を取り替えるという工事をしたようですが、原因に対しての対策を全く打っていなかった為、また同じように雨が入っているようです。輸入住宅を手掛けた住宅メーカーの多くは、新築工事はやっても修理やメンテナンスをどのようにするのか、またどういった部分が弱点になるのかといったことの経験が全く皆無でした。ですから、修理が出来ないか、修理をしても中途半端といった状況が殆どで、そのうち見にも来なくなるという無責任が普通でした。その為、輸入住宅の評判は悪くなる一方。でも、それは輸入住宅そのものが悪いんじゃなくて、施工する工務店や住宅メーカーの知識・経験の不足が酷かっただけなんです。今回も、建具の一部の木枠を取り替えて直すか、建具自体を他の輸入サッシメーカーのものに入れ替えるかといった2通りで提案をするつもりです。ただ、どちらにしても、外側の防水処理や木部の防水塗装をしっかり実施することが必修です。勿論、不具合のある窓以外の窓も同様に防水処理を行わなければ、また将来同じことが起こるだけです。尚、サッシの雨漏れで一部ペアガラスに内部結露が発生しているものもありますから、それらは新しいガラスに交換が必要です。私たちが修理・メンテナンスを実施すれば、その後10~15年は防水処理をする必要がありませんから、雨漏れを心配しなくてもよくなりますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月16日
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三重県のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のペアガラス交換についてご相談を頂きました。こちらのサッシは、マーヴィン(Marvin)製のセーフティースライディングパティオドアという品名のものなんですが、何年も前に交換部品を含めてメーカーの供給停止となっています。また、マーヴィン自体も1年くらい前に日本市場から完全撤退していますから、修理・メンテナンスは自力で行う以外方法はありません。ご覧のように、ペアの強化ガラスの屋外側のガラスが粉々に割れている状況です。こういう場合、ドア自体をメーカーに作ってもらって、それを交換するというのがマーヴィンのやり方でしたが、今後はガラスをドアから何とか外して入れ替えるという修理が必要となります。入れ替えるにしてもガラスのサイズが分からないと部材の手配も出来ませんから、ガラスが外せるかを含めて採寸調査を行わなければなりません。でも、マーヴィンのサッシは、防犯性を高める為か、ガラスを簡単に外すように出来ていませんから、作業としては結構厄介で時間も掛かると思います。それでも何とかしないといけませんから、やるしかないですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月14日
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千葉県のお客様から、室内側に取り付ける網戸の固定用部品が欲しいというご相談を頂きました。輸入サッシ・メーカーがどこかは分かりませんが、なかなか見掛けないデザインになっています。窓の四方に付いているこの部品は、クリップと呼ばれるパーツですが、足が長く窓から随分離れた場所に固定用のフックが付いています。四方にあるクリップのうち、右上の1つのフックが折れてなくなっている感じです。また、この部屋は湿気のある浴室なのか、クリップを留めているビスが随分黒く錆びていますから、そのうちビスが欠損する可能性もありそうです。よく見ると、ペアガラスの中も内部結露で赤茶色に錆びてきているようですから、近い将来ペアガラスの交換や防水処理も必要かも知れませんね。この長さの網戸用クリップ部品はなかなか見掛けないタイプのものですが、何とか探してみたいと考えています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月13日
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こちらは、輸入玄関ドアの上端周辺を撮った写真です。ドアは、カナダのトリムライト(Trimlite)製のスチールドア。写真をよく見て頂くと分かりますが、ドアの左右でドア枠との間に出来た隙間が違っています。つまり、ドアが若干傾いているという状態になっているということです。お客様曰く、長年使ってきて、ドア下が敷居材に擦って傷が付いている状況になっているそうです。ドアが下がっている状況ですから、当然ドアヒンジが摩耗していることが予想されますが、傾いているということはドアヒンジが片減りしているか、ヒンジを固定しているビスが抜けてきているか、ドアだけでなくドア枠も重さで引っ張られているかということが考えられます。それぞれの原因に応じて、異なる対処が必要になるのですが、複合的な原因に拠ることもありますので、早とちりは禁物です。ただ、この隙間を見て、ほんの僅かしかないと感じられる人も多いと思います。確かに左のヒンジ側(吊元)の隙間は3~4mm程度しかないと思いますし、右の戸先側(ハンドル側)も6~7mmくらいだと思います。そのくらいの小さな下がりでドアが敷居に擦るのかと思われるかも知れませんが、気密を上げる為にドア下の隙間は10mmもありません。また、建物の重みが長年掛かってきていますから、ドア周辺の高さも数ミリ圧縮されているとしたら、ドアが敷居に擦ってくるのも無理はありません。こうした微妙な状況が、ゆくゆくは大きな問題へと発展していきます。僅かな変化を調整するのは意外と難しいことなんですが、それをきれいに直してこそ専門家と言えるのだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月12日
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岐阜のお客様からダブルハングサッシの外側のガラスが割れたので、修理をしたいというご相談を頂きました。サッシは、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製サッシ。どうして割れたのかは分かりませんが、下窓(ボトムサッシュ)に雨除けの養生が張られています。これ以外にもいくつか不具合があるとのことですが、取り立てて心配なのがこのサッシの問題だそうです。ただ、ペラのダブルハングは古い仕様のものが既に製造中止になっている為、代替の交換建具をメーカーが作ってくれません。こういう場合は、多少取り外しの際に部材の破損が生じても、どうにかしてペアガラスを外して新しいものに入れ替えるか、この窓枠に合う建具を他社で製作してもらって交換するか、二者択一です。ペアガラスを交換する場合のリスクは、ガラスを固定している木製の押縁材を破損させてしまうことです。この材料もメーカーは供給してくれません。また、ガラス交換する際は一旦私共の会社に建具を引き揚げて作業を行う必要がありますから、1.5ヶ月程度は窓を塞いでおかなければなりません。建具を入れ替える場合の問題は、あまり気にはなりませんが、多少形状が変わることと費用が結構掛かること、納期が半年程度必要なことです。ただ、窓は交換建具が来るまで、このままの状態で触る必要はありません。どちらがいいかは、お客様と協議して決めることになりますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月11日
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横浜のお客様の処に伺って、玄関ドアの修理・メンテナンスを行ってきました。玄関は輸入のスチール製ダブルドアで、ピーチツリー(Peach Tree)社が製造したもの。塗装が随分剥げているだけでなく、右側の主開閉ドアのヒンジ(蝶番)が摩耗して、右ドアが左と比べて1cmくらい下がってきています。そうなると、ドア下が敷居に当たってきてドアが閉めづらくなるばかりか、ドアラッチやデッドロックバーがストライク(受け金物)の穴に入らなくなって、鍵も締められなくなっていたようです。おうちを造った住宅メーカーもなく、そういう状態が長く続いた為にドアラッチが破損したのか、ハンドルセットも全く違う国産のものに替えられていました。デッドロックも鍵が掛かりませんから、上の方に新たに国産のデッドロックを追加して、そこで鍵を締めていたそうです。(写真には写っていませんが、室内側にはドアクローザーが付いていたようですが、ドアが下がった為に破損したのか撤去されていました)また、左ドアの下に付けられていたフランス落とし(ドア固定用金具)に不具合が生じた為に、左ドアが長く開けられなかったみたいです。こうした様々な不具合の原因は、ドアヒンジの摩耗と知識のある工務店の不在だったと思います。私たち ホームメイドは、今回3日間お邪魔して、フランス落としの固定解除、専用ドアヒンジの交換、ドア位置(建て起こし)の調整、ダミーハンドルを含めたハンドルセットの交換・調整、国産のデッドロックの輸入ものへの交換及び位置変更、ドアクローザーの設置、ドア内外の塗装(錆止め塗装1回及び上塗り塗装2回)、ステンドグラスの周囲の防水処理、ドア上の防水処理、明けられた穴の埋め戻し・修正、ストライク位置調整、ウェザーストリップ交換、掃除といった内容の工事を行いました。費用や時間は掛かりますが、施工前と施工後でこれほど美しく蘇るのです。輸入住宅も20年経ったら、一度大掛かりなメンテナンスをされては如何でしょうか。その価値はあると思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月10日
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岐阜のお客様からドアに付いているレバーの頭が外れたというご相談を頂きました。こちらのドアレバーは、クイックセット(Kwikset)の最新の製品で施工してまだ時間が経っていないものでした。空調の業者さんが家を出入りした際に外れてしまったので、どうやって直していいか分からず連絡をして頂いたようです。古いタイプのものとはやり方が違うのですが、このタイプのドアレバーは写真にあるメクラネジという部品をインチ専用の六角レンチで回すことで固定することが可能です。ただ、たまにこのメクラネジが外れてしまって、どこかに行ってしまったという場合はレバー部品を台座に固定することは出来ませんので、注意が必要ですクイックセットだけでなく、ボールドウィンやシュラーゲ、ワイザー、テイモア、イージーセットなどのメーカーのドアノブもありますが、それぞれやり方が違いますからもし分からないというお客様は、私共のような専門家に依頼して頂くことをお勧めします。そういう場合、私共 ホームメイドでは取付け作業の他に、ドアラッチの調整といったドアの開閉メンテナンスも行いますから、依頼して損はないですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月06日
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浜松のお客様から窓が開けられなくなったので、修理の相談をしたいという相談を頂きました。写真は、そのダブルハング(上げ下げ窓)の上枠を見上げた様子です。ハード(Hurd)製のアルミクラッド木製サッシですが、側枠と上枠とが接する部分から変形したバネが飛び出してきています。このバネは、建具(障子)を持ち上げる際に重量を軽減してくれる為のバランサーのバネなんですが、通常は側枠のジャムライナーの中に内蔵されていて見えない状態になっています。こうなっているということは、建具とバネとの接続が何らかの不具合で外れてしまい、その勢いでバネが上から出てきてしまったと思われます。でも、このバネはハード(現シエラパシフィック)では既に製造がされておらず、交換部品の在庫もない状況です。ですから、もしバネ自体が切れたりして使えなくなっている場合は、建具を現在製造しているものに交換して、ジャムライナーもそれに適合する新しいものに交換する以外に方法はありません。もしかしたらこのバネは丸まっているだけで、ジャムライナーを外したら正常な状態に戻る可能性がないでもありません。ただ、バランサーのバネが外れた原因が他にあるのかといったことを現場調査を行って確認しないことには、どんな交換部材を手配すべきかはっきりしないと思います。そういう点で、現場に伺って不具合の実態調査を行わないと、修理計画は立たないように思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月05日
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アメリカやカナダから輸入資材を調達する場合、どうしても避けられないのが商品の破損。こちらのシングルハングサッシ用のチャネルバランサーは、お尻の樹脂パーツにウィングと呼ばれる羽根のようなものが付いているのですが、たくさん入荷した商品の中にはウィングが欠けているものもありました。欠けた部分も梱包の中に残っていましたから、恐らくメーカーで梱包している際にポキッと折れてしまったのだろうと思います。破損したバランサーの中には、欠片すらも梱包に入っていない場合もありますから、出荷前に検品していないか、破損しているのを知っていてそのまま梱包してしまう確信犯のどちらかです。梱包して出荷するだけの作業員ですから、あまり程度のいい人は少ないとは思いますが、日本人なら考えられないことかも知れません。でも、世界を見れば、こんなことは日常的で騒ぎ立てることではないのです。まあ、日本でも自動車の型式認定で日常的に検査不正が行われていますから、日本人の考え方も世界標準になってきているのかも知れませんが・・・。バランサーのウィング部分は、樹脂の非常に薄い素材で出来ていますから、輸送途上の手荒い扱いでも破損するリスクがあります。そういう場合に備えて、交換用の樹脂パーツなども少し予備を持っておくことも私たち 専門業者には必要なことだと思います。私たちがこうした破損のクレームを連絡しても、代替の商品が届くまでに結構な時間ややりとりが必要ですから、それを見越してこちらで破損部分を交換すれば、お客様にも納期で迷惑を掛けずに済みますからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月04日
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三重県のお客様からマーヴィン(Marvin)の上げ下げ窓のペアガラスを割ってしまったので、修理をお願い出来るかという問い合わせを頂きました。ご覧のように、上窓(アッパーサッシュ)のガラスが割れてガムテープで穴を塞いであります。何でも小さなお子さんが部屋に閉じ込められたらしく、救出する為に外から窓ガラスを割ったらしいのです。ただ、マーヴィンは既に国内で修理・メンテナンスのサービスを行っていませんから、私たちのような専門家が自力で直す以外方法はありません。輸入サッシの修理のやり方としては2つありますが、1つはガラスだけを交換するやり方、もう1つは他社製の上・下建具に入れ替えるやり方。昔からマーヴィンは、ガラスが破損したり不具合が起こったりした際は、不具合がある建具を交換して、ガラスのみの交換は行わないのが基本です。ただ、マーヴィンから新しい建具を入手出来ない現状では、ガラスの交換も視野に入れる必要がありますが、マーヴィンはガラスが外せないようにガッチリと作ってありますので、交換の際は何か部材の破損が生じる可能性が高いと言えます。ですから、破損した部材を工夫して作ったり、補修して再利用したりする必要がありますから、納まりとしては悪くなることも了解が必要です。他社製の建具に入れ替えることは、そういった点で問題が少ないですが、メーカーが違う建具ですから多少のデザインの違いが生じます。また、マーヴィンの窓枠に合うように建具を作ってもらわなければならないので、事前に正確に採寸調査を実施しなければなりません。アメリカのメーカーに作ってもらうのですから、当然納期は掛かりますし製作費も相当掛かることを覚悟しなければなりません。最終的な選択はお客様にお願いすることになりますが、何れにしても窓を塞いで一定期間養生することは必要かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月03日
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輸入住宅の造り付け収納のドアとしてよく使われるバイフォールドドア。開口の幅が1.5~1.8mあるような場合は、写真のように4枚折れ戸を装着するケースが多いと思います。今回ご相談頂いたのは、片側の2枚折れ戸が閉まっている状態で、もう片方の2枚折れ戸を閉めようとすると、閉まっていた折れ戸が自然に開いてしまうといったトラブルでした。通常ではあまりそういったことはないのですが、2つのドアが完全に閉まることによって、収納内の空気に圧力が掛かってドアを押してしまうのではないかと思います。でも、通常で起こらないはずの現象がどうして起こるのか?一度調整・メンテナンスをしてみないとはっきりしませんが、恐らくドア同士の召し合わせ(折れ戸と折れ戸がぶつかり合う部分)に振れ止めと呼ばれる部品が付いているはずですが、それが付けられていません。それは、ドアの後ろ側に付ける小さな金具で、ドアを閉めた際にもう片方のドアを後ろから支える役目を果たします。それが両方の折れ戸に付いていると、それぞれが支え合ってドアの位置を安定させるのです。勿論、それ以外にドアの高さがずれていたり、隙間が空いていたり、傾いていたりという問題が起因しているかも知れませんから、そういったことの調整は必要かも知れません。ただ、輸入のバイフォールドドアに知識がない業者さんだと、部品自体がどういうものなのかを理解していないという場合もありますので、調整作業は難しいかも知れません。そういう場合は、輸入住宅の専門家に相談して、調整してもらうのが一番の早道と言えるように思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月02日
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5年くらい前に塗り直しをした木目調のファイバーグラス製玄関ドア。お客様から塗装が剥げてきて白くなってきたので、塗り直しの相談を受けました。玄関ドアはサーマツルー(Therma-Tru)製で、特殊な塗料を塗ることで本物の木製ドアのように見せる木目調の輸入ドアです。塗装は、通常着色用の下塗り塗料と表面を保護するトップコートと呼ばれるクリア色の上塗り塗料を施工します。西陽が直接当たる場所にあるドアですが、今回塗り直しをするにしても少し早いと感じていたので、ペンキ屋さんと相談してお客様に渡しておいたトップコートだけを試しに塗ってもらうことにしました。白い線を引いた範囲が塗った範囲ですが、見事に下塗り塗装の色が戻ってきています。つまり、着色した塗装は劣化しておらず、それを保護していた上塗り塗装のみが劣化を起こしていたということになります。ファイバーグラス製の木目調玄関ドアの場合、トップコートは5年程度で劣化しますが、下地の着色塗料は問題ありません。ですから、定期的にトップコートだけを塗ってやれば、ドアの木目は維持されます。また、トップコートは透明なクリア色ですから、マスキングテープ等での養生も然程シビアに行う必要もなく、素人のお客様でも比較的簡単に塗ることが可能です。塗装が剥げてきた際、こうした専用塗料を塗らずにベタ塗りの油性のペンキで塗装する業者もいるかも知れませんが、それをすると折角の木目が失われてしまいます。専用塗料での着色は技術が必要ですが、定期的な上塗り作業はお客様でも行えますから、塗り直しの際に余ったクリアの塗料だけをもらってご自身でメンテナンスをしてみては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月01日
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