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輸入の玄関ドアの塗装を行ったというお客様から、ご相談を頂きました。玄関ドアは、塗装で木目デザインが表現出来るファイバーグラス製の輸入ドアです。ドアの表面に線状の浅い彫りが入っていて、そこに木目を再現出来る専用の塗料を塗ってやると、素人の方では木製のドアと思ってしまうくらいに木目の感じが浮き出てきます。今回の塗装の際には専用の塗料を使ったようですが、油性のベタ塗りの塗料を塗った感じに仕上がってしまいました。鉄に塗るような油性塗料であれば、きれいに塗れたという感じなのでしょうが、本来木目を再現出来るという特殊な塗料だとすると、その性能や目的を達成していませんので、塗装は失敗と言えるかも知れません。これを塗ったペンキ屋さんは、この塗料を塗るのは初めてと言われたそうで、如何に塗料を均等に塗るかということに専念した結果だと思います。本物の木は、場所場所で色やツヤが違います。ですから、均一にきれいに仕上げてしまうと、人工的な作り物という感じが出てしまいます。木目調のドアに専用塗料を塗る場合は、美術センスが必要です。色ムラを如何に作るか、彫りのある凹みに塗料を入れ過ぎないで影を如何に表現出来るかという仕事は、技術やセンスがないと難しいです。木目を塗装で表現するなら、やはり経験のある私たちのような専門家に依頼するか、専門家が立ち会いの下でペンキ職人に指導して塗ってもらうかして欲しいですね。これから塗り過ぎた塗装をある程度取って、再度木目に仕上げるのは結構大変だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月30日
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愛知県のお客様から、上げ下げ窓のロック金物がしっくりこないというご相談を頂きました。輸入窓は、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製ダブルハングサッシ。写真は、そのロック金物をひっくり返して裏返しにしたものです。装着されたバネがあることで、ロックレバーで鍵を掛けた時や鍵を解除した時にレバーが勝手に回っていかない状態を作ることが出来ますが、そのバネをレバーと連動させる為のピンの部分が折れてなくなっています。この小さなピンがロックレバーの裏側に付いていることで、レバーの回転がバネで制御されるのですが、制御不能となったレバーは知らぬうちに動いてしまうような感じになります。ここが壊れても鍵が掛けられないということでもないし、鍵を開けられないということでもありませんが、鍵を掛けたつもりでも何かの衝撃や振動で外れてしまうなんてことも起こり得る状態です。輸入の上げ下げ窓のクレセント・ロックにはこうしたバネが仕込まれており、ロックレバーを「開」又は「閉」の位置から自然に動かないように制御しています。もしバネが利いていない状態になっていたら、それはロック金物が正常に働いていない状態ですので、早めに交換頂くことが望ましいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月29日
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山梨県にあるおうちのお客様から、輸入サッシのペアガラスを交換したいというご相談を頂きました。不具合サッシは、樹脂で出来たミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)やスライダー(片引きの引き違い窓)など多岐に亘ります。湿気や雨などが多そうな感じですから、ちゃんとした防水メンテナンスを定期的に行う必要があったと思いますが、新築から全くやっていなかったのだろうと思います。写真は、掃出しサッシに装着されたペアの強化ガラスですが、ガラスの中のスペーサーが酷く錆びていますし、ガラス自体にも曇りが見受けられます。ペアガラス内に雨水が入り込むようになってから、随分長い間何もせず放置されていた為、スペーサーのクラックや錆びがここまで広がった感じです。住んでおられた方が気付かぬはずはありませんから、どうしてここまでになる前に誰かに相談出来なかったのか、疑問に思います。こちらは大きなペアの強化ガラスですし、LOW-E断熱処理もされています。また、厚みを含めてインチサイズで作られていますから、このペアガラスを製作してもらうとなるとそれなりの費用も掛かりますし、第一これを取り外して対処出来るサッシ屋さんがいるかどうかも問題です。皆さんのおうちでも窓のペアガラス内に問題が生じていたら、出来るだけ早く交換や防水処理をするようにして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月28日
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木部用防水塗料のパラペイント ティンバーケアを塗って、会社の脇に転がしてあったヒノキの端材をほんの気なしに裏返した処、シロアリたちが一杯這っておりました。黒い木の皮のようにクシャクシャになっている部分は、食べられなかったティンバーケアの薄い塗膜です。やっぱりティンバーケアは美味しくないので、丸めて端に追いやった感じです。(因みに、ティンバーケアは木部用防水塗料ですから、耐紫外線・木部保護という機能があっても、人体にも有害な防腐・防虫という機能はありません)塗料の膜を剥ぎ取った木の部分は非常にきれいな状態ですが、木の中の方は穴だらけです。シロアリ自体は湿気った暗い場所を好む為、木の表面には然程興味がないのかも知れませんが、裏を向けてあったのでシロアリがたくさん出てきていたんでしょうね。よくヒノキやヒバといった木をシロアリは食べないなんて話がありますが、これを見るとそんなことはないということがお分かりでしょう。ただ、この切れ端が常に乾燥していて、太陽光が差して風が通るような場所にあったとしたら、多分シロアリは来なかったとも思います。(この切れ端は、日陰になる駐車スペースの脇に雨ざらしで置いてありました)恐らくこのシロアリは、大きさが2~3mm程度ですからヤマトシロアリではないかと思いますが、こうやって蟻道以外の場所で光に曝されてしまうとパニックになってしまいます。観察の為何もしませんが、雨の当たらない屋根の下に置いて太陽に当てておけば、何れコロニーは衰退してシロアリもいなくなると思います。本来のシロアリは、自分たちにとって条件がいい環境でないと生きていけないというくらいの弱い生き物なんです。これから冬の為にしっかり食べて、温度が一定な材木の中で楽しく暮らそうと考えていた処に、変な人間が邪魔をしてシロアリもビックリしたでしょうね。シロアリは庭などの建物以外の場所にいても何ら心配する必要はないですが、おうちが湿気っていたり、床下が土だったり、床下のコンクリートに隙間があったり、家の基礎の周囲にコンテナや薪等を置いて陰となる場所を作っていたりすると、おうちへ侵入を試みますから注意して下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月27日
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茨城県のお客様から、輸入サッシのバランサーに不具合があるので交換したいというご相談を頂きました。輸入窓は木製ファイバーグラス(アルトレックス)クラッドサッシのマーヴィン インテグリティ(Marvin Integrity)。マーヴィンでは比較的新しいシリーズのサッシですが、メーカーは日本から撤退した今となっては、補修部材の入手も困難になっています。写真は、ダブルハングサッシの建具を吊って持ち上げる為のバランサーのクラッチと呼ばれる部品ですが、窓の下枠の処で止まったまま動かなくなっています。通常建具に付いているピボットバーがクラッチに固定されていて、ここに付いている吊りヒモがバネで巻き上がる力を利用して、重い建具を簡単に開閉出来るという仕組みです。ですから、クラッチが下がったまま動かなければ、窓を開けることが出来なくなってしまいますから、空気の入れ替えにも不便です。バランサーそのものの不具合であれば、それを交換すれば直せるのですが、インテグリティに装着されているものは他社のバランサーと少し違っている為、入手が難しい傾向にあります。現在、部品メーカーに問い合わせを行っていて、もしかしたら調達が可能となるかも知れません。ただ、これを交換出来る業者さんが茨城にはいらっしゃらないかも知れませんので、私たち ホームメイドが直接伺って修理メンテナンスを行う必要がありそうです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月26日
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岐阜県のお客様から、空き巣の被害を受けたので修復したいというご相談を頂きました。被害を受けた輸入の両開きフレンチドアは、木製アルミクラッドサッシのペラウィンドウ(Pella)。写真は、そのサッシの木口(こぐち)の部分です。防犯対策が強固なマルチポイントロックやカンヌキ式のデッドボルトが装着されていますので、ドア金物が歪み木枠がボロボロになっても、ドアが室内への侵入を何とか防いでくれたようです。恐らく空き巣はプロではなく、慣れない素人のような人間だったようで、輸入サッシが侵入しづらいということを理解しておらず、無理矢理手荒な手口で侵入を試みたのだろうと思います。もしこれが国産のアルミサッシであったなら、ここまで壊されることもなく簡単に室内へ入られていたはずです。部屋への侵入はされませんでしたので、貴重品等は無事だったようですが、こちらのペラのサッシは既に製造が終了している高級なデザイナーシリーズのものですから、全く同じものを調達して直すことが出来ません。そういった意味では非常に大きな被害ではありますが、ご家族の命を守ってくれたことは素晴らしかったと思います。これからメーカーとも相談して、どのように復旧するかを検討しなければなりませんが、防犯性が高い輸入住宅に変に手を出して欲しくないですね。これから年末シーズンを迎えますので、皆さんも泥棒や空き巣への対策は十分に行って下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月25日
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22日に愛知県のお客様の輸入住宅にお伺いして、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の掃除メンテナンスを行ってきました。輸入窓は、樹脂製のサミット(Summit)です。写真は、そのサッシの窓枠の下端ですが、ドアを開閉する時に使うレール部分にホコリや細かな砂が大量に溜まっているのが分かります。実はレールの下には空間が空いていて、そこには排水用の穴が明けられています。それは、強い風が吹いてレールがある処まで外から雨水が浸入してくるという状況の際に、このレールの下にある空間に水を落としてから排水用の小さな穴へ雨水を流す為に明けられています。ただ、このようにレール部分にゴミが溜っていると、雨水がレールの下へ落ちなくなるばかりか、下の空間にも徐々にゴミが溜り、排水口をも塞いでしまうことになります。よく輸入の掃出しサッシの下側から大量の雨水が部屋に入ってきたという不具合をお聞きしますが、その殆どは新築から一度もレールを外して掃除をしたことがないのが原因です。(尚、輸入サッシが非常に気密性・断熱性がいいというのも、原因の一つですが、それは二次的な問題です)下枠のレールを外すには、大きくて重い可動ドアを一旦窓から外さないといけませんから、これをやるには適切な手順と道具がないと出来ません。日頃の掃除である程度漏水は防げるのですが、レールの下まで掃除をするという場合は、私共のような専門家にお願いして頂いた方が安全かも知れません。大きくて重いペアガラスが割れたり、レールを曲げてしまったりしたらそれこそ復旧が大変ですから、くれぐれも無理しないで下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月24日
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長野県のお客様のおうちから修理の為に引き揚げてきたフレンチドアには、飾りの木製格子が付いていました。マーヴィン(Marvin)製のフレンチドアやスライディング・パティオドア(片引きの掃出しサッシ)に付けられている格子は、写真のような固定ピンでドアに留めてあります。でも、この固定ピンはプラスチックで出来ているので、掃除などで外そうとすると頭のツマミが割れて取れてしまうことが多いんですよね。そういう時、簡易で画鋲をピン代わりにする人もいるのですが、長さも形も違う為、見た目はよくないししっかり固定することも出来ないかも知れません。でも、脱着可能な木製格子を固定するピンは、今でも手に入れることは可能です。勿論、日本から撤退してしまったマーヴィンから調達することは出来ませんが、海外からの調達ルートがある私たち ホームメイドでは、問題なく手配出来ます。太陽の光や熱で20年もすると劣化してしまうものですから、一度に全部取り替えてみるのもいいかも知れません。建てた住宅会社が倒産してしまったり、輸入住宅の仕事を止めてしまったり、輸入資材が国内では手に入らなくなったりして、ご自宅のメンテナンスをどうしたらいいのか困っている方は多くいらっしゃると思います。でも、諦めるのは早いかも知れません。輸入する為の費用は掛かりますが、こんな小さな部品でも入手は可能ですし、修理や修復・取り替えといったことも難なくこなすのが、ホームメイドです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月23日
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昨日愛知県のお客様のおうちでシングルハングサッシのバランサーを交換したという記事を書かせて頂きました。樹脂製のインシュレート(Insulate)というメーカーのもので、無事に交換を完了したのですが、交換した古いバランサーをよく見ると刻印が間違っているのを発見しました。刻印は、そのバランサーの長さやバネ強度を表記する為のものですが、金属部分の長さが508mmのバランサーに「19」と「13」と刻印されたものがありました。508mmのものは、「19」の刻印でなければならないのですが、何故か「13」という刻印のものがあったのです。交換部材の調査の際に、刻印だけを確認してバランサーを調達していたら、もしかしたら長さが短いものを調達していたかも知れません。これは非常に危険な話ですが、アメリカのものではたまにある話ではないかと思います。勿論、日本の製品でも表記間違いというものは存在する訳ですから、欧米の製品をレベルが低いと言うのは違うと思いますが、やはり製品の特定を行う時はダブルチェックをすることが大切ですね。刻印番号とそれが表す長さの2つを確認さえすれば、ほぼ正しい部材を入手することが出来るはずです。ほぼと言う意味は、それでも注文したものと入荷してきたものに違いがあったり、入荷品に破損や欠品があるかも知れないということです。輸入部材の商売は、そういう場合でもちゃんとメーカーに対して英語でクレームを言えるかどうか、うまく注文通りに取引が出来るかどうかが肝になります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月22日
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今日の午前中は、愛知県のお客様の輸入住宅にお伺いして、バランサーの交換をしてきました。輸入窓は、樹脂製シングルハングサッシのインシュレート(Insulate)です。お客様は中古で家を購入したそうですが、それ以前から殆どメンテナンスは行われていなかったようで、20年以上何もしていない状況でした。今回、いくつかあるシングルハングのうち、2ヶ所のバランサーのヒモやバネが切れて窓が開けられなくなったということで、全ての窓バランサーの交換を提案しました。バランサーはおおよそ15~20年程度が寿命で、このうちのものは既に耐用年数を過ぎているので、今正常なものでも近いうちに不具合を起こすだろうから、一緒に交換しておいた方が何度も海外から取り寄せて都度交換作業をするよりも一度にやった方が経済的ですよとお話ししました。とは言っても、シングルハングサッシは8ヶ所ですから、それ程多いという感じでもなく、スムースに交換作業を終えることが出来ました。古いバランサーは、全てバネが錆びており、伸び縮みもあまり出来ない状況でしたから、やはり交換して正解でした。樹脂サッシに限らず、アルミクラッド木製サッシでも上げ下げ窓にはバランサーが装着されていますから、20年近く経っていたらそろそろ交換することを考えて下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月21日
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こちらは、以前サッシ等の現地調査に伺った三重県のお客様のケースメントサッシ。輸入窓は、木製アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon)です。10年以上前に会社がなくなってしまっているからと、半分諦めていたメンテナンスですが、私共のことをNETで見付けて、ここなら何とか直してくれるのではないかということでご相談頂きました。写真は、ケースメントサッシのクランクハンドルと開閉金具のオペレーター部分になっています。本来、オペレーターは、ハンドルカバー(オペレーターカバー)によって覆われているものなんですが、プラスチックで出来ている為、経年劣化で割れてなくなっています。また、クランクハンドルを操作する際のツマミ部分であるノブも、テープのようなものを張って、取れてしまうのを辛うじて留めています。ハンドルは、使い終わったら倒してしまっておける可倒式のもので、固定式のものに比べて少し高いですが、コンパクトに出来る分見た目としてもいいかも知れません。ハンドル・ノブはカシメで固定してあるのですが、これが結構外れてしまうことが多く、多くのお客様が使いづらいまま使っているような気がします。ハンドルやカバーは、キャラドン固有の部品ではなく、他のサッシメーカーでも使っている汎用部品ですから、部品メーカーから入手することは可能です。ただ、使われているオペレーターの仕様によって、ハンドルやカバーが異なりますから、窓に合った適正なものを手に入れる必要があります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月20日
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20年以上前に新築させて頂いたお客様から、玄関ドアに付いている鍵が壊れて使えなくなったという連絡を頂きました。玄関ドアに付いているデッドロックは、旧タイタン(Titan、現クイックセット)のハンドルセットに付属していたものになります。室内側のサムターンを回せば鍵が掛かりますが、外からキーを差し込んで回してもクルクル回転するだけで全く鍵の操作が出来ません。これは、デッドロックに内蔵されたキーシリンダーが破損しているのが原因ですから、交換してやればすぐに元通り使えるようになります。ただ、メーカー毎にデッドロック・ラッチやシリンダーの形状が異なっていますから、輸入品ならどこのものでも交換出来る訳ではありません。また、製造された時代によって、同じメーカーのものでも仕様が変わっている場合もありますから、どんな部品が使われているかチェックも必要です。ドアノブ・メーカーを確認し、その上でデッドロックを分解して、周辺部品の形状やサイズを専門家に見てもらうことが大切です。因みに、今回交換したキーシリンダーは、スマートキーと呼ばれるシステムが導入されていますから、古いキーをなくしても新しいキーをシリンダーに記録(登録)することで、古いキーを使えなくして新しいキーのみで鍵を開閉出来るようになります。どこかでキーを落としてしまったり、取られてしまったりしても、これならお金も掛からず防犯上の心配も必要ありません。あと、デッドボルトバーを隠す金色のガードプレートを装着していますが、これも防犯対策としては非常に有効ですから、是非付けて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月18日
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長野県のお客様からお預かりした両開きのダブルフレンチドアの修理を行っております。輸入窓は、木製アルミクラッドサッシのマーヴィン(Marvin)製ですが、ペアガラスが割れてしまったり、内部が曇ってしまったりした場合は、建具(障子)そのものを新しいものに交換するのが基本でした。でも、数年前にマーヴィンが、アフターサービスを含めて日本から撤退してしまった為、ガラス交換については課題になっていました。今回のフレンチドアも造りがしっかりしている為、ドアの部材を壊さない限りペアガラスの交換は難しいかも知れないと考えていました。それは、ガラスの周囲の白い押縁(ガラス押え)を外すだけでなく、その中に更に内蔵されている樹脂製の特殊なガラス固定材がうまく脱着出来ず壊れてしまうという問題があるからです。ただ、よくよくその固定方法を調べてみると、一つのアイデアが思い付きました。特殊な輸入の工具や慎重な作業が必要で、その分時間も掛かるんですが、写真のようにガラスの周囲の部材をきれいに外すことが出来ました。何せガラス押えも固定材もマーヴィン以外からは入手することが不可能で、もし破損させれば正規の方法でガラスを固定することが出来なくなります。でも、ガラスの脱着方法や技術を今回確立しましたから、今後マーヴィンのガラスの不具合について相談を受けた場合は、建具を交換することなくきれいに直すことが出来ると思います。周囲の部材をそのまま使えますから、当然サッシやガラスの防水構造などは全くそのまま維持出来ます。その点でも安心感がありますね。(勿論、追加の外部防水処理や木部防水塗装は弊社で別途行います)ただ、やれるのが私一人ですから、大量且つすぐ修理することは物理的に不可能ですので、修理を順番待ちして頂くかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月17日
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クイックセット(Kwikset)のドアノブ(ドアレバー)に取り付けるドアラッチは、2種類のものが存在します。一般的なのは、鍵爪の部分にフェースプレートと呼ばれる金属板が装着されたもので、フェースプレートをビスで固定することでドアに取り付けることが可能です。写真は、クラシックな輸入ドアに取り付けるドライブイン・ラッチと呼ばれるものですが、フェースプレートが装着されている場所にシルバーの丸い部品が付けられています。(改良型の新しいものは古いものと形状が異なりますが、互換性がありますから、そのまま交換することが出来ます)ドライブイン・ラッチは、わざわざビスで固定する必要はなく、ドアに明けられた穴にそのまま差し込めば、丸い頭の部分が穴に引っ掛かってドアに固定されるという便利なラッチです。90年代前半の輸入住宅では、このドライブイン・ラッチが多く使われていましたが、最近ではフェースプレート付きが殆どであまり見掛けなくなりました。ですから、こうしたドライブイン・ラッチは、国内では貴重なものになっています。そんなドライブイン・ラッチですが、これにも2種類のものが存在します。キーを使って鍵の開け閉めをするドアノブ(ドアレバー)用のものと、それ以外のものですが、キーを使うのは勝手口のドアか玄関ドアの一部でしかないですから、キー付きのドアノブ用は稀かも知れません。(因みに、室内ドア用のものは、全てキーを使わないタイプのラッチです)キーを使って鍵の開け閉めをするドアノブ用のものには、鍵爪の上にコブのような突起が付いています。このコブも鍵爪同様出たり引っ込んだりしますが、この部分が少しでも受け金物(ストライク)に当たって引っ込んだ状態になると、鍵爪の方が動かなくなるという仕組みになっています。ですから、ドアを閉めて鍵を掛けると、コブが少し引っ込んだ状態になりますから、ドライバーなどでドアの隙間から鍵爪を何とか引っ込ませてドアを開けようとしても、前述のコブの仕組みで鍵爪を引っ込ませることが出来ない為、外からでは鍵が開けられないということになります。なかなか面白い防犯対策ですので、外部ドアにキー付きのドアノブをお使いのお客様は是非こちらのドアラッチをお使い下さい。それにしても、マニアックなお話ですね(笑)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月16日
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愛知県のお客様から輸入サッシの建具交換のご相談を頂いた際に、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の網戸についてもご相談を頂きました。輸入窓は、木製PVCクラッドサッシのアンダーセン(Andersen)製パーマシールド。写真は、そのサッシに付いていた網戸を横倒しにして、その下側部分の様子です。白い樹脂製の戸車が覗いているのが分かりますが、これが劣化して欠けてきています。また、戸車が引っ込み過ぎているようでしたので、写真上方の穴にある調整用のツマミを回そうとしたのですが、それも劣化していて回せない状態でした。調整ツマミ付きの戸車を交換するには、網戸の網も一緒に交換しないといけない状況のようですから、メーカーに確認して戸車部品の代金と網戸全体の代金の両方を出して頂いて、比較検討をしてみたいと思います。現状網戸は完全ではないですが、何とか動かせる状態にまでは持っていけましたから、修理・交換が完了するまではお使い頂けると思います。20年以上経ったおうちですから、そろそろいろんな部分でメンテナンスが必要となってくる頃ではないでしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月14日
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長野県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入ドアの取外し作業を行ってきました。輸入窓は木製アルミクラッドサッシのマーヴィン(Marvin)製ダブル フレンチドア(アウトスウィングの両開きドア)。サッシ枠の高さが、2.1mもある大きなドアで、ペアガラスも強化ガラスになっていますから、非常に頑丈で重いドアでした今回のドアの取外しは、主開閉側のドアの木製下枠が雨漏れで腐ってしまい、外側のアルミカバーも脱落してしまったということを修復する必要があったのと、主開閉・副開閉の両ドアのガラスが内部結露を起こして曇ってしまった為、交換が必要になったのが発端です。ガラスの周囲の押縁を取らなければ、ガラスの厚みを含めた実寸法を計測出来ませんから、まずはそういった作業が最初です。それと同時に、木枠が腐ったドアの修復作業を建具屋さんにやって頂いて、後はガラスが出来上がってきたら、交換・挿入して形が完成します。その後、木部の着色及び防水塗装を行って、外部のガラスの周囲の防水処理が出来たら、現場へ取付けに伺います。ただ、一連の作業は2ヶ月近く要するような気がしますから、12月に入ってからの現場仕事となる為、あとは雪や路面凍結の状況次第ですね。今年は猛暑でしたから、冬も暖冬となることを願うばかりです。それまで写真の養生が、頑張って防犯対策・防雨対策を担ってくれると思いますが、外からビスや釘の頭は1本も見えませんから、空き巣が外から養生を外して中に侵入することは不可能なように細工がしてあります。どうやってやったかは、企業秘密ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月13日
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神奈川県のお客様から、輸入サッシが腐ってきたので交換したいというご相談を頂きました。輸入窓は、木製アルミクラッドケースメントサッシのペラウィンドウ(Pella)。写真は、そのサッシの可動建具を下から撮影した様子です。建具の木製枠ですが、下側に穴が明く程ゴッソリと木が腐ってきています。また、そこにビスで固定されていた建具下側のウィンドウヒンジも、ビスが脱落して完全に外れた状態になっています。このトラブルの原因は、アルミカバーに接しているガラスの周囲から雨が中に入り込んで、建具の下枠を内部から徐々に腐らせていったことにありますが、中からなので酷い状況になるまでお客様は気付くことが出来ません。こうなると、ペラの場合は建具を新しいものに交換するという手順になるのですが、オーダーしてから半年くらい納期が掛かってしまいます。現状、この重い建具を支えているのは、建具の上側に取り付けられたウィンドウヒンジだけになっていますから、それがおかしくなると建具が窓から落下するなんてことにもなりかねません。取り敢えず、当面の間窓を開けずにお過ごし頂くことになりますが、落下なんて状況になる前に早めに交換手配をして差し上げたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月12日
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岐阜県のお客様から、輸入サッシの建具が黒ずんで腐ってきたというご相談を頂きました。輸入窓は、木製サのアンダーセン(Andersen)製ナローライン・シリーズのダブルハングサッシ。写真のように、上げ下げ窓の上窓建具(アッパーサッシュ)の木が雨漏れして腐ってきているようです。実は、こちらのサッシは随分前に下窓建具を新しいものに交換しました。ガラスの防水処理やティンバーケアで木部の防水塗装をしている為、ローワーサッシュは美しい状態を保っています。下窓建具を交換した際に、上窓建具も念の為交換しましょうと提案しておけばよかったのでしょうが、仏心が出てしまったのかこちらは交換しませんでした。一見何も不具合がない窓だとしても、木製サッシやペアガラスが入ったサッシでは、雨漏れによる木の腐りやガラスの内部結露が発生します。それは、外部のガラスの周囲に施してある防水材が劣化したり、縮んだりしてガラスと建具枠との間に隙間が生じるからです。長い年月太陽の強烈な光や温度変化に耐え、激しい風雨に曝されているサッシですから、そうなることは仕方ありません。やはり、外壁を塗り替えるタイミングの10~15年毎に窓の防水処理をしておくことは、将来の雨漏れトラブルの対策として有効だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月10日
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茨城県のお客様から、輸入水栓の部品が欲しいというご相談を頂きました。水栓金具は、デルタ(Delta )製の4インチ・タイプ。吐水口から水がポタポタ落ちるという水漏れのようですから、カートリッジバルブの問題だと思いますが、デルタの製品の場合バルブ以外にも不具合が発生する部品が存在します。お客様は以前お近くの水道屋さんでこの水栓を直してもらったことがあったようですが、当時の記録もなく部品類の調達も出来ないとのことで、私たちホームメイドに問い合わせを頂きました。今回、現場が遠いということもあって、お客様は私共に修理を依頼するのではなく、部材の調達のみをさせて頂くだけで、交換修理は水道屋さんにお願いされるとのことでした。また、何も記録が残っていないということから、頂いた水栓金具の写真だけを頼りに部材を調達しなければなりません。ただ、同じ製品であっても、製造時期によって取付けされた部品に僅かな違いがあることも多い為、万一取付けが出来なくても責任外という条件の基手配をさせて頂きます。そして、アメリカの水栓はインチで全て出来ていますから、使用する工具もインチ対応のものでないとナットが舐めてしまったりしたらアウトです。また、輸入水栓は国産のものと勝手が違いますから、昔行った作業を覚えていないと手順がさっぱり分からないなんてことがあるかも知れません。そこまで心配するのはお節介と思いますので、これ以上申し上げることはありませんが、ちゃんと修理が完了することを心から願っております。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月09日
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先日愛知県のお客様のおうちに伺って、アルミクラッドサッシの腐った木製建具を交換しに伺いました。輸入窓はサミット(Summit)製のダブルハングですが、ガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目などから雨が浸入し、建具の木枠を腐らせてしまいました。そこで、今は亡きサミットのものではなく、旧ハード(Hurd)のシエラパシフィック(Sierra Pacific)の建具を古い窓枠の大きさに合う形で製作してもらいました。つまり、外壁に固定されているサッシ枠はそのまま残した状態で、そこに他社の建具を入れ替えるという離れ業を実施するという手法です。ですから、オーダー前の採寸を少しでも間違えると、建具がうまく装着出来ないなんてことにもなりますから、緻密な作業が必要です。で、写真は、窓の両サイドのジャムライナーを取り替えて、上窓建具をそこに挿入した様子ですが、非常に納まりよく出来上がっていますよね。でも、よく見るとほんの僅かですが、ペアガラスの屋外側のガラスにヘアークラックが入っているではありませんか。取付け作業前に、木部の防水塗装やガラスの周囲の防水処理を社内で行っているのですが、その時は何も気付きませんでした。割れは、何かが当たったというものではなく、木枠で隠れた部分から伸びてきているように見えますから、ガラスの縁に傷のようなものがあって、何かの拍子にピッと割れが入ったか、熱割れという自然現象で起きた可能性も考えられます。ただ、こうした不具合は私たちが何かをぶつけたり取り扱いを乱雑にしたりした訳ではありませんので、こればっかりは事前に避けることが全く出来ないものなので仕方ありませんね。何れにしても、メーカーには交換用のペアガラスか建具を送ってもらえるようにお願いしましたので、その間のご不便はご容赦頂きたいと思います。でも、何年かして割れたりしたら保証は利きませんが、取付け作業時に発見したことは不幸中の幸いかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月08日
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福岡県のお客様から、浴室に取り付けられた輸入サッシの上げ下げ窓がうまく開けられなくなったというご相談を頂きました。輸入窓は、シングルハング樹脂サッシですが、メーカーは不明です。写真は、そのサッシの両サイドにあるレール溝に付いていた部品ですが、ゼンマイのようなバネで上げ下げするコイルバランサーのようです。実は、コイルバランサーは今の処正常に動いてくれているようですが、バランサーの穴に差し込むピボットバーと呼ばれる建具側の部品が錆びて欠損してしまったとのこと。ピボットバーがコイルバランサーと連携することで、建具を吊り上げることが可能となるのですが、それが欠損していると流石に窓は開けられません。今回ピボットバーを新しいものに交換することで不具合を直すことは可能だと思いますが、コイルバランサーのバネも浴室の湯気や水分で劣化が進んでいるはずですから、近い将来バネが破断する恐れがあります。そうなると、また私たちが遠く福岡まで出向いて修理することになりますから、ピボットバーと一緒にコイルバランサーの交換も実施しておくことが必要です。勿論、交換すれば終わりではなく、お風呂を使った後は窓を開けたり換気扇を回したりして換気をして頂き、窓周りの水気は雑巾等で拭き取って頂くようにして頂きたいと思います。あと、ペアガラスの周囲から水が枠内に浸入しないように、防水処理をすることも忘れないで頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月07日
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愛知県のお客様から、輸入キッチン水栓が水漏れするので修理して欲しいというご相談を頂きました。水栓金具は、ヤスダプロモーション製でクラシックなゴールドの本体に2つの白いレバーハンドルが付いたタイプです。施工から12年が経っているということでしたが、曇りもなく非常にきれいな状態を維持しています。今回お客様から交換用の止水バルブを支給して頂き、それを交換するという内容でしたが、近くの水道屋さんは輸入ものだと何かあったら責任問題になるからということで、どこからも修理を断られてしまったそうです。私たちは、インチのスパナやレンチ等の工具も持っていますし、万一何かあった時に対処が出来るように常に材料や道具を持っています。ですから、それ程大変な工事になるとは思っていなかったので、まずは通常の工具をキッチンに持っていきました。でも、水側のカートリッジバルブ(止水バルブ)がどうしても取れません。キャビネット下に潜って工具で配管関係を掴んでいるのですが、カウンターの上でバルブをレンチで回しても一向に配管からバルブが外れてくれません。変なことをやれば、フレキの配管を傷めてしまったり、取付けてある固定ナットを舐めてしまったりしますから、狭くて力が入りづらいキャビネットの中で悪戦苦闘となりました。ただ、最後に上でレンチを回しても水道配管が一緒に回っていかない方法を思い付き、それを実行した処見事に古いバルブを取り外すことが出来ました。新しいバルブを装着して、レバーの台座やハンドルを基に戻して水とお湯が出るかをチェックしたら、無事に水漏れ修理が完了しました。文字にすると簡単そうですが、普通の業者さんはやりたがらないでしょうね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月06日
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東京都のお客様から輸入サッシの網戸を固定する為の部品が欲しいというご相談を頂きました。輸入サッシ自体は、メーカーも何も分からないのですが、網戸を固定するパーツは特定することが出来ました。写真は、そのサッシに付いていた網戸固定用の部品ですが、通称バタフライ・クリップと言って、蝶が羽根を広げたような形をしています。長年屋外の汚れに曝されている為か少々黒くなっていますが、元々は透明なプラスチックで出来ています。バタフライ・クリップは、種類が豊富で様々な大きさ・形のものが存在していますから、それを特定しないとちゃんと取付けは出来ません。まだ、こちらの部品は破損がないようですが、太陽の紫外線や熱によって割れたり欠けたりしてきます。当然破損すれば、網戸が外れたりしてきて虫などが入るようにもなりますから、壊れる前に予備を含めて多めに調達しておくといいかも知れません。私たち ホームメイドは、輸入住宅のこうした小さな部品も含めて調達・メンテナンスをしていますから、お困りの際はご相談をお願いします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月04日
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岐阜県のお客様の輸入住宅で、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の復旧作業を行いました。輸入窓は、木製アルミクラッドサッシのマーヴィン(Marvin)製。写真は、下枠が腐ったハメ殺し(FIX)ドアを外して、防雨・防犯の為に耐水合板で養生をした様子です。ドアを外す時も少し引っ掛かる感じがあったのですが、ドアの下枠が腐っていたのでその分隙間が多く、思っていたより作業は難しくありませんでした。ただ、ドアの木枠を修理した後、それをサッシ上枠のトップレールとボトムシルとの間に挿入するのは至難の業でした。ドアの上下に隙間があれば、そこから雨や風が入り込んでしまいますから、基本全く隙間がない状態の処にドアを入れなければなりません。また、サッシの上枠には建物の重量が圧し掛かってきていますから、サッシ上枠のセンター部分が弓なりに下がってきています。隙間がないばかりか更に中央部は低くなっているので、普通ならドアを入れることは不可能です。(ドアの外装にはアルミが張ってある為、削ってドアを小さくすることも出来ません)でも、写真を見ると、サッシ枠にきれいにハメ殺しドアが納まっているでしょ。こうした突発的な問題にも対処が出来るように、常にメンテナンスカーには特殊な道具や材料がいろいろ積み込まれています。勿論、マーヴィンのドアがどのように作られているのかといったことや自然の摂理を理解していないと、こうした仕事は出来ないと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月03日
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愛知県のお客様のおうちに伺って、輸入の上げ下げ窓の正確な窓枠寸法を測ってきました。輸入窓は木製アルミクラッドサッシのマーヴィン(Marvin)ですが、それをシエラパシフィック(Sierra Pacific)の建具に入れ替える為に残しておく窓枠の採寸が必要となりました。写真は、そのダブルハングに付いていた上窓建具なんですが、建具の下枠の木が腐っています。上窓は下窓に比べて位置が外寄りですから、雨に当たりやすいというリスクがあります。また、ガラスに当たった雨は下へ落ちていきますが、ガラスと下枠のアルミカバーとのつなぎ目に隙間が空いていれば、アルミカバーの奥(下枠木部)に水が入り込んでしまい、それが木を腐られるという不具合を起こします。また、ダブルハングの建具下枠の両サイドには、建具を吊る為のバランサーと呼ばれる吊り金物と建具とを連携させるピボットバーという部品が付いているのですが、完全に脱落しています。こうなっていると、建具は自重で落ちてきますから、ロックを外したりすると建具が突然下がってきます。勢いよく落ちて窓枠に建具がぶつかったりすれば、ペアガラスが割れる危険性もありますから要注意です。今回シエラパシフィックの建具に入れ替えるに当たり、専用のバランサーも一緒に入れ替えますし、シエラパシフィックの建具はコアガードと呼ばれる腐らない加工がされた木で出来ていますから、雨漏れによるトラブルの心配も殆どなくなると思います。ただ、そうした過信は禁物ですから、常に窓を開けて様子を見たり、乾かしたりすることが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年10月02日
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