食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

2007年09月29日
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カテゴリ: 砂糖について
砂糖は即効性がありますね。それをウリにしている傾向もあります。
即効性がある。だからこそ危険なのです。
日本人は元来何を食べてきましたでしょうか?
そうです、まずは穀類ですね。
米はもちろん、麦、蕎麦、トウモロコシなど、食べてきました。
それから芋類です。サツマイモの焼き芋は皆さん大好きでしょう?
ジャガイモも身近ないもですね?それからサトイモとかもね?
それと、豆類も食べてきました。大豆、小豆、インゲン豆など。
大豆の加工品も多いですよね?
こういう食品の糖類は「多糖類」といって、様々な単糖類が結合したものですね?
多糖類が体内に入ってさらに単糖類に変化して体内に吸収されるわけです。
そうして、こういう多糖類の食物は3~4時間かかって
ゆっくりと消化され吸収されていきます。

ところが砂糖や液糖を摂ると即吸収されてしまうのです。
だから血液中の血糖値が急激に上がる。
そうすると驚いてすい臓さんがインスリンを分泌する。
ところが急激に上がった血糖値は急激に下がりやすい。
だから、インスリンが効きすぎて今度は低血糖になる。
そうなると頭がボーッとして何もやる気がおこらなくなる。
そこで清涼飲料水を飲む。元気になる。低血糖になる。
低血糖になると様々な症状が起こります。
腸の働きが悪くなり、腸内にガスがたまり易くなって下痢・便秘になる。
脳は正常な判断ができなくなり、イライラ・神経過敏・めまい
などがおこる。さらにこまったことには、
血糖を上げようとしてあるホルモンが分泌されるのです。
それが「アドレナリン」です。アドレナリンというのは
「攻撃性ホルモン」とも言われています。

====引用ここから====
[編集] アドレナリンの作用
交感神経が興奮した状態、すなわち「闘争か逃走か」のホルモンと呼ばれる。
動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられる
などといった状態に相当するストレス応答を、全身の器官に引き起こす。

「運動器官への血液供給増大を引き起こす反応」
・心筋収縮力の上昇
・心、肝、骨格筋の血管拡張
・皮膚、粘膜の血管収縮
・消化管運動低下
・呼吸におけるガス交換効率の上昇を引き起こす反応
・気管支平滑筋弛緩
・感覚器官の感度を上げる反応
・瞳孔散大
などであり、ヒトであれば一重に「興奮した状態を作るホルモン」として
よく知られている。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
====引用ここまで====

まずは清涼飲料水をやめましょう。
スポーツドリンクを水代わりに飲むのもやめましょう。
果汁入りでも100%以外だったら液糖が入っている可能性大です。
砂糖は今やいろんな食品に添加されています。
菓子パンには砂糖がたくさん使われているのは皆さん分かっているでしょう?
でも食パンにも砂糖が入っていることに気付いている方はどのくらい
いるでしょうか?
毎朝パン食の人はそれだけで砂糖を摂っていることになります。

もうこれからは、
「砂糖は脳のエネルギー源。あなたの脳に砂糖は足りていますか?」
みたいなキャッチコピーには騙されません。

(つづく)







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最終更新日  2007年09月29日 17時12分07秒
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