砂糖は、
昭和の大きい戦の際、真っ先に配給制となったという
いわくつきの食品です。
そう。
砂糖は本来、摂取しなくても生きていられるものだけど
(砂糖が発明される前にも人は生きてたもんね)
知ったら最後、その中毒性ゆえに
なくてはならないものになってしまうもの。
手に入らないと気づくと、さらに渇望する。
それが人間のサガというものなんですなあ。
で、どのくらい備蓄しておけばよいのか。
まずは前回同様、
年間消費量を見てみましょう。
調べてみると
日本人の平均的な年間消費量は、18.4キロだそうです。
私はこの数字を見て、ものすごく多いと思いました。
多分、清涼飲料水や総菜などの煮物に入っている砂糖を合計するとこんな量になるんでしょうね。驚くべき消費量です。
まあ、我が家では甘い飲み物はひとつも飲まないし
お菓子を作ることも滅多にないし
強いて言えば、煮物などの料理に使うくらい。
なのでこの半分くらいで十分なのでは、とは思うのですが。
うーん、20キロくらい備蓄しておけば
数年は大丈夫かなと思ったんですがねえ。
甘かったかしら。
砂糖だけに(^0^)
ちなみに
これまで卵同様、砂糖は物価の優等生的な存在でしたが
今年に入ってから41年ぶりに高騰しているというニュースが出ていましたね。
(
日本経済新聞リンク
)
随分前の記事だけど(^-^;)
ほかの食品はコロ明けから値段が落ち着いてきていますが
砂糖は逆に上昇の一途だそうです。
円安とともに主要産出国のブラジルでの不作、輸入コストの高騰などが理由のようです。
リンク:
総務省統計局 小売物価統計調査のグラフ
確かに確実に上がってますわね。
で、
この傾向はしばらくは続くと個人的に予想。
いろいろな種類の砂糖を備蓄しています。
■マスコバド糖
思わず10個まとめて買いました(笑)。
昔からコーヒーショップなどの店頭にあったので
名前だけは知っていたのですが、なぜこれを選んだのか。
・フ ィリピン産の無農薬さとうきびから作られたフェアトレード品
・ 未精製、つまりさとうきび本来の多様なミネラルを含んでいる
・血糖値を上げにくい(GI値が低い=43 ブドウ糖は100)
↓栄養成分等はここが詳しい
■てん菜糖
砂糖大根からできた砂糖。
普段はサトウキビ由来ではなく、この甜菜糖を使っています。
理由は
・オリゴ糖が含まれており、腸内環境を良くしてくれるから。
・砂糖に比べて血糖値を一気に上げにくいから
・砂糖はショ糖99%だけど、甜菜糖には
カルシウムやリン、鉄、亜鉛などの微量栄養素が含まれているから
ただし、甜菜糖は 外国産だと
遺伝子組み換え
が多く
国産だと農薬
の心配が結構あります。
そこで
私は必ず北海道産、
その中でも、安全性の高い食品だけを扱うムソーさんのを使っています。
無添加甜菜糖 北海道産てんさい含蜜糖 500g×5個セット【沖縄・別送料】【国内産100%/オリゴ糖含有/ビート糖】【ムソー】【05P03Dec16】
■黒砂糖
黒砂糖や黒蜜が大好きなので
黒砂糖は常備しています。
煮物も黒砂糖を使うとこっくりとします。
以前、波照間産の黒砂糖は美味しいと聞き、
本当に上品な甘さで美味しかったので
いまはこればかり使っています。
カタマリではなく粉状で使いやすいです。
黒糖粉末 1kg 500g×2袋 波照間島産サトウキビ100% 粉黒糖 お料理用黒砂糖 送料無料
ちなみに、砂糖のでき方。
さとうきびをしぼったまま、
精製する前のものを「粗糖」といいます。
精製して最初に取れるのがグラニュー糖
さらに精製して取れるのが上白糖
最後にさらにさらに煮詰めて残ったのが三温糖。
で、何か違いがあるかって?
栄養的にはほとんど変わりないそうです。
「三温糖」は「三回温めた糖」と書く通り、
何度も煮詰め、他の糖類を取り出した後の残りの残り、
茶色いのは、煮詰め過ぎてカラメル化(= 酸化
)した色です。
ミネラルの色ではないので、注意したいですね。
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