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2006.10.15
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カテゴリ: オーディオ
 先日完成した金田式DCマイク用充電池(006P形NiMH電池×3個)×2群の充電器に-ΔV制御とリフレッシュ放電の機能を追加しました。

(1)-ΔV制御
 PIC16F88を用いて-ΔV制御を追加しました。
16F88には10ビットのA/Dコンバータが内蔵されていますのでバッテリー電圧を分圧して(今回は11:1にしました)16F88に取り込み電圧を監視します。
-ΔV制御はバッテリー電圧を充電中に監視し、電圧が最大になったあと電圧が1セルあたり0.01V下がった時点で充電を終了します。
 今回の場合は、バッテリ1個あたり7セル、+、-電源それぞれ21セルになりますので0.2V下がったところで充電を終了させます。
本来は2群それぞれ個別制御すればいいのですが、今回は少し手抜きをして2群のうちどちらかが完了した時点で同時に終わらせています。

(2)放電器の製作
 バッテリーの電圧監視が出来るようになりましたので、メモリ効果を避けるためリフレッシュ放電回路も追加しました。
放電は定電圧ダイオードを使った定電流方式とし、放電電流は40mAとしました。
放電時のバッテリ電圧を監視しておき、2群のどちらかが20Vになった時点で終了し、引き続き急速充電させるようにします。

(3)回路図

充放電回路Rev.2.03.gif


回路図中PSW*とあるのはポリヒューズです。規定電流以上流れるとヒューズが切れ、所定電流に戻ると復帰します。
電源投入時はトリクル充電、SW2を1回押すとRy1が入り放電回路に、もう一度SW2を押すとRy2が入り急速充電回路に、急速充電が終わるとトリクル充電になるようにしています。

(4)PICのアプリケーション
 アプリケーションの開発には mikroC を使いました。
PIC用のC言語としてはPICCのほうが有名のようですが16F88には対応していません。mikroCは16F88に対応していることはもちろんのこと、プログラム容量のみ制限がありますが全機能が無料で使え、様々なライブラリが用意されていますのでPICのアプリケーション開発にはもってこいです。

今回のソースプログラムは、
dV_ver201.c
です。
hexファイルは、
dV_ver201.hex
です。

16F88のクロックは、内部クロック1MHzで動作させるようにmikroCの「Edit Project」の項目で設定してください([_INTRC_IO=$3FFC]の項目にチェックを入れる)。
16F88の書き込みには秋月電子のPICプログラマーキットが便利です。





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最終更新日  2006.10.15 21:00:33
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PICで充電制御とは  
kephis さん
恐れ入りました。

充電トラブル経験者としてひとついいますと、数個直列にすると、セルがいくつかアンバランスになっている可能性が出てきます。特に何回も使い込んでくると。
使用中に一本だけ早くなくなっちゃったとか、ありえます。(金田氏はよくあそこまでたくさん直列にされているなぁ、と・・・)
かならず、予備バッテリー(あるいはアルカリ006P)も録音に持って行かれるとよいと思います。
※本当は1セル毎充電するのが安全なのですよね・・・

(2006.10.17 23:09:20)

Re:PICで充電制御とは(10/15)  
kephisさん

ご訪問いただきありがとうございます。
直列接続で充電回数が進むと1本だけ充電できなくなることは私も経験済みです。
今回のバッテリーも寿命はそう長くないと考えています。もちろん予備のアルカリ006Pも準備済です。
自宅では単三乾電池、外出用にNiMH 006Pと予備のアルカリ006Pという使い方をしています。
当初は2本単位で市販の充電器で充電しようとしていたのですが006Pのスナップの耐久性が心配なので作ってしまいました。
自動で充放電出来るとはいえ、電池の健康状態には気を配りながら使う必要がありますね。 (2006.10.18 06:40:24)

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