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たまたまテレビをつけたら紺野美沙子さんの着物姿に目を奪われました。薄鼠茶地に紅白の南天が大きく描かれた小紋です。南天は「難を転じる」という意味がありますし、紅白という色使いはおめでたく、新しい年を迎えるこの時候にピッタリの柄です。でもそれだけではなく、紺野さんが出演されていたのは『2018大相撲この1年』という毎年恒例の番組なので、言葉に出さずに柄で伝える着物の良さが発揮されていました。紺野さんは大相撲の大ファンだそうですが、今年はいろいろあったのでぜひ来年は良い年であるようにという気持ちを着物の柄に込められたのだと思います。南天柄というのは、着物ではよく使われる柄ですが、ここまで大柄の南天が一面に描かれていると、絵師さんの力量も問われますし色使いでとても野暮ったくなってしまいがちなので南天が描かれていればそれでいいかというとそんな簡単なものではありません。紺野さんの着物は、柄もとても綺麗ですが、使われているのが薄鼠茶の落ち着いた地色に、白と、朱赤と淡い朱色の濃淡の南天、くすんだ薄緑色の葉、と全体的に落ち着いている色なので大胆な柄行なのに主張が強すぎず小紋ならではの粋な着物に仕上がっていたように思います。お召しになっていたのが、知的でおっとりされた紺野さんなのでなおさら嫌みなく、強くなりすぎずに着こなせていたのかもしれません。年末に素敵な南天の着物姿を拝見して私も難転のお福分けをいただいたような気がしました。【煌めきのフォーマル帯】【華翔苑 藤本仁】特選正絹西陣織袋帯〜十二想花〜「七宝文様 一月・南天」≪お太鼓の一箇所に誕生月花を!≫”難を転じる”【南天】天然赤本珊瑚10ミリ帯飾り南天の鉢植え。そういえば実家にも家の入口に南天が植えてありました。私が子供の頃は、祖母がお赤飯を炊くと母が表に出て、この南天の葉をちぎってきて洗い、重箱に入れたお赤飯の真ん中に載せていました。ある時近所の方が、お魚をおすそ分けと言って大きなお鍋に入れて子供達に持たせてきてくれたことがありました。母はお魚を家の琺瑯バットに移すと、お鍋をきれいに洗い、家にあった買い置きのお菓子の袋を沢山詰め南天の葉とマッチ1箱をその上にのせて子供達に渡したのを思い出しました。おすそ分けの容器にはマッチ箱と南天の葉を入れるものでしたがいつごろからか忘れられてしまったように思います。近所同士のおすそ分けはもうあまりしないですし、あっても使い捨ての容器に入っていて、洗って帰す必要はないしマッチ自体もあまり使わなくなりマッチの小箱のセットを買う事もなくなったからかもしれません。良いものが沢山ある世の中だから、マッチ1箱入っていても断捨離の邪魔になる、みたいに迷惑がられて捨てられることもあるのかもしれません。今はお返しはこじゃれたお菓子や紅茶や石鹸になってしまっていますね。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.30
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母が亡くなって2回目の冬になっても年賀状の事は考える気にもなりませんでした。数か月前にまだ若い親戚が亡くなり母の事に加えてとても辛かったのでなおさらそう思えたのかもしれません。それで年賀状を見ても素通りしていました。2年前までは母の分の写真入り年賀状も私が作成して出していたことも年賀状を見る気になれなかった理由だと思います。年老いた、いつも控えめな母がちょっと素敵に見えるような、少し位は、受け取った母の知人達に「いいね~」って言ってもらえるような、そして母にも受け取った方にも福がくるような、そんな年賀状にしようと毎年私の年賀状よりもずっと時間をかけて作っていました。だから年賀状を見ると、もう関係ない、どうでもいいって思っちゃうんでしょうね。でも、少し外に出て人に会いながら、私に年賀状を送ってくれる人がいるのなら私も綺麗なデザインの年賀状を送らないといけないなと思えて、お店に寄ったついでに選んできました。楽しんで印刷する気にはなれなかったので干支の可愛らしい縁起のいい絵の既製品にしました。こんな賑やかな絵の物を選んだのは2年ぶりです。今まで、賑やかな年始用品は見るのも避けていたしもう自分には縁がないものだと思っていました。今も、おめでたい柄に囲まれた年賀状コーナーに立つと悲しい気もちがしますが、こうやって少しづつ元気になっていくのかなと思いました。お年玉切手、買いに行かなくちゃ。売り切れてないといいけれど。やっぱりお年玉がついていたほうが楽しいですもんね。何にもしたくない年末だったけどいろいろすることがあって少し賑やかに過ごせています。年末のお供えに。吉野葛と和三盆を使ったお菓子。お参りに行けない時のお供えに。お菓子つき。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.28
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先に書いておきますが、当たったのは500円券が2枚です。1万円分のレシートで1回引ける抽選で2回引いて2つとも当たりました!たまたま当たる時間帯だったらしく、前の人も隣の人もよく当たっていました。でも、前の人は16枚引いて3枚、隣の人は2枚引いて1枚と差はあったようです。このお店、全然当たらないので悪名高く私も何年も引いていますが、全然当たらない事が多いです。お店の人に聞くと、時間によって差があって20枚引いて何も当たらない人もいたそうで、当たる時間帯に来たのはラッキーでした。当たったよ!と母に伝えよう!と一瞬思いちょっと寂しくなったけど、その券で、地下の食品売り場で苺を買ってお供えすることにしました。母に美味しい苺を食べてもらっていたことは私がして良かったと思う事の一つです。亡くなる2週間前にも食べてもらいました。いつもはあまおうですが、今回は徳島のさくらももいちごというのにしてみました。番組で紹介された人気商品のようです。早速食べてみると苺の甘い酸味がしっかりした深い味でした。そのままが一番美味しいけれど、コンデンスミルクなんかにも合いそうだしジャムやお菓子にも合いそうです。苺って可愛いですね。お供えにも楽しいです。苺を買うついでに売場をぐるっと見ると生牡蠣が安くなっていたので牡蠣が好きだった母のために牡蠣鍋も作りました。栄養をとって元気にならなくちゃと思って。母のおかげで、ちょっと華やかな年末の食卓になりこの冬一番の苺を味わえました。一日遅れの母からのクリスマスプレゼントだったのかもしれません。母の世話をやく私に、自分の人生をしっかり生きなさいと母はよく言っていました。そんな事言ったってと、思っていましたが悲しんで自分の事を進められない私への言葉だったのかなと思います。結構難しい事ですががんばりたいなと思います。苺は柔らかいのでお年寄りへの贈り物にぴったりです。手づかみでも食べられるので、私は母のリハビリとして指でつまんで食べてもらっていました。さくらももいちごって、お値段は結構するんですね。下は訳ありのお徳用で1000円台のものもあります。ジャムもありました。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.27
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先日、母の夢を見て少し落ち着いた、と書きましたがそんなに簡単な話ではなくて相変わらず、つらいし悲しいし寂しいです。季節柄、出かける機会もあるので外に出て人に会って、美味しいものを食べおしゃべりしてはいるのですが、クリスマスイブは何もする気になれずに家にいることにしました。たぶん、賑やかな人や街に気持ちがついていけないんだと思います。持っているツリーも出す気にもならず、あえてクリスマスらしいことはしなかったのですが、それでも、リビングのカレンダーは可愛らしいクリスマスのデザインで、その周りに、届いたカードを貼っているのでキラキラした飾りつけになりました。それがたまたま、母の写真の後ろの壁です。母には、食事のお供えの他にクリスマスデザインの包みのお菓子をお供えしたので気がつくと、母の写真の周囲はクリスマスの飾りつけをしたようにとても楽しそうに華やかになっていました。「意図しなかったけれど、賑やかになったね、でも私、何も楽しくないし、ひとりぼっち。」と母に語りかけながら母の写真を見上げると、母の写真の裏に置いてある、手帳サイズの写真入れに何か綺麗なピンクの物が挟まっているのが見えました。何かな、と取ってみると、それは先日、カラフルな銀紙に包まれたばら売りのベルギーのチョコレートをお供えしたものの一つが、たまたま挟まってしまったようです。キラキラした鮮やかなピンクの銀紙の四角いチョコには、クリスマスらしい華やかで楽しい雰囲気があってまるで小さなプレゼントの包みのようです。「ほら、これでも食べて、元気だして。」って母が優しい気持ちをプレゼントしてくれたようなそんな気がしました。そういえば、小さい時、この時期になるとクリスマスのデザインが浮き出ている大きな分厚いチョコを母が仕事先で注文してくれ、皆で食べるのが楽しみでした。やっぱり、挟まっていたチョコは、寂しい気持ちの私への母からのプレゼントだったのかもしれません。挟まっていたのはこの人気メーカーのチョコですが、お供えしたのは国内では売っていないようです。このシリーズは数十種類の味があり、どれも美味しいのですが全部試せるこのセットはとても珍しいのでお薦め。色も華やかなのでプレゼントにも、手土産にもぴったり。柔らかなチョコで中身はとろけるクリームなので年配の方にも喜ばれます。画像をクリックすると取扱店のページに映ります。現在キャンペーン中でクーポンなども掲載されているのでお見逃しなく。
2018.12.24
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知人の紹介で仕事の面接をしてくれるという会社があって最初からお互い条件が合わないのはわかっていたのですが一応お会いしましょうという事で久しぶりにビジネススーツやシャツを出しました。私の仕事は長時間デスクワークも多く着心地が良く、蒸れ感がなく肌触りのいい綿シャツが必須ですがどうしてもアイロンかけをしなくてはなりません。最近はノンアイロンの綿シャツもあるのですが、洗濯機から出しで干しただけだと、どうしてもよれっとした感じが残るので軽いアイロンがけは必要です。仕事をしていた時は深夜残業が多く、つかれきって洗濯だけで精一杯なのでしばらくアイロンがけができなくても困らないよう、アイロンをかけたシャツを3週間分クロゼットに用意し、忙しい朝でもさっと着られるようにしていました。面接の翌日、着た服を洗濯し久々にシャツにアイロンをかけながら、今の私にアイロンをかける気力や仕事に対する情熱があるだろうか、こんなにビジネス用の服を揃えていても活用する場があるのだろうか等と考えてしまいました。面接は、せっかくいただいた話なので、条件が合わなくてもがんばってみようと思ったのですが先方から条件に合う人を探す旨の連絡を受けました。断られるって嬉しいものではありませんね。少しがっかりした一日でした。でも、久々にスーツを着て気持ちを新たにできた、ビジネス用の服の整頓もできたし面接の練習にもなった、そう考えて条件に合うような仕事先を探そうと思います。ビジネススーツって、しばらく着ていないと必要な時に、見た目も着心地も良い状態でさっと着ることができにくいものです。体型に合わなくなっていたり何となく流行遅れのスタイルだったり生地が傷んでいるのに気がついたりするので、着て外出したのは仕事用の服を見直しする良い機会になりました。世の中、就職率が良いとか、人手不足だとか言いますがそれは30代位までの話で不況の荒波に翻弄されてしまった40代~60代は年齢だけで落とされてしまう事が多いようです。定年は65~70歳までという企業も多くなりましたがそれはある程度安定した大手企業の話です。長期雇用や手厚い年金や退職金を保証しているのはもとから自社にいる社員に対してで、仕事を探している中高年に対しての話ではありません。資格や経験があっても時給1000円台、年収200万円台の仕事が一般的な派遣採用の現実はその仕事を提示している企業の人達からはどこまでも他人事だからではないのかなと思ったりもします。でも、そんな事を言ってもしかたないので一歩づつでも前に進んで応募していこうと思っています。すぐに大量スチームが継続して出せ、水も入れやすくてとても使いやすく、お手軽価格なので単身者や学生にもお薦めの人気中堅メーカー品です。ちょっと皺が気になる時、パリッとさせたい時、ニットやシルクの皺が気になるときにかけたまま数分できれいになるので便利です。スチーム以外にも、平置きしてミニアイロンとしても使えます。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.22
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これは不思議な体験ではなく、ただの夢ですが母に助けられた気持ちがしたのでその中に入れておきます。母が亡くなり1年半以上がすぎました。母の夢は時々見ています。数日前にこのブログに書いた、ホリディパーティの夜見たのは、母が窓の外にいて「○○神社に行ってくる」と出かけようとしています。紺色の上着を着ながらだったと思います。母は仕事をしていて忙しかったので、いつも駆け足で家に帰ってきていました。用事ですぐにどこかにでかける事もあり、そんなときの事を思い出したのかもしれません。夢の中で、母が急に現れて出かけると言ったからでしょうか、「帰ってくるの?」と母に聞くと「ううん、帰らない」とさらっと母が答えました。そこで目が覚めたのですが、何か落ち着くような穏やかな気持ちがしました。母は以前と変わらず、何も困った事はなさそうだった事、母と一言でも会話できた事、母が自分で、帰ってこないと何も問題なさそうに言った事。たぶんそれで落ち着ける気持ちになったのだと思います。1年位前に気がついたのですが、私は今でも母が帰ってくるのを待っている気持ちが遠くにあります。母がデイサービスから戻る時間をいつも気にしていたからかもしれません。要介護5の母の送迎に間に合うように、そしてその後ぴったり寄り添って介助をするために他の事は片付け、準備万端で、そろそろ帰ってくるころかなといつも考えていたのです。今も夕方になると、そろそろ母が帰ってくる時間だと遠くのほうで思っているらしく意識せずに何もしないで待っていることもあるし、何も予定がないのに何日も何かを待って過ごしているような事もあります。悲しくて母に呼びかける時、帰ってきて、と言う事もあるし、帰ってきてと繰り返しながら泣いている事もあります。勿論、帰ってこないのはわかっているし気休めでそう思ったり言ったりしてしまうんだろうとわかっています。そんな気持ちが夢にでたのかもしれませんが、母が、何も問題がないような感じでさらっと帰ってこないと答えてくれたので納得したような気持ちになりました。考えてみると、母の夢はたまに見ますが母と会話している夢はほとんどないので、一言でも会話できたことで、母と会えたような気持ちになれて心が落ち着いたのかもしれません。母が帰ってこないのはとても辛いし、帰ってこないという現実を認めたくないという気持ちは強いです。だから本当は、帰ってこないと言われたら悲しいんです。加えて私は、母の事については、脳梗塞で倒れて以来諦めないでがんばろう、という気持ちが強く、無我夢中で母が少しでも良くなれば、とやってきたので母が亡くなった事も気軽に諦めたり納得したりはできないししたくなくて、苦しい気持ちでいます。しかし、元気そうな自分がやりたいことをしている状態の母が夢に現れ、さらっと、何も問題ないように言ってくれたので母は元気で意思を持って自由にしているんだとわかって私も落ち着いた気持ちになれたのかもしれません。この夢を見た事で、悲しくなくなったわけではないし、これで気持ちに整理がついたわけではないですが、母から直接言葉が聞けたことが嬉しく落ち着けたんだと思います。夢だから、意識せずとも自分で勝手に見たものとわかってはいますが、母が気持ちを穏やかにしてくれたような気がします。ところで母が行ってくると言っていた神社ですが以前母の会話に出てきたことはありませんでしたが、母の母校の近くにあり、母の青春時代の思い出の一つなので近々お参りに行ってくるつもりです。
2018.12.20
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いつもの宅配の方が来て、注文したものが届いたのだろうと受け取ったら、先日食事をした際に応募したキャンペーンの当選商品でした。富士吉田のうどんセット。食事をした時は、ここ母と来たこともあったなと、一人でちょっと寂しかったのでなんだかなぐさめてもらったような気持ちになりました。何かに当選するって1~2年ぶりでしょうか。嬉しいものですね。風邪気味なので、年末暖かく食事ができそうです。一緒についてきた、入れすぎにご注意くださいと書かれた激辛唐辛子の薬味は、美味しそうですがちょっと怖いので働き盛りの息子がいる料理好きの叔母にお福分けしようと思います。富士吉田の皆様ありがとう。カップうどんも入っていました。コシが強いのが特徴だそうで、食べ応えがありました。煮くずれしないので、煮込みや焼うどんにもいいかもしれません。練り唐辛子の入ったうどんセット。富士山柄のお土産は縁起物なのでいろいろ出ています。こちらは天下を取る縁起物のネクタイ。もっと目立たない富士山柄もあります。ふるさと納税もがんばっているみたいで羽毛布団も人気なようです。甲州羽毛で日本製なので、衛生面でも安心できる寝具です。富士山麓の溶岩と一緒に焙煎したコーヒーもあります。溶岩パワーがもらえるかも?偶数月にお届けの定期便は実家のご両親やお世話になった高齢者にも。1回分だけのものもあります。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.19
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年始年末は皆で集まるちょっと改まった機会が多いですね。そんな時、その場の雰囲気を明るくする服を着たいので仕事用には、きちんとした赤いウールのジャケット、プライベート用には赤いウールのワンピースを用意しています。赤ってちょっと強すぎる気がして普段は着ることがなく、年始年末位しか出番がないのですがそれでも持っていて良かったと毎年思います。冬の赤って暖かいし、華やかさが出て着ているだけで気持ちも明るくなります。仕事用の赤いジャケットはもともとはスーツなのですが、赤のスーツってかなり華やかになるのでたま~にあるかもしれない仕事関係の大きなパーティ専用でいつもはシンプルな黒のスカートに上着だけ合わせて納会とか新年会に着ています。上着だけなら、そんなに目立ちすぎずに場を盛り上げられます。赤いワンピースのほうはクリスマスパーティや忘年会だけじゃなくこの時期友人と会う時にも活躍します。素材がウールなので暖かいし、サテンではないので着て行ける範囲が広いのもいいんです。その他にも、可愛らしさに一目ぼれした真っ赤な圧縮ウールのショートコートを普段着用に持っています。圧縮ウールは風を通さず、軽くて暖かいので重宝します。忘年会、新年会って意外と悩むもので、皆、少し華やかにしたいと思っていろいろ考えるけど面倒になりいつもの黒っぽい服の襟に毛皮のティペット巻いとく、ちょっとキラキラネックレスをつける位でお茶をにごして、結局黒、ベージュ、グレーの人ばかりで全体的にくすんでいるという事が多いように思います。そんな場面を見るたび、綺麗な会場で改まって会う、楽しく過ごそうと会うんだからせっかくの場を明るくするためにもその場に合った華やかな服装って大事だと思って揃えました。でも私は赤は似合わないから、って思う人は多いと思います。私も赤は似合わないと思っていました。どころが赤って意外といろんな色があって赤は似合わないと思っている人でも、似合う赤ってあるものです。大きく分けると赤には朱色系、真紅系、暗みの強い赤があります。色鉛筆の赤や国内で使われている赤の多くは朱色系で一般的な赤のイメージはこの朱色系の赤です。普段ベージュやキャメル色を着ている人は朱色系が似合うと思います。真紅系の赤は青みが含まれていて深いピンクを赤にしたような色合いのものもあります。赤が似合わないと思っている人でもこういった赤からさがすと顔映りがいい色がありますよ。明るい色が似合う人や黒や濃紺だと疲れて見える人にお薦めの赤です。暗みの強い赤は黒を加えて、派手派手しさを押さえた色で普段黒を着ると落ち着く方が、抵抗なく大人っぽく着られます。いつもの黒っぽい服装でもタートルネックや小物等の差し色に使うと季節感がでます。せっかくの年始年末、赤い服で明るく楽しみたいと思います。赤い服ってさがすと意外とないので探してみました。左はパーティ用ですが流行に左右されずに誰にでも似合うデザイン。このタイプで袖があるデザインはなかなかありません。袖があると、腕がむき出しにならず、この時期も寒くないし、夏は冷房の冷えを避けられてとてもいいので購入検討中です。紺やパステルカラーが5~6色揃っています。右のニットタイプに近いものを持っています。仕事にも街着にも使えるし長さがあるので暖かいし着心地もいいです。こちらもありそうで探すとないので見つけたらお薦め。赤のスーツやジャケットも意外と探すとないものです。右はモデルさんがパツパツに着ていますがオーソドックな着やすいデザインです。こちらもありそうでない着ていて楽なデザイン。お値段はかなりします。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.18
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長年続いている趣味の会では毎年ホテルのレストランでホリディパーティをしています。全員の日程と予算を加味しながらなのでなかなか難しくここ数年は何もしないままになっていたのですが、今年は気持ちも新たに開催することになりました。ホテルでのクリスマスの特別メニューなので凝った食材や珍しいお料理が多く、一足早いクリスマスケーキもいただき、ゆっくりおしゃべりと食事を堪能しました。帰りには、ホテルのベーカリーに予約しておいた小さなクリスマスケーキをお留守番の母のお土産に持ち帰りお供えしました。今日はホリディパーティだったの、と伝えるとにこにこして「良かったね~」と喜んでくれるでしょう。母が気に入っていた赤いセーター姿の男の子と女の子のお人形も出そうと思います。それぞれ両手に松ぼっくりの形をしたキャンドルホルダーを抱えていてそこに赤い本物の蝋燭を置けるようになっています。母と一緒に行った北欧で買ってきました。たった6年前です。でも、そういう風に考えると、どんどん気持ちが沈んじゃうから母にお人形気に入ってもらって良かったな、と良かった事をかんがえるようにしますね。些細な事でも母に、これ可愛いね、これが好き、と楽しく感じてもらえたことは幸せだったなと思います。去年は何もする気がしなかったけれど、今年も年始年末なんてどうでもいいって思ったけれど、母にも楽しんでもらえるように過ごそうと思います。カードの中心の部分に写真が挟めるようになっています。毎年クリスマスツリーの前で記念写真を写しこういった額のようなクリスマスカードに入れて参加者に送っています。このまま封筒に入れて送ることができ、届いたらこのまま飾れるので喜ばれています。無地のはイラストやシール等でアレンジもできます。他の柄も多数あり。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.17
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風邪で家にこもっている毎日、水仕事や複雑な事はしたくないけど何か前向きな気持ちになりたいと、片付けをしようと思いました。居間で片付けるものは書類関係が多くて、ちょっと面倒、キッチンで片付けるものは冷蔵庫とか水回りなので寝室の衣類を片付けることにしました。寝室は、かさばる冬物をしまいきれなかったり洗濯物を畳んでもしまうスペースがなく重ねて置いたり雑然としてきていました。ベース、つまりクロゼットの中とか、引き出しの中とかは基本片付いるのですが、表に物が出てしまっています。本来なら表に出ているものをしまえばいいだけなので簡単に片付けられるはずなんですが問題は、物が多すぎてしまう場所がない事。多すぎるなら使わない物を減らせばいいんですが、これが上手くいきません。仕事用、お出かけ用、礼服、カジュアル用、スポーツ用をそれぞれ四季に合わせて揃えるとそれぞれ相当な量になります。それぞれ数枚あればいいんじゃないかという考え方もありますがたとえば私服で仕事をしている人が仕事用の服を4~5枚ですませようとすると生地も傷むし、型崩れもしやすく、よれっとしてしまい洗い替えがないからクリーニングや洗濯もあまりしないのでいつもくたびれてさえない人、みたいな印象になりがちです。だからある程度の量は必要なんですがしまいきれずに雑然とした部屋になるのは本末転倒なので無理なくしまいきれる量に減らさなくてはいけません。私の場合は、ただ見ただけではどれも捨てがたいので以前も書いた、引き出しから1枚、クロゼットから3枚とその場所にある服を整えながら、選んでいきます。どれも捨てられないと思っても引出しの中から1枚だけどうしても捨てると決めると何かしら処分するものが見つけられます。1枚と決めて2枚捨てるものがあったらそれは勿論OKです。すると一か所からは1~2枚でも合計で30枚処分することができ、同時に引出しの整理もできました。処分したのは、気に入ってよく着ていたけど生地が少しよれっとしてきた服と通販等で買って、素材感や着心地等何となく気に入らずにしまいこんだままのものが大半でした。やっぱり洋服は実物を見て試着して本当に気に入ったものだけ買おう、と思いました。画像は、かさばるものでも簡単にかたずけられて椅子やオットマン、テーブルに使える収納です。軽くて丈夫でお手頃価格、使わない時は畳める物も多く使いやすいのでお薦めです。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.15
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4日から風邪ぎみで、6日夜には急に声が出なくなり漢方系の市販薬を飲みながら、外出せずに休んでいました。食欲もなくて、お腹もすかなかったのですが母にお供えをするために、毎日簡単な食事は作っていました。一日中寝ているのに咳がひどく、声も少し出るようになったものの良くならないので、病院に行こうと思いながらなぜか行けませんでした。行こうとして早く起きるのに、行く時間になると急に眠くなり一眠りして起きると夕方になっています。これって不登校の人の状況じゃないかな、母を亡くしたストレスでひきこもりみたいになっているのかなと思いました。母を介護していた時は、母に何か問題があったらすぐに病院に連れて行ったのに自分の事は行く暇もなくて後回しにしていてそれがそのまま残っているのかなとも思いました。でも咳がひどく、母が心配しているだろうからとやっと近所の医院に行ってきました。肺炎になっているのかもと思いましたが聴診器で聴いた音によれば問題なく喉を痛めているのではないかということでした。薬で落ち着かなければ呼吸器内科に行くようにと近所の別の専門医院を紹介してくれたので良くならなければ行ってみます。病院に行かずに、もしかしたら肺炎になってる?など悩むと特に今のようなもともとつらい状況の時にはなおさら疲れちゃいます。ただの風邪でも、ちゃんと医院に行けば、あまり問題はないと言われてとほっとするし、気持ちもすっきりします。早めに行動すればこじらせないですみますしすぐに行くようにしよう、と反省しました。つらいことがあって、現実逃避してるのかいろんな事で、だらだらしがちなので、気を付けようと思いました。お花が玄関先にあると気分が明るくなるので、出かけた帰り、明るい色の花を買ってきてプランターに植えました。画像は届いたら置くだけのセット。お正月用に和風な雰囲気もいいですね。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.14
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これは不思議な体験というよりは、目の錯覚?気のせい?程度ですが通常こんなことはないので書いておきます。母が亡くなってからいろいろあった不思議な体験は2回目のお盆のあたりまでそれ以降はほとんどありません。私もこのブログがそういう話ばかりになるのはいかがなものかと思ってはいるのですが、ちょっとしたことでも母がいてくれるかな、という事に繋がれば忘れたくないので自分を励ますためにも書いておきます。先ほど用事があって久々にフェイスブックを開きました。もともと遠方の友人達との連絡用なのでたまに近況報告や季節のあいさつを載せる位でしたが、母が亡くなってから、何も書き込む気がしなくてそのままになっていました。そこには、母が亡くなる数週間前に撮った動画が、私しか見られないようにロックをかけて保存してありました。フェイスブックをスクロールしてその動画を通り過ぎようとした時触ってしまったのか、動画がついたり消えたり激しく点滅しながら流れ始めました。動画ってたまにスムースに流れないことがあるしとくにスクロールしていたからそうなったと思ったのですが最初に映ったのは、水色のセーターを着ている母なのに点滅しながら、スライドショーのように数秒見えたのはピンクの患者衣で酸素マスクをつけた亡くなる直前の母でした。なぜここでこういうが画像が出るの?と思ったので本当に見えていたとはおもいますが、すぐ消え、もとの水色のセーターの母の動画に点滅しながら戻りました。ちなみに、ピンクの入院着の母の動画は、以前母が入院していた時撮ったのでありますがフェイスブックに保存してはいませんし、その時は酸素マスクをしていません。酸素マスク姿の母の画像は撮っていないので存在しませんが、その時激しく点滅している時見えた母は酸素マスクをしていました。本当にそういう映像が現れるなんてあるんでしょうか。そんなことはありえないとしたら久しぶりに母の動画を見、病院の母を思い出して見えたように思ったのかもしれないし、チカチカ点滅している動画を見て一瞬クラッと気を失って??幻視した?という事かもしれませんがちょっと不思議です。それに、母の事を思い出したり、夢で見る時は私が子供の頃の背がすらっとした若い母か要介護5ながら健やかな母で病院の母の姿ではないので、それも不思議です。フェイスブックに載せた動画が激しく点滅することも普段はありません。何か理由があるのかもしれない、と考えてみると私は3日前から風邪をひいていて、昨夜から声が枯れていて咳もしています。たいしたことはないだろうと、薬も飲んでいなかったのですが一旦治りかけたのに、昨夜から悪化しているようなので、大事を取ってちゃんと直すように、気を付けるように母が伝えてくれたのかもしれません。私が咳をしていたり、声が枯れていたりするとものすごく心配する母でした。今も母が近くに居てくれて気をくばってくれてるんだな、と思い寝ることにしました。悲しいとなかなか眠れないので、母に心配させないためにも温かくして寝ます。明日は午前中に用事があるのですが、出来ればその前に開いている病院に行き時間があわなければ薬を買ってこようと思っています。追記です。この数日後、ふと眼の端で何かふわっと下に動いたので、幻覚があるのかと不安になりました。でも実は、その位置に薄いカバーが外れそうになったものを置いていて、カバーが外れたのが見えただけでした。やっぱり、ないものが見える事はあまりないと思うので気のせいとか幻覚ではないかもしれません。母が見守ってくれているのかもしれません。お供え向きの少し可愛らしいお菓子。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.08
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出かけた帰り道、駅前デパートの食品売り場に立ち寄り、閉店時間前のセールにつられて3パック1080円で中華総菜を買ってみました。選べるほど種類が残ってなく、小籠包、薩摩芋入り黒酢唐揚げ、ごぼうと牛肉炒め、にしましたが家に帰ってお皿に出そうと見ると小籠包以外はどちらも茶色1色で、こってりときつい味です。そこで、小籠包はそのまま蒸しましたが、黒酢唐揚げは人参、玉ねぎ、エリンギを炒めてから合せてあたため、ごぼうと牛肉炒めは量が多かったので、半分は翌日用に冷蔵庫に入れ半分をお鍋でピーマンと一緒に炒めると茶色一食にオレンジ、白、緑が加わり、彩りもきれいで味も落ち着きました。残り半分は、翌日、卵と炒めて、仕上げに水菜をさっと混ぜました。茶色に黄色と緑が加わり美味しそうになりました。買ってきたものが、ちょっとこれでは、という時は時間が合ったらひと手間加えるようにしています。しかし、一見良さそうなおかずですが、以前書いた栄養バランスを取れているかどうか10項目でチェックする方法で見ると、油、肉、野菜、芋、2日目は卵、だけです。朝に乳製品と果物をとっていますが、これだけだと6品目か7品目しかとれていません。この10品目チェックで見て見ると私はいつも海藻、芋、大豆、魚、が少ないことがわかるのでお味噌汁を作るようにしたり他の野菜と一緒にお芋を使うようにしたり魚はあまり調理しないので、煮干しや桜エビを使うようにしたり冷凍つみれや粕漬を常備したりと機会があったらとるようにしています。鯖缶などの魚の缶詰は栄養豊富で味もいいみたいなので缶詰アレンジも考えてみます。今日はたまたま番組で、魚のオイルは白髪・抜け毛に効果があると鯖缶の水煮を進めていましたが、魚のオイルって脳も肌も若返ると昔から言われているのでやはりもっと積極的にとったほうがいいですね。反面、マグロは水銀汚染されているものがあるとか養殖魚は抗生物質汚染されている事があるとかいろいろとあるので、同じ種類のものばかり集中して食べないようにするといいかもしれません。詳細は画像をクリックしてください。取扱店の商品ページに移ります。
2018.12.04
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用事があって雅叙園に行き、せっかくなので遅いランチをしてきました。雅叙園は数年前、近くで仕事をしたときに誘われてランチを食べた事がありますが、仕事の合間であまりゆっくりできませんでした。今年、海外の知人に家族旅行のホテルのお薦めを聞かれた時、雅叙園の和室のスイートを選択肢のひとつにあげるとHPを見て一目で気に入ったようで桜の季節に滞在してとても喜んでいました。今回改めて、少しのんびりラウンジに座り海外の人にわかりやすそうな華やかな「和」に囲まれてちょっと現実離れというか、気分を変えてリラックスできました。雅叙園はホテルや結婚式場としても人気がありますが食事の場としても人気があって、時々、雅叙園のランチツアーみたいな案内が来ることがあります。母がまだ元気な時、そんなツアーの案内をもらうたびに母と行きたいけど、仕事が忙しいから今回はいけないなあ、次回行きたいな、と毎回思って、ずっとパスしていました。雅叙園ならいつでも個人で行けるから、何もツアーで行かなくても、とも思っていました。でもそういうのってついつい行かずじまいになりがちなんですね。結局母と来なかったと、後悔して重い気持ちでいました。母は建替え後も何度か来てはいるとは思うのですが、一緒に来たかった、私だけこんなところに来て申し訳ない、と食事するのもやめようかと思いながら、お化粧室に行くと、豪華な螺鈿細工で描かれた、花を摘む着物姿の女性や花々が壁や天井を彩り、朱塗りの小さな太鼓橋が架けてあります。これを母に見てもらいたかった、と後悔が押し寄せたその時、あ、母は極楽でこういう風景の中にいるから大丈夫、ととてもはっきりと安心した気持ちになりました。それで安心して食事に行くことができました。ランチにはかなり遅い時間だったのですが、アフタヌーンティが人気らしく順番を待つ列ができていましたが、そんなに待たずに案内されたのは大きな窓から滝が目の前に見えるテーブルでした。案内してくれた方も笑顔で「一番いいお席にご案内です。」と嬉しそうに案内してくれて、少し元気が出ました。大きな椅子にゆったり座って外を眺めていると、滝の前に次々挙式がすんだカップルが案内されカメラマンが写真を撮っています。ウエディングドレス、マゼンタ色の胸元が大きく開いたドレス、薄桃色のレースがたくさんついた可愛らしいドレス、文金高島田、どれも素敵です。どちらかというと、新郎は緊張した感じですが新婦は自撮りになれている人が多いのか、ポーズもさっと決まって写真向けの笑顔をキープしています。素敵な写真が撮れたみたい、とカメラマンが写すたびに思いました。一昔前は、皆写真になれてないせいか、成人式も結婚式も緊張した写真がほとんどでした。私の友人知人だけでも、上手く撮れなかったから封印という人がかなりいるので良い写真が撮れると嬉しいですよね。幸せそうなカップルを見るうちに、食事が届きました。いつもならアフタヌーンティセットを頼むところですが食事してなかったので栄養価のあるものを、と思い人気メニューらしい、グルメチーズバーガーにしました。レストランのナイフとフォークで食べるハンバーガーってお肉もバンも美味しくて、シェフの味なのでちょっとお腹が空いている時にちょうどいいです。手でつかんで食べたい方のために手が汚れないように紙に挟んであるので、好きなように食べられるのもラウンジならではです。母と来たら、紙に挟んであるから手で食べても大丈夫、と言うと、あ、ありがたい、と嬉しそうに言って、美味しそうに食べたでしょうか。でも考えてみると、母が手づかみでハンバーガーなど食べているのは覚えがないのでナイフとフォークで分厚く重ねてあるハンバーガーを少し扱いづらそうに力を入れて切りながら食べたかもしれません。そういう母を思いだしました。海外旅行中のレストランでは、そういう時、ウエィターさんがさっとお箸を持って来てくれることもありました。お箸がパッとテーブルに置かれ、母が驚きながらウエィターさんを見上げるとウエィターさんはウインクしたり、手を前にお行儀よく重ねて小さくペコッとお辞儀するので、母は子供のようににこにこして食事中ずっと幸せそうだったのを思い出しました。脳梗塞になってからは、いつも横に並んで座り私が小さく切って口に入れていました。お肉が好きな母なのできっと沢山食べてくれたと思います。母は脳梗塞になって3か月以上、朦朧として食事ができず、医師からは2度と食事ができるようにはならないだろう、胃瘻をしないと併設のリハビリ病院に入れないと言われ、他のリハビリ病院を自力で探し、がんばって、食事ができるまで回復してもらったので食事をしてもらうたびに幸せでした。そんなことを考えながら、暗くなってきた外の滝をぼんやり眺めながら食事をしました。帰り際、滝を見てから帰ろう、と外に出ると上着を脱いだワイシャツ姿のご年配の男性とスーツ姿の男女が現れ、写真を撮り始めました。ご年配の男性は最初に娘さんらしき女性と写真を写した後はホテルの方が連れの二人を写すのを端の方に座ってずっと見守っています。背中が曲がって小さくなられ、控えめに見守る姿は母を思い起こしました。何かのお祝いでお食事された後でしょうか。お幸せですね、と思いながら目礼して通り過ぎるとご年配の男性が優しい眼で目礼を返してくれました。皆幸せなんだなあ、と思いながら母もきっと一緒に来てくれているから、私も幸せだなと感じてゆったりとした気分で、駅への坂道を登りました。雅叙園のイタリアンレストランシェフ監修のスパゲティセット。
2018.12.03
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母が脳梗塞で倒れる半年か1年位前だったと思いますが何か話をしていた時、思い出したように、定年退職した勤務先では、職員を合同で弔う場所を持っていてそこでやってもらえるから、ありがたいと話し出しました。合同のお墓の事かと聞くとそうそう、そんな感じのと嬉しそうに言います。母は実家の近くに、祖父母のお墓と父のお墓を建立し大事にお参りしていていたので、なぜ職場で合同埋葬してほしいのかわけがわかりませんでした。当時母は理解しにくい事をいう事が多々あり、子供達がちゃんと弔ってくれないだろうと変な悲観をしているのかとも思いました。母の意図を聞こうとなぜそんなことを言うのか聞いたのですが、上手く説明しながら話すことができなかったようで「やってもらえるから。あとでわかるから」と私には意味不明の話をするばかりでした。母が亡くなって1年ほどした時、合同追悼式の連絡が届き、このことだったんだなと言いたかった事が突然理解できました。何だかわけのわからない事を言っている、ちゃんと考える事が出来なくなっているのかなといぶかしんでいたのですが母は頭の中では今まで通り、しっかり物事を考えられていて、ただ、上手く説明が出来なくなっていただけの事だったのでした。その違いは当時は判りませんでした。母は追悼式をしてもらえるからありがたいね、できたら行ってね、と言いたかったんですね。母は墓参を欠かさない人でしたので、きちんと供養をしてほしいと願っていたでしょうが子供に迷惑をかけたくないと言う気持ちからでしょう、自分の希望をほとんど言わない人でしたので、考えてみるとこれが、母の供養についての唯一の希望でした。聞くことができて、覚えていて、本当に良かったです。もし聞いていなかったら、連絡が来た時に大きな役職についていたわけでもないしわざわざ行かなくてもいいかなと思ったかもしれません。実際、参加されない人も多いようでした。でも母が前もって話をしてくれていたので亡くなって1年以上が過ぎて追悼式のお知らせが届いた時、母と会話ができたような気がしました。亡くなって1年半たっても母が望んでいた事が出来る事、喜んでもらえる事ができるのはとてもありがたい事でした。追悼式には沢山の遺族が参加され立派な式典が執り行われました。誰にでも優しく大人しかった母は時には理不尽で過酷な仕事まで押し付けられながらも、先輩方には可愛がられ、同僚達とは和気あいあいと、後輩たちはちゃっかりした人が多い世代だったようですがそれも乗り越えて、定年まで頑張ってきました。その勤務先から、合同ですが、お疲れ様でした、ありがとうございます、と大切にねぎらってもらえてきっと喜んでいると思います。そして、勿論、大切に供養するつもりでいましたが、母は大切に供養してもらいたかったこともわかりました。それはそうです。誰もがそうだと思います。でも、子供を大事に思うあまり、気にしなくていい、と言ったり、何も言わないのだと思います。そしてそれを鵜呑みにしてしまう人も多いと思います。中には違う気持ちの人もいるでしょうが、母は大切に供養してもらうと嬉しい、と思っていたことがはっきりしたので、安心できました。
2018.12.02
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