青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2026.03.22
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カテゴリ: 美味しいもの
甘乳蘇というのは古来中国から伝わる
当時は貴重品だった牛乳を固めて作った食材・薬で、
上流階級の正月の宴で食されたり
薬(滋養のあるもの?)として使われたそうで
奈良時代には作り方が文献に現れているそうです。

現在も作られているのですが
はがき半分位の小さな箱が1800円近くもするので、
購入をためらっていました。

今回、宮崎の物産展で再度見かけ、
なかなか見かけることはないのと
前回気になっていたからと思い切って味見してみることに。

開けてみてびっくり、
箱の中にはまばゆく光る金色の厚紙が入っていて、
その厚紙の切り込みに、白い不織布に包まれた
2センチ×5センチ位の小さな四角いお菓子が2つ
はめ込んでありました。

当時の高級品だった雰囲気がとてもよくわかった反面、
こういうところにコストがかかってたら
次は買わないけどなあ、と思ったりもして
複雑な気持ちで白い包みを開きました。

中に入っていたのは
一見小麦粉と牛乳を練って固めたような
素朴な長方形の小さなお菓子。
実際は小麦粉は入ってなくて
牛乳を練って凝縮させたものです。

切って食べて見ると、砂糖が全然入っていないのか
非常にシンプルな味で、乳製品の味はしますが、
製造日とかにもよるんでしょうけど、
私は乳製品の塩みを一番感じました。

牛乳には塩分が含まれているそうですが
牛乳を凝縮させて作っているので
塩みも強くなるのでしょう。塩みの強さは製造日によって
微妙に違ってくるのではと思います。

全体的な味は、一言で言えば
スキムミルクを固めたような味です。
実際、内容はスキムミルクと同じなのではと思います。

これに糖分が加われば、
コンデンスミルク系の味になるかもしれません。

レビューなどで、濃厚な牛乳の味みたいに書いてますけど
そこまでではなくて、
いろんな美味しいお菓子や甘さに慣れているから
素朴で甘さがなくて、美味しいものではないです。

ただし、いにしえの人達が珍重した滋養に富んだ貴重な食品を
味わせて頂いているという、貴重な気持ちを感じられて
ありがたいなと思いますし、
これが先祖の皆さん一人一人に届きますようにという気持ちで
味わいました。

本当は母にも祖母にも曽祖母にも食べてもらいたかった。
でも母にはその時あった出来る限りの美味しい物を
食べてもらっていたから大丈夫、
祖母は母が、曽祖母は祖母がとても大事にしていたから
大丈夫と思うことにしています。

下:こちらは奈良の製品。
桐箱入りですが私が購入したのよりお値段お手頃です。





画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2026.04.12 23:31:22
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