5月20日(月)
朝、アルベルゲで朝食がでました。朝は、それぞれに食堂に集まって食事を取りましたが、だいたい同じ時間に集まって朝食をとることになりました。昨夜一緒に食事を取ったドイツ人の人とは、別々に出発したと思います。朝は一人で出発するのが原則です。出発は大事ですから、自分が納得したタイミングで出ます。そんなふうに思っているのは僕だけかもしれません。飛行機が離陸するときのようなものです。やがて、一緒に話しながら歩き始めました。☆1
しばらく一緒に歩いていると、その横をものすごい速さで抜き去っていく巡礼者がいました。思わずドイツの方を顔を見合わせてしまいました。ドイツの人が、あれ日本人じゃないのか?誰だか知っているか?と聞きましたので、僕もビックリして、あんなに早い日本人はいないのではないかと、訳の分からない返事をしました。またしばらく歩くと、カーボーイと書かれたバルがありました。このバルはフランス映画「サン・ジャックへの道」で出てきたバルです。見て直ぐに分かりました。アル中気味の兄が飲んだくれて倒れ込んだ店です。彼はここに寄っていくと言ったのですが、ぼくは少し歩きになれてきたところだったので、そこで別れて先に進みました。☆2
これから、登っていくイラゴ峠の頂上には、鉄の十字架があります。その十字架のもとに、地元からもって来た小石に願いを込めて置くという慣わしがあります。僕も日本から小石を持ってきていました。昨年上映されてアメリカ・スペイン映画「 星の旅人たち」にも出てきたシーンです。
そこに、この日どうしても辿り着きたいと思っていました。そこに行き、もっとも近いアルベルゲに泊まるには、最低でも26キロメートルは歩かなければなりません。峠越えで26キロメートルはきついと思っていました。☆3
なんとか、鉄の十字架な辿り着いたときには感動しましました。そこに持ってきた石を置き祈りました。今回の巡礼の一つの目標でもありました。さてそこから国道沿いの下り坂になりました。1500m以上ある山の上ですから風も強く寒かったので先を急ぎました。下り坂を主に、上り下りしながら高度を下げていきます。最初のアルベルゲに到着しましたが、案内所によるとシャワーがない山小屋でした。実際そこに泊まろうかどうしようかしばらく迷ったのですが、まだ時間があるので、もう少し下ろうと思いました。そこから、さらに10キロメートル程になります。☆4
それは、かなり厳しい距離ですが、歩き始めました。途中で、アイルランドの青年とハンガリーの青年と会い三人で歩きました。どうにかやっと10キロメートルを歩き、村に辿り着きました。そこには三つか、四つのアルベルゲがありました。ところが全部満員で断られてしまいました。朝方、ヒューと追い抜いて方がシャワーから出て来られて、それは困ったなと言われました。その方とはスペイン巡礼の終わりの方で再会し、とても素晴らしい食堂を紹介してもらい一緒に食事をすることになります。☆5
さて二人の青年とさらに、歩き続けることになりました。いよいよ峠越えの40キロメートル以上を歩くことになります。僕の能力の限界を超えていますので、二人の青年に先に行くように言いました。休み休み次の村を目指すことにしました。野宿などができるような気温ではありませんし、そのような準備もありませんでした。次回です。ありがとうございました。
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