2007~映画・ホラー 0
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今日から公開された「トゥモロー・ワールド」見てきました。ついでに「ソウ3」も見てきたんですが^^;)「プラダを着た悪魔」も見たかったんですが、さすがに時間が取れませんでした。この「トゥモロー・ワールド」は面白かったです。お薦めしちゃうな。近未来なんだけど、「今」を考えさせられます。未来って「今」があるから未来なんですよね。☆トゥモロー・ワールド☆(2006)アルフォンソ・キュアロン監督P・D・ジェイムズ「人類の子供たち」原作クライヴ・オーウェン・・・・・・・・・・・・・セオジュリアン・ムーア・・・・・・・・・・・・・・ジュリアンマイケル・ケイン・・・・・・・・・・・・・・・ジャスパークレア=ホープ・アシティー・・・・・・・・・・キーストーリー2027年、人類はすでに18年間も子供が生まれてはいなかった。このままではこの地球上で人類が消え去る日も近いだろう。舞台はイギリス。国の機関で働くセオは、朝いつものようにコーヒーショップに寄った。そこでは人々がTVを食い入るように見ている。人類最年少の少年が、昨日傷害事件で亡くなったという報道がされていた。打ちひしがれる人々、だが、セオはまるで無関心にその店を出る。そのとたん、この店が吹き飛んだ。未来に失望した人々は暴徒と化し、様々な国が崩壊状態に陥った。その中で唯一、武力で暴徒を押さえ込んでいるのがイギリスだった。一見秩序が保たれているように見えるのだが、不法入国者の数は増え続け政府の圧力は強まる。それに反抗する反政府組織が、テロを繰り返しているのだった。ある日セオは別れた妻ジュリアが組織している「フィッシュ」という反政府組織に誘拐された。元妻は政府の検問を通過するための「通行証」を手に入れるように依頼してきた。一度は断ったが、危険を冒してまで彼に接触してきた妻の要請に重要な意味があること感じとり協力する事を決意する。~~~~~~~~~~~~~イギリスが唯一秩序を保った国なんです。そこに様々な国から難民が押し寄せています。難民はまとめられ難民キャンプに押し込められています。この小さな国に難民が?!イギリスにそんな力があるのかなんて思っちゃいますが、イギリス制作のSFですし原作もありますしね。ただ、原作とはかなり違うみたいですね。イギリスの気候は、まさに寒々としたこの未来にピッタリです。子供の姿も声もない未来です。映像はドキュメンタリーのようでした。監督のこだわりのカメラの長回しが見られます。そのために、余計にその場にいるように感じる事ができるのですね。カメラに血糊がかかるのですが、そのままカメラが回るシーンがあります。まさにドキュメンタリーでしょう?未来とはいえ、2027年。すぐそこの未来です。2009年に生まれた少年が18歳で亡くなってしまったんですよね。2009年ってもうすぐじゃない!!未来とはいえ、未来じゃないというリアルな感じを受けました。テロと軍の戦いなどアクションも派手にあります。このアクションは見ごたえありますよ。自分も一緒に撃たれるのではないかと恐怖を感じます。セオは戦うのではなく逃げ回るんです。彼は巻き込まれた普通の人なんですよ。特別ヒーローでもなんでもないんですよね。そして、この戦いは派手なんだけど特別未来の銃器があるわけではないんです。今、身近にある兵器なんですよ。余計にリアルに感じますね。~~~~~~~~~~~~~クライヴ・オーエンが良いです!彼は演技がうまいんですね~、改めて思いました。彼の表情は素敵ですね、不精髭もね^^)そしてこのセオが唯一心を許している友人がマイケル・ケイン。さすがですね~~、マイケル・ケイン。60年代の生活をそのままに世捨て人のように暮らしています。しかし、とても人間らしいのです。ジュリアン・ムーアは、もっと活躍するのかと思ったのですがそれほどでもなかったです。もう少し見たかったような気もしますが、彼女は個性的ですからこれくらいがちょうどいいのかも??そして、キー役の黒人女優、クレア=ホープ・アシティー。重要な役柄をしっかりと演じていましたね。本当にキーは「鍵」でしたね~。女性は、いろいろこの彼女を見て感じたんじゃないかしらね。かくいう私も、彼女の経験を我が事の様に感じる場面も多かったですよ。そうそう、こんなどんより寒々しい近未来の場面でいきいきしているのが、ワンちゃんや猫ちゃん。あちこちに登場するワンちゃん達は、かわいいです。さらにもう一つ。ジョン・レノンから始まり、UKロックの数々が流れます。キング・クリムゾンが流れた時は、おお~~って思いました^^)このロックにさらにクラッシックと、曲の使い方もよかったですねえ~。詳しい人はもっといろいろ分かって面白いでしょうね。
2006.11.18
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DVDの紹介で面白そうだと、チェックしていた作品。ミステリーというけれども、タイムスリップもので、ロマンスでもありました。☆ジャケット☆(2005)ジョン・メイバリー監督ジョージ・クルーニー/スティーヴン・ソダーバーグ制作エイドリアン・ブロディ・・・・・・・・・・・・ジャックキーラ・ナイトレイ・・・・・・・・・・・・・・ジャッキークリス・クリストファーソン・・・・・・・・・・ベッカー医師ジェニファー・ジェイソン・リー・・・・・・・・ローレンソン医師ストーリー1992年。湾岸戦争で銃弾を浴びて生死の境を彷徨う兵士、ジャック・スタークス(エイドリアン・ブロディ)。彼は、奇跡的に命は取り留めるも、後遺症で記憶障害になってしまう。その後、警官殺しの罪で逮捕されたジャックは、精神病院に移送され、身体拘束用の”ジャケット”を着せられ、地下の死体安置所の狭い引き出し棚に閉じ込められるという実験的な矯正治療を受ける。暗闇の中で意識を失ったジャックは、やがて15年先の2007年へとタイムスリップ。そこでジャッキー(キーラ・ナイトレイ)という若いウェイトレスと出会うのだが・・・。~~~~~~~~~~~~タイムスリップの小道具として、拘束衣というアイデアが面白い。しかも、拘束衣を着せられてロッカーのような引き出しに入れられる。そんな馬鹿な治療があるのだろうか~~。などと思うものの、タイムスリップで出会うジャッキーとの関係などこの先どうなるのかと、見てしまった。ロマンス、警官殺しの真相(これはそんなに重要ではない)、タイムスリップの謎、自分の死までタイムリミット4日間。「メメント」「エターナル・サンシャイン」などふと頭に浮かぶね。でも、彼がつかみたかった死の真相が意外とあっけないのには、拍子抜け?まあ、案外そんなものかもしれないと思ったりしたが。ジャックがジャッキーのママに渡した手紙は、なかなかよかったね。「人生は死を意識した時に始まる。」「生きていればやり直せる。」ラストは、素直によかったと思いましたよ。~~~~~~~~~~キング・コングで、なんか頼りなさそうな顔をしているけどヒロインの恋人役のエイドリアン・ブロディ。でも良かったですよ、この映画であの顔は^^)そして、キーラ・ナイトレイ。今回は、二つの顔を見せてくれた。なかなか、がんばっていたと思うなあ~。
2006.11.13
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以前書いたものをこちらに移しています☆魔界転生☆これは、去年の春の作品だったかな?(2003)映画館で見ようと思いつつ見逃していたもの。「GO」「ピンポン」の窪塚クン、いいなあって思ったので・・・最近、結婚して子供が生まれさっぱり姿を見せなくなったね。ああ、先日窪塚クンの弟がデビューするとかで、インタビューされているのを見たっけ。弟君はまた兄の窪塚クンとはタイプが違うようで、兄ちゃんのように突拍子もない発言はしない・・かもしれないね。(笑)もちろん以前の沢田研二、千葉真一が出た「魔界転生」見ましたよ。最後の炎の対決シーンが印象に残っている。深作欣二監督の作品だったよね。おどろおどろしい感じと、ジュリーの妖艶さが良かったよ~。そうそう、辻村ジュサブローの衣装も話題になったものだ。さて、今回。島原の乱の後、天草四郎が蘇る。「徳川をつぶし乱世にするのだ~!!」徳川頼宣をたきつけて、混乱に陥れようとする。さらに、この世に未練がたっぷりある剣豪を蘇らせ柳生十兵衛を殺そうとする。剣豪たち、荒木又右衛門から始まって宮本武蔵、さらには十兵衛の父である柳生但馬守まで。ずっと窪塚四郎(笑)は陰で操るわけで、最後の見せ場までそれほどの活躍がなく、どちらかというと佐藤浩市演ずる柳生十兵衛と魔界から蘇った剣豪との戦いの場面のほうが長いのよね。動きの少ない窪塚クンが最後の十兵衛との戦いでどれだけ好きに動けるのかと思ってみていたのだが、前作の炎上する城の中でのその場面に比べてあっさりとしすぎて・・・物足りない。窪塚クンが、刀を振り上げ一言発した「はっ!」というあの場面だけは、良い!そのときだけは、「お~~、いいじゃない」って思った。前作と若干物語の持っていき方が違うようだ。天草四郎が主人公なのだが、前作以上に柳生十兵衛に主役を取られてしまったな~。前作は沢田研二や、それに絡む細川ガラシャ夫人、真田広之の伊賀の霧丸によって妖艶な魅力が天草四郎に出ていたんだ。しかし、今回どうも窪塚クンはそういう美少年天草四郎に当てはまらなかったようで・・・こりゃ、主役は佐藤浩市だったのか・・・そうなの、魅力ある天草四郎をもっと見せてほしかったな~~。柳生十兵衛、佐藤さんで若々しくなったかなって思うけどもうちょっと迫力あってもいいかも。意外とあっさりやられちゃった荒木又衛門、これは加藤雅也が演じているのだが、ちょっとかっこよかったよ。それに比べると宮本武蔵を演じたのが長塚京三なんだけど、どうも私の中では「ナースのお仕事」のイメージがあってね・・・もっと何というのかな、執念とか剣豪らしさがほしかったかも。そんな訳で、あっさりした時代劇SFって感じの「魔界転生」でした。
2006.10.27
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以前書いたものを移しました☆ペイチェック☆公式HP「ペイチェック」近未来。 極秘開発プロジェクトが完了すると機密保持のためその期間の記憶を消去し、その代償として高報酬(ペイチェック)を得るフリーのエンジニア、マイケル。 だが3年間の新規契約後、受け取ったのは19品のガラクタアイテム。 送り主は自分自身! SFサスペンス。原作が、フィリップ・K・ディックいやいや~~、なんて強いおねーさんだと思ったら、ユマ・サーマンだったのね~~。彼女は何の研究をしてるんだかわからないけど、生物学者なのだ。でもはっきり言って、ベン・アフレックよりも強いぞ!バイクからヘルメットを敵に投げつける~~。アクションバリバリ。なかなか良くできている。小物のなぞを解きながら進む。もちろん、なんでガラクタしか自分に残さなかったのかという謎が解けたら、後は、解決に向けてアクションで進む。爆発あり、バイクでのカーレースあり、面白かったです~。エンディングも、いい感じ♪「ネタバレ」ネタバレになるのかどうか・・その謎のモトは、未来が見れるというマシーン。未来で自分の後姿が見れるとか説明されていたっけ。後姿ね~。タイムマシーンのパラドックスというのに引っかからないようにできているというわけね。しかし、このマシーンを記憶の無くした期間に自分の手で、動かなくしておきながら、その機械を見たら、自分の手で再び動くようにしちゃうんだよね。しかも追手もいるというのにね。普通は、壊すほうがいいと思うのよね。・・・好奇心には勝てないのか??わざわざ、事を複雑にしてしているってのが・・もちろん、そのおかげで派手にアクションができるわけだけど。ベン・アフレック、ユマ・サーマン、アーロン・エッカート
2006.10.23
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以前書いたものを移しています☆ウエルカム!へヴン☆ストーリー(2001)地上では犯罪があふれ、天国に行く魂が激減し、天国は破産寸前。片や、地獄は大盛況で超過密状態。そんななか、「ボクサーである息子の魂を天国に」という願いが天国に届く。天国の本部長が、その息子(マニ)の元に別れた妻に成りすましたロラを送り込む。また、地獄では、マニの従姉妹としてカルメンを送り込んできた。ロラは、ヴィクトリア・アブリル。カルメンを、ベネロペ・クルス。天国の本部長マリーナに、ファニー・アルダン。この天国と地獄の画面が、天国は白黒で、ファニーアルダンも優雅な50年代ファッション。ロラは、地上では、元政治家だったのだが、天国では歌姫。天国本部長が抜てきし、マニの妻となって地上へ。地獄は、カラー。地獄の作戦本部長はスイス人だって。(それがどうしたって思うけど(笑))そこのレベル22でウエートレスをしていたベネロペが、見込まれて、地上へ降りる。マニは最近は試合に負け続けている。しかも、医者からドクターストップがかかり、ボクサーを辞めなければならなくなった。そんなマニに献身的に尽くして更正させようとするロラ。ロラは母親に謝罪の手紙を書かせようとする。点数アップして天国へ行かせようとするためだ。カルメンは、マニを試合に再び出させるか、または誰かに殴られるようにして地獄に連れて行こうと画策する。結構恐いよ。心理的な面からも、ロラとマニを苦境に立たせようとするのだけど、人間の嫌な面とか見せてくれるもの。かなり、地獄のカルメンの方が、歩がよさそう。なにせ、マニって、元々ボクシングが好きだし、暴力的だし、何より借金で首が廻らない。取立て屋もやって来るしね。しかし、派手な戦いではない。カルメンは、画策するけど、ロラは、何かしてるようにも見えないんだよね。もうちょっと、天国側頑張れよと思っちゃったけど。なんで、このマニの魂一つで、天国と地獄がこんなに争わなくちゃいけない訳?という疑問は、「クレオパトラの鼻」とかを持ち出して説明があるんだけど、はっきりいって、それってどう関係してるの??わからなかったナ~、最後まで。ただ、話は思わぬ方向に進み、地獄に暴動の危機があるとかで、地獄の本部長が天国と組む事にしてしまう。カルメンとロラは協力して、マニの魂を救わなければならない。ロラとカルメンの二人が仲が悪いと思っていたのに、急になにやら仲良くなったのを見てマニは、二人の関係を怪しむようになる。この後、結構面白い展開になっていく。ベネロペ・クルス、初めてまじまじとCM意外で見た・・・のだけど、いいじゃない??あのビクトリア・アブリルという女優さんも初めて。(まあ、スペイン映画自体見たことがないので、しらない俳優さんばかりだけど。)スペインの女優さん。歌も歌ってるよ。美人とは思わないけどハスキーな声が、色っぽいのかも。こんなところで、ファニー・アルダンに会えたのもうれしい。ちょっと理知的な、でも色っぽいあの雰囲気は、いいね~。結構笑えるけど、結構カルメンの仕掛けた罠みたいなのは本当にありそうで恐かったかな。そうそう。ネタバレですがカルメンが自分の秘密を告白するんだけど、そこらへんから、ベネロペの演技はちょっと、無理やりでね。・・ただ最後にカルメンは本来の姿に戻るのだけどね。その顔がね・・・あまりにいけて無くてね。そ!そりゃ無いだろう~~って感じ(笑)
2006.10.16
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「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボン監督、「マスク」「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリー主演による感動のヒューマン・ドラマ。人生に絶望した一人の男が、偶然出会った小さな町の住人たちとの奇妙な交流を通して次第に希望を見出していく姿を描く。ジム・キャリーが迫真の演技で深い感動を与える。 1951年のハリウッド。新進の脚本家ピーターは見事ハリウッドデビューも果たし幸福な時を過ごしていた。しかし、ふとした誤解から当時猛威をふるっていた赤狩りの標的となってしまう。絶望したピーターは、当てのないまま車を走らせ、やがて橋の上で事故を起こして川に転落する。見知らぬ海岸に流れ着いたピーターは、偶然通りかかった老人に助けられ、彼の住む町ローソンへとやって来る。事故のショックで記憶をなくしていたピーターだったが、町では第二次大戦に出征し行方不明になった町の英雄ルークと間違われ、大歓迎を受けるのだった……。(2002)ジムキャリー。どちらかというと私の中では「マスク」「二人の男と一人の女」のようなコメディ俳優というイメージが強かったのだが、この映画では、しっかり良い演技してました。いい感じです。ローソンの町の脇役達がきゅっと締めていることもいえるけどね。やっぱり、ルークの父親、ハリーが良かったな。マジェスティックとは、ハリーがやっている映画館の名前。戦争後も娯楽どころではなかったせいもあって、映画館を閉めていたのだが、息子が帰って来たということで、また映画館を始める事にするのだ。ピーターは自分が何者であるか戸惑いながらも、ルークとしての生活を楽しんでいたのではないだろうか。その映画館で無事上映が始めり、そこでピーターは自分が書いた映画が上映されて、記憶が戻る。しかし、ハリーは上映中発作がおき、ピーターは彼に「実はルークではないんだ。」ということができずに息子として、ハリーを見送る事になる。ピーターを探す委員会は、そのころやっと彼を見つける。後半は、「アメリカ人のための映画なのかな~~」って思ったけど。その委員会の査問の部分が山場だ。実際は共産主義者ではないけど、自由になるために「今後共産主義とは一切かかわりを持ちません」と紙を読み上げるのか、それともルークの恋人でもあったアデルがいうように、「ここは自由な国アメリカ。」を主張するのか。この「赤狩り」というのは、チャールズ・チャプリンがその標的にされ、ずっとFBIのブラックリストに載っていたというのは有名な話である。それほど、当時のアメリカは「共産主義」に脅威を抱いていたのだろう。ピーターは、そこで「ルークのように戦った兵士たちは、こんな事を守るために戦ったのじゃない」と意見を述べる。まさに、「アメリカのための映画」でしょう。ほかの国の兵士達はどうよ?・・・・そこら辺は、当時のアメリカのこの「赤狩り」という事、映画界でおたがいに密告しあった恐怖の時代と言う事があったせいだと思うのだけど。でもしっかりと、彼がこの場でどのような意見をいうのかハラハラしながら見守っちゃった。そして、彼は無事この委員会を終え、再び映画界に戻る事ができる。だが、彼にとってローソンはやはり自分の町になってきたのだろう。彼が、町に戻ってくると駅では、「お帰りローソンの息子」と横断幕を持った町の人が迎えてくれるのだ。もちろんアデルも。彼は再び、マジェスティックの窓口で、映画のチケットを売る。ローソンの町での部分は、「映画の楽しさ」を教えてくれる。映画が娯楽であったよい時代だ。マジェスティックのような映画館いいじゃない?監督は、つまり、「再び「赤狩り」とうような事を映画界で起こしてくれるな、アメリカよ!」といいたいのかもしれない。映画って素敵な娯楽なんだよってね。臭いと言われればくさい映画だけど、でも、町の人との交流とか、ジムキャリーの演技のうまさとか良い映画でした。
2006.10.16
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以前書いたものを移しています☆The・One ザ・ワン☆ ジェット・リー主演のSFアクション。125あるというパラレルワールドに存在する“もう一人の自分”をすべて抹殺して<ザ・ワン>=全能の存在になろうとする男の野望を描く。 この宇宙全体には125のパラレルワールドが存在し、その均衡を守るため多次元宇宙捜査局=MVAが監視に当たっていた。が、捜査官の一人ユーロウがその特権を利用して、他世界の自分を次々と殺し始めた。ユーロウは一人殺すたびにそのエネルギーを吸収するかのように超人化していく――。ロサンゼルス。アメリカ大統領をゴアが務める世界。留置場から出てきた男ロウレスをユーロウが襲い殺してしまう。そしてこの時、ユーロウの標的はついに、ブッシュが大統領を務める世界に住む、ロサンゼルス郡保安官ゲイブひとりとなった……。(2002)短い映画だけど、だらだらしない分、面白かったよ。ユーロウと、ゲイブが同じ服を着て(黒いつなぎ)どっちがどっちかわからなくなると言うのは、もっと、ゲイブ考えろよ~~!!と思っちゃった。あ。ゲイブは当初逃げ回る役ですからね。というのも、病院で脳の検査を受けなくちゃならなくなった時に、ユーロウが襲ってくるんだけど、ユーロウが警官を殺したのを、警官の同僚たちはゲイブがやったと思い込むのだ。それというのも、ゲイブ、あんたが悪い。逃げるユーロウと同じつなぎを着て、惑わしちゃ、いけないよ~~。そのおかげで、奥さんも襲われてしまった・・・ともいえる・・・?しかし最後のジェットリー二人の対決場面では、ユーロウの方が、上半身つなぎを脱いで、ちゃんとわかるようにしてくれます。これはサービスですね。面白いのは、123人の写真が出る場面。金髪あり、ロン毛あり、なんだか、無理やりのジェット・リーがいっぱい出てきて。125の世界の同じ自分というのは、同じ人生ではないとは思うけど、ここまで違うのか~~と。でも顔は同じなんだけど・・・説明を聞くと、精神エネルギーが同じなんだって。じゃ、精神だけ同じなら、体型顔立ちなどまったく違う可能性もあるのかしらね。等とチャチも入れたくなるけど・・・この映画に出るために「マトリックス」をけったと言うジェットリー。マトリックスのように、スロー再生の戦いの場面があり、またちゃんと弾丸も除けるよ。バイク二台を両手に持って戦うのは面白かったわ。いっそ、「マトリックス・リローデッド」のようにわらわらと、123人のジェットリーが出てきて、戦ったら、すごかったんだけどね~。残念。悪と善という事になってるけど、ユーロウのふてぶてしい悪の顔はなかなかいいね。後半戦う場面では、ゲイブも復讐に燃えて(ユーロウに奥さんを殺されるんだ)、顔つきはがらっと変っている。タイムリミットものというのもスリルがある。ユーロウはゲイブを殺し、「ザ・ワン」になり、ほかの次元に逃げる予定なのだ。そのゲートが開くのは3分間。そして、そのゲートが開くまでに10分間。ゲイブも、ユーロウと同じく超人化してきているので二人の力は互角。もちろんカンフー対決です。そこはマトリックスと同じにはできないね。脇で、ユーロウを追いかけるMVAの二人の捜査官。彼らはなかなか良かったと思う。ユーロウの居た世界ではMVAだった黒人のボスは、ゲイブの居るこちらでは、ガソリンスタンドの親父さんでした。実は、ボスはユーロウにやられてしまったので、多分このガソリンスタンドの親父さんは強くなってしまったと思うのです。(笑)とにかく彼らの助けがあってゲイブはユーロウと戦えたのだと言う事です。最後のユーロウとゲイブのまとめ方はいいですね~。罪人ばかりの惑星に追放されるユーロウと、そのMVAにもとの自分の時限に送られたゲイブ。罪人の惑星のイメージもなかなか良かったよ。ジェット・リーにはもっとアクションをきっちりさせてあげてと言うファンも居るでしょうが、これはこれで、良かったのではないでしょうか。充分楽しい映画でした。
2006.10.15
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以前書いたものを移しています☆シモーヌ☆アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ。SF、コメディ。「世界が熱狂する完全無欠の女優――プログラム完了!?」が宣伝コピー究極の美貌と演技力で世界中を虜にした完全無欠の女優が、実はCGだったことから巻き起こる騒動を描いたコメディ。落ちぶれた映画監督が、ひょんなことから手に入れたCGソフトで完璧な女優を創造するが、予想以上の人気を得てしまったことで秘密を隠しきれなくなっていく。監督・製作・脚本は「ガタカ」のアンドリュー・ニコル。主演はアル・パチーノ。レイチェル・ロバーツは、スーパーモデルなんだ~~。そっか~~。これは面白そう♪ 以前ここで、「面白そう」とかきました。その後いろいろ噂を聞くに、これはビデオでも充分かもしれないと思うようになったのですが、まあ、上映最終日でもあるし、やっぱり行ってきました。内心、「SWAT」見た方がいいかな・・・なんて思いつつね。面白かったですけど、でもすごく面白いかと言えばそうでもないかな~~。クククッて笑ったりしましたが、周りは静かでした。(笑)コメディですが、ニヤリという程度かも。「シモーヌ」の女優さん、いまどきの顔なんだけど、なんで、あの彼女が世界的なアイドルになっちゃったのか、説得力がない。というか、これは好みの問題なのかも(笑)ぷちとしては、好みの顔ではなかった。モデルさんだから、もっと全身写してほしかったかも。顔は、モニターに常に出ているんだけどね。後はバストより上とかね・・・あ、涅槃像のように横たわるシモーヌが看板に描かれていて、常に見えるといえば見れるんだけど。もったいないような気がする。モデルさんだし・・・顔よりスタイルの方が・・で、この監督自分のことも反映してこの作品を作ったと前何かのインタビューでいっていたように思う。シモーヌ役の女優さんと結婚しちゃったしね。これは関係ないけど(笑)ここで、映画監督であるアル・パチーノが作る映画って、ほんとどうみてもヒットするような内容じゃなさそうなのね。それなのに、「シモーヌ」という世紀の美女が出ただけで、内容いかんではなくヒットして、ついには賞までもらってしまう。そんなもんかしらね~と見てしまったのだけど。そして、名前が売れれば、もちろん以前はけんもほろろに断ってきた女優が自分を売り込みに来る。そんな所は、映画の裏側を見る感じで面白い。シモーヌは監督(A・パチーノ)が言いたいと思っていたことをいい、演じたいように演じる。そういう点では、完璧な女優である。すべて監督がCGを作っているのだから・・こんなわがままも言わない女優が欲しいと監督は思っているのだろうかねね~~。しかし、いつかは、ばれて困った事になるとわかっていてもこの人気と名声を捨てる事ができない監督。レコードデビューまで、シモーヌにまでさせちゃうのよ。そして、コンサートもする。スモークを大量に焚いて、ホログラムで。普通はばれると思うけど、そこはそれ・・・で(笑)しかし、段々シモーヌを維持していく事が困難になってきて、ついに彼はシモーヌを抹殺する事にする。PCを知ってる人なら、なるほどねと思う方法で。そして、すべてを海に捨てちゃうのだ。そのあとは、コミカルで面白い。いくら、監督が、「シモーヌは私が作ったCGなんだ」と主張しても、信じてもらえない。何せ世界中のアイドルがある日突然居なくなってしまったのだから。そしてシモーヌ殺害の犯人になってしまうノダ。えらいこっちゃ。海に投げ捨てたのは、死体ではないかと疑われ、ディスクを入れたはずの箱は、何かの弾みで鍵が開いてしまって中は空っぽ。しかもその海は鮫がうようよ!「シモーヌ、鮫に食われる」などと書かれちゃう。しかし彼の窮地を救ったのは、かしこい娘と別れた妻。娘の機転で、シモーヌが復活して、彼は殺人犯の疑いが解かれ、無事釈放。しかし、シモーヌ、その後おかしな方向にいくんだよね~~。シモーヌと監督の間に、子供が生まれ(もちろん子供もCGよ)、しかも!しかもシモーヌは政治の世界に!!それは・・・それは無理でしょう??ん?シュワちゃん??シュワちゃんのことかしらね??シュワちゃん映画で有名になって、まあシュワルツネガーというネームバリューで「ターミネーター3」はヒットしたけど、思ったほどの内容ではなかったし?今は、立候補してるし?もしそうなら、ハリウッドをかなり皮肉っていて、面白い映画という事になるな。ビデオが出るのは、半年後。時々ククッと笑いながら、あなたは、どんな感想を持つでしょうか?
2006.10.14
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前に書いたものを移しています☆ドラゴン・ヘッド☆日本映画に対しては評価が厳しくなるのはなんでだろうか??これは自分に対してね。なんでかな~~。日常お茶の間で見れる顔を1800円出して映画館に足を運ばせる、それには魅力がなければならないよね。今回これに1800円の価値があるのかどうかね・・・・最初思ったのは、この映画を撮った監督は相当若いのではないかと思ったわけです。深みが無いというかね・・・それでまだ若い人なのかなと思ったわけですが・・ところが、たくさん映画撮ってるのですね。さて、この「ドラゴンヘッド」このタイトルはなんだろうね。よくわかんないな。ストーリーは、突然訪れた世界の終末をリアルに描き出した望月峯太郎原作の同名コミックを「NIGHT HEAD」「アナザヘヴン」の飯田譲治監督が映画化したSFサバイバル・アドベンチャー。壊滅した都市に取り残された高校生たちが体験する極限状況を壮大なスケールで映像化。主演は「ウォーターボーイズ」の妻夫木聡とこれが長編映画初出演となるSAYAKA。 ある日、東京へ向かう新幹線が、静岡のトンネル内で原因不明の事故を起こした。車両は大破し、乗客は即死。だが、この惨事の中で、修学旅行帰りの高校生、青木テルと、同級生の瀬戸アコ、高橋ノブオの3人だけが奇跡的に生き残り、彼らは救助を待つことに。しかし、誰も彼らを助けに現われず、トンネル内はますます闇に覆われていき、ノブオは恐怖のため次第に精神に異常を来たしていく。そんな混乱の中、テルとアコは暗闇の恐怖を逃れるため地上に脱出するが、なんと2人の眼前に映ったのは白い灰が降る荒廃した大地だった…。ま、ここまではいいよね。かなり異常な設定だから、どうもっていくか面白そうではないですか。妻夫木君、「ウォーターボーイ」がよかったなと思いそれ以後のTVはよく見てないけど。今回、ふ~~ん、いいんじゃない?と思いましたよ。なにが良いって、せりふがはっきりしてるのがいい。(笑)つまり他の人のセリフが聞き取りづらい。なに喋ってんだかわからない事があっていらいらする。地上に出てから、東京に向かう二人。町の残骸で、住民に出くわすが、襲い掛かってくるのだ。しかも、そのあとどこかの地下室で、「恐怖」を無くすために脳を手術した子供が2人居るのだ。なんなのあれは?いろいろありまして、とにかく火山が爆発してるようで、地震と、火山弾が降るのです。東京にたどり着きます。東京では、生き残った人間に食料が分け与えられている。ただその食料は感情を殺す薬が混じっているのだと。地下室に集まった彼らはみな無表情で、天井が落ちてくるような場面になっても逃げる事もない。最後、2人のその高校生は、地下室から逃れ、爆発している富士山に向かって、「生き延びてやる」という。THE END何が起こったのか、人間はどうなっちゃったの?という疑問が解けそうで解けない・・のだけど。地場が狂って人間も狂っちゃったという説明があったようだけど。極限状態というのをもっと掘り下げて欲しいな。異常な状況での人間というのを磁場とか何とか言わないで、まっすぐに見てほしいな。コミックではどうなってるのかしらないけど、そのまんま映画にして説得力のある映像に出来上がるなら許すけどね。底が浅すぎるんじゃないかな。何度も言うようだけど。面白い題材だし、映像もいろいろ考えられる。漫画ですむなら、漫画だけにしておいた方がよかったね。コミックと映画は違うよ。漫画なら許せるかも。お金かけても海外ロケしても、いい映画になるとは限らんね。
2006.10.13
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以前書いたものを移しています☆パイレーツ・オブ・カリビアン☆ジョニー・デップが、ちょっとコミカルに、いい男振りを見せてくれる。いやいや、先日までTVで見た、普通のちょいとさえないかも的な男を演じたのを見ただけに、この変身振りは嬉しいね。ジョニーデップが楽しんで演じてるように思うのだ。いっちゃった役もジョニー・デップはうまいけど、今回の「いっちゃった」は、もっとコミカルで饒舌で、かっこいいの!!かなりメークが入ってるんだけど、笑っちゃうのは、海に飛び込んで上がってきたら、目張り(アイライン、アイシャドー)が薄くなってる所・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!この映画、ディズニー・ピクチャー配給なのだ。まるで、ディズニーランドの「カリブの海賊」だね。ちょっと、ディズニーランドに行ってもいいなと思った。宣伝効果ありだね。で、もう1人のロードオブザリングのイケメン、オーランド・ブルーム。彼は、まだまだだな~~。(笑)どうしてもジョニー・デップに食われちゃう。もちろん、まっとうな青年の役なんで、どうしてもそうなるのだけど。敵となる、ブラックパール号の海賊達。月明かりで、本来の姿になる。みんなガイコツなんだけど、これもいい感じでしたよ~~。月明かりから物陰に動くだけでも、骸骨から人間へと変わるわけ。これは、呪いによって不死身のガイコツになってしまったのだ。呪いがとけたら、林檎を丸かじりしたい!っていうのよね。そのあと、ワインをがぶ飲みするけど、全て骨を伝って流れ落ちてしまう。食べても腹はいっぱいにならず、感動もなく、死ぬ事もなくただまさに生きる屍。呪いもときたくなるよね。でも呪いを解いたら、お宝いっぱい、やりたいほうだいしようってところが、あっぱれ、海賊か?その呪いを逆手にした、ジョニーディップの戦いぶりがまた楽しい。ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク大いに楽しめるお勧め映画でした♪
2006.10.10
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以前書いたものを移しています☆ターミネーター3☆シュワちゃん渋いね。ターミネーター登場場面。スッポンポンなんだけど、このためにきたえたというシュワちゃんだけあって、見事に引き締まった体でございました。見事服を調達して、(男性ストリッパーから服を奪うんだけどね)サングラスをかけるとそのサングラスが、星型なんだよね。サングラスに固執だったっけ?あとで、ちゃんとコンビニで、お気に入りのサングラスをゲットするんだけど~。カーチェイスは、確かに迫力あるぞ。大型のクレーン車や、消防車のカーチェイスだから、ますますね。そうね、今回は、あのターミネーター女性版!だよね。強すぎるよ。でも、けっこうかわいい??しぐさもするんで、そこら辺がいいね。小首をかしげて見るのとか、かわいいよ。とにかく、この2人のターミネーターによって、破壊されまくりだ。まあ、おねえさんがガンガンにやってくれるんだけどね。シュワちゃんも、自分の内蔵された電池が壊れたからと、ぽいと捨てるんだけど。大爆発、あれは、水素爆弾だよね・・・ストーリー的にはね。う~~ん・・・なんだろうか?シュワちゃん渋くなりすぎて、おとなしくしたのかな?破壊しまくるわりには、内容はお粗末なんじゃないの?でもこれって、まだ続くのだ・・・、たぶん。次回は、女ターミネータと、未来の奥さんが主役だな・・・どちらも強い・・・(笑)しかし、シュワちゃんはこれ以上ちょっと大変じゃないかな?などと思うのでした。それと、なんでかな~~、主人公でも有る、未来を変えるぼくちゃんもうちょっと魅力のある人にしてもらった方が・・・??
2006.10.08
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以前に感想を書いたものを、こちらに書き写す事にしました。☆マトリックス・リローデット☆ストーリー的には、面白いと思った。なかなかわかりにくいという話題だった「マトリックス」そのCG処理ばかりが話題になったけれども、結構面白いストーリーだよね。今回は、その続きでもあり、秋公開される作品の序章でもある。マトリックスの秘密が徐々に明らかにされてきて、見逃せませんぞ~~。ラブストーリーになってるから、そういう場面多し。それも次回に続くのかな?しかし、2人ともなんであんなに痩せちゃったの??ふけちゃった・・それもストーリーに関係あるのかな~~。話題のあの100人のエージェントスミス君との戦いの場面は、わらわらと出てくるスミス君が、アリンコの(またはゴキブリの・・・洋服が黒いから)ようで、すご~~い!でもちょっと笑っちゃいます。次回は、スミス君に期待大!!モーフィアスが、刀を持たせると強かったよ~~。そうそう、地底都市・・・なんだか、黒人を始め有色人種ばかり多いように見える。なんでかな~~?CG処理については、なんか、ゲームを大きい画面で見てるような気分になる、戦闘場面とかね。その他背景とか、すごいなあって感心するんだけどね、ここまですごいものが作れるんだという意味では、確かにすごいし、この先もこういう映画が主になってくるんだろう。SF物はね。そしてこういう物ばかりになったら、今度は、むしろCGを極端に使わないで、作るSF物というのが出てくるかもしれない。「こんな事もできるぞ、どうだ」って言ってる時代も終わるかも・・・「リローデッド」次回が楽しみという事で、◎でした。*********************☆マトリックス・レボリューション☆マトリックスの完結です。まず、こんな復習から。マトリックス:マシンが人間のために作り上げた仮想現実の世界。マシン:人間を支配する存在。センティネルズ:イカの形をした偵察撲滅マシン。動きに敏感。ザイオン:人類最後の都市。エージェント:マシン世界が放った刺客。オラクル:預言者。いつも意味ありげなお告げを下す。とりあえず、ザイオン反乱軍が巨大戦闘マシンで戦闘体制に入るところ。戦闘マシン・・・あれはどこかで見たことがあると思うのだけど。アニメかな?あの戦闘マシン人が乗って操縦するんだけど、あそこのCGが面白くて!!それより、マシンが、何十機と並ぶ所は壮観です!!かっこいいなあと、単純に思いました。このマシンの隊長、「ミフネ」もかっこいいの一言ですね!ザイオンでは、センティネルズの攻撃を受ける。センティネルズって、クモのようなイカのようなマシーンね。このミフネ達の巨大戦闘マシンで迎え撃ちするが、敵の数は膨大だ。沸いてくるようだ。「ネオを信じる」彼らが最後にたくすのはやっぱり、ネオ。彼がどう立ち向かうか、ハラハラしながら楽しもう。今回、ちょっぴり残念なのが、モーフィアス。モーフィアスが、おとなしくなってしまった。指揮官として、リーダーとして力強い存在だったと思うのだが。今回は、どちらかというと補佐に回っていて。そうそう、ロゴス号というザイオン軍のホバークラフトの船長を務めるナイオビ。彼女は、今回違う船を操るのだけど、かっこいいですよ。このナイオビ役を演じているジャダ・ビンケット・スミスは、ウィル・スミスの奥さんですって~。女性で活躍するということで、ジー。彼女は、ネブカデネザル号のオペレーター、リンクが無事に帰ってくることを信じ、センティネルズと戦うのだ。そして、このジー役を演じているのがノーナ・ゲイ。彼女は、マーヴィン・ゲイの娘とは今までしらなかった。さて、エージェントではなくなってしまった、スミスだが。彼もかなりパワーアップして再び登場する。雨のなかのスミスと、ネオの戦いは、力と力の対決だ。しかし、とにかくあのスミスの数には参った!!わ~~!!スミスがいっぱい!!「始まりがあるものには、すべて終わりがある」で・・・どうなったわけ?ぼんやりと、こんなかなとわかるけどね~・・・?今回、マシンの戦闘場面や、ネオとスミスの戦いに目を奪われて、ストーリー的に消化不良です。ビデオでもう一度みようっと~。
2006.10.02
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映画の日でしたね。皆さんは、何を見たのでしょうか?私は、あまり評価が高くないけど話題作と思われる「レディ・イン・ザ・ウォーター」見てきました。そうそう関係ないけど、ケーブルTVで韓国版「イルマーレ」を今月はやっていて、早速今日見たんです。だいぶ忘れているところもありました。また、先日見たハリウッド版に追記しておこうと思います。しかし、とりあえずまずは、この映画館で見たシャマラン監督の映画を。☆レディ・イン・ザ・ウォーター☆(2006)Mナイト・シャマラン監督ポール・ジアマッティ ブライス・ダラス・ハワード ストーリーフィラデルフィア郊外のアパート。住み込みの管理人クリーブランドは、日々雑用や修繕に明け暮れていた。そんなある夜、中庭のプールに女性が潜んでいたのを発見したクリーブランドは、彼女を自室に連れ帰って休ませる。まだあどけなさの残る美しい彼女が一体どこからやってきたのか、何者なのか、“ストーリー”という名前以外は何もわからない。その謎を解く鍵は、意外なところにあった。韓国人の女子大学生が語る東洋の伝説に、彼女が奇妙なほど合致していたのだ。そしてすべては、伝説通りに動き始める……。~~~~~~~~~~~~ベッドタイムストーリーというのですかね、監督が子供に語る寝物語から、作られた映画だそうですね。彼の作品っていろいろ言われるもんね、いつも(笑)それだけ「シックス・センス」は面白かったと思います。その後の作品は、好みで評価が分かれると思います。そして今回、ホラーっぽい雰囲気を見せながら(ちょっとですけどね)、ファンタジーです。格別のオチはないですね。一応右往左往する主人公達というのが、どんでん返しみたいになっているのかな。私は、シャマラン監督の個人的な映画だと思いました。監督自身が、とても重要な役柄をほとんど出ずっぱりでやっちゃうところは、さすがになんでだろうか?と思いましたけど。この重要な役は一体なんだったんだろうね?世界全体に影響を及ぼすそんな役割をになう(未来で)人物なんだよね。監督がその役をやったら、監督がそういう人物になりたいんだなあと、見ているほうは思っちゃうよね。そして、この映画の中で映画評論家が出てくるけれども、けちょんけちょんです(笑)監督の日ごろの恨みを晴らそうとしているんじゃない?なんて思いながら見てました^^)そんな点で、個人的な映画だよねなんて思ったんですけどね~。でも、私はそこそこ楽しんできました。ポール・ジアマッティはさすがにいいですね。このお腹の出た中年のおじさんは、水の精を元の世界に帰すために奮闘するのですよ。主人公は、このジアマッティです。この彼の救いの物語として、ホロッと来る所もあります。人にはそれぞれ自分の役目があるという話でもあるんでしょうね。その点は先ほども書いたけど、監督自身が自分に向けて「がんばれよ」って言っているような気がしたわけです。東洋の昔ばなしですが、それが韓国だというのもなんか面白いかも。最初中国かと思いました。しかし、この昔ばなしが小刻みに出されるのが、ちょっとね。ご都合主義に見えちゃうよね。もちろん、子供に話す寝物語ってそういうところもあるでしょうけどね^^)途中で眠くなると、話を無理やりに進めたりしちゃってね(笑)でも、何の変哲もないごく普通の生活に突然こんな事が起きたら、面白いかもね。信じられないでしょうけどね。そういえば、住人達そんなに驚いていなかったですね。でもねえ、「タンスを抜けると別世界」というファンタジーだってあるわけだし~なにかワクワクさせてくれるのは、楽しいんじゃないでしょうかね。その後、この世界はどう変わったんでしょうね~~?もちろん水の精の世界も何か起きたんでしょうかね。~~~~~~~~~~~~書いているうちに、いろいろ思っちゃうんですが、見ている時はそこそこ面白く見ていました。でも、他人に勧める時には、やっぱり「期待しないで見た方がいい」と言っちゃうかなあ^^)この監督の個人的な部分を取り払って、作ってくれたらもっと面白くなったんじゃないかなと思いますけどね~。************追記です。私は、毎回こうしていろいろ話題を振り撒いてくれるシャマラン監督、やっぱり捨てがたいなあと思うのでした。いろいろ言われても、このまま独自の路線を貫いて欲しいと思いますね~^^)今回のこの映画、ちょっとね「ヴィレッジ」の怪しいところや「アンブレイカブル」のマニアックな所に、なにか通じるものも感じました。あ・・・あくまでもちょっとね。(私の気のせいかもしれないけど(笑))このファンタジーって、あんまりアクションないけど冒険ですよね。監督はRPGのゲームとか好きかな?ところで、シャマラン監督の、私の中での好き度は、1:シックス・センス(ダントツ。別格ともいえる)2:ヴィレッジ(俳優さんも、なかなかではなかったですか?)3:レデイ・イン・ザ・ウォーター(ここに入れちゃいました^^)4:アンブレイカブル(シックス・センスの次の作品という事で、期待しすぎた)番外:サイン(どうも、これは私に合わなかったかも、笑わせてもらったんだけど)となっています。
2006.10.01
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初日ですね。見てきました。面白かった~~♪そして、エンドロール後に「おまけ」がありますから、席を立たないようにね。思わず、この「おまけ」の確認の為にパンフレットを買っちゃいました(笑)↑この行為は謎ですか?でも、パンフレットで何か確認できる事はないかと思ったんですよね。そして、パンフを眺め回していたら、おまけの謎が解けすっきりしました~~♪【追記】すみません、私が確認したのはごく一部で、しかももしかすると基本かも・・(笑)X-MENファンは「そんなの知ってるわい」という事です。それ以上の謎はやっぱりわかんないですよね~。☆X-MEN:ファイナル ディシジョン☆(2006)ブレッド・ラトナー監督ヒュー・ジャックマンハル・ベリーパトリック・マースデンイアン・マッケランその他出演者多数ストーリープロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、“ミュータントは病だ”と主張する天才科学者によって、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬“キュア”が開発される。“ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるか”という究極の選択に、ミュータント社会は大きく揺れる。マグニートー率いるブラザーフッドは、キュアの根絶を狙い、キュア開発のカギとなる少年ミュータント、リーチの強奪に動き出す。一方、X-MENは人類とミュータントの全面戦争を回避しようと奔走するのだが…。~~~~~~~~~~~ ホント、おもしろかったです♪私の中ではこういう娯楽作品では、今のところ今年一番の面白さかも~~♪見る前に「2」も見ないで行ったんですけど(「1」はTVで見ておきましたけど)登場人物ぐらいは知っているといいかも。ただ、「2」は劇場で見てあったのでおぼろげながら思い出しながら見ていました。TVで「2」もやったことだしつながりが分かって、これから見る方は良いですよね。彼はジャガーノート♪内容にも触れていますので、ご注意を。~~~~~~~~~~~~~突っ込みどころもあるんだけど、そこは元が漫画だからいろいろ言わない。でも、帰りには一緒に見た息子と「あそこは、無理やりだよね」とか「あんな事しなくても一発でやっつけられるジャン」とか多いに盛り上がった^^)そんなところも含めて面白い映画だった。TVで「1・2」を見てを見て思ったんだけど、サイクロップスってかわいそう・・・(笑)「1」ではあんなにかっこよかったのに、「2」ではほとんど出番がなかったんじゃない~~(劇場で見た時にはあんまり気にならなかったのは、その時「1」を見ていなかったせいかも知れないし、ヒュー・ジャックマンだけ見ていたせいかも知れない)そして、この「ファイナルデシジョン」見て、いいとこなしかわいそうなサイクロップスだけで終わってしまったね~~^^;)ちょっと気の毒になってしまった。気の毒といえば「1」から変身能力と強さを見せ付ける強敵ミスティークが、「あんな事」になっちゃうなんて!!彼女は重要な敵なんで、今後どうなるのか興味がある。他の主要メンバーは健在で、とりあえず見せ場もあるしよかった♪今回ハル・ベリーもなかなかの活躍だったよね。ハル・ベリーって攻撃の補助的なイメージであったが、今回戦いも少しは強くなっているようでうれしい。ストームはもっと攻撃力をつけて強くなってもいいんじゃないかと思うのだ。強烈なのはやっぱり、ジーンだよね~~^^)彼女の顔はホラーかというくらい作りこんでいてすごかったわ!♪強烈な力をもつのだけれども、多分本気で使ったら最後の戦い(研究所を襲う)は彼女一人で一発で破壊できたでしょうね。そこのところは、突っ込みいれたくなったんだけど。でも設定が「二重人格」なので、彼女の中でも戦いがあったと考えるといいのかな。その彼女とウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)のラストは、意外とすばやかった。一緒に見た息子は「あそこは、もっとタメがあるかと思ったのでビックリした」と言っていた。そうかもね~~、ああいう時、時間の流れを止めて二人の感情を盛り上げ観客にもうったえようとするものだけど今回は、それはなかった。でも、ウルヴァリンの気持ちは十分に伝わったよ~~。それから、ローグの選択。これも分かるな~~。彼女が幸せになると良いな。敵側で面白いのはやっぱ、ジャガーノートでしょう♪彼が登場する時に凶暴で気をつけろというから、自由にした時にどんな暴れぶりを見せるのかと思ったら、何もしなかったよ~(笑)しかし、あの強烈な体当たりは「それしかないんか」といいながらも破壊力抜群。彼とキティの戦いは面白かったね♪カリストは、ストームと戦うけどカリストの方が本当は強いんじゃないかと思う。いろいろ能力があるしね~~。~~~~~~~~~~~~~~見終わるといろいろ話したくなるそんな映画だよね^^)最後に「おまけ」の部分だけど。私がまず知りたかったのは「チャールズって誰?モイラって誰?」ってことだったのだ。これはパンフに書いてあるし、X-MENを知っている人にとっては基本かもしれない。しかし、その先の「なんでプロフェッサーがそこに居るの?しかも肉体があるし~~蘇生してるし!!」という謎は、わからないのだった。次回作に期待・・ってあれ?これって完結編だった。でもこの「おまけ」見ると、どうなったか知りたいよね!!
2006.09.09
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先週かな、見に行ったんですよ。すっかり書くのを忘れていたので、ちょっとここらで。☆花田少年史 幽霊と秘密のトンネル☆(2006)水田伸生監督須賀健太篠原涼子西村雅彦安藤希杉本哲太もたいまさこストーリー漁港に近い田舎町に暮らす9歳の腕白少年、花田一路。自転車でトラックとぶつかり、頭に9針も縫う大怪我をする。奇跡的に命を取りとめた彼の前に、なぜか幽霊が姿をあらわすようになる。~~~~~~~~~~原作一色まことの人気コミック実写版。原作のコミックも、アニメも知りません。でも、おもしろそうだなあと思って見に行ったんですよね。少年が幽霊が見えるようになって、幽霊がなんやかんやと、彼に願いごとを言いに来るのですよね。原作もそういう話なのかしらね。そういう事なら、いろんな話が出てくるだろうから原作は面白いんだろうね~。映画の方はね、面白そうな感じだったのだ、予告編では。最近、昭和を懐かしむというかそういうのが、ちょいとブームでしょう~。「ALWAYS 3丁目の夕日」からかしらね?この映画も、同じように懐かしい田舎&わんぱく坊主が出てくるのだ。田舎だよね~~というのは「ぽっとん便所」かしらん(笑)さすがに、最近は山にでも行かなけりゃそういうトイレにはお目にかからなくなったもの。最初の母ちゃんと少年とのバトルとか、テンション高く、笑わせようという場面も多く見られた。わんぱく坊主は、最近のお子様だからちょいと小ぎれいではあるけれども、須賀健太君ががんばってわんぱく振りを見せていた。でも、実は私の須賀君のイメージって、こういうわんぱく坊主って感じではなかったんで最初違和感があったかも。TVなどで見た彼はいたずらし放題の小僧って感じじゃないもんね(笑)でも、なかなかかわいい須賀君だったね。彼とともになかなかいいよねと思うのは、花田少年の友人荘太君でしょう。わんぱく坊主の友達にはこういうちょっと気弱な友人がいるというのが、定番かしら。この荘太君に関係する事件が絡んでくるので、結構重要な役だったのだ。そして、この子役もなかなかいい演技をしていたと思う。大人では、花田少年の母親、篠原涼子が良かったね。西村雅彦はお父さん、そうね、まあまあかしらね~。もたいまさこは、近所のばあちゃん、しかもすぐに幽霊になってしまった(笑)予告などでは、このばあちゃんが出てくるシーンがインパクトあっったんだけど。もっと頻繁に出るのかと思ったらそうでもなかった。~~~~~~~~~~~何度も書くけど、おもしろくなりそうな話。ほのぼのともさせるし、少年らしい冒険物にもなりそう、しかも子供も大好きなちょっと恐い雰囲気も見せられるし。花田少年の父の過去の事件、母親との馴れ初めなどがそれぞれ絡まってラストになぜか、幽霊同士のバトルになる。海のシーンが多いんだけど、明らかにプールで撮影しているんだよねってわかりすぎるんだよね~。「あ、必死になって泳いでいるみたいに見えるけど、足がプールの底に着いているんだろうな」なんてそんな事を思いながら見てしまう。幽霊同士のバトルも、なんだか違和感があった。何でここだけCG駆使して(しかもたいした事ないんだけど)大仰に見せるんだろうって。花田少年の父親の過去の話って、海の男ならこういう事は覚悟の上だろうなって思うのだよね。漁師仲間が、いろいろあんなにいうモンなのかなあ。荘太の母親が、この仲間の漁師に、自分の気持ちをいうシーンがある。きっとここも涙を誘うシーンかもしれないが、あんまりジーンと来なかった。たいした事言ってないから?う~ん?~~~~~~~~~~~小さな田舎の懐かしい風景などは、ちょっと見てみるのも楽しいね。運動会での杉本哲太のエピソードは、ちょいと泣けたよ。泣かせるシーンだとわかっているんだけど、やっぱりうまうまとのせられてしまう(笑)気楽に見れるので、TVで放映されたら楽しめると思うです^^)
2006.08.28
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先行上映。お盆前のこの時期に。まあまあの入りかしら?☆スーパーマン・リターンズ☆(2006)ブライアン・シンガー監督ブランドン・ラウス・・・・・・・・クラーク・ケント/スーパーマンケヴィン・スペイシー・・・・・レックス・ルーサーケイト・ボスワース・・・・・・ロイス・レインストーリー5年ぶりに地球に戻ってきたスーパーマン、久々に再会した恋人ロイスには新しい生活が・・更に宿敵レックスは仮釈放で出所していた。~~~~~~~~~~~それほど、スーパーマンに思い入れがない私、とはいえクリストファー・リーブを語る上でこのスーパーマンをはずせるわけもなく、そういう意味では旧作のスーパーマンのダイジェスト的なことは知っていたつもり。知っているだけなので、殆どはじめてスーパーマンを見たともいえる。冒頭、あのスーパーマンのテーマが流れるとなんだか嬉しくなる♪テーマ曲というのは偉大だよね。そして、スクリーンは宇宙の何処かから太陽系にそして地球に・・と見せてくる。さて、いい所。スーパーマン役のブランドン・ラウス、予告編よりも本編の方がいい男だ。クリストファー・リーブもこの彼ならば、安心してくれるのではないかと思う。ケヴィン・スペイシーはもちろんこの話の悪役として、要である。ベタな悪役を大いに楽しんでいるのではないだろうか。やっぱり、ハゲのスペイシーは悪役がよく似合うと痛感する。もうひとつのいや、こちらがもっと重要なのだがロイスは、なかなかかわいい♪普通の人間だが、傷一つ負わないなかなか強靭な女性だ(笑)この彼女の現在の恋人役はリチャード(ジェームズ・マースデン)。脇役だから分が悪いんだけど、もう少しイケメンだったら・・・などと思って見ていたのだが。だが、後半になると印象が変わるかな。いい奴じゃないか~って思うもの^^)新聞社での狂言回し的な若い記者がいるんだけど、ちょっと魅力がないな。普通って感じ・・・~~~~~~~~~~~~前半、回想等でスーパーマンの話の補足をしている。長い年月が経っているし、始めてみる人のためにも必要だろう。回想とともに、スーパーマンの力を見せる事件もちゃんとあるしね。ただ、この前半が必要なことはわかるんだけど、もう少しパキパキと見せて欲しい、ちょっとダラダラ・・なんて思ったんだけど。後半ロイスやロイスの息子が巻き込まれるし、レックスはスーパーマンを落としいれようとするし、面白く見れると思う。しかし、レックスって知恵が回る強敵なんだけどなんだかお間抜けなところがあるよね。そこらへんがベタなアメコミの悪役ってところなんだろうな~(笑)けっこうあれよあれよとスーパーマンが活躍していくんだね。前半のスローペースを吹き飛ばす感じだ。意見が分かれるかもしれないけど(ネタバレ)→ロイスの息子、つまりはスーパーマンの息子は、ぼ~っとした男の子で、私はもうちょっと『力』を見せても良かったかなって思ったんだよね。というか、もうちっと生気のある男の子だったら?なんて思ったのだ。しかし、一緒に行った旦那は『あのぜんそく持ちで、もやしのような男の子だからいいのだ』と言っていた。確かにこの先にシリーズ化があるかもと考えると、そうかもしれないなあ~。←このスーパーマンの活躍を見ていると、一人で地球を守るのは大変だなあ~とつくづく思うのだった。がんばれスーパーマン!映画自体は、普通に楽しめる映画になっている。派手なアクションが見所なので、大きいスクリーンで見るのが楽しいよね。次の楽しみは「X-MEN3」ですね~♪
2006.08.12
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ブレイブは見るつもりがなかったんですけど、娘のおかげで(私の粘りもありますが(笑))ただ券をいただいた物ですから、早速見てきました。あ~、いろいろ言われている通りですね。☆ブレイブ ストーリー☆(2006)千明孝一監督声:松たか子 大泉洋 ウェンツ瑛士 ストーリー宮部みゆきの原作を映画化。小学5年生のワタルが、家族がばらばらになった事で「ヴィジョン」と呼ばれる不思議な世界に飛び込み自分の運命を変えるために冒険を開始する。~~~~~~~~~~子供を対象にしているのはわかるよね、主人公が小学生だしね。それにしては面白いところをはしょったね~~。私は、冒険が始まって少しまでは結構OKだった。聞いているよりは面白いではないかと思ったのだ。しかし、大事な冒険のシーンを時間がない為に歌に合わせて流していくあたりで、これはつまんないなと思った。ヴィジョン世界という世界の説明もないしね、主人公が5つの宝玉を集めなくてはならないといわれるのに、その集める冒険をはしょったら、あんまり意味ないだろうと思う。何よりも、せっかくのサブキャラたちがまったく生きて来ない。この世界で一緒に冒険するからこそ、キ・キーマ、ミーナ、ハイランダーなどとの友情が生まれこのヴィジョンを大事に思う心が生まれてくる。ミツルとの友情を大事にして見せているのは、いいと思うけどね。大急ぎで到達した後半、ここはもちろん一番の要。勢い見せ方も派手になる。CGも力が入っているし、「運命を変えたい」という願いはどうなるの?というシーンは良かったかな。湖での自分の「影」との戦いは先日見た「ゲド戦記」と同じ感じだよね。ゲドでは戦っていなかったけど・・あ、そのあとの声の主の女の子は説明がないから、彼女がどんな存在なのかわからないだろう。かくいう私も原作をだいぶ忘れているので、彼女はどんな女の子だったかわからなかった。CGの力の入れようの半分でもいいからストーリーに力を入れてほしかったな。モンスター系とかダークなものって作るのに力が入るんだろうか。そこばかりが目立っていたように思うんだけど。ゲーム的な考え方なのかな。いやいやRPGにしろ他のゲームも世界観を大事にすると思うんだけどね。戦闘シーンやモンスターだけ見せてもダメだということだ。娘とも話していたんだけど、これってTVアニメにしてじっくり冒険を見せていくほうが楽しいだろう。映画にするならそのTVアニメのラストを映画にして完結するみたいな感じにしたら、よかったんじゃないかな。大人にはものたりず、子供にはメッセージは伝わるかもしれないが世界観の楽しさは伝わらないという、中途半端な出来になってしまったと思う。しかし、原作の「ブレイブ・ストーリー」は面白いので、まだ読んでない方はぜひ読んでみてくださいね♪
2006.07.31
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ゲド見てきました。午後からの上映時間に行ったせいか、お客もいっぱいでしたね~。ところで「笑止」という言葉。「笑止千万」などと使われますね。笑止:1 ばかばかしいこと。おかしいこと。また、そのさま。2 気の毒に思うこと。また、そのさま。 3 困っていること。また、そのさま。4 恥ずかしく思うこと。また、そのさま。笑止千万:1 非常にこっけいなさま。2 たいそう気の毒なさま。大体この1番のばかばかしい事とかおかしい事とかの意味で使いますね。しかし、なかなか普通では使わないし日常会話では聞かないです。今回ゲドで、この「笑止」が使われていていたんですよ。こういうところで聞くのも、私としては良かったんですけどね。「ほ~~、古典だな。お子様向けではないな。」と思いました。あ~、でも逆に一つ言葉を覚えるいいチャンスともいえますね^^)☆ゲド戦記☆(2006)宮崎吾朗監督声 岡田准一・・・・・・アレン 菅原文太・・・・・・ハイタカ/大賢人ゲド 手嶌葵・・・・・・・テルー 田中裕子・・・・・・クモ 風吹ジュン・・・・・テナー 香川照之・・・・・・ウサギストーリー 多島海世界“アースシー”では、西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の住む東海域に現われ共食いを始めた。それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。世界の均衡が崩れつつあるのだった。偉大な魔法使い、大賢人ゲドは、災いの源を探る旅に出る。やがて彼は、心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンと出会う。影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは、ホート・タウンの街はずれにある幼なじみテナーの家に身を寄せる。そこには親に捨てられた少女テルーも住んでいた。彼女は、自暴自棄になっているアレンを激しく嫌悪する…。~~~~~~~~~~冒頭にも書いたように、小さなお子さんは少々わかりずらいでしょうね。しかし、「命」というテーマはわかりやすく見せていたようにも思いました。物語のはじめに竜が共食いをし、人間界で異変を感じるという展開の大きなものになりそうな感じではじまる。異変が人間に及ぼす影響は、心の荒廃だろうか。その影響を受けてしまったのがアレンだ。しかしストーリーはこの世界の異変を見せつつも、もっと個人的なものになっているね。そのせいかな、前半がなんかたらたらとした印象。後半は展開が早くなって、おもしろかった。この個人的なものというのが「生と死」なわけだけど、言いたい事はよく分かる。メッセージもちゃんと伝わってきて良かったと思うよ。ただ→クモが永遠の命を欲しがるというのが、「へーいまどきそんな事を言うんだ」とちょっと古めかしさを感じた。もちろん、それは『生きる』というメッセージの為に必要なのだとわかっているんだけどね。←いいなあ~~と思ったのは、背景だよね。力の入れようというか、こだわりはすごく感じる。絵画的な素晴らしいものだと思う。これは見る価値があるよね。それと、声優。声優さん達は豪華だし、良かった。菅原文太さんは、今回も安定しているしいいな~と思って聞いていた。いい声だよね~♪岡田君は『セリフが少ない』とどこかで言っていたと思うが確かに少ないね。いいとか悪いとか、判断するのも難しいかも(笑)田中裕子さんは、これは良いです!雰囲気あります。今回一番気にいったかもです。そして、道化回し的なウサギ役の香川さんと落ち着いた雰囲気のテナー役の風吹ジュンさん。出番の多い二人なんだけど、パンフを見るまで誰だかわからなかった。言われてみるとそうかも~~。新人で歌もうたってる手嶌葵さんは、どうだろう?私は雰囲気はジブリ的だと思う、しかしうまいとは思わなかったけどね^^;)お座り竜そして、竜だね。あちらの竜ってツバサがあるよね。飛んでいる姿って見た事があるけれども、座っている姿ってじっくり見たことがなかった。お座りってどうするんだろうか?そうか、そうか!こんな風に座るんだ~。ちょっと感激した♪初監督作品という事で、かなり注目を集めている作品。それなりの出来と見るか、気負いだけが先走ったと見るか微妙な所かもしれない。私は、この監督の次回作を見て判断したい。監督、次の作品も見たいですよ~。~~~~~~~~~~~部分的な私のこだわり(ネタバレになるのかも)アレンが時に追い詰められ表情が豹変するのだが、あの顔はなんとも!確かに宮崎駿の映画ではないのだと改めて思わされた。いつものジブリ的なキャラクターなのだが、この顔は異質だね~。私としては好きではない。最も好きな顔と感じてもらっては困るのだろうがね・・・それと同じようにクモもラストシーンでは激しく変化していくのだけれども、これも良く言えば迫力がある。面白いとも思うのだけど、グロくもあった。子供向けではないんだと再確認する。いずれ、ホラーものも作るのじゃないだろうかと思ったりした(笑)クモは以前出てきた「千と千尋」のキャラに似ている。なつかしって感じだったし、あのドロドロも同じだ。だからこそ、余計にちょっと変化の仕方がグロいなあと感じるのかもしれないね。いっそ違うキャラにした方がよかったんじゃないかな。
2006.07.29
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☆ファイナル・カット☆(2004)(94分)オマー・ナイーム監督ロビン・ウィリアムズ・・・・・・・・・・・アラン・ハックマンミラ・ソルヴィノ・・・・・・・・・・・・・ディライラジム・カヴィーゼル・・・・・・・・・・・・フレッチャージュヌビエーヴ・ビークナー・・・・・・・・イザベルストーリー近未来では脳に埋め込んだチップに個人の生涯を記録し、死後編集された映像を追悼会で流すのが流行していた。編集者のアラン(ロビン・ウィリアムズ)は大物弁護士の依頼を受けるが、かつての同僚にチップを譲れと脅される・・・。~~~~~~~~チップを埋め込み自分の人生を記録する。そんな事をしたいと思うかな?まず、その設定に違和感を覚えるんだけど。自分が死んじゃったら、自分じゃ見ることできないし。残された人が見るのって嫌じゃない?しかし、とにかくこの近未来ではそういう事が流行している。別に政府に強制されるとかというのではないので、「流行」なんだと思う。そして、そのために膨大な記録を編集する編集者という仕事が出来上がったのだ。アランは、売れっ子編集者。不要な部分はカットし、故人がいい人だったとそういう記録に編集する。どんな悪人でもだ。彼はいうんだけど「この仕事は死んだ人間の罪を食い、魂を清める仕事でもある」と。もちろんチップを埋めることに反対する人々もいるし、若者達は顔にタトゥーを入れている者がいる。最初はそれは、近未来の若者の流行だと思ったのだけど、そのタトゥーには意味があったのだよね。タトゥーをすると、チップに記憶を残さないらしい。大物弁護士のチップに関する、元同僚・フレッチャーとの争いがメインではないみたいだ。もちろん、部屋をあらされたり追いかけられたりするんだけどね。でも、映画の冒頭に見せるアランの少年の頃の記憶。彼はそれを追い求めることになるんだけど、その方が見終わって印象に残ると思う。記録は記録、記憶とは違う。記憶ってあいまいで、主観が入ったり間違っていたりするものだ。その記憶を追い求める、私達は何かきっかけでもあれば別だが、自分の記憶が正しいと思っているものね。また思い出せないことが数々あって、もやもやしたまんまとか・・ね。~~~~~~~~~~~~ロビン・ウィリアムズ、やっぱりうまい役者でしょう。コミカルな役から、サスペンスの犯人の役まで様々な役をこなす事ができる。今回は編集者って葬儀屋さんのような仕事なんで、落ち着いていて感情を面に出さない。でも、自分の少年時代の記憶にはすごいこだわっているっていう感じね。そこそこ面白いかな~という感じだけど、この近未来を味わってみてください。
2006.06.25
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リメイクされて、7月公開ですね~。今度は剛君ですか~、藤岡弘さんとは、だいぶイメージが変わるかもね。いま、駅前留学だか、口ばしうさぎだか(あれ?どっちも同じだっけ?)のCMが面白いですよね~。日本が沈没して逃げ出す事になったら、確かに必要なのは語学かもしれない~(笑)でもね、多分日本人はそのまんま日本人街を作ると思いますよ。それよりも、受け入れてもらえなかったらどうしようね~?先日も地震があって、日本から医師団が救援活動に出かけていきましたね。自衛隊も行くのでしょう。そうやって、お互いに助け合わなくちゃね。被害が大きいようで心配だけど、他人事ではないですよ、ほんと。☆日本沈没☆(1973)森谷司郎監督藤岡弘いしだあゆみストーリー小松左京の原作を、藤岡弘主演で映画化したパニック大作。深海潜水艦・わだつみの操舵士・小野寺俊夫と田所博士は、日本が沈没するほどの海底異変が起きていることに気づく。しかし、その異変から日本国民が逃れる時間はもはや残されていなかった…。~~~~~~~~~~~TVでもやったんですね~。それは知らなかったな。この映画に関しては、この時代ウルトラマンとか怪獣物で培った特撮の技術を駆使して作ったパニック映画ですよね。今見ると、確かに古いし怪獣が出て来そうな感じでもあります。ストーリー的には、政府の苦悩とか決断が見られるのだけど、一般市民の逃げ惑いは少ないような気がするなあ。小野寺(藤岡弘)と玲子(いしだあゆみ)は、恋人同士なんだけど、離れ離れになってこの先巡り会えるのかしら~って感じでしたなあ。しかし、当時のいしだあゆみって何歳だったんだろうか。昔のアイドルって大人っぽいよね~。今のアイドルってかわいくないといけないみたいで、どんどん幼児化している・・なんてね^^)それって、今の日本人全部に言えることだから仕方ないか~。(自分も含めてね)あ、話が逸れてしまったが、今度のリメイク版には恋人同士として誰が出るの?柴咲コウかあ、彼女、今旬だね~~。恋人達がどんな話になるのかも、ちょっと気になるところですね。これから上映されるリメイク版。もしかしたら、73年版よりも面白くなるのではないかな~?73年版はTVドラマのような感じだった。なので、より迫力を感じさせるパニック映画になるような気がするのだ。そこに人間ドラマも加えてある事を期待するけどね、もちろん。ちょっと、楽しみ♪オフィシャルサイト
2006.05.30
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あら?今ごろ?といわれそうだけど、見ちゃいました(笑)ついでに話が「スーパーマン リターンズ」にもいってしまいました。☆ファンタスティック・フォー☆(2005)ティム・ストーリー監督ヨアン・グリフィスジョシカ・アルバクリス・エヴァンスマイケル・チクリスストーリー天才科学者リード・リチャーズと、彼の昔の恋人で女性科学者のスー・ストーム、スーの弟でパイロットのジョニー、リードの親友のベン・グリムは、スーの現在の恋人で野心的な実業家のビクターの援助を受けて、人類の進化を解明するための宇宙実験を実施する。しかし、計算外に早くやってきた宇宙雲の高エネルギー光線を浴びたことにより、DNAが変化した彼らは人間を超えた力を授かる。一方実験の失敗で、名声と資産をなくしたビクターの体にも変化が訪れ、喪失感の中で、仲間を恨み、邪悪な存在になっていく・・・。~~~~~~~~~~アメコミの映画化。面白かったですよ。事故がなけりゃ普通の人だったのに、自分の力にどう対応していいのか悩んでいる4人。その中で「なっちゃったんだもん、仕方ないじゃん」と、自分の力を受け入れるのが、クリス・エヴァンス演じるジョニー。一方、一番気の毒なのが岩男のマイケル・チクリス演じるベン。一番光線を浴びたので、変身したまんまの姿で生きるしかない。しかも、妻は彼を見捨てた、なんてこったい!これじゃ、人助けなんかしてらんないよ~。失意の彼は、もちろんわざとじゃないけど事故を引き起こす。そこで、人助けをした事から、彼らはヒーローといわれるようになったのだね~。自分で引き起こした事故だったんだけどね(笑)ウルトラマンのように、町を破壊するのはいかがなものかと思うけど、敵もわかりやすいし彼らが苦悩する不安定なヒーローだというのも、いいかもしれない。もちろん、続編を意識して作られているので次回もこの4人で作るのかな?そうそう、ヒーローといえば「スーパーマン」「ポセイドン」見に行ったら、このスーパーマンの予告をやっていたよ。あ~、クリストファー・リーブ。懐かしいね~。もちろん予告編は、新作ですから彼ではないですが(当たり前か)新作の方は「スーパーマン リターンズ」ですって。クラーク・ケントはブランドン・ラウス。何となく、クリストファー・リーブに似てます。というか、アニメのイメージを壊さない顔しているのだ。彼は新人かな?始めて見る顔ですよね。ケヴィン・スペイシーが出ているのよね。楽しみですよね♪いいよ、つるつるなのも~~♪オフィシャルサイト***********クリス・エヴァンス セルラージェシカ・アルバ イントゥ・ザ・ブルー シン・シティ(6・23発売)
2006.05.28
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宅配レンタルではなかなか新作は借りられないです~。そんな事で、結局レンタルショップに通うことになりますね。昨日借りてきた新作の中で、この「プライマー」に一日かかりっきりでした。とにかく一度見ただけでは全く分からない。この映画ちょうど「サマータイムマシン・ブルース」が上映された頃、単館で上映されたらしいのですが、多分映画館で一度見ただけでは分からなかっただろうなと思います。パズルのようなタイム・ループサスペンスです。私も4度ぐらい見直ししましたよ~。☆プライマー☆(2004)シェーン・カルース監督/制作/脚本/撮影/編集/音楽シェーン・カルース・・・・・・・・・アーロンデヴィッド・サリヴァン・・・・・・・エイブエンジニア出身の監督が低予算ながら2004年度のサンダンス映画祭で審査員大賞を受賞したSFサスペンス。ネタバレあり。アメリカの郊外のガレージで、オフタイムを利用して研究開発に励むエンジニアのアーロンとエイブ。あるときエイブが超伝導を利用した画期的なアイデアを思いつきその装置の開発に乗り出す。ところが思いもかけず小さな箱の中に時空の歪みが生じるタイムワープを作り出してしまう。そこで、人が入れるくらいの箱を作りタイムトラベルすることにした二人。彼らは株で儲ける事を思いつく。一日のうちでタイムトラベルするのだ。朝8時半マシンを始動させる、そして本人達はそのままホテルに籠もる。午後になってその日の株価の動きを把握し、午後3時15分にタイムマシンに入る。セットする時間は6時間前。そして、当日の朝8時15分にマシンから出るのだ。もちろん、彼らは当日の株価で儲かる株を買う事ができるわけだ。ホテルにこもるのは、6時間後から戻ってきた自分たち自身に会わない為だ。外界からの情報を遮断し、ひたすら籠もる。大抵のタイムトラベルものは、未来から(もしくは過去から)来た方が身を隠し現在の自分と会わないようにするのだが、この映画では逆だね。情報をもった未来から来た自分たちが自由に動けるように現在の自分達はじっと身を隠しているというわけ。さて、多分こういう事を繰り返し彼らは儲けていたと思う。しかし、二人がいつも一緒の行動をしているわけではない。御互いを監視している事もない。友情と信頼の上でこのタイムマシンを使っている。同じ時にオリジナルとダブル(分身)がいるわけだ。ところが・・・・と続きを書きたいわけだが、この続きがごちゃごちゃして・・・前半、特に冒頭は、彼らが専門用語を駆使する理系の頭をもたない私などさっぱり分からない開発やら研究やらをしている。まあいいや、ここら辺は自分たちの研究を元に、会社を作りたいとがんばっている若者達という事なんだなと思ってみる。タイムマシンを使い始めたあたりも、大体分かる。仕組みが分かればついていけると思う。といっても流して見ていた最初はわからなかったんだけどね(笑)で、それが多分何回も繰り返され、いまが一体いつなのか、果たしてこの男はオリジナルかダブル(分身)か?と思うようになってきてからが、いっぺん見ただけでは全く分からない!ものすごく不親切な映画なのだ。パズルのようなといえばそうなのだが、そのパズルに答えはないようだ。実際、この公式HPにも「パズルのような映画。少なくとも5回は見る必要がある」と書いてある。という私も、何回も見た!<字幕>で見始めたけど、3回目には<吹き替えと字幕>にしたもんね。そして、吹き替えの方が親切だと思う。もしこれから見られる方がいたら、ぜひ<吹き替えと字幕>での鑑賞をお薦めしちゃいます。少しでも分かりやすいかと思うので。後ね、二人とも声が似ているんだね。吹き替えにして注意深く聞くと少しは誰がしゃべっているかわかるんだけどね。映像もアップになる場面があるが、わざと誰かわからないようにしているので、こいつは誰?と思う。後半入ってくるショットも、説明がないし暗いしでちょっとわかりずらい。疑問点は沢山あるが、やっぱり答えは無いように思う・・どうだろうか?もしかしたら、どれがオリジナルでどれが分身か?という事は問題ではないのでしょうね。エピソードの答えは無いように思う、という書き方の方が正しいかな?彼らの心の変化が知りたいのだ。何でそうなったのかな~とか、どうしてそんな事をするのかな?って事。そこが一番の疑問なんだけど、その答えがラストには解き明かされているのだろうか?ラストのアーロンの選択は、納得する所があるけど・・エイブはどうなんだろうか?とりあえず、いろいろ考えていると頭がこんがらがってくるよ~。でもね、たぶん「タイムマシンは危険だ」ということだよね。人体への影響も、かなりリアルだと思う。同じ体が何回もワープしたら、ダメージは起きると思うもの。ちょこっとメモ↓(伏字)1・レイチェルの父は本当にダブルだったみたいだが、それは誰が教えたのか。 もちろんこのアーロンとエイブのどちらかだろうけどね。 どちらか(分身を含めて)が投資してもらおうとしたのかもしれないよね。 または金儲けの為かな~。 あ、これは多分娘の危機のせいかも。 パーティがやっぱり、いろいろのきっかけなのじゃないかな~。2・アーロンの家の天井から落ちてきたのは誰か? あれはアーロンだよね・・多分。 アーロンの妻が最初のほうで天井に何か居るといっていた。 それで彼は何をしたかったのか? もしかして、タイムマシンを作るのをとめたかったのかな?3・横顔がアップになる場面。 あれは誰?エイブかな・・でも、アーロンかも? どうしてあんな事をしたんだろうか・・ 殺しちゃったのかな?分身もしくはオリジナルを。4・ロバートの誕生パーティでの件。 アーロンがヒーローになった。 アーロンは何故このパーティの事件にこだわるのか? しかも何回もタイムトラベルしてまで・・ レイチェルとアーロンには何か関係があるのかなあ、恋人でもなさそうだが。 エピソードの中で一番分からなかった所。5・非常用の箱 多分2にも関係すると思うけど(?)非常用の箱をタイムワープの時の持ち込み、更に過去に戻った。 何のために? マシンが出来が上がるのを阻止する為に、だと思うんだけどなあこんな事を考えました^^)面白いというか、悩ませるというか、むずかしい映画でした~。
2006.03.26
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昨日見てきました。春休みだから、意外とお客が入っていましたよ♪☆サウンド・オブ・サンダー☆(2004)ピーター・ハイアムズ監督レイ・ブラッドベリ・・「雷のような音」または「サウンド。オブ・サンダー」原作エドワード・バーンズ・・・・・・・トラヴィスキャサリン・マコーマック・・・・・ソニアベン・キングスレー・・・・・・・・チャールズ・ハットンストーリー近未来、人類はついにタイムトラベルの技術を手に入れた。シカゴの旅行代理店タイム・サファリ社は高額所得者を対象に、タイムマシンを使った白亜紀恐竜ハンティングツアーを売りにしていた。ある夜、ツアー参加者を招いたパーティーにタイムマシンの開発者ソニア・ランド博士が乱入、ツアーの危険性を指摘する。ツアーの引率者ライヤー博士は彼女から真相を聞きだすが、危惧する事態はほどなく現実のものとなってしまう。古典SFを現代のCGで見せてくれる。ちょっとチープな所が、それっぽい。当時のSFって、こんな未来像だったなあとちょっと懐かしくなる。なんでか車はやっぱり車の形で走っているし、山高帽だし(笑)面白いよね~。って、もしかすると最近のSFを期待していると、ガックリくるかもしれない。そうだな~、スピルバーグの「宇宙戦争」みたいな感じだよね。「スカイキャプテン」ていう感じでもある。とにかく、ちょっと懐かしい未来が(未来に懐かしいもないものだが(笑))見られる。過去を(しかも白亜紀)変えたら、どんな風に今現在が変わってくるのかという様子は、おもしろかった。このタイム・ウェイブ(進化の波)というのが目玉だよね。そうか~、こういう変化なんだ~!異常気象、巨大植物、未知の獰猛な生物、更に進化の波が来たら最後に変化するのはホモサピエンスだというのも、そうか、そうか~そうきたか~♪と納得してしまう。しかも、どうも白亜紀での変化なので人類は弱者の立場のようなのだ。なので、最後の進化の波が来たら果たして人類はどんな姿になっているのか?いやもしかすると、人類は滅亡しているかも・・・そこで、活躍するのがタイム・サファリ社の面々。もちろん、トラヴィス(エドワード・ノートン)とタイムマシンの開発者でもあるソニア(キャサリン・マコーマック)は、ヒーローとヒロインだ。原因は何か?どこで間違えたのか?一緒に見ていた息子は、「アメリカ人てさ、ほんと信じられないようなミスをするよな」ですと(笑)まあ、アメリカ人でなくともミスはするのよ。しかし、大概の冒険ものには、こういった人為的なミスが思わぬ事態に発展していく物だ。違った進化で生まれた獰猛な生物は、ほ~こんな風にもなるのか~って素直に楽しむ。どんな生物かはネタバレになるので伏字でね。→マントヒヒに爬虫類のしっぽというのは、面白い。ほかにも鳥類(こうもり系だった)、魚類(うつぼ系)も出たけど、やっぱりそれだけしかいないのか?ってちょいと思ったかな←↑この進化の波が押し寄せ、通り過ぎた後の町の変化っておもしろかった。ものすごい大作という期待はしないで、楽しんでみて欲しい映画だ。私は、結構楽しんだのですよ。息子はDVDで十分だと言ってましたけど(笑)デモね、大きなスクリーンで見ると面白いと思うのよね~。
2006.03.26
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前から見たいと思っていたこの映画、やっと新作の棚から奪ってきました^^)ところで、今月25日から「サウンド・オブ・サンダー」公開されますね。「過去を変えた人類に未来はあるのか?」タイムトラベルものですよね。レイ・ブラッドベリの短編を映画化。古典SFですが、どんなできあがりになっているのか楽しみですね~。映画館で見る映画も楽しみですが、この『サマータイムマシン・ブルース』もタイムマシンですよ。☆サマータイムマシン・ブルース☆(2005)本広克行監督瑛太・・・・・・・・・・甲本拓馬上野樹里・・・・・・・・柴田春華ストーリー夏休みなのに毎日大学に来ては、部室でたむろしている「SF研究会」の面々は、大切な部室のクーラーのリモコンを壊してしまう。翌日、いつものようにメンバーが部室を訪れると、そこには見慣れない金属製の物体が置かれていた。座席とダイヤル、レバーがついたそれは、タイムマシンのようにも見える。そんなワケない、と言いつつも「とりあえず昨日に戻って、壊す前のリモコンを持って来よう」と、部員たちは軽いノリでマシンに乗り込むが・・・?!~~~~~~~~~この公開時コピーが最高ですね~♪『タイムマシン ムダ使い』このコピーで笑っちゃいました。ほんとにおばかな青春SFコメディ。いやいやいや~(←この言葉、映画の中でよく出てきた)最近の若い子の笑いどころを押さえているんだろうね。最初はゆるく始まるんだけど、ちゃんとラストにはまとめ上げているしね。それってなかなか素晴らしい。SFのタイムパラドックスなんか、かなりいい加減なんだけど(笑)でも、それなりに・・つじつま合っちゃうし^^)?「過去を変えた人類」なんて大げさなもんじゃございませんが、ただただ、今日の快適な生活のために昨日に行っちゃおうかという軽いノリ。でも、やばいかも~~。昨日を変えちゃまずいかも。と、大騒ぎになるというお話。若い子に受ける映画でしょう。会話など今時の若者だもん。最初、序章が長いななんて気を許していると、ポイントを見逃したりするんで気をつけて見なければならない。きっと結構小ネタが潜んでいそうだ。ただ、私はもっと笑えるかと思っていたんだけど、そんなでもなかったな~。ちょっとごちゃごちゃするかも。人数が多いのかな~、もっと少なくしてみるのはどうかな?ま、若くないって事かしら、私(笑)~~~~~~~~~~~~~~このお話、もともと舞台劇なんだね。「ヨーロッパ企画」という劇団がやっていた劇を、本広監督が映画化。本広監督といえば、踊る大捜査線。更に、私は「スペーストラベラーズ」なんか面白かったなあ。
2006.03.16
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先行上映に行ってまいりました。☆ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女☆(2005)アンドリュー・アダムソン監督公式HP~~~~~~~~~~~~~~ナルニア国物語、読んでないんですよね。原作を読んだ方が映画を見てどうだったんでしょうね。子供向け、特に低学年向けですね。春休みの映画にはいいと思いますよ~♪第一章となっているけれども完結している所もいいと思いますね。「児童書」の映画化なので、ちょっと大人には物足りないですかね。なにせ刺激ばかり求める大人になってしまったもので・・・(笑)ディズニーですからね、そこのところは子供の心にかえって楽しんでください。兄弟愛、勇気、正義、裏切り、許し・・・いろんなメッセージが読み取れますよね。~~~~~~~~~~やはりファンタジーとして「扉を開けると雪国」というのはすごく素敵な導入です。こういう展開はワクワクしますよ、子供心をくすぐるはず♪子供じゃなくても、ワクワクします^^)しかも、100年も冬のナルニアですよ。<今年の冬の厳しさを、しみじみ思い出します(笑)>シンシンと雪の降る雪景色、外灯も素敵でした。印象深いシーンですから、そこは丁寧に作られています。あの衣装ダンス、ほしいですね~^^)きっと見終わって何人かの子供が、自分の家の箪笥を覗き込むと思いますね(笑)暗めでクラシカルな映像です。ちょっと気になった部分もありましたが。明らかに合成してますという背景と人物の違和感が、一部分ですが気になりました。前半は子供の、特に次女ルーシーの表情豊な演技に目が奪われます。そう、半人半獣フォーンのタムナスさんもいいですね~。彼の住処での暖炉の映像などもいいですね^^)白い魔女が、「コンスタンティン」でもグッと目を引いたティルダ・スウィントンですね。彼女はあの硬質なイメージがこの白い魔女にマッチしていました。もっと悪い魔女にして、バシバシ魔法を使ってもらっても良かったくらいですね^^)彼女の衣装は素敵でしたよ。メークも冷たい白い魔女のイメージにピッタリでした♪長兄の重みを背負うお兄ちゃんピーターその兄に反発する次男エドマンドおかあさん的役割をする長女スーザン好奇心旺盛で勇気ある次女ルーシー子供達に関しては、ふんふん、わかるわかるという感じです。ライオン・アスランは重要ですよね。カリスマ性のある神々しい重厚なライオン。そんなものはよく出ていたと思いますよ~。~~~~~~~~~さて、ひねくれてしまった大人としては、後半の戦闘シーンは物足りないよね。ナルニア国の住人達に、タムナスさんの他に今ひとつ思いいれできる人がいなかったのも残念ですね。ざっと流れていっちゃう感じがしたんですよね。脇役でも、「あの登場人物よかったよね」というのが欲しかったのですが。そして、ちょっとストーリーで気になるところ(原作を知っていると分かるのかもしれない)があったりしました。アスランの行動とか、ちょっとわかりずらいかもね~。あ、サンタさんからもらった道具は、もっと活用してもいいと思ったんですけど、どうでしょう?それと、エドマンドはもらったのかしらね??第二章は2008年公開だそうですよ。このまま子供向けで作り通していくでしょうか、ディズニーさん。行くんでしょうね~~。私は、たぶんその時はDVD鑑賞にしようかな~(笑)もう少し作品に深みが出そうなら、映画館に行くかもですが。しかし、原作は読んでみたいですね。あの導入部分、自分の中で再びイメージを膨らませながら読んでみたいなあと思いますよ。(原作も結構単調だとチラッと聞きまして、もっと子供の頃に読めば良かったかもと思います。もうこの年で読んでも面白くないのかな~~?どちらにせよ、結構お高い本なので、チャンスがあればという事に訂正しておきます)*********** ナルニア国物語BBC制作のナルニア物語は、DVDになってますね。(こちら着ぐるみだそうです)
2006.02.25
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大寒波!!しかし、ものすご~い積雪にはならず。でも北陸地方など、大変なようですね。雪かきの大変さを思うと、他人事ではありませんよ。明日の朝は、かなり寒そうなので、水道管の凍結に気をつけなければ・・・寒くなる前、土曜日に「キング・コング」見に行ってきました。事前に映画館に上映時間を聞いた時に「上映時間が3時間ありますので、覚悟してきてくださいね」なんていわれてしまった(笑)確かに、そこの映画館の座席はギシギシする座りごこちの悪い椅子なんだよね。しかし、映画館の事考えるとね「椅子新しくして」とは言えないのですよ。やっぱり、映画館は厳しい経営なんだろうなって思うからね~~。この映画館、古くからあるの。しかも駅に近くてとっても便利♪市内にシネコンができる、そのあおりを受けて郊外に移転したら困るな~って考えている。ぜひこの今の場所で、何とかがんばって欲しいのだ。だから椅子がどうとか、音響がどうだとか言わない、言わない~。ただ、魅力的な映画を上映してがんばって欲しいのだ♪!☆キング・コング☆(2005)ピーター・ジャクソン監督ナオミ・ワッツ・・・・・・・・アン・ダロウジャック・ブラック・・・・・・カール・デナムエイドリアン・ブロディ・・・・ジャック・ドリスコルアンディ・サーキスストーリー公式HP~~~~~~~~~美女と野獣、キングコングの切ない恋ですね。有名なこの映画をリメイクする監督は、3時間丁寧にこだわりをもって撮っているのが良くわかる。やはり髑髏島に行ってからの、荒唐無稽な展開。懐かしいSFの世界を、彼のイマジネーションの許す限り迫力ある映像にしている。こういった世界を古さを感じさせずにスピード感とアクションで見せているのは、嬉しい限りだ。こんなリメイクならもう拍手、拍手!!ストーリーはもともと突っ込みどころがあるのは当然なので、それは置いておくとして。髑髏島、小さい島なのに原住民(これが結構ホラーっぽいのだ(笑))がいたり、恐竜が闊歩したり、もちろんキングコングがいたりするって、それはすごい事。どんな生態系になっているのか・・・・(笑)恐竜達のシーンは、ほんと迫力あったね~。チカラ入っていたなあ。~~~~~~~~~~キングコングの演技をしたアンディ・サーキスは、すごいね~。サルなんだけど、サルじゃない。あの表情の一つ一つが、どんな言葉よりもキングコングの心を表すのね。美女を守るナイトのような、キングコング。やっぱり、ああいう男らしさに女は惚れるよ(笑)ラストのコングは、目がアンディ・サーキスそのものだったね。彼の演技がうまいということなんだよね。やはり、話がわかっていてもラストは泣けてしまった。エイドリアン・ブロディもアン・ダロウを愛するいい奴なんだけど。ちょっと頼りなげなあの顔が、キングコングといい対比だったような気もする。ナオミ・ワッツ、思う存分絶叫してくれてそして彼女の瞳が美しかった。又、ジャック・ブラック。私はやはり彼にも注目していた。コメディっぽさを押さえながら、この映画作りに燃える監督を演じている。でも、おかしいのだが・・(笑)この監督は、ピーター・ジャクソン監督はじめ映画を愛する多くの監督たちそのものだね。小ずるさやひとヤマ当てようとする姑息な所もうまかったよ。3時間確かに長い、でも十分に楽しめる映画になっている。ぜひ、迫力ある画面を映画館で堪能して欲しい作品だ。
2005.12.18
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これ見たことなかったんですよ~。テリー・ギリアムの代表作といわれるのにね。ブルース・ウィリスの違うSF映画と間違えていて、見た事があると思っていたら全然違いました(笑)こちらは、おもしろかったです~☆12モンキーズ☆(1995)テリー・ギリアム監督ブルース・ウィリス・・・・・・ジェームズ・コールマデリーン・ストー・・・・・・キャサリンブラッド・ビット・・・・・・・ジェフリーストーリー1996年12月28日、人類の99%が謎の細菌によって死滅し、残った僅かな人々は地下へと逃れた。そして時は流れ2035年、ウィルスの謎を探る研究者グループは囚人・コールを1996年の地球にタイムスリップさせて調査をさせることに。原因究明の鍵となる言葉"12モンキーズ"を教えられて過去へとたどり着いたコールは、狂人扱いされて精神病院に収監されてしまう。そこで精神病患者のジェフリー、医師のレイリーらと出会い、困難を乗り越えながらも彼は事件の真相に迫っていく。やがて、ジェフリーがある重要な秘密を握る人物であることが判るのだが…。~~~~~~~~~~ブルース・ウィリスの汚れきった未来人。そして、ブラッド・ビットのいっちゃった怪演。今見ても、古さを感じさせない映画だと思いましたね~。メビウスの帯?みたいな話だよね。かなり面白かったです。~~~~~~~幼いころのコールの記憶に残る空港のワンシーン。これがどういうつながりになるんだろうか?と思いながら見てました。そして、そうか~。そんなつながりになるんだね。ラストはちょっとかわいそうになっちゃったなあ。過去に来て、わけのわからない事を叫び暴れたために、精神病院に入れられるんだけどそこにブラビがいるんだよね。突然叫び暴れたり、妙に訳知り顔だったりするこのブラビ、かなりすごいね~。こういう役、ブラビは好きだと思うな。「スナッチ」も結構イッてる感じだったけど(笑)又、こういう役やってくれないかしら~。12月には「Mr&Mrs.スミス」が公開されるよね。この映画は、ハリウッド的な娯楽映画だと思うのです。それはそれで楽しみなんだけどね~。ウィリスも、ブラビもかなりいいぞ!と思った映画です。見逃している方は、ぜひどうぞ♪************ ラ・ジュテ・・12モンキーズのオリジナル版。オリジナルがあるってしらなかったですよ。 未来世紀ブラジル
2005.11.27
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これは題名どおり時間を逆行するのでSFですよね。でも、サスペンスでアクションで、しかも主人公がドツボにはまっていくのです。☆リバース☆(1997)ルイス・モーノウ監督ジェームズ・ベルーシ・・・・・・・・・・フランクカイリー・トラヴィス・・・・・カレンシャノン・ウィリー・・・・・・・レアンヌフランク・ホエーリー・・・・・・ブライアンジェス・ボレッゴ・・・・・・・・ジェスM・エメット・ウォルシュ・・・・サムストーリーカレンは交渉人の仕事に失敗し、警察を辞めたばかり。そんな彼女は砂漠で車がクラッシュ。通りかかった車に乗せてもらうことにする。運転するフランクは陽気なテキサス男、ちょっと大人しいその妻レアンヌ。仲良さそうだったのに、レアンヌの浮気が発覚しフランクが逆上してレアンヌを殺してしまう。カレンも殺されそうになり近くの研究所に逃げ込んだ。この研究所では、時間の逆行実験が行われていたのだ。命からがら逃げ込んだカレンは実験の誤作動に巻き込まれ20分前のフランクの車に戻ってしまう・・・・・~~~~~~~~~楽天にも、アマゾンにもこのビデオ、DVDありませんでした。ちょっと残念。だっておもしろいんだもの~~。借りた時は、この時間を逆行するというポイントだけで借りたんですけどね。でもこれって違いますよ、確かに時間が関係するんだけど、カレンとフランクの戦いなんですよね~~。アクションも派手、銃もバンバン撃ちまくるし、車は燃えるし・・・爆発するし。カレンは20分前に戻ってしまったことを知り、フランクの犯行を防ごうとする。そうよね、普通そういう行動を取るよね。この時間を逆行しても記憶が残っているというところがミソ。その分カレンの方が有利だものね。そう思って気楽に見るでしょ?ところがどっこい、そうはいかないんだよね。何が原因って、カレンの銃がへたくそな事かしら?(笑)そして、フランクの方が一枚も二枚も上手なこと。とにかく、カレンがどんどんドツボにハマって行くところが、なんとも気の毒というか・・・フランク、さすがに悪党というか~~。しかし、このリバースすることで、気の毒に思われる妻レアンヌも、結構したたかな女だとわかってくるのです。裏の顔が見えてくるんだよね。とにかくカレンが、がんばればがんばるほど死人が増えるというのは、彼女の「交渉人」としての能力がないということだと思うよ。何と言うか、そこらへんはホント、交渉人の仕事をやめてよかったかもと思うのだった。~~~~~~~~リバースするごとに、死体が増える、いったいこの始末どうするのだ!ジェームズ・ベルーシの悪党ぶりが憎たらしいくらいにうまい。結構派手なSFサスペンスアクション。面白いですよ~。チャンスがあったら、ご覧くださいね。
2005.10.19
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おもしろいよと、紹介されていて探しておりました。レンタル屋さんに、DVDはなかったです。というわけで、ビデオ鑑賞。でもネットで探すと、DVDもあるみたいですね。☆第5惑星☆(1985)ウォルスガング・ペーターゼン監督デニス・クエイド・・・・・・・ダビッジルイス・ゴゼット・Jr・・・・・ジェリー(ドラコ星人)ストーリー 激しい戦闘の末、惑星に不時着した地球人とドラコ星人。敵対関係にあるふたりだが、惑星の苛酷な環境はふたりの共同作業を必要とさせた。やがて両者の間に友情らしき物が芽生え始めた頃、雌雄同体のドラコ星人に出産の時期が訪れた……。ふたつの異なる種族の関係を主眼においた異色のSFドラマ。(DVDより)~~~~~~~94分の映画なんだけど、結構長く感じたんだけどね。上の解説にあるように、雌雄同体のドラコ星人の出産がメーンだと思ったわけ。しかし、これはその後もありますからね、気を引き締めて見てね。二人が漂着してから敵対しながら、だんだん信頼しあうようになるまでの前半と、ドラコ星人の子供ザミスを救出する後半とに分かれる。前半は友情で、後半は愛情か家族愛かなあ。~~~~~~~~~全て違う異性人同士、どうやってコミュニケーションを取るのか、信頼関係をどうやって築いていくのか。やはり頼るものがない苛酷な環境で、一人より二人だよね。最初引っかかったのは、地球人が何となく中心になるところかな~。ドラコ星人が英語を先に覚えたしね(笑)ドラコ星人の方が、言語能力が上だったという事かもしれないけど。しかし、後から鉱石を取る鉱山でドラコ星人が奴隷のように働いている所が出てくるのだが、彼らは地球人より体力的には劣るのかも?地球人、どんな星に行ってもたくましく、凶暴なのかもね~。当時(今はそんな事誰も考えてないけど)宇宙の星にいく地球人というイメージには、必ずその星は地球人の植民地になるというイメージがあったような気がする。地球が汚染され住めなくなったら、移住するとかね。この惑星には、二つの動物しか見かけないんだけど、一つは亀+ワラジムシ。これは食用になるみたい。もう一つは、蟻地獄系。蟻地獄なら、ただ獲物がかかるのを待つだけと思ったら、こいつ襲ってきたもんね。なかなか凶暴。また、惑星は時々物凄い雨が降る。降るのはそれだけではなく、隕石がドカンドカンと落ちてくるのだ!あれは、亀の甲羅で防げる物か疑問だが・・・~~~~~~~~~やはり、ドラコ星人の特殊メークは、なかなかな物だった。特殊メークで十分に表情が出るというのも印象的。彼がいい人でよかったなあとつくづく思うのだ。そして、雌雄同体というのもアイデアだと思う。「君達地球人は、もともと一人だ。心はいつも一人なんだ。」って彼は言っている。雌雄同体と言うと萩尾望都さんの「11人いる」を思いだす。望都さんのSFの中でも、ミステリー色もありコミカルでもあり好きな作品だ。ドラコ星人が出産が近づいて、だんだん母性あふれてくるというのもおもしろかった。このドラコ星人ジュリーがよかったので、後半はおまけ的な感じだと思ったんだけど、アクションシーンもあってハラハラしながら見ることができる。ダビッジとザミスが抱き合うシーンなど、思わず涙が出てしまうし。こういう展開もよかったかなと思うのだった。
2005.10.16
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この映画、オキサイド監督のデビュー作です。前から探していたのですが、やっと見つけました。探してみるものですね~♪でも、ビデオしかなかったんですけど。☆タイムリセット 運命からの逃走☆(1997)オキサイド・パン監督サンヤー・クンナゴン・・・・・・・・・・・・ジァップナンタリガ・タンマプリー・ダナン・・・・・・ワーンストーリー誠実なジァップと信心深いワーンは両家から公認される恋人同士だったが、ある日ジァップの目の前でワーンが交通事故に遭い、昏睡状態に陥ってしまう。愛する恋人を助けたい一心で祈祷を捧げるジァップの前に有徳の僧が現れ、ワーンが前世で犯した罪の報いにより、ここで死ぬ運命にあることを語る。ワーンを救うためには、ワーンが前世で奪った5つの命のかわりに、5人の命を救わなければならないと教えられたジァップ。24時間以内に5つの命を救うべく、ジァップはさまざまな死の現場へ奔走するのだが…。~~~~~~~~ファンタスティック・ムービー。そうですね、そういう事になるかもしれない。輪廻転生がテーマなんですけどね。前世の業(カルマ)、因果などという言葉が出てきます。因果応酬などといいますからね~~。彼女は、知らないうちにその前世に問題があったわけです。これは、そういわれても困ってしまいますよね。今がたとえ善人でも、前世が悪人だと報いを受けなくてはならないというのもね~~。恋人の突然の事に驚き、恋人であるジァップは奔走するのです。誰の命を救うのかは、未来の出来事が載る新聞で現れてくるのです。「バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいだ」と彼も言ってます。~~~~~~~~~~この映画は、NHKの教育TVで放送されたという事です。それちょっとわかるな。わりと、軽く作ってあるという感じもするのです。見易さがありますよね。でも、そのカルマとか、因果などという言葉は別にして、命の大切さも見せています。そして、見ず知らぬ人の命を助けるジァップは、死のうとする人を助ける時に、やはり真摯な気持ちで、相手に向き合うのです。彼自身が変わっていくのもわかります。しかし、基本は恋人の命を救いたいという一途な気持ちなんですけどね。~~~~~~~そうは言っても、さすがのオキサイド・バン監督。映像は、見せ方を心得ていますね。死体に関して、結構きっちり見せる人ですね。未来が見れる新聞で死亡記事が出るので、ちょっとは出てくるのです。ホラーが好きなんだろうな~って思いますよね。「the EYE アイ」のホラーなところ、思い出しました。あとは、スタイリッシュな映像が得意。それぞれのエピソードを盛りあげるコツもソツがないし、これ以後の作品を思うと頷けるという感じでした。後半からハラハラするし、おもしろかったですよ。********** レイン the EYE 【アイ】 テッセラクト ワン・テイク・オンリー 悪夢の夜に震える事実 (05/12/2発売予定)↑これ見てみたいですね♪楽しみです。
2005.10.12
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今朝、ミッキーロークを見ましたよ、TVで。そうそう、10・1から「シン・シティ」が上映されるんですよね~。ロドリゲスに、タラちゃんがスペシャルゲスト監督ですって?しかも、出演者が豪華、豪華~~♪これは見逃せない映画ですね。ミッキーは、素顔では出ないのかな?よくわからないんだけど・・・TVでは一緒に会見した輪島さんに、お腹ぽんぽんたたかれていましたね(笑)確かに、貫禄つきすぎですけど~~^^)あの若い頃のスリムなミッキーはもう見られそうに無いですね。しかし、これはこれで悪役に適した体型って感じ。でも今回の「シン・シティ」では悪役じゃないみたいだね。シンシティのサイト見ていたら、デルトロさんのやけにスリムな横顔が見られるんだけど、あれはホント???あれはイラスト・・??興味津々^^)監督は、フランク・ミラー。ロドリゲスやタラちゃんはどういう感じで監督に参加したのか知りたいところです。フランク・ミラーといえば「ロボコップ2・3」の原案や脚本を担当しているのですね。監督としては今回が始めてみたいです。脚本も制作も、みんな一手に引き受けてこの映画を作っているみたい。力の入れようが伺われます。とにかく、ちょっと楽しみな映画です。さて、レンタル映画のほうです。☆遊星からの物体X☆(1982)ジョン・カーペンター監督カート・ラッセルストーリー北極に謎の円盤が墜落し、現場から宇宙人の死体が発見される。しかし北極基地内に保管されていたその死体はやがて溶けだし、基地の人間を次々に襲い始める。人類よりも知力、体力に優れ、動物の血を吸い繁殖する宇宙人たちの侵略を人類は阻止することが出来るのか!?1951年リスチャン・ナイビー監督による映画のリメイク。~~~~~~~~~オリジナルは見てないですけど、こちらもなかなかおもしろかったです。このエイリアンも、乗っ取り型ですね。乗っ取られるとかなりすばやく、その人(もしくは動物)そっくりになってしまうらしい。南極基地という限られた場所で、誰がエイリアンに乗っ取られたのかと、皆が疑心暗鬼になっていくところ。みんなあやし~~!誰も信じられない、という怖さがあります。エイリアン探しは、なかなかスリリングです。しかし・・・一緒に見ていた息子は言ったもんです。微生物に変身すれば、あっという間に地球上に広がるよね。何も、めんどくさい人間なんかになる必要が無いのに・・・と(笑)クリオネかなんかになって海を漂っていったら、確かに地球上あっという間にエイリアンに乗っ取られそう~~。スリリングに見れておもしろいのですが、エイリアンがちょっとわけのわからん造詣なので、あれは作りすぎじゃないかと思っちゃいましたね~。もちろん、エイリアンって見たことのない格好しているのがいいだろうという気持ちはわかるのだけど、作りすぎちゃって良くわからなかったなあ~。***********こちらオリジナル版↓なぜか「ボーン・アイデンティティ」とセットになったリメイク版↓**********エイリアンじわじわ侵略物「ゼイリブ」「ボディ・スナッチャー」「SF/ボディ・スナッチャー」
2005.09.27
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見て来ました~♪実は招待券を手に入れたので、それも嬉しかったのですが。いや~、ティム・バートンの世界に、ジョニー・デップがすっぽりはまっておりました。予告編で「コープス・ブライト」(ティム・バートン)というアニメの予告もしていましたが、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」と同じようなブラックだけどおかしな世界がくり広げられそうで、こちらも期待大です。ジョニー・Dはこちらで、声優初挑戦したそうですよ。楽しみですね~♪☆チャーリーとチョコレート工場☆(2005)ティム・バートン監督ジョニー・デップ・・・・・・ウィリー・ワンカフレディ・ハイモア・・・・・チャーリーデヴィッド・ケリー・・・・・ジョーじいちゃんディープ・ロイ・・・・・・・ウンパ・ルンパクリストファー・リー・・・・ドクター・ウォンカストーリー公式HP失業中の父、母、そして2組の寝たきり祖父母に囲まれ貧しいながらも幸せに暮らしている少年チャーリー。彼の家のそばには、ここ15年間誰一人出入りしたことがないにもかかわらず、世界一のチョコレートをつくり続ける謎に包まれた不思議なチョコレート工場があった。ある日、工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏は、全商品のうち5枚だけに入っている“ゴールデン・チケット”を引き当てた者にだけ、特別に工場の見学を許可する、と驚くべき声明を発表した。そして一年に一枚しかチョコを買えないチャーリーも、奇跡的に幸運のチケットを手にし、晴れて工場へと招かれるのだが…。~~~~~~~~ロアルド・ダール原作「チョコレート工場」。71年ジーン・ワイルダー主演で「夢のチョコレート工場」で映画化されています。ぷちてん「夢のチョコレート工場」感想~~~~~~~~~~さて、ティム・バートンのこちらの映画、原色使いがティム・バートンらしい。オリジナルのほうも、サイケな(サイケというのが時代でしょうね(笑))原色だったのだけど、工場に入った直後の絵は、オリジナルと同じだった。しかし、その後の工場内は、結構スピード感もありやっぱり、こちらの映画の方が面白いなあと思う。特に、【タツノオトシゴのような船が、ちゃちくてまさに駄菓子のようなかわいさ♪】そして、【透明なエレベーターが、スピード感があって楽しい。】←伏字になってます。チョコレートの甘くてこってりしたおいしさと、食べ過ぎたら胸焼けするだろうという毒も含まれたブラックなユーモアがいっぱいな映画になっている♪オリジナルの時よりも、ウォンカの性格がヘンテコになっているね(笑)こんなに子供嫌いだったっけ~~?いぢわるっぽかったっけ~?でも、ウォンカのメリハリをつけたおかげで、彼を見るだけで飽きないのだ。今回、ウォンカのバックボーンがわかるので、ウォンカのこのヘンテコな性格はこういう事があったわけねと見せてくれるのだ。ラストは、オリジナルとは違っていて、これまたティムらしい終わり方かもしれない。あまりにべたな終り方と見るか、そこがティムらしいと見るか。子供から大人まで見る事ができるファンタジーとして、この終り方で私はよかったよねと思う。ちなみにオリジナルは、【飛び出した所でお終いだった。その後を付け加えたというのが、】こちらだよね。子供も喜びそうな映画なんだけど、なかなかな変人ぶりとブラックな所は、子供よりも大人の方が楽しめるのかも。~~~~~~ジョニー・Dは、「子供っぽくてなんか変で、そしておもしろい」この役を楽しんで演じているように思う。よく役作りが出来ているよね~~。チャーリー役のフレディ君は、普通の子どもの役だ。それだからこそ、難しいのではないかと思う。このフレディ君は、そのまんま演じているんじゃないかな??この子の雰囲気そのままという感じ。とにかく、周りの子供達が、個性的なんで普通にしているだけで、普通に見えるようになっているんだけどね(笑)この周りの子供達、とにかく芸達者なんで、すごいと思うよ~~。そして、なんと言ってもウンパ・ルンパ!とにかく、すごい!オリジナルと同じように、歌も踊りも入るんだけどね。頭に残るようなヘンテコさとおもしろさがある。こういう風にウンパ・ルンパを持っていくってすごいなあ~~ティム・バートンて。ウンパ・ルンパ一番お気に入りは【リスのシーン】だけど、これはティム自身も「【リスが】嫌いだから、恐怖を克服しようとしたという事で、印象深い」と言っているのね。でも、かわいいよね♪「2001年宇宙の旅」のワンシーンが入っているのはわかったが、「サイコ」は分からなかったな・・・(見てないせいだけど(笑))そこらへんもこれから見る方は楽しみに探してみてね。そうそう、チャーリーの家が、半端じゃなくぼろいのですよ。あの傾き加減など、感動物でした♪DVDが出たら、ほしいかも~~♪***********こちらは、71年版「夢のチョコレート工場」↓
2005.09.13
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これは、勢いに飲まれて見ちゃった。韓国映画です。☆地球を守れ!☆(2003)チャン・ジュヌァン監督シン・ハギュン・・・ピョングペク・ユンシク・・・カン社長ストーリーエイリアンが地球を滅ぼそうとしていると信じる青年が、地球を守る為に一人突き進んでいく衝撃のSFサスペンス・コメディ。地球に密かにアンドロメダのエイリアンが潜入し、地球を滅ぼそうとしていると確信した青年ピョングが、一人の社長に目を付けた。彼こそがエイリアンだ!カン社長を拉致し山奥の隠れ家に監禁する。皆既月食までにアンドロメダの王子に会わなければならないと、王子の居場所を教えるようにカン社長に迫る。一方、カン社長の失踪で警察が動き出し、ピョングの過去がだんだん明らかになってくる・・・~~~~~~~~~この映画、コメディだと思ってました。パッケージの写真からして、コメディだものね~。しかし、コメディはコメディでもブラックでした。しかも、痛い!かなり痛いですよね。(肉体的痛み)見ているほうも、ひゃ~ですよ。「復讐者に憐れみを」もシン・ハギュンでしたね。気楽に見始めると、あっという間に飲み込まれます。不思議なパワーがあります。ピョングもしつこいですが、このカン社長もすごいのですよね~~。どっちも、半端じゃない強さなのですよ。見ながら、どっちを応援したくなるかといえば、やはりどうしてもカン社長だと思うのですよね。しかし、応援しながらだんだん、この社長すごすぎる・・と思うようになるのですけど・・・(笑)また、ピョングを好きなちょっと太目の女の子。彼女も不思議な女の子で綱渡りしたりして・・ピョング同様不気味にヘンテコなんですよね。この失踪事件を捜査する一匹狼の刑事(だったかな?)と、若手の刑事。カン社長の行方に近づきそうで、近づかない。ハラハラさせられちゃうんですよね~。しかし、なんでしょうね、このパワーは。この滑稽で残酷な笑いで、ラストまで引っ張っていっちゃう。ラストになると、なんだか安心するというのがこれまた不思議。ラストのB級らしさに安心するのですよ。痛いシーンがダメな方は、この映画はちょっと苦手かもしれないですね。チャン・ジュヌァン監督は、この映画が初監督らしいです。気負いも感じられるけれども、勢いは確かにありますね。これから、どんな映画を作るのか、興味あります。また、シン・ハギュン、彼もなかなかおもしろいです。これから、どんな作品に出るのでしょうね~~。
2005.09.07
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この映画、こちらで一週間だけ先週上映されていたんです。モウDVDも発売が近いですよね。(10・21発売)もう少し早く上映してくれればなあと、思うのですが~~。ちょうど、TVで「トゥルー・コーリング」やっているんですよ。毎回録画して、しっかり見ている私です。このトゥルーは、死人に助けを求められて一日をやり直すのですが、この「助ける」という行為が回りにどんな影響を与えているのか、そこのところがちょっと今問題になってきているのです。(番組の中でね)どう、このパラドックス的な問題を解決するのか、興味あるところです。で、この「バタフライ・エフェクト」はやり直しの話なんですよね。面白い映画でした♪☆バタフライ・エフェクト☆(2004)エリック・ブレス/J・マッキー・グルーバー監督アシュトン・カッチャ―・・・・・・エヴァンエイミー・スマート・・・・・・・・ケイリーウィリアム・リー・スコット・・・・トミーエルデン・ヘンソン・・・・・・・・レニーストーリー記憶喪失を患うエヴァンは、治療の一環として、日記をつけていた。13歳のとき、エヴァンは幼なじみのケイリーと遊ぶうちに大きな事故を起こしてしまうが、彼にはその記憶もない。やがて家の事情で引っ越すことになったエヴァンは、乱暴者揃いの家族に虐げられているケイリーに、「後で迎えにくる」と約束する。それから数年、大学生となったエヴァンは、記憶喪失から解放されつつあった。だが、少年時代につけていた日記がきっかけとなって、エヴァンの記憶にまたもや変化が起こり…。(DVDより)~~~~~~~~~~内容は、これからDVD楽しみにしている方も多いと思うのであんまり書きませんが、特殊な能力で、過去のある時点に戻るというのがおもしろいですね。といいながら、ネタバレしているので、ご注意くださいね。子供時代から記憶の欠落があるという設定も、過去に戻るのが必然だったということなんでしょうか。その過去の時点が、一つのポイントではなくて、けっこうあるんですよね。この子供時代の思い出、結構暗いです。いい思い出は、記憶が欠落しないのでしょうね。嫌な思い出って誰でも思い出したくないものね。だからこそ、心の奥底を探るとドロドロとして眠っているものなんですよね~~。それにしても、暗くて、ダークでこんな子供時代、かわいそうだよねと思いましたよ。特にケーリーの兄トミーの残虐的なところなど、恐ろしいですよ。しかし、現代ではエヴァンはそれなりに、過去を乗り越えて大学生になって、そこそこ平穏な生活をしているのですけどね~。~~~~~~~~過去に戻りそのポイントをやり直す。すると現在がどう変化しているのか?過去のポイントからもう一度やり直すのではなく、ポーンと現代に戻るのですよね。違う時間の流れに入るということなのでしょうね。この違う時間の流れにいたエヴァンに入り込む?ということかな??というのも、脳にある変化が見られるから・・・何度も繰り返すのですけど、現代のケイリーを何とか助けたい一心ですよね。皆がハッピーでいて欲しい、しかし総ては無理な話だと思うのですよ。どこかで、その影響を誰かが受けるのですよね。「バタフライ・エフェクト」【初期のごく小さな差異が、将来的に予測不能な大きな違いを生じる】というカオス理論を効果的に取り入れているのですね。やっぱり「過去をやり直しているんだ」なんて話を聞かされても、普通は信じないでしょうよね。信じたからといって、やり直して戻ってきた事は周りの誰にもわからないことなんだものね。エヴァンが何度も繰り返し、結局どんな結果を選んだのか、皆さんもご覧になってくださいね。~~~~~~~この二人の監督、この脚本も書いているのですが、6年かけてじっくりと練り上げた作品なのだそうです。時間をかけただけの事がある、面白い映画ですよね。次回作もすでに決まっているようなので、楽しみですね。主役のカッチャ―は、モデル出身なのだそうです。TVに進出し、そこから映画にという感じですね。割とコメディっぽい物に出ていたのかな??よく知らないんですけどね。そうそう、2003年度【世界で最も美しい50人】で、事実上ナンバー1になったようですよ。この映画ではコメディは全く無しですから、これからの演技がどういう方向に行くのか、楽しみですね。ヒロイン的エヴァンの幼馴染ケイリー役のスマート。彼女もよく知らないな~。いろいろ出ているみたいだけど今回のような大きな役は始めてなのかしらね。とにかく、この映画ではいろんな顔を見せてくれて面白かったですよ。普通にしていると、ちょっとつんとしたイメージの彼女は、SFなどが似合いそうですが、理知的な役も似合いそうですね。ケイリーのお兄さんトミーの、ウィリアム・リー・スコット。このトミーも、いろいろ変化するので、やっていておもしろかったでしょうね。「アイデンティティ」にも出演していたんですね~。個性派俳優として活躍してくれるのでしょうね。楽しみです。
2005.09.03
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三本まとめてエイリアンがじわじわと侵略する奴ですよ~。☆ゼイリブ☆(1988)ジョン・カーペンター監督ロディ・パイパー・・・・・ネイダメグ・フォスター・・・・・ホリー・トンプソンキース・デヴィッド・・・・フランクストーリー ある町にやって来たネイダは、建築現場で仕事を得る。現場で働いていたフランクに案内されて家のない人々の住むキャンプに寝ぐらを定めた彼は、そばの教会で牧師とその仲間が不審な動きをしていることに気づく。次の夜、ヘリコプターまで出動した武装警官隊が教会を襲い、牧師たちは夜の街へ散り散りになって逃げて行った。一部始終を目撃していたネイダは翌日、無人の教会で黒いサングラスの入った段ボール箱を見つける。そのサングラスをかけてみるとあたりの様相は一変した。町は住民の知らない間にグロテスクな顔をした宇宙人に支配されていたのだ! (DVDより)~~~~~~~~50年代のB級SFみたいで、そういう意味面白い映画だね。この監督は、こういうエイリアンの侵略とか好きなのね。「光る眼」もこの監督なのだとしって、納得。一貫して、こういったテーマでとっている監督なのだろうか。サングラスが、エイリアンを見分ける事ができるという小道具、チャチいんだけどおもしろい。わりと、主人公が寡黙でセリフ少なく映像で見せるって感じがした。そうそう、この主人公ネイダと、建築現場で知り合ったフランクが殴りあいするシーンがあるのだが、これが長い。ネイダの言葉を信じないフランクを説得する為に、殴り合いになるのだけれども男同士の友情?を感じさせたいのかもしれない。だが、侵略者との方がもっと大事でしょって感じで、もう少し短めでもよかったのではないかな。サングラスをかけると、エイリアンが見分けられるだけでなくエイリアンの洗脳する言葉も見える。「産めよ増やせ、考えるな、消費せよ、服従せよ」エイリアンが、乗り移るのか紛れ込むのかわからないけど、地球人に向けてのこのメッセージは、地球人を征服しようとしているのだろうね。そして、やはりエイリアンは政府の高官やらメディアやらから侵略していくのだなあと思った。☆ボディ・スナッチャー☆(1956)ドン・シーゲル監督ケヴィン・マッカーシー・・・・・ベネルダナ・ウィンター・・・・・・・・ベッキーストーリージャック・フィニイ「盗まれた街」を映画化した劇場未公開映画。カリフォルニアのある町で、町の人々が次々と異星生物に入れ替わっていく。ベネル医師は、最初こそ信じなかったのだがある事件がきっかけで、その事実に気が付く。やがて、どんどん町の人々が人間モドキになっている事がわかり、恋人ベッキーと町から逃げ出そうとするのだが・・・50年代ってこういう映画、作るのは大変だったでしょうね。でもそれだけにいかに恐く見せるか工夫のほどが伺われる。そこがおもしろいのだ。この異星生物(人間モドキ)は大きなマメのさやから生まれるのだけど、そこらへんは不気味さはちょっと足りないかもしれない。特殊メイクも当時としては限度があるものね。自分の知っている人たちが、全ての記憶を持ったまま別人になっていると感じるというのは、そう訴える人のほうがおかしいのではないかと周りに思われてしまう。でも、じわじわと人間モドキらしさが出てくる。やはり一番見せてくれるのは、恋人と脱出しようと町を逃げ出すところだよね。人間モドキの真似をして町の中を歩いて何とか安全な所まで行こうとするのだが、一匹の犬が車にひかれそうになり、思わず悲鳴をあげるベッキー。これはまずいと逃げ出す二人を追いかける町の人々。炭鉱の坑道に逃げ込んで・・・なかなか、スリルがある。☆SF/ボディ・スナッチャー☆(1978)フィリップ・カウフマン監督ドナルド・サザーランド・・・・・ベネルブルック・アダムズ・・・・・・・エリザベスストーリーリメイク版。今回のこちらの主人公は公衆衛生調査官。~~~~~~~冒頭の宇宙から種子が飛来してくる姿は、特撮を駆使して見せてくれる。見たことのない花が咲き始める、見たことはない花だけれども、かわいい花で何にも害はなさそうなのはもちろんだ。時代が変わるので、主人公の仕事も変わるし逃げ方も変わるけれども、ほとんどオリジナルと同じだ。しかし、この主人公の仕事が公衆衛生調査官というので、なにかその仕事がらみでこの人間モドキに対抗する事が出来るのかと思ってしまった。でも、なにもそういう事はなかったけれどもね。オリジナルよりも、人間モドキに入れ替わっての変化がわかりやすかったかな。感情がなくなる無表情な顔とかね。人間モドキは今回の方がもちろん鞘から生まれる様は、恐いよ。どうやって、人間と入れ替わるのかという点が疑問だったのだが(オリジナルでは入れ替わる瞬間は見せていない)今回は、一度だけその様子を見せている。そうか~こういう風に入れ替わるのか~~。また、オリジナルで、町から逃げるときに犬が関係したのだが、ここでは何と人面犬だった。これは実は、思ってもいなかったので、ビックリしちゃった。犬も入れ替わるのかしらね~。しかし、顔だけ人間では失敗でしょう・・・やはり町から、主人公とエリザベスは逃げ出す事が出来るのか。この町から逃げ出せば、無事なのか?ハラハラ見せてくれる映画だよね。オリジナルと、ラストが違うのがまたよかったなあ。こちらのラストの方が、恐怖感がわくかも知れない。ネタバレ↓『ボディ・スナッチャー』のラストはべネルは冒頭違う町に逃げ、おかしな奴という扱いを受けていたのだが(誰も信じてくれない)映画のラストになるとトラックの横転でけが人が運び込まれる。保安官が「トラックの荷台に変な豆のサヤがあった」と!それでみんなこれは大変ということになり、無事べネルの言うことを信じてもらえたのだ。ちなみに恋人ベッキーは残念ながら坑道でモドキ人間に乗っ取られてしまった。乗っ取るときに人間が眠るとその頭の中身(癖とか記憶とか)を吸い取っちゃうんだって~~。ベッキーは「もうくたくたよ~~。眠くて眠くて」と坑道の中で急に眠気を訴えていたのだ。~~~~~~~この続編という事で「ボディ・スナッチャーズ」もあるのだね。より、ホラー色を強めSFXで不気味さを出しているようだ。
2005.08.30
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新作で出てからいつ見ようかな~と思っていたのです。小説の方は以前に読んでいたので、あまりにわかりやすい展開をどうするのかな?って思ってもいました。でもね、私は小説よりもこの映画の方が面白かったのよ♪小説「ステップフォードの妻たち」・ぷちてん感想☆ステップフォード・ワイフ☆(2004)フランク・オズ監督ニコール・キッドマン・・・・・・ジョアンナマシュー・ブロデリック・・・・・ウォルターベッド・ミドラー・・・・・・・・ボビーグレン・クローズ・・・・・・・・クレアクリストファー・ウォーケン・・・マイクロジャー・バート・・・・・・・・ロジャーストーリーニューヨークで敏腕女性TVプロデューサーとして輝かしいキャリアを築いてきたジョアンナ・エバハート。しかし、彼女はある事件の責任をとってTV局を辞職する事態に陥る。失意のジョアンナを気遣い、夫のウォルターは新たな土地で再起を図ろうと提案、一家はステップフォードというコネティカット州の美しい町へとやって来る。さっそくウォルターは町の中心的組織である紳士クラブから大歓迎を受けご満悦。一方、町のご婦人たちの集会に顔を出したジョアンナは、彼女たちが一様に明るく貞淑なことに、かえって居心地の悪さを感じてしまう・・・。(DVDより)~~~~~~~小説の方は、ジョアンナは仕事を持っているけれども、割と普通の妻。こちらの映画は、敏腕プロデューサー、かなり自分の能力に自信有り。その彼女が、仕事をクビになってしまったところから話が始まる。すっかり自信をなくし、神経症にもなってしまったことでこのステップフォードに引越しをする事にするのだ。美女ばかりのこの町の奥さん達、一方男性軍は?(笑)最初から、この妻達の秘密は簡単に暴露される。この小説はアメリカでは読んで無くても皆知っているらしいね。「ステップフォードの」という言葉を使うみたいだし。古風で夫に従順な女性に対して使うのだろう。もともと、ウーマンリブが叫ばれた時に男性が求めたのは、1950年代の女性たち。その50年代の女性を理想としているので、この町も50年代風なのだ。~~~~~~~~~映像が、とてもよかった。ラスト近くにこの町のボスとも言えるクレアとマイクのシーンがある。クレアのスカートが扇型に広がる場面が印象に残るなあ。綺麗に整えられた扇型なんだもの。他にも、カントリーで踊るパーティや、独立記念日、ラストのパーティ。また、それぞれの家がとっても素敵♪家は素敵な家なんだけど、SFチックなセキュリティがされていたりしてそのアンバランスなところがおもしろい。キッドマンだが、この役が確かにピッタリかもしれないね。かなり強烈な個性をかもし出すキッドマンが、従順な妻達の中で奮闘するというのだもの。キャリアウーマンとしての彼女はブルネットのショートヘア。あのDVDのパッケージのブロンドヘアになるのは、最後の方よ。ブルネットのキッドマンはめずらしいね。かなりキュートというか、キツそうというか・・??(笑)役柄に合っているみたい。彼女の服装も、黒をベースにしたシンプルなもの。この町の女性達は淡い色のかわいいドレス姿。かなりかわいい^^)もちろんキッドマンも、ブロンドになってそういう服を着る。こちらは、メークもやわらかめだから、キッドマンかわいい~~。もっとこのブロンドのキッドマンを見ていたかったな。そうそう、「奥様は魔女」そろそろ公開されるのかな??ここでのキッドマンはきっと、このかわいいブロンドの奥様になるのでしょうね。ちょっと、楽しみ。「奥様は魔女」は、キッドマンの為の映画って感じがするものね~~。ストーリー自体はすでによく知られたものだしね。さて、ほかにはやはり、ベッド・ミドラー。彼女は片付けは下手だし、口は悪いし家庭よりは仕事という感じ。でも、なかなかその皮肉な口調が、いいのよ。さすが、ベッド・ミドラー。だらしない、ちょいと口うるさいおばさん役上手いのだ。変身振りもかわいかったしね^^)それから原作には無い、ゲイのカップル。ここらへんは、現代だからでしょうね。でも、このロジャー(ゲイカップルの女性の方)は狂言回し的におもしろかった。クリストファー・ウォーケン、彼はいろいろなところで、悪役で出てくるよね。悪役顔だものね~~(笑)グレン・クローズ、マイク(ウォーケン)の妻役。町を愛し、夫を愛する町の女性のシンボル的な女性。G・クローズは、イメージとしてカトリーヌ・ドヌーブを意識したという。そういえば、何となく髪型とか雰囲気が似ているよ。~~~~~~~~原作よりも、視覚的なイメージが鮮やかで、その点も好きだな。ブラックで皮肉がタップリだけど、どこかコミカルで楽しい映画だった。しかし、本当は原作がもっとハラハラするものだったから、意外に明るいなあと思ったことも事実だ。原作の方は、たとえ展開がわかっていたとしても、じわじわ来る怖さがあったのだけどね。この映画は1975年に一度映画化されているのだね。今回、キッドマンのこの映画にあわせて、75年版がDVDになったようだ。嬉しいよね。75年版は、キャサリン・ロスがジョアンナ役。 75年版ステップフォード・ワイフこちらの方は、きっと原作に忠実かな~??そうそう、このオリジナル版には続きがあるのですよ。「ステップフォード・タウンの謎」('80)というTVムービーだそうです。さらに同じくTVムービー「ザ ステップフォード チルドレン」('87)と続くのだそうです。スッテップフォードは、なかなかミステリーな町なのね~~♪
2005.08.21
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いや~~。やっと見てきました。アクション満喫してきましたよ♪アメリカの興行成績伸び悩んで、配給会社もガックリみたいですけど、確かにSF大作が続いたからね~~。この時期に、ぶつけなくても良かったのにね。☆アイランド☆(2005)マイケル・ベイ監督ユアン・マクレガー・・・・・・・・・リンカーンスカーレット・ヨハンソン・・・・・・ジョーダンスティーヴ・ブシェミ・・・・・・・・マッコートショーン・ビーン・・・・・・・・・・メリックマイケル・クラーク・ダンカンストーリー近未来、大気汚染から守られた、管理社会に暮らすリンカーン。コミュニティに暮らす彼らの夢は『地上最後の楽園』といわれるアイランドへ行く事。毎日のように行われる抽選会が彼らの最大の関心事だ。リンカーンはそんな生活に少々疑問をもち始めていた。そして、ふとしたきっかけで目にした一匹の蛾。彼は独自に調査を始める・・・・・公式HP~~~~~~~~~もうだいぶ皆さん見にいかれたと思うのですが。いろいろ前評判を見ないようにしていたのですが、それでも聞こえてくるちょっとした評判。あんまりね~とか聞こえてきましたが・・・?でも、面白いという話も聞きました。でも、実はあんまり期待はしないようにしていたんですよね。予告編がタップリと内容を見せていたのが気になっていたんです。あそこまで見せちゃったら、後見せるものがないのじゃないかと、ちょっと不安だったのですよね。でもね、予告編通りの展開ではあるのだけれども、予想と違っていたんでおもしろかったですよね。これから見ようと思う方は、やっぱり、なにも予備知識を入れずに見たら面白いと思いますよ。娯楽作品として十分おもしろかったもの~。ユアンは、体はってがんばっていましたよね♪「SWエピソード」では押さえ気味だったかな・・??ああいう大作では制約が多いと思うのだけど、こちらは主役だしね。楽しんでやっていると思いましたよ。スカーレット・ヨハンセン、出ている映画、例えば「バーバー」とか見ているのだけれども、意識してみた事が無かったみたい。なので、初めてという気がする。時々声が気になったけれども、がんばっていたよね。ブシェミは、ここでは結構重要な役なのね。いいかも、いいかも~~♪でも、ちょっとあっさりだったか・・??マイケル・クラーク・ダンカン、もう彼は大きな体にかわいい顔がいいんだよね♪~~~~~~~というわけで、以下はネタバレも含みます。これから見る方は注意してね。バリバリアクション、すごかったですね~~!しかも、主人公たちが逃げる逃げる~~。危ないけどやられないで、逃げちゃうのよね~~(笑)クローンも生身の人間だよね。超人的な能力があるわけではないのにね、そこのところすごい。もちろん、彼らが、体を鍛えているらしいというのはわかったけどね。起きている間はもちろん、寝ている間も管理されているという、そういうこのコミュニティの設定がすごいおもしろかった。健康管理もしっかりしていて、彼らがクローンであるというのは見にいく時点でわかっている事なので「さすがクローンの管理」と感心してしまった。そこで、彼らが生かされているわけだが、クローンが植物状態にしておくと駄目になってしまうという風に持っていき、彼らが感情をもちある程度の知能を持つ存在にした所がポイントだよね。しかし、その知能を「15歳程度」の学習にとどめているという説明には、ちょっと笑ってしまった。何で15歳なんだろうね??15歳って十分思考能力があると思うよ。そうそう、生殖感情をインプットしていないというところは、最初なるほどと思ったのだけれどもね。あっさりとそういうものは学習していっちゃうもんだね~(笑)もちろん、どんどん彼らの能力があがっていくという状況ではあったのだが。学習とは別に、本能というものなのでしょうね。ラストは、「アイ・ロボット」のラストの場面みたいになったね。ただ、彼らは状況がわからないまんま、解放されたのだけれども・・・・・クローンの元の人間は存在するわけで、さてさて、このクローンたちはその後どうなったのだろうか?しかし、なんのかんのといいながらも、迫力とスピードのあるアクション、CG駆使した画面と、かなり力が入った映画になっていた。映画館であの迫力を見てほしいね~。
2005.08.05
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これは、前から書こうと思って遅くなってしまった。☆ウォー・ゲーム☆(1983)ジョン・バダム監督マシュー・プロデリック・・・・・・・・・・デビッドストーリーある日、パソコン少年デイビッドが、新しいゲームを探そうと偶然アクセスしたのは、なんと北米大陸防空司令部のコンピューターだった。それを知らないデイビッドは、"全面核戦争ゲーム"を始める。軍事シミュレーション・コンピューター"ジョシュア"はデイビッドの呼びかけに反応し、ゲームは現実と連動。やがて事態は、世界中で核ミサイルが飛び交う最悪の状況となり…。(DVDより)~~~~~~~この映画83年だけど、タイムリミット物でハラハラさせるし、おもしろかった。コンピューターが古めかしいかもしれないが、このパソコン小僧のデビッドがゲーム感覚でアクセスしちゃうっていうのも、そういう話は以前も新聞で読んだ事があるし、ありうるのかもしれないと思うよね。このゲームを始めるコンピューター「ジョシュア」は、「2001年宇宙の旅」のコンピューターみたいだね。変なゲームに進入したと慌てて、もうアクセスしなければ大丈夫だろうと思っていたら、コンピューターからアクセスしてくるなんていうところ、「どうする、どうする~?」とハラハラしちゃう。このパソコン少年が、自分で何とかしなければとがんばるところが、おもしろかったね。全く、この司令部の面々は、アタフタするだけで役に立たないしね~~。でも、どんどん時間が迫るしね。ジョシュアにとってゲームも現実も一緒。白黒はっきりさせなくてはいけない。いつも引き分けなんて許せない。しかし、ジョシュアは成長するコンピューター。彼は学ぶのだ。人間の曖昧さ、判断の迷いは、人間しかないもの。コンピューターにそれができない。総てをコンピューターに任せる世界が、果たしてこれから来るんだろうか・・?ラストのジョシュアの言葉「つまりません、勝つことのないゲームは。チェスでもしませんか?」***********ジョン・バダム監督 ニック・オブ・タイム サタデー・ナイト・フィーバー アサシン 張り込み 張り込みプラス ドロップ・ゾーン「サタデー・ナイト・フィーバー」の監督さんだったのですね。ちょっと驚き。「ニック・オブ・タイム」は、普通のお父さんのジョニー・デップというのがおもしろかったよね。内容も緊迫感あったしね~~。
2005.07.26
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『タイムマシン』で思い出した、こちらもタイムマシン。しかも、タイムマシンで切り裂きジャックを追いかけるという・・☆タイム・アフター・タイム☆(1979)ニコラス・メイヤー監督マルコム・マクダウェル・・・・・・・ウェルズデヴィッド・ワーナー・・・・・・・・切り裂きジャックマエリー・スティーンバージェン・・・エミー楽天には、このDVDが無かった。ストーリーイギリスの著名なSF作家H・G・ウェルズと、殺人鬼として名高い切り裂きジャックを結びつけ、2人を19世紀後半から現代にタイム・スリップして描くSF映画。~~~~~~~~こちらは、SF冒険という感じかな~、そこにロマンスをプラス。あ、コメディっぽくもあるかも。ウェルズ自身がタイムマシンを作って・・切り裂きジャックを追いかける。行き着く先は1979年。未来は素晴らしいぞ~と思っていたら、現実はそうでも無くてがっかり。でも、銀行員のエミーと知り合いになる。何故銀行かといえば、先に逃げた切り裂きジャックも必ずお金が必要になるはずだからね。彼女との時代のギャップを乗り越えつつ、なんとな~くいい感じになっていく。未来はユートピアだと思っていたウェルズ。しかし未来は混沌として戦争もあれば、戦いもある。なんだな~んも変わらないじゃないか。そして、切り裂きジャックにとっては「こここそが、自分の住む時代だ」ジャックはこの時代でも再び殺人を始めるのだ。ジャックの心のうちは、あまり明かされない。彼は未来の混沌とした時代が、居心地がよさそうだった。~~~~~~~ウェルズと、エミー。このエミーは、大人しそうな雰囲気なのだが、この時代(1979)の女性なんだね。ウーマンリブ、なんかそういう言葉が浮かんでくる。そういえば、『ウーマンリブ』なんてすっかり死語になっちゃったんだね~~。自分の意見をしっかり持ったエミー。しかし、私としてはちょっとやっぱり古いかな?と思ってみていた。そして、このM・スティーンバージェンの雰囲気と今ひとつ合わないような・・・M・スティーンバージェン、彼女は「カーサエスペランサ」を見たら、出ていた。この『カーサエスペランサ』の方が、いい感じだと思ったのだが・・といっても彼女を見たのはこの二本しかないので、なんともいえないのだが。一方ウェルズ。マルコム・マクダウェル。『時計仕掛けのオレンジ』実はこの映画見ていない。他に彼が出た映画を見ると、サイコもの、パニック物などかな~~。なかなか、個性的な役が多いみたい。しかし、ここではほんわかしたウェルズが、いい感じだよ。ラストの終わり方は、いいんじゃないかな。
2005.07.20
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こちらは、ガイ・ピアーズ(『メメント』『プリシラ』等々)が出ている~と言う事で借りてきました。☆タイムマシン☆(2002)サイモン・ウェルズ監督(H・G・ウェルズの曾孫)ガイ・ピアーズ・・・・・・・・・アレックス・アレクサンダージェレミー・アイアンズ・・・・・ウーパー・モーロックオーランド・ジョーンズ・・・・・ボックス(ボックスシステム)シエンナ・ギロリー・・・・・・・エマサマンサ・ムンバ・・・・・・・・マーラストーリー1899年、冬のニューヨーク。若き科学者・アレクサンダーは恋人・エマに結婚を申し込む。ところがその直後、彼女は暴漢に襲われて命を落としてしまう。その日から彼は憑かれたようにある研究に没頭する。それは"エマを失った日"に戻るための機械・タイムマシンの開発だった。4年の月日が過ぎ、遂に彼はタイムマシンを完成させる。早速"あの日"へとタイムトリップしてエマの運命を変えようとするが、細部を変えることは出来ても、彼女の"死"そのものを変えることは出来ないことがわかる。愛する人を助ける術を求め、今度は彼は科学の進歩した2030年へと向かうのだが…。天才作家、H.G.ウェルズの同名傑作SF小説を、彼の曾孫にあたるサイモン・ウェルズ監督が映画化。~~~~~~~~~有名な古典SF『タイムマシン』私は読んだような記憶があったのだけど、この映画をみたら、やっぱり読んでなかったかな~。と思ったのだけど、1959年版のタイムマシンのストーリーを調べていたら、この2002年版とはだいぶ内容が違う事がわかった。たぶん、このリメイク版は、内容も手を加えてあるのだろう。~~~~~~~~タイムマシンで恋人の命を救いたい。その気持ちが途中で変わってくるみたいね。タイムパラドックスというのかな、事実は変えられないということに気が付くのだ。それでも、未来へ未来へ・・・2030年では、タイムマシンについて知ろうと図書館へ行く。図書館にはボックスシステムという映像が案内してくれる。「なゼ過去は変えられないのか?」だが、その答えは得られない。そこで、さらに未来へタイムマシンに乗っているときの周りの変化は、光が高速状態というのがよくあるけれども、ここでは景色が見える。最初のタイムワープの時は、自分の家の周りが変化する様子。そして未来では地球、宇宙の変化を見せている。未来も未来、80万年も先に行っちゃって・・・私は、そこまで行ったら地球はないんじゃないかと思ったりするんだけど(笑)とにかくその未来では、原始的な人間が住んでいた。ここらへんは、冒険活劇っぽいね。しかし、今の冒険活劇だから結構迫力あったよ。地表と地下に二つの民族がいるのだが、地下民族達がもう半端じゃなく強いんだよね~。この地下の民族達は『アリ』や『蜂』みたいにそれぞれの役割があるんだって。襲い掛かるのは、軍隊アリみたいなのかな。冒険活劇なんだけど、地下民族のボスウーパーとの戦いでは結構難しい事言っていたよ。『過去と未来』について。「もしも・・ならば」に取り付かれていると指摘するウーパー。過去へは、記憶がつれていってくれる。未来へ連れて行くのは夢だ。つまり、未来に向けて努力せよと言っているのかな~と思って見ていた。もちろんアレックスがここで戦うのは、未来の為だからね。ガイ・ピアーズ、実験に夢中の青年。婚約者エマとの会話も初々しい。なんかオタクっぽい・・(笑)かわいいね。気になったのは、ガイさん、ほほの皺が結構深い?あ~皺が気になるって・・・自分の皺を心配した方がいいと言われそうだが(笑)************* タイムマシン(1959版)~~~~~~~~~~そういえば、『猿の惑星』リメイクしたけど、あの続きはどうなったのかしらね?続くはずだったのだろうなと思うのだけど、評判悪かったかな?
2005.07.19
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SWや宇宙戦争など、大作の余韻が残りますね。しかしレンタルでは気になっていた「バットマン・ビギンズ」のクリスチャン・ベイルの作品をみました。『リベリオン』『ベルベット・ゴールドマイン』です。まずは『リベリオン』から☆リベリオン☆(2002)カート・ウィマー監督クリスチャン・ベイル・・・・ジョン・プレストンテイ・ディグス・・・・・・・ブラント(ジョンの新しい相棒)アンガス・マクファーデン・・デゥポン(副総裁)ショーン・ビーン・・・・・・パートリッジ(ジョンの元相棒)エミリー・ワトソン・・・・・メアリー(レジスタンス)ストーリー 第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬プロジウムを開発。これを国民に毎日投薬することを義務づけ、徹底した管理国家体制を敷いた。反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つプレストンを中心とした警察に厳しく処罰される。銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシンだった。だがある日、誤ってプロジウムの瓶を割ってしまった彼は、仕方なく薬を投与しないまま仕事を続けてしまう…。(ビデオより)~~~~~これって、アクションを楽しむ映画ですね~。ストーリーとして、感情を抑える薬を打ち続ける未来人というところは、ちょっと弱かったかも。薬の打ち忘れって結構起こりそうでしょ?私なんかすぐ忘れそうだな~~(笑)その薬が結構弱いみたいで、1回忘れただけで、主人公はかなり感情を取り戻すのですよ。テロリスト達が出てくるのも無理はないな~。感情を抑えているというのに、新しい相棒などは主人公ジョンをライバル視してジョンのクラリックの座を狙っているの。どんな感情を抑えているのか、微妙なところだよね。結構難しそう。『愛情』がその副作用でなくなってしまうという説明もあったのだけど、う~~ん、本能的な部分は残っているんだろうね。そういうところ、なんだか納得いかなかったのだけど、でもクリスチャン・ベールの表情を無くした冷たい顔から徐々に感情が現れる変化などは、よかったね~。感情がなかったわけだから、感情を隠す事をたぶん知らなかっただろう。感情が現れてからの目の演技がかなり重要だったように思う。そして、やはりとにかく何よりも、あのアクションね!面白い、歌舞伎のミエも切ったりして、いろんな武術を組み合わせたようでもあるし。DVDで見たので特典で、そのガン・カタの解説もあり、面白かった。そして銃やライフルなど武器の解説もある。こちらの方は、そういった武器に興味がないのでふ~んという感じだけど、好きな人にはたまらないだろうね。
2005.06.30
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☆宇宙戦争☆(2005)スティーヴン・スピルバーグ監督トム・クルーズ・・・・・・・・・・・・・レイ・フェリエ ダコタ・ファニング・・・・・・・・・・・レイチェル・フェリエ ジャスティン・チャットウィン・・・・・・ロビー・フェリエティム・ロビンスストーリー 公式HP アメリカ東部のニュージャージーに暮らすレイは労働者階級のごく平凡な男。別れた妻との間には息子のロビーと娘レイチェルがいた。そして子どもたちとの面会の日、その異変は何の前触れもなく唐突に訪れた。晴天だった空が突如不気味な黒い雲に覆われると、吹き荒れる強風の中、激しい稲光が地上に達し、地面に巨大な穴を空ける。すると大地が震え、地中で何者かが激しくうごめき始めたのだった。その光景を呆然と見つめていたレイ。町が次々と破壊され、人々がパニックに陥る中、レイは子どもたちのもとへ駆けつけ、彼らを守るため懸命に奔走するのだった。~~~~~~~パワフルで、ダイナミックなパニック映画になっていた。かなり、すごい~~!空に不気味な黒雲が現れ、すざましい風と雷。町の真ん中にあいた小さな穴。アスファルトに亀裂が走り車が跳ね飛ばされ、建物に亀裂が入りガラスが飛び散り、崩れ落ちる。そして巨大なトライポットが現れる。何の躊躇もなく逃げ惑う人間達を消し去っていく・・・最初から、パワー全開。車のウィンドウにトライポットの影が映ったり、道路に転がったデジタルカメラに迫り来るトライポットの姿を見せたりするところ、ここ、なかなか良かった。意外とストーリーには手をつけていなかったように思う。オリジナル『宇宙戦争』と同じ。しかし、大きな違いは『家族のきずな』『家族の愛』だろう。 以下、ちょっと ネタバレ もあり。*************主人公を学者から離婚した平凡な男に変更したことで、家族を守るためにがんばるお父さんになったのだ。一人だったら、まだ身軽に逃げられるだろう、場合によったら、戦うストーリーも出来たはずだ。しかしこの映画では『逃げる事』『守る事』『生き延びる事』を描いている。トム・クルーズのお父さんレイは、どちらかというと、ダメダメパパ。息子ロジーは「自分たちの事を捨てていった父親」という目で見ているし、娘も「子供の事なんか、ちっともわかっていない」と思っているよね。逃げる途中でも、娘レイチェルはパパではなく、兄ロジーにすがる場面があった。今まで、頼りにしていたのはロジーであってパパではなかったのだ。そんなちぐはぐな父子が、この過酷な状況で何かを見つけていく。パパ・レイは、自分が大事な物、そして守らなくてはならない物を。息子ロジーは、自分の責任で親離れする事。娘レイチェルは、パパの愛情か・・しかし、レイチェルの悲鳴は、耳に残る。ダコタ・ファニング、ここでも能面になる。「ハイド・アンド・シーク」のげっそりやつれた顔とは違って、恐怖におののく姿だ。レイチェルは普段はちょっと大人びた顔を見せるが、本当は繊細な面をもつ傷つきやすい女の子なのだろう。彼女がパニックを起こしヒステリー気味になるのを、ロジーがかばい、パパが大きく包み込む。レイがレイチェルに子守唄を歌って聞かせるところ、胸にジーンと来るね。そして、ロジーとレイの対立場面もよかった。ロジーとレイがお互いに説得しようとつかみ合うところ。逃げなければ危険だし、ロジーを守らなくてはと焦るレイ。それに対してただ逃げているだけじゃダメだと戦う事を願う息子。父親としての気持ち、また男として複雑な気持ちをレイは持ったんだろうな。~~~~~~~地下の物置の場面、ここで、あのトライポットの『カメラ目』がろくろ首のように伸びて中に人間がいないか探す。見つかるのではないかとヒヤヒヤ~。(オリジナル版もこの探す場面は、結構ヒヤヒヤした)しかし、ろくろ首は、ほんとくねくねと不気味なんだ。くねくね度はやっぱり、こちらの方がしつこく恐いよね~。この地下室で、ティム・ロビンスが出てくる。守るべき者を持つレイ。『復讐』を願う愛する者を失った男。この男が、ティム・ロビンスだ。彼は精神的にギリギリのところにいるという感じかな。その危うい感じがよくでていたように思う。また、多くの人たちが生き残る為に逃げ惑う姿。そこから生まれる狂気。そういう状況になったら、自分がどんな行動を取るのだろうかと考えてしまうな。~~~~~~~一つ難をいえば、軍隊がこの侵略者と戦う場面、意外と見せていなかったかも。煙と火柱と音響とで見せているのだが、実際の場面はほとんどなかったか・・?でも、逃げる家族の姿がメインだから、これでいいと思ったな。そうそう、「大阪では、トライポットを倒せた」というセリフ、ちょっとうれしかったりして・・(笑)日本で出来たなら我々にも出来ないはずがない・・みたいなこと言っていたよね。倒せない相手ではないんだと、希望が見える大事なセリフだね~~。ラストは、オリジナルと同じ。この終り方が、いいのだと思う。とにかく、迫力ある映画を堪能した~♪そうそう、「マーズアタック」のラストも突っ込みたくなるので、面白いですよ。マーズ・アタック!(ぷちてん日記)オリジナル『宇宙戦争』小説『宇宙戦争』SFの古典的名作ですね。マーズ・アタック!
2005.06.29
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やっぱり、『ビギンズ』を見たらティム・バートン監督の『バットマン』『リターンズ』見てみたくなりますよね。☆バットマン☆(1989)ティム・バートン監督マイケル・キートン・・・・・ブルース・ウェインジャック・ニコルソン・・・・ジョーカーキム・ベイシンガー・・・・・ベールジャック・パランス・・・・・バットマンと犯罪組織のボス・ジョーカーとの戦い。バットモービルとか、ティム・バートンが力をこめたであろう数々のこだわりも楽しい。そして、ジョーカーが何故あの白塗りピエロの顔になったのか?最初はあの顔じゃなかったのね~~。そういう顔になっちゃった彼がよりいっそう邪悪になるというところが、ジャック・ニコルソンの演技とともに印象に残る。なんだか、総てがニコルソンにもっていかれた気もするのだけど。ジョーカーはもともと、普通の顔の時も悪人だったので、さらに白塗り顔になり、恨みも込めて『美しい物』に対する攻撃が激しくなる。ここらへんは、ティム・バートンだな~なんて思ったんだけど。そして、この物語、こういったヒーロー物によくあるパターンとして、新聞記者が謎の怪人を追いかけるという形を取っているんだね。そこにカメラマンのミス・ベールが絡んできて・・恋にも落ちるし~~。バットマンて何者だ?正義の味方か?それとも・・??まだまだ、市民達もバットマンの正体がわからない。ティム・バートンとしては、少々、もたつく感じもする。そうそう、バットマンてどの作品見ても思うのだけど、仮面をかぶっているのに自分の正体は知ってほしいんだよね。例えばここではミス・ベールに、バットマンなんだよ~って教えるし、『リターンズ』でもそうだし、『ビギンズ』でもそうだった。一般市民には顔は知られたくないけど、惚れた相手には自分の正体を知って欲しい。なぜ、この二つの顔を持つのか、自分の気持ちを知って欲しいって思うのだね~。彼自身、やっぱり結構悩んでいるヒーローなんだなあと思う。執事のアルフレッド、この作品ではごく普通の執事だった。あら、割と普通だわ・・と思ってみていた。マイケル・キートンのバットマン。ジャック・ニコルソンの怪演に、影が薄いかな~~。でも、いいとこのお坊ちゃんで、真面目な感じがでていたように思う。ビートル・ジュースの彼のイメージ、すごかったんだけどね~(笑)************☆バットマン・リターンズ☆ティム・バートン監督マイケル・キートン・・・・・・ブルース・ウェインダニー・デヴィート・・・・・・ペンギン男ミッシェル・ファイファー・・・セリーナ(キャットウーマン)クリストファー・ウォーケン・・マックスマイケル・ガウ・・・・・・・・アルフレッド(執事)ストーリーご存知、アメリカン・コミックスのヒーロー「バットマン」シリーズの第2弾。怪人ペンギン、そして復讐に燃える美貌のキャットウーマンが登場。ゴッサムシティが再び悪の闇に包まれたとき、あのヒーローが帰ってきた。バットマンには前作と同じマイケル・キートン、ペンギンにダニー・デヴィート、キャットウーマンにミシェル・ファイファーなど、豪華キャストと豪華なセット美術・メカで、前作をしのぐ大ヒットを記録。(ビデオより)私は、こちらの方が、ティム・バートンらしくなっていたように思う。私的には、このリターンズが面白かったなあと思う。ペンギン男の本拠地、寂れた『ZOO』この雰囲気、ティム・バートンだよね~~♪ダニー・デヴィートのペンギン男、彼は産まれた時に捨てられちゃったんだよね。それから、30年後ペンギン男としてゴッサムシティに現れる。結構かわいそうなペンギン男。そのペンギン男を使ってさらに自分の私服を増やそうと、たくらむマックスが悪いやつなんだよね。キャットウーマン、この彼女はよくわかんないな。何で彼女が、悪に走るのか?バットマンに対抗心を燃やすんだけど、記憶喪失になったのが引き金かな。もしかしたら、二重人格になったわけ?そして、このキャットに、何故だか自分と同じにおいを感じるバットマン。何でかな~?同じように心に傷を持つということなのかもしれないけど、キャットウーマンの心の傷というのがよくわからなかったのだ。また惚れっぽいバットマンは、彼女にも、自分はバットマンだよ~~って言うんだよね。バットマンでラストには上手くいったカメラマンのミス・ベールとの中は、ここではもう終っていて、ちゃんと説明もされているのがおかしかった。ヒーローも恋は上手くいかないんだよね。そして、執事のアルフレッドはここでは、活躍してました。いろいろ、お手伝いしているもの、頼りになります♪バットマンて、どうも悪者に悪人に仕立て上げられやすいよね。どちらの映画も、バットマンを悪者にして市民を味方につけようと悪党達がたくらむ。そして、まんまとそれに引っかかっちゃうバットマン。ひとがいいのかな~バットマンて?*********画像がないけど、『バットマン・フォーエヴァー』こちらは、スピーディにコミカルに、結構面白かったなあと思う。ジム・キャリーとか芸達者がこちらにも出ているしね~。
2005.06.28
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6月というのに、くらくらする暑さの中、先先行上映に行ってきました。おお~~、館内が満席になりました!客層は、お子様連れから年配のご夫婦まで幅広く、このスターウォーズのファンの多さを確認しました。☆スターウォーズ エピソード3 シスの復讐☆(2005)ジョージ・ルーカス監督へイデン・クリステンセン・・・・・アナキン・スカイウォーカー/ダーズ・ベイダーユアン・マクレガー・・・・・・・・オビ=ワン・ケノービナタリー・ポートマン・・・・・・・パドメ・アミダライアン・マクダーミド・・・・・・・バルバティーン最高議長クリスタファー・リー・・・・・・・ドゥ―クー伯爵サミュエル・L・ジャクソン・・・・メイス・ウィンドウストーリー1977年から始まった「スター・ウォーズ」シリーズが、実に28年の歳月を経て遂に最終段階へ。今回はアナキンがダークサイドへ落ちていく過程を軸に、ジェダイの騎士と分離主義勢力との壮絶な戦い、アナキンとパドメの運命、そして、アナキンとオビ=ワンとの確執を多角的に描く。新シリーズと旧3部作の間にあった様々な謎や疑問を明らかにする重要な作品。(goo映画より)公式HP~~~~~~~~今回、まさにダース・ベイダー誕生秘話完結編。シスのジェダイへの復讐と、いかにして銀河帝国の皇帝になっていったのか・・という「スターウォーズ」につながる見所なわけです。まず最初から、スペースシップでの戦いのシーン。なんだか、監督の力の入れ具合がわかるような気がします。そして、大サービスという感じも~~(笑)アクションシーンは、漏れ聞いていたライトセイバーでの戦いのシーンは、惜しむことなく見せてくれます。堪能してください~♪R2-D2は、最初のほうで、活躍してくれます。相変わらず、かわいいですね~~C-3POは、それに比べると、今回はあんまりかな??エピソード2では、楽しませてくれたんだけどね~。そうそう、チューバッカがでてきましたよ。出て来てすごい事はしないんで、「あ、いるいる」と思ってくださいね。ラストには、ジャー・ジャー・ビンクスの顔も見る事ができます。今回はセリフ無しです。彼はエピソード1から活躍していましたから、やっぱりラストも出てこなくちゃね~。~~~~~~~~話は実は分かりやすい。シスがいかにしてアナキンをダークサイトに誘い込んでいったか、そして自分の手中に権力を収めていくのか。彼に絡めとられるように、アナキンがダークサイトにおちていく。それに伴って、アナキンとオビ=ワンとの壮絶な戦い。そしてやはり、気になるアナキンとパドメの恋のゆくえ。さらに、ヨーダたちジュダイの騎士の運命。突っ込みたいところもある。しかし、ラストまで見ると「スターウォーズ」を最初からもう一度見たくなる♪待ちに待った、このリングのいっぺんが合わさり、総てをもう一度見なおしたいって気持ちね。あ~~、壮大な物語だな~。ルーカス監督、良くぞここまでこの物語を語ってくれたと、感謝だね。 ネタバレになるので、以下ご注意を。↓(反転)アナキンのダークサイトに落ちる心の変化。これは、ちょっとあっさりと落ちていかせたかな?もっと苦悩する様を見たかった気がする。彼が苦悩するのは、愛する者を失いたくないという執着。ジェダイの騎士になるというのは、ほんとうに大変なものだよね。愛情、嫉妬、恐怖、そういうものを克服した者でなければなれないってね~~。愛または恋というのは、ジェダイだって必要ではないかと思うのだけど、それを超越しなくちゃいけないんだろう。愛だの恋だのって、心乱れる物はご法度だ。シスは、欲望や嫉妬、恐怖を知り尽くしているからこそ、アナキンに取るつく事ができたんだろうね。ヨーダやウィンドウたちジェダイの騎士達は、アナキンを心配するのだけど、今ひとつしっかりしとらんな~。アナキンはもともと危なっかしいとわかっていながら、もっと彼の心理状態を把握してなくちゃいけなかったんじゃないかな。もちろん、戦況がきびしくアナキンに時間が割けなかったのかもしれない。そういう翻弄の仕方も、シスのやり方はなかなか上手い・・・アナキンが、完全にダークサイトに落ちた瞬間。あれ?あの瞬間がそんなにダークサイトに心とらわれる瞬間だったのか??とちょっと疑問だった。ここで「ダース・ベイダー」と名前を与えられるのだ。シスに勝手に名前を決められたんだ~~とわかった瞬間である。それ以後のアナキンは、完全にシスの僕(しもべ)となってしまった。その行動に何の迷いもない。シスが彼の目の前にぶら下げた暗黒の力の魅力は、それだけ強力だったのだろうか・・アナキンとバドメ今回、あんまりこの恋人同士のラブラブ度が高くない。パドメが、今までのように活躍しない。パドメはかつては自分の国を背負った女王だったはずだ。しかし、今の彼女はひたすらアナキンの心配だけ。それは、もちろん妊婦さんだと言うこともあるだろう・・しかし、あの毅然とした彼女の姿、見たかったな~~。彼女に対するアナキンの気持ちは、「愛する者を守りたい」だったはずなのに、暗黒の世界にハマったあとの彼の変化は、悲しいね。「愛」の部分まで、どす黒く変化してしまうなんてね~。さらに、とどめの言葉を投げつけるシスは、ほんとうにアナキンを手玉に取ったね。アナキンにはもうダースベイダーとして生きる道しか残されていないとよくわかる。ライトセイバーでの戦い。アナキンとオビ=ワンの戦いは、結構長い。しかし、長さの割に見せ所は少ないような気がするな。もちろん戦いのラスト、アナキンの姿は「なんと!」だった!いちばん、面白かった戦いはシスとメイス・ウィンドゥの戦いでしょう。メイスは強いよ。電撃は飛ぶは、跳ね返すは、ガラスは砕け散るは、顔は変形するはで、すごかった。やっぱり、ここがアナキンの変化の場面でもあるので、壮絶な戦いを見せたのだろうね。もちろん、ヨーダの戦いぶりもすごいし、4本もライトセーバーで戦うグリーパス将軍は、かなりしぶとい戦いっぷり。それぞれが面白いはずだよ。そして「スターウォーズ」へパドメはもっと逞しいかと思ったが、とにかく彼女は双子を残した。ちゃんと、彼女が名前を決めたんだね。きっと前々から考えていたんだろうなあ。迷うことなく「ルーク」「レイア」と名前が口から出たもの。そして、この双子達はそれぞれ、ふさわしい場所、ふさわしい夫婦のもとに送り届けられたのだ。こうして、希望の光は時を待つ事になるのだ。ということでした♪
2005.06.25
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さて、これは『バッドマン』のファンであるか、見た事があるか・・で結構分かれるのかな~~感想が?かくいう私は『バッドマン』は、先日『バッドマン・フォーエバー』を見ました。シリーズ通して見ていないんで・・・ほとんど初心者としての感想です。☆バットマン・ビギンズ☆(2005)クリストファー・ノーラン監督クリスチャン・ベイル・・・・・バットマン/ブルース・ウェインマイケル・ケイン・・・・・・・執事アルフレッドリーアム・ニーソン・・・・・・デュガード(影の同盟の副リーダー)モーガン・フリーマン・・・・・フォックス(ウェイン産業の科学部)ゲイリー・オールドマン・・・・ゴードン警部補渡辺謙・・・・・・・・・・・・ラーズ・アル・グール(影の軍団のリーダー)ケイティ・ホームズ・・・・・・レイチェル(検事補&幼友達)ストーリーバットマン・ビギンズ公式HPストーリーは公式サイトなどでご覧くださいね~~~~~~~~バットマン・シリーズを見ている人には、わかるのかな~この内容。まだ見たこのがない人は、公式サイトで、ざっとストーリーを見ておいても良いと思いました。内容を知っても、面白さが半減する事はないし、むしろ登場人物の関係がわかりやすいかも。(最近見た映画は、事前にストーリーを知らないほうが楽しめるものが多かったけどね)~~~~~~~比較はできないんだけど、ビギンズですから、バットマン誕生秘話ですよね。バットマンになろうとする、ブルースの葛藤がわかるわけです。子供心にこうもりのいる穴に落ちたら、やっぱりトラウマになるかしらね~~。吸血こうもりじゃないから、そんなに恐がっても・・と思うけど、大群で飛び回られたら、やっぱり恐いか~~。もちろん、それがトラウマではなく両親を殺された事が、総てのきっかけ。復讐心、両親に教えられた生き方、慈善と正義と公正の心、こういうものが彼を苦しめ自分の道を求めて放浪の旅に出る。悪の心を知るために?悪事を働いていたようだけどね~。その後で、渡辺謙さんに会うのだよね。渡辺謙、短い出演と聞いていたけど、たしかに短い。しかし存在感あり!彼のセリフ、最初はあのわけのわからない言葉をしゃべるので、このまま訳わかんないこといっているのかと思ったら、重要なセリフを一気にしゃべっている。それが、また流暢な英語でね(あ、私は英語はよくわからないんだけど(笑))かなり、このシーンがいい♪彼のあの目力(ちから)が、十分に発揮されていると思う。彼の出演シーンは、残念ながらそこだけ。後半にも彼が出て来てもいいのにな~と思った。執事役マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、またリーアム・ニーソンやゲイリー・オールドマンなど、かなり脇がしっかりしているね~。執事アルフレッドとブルースの会話とか、ユーモアのある会話には、くすっと笑っちゃう。さて、どうしても注目するのは、ケイティ・ホームズ。旬だからね~~。彼女、検事補の役なんだけど、なんだかブルースとの釣り合いとして若すぎる気もした。しかも、あんまりアツアツにならないし・・特別、どうという感じでもなかったな~。ただ、彼女はかわいいなあと思ってみたけれどもね。トム・クルーズ、こんなかわいい子を奥さんにするのか~とそればっかり気になって(笑)上手く行く事を願っております。後気になるのは、アクションがよくわかんない事。迫力あるアクションなのかもしれないけど、ガチャガチャしているだけって感じなんだけど・・・それって私だけの感想かしらね~。そして、いちばん最初に書いたように、なにも予習していかなかったので、どうも敵側の関係がつかみにくかったかな。その点面白いんだか面白くないんだか・・・すっきりしなかった。ただ、たぶん、アメコミ路線のバットマンとはガラッと雰囲気を変えて来たのだなという事だけはわかるよね。やっぱり、シリーズを一通り見てみるべきかもしれないなあと思った。~~~~~~バットマンに関しては、普通の人というのが面白いね。スパイダーマンのように自分を隠す事もなく、ブルース=バットマンてわかってもいいのね~。そして、手作りのバットマンというのが、なんか面白かったな。そこのところが、結構面白かった、なんだかワクワクする物ね。ブルースのお屋敷にいろんな仕掛けがあるとか、地下が・・とか~~からくりがあるのがいいよね。総て、お金持ちの御曹司だからできることというのが、なんのかんのいってもバットマンの売りだね!
2005.06.20
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☆6月29日トム・クルーズの【宇宙戦争】が世界同時公開ですね~♪もちろん、その映画の前にオリジナルの「宇宙戦争」を見るのもいいと思うのですよね~。そして、この「マーズ・アタック!」も、ぜひどうぞ♪マーズ・アタック!☆(1996)ティム・バートン監督ジャック・ニコルソン・・・・・・大統領アネット・ベニング・・・・・・・バーバラ・ランド(TV司会者)ピアース・ブロスナン・・・・・・ドナルド教授サラ・ジェシカ・パーカー・・・・ナタリー・ウェストマイケル・J・フォックス・・・・TV報道局キャスターロッド・スタイガー・・・・・・・デッカー将軍トム・ジョーンズ・・・・・・・・本人ルーカス・ハース・・・・・・・・リッチーナタリー・ポートマン・・・・・・タフィー(大統領の娘)リサ・マリー・・・・・・・・・・火星人の美女シルヴィア・シドニー・・・・・・リッチーの祖母他多数ストーリー地球に円盤が急接近。しかも大編成で。それを知った大統領デイルは、緊急会議。友好的と判断した彼らはネバダの砂漠で火星人と対面する事にした。世紀の瞬間をテレビ中継で見守る国民。しかし火星人たちはレーザー兵器で、攻撃をはじめた!~~~~~~~~とにかく豪華な俳優達に驚く。しかも、ええ~~、あんなにあっさり死んじゃうの?って感じ(笑)この映画の前に「エド・ウッド」の公開があったティム・バートン。なるほど~、「エド・ウッド」にのめり込んで撮影していたら、次の作品にこれがくるのは、わかるな~~。ちなみに私の「エド・ウッド」の感想はエド・ウッドエド・ウッド本人の監督した「プラン9フロム・アフター・スペース」の感想も書いてあります。ティム・バートン独特の色使い。火星人は頭でっかち、そこに鮮やかな火星人のコスチューム。友好に、友好にといいつつ、やられていっちゃう合衆国のトップ達、う~~ん、なんてことだ。しかし、皮肉だよね。地球上では、友好にといいながら力の行使で、ねじ伏せようとするアメリカがね、宇宙人には「友好に」だもんね(笑)しかし、訳もわからず攻撃されるってところが「宇宙戦争」と同じなのね~。(オリジナルを見た限りではですが)ラストの展開も、ちょっと似ている?火星人の弱点がね~。~~~~~~~~~しかし、SFXがいいですよね。火星人はまた人形なのかな?「ナイト・メア・ビフォア・クリスマス」のように?う~ん、CGなのかも?そこらへんは私にはわからないんだけど。いやいや、「エド・ウッド」の時のバンパイラを演じていたリサ・マリーが、今回火星人が作った人間型美女の役です。あのバンパイラも、かなり美しかったのですよ~。そして、これは見事~!!美しいです、さすがモデル出身だ。そして、あの火星人風歩き方など、絶品♪この部分だけでも、ほんと楽しくなりますね。満足です♪リサ・マリーがティム・バートンのパートナーだという話ですが、今現在もその関係が続いているのかな??その点はちょっとわかりませんが、ティム・バートン、なかなかの美女に目を付けたものですね。リサ・マリーは「スリーピー・ホロウ」「PLANET OF THE APES/猿の惑星」出ていますね。この映画はB級映画のフリをしたおかしなSF・コメディ映画でした。あ~、面白かった♪~~~~そんなわけで、「宇宙戦争」楽しみですね。映画館の予告が、だいぶ見れるようになってきましたね。チラッと宇宙人も見える??まだだっけ?とにかく、少しずつ見せていますよね。そして、もちろん、ティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」こちらも、楽しみに待っています。
2005.05.29
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そんなわけで、ジェイ・デヴィッドソン見たさに、この映画です。DVDを見始めたら、「あれ?見た事がある」娘も、「お母さんこれ見たことあるよ~TVで」いいのよ、いいの、今回は目的がある~♪☆スターゲイト☆(1994)ローランド・エメリッヒ監督カート・ラッセルジェームズ・スペイダージェイ・デヴィッドソンストーリー若き考古学者ダニエルが、70年前の遺跡から発掘された巨大な「環」に書かれた古代文字を解読する。軍が極秘で調査していたその「環」は、異星への入り口だった。軍からはジャック・オニール率いる兵士、そして「環」の向こう側の文字を解読する為にダニエルも、このスターゲイトに吸い込まれていった。~~~~~~~古代文字を解読するこのダニエル、ジェームス・スペイダーが、いい味出していますね。のほほ~んとしているような、興味があることに夢中になる学者って感じがいいのです。そしてそれと対照的な任務を追行する兵士としてのオニール(カート・ラッセル)。カート・ラッセルの角刈りはいかつくて兵士って感じそのものです。「環」をくぐるとそこは異星だった、というのはおもしろいです。古典的な感じですけど・・そしてそこにいる星の人々。砂漠に住む彼らは、地球そのものって感じだよね。もっとキテレツな姿かたちをしていればおもしろいのに・・とも思いますが。しかしそこは、ちゃんと説明がつくように出来ているのですよね。ラブストーリーもあるので、人間にしないとまずいものね~。さて、ジェイ・デヴィッドソンはこの星を支配している「神」です。冷酷な美しい支配者。残念な事は、ジェイ・デヴィッドソンの生声ではないことですね~。美しい悪役は、なかなかよろしい。この支配者には部下がいるのだが、すごい武器があるのかと思うと意外と普通だったりする。前半はかなり圧倒的な力を感じるのに、後半もたつき失速していく・・これではあかんよ~~(笑)~~~~~~カート・ラッセルや、ジェームス・スペイダーが、この原住民とともに支配者と戦う。この原住民の若者達が、かわいいね~。ストーリー的には、古典的な冒険SF小説を読んでいるような気持ち。だから安直ではあるが、わかりやすくて安心して見ていられる映画だった。TVでやったら見るというのがちょうどいい感じの映画だね~~。~~~~~~ところで、この考古学者をやった、ジェームズ・スペイダー。「ぼくの美しい人だから」の彼ですね。実は、スーザン・サランドンを見ておこうと思って、この「ぼくの・・・」DVDをレンタルしてきたのです。サランドンのお相手がこのジェームズだと知って、この「スターゲイト」から繋がりが出来て面白いな~と思ってます。こんな事があるから面白くてやめられない・・ですね?♪というわけで、次は「ぼくの美しい人だから」を書きましょう。
2005.05.14
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☆カンパニー・マン☆(2002)ヴィンチェンゾ・ナタリ監督ジェレミー・ノーサム・・・モーガン/ジャックルーシー・リュー・・・・・リタナイジェル・ベネット・・・フィンスター(デジコープ社)ティモシー・ウェッパー・・キャラウェイ(サンウェイズ社)ストーリーハイテク化された未来を舞台にしたサスペンス。平凡な男モーガンが刺激を求めて転職したのはデジコープ社の産業スパイ。彼は新たな名前ジャック・サースピーをもらい、各地のコンベンションに潜入し情報を送るのだ。それは平凡で退屈だった生活から、スリルと興奮を覚えまったく違う自分になる喜びを感じた。しかし、彼はそのうちに悪夢・映像のフラッシュバックと頭痛に悩まされる。そんなある時、謎めいた美女リタが現れ、彼に頭痛軽減の薬を与え、驚くべき事実を教える。~~~~~~~~~カンパニーマン・・会社人間?何故か、私「カニ人間」という文字が頭に浮かんでいたのでした。まったく関係ないですけど・・・(笑)で、これは、産業スパイです。二つのライバル会社が、裏ではそんな産業スパイを送り込んだり、送られたり?して戦っているのですよね。どっちもどっちなんだけど~~。そこでの主人公の役割は?彼が、自分の存在に気がついてどう動くのか。自分の味方は誰なのか?誰を信じたらいいのかという二転三転するストーリー展開なのです。もしかしたら、映画館で見たら、あれよあれよ~って感じで、わからなくなっちゃったかもしれないです。私には、こういう映画ってDVDなりビデオがいいみたい(笑)でも、お話は結構単純なのですよ。ラストは、「あら~そうだったの」って感じで私は、面白かったです。ルーシー・リュー、かつら着用。かつらが、かつららしくて変なの・・(笑)もっと似合うかつらにしたら良いのに~。彼女が、謎の言葉や、行動をとるのがポイントですよね。コンベンション会場での様子は、面白かったね。目をカッと見開かされる機械が出てくるんだけど、あれは演技でもしたくないわね~~。☆インプット 記憶☆(2003)ベン・ボルト監督アレック・ボールドウィン・・・ポール・ケインルイーズ・ロンバード・・・・・フィローズストーリー飛行機事故で、病院で目が覚めたポール。愛する妻もかわいい娘もその事故でなくなったことを教えられる。彼を担当する医者が、フェローズ。彼女は、ポールの記憶の回復を手伝う精神科医。無事に回復した彼は今までどおり仕事に復帰する。しかし、何かおかしい・・・?~~~~~~~~~~~さてさて、この映画は、テレビ用だったので、未公開ですね。この主役のボードウィンは、あ~テレビ用の顔だなあと、見ながら思いました。不思議と、懐かしいアメリカのドラマの顔ですよね。これはまさに題名どおりに記憶をインプットされちゃう話です。こういう話は、ネタバレになるのでかけないけれども、そこそこ、重ったるいけど(笑)アクションもあり、楽しめる映画ですね。このポールの記憶探しも、誰を信用したらいいのか孤立無援という感じで、大変なんですよ~。記憶の食い違いを確認していく彼は、ちょっとかわいそうでしたね。
2004.12.02
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今日は、ちょっといつもと違う映画館に行って来ました。う~~ん、羨ましい。いつも私が見る映画館は、昔からの映画館。だいぶ音響効果に手を入れてよくなってきたとは思うが、やっぱり、最近のあの音響効果が肌で感じられるものではない。今日行った映画館は、音響効果もおなかに響くようだし(笑)、椅子も疲れないし、前の席の人が気にならないし、いいですよ、やっぱり。私の近くにも造ってくれないかな~~。無理だろうな・・・さて、そんなこといいながら、今日見た映画は ☆スカイキャプテン☆(2004)ケリー・コンラン監督(初監督、脚本)ジュード・ロウ・・スカイキャプテングウィネス・バルトロウ・・ポリーアンジェリーナ・ジョリー・・フランキーパイ・リン・・・・・謎の黒ずくめの女ストーリー1939年ニューヨーク。ヒンデンブルク号から一人の博士が行方不明になった。その失踪事件をスクープしようとする新聞記者のポリー。そして、突然、NYをはじめ世界中の都市に巨大ロボット軍団が飛来した。ポリーは果敢にも、カメラにその様子を収めようとする。町中がパニックに襲われた時、「スカイキャプテン出動せよ!」発信されたメッセージ。そし、あらわれたのは、プロペラ機に乗ったスカイキャプテンことジョー・サリバン。飛行技術は抜群で、さらに改良された飛行機を自在に操る勇敢な空のヒーローだ。~~~~~~~~~~~もう~~。全てCGですよ。画面の色調は、セピアがかって、バルトロウなど往年のハリウッド女優のように美しい~。ジュード・ロウ、アンジェリーナ・ジョリーは「サンダーバード」のお人形のような感じ。この監督は次回作をすでに決めてあるそうで、バローズ原作の「火星シリーズ」を撮るのだという。この映画、とにかく懐かしい。懐かしいのはSF冒険活劇だからなんだよね。1939年のSFなのだ。そんな~馬鹿な~とか思えちゃうのは、たとえば金魚鉢のようなものを被って、海に飛行機で突っ込むとか、あるのだけど。でも、「昔の未来」ってそんな感じだったでしょう?だから、素直に楽しめばいいのです~~。そして、我らがヒーロー・スカイキャプテンの活躍を、ワクワクしながら見ればいいのです。このスカイキャプテンとポリーの会話が、なかなか面白くてね。楽しいですよ~。ジョディ・ガーランドの「オズの魔法使い」が映画の中で上映されるし、その曲が流れるのだ。これもいいね~~。あ~、面白かった~♪という映画でした。
2004.11.27
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☆ドニー・ダーコ☆(2001)リチャード・ケリー監督ジェイク・ギレンホール・・ドニー・ダーコジュナ・マローン・・グレッチェンドリュー・バリモア・・カレンジェームズ・デュバル・・フランクストーリーリバースムービーと呼ばれ、全米で熱狂的なマニアを生み出した摩訶不思議な青春映画。高校生のドニー・ダーコはある晩、銀色のウサギに呼び出されフラフラと家を出た。そこで、ウサギから「最後の時まで28日6時間42分12秒」と告げられる。翌朝彼はゴルフ場で目がさめた。帰宅すると、自宅に飛行機のエンジンが墜落していて、自分の部屋はつぶれていた。彼はそれからたびたびウサギのフランクに呼ばれ、不思議な出来事が起こり始める。~~~~~~~ドニーは、かなり優秀な頭脳の持ち主なんだよね。そんな彼は、精神的な面の精神科医のカウンセリングを受けている。彼の精神は研ぎ澄まされていて、大人の醜い面も仲間の爆発しそうな荒っぽさもよく見えている。じゃ、自分は?自分の事は、誰でもわかっているようで、一番わからないのかもしれない。ドニーはなんだか、もがいているみたいだ。~~~~~~~~~授業の一環で、あんないんちき臭いセラピーをやっていいもんだろうか?「恐怖克服セラピー」っていうのだけど、このカリスマセラピスト?は胡散臭さ満開。時々、映画やドラマに胡散臭い宗教家とか出てくるけど、あんな感じ。ここのところ、結構面白かった。この、28日6時間42分12秒にはどんな意味があるのだろうね~。皮膚の再生は28日だよね。関係あるかな?年をとると、だんだん28日では新しくならないんだよね~(T-T) ウルウルやっぱり、「お肌の曲がり角」を曲がる前にこの映画を見ると、いろいろ感動するのかもしれないな~。今の私には、以外に素直にそのまんまを受け止めてしまったから、「青春」だな~と思って見ていた。時間の流れが云々にもそれほどの驚きも無かった。ドニーの顔の変化はなかなかいい感じだったので、そこらへんは好きだな。DVDだったので、インタビューがついていたのだけど、ウサギのフランク役のジェームズ・ディバルもあった。普段の顔はどんなだろうかと興味があったのだが、映画のほうがミステリアスで良かったな。
2004.11.05
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