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鳴らないシンバル

鳴らないシンバル

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Pocky Man
2008.10.12
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今月7日、「俳優の緒形拳さん 死去」の報に接しました。
信じられませんでした・・・


緒形拳さん、と聞いて、私が今、真っ先に思い出すのは・・・
昨年のNHK大河ドラマ、“風林火山”の宇佐美定満を演じていらした事です。

長尾景虎(上杉謙信)の軍師として、お屋形様に仕え、軍略を立て、時にはお屋形様を叱責する。そんな役を、緒形拳さん独特の“渋さ”で、好演されていました。
そうそう、役作りのため、移動の時などに“お屋形様”役のGacktさんのCDを聴いていた、そんなエピソードがあった事も、思い出しました。


“風林火山”もそうですが、「井上靖原作作品」という点でお話しますと・・・


1992年に公開された「おろしや国酔夢譚(こくすいむたん)」という映画に、緒形拳さんが主演されていた事を思い出しました。もちろん私はこの映画、劇場で観ました。

(「おろしや国酔夢譚」のあらすじです)
時は江戸時代(1782年)、大黒屋光大夫以下17人を乗せた神昌丸は、伊勢から江戸へ向かう途中に嵐のために難破・漂流し、ロシア極東へ漂着する。
光大夫は祖国・日本へ戻りたいとロシア側へ願い出るが、日本がまだ“鎖国”の時代、「帰国は難しい」と、ロシアの地に留まる様に申し伝えられる。
慣れない極寒の地で、仲間は衰弱し、一人減り、また一人減り・・・
業を煮やした光大夫は、時のロシア皇帝・エカテリーナ2世に直談判するために、極東の地から遥か西方のサンクトペテルブルクへ向かう・・・
(あらすじ終わりです)

大黒屋光大夫を演じていた、緒形拳さん。仲間の期待と自分の念願を胸に、宮殿でロシア皇帝に謁見し、「帰国したい」と、その思いの丈を皇帝に打ち明けるシーンは、とても感動的でした。


もちろん、これら以外にも本当にたくさんのドラマ、映画等々に出演されていた緒形拳さん。
私個人の印象で恐縮ですが、あの、どちらかと言えば“静”の存在感に溢れた演技。
私の心に、とても印象深く残っています。


今月9日からフジテレビ系列で放送がスタートしたドラマ、「風のガーデン」。
“テレビドラマ用に脚本を書くのは、これで最後にしたい”と倉本聰さんが仰っていたこのドラマが、まさか、緒形拳さんの“遺作”になってしまうとは・・・

このドラマ、私にとっては久々に、「毎週観る」ドラマになりそうです。

毎週観て、緒形拳さんの、最後の“渾身”の演技を、眼に焼き付けたいと思います。




謹んで、お悔やみ申し上げます。







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Last updated  2008.10.12 20:45:35
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鳴らないシンバル @ Re[1]:今年の父の日(06/21) HIRO-MICKEYさん >良いですねぇ~♪ >プ…
HIRO-MICKEY @ Re:今年の父の日(06/21) 良いですねぇ~♪ プレゼントしてくれた気…
鳴らないシンバル @ Re[1]:GW2日目(05/03) ミンティ♪さん >国立科学博物館かな?と…
ミンティ♪ @ Re:GW2日目(05/03) 国立科学博物館かな?と思い調べてみたら…

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