天野正道作曲、「I Capuleti e i Montecchi ~『ロメオとジュリエット』その愛と死~」という曲が、私は印象的でした。 今や天野正道さんといえば、吹奏楽をやっている方であれば知らない人はいない、と思いますが、私は・・・ 最近は、楽器にはほとんど触れていないので・・・ 天野さんの吹奏楽曲を、こういった形で全曲通して聴いたのは、恥ずかしながら私は今回が初めてでした。 大編成用に書かれた、という解説を聞くまでもなく、その大スケールの大迫力の音楽には、度肝を抜かれました。私がこれまで“天野正道”という名前から描いていたイメージ通りの音楽が聴けて、とても嬉しかったです。
既成のコンサートマーチの枠にとらわれない雰囲気を持った、辻峰拓作曲、「沓掛の情景」。 スネアドラム奏者3人をソリストとして配した、小長谷宗一作曲、「“Six Sticks”for Three snare Drums and Band」。 マーチ本来の「4分の2拍子」にこだわり、それにジャズの要素をプラスした、真島俊夫作曲、「-コンサート・マーチ-東風」。