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模様替えランキングこんにちは。イ草を美味しくいただいた静岡の畳屋の姉さんです。 私は毎月一度、西島邸のランチ会に参加しています。初めて参加したのは昨年の11月でしたから、今月で7回目になります。 西島さんの手料理は、自家製の無農薬野菜と発酵食品が多く使われていて、品数も多く、やさしい味付けです。いただいてみると、これはもう絶対に体にいいと思えるお料理です。 そこで2回目からは、最近新海畳店でパートで働いている姪っ子同伴で、3回目からはそれをききつけた姉も一緒に参加するようになりました。 姉は西島さんの糠漬けに感動し、それ以来、月一のランチ会がささやかな楽しみになりました。今月のランチ↓ さて、特筆すべきは、今月のランチにイ草が使われていたことです。そう、あの畳表の材料であるイ草ですよ!天ぷらに添えられたお塩とお茶に粉末のイ草が入っていました。イ草入りのお茶を味噌玉にかけてお味噌汁にしていただきました。↓ イ草はビタミンやミネラル、アミノ酸など38種類もの栄養素を含む緑黄色野菜です。抗酸化作用が強く、食物繊維が豊富です。 食材100gあたりの食物繊維は、ゴボウ6.1g、乾燥ひじき43.3g、そしてイ草は77.6gです! 2006年に発表された「健康・栄養食品研究」という学術誌によると、イ草を毎食後1.5gずつ14日間摂取した被検者が平均4.6cmウエストが細くなったとそうです。( 畳の製作過程で出た半端なイ草の畳表をムシャムシャ食べたい心境です。) また、イ草は日本最古の医書である「医心方」(984年丹波康頼)に薬草としての記述があります。 更に江戸時代に編纂された百科事典である「和漢三才図会」や薬草が記載されている「本草網目啓蒙」では、煎じて飲むと感染による炎症を抑え、水腫改善に効果がある、灰を飲用することで喉の疾患を和らげると書いてあるそうです。 イ草って、敷いても食べてもいい万能な植物なんですね!畳表には使えないような短いイ草をもっと食用に加工して販売すればいいのにな~と思いました。
2021年05月30日
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模様替えランキングこんにちは。1年振りに土いじり(陶芸)をした静岡の畳屋の姉さんです。 皆さんはGWいかがお過ごしでしたか? 私は久しぶりに主人と一緒に陶芸の工房に制作活動に行きました。主人はマグカップを作りたくて、私は小さな植木鉢を作りたくて。 なぜ植木鉢かというと...。 あれは4月18日(日)のこと、朝8時過ぎにヨガをするために街中に出かけたところ、青葉シンボルロードに長蛇の列ができていました。周辺のお店はまだ開店しておらず、人通りが無かっただけに、この行列が異様な光景に見えました。しかもこのコロナ禍で。 約1時間後、その人達は多肉植物を買いに来たのだという事がわかりました。皆さん籠に多肉植物の鉢を幾つも入れています。1会計あたりの個数制限があるらしく、何度も並びなおして購入している人もいました。 どうやらおうち時間が増えて多肉植物がブームのようです。そこで私は思いつきました。そうだ!小さな植木鉢を作って我が家の多肉ちゃん達を植え替えて、ミニ畳とセットで販売しようと。 まず4月29日、成型をしました。私の植木鉢は電動轆轤で、主人のマグカップは板作りで。 主人の作品のこだわりは、取っ手を斜めに付けたところです。飲むときにカップを傾けると取っ手が水平になる予定です。 そして5月8日、再び工房へ。私は電動轆轤で削りをしました。主人のマグカップは素焼きができていたので、「釉薬をかければ?」と言ったのですが、主人は結局おしゃべりをしてお茶を飲んでお菓子を食べて、近くに販売に来た生しらすを買いに行って食べて終了。 でも私はこの工房のこの自由さが大好きで、もう30年以上幽霊部員を続けているのです。 植木鉢、もう少し沢山作りたいので、また工房に行きます
2021年05月11日
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