●知らなきゃ損 ギター上達のキッカケ

●知らなきゃ損 ギター上達のキッカケ

2014.11.22
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テーマ: 演奏術(26)
カテゴリ: ギター関係


●友人達数人が集まって、それぞれストップ・ウォッチを持つ。
●目を瞑って、
●1分です、として、よーいスタートで押す
●1分経ったと思われる瞬間に各自、止める


というゲーム、
まぁ、似たことはテレビで、たまに見かけるが。

で、予想としては、
まず、ほぼ全員が、調度1分では、止められないでしょう。
偶然止めることが出来る人と、
1分という概念を自分の脳で作り上げた人が、
それを可能にはしますが、

「偶然」のほうは、二度三度やれば失敗するでしょう。
が、
概念を自分の脳で作り上げた人ならば、4回でも可能かもしれない。

では、その概念とは?と言えば、
ズバリ、1秒という感覚を60回数えた人、ですね。
ただし、その場合も、前もって、1秒という時間を認識していないといけないのだが、
それを、なんとなくで持っている人、
これは、生まれながらに、良いリズム感を持っているのかもしれません。

とはいえ、
これが出来ないのが普通であり、
これが1分ではなく、2分、3分、いや10分、1時間となれば、
ほぼ不可能ですね。

========================本題です。

リズムを攻略 するとは、どういうことか?』

これは、脳で考える方法と、
実践練習において、それに乗っていけるかどうかの事と
両方が必要かもしれない。

楽器プレイとして、何かテクニックを攻略したい場合、
●自力でガンバル
●本や誰かに教えてもらう

このどちらだとしても、
一応、「脳で何かを考えて」そこに進む。
まぁ、ある種、テクニック攻略は「弾けるようになるなら良い」ので、
脳で考えなくても、訓練のみで上達する可能性は多々ある。
テクニックも解説は出来るので、教本というものが有るが、
教本もネットも何も見ないで、やっていける可能性はある。
「それが、Cコードだという名前を知らなくても、
 そこで、この和音を弾くべきだ、とその音を出せるなら、
 コード名を知らなくても良い」ということ。

リズムも、それを身に付ける手段の練習をくり返せば、
良くなっていく可能性はあるが、
その場合も、「概念」を、なんとなく身に付けるのか、
脳で把握して、それを身に付けるのか、、、という点において、
現時点で、それを身につけていない人には、
「概念をコーチする」という伝授方法が必要かもしれない。

が、
本当の奥の奥は、解説するのが難しいからこそ、
本当に、それを解説した書物が、売っていないとも言える。
そんなものが売っているなら、教えて欲しい。
何故ならば、
僕は、元々、リズムが良いほうではないからであり、
脳と、練習と、両方でやっと今のところまで来たのであり、
20代から、今までの楽器人生で、もっとも苦労してきた(苦手だった?)分野であり、
今もまだ、完全攻略はしてないから、
僕が、これから書くであろう事以上の書物が存在するなら、
読んでみたい。

毎日、2時間、メトロノームを鳴らしながら、楽器をプレイして、
それで、1年で、「リズムの概念」が身に付くのか?
うーん、それをしても、なかなか身に付かないような気がする。
そこには、「概念」が、多少の理論、、というか「こうなってんのか!」
ってのが、必要な気がする。

まぁ、前置きは、これくらいにして、

『リズム攻略』

初歩の段階から始めます。


音は、1個では音楽にはなりません。
必ず、2個以上の音が存在して、やっと音楽のスタートをきる。

 /   /

2つの音が有る。
これは時間経過の1回分の存在を表すことになる。
そして、ここには、絶対に、ド真ん中にタイミングが存在する。

 / ・ /

まぁ、このド真ん中にあるタイミングを、「アフター・ビート」
裏拍と言うのだけども。
これが、後に、4拍子と8分音符の違いになる。

ということは、必然的に、その合間にも、必ずド真ん中は存在する。
(裏拍の後にも裏が有る)

 /・・・/

後に、8分音符と16分音符の違いになる。
こうして、2つの音があれば、細分化できるのである。

動画にしました。


========================
次に、先の2個の音を広げるほうを考える。

「音楽」の楽曲においては、2個ばかりでは楽曲っぽくないので、
何百という(音程が含まれるうえで)タイミングのくり返しとなるのだが、
クラシック、および、珍しい音楽を除くと、
(いわば、一般的なポップス、歌謡曲、ロック、ジャズなど)
は、同じだけの長さのくり返しが、「テンポ」となる。

音の長さは、図で言うならば、距離であり、
時間の距離とも言える。
その距離のくり返しが、同じであることが、「テンポ・キープ」ということになる。

ということは、、、、

『タイミングとして、次に音を出す瞬間は
予想である
と言える。

これまでの音の長さを、くり返すべく、
これまでの音と同じ長さを、次にも出す、
のをくり返すのが、「テンポ」で、

それが、いかに、それ通りであるか、
が「テンポ・キープ」が出来る演奏ということになる。


3つ目の音を、繰り出すことは、それ以前の2個の音の距離を、もう一度
予想で、繰り出すということ。

 /   /   /

もちろん、4個目でも同じ

 /   /   /   /

これで、一応、4拍となり、これを1小節とするなら
4拍子の1小節ということになる。
で、
このように、なるべく同じ距離(時間)として繰り出すことが出来る人が、
まずは
「テンポ・キープの出来る人」である。
まぁ、この辺りが微妙なのだが、
これを、世間は、「リズム感のある人」と表現するのだけども、
言葉の意味をちゃんと捉えると「テンポ・キープの出来る人」である。
(リズムとテンポは意味が違うからね)

そして、このくり返しの予想には、人それぞれによって、
上記に、なるべく同じ距離と書いた
「なるべく」に差が出る。

1秒を15回、数えて15秒!というゲームをすれば、
多くの人が正解できるが、
1時間!ってだと、無理でしょ、ということ。
まぁ、ポップスは、大抵、3〜5分くらいで楽曲なので、
5分、キープ出来れば良いということにもなるが、
音楽は、それだけではない。

機械以外、つまり、人間には、絶対に差は出る。
ほぼ完璧な人など居ない。
居たら、機械のように演奏をしてしまうので、
あまり、心地の良い音楽では、なくなる可能性が高くなる。
よって、
人間は、ヒューマンとしての、少しはズレる良さを持っている。

例えば、
テクノ(コンピューター・ミュージック)と呼ばれた
YMOの楽曲を調べると、テンポは最終的には早くなっている。
機械のドラムマシーンと演奏しているのではない。
高橋ユキヒロさんというドラマーのリズムに乗ってプレイしているから、早くなっている。
機械じゃないから、カッコ良い。

ただし、
もちろん、
凄く違うのでは、音楽の気持ち良さ以前の話になるので、
それは、「リズム感の良くない人」ということには、なるのである。
これは、2小節目で、すでにズレる、、、って話ね。

で、その「ズレ」というものを、
とても「同じ距離を、何度も保てる」べく、訓練をすることが、
音楽を奏でるための、リズム練習ということになる。

では、どうすれば、そのくり返しを
できるだけ、前と同じ時間で、くり返すことができるのか?

それは「細分化」にある。

1分(60秒)を、言い当てたければ、
1秒を60回くり返せば良い。
これが、よく楽器練習でも使われる言葉の
BPM(Beats Per Minute)=60とか、 ♩=60 とか言うやつです。

だが、1秒という長さは、実は、意外に長い時間なので、
細分化して、0.5秒を、120回、数えれば良い。

♩=120 とか言うやつです。

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Last updated  2014.11.28 23:40:52
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