羊の墓場

羊の墓場

2003.10.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ナルシスという青年の話を知らない人はいないだろう。
最悪、この名を知らなくとも“ナルシスト”という単語は知っているだろう。
まぁ要するに行き過ぎた自己愛なのだが、思春期・青年期の人間の心の中には少なからずこのナルシスという男が住んでいる。
必要以上に鏡を気にする阿呆は勿論として、自分に自信が持てずに悩んでいるというのも、これに該当する。
まず、自信を持つ必要が何処にある?
自分の能力等を正確に認めておきながら自身の性格や人格に自信が持てない。
滑稽な話だ。
周囲が我々に望むのは期待される役割を果たす事であって、それ以上でも以下でもない。
個性的であれと現代社会のリポーターは言う。
日本語の撹乱だ。
望まれるは個性でなく意豹を付く事だ。新しい事だ。それらの全ては消費社会に繋がる只の能力に過ぎない。
自分らしさなど誰が求めた?
そんなもの扱いに困るだけではないか。一律の方がどんなに能率的な事か。

だから君がそれでも個性を持てずに悩んでいるのなら、それは自分に関心が行き過ぎているって事だよ。
自分以外の誰がこんなに自分の事を気にするよ。
自作の鏡地獄からは、もう抜け出して良いんじゃないのかい?





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Last updated  2003.10.24 19:20:11
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