羊の墓場

羊の墓場

2004.08.20
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時々、楽天の足跡ログから自傷や人格障害の人の日記を見つけて思う。

   ―――― 何故この人たちは内証を、こうまで開けっぴろげにできるのだろう?

私ならそんなことは怖くてできない。
個人的には自傷も多重人格もどうでも良いのだが、社会的にそれらがどう見られるかは私だって知っている。
私ならば、避けられる壁は避けようと思うだろう。
人が異質なものに関してどれだけ冷たいか知っている。
そこには大抵の場合、恐怖か嫌悪しか無いのだ。

だから、自分が自傷者であるとかボーダーであるとか公表する時、デメリットは多くてメリットは少ない。
少ないメリットの内の一つが、客寄せだ。
可笑しな事に、オフではそういった人々を倦厭する輩がネット上では無責任にも励ましたり友人面してたりする。
相手が自傷者だというだけで被害者だと思い、庇うのだ。

 ――― それはそれで自傷者に失礼ではなかろうか。

まぁ、その失礼を許容して自傷サイトが成り立っているのだから敢えて批難する事も無いとは思うが、私にはそれが人の枠組みで個々の人格を否定するのと同じように見えるのだ。
 相手が自傷者であるから擁護したり
 相手が自傷者であるから批難したり
どちらも根元は同じであるし、大袈裟に言えば偏見が口を開き喋っているのだ。

どれだけ偉そうな事を言っても、人は枠組みからは逃れられない。
強固なものは人を閉じ込めるかもしれないし、守るかもしれない。
どちらも実感しているから、この枠組みからも私は出ない。




今は私ではなくて彼らの問題だ。





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Last updated  2004.08.24 08:37:03
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