雅の日記～お気楽生活をめざして

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2023年10月20日

死期

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カテゴリ：その他

親父と電話で話した。
脳出血で倒れて言語障害と半身不随になってから1年ちょっと経つのだが、この間でげっそり痩せ、かつほとんど食欲もなく、酒もタバコもできなくなった。あれほど嫌がっていた「親の家の片付け」（私から見れば祖父母の家だが）にも応じるようになり、「来月解体することが決まった」と報告を受けた。

倒れる前にしたことについては、いまだにすまなかった、と一言も言わないのだが、悔悛の情みたいなものが伝わってくる。一応、父親は父親に変わりはないが、OSがすっかり入れ替わって、記憶だけはかろうじて連続性がある。そんな風に見える。
死ぬのも遠くないのかもしれないと思うし、本人もそれを知っているんじゃないかなとも勘ぐったりする。

死期を悟った時に猫は自宅からプイっといなくなるという話がある。あれは飼い主にその姿を見せたくないからと言われている。本当かどうかは知らないが、何かのセンサーが本能的に働くのかもしれない。

歴代の我が家の文鳥も、手の中で絶命したり、呑んだ私が帰るまで待っていて、ほどなく亡くなったりしている。そういう瞬間に何度か立ち会うと「死期を悟る」は、それぞれの生き物に起こるものなのではと思う。

＜お酒メモ＞
10月21日土曜日
生中　1つ
タクシードライバー　純米原酒　1合弱
南方　純米吟醸　1合弱
さんずい　純米大吟醸　1合弱
白ワイン　グラスで1つ
醸し人九平次　純米大吟醸　2合

10月22日日曜日
蒼空　愛山おりがらみ　1合くらい

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