雅の日記~お気楽生活をめざして

雅の日記~お気楽生活をめざして

2026年04月04日
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カテゴリ: その他
西伊豆の奇祭「大瀬まつり」。毎年曜日に拘わらず、4月4日に開催される。
奇祭と言われる理由はこうだ。
各漁港の漁師たちが顔に白粉(おしろい)を塗り、頬と唇は赤く染め、襦袢を着て、派手な大漁旗とともにデコった船に乗船、さながらチンドン屋のように鍾(しょう)を鳴らし歌を歌いながら手持ちの扇子で舞を踊る。
祭りのプロローグは地元の大瀬神社に立ち寄り、魚(赤鯛)と日本酒、米と塩を榊とともに奉納、樽酒をふるまい、陸でお囃子の奉納や舞を振る舞う。その後再度乗船し、「ちゃんちゃらおかし ちゃらおかし あなたのシャンツはなおおかし」と再び歌いながら船で各漁港に立ち寄る。その際、餅や地元の名産である柑橘類、はたまた扇子などを陸地の人に投げ込む豊穣の祭り。
昔は現金も投げて、見物客が奪い合いすることもあったそうだ。

祭りがこのスタイルになったのは、漁師たちが豊穣を願う祭りを捧げる際に、海の神様に喜んでもらうために、女性と勘違いしてもらうよう女装をした、という説を以前聞いたことがある。また、3月3日はひな祭り(女児のお祝い)、5厚5日は端午の節句(男児のお祝い)ということで、女装をして中間、いわゆる「おかま」に扮してお祝いするので4月4日になったんじゃないかという話。

10年以上前に、平日にこの大瀬まつりを見たことがある。当時は地元の人しかおらず、結構静かだったが、今回は土曜ということもあって、非常ににぎわっていて楽しかった。
当日は大雨予報だったが、自分がかなりの晴女なのでたぶん大丈夫かなと思っていたが、到着時、曇天ながら空は持ちこたえていた。

漁師さんたちが大瀬神社に参拝するタイミングで自分も神社にいたのだが、いい意味でピリリとした厳かな雰囲気があって、凛とした空気がとても気持ちよかった。漁師さんが船神様の社に掲げてあった太鼓の叩き方が「わかんねぇや」と言いながら叩いていたので、西伊豆のお囃子はわからないのだが、自分がいくつか囃子の譜面が頭の中にあったので、地域の雰囲気を壊さないよう、よく囃子でやる「イントロ」だけ叩いた。
大学時代に和太鼓で囃子の演奏をやっていたことが少し役になったかな?

一緒に居た人が面白がってくれて「写真撮るからもう1回やって」と言われたので、もう一度同じ調子で太鼓を叩いた。するとその瞬間から雨が降り始めた。あら不思議。
昔は水不足を雷神に知らせるために太鼓を叩いたが、なんかそういうのに似ているなぁ、神様に雨を所望したと思われたかな、などと思った。

慌てて折り畳み傘を開いて、ツアーバスへと戻った。





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最終更新日  2026年04月06日 17時22分26秒
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