《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2012年06月15日
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しばらく更新していませんでしたが、あることがきっかけで体調を崩していました。

僕は、このブログを書き出した5,6年前まで"うつ症状"で苦しんでいました。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200603280000/

当時は「死んでしまったほうが楽だろう」と思うほど辛かったのですが、いろいろなめぐり逢いから、すっかりといっていいほど最近は立ち直っていました。

ただ、当時のような身体の苦痛はないのですが、古傷が疼くように、胸が苦しくなったり、めまいや頭痛がしたりは時折あります。

どういう時にそうなるかというと、物事が思うように運ばずイライラしたり、想定外のアクシデントに翻弄されたりした後が多いので、興奮の反動で自律神経のバランスが崩れるのでしょう。

"うつ病"の後遺症で、ストレスに過反応してしまうのだと思います。

それで日頃からストレスを交わす工夫をしていたのですが、今回は飲み込まれてしまいました。

有田秀穂教授著『脳からストレスを消す技術』によると、人間ならではのストレスには二つあるそうです。

(1)快が得られなくなることによって生じるストレス

(2)自分が相手のためにと思っていることが、正当に評価されないことによって生じるストレス

(1)の場合、例えばパチンコで大当たりをしていると「快」を得られますが、玉が出なくなると「不快」つまり「ストレス」になります。

普通のストレスは原因がなくなれば消えますが、「快」が得られなければ「不快」になるストレスは、「快」を求める力が強すぎて「依存症」に陥ります。

ギャンブルはもちろん、性やアルコールの「快」に執着してしまうと、完全に心のコントロールを失い、理性的判断ができなくなります。

(2)に関しては、第三者の評価が必要になるので、一人で悩んでいると泥沼にはまります。

家族のために家事に追われているのに、誰一人「ありがとう」の一言もかけてもらえない主婦。

毎日会社のために辛い仕事をしても、上司に認められず、出世もできず昇給もしないサラリーマン。

それどころか突然のリストラに会い、自分が全く評価されなかったことを思い知らされます。

自己評価と他者評価のギャップがついに「逆恨み」に発展します。

身体に及ぼすストレスは逃れようがあるのですが、この二つの人間特有のストレスは厄介なことになります。

人間の精神状態を左右するのが「神経伝達物質(脳内物質)」です。

快感を操る「ドーパミン神経」-快の興奮・意欲

危機管理センター「ノルアドレナリン神経」-怒り・危険に対する興奮

脳の指揮者「セロトニン」-クールな覚醒・共感脳

これらの神経伝達物質が、状況に応じて適度に働くことで、精神のバランスがたもたれ、身体も正常に活動します。

ところが過度のストレスによりバランスが崩れると、何事にも意欲が湧かなくなったり、異常な興奮をするようになったり、自己を責めつづけたりするようになってしまいます。

これが続くと、"うつ病"になり、生きている価値を見失い、死ぬことで解決しようとまで落ち込んでしまうのです。

"うつ病"の主な原因は「セロトニン」が不足することだと考えられています。

「プロザック(SSRI)」という、セロトニンを増やす薬(選択的セロトニン阻害剤)がうつ病に劇的な効果を示すからです。

うつ病の本には、シナプスという神経伝達の接点でセレトニンが放出されて、受容体に収まる図が出ていますが、プロザックはここに作用し、少なくなったセレトニンの無駄遣いを防ぐ薬です。

あの頃の僕はこの情報を読んで、無性にプロザックが欲しくなりました。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200602060000/

でも、後で考えてみて本当に信じていいものだろうかという疑問も抱きました。

薬には必ず"副作用"があります。

本当に効く薬でも、"依存"するようになっては、症状を緩和させるだけで、根本治療にはなりません。

プロザックとセロトニンについても、結果から見た仮説に近いと思います。

結局、病院も薬もやめて、他の方法で脱出を試みます。

そして、巡り合ったのが"ヨーガ"でした。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200602090000/

税所 ( さいしょ )

【ヨーガのポーズは、人間の基本的なからだの調整であると同時に、いつもはつかわない筋肉を使うようにしているため、逆にそのことから疲労をとりのぞき、睡眠の深さを増すことができます。

人間のからだには五つの力のはたらく方向があります。

1.伸ばす 2.ねじる 3.開く 4.そらす 5.休む

この五つの動作で、人間のからだは刺激を受け、活性化することになります。

ヨーガのポーズはたくさんありますが、そのすべてはこの五つの方向に刺激を与え、あるいは力を抜いていく方法です。

うつ病のために起こっている自律神経の不安定からくる、脊椎から頚椎、胸椎、仙骨、尾骨の横に起こるうっ血部分を刺激します。

ヨーガでは呼吸法がひじょうにたいせつです。

指示された呼吸を守りながら、ゆっくりと、無理をせずに、曲がるところまで曲げ、そらすところまでそらせるようにしましょう。】

刺激することで、血流は促進されます。

僕は"血流"こそ健康の一番大事なものと考えています。

そのためにヨーガのポーズと呼吸法は有効だと思ってました。

そして、瞑想によって心を落ち着け、自律神経を整え、免疫力をあげる。

うつ病対策も、健康促進も、アンチエイジングもこれで良いと思っていました。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200801070000/

しかし、今回僕に訪れたストレスは、これだけでは回避することはできませんでした。

いくら気持ちを落ち着かせようとしても、吐き気やめまいは収まりません。

これは男性の"更年期障害"?

なぜだろうと2週間悩みました。

うつ病の本を読み直し、そして前出の『脳からストレスを消す技術』に出会うわけです。

有田先生の主張は、以前『セロトニン・トレーニング』で紹介したように、

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200801070000/

「セロトニン神経を鍛えろ!」ということなのですが、僕が注目したのは、最初に引用した人間ならではのストレスのことでした。

1)快が得られなくなることによって生じるストレス

2)自分が相手のためにと思ってしていることが、正当に評価されないことによって生じるストレス

まさに核心はこれではないか。

このストレスを回避するために考えられる事は、1)快を与える、2)自分を評価する、これをしてあげればいいのだ、と気がついたわけです。

そのためにやるべきことは、

《 自分を好きになる 》

僕がいつも書いていることが、この状況を脱する鍵になりました。

自分で自分を褒めてやることにしました(誰も褒めてくれないので)。

出来ないことを気に病まないで、出来ることを、どんな当たり前のことでも褒めてやりました。

起きた、歯を磨いた、服を着た、なんでも構わず「えらいぞえらいぞ、よくやった」と褒めました。

すると、それだけで劇的にうつ症状が治まっていくのが判りました。

そして、ヨーガをするときも、ポーズが決まったら、

「気持ちいい、気持ちいい、すっごく気持ちいい」

と、呼吸法もカウントも忘れて、気持ちよさを味わうことにしました。

すると、脳がぼんやり暖かくなるような気がします。

さらにその暖かさが降りてきて、体中の悪いものが消えていくような感覚になりました。

そういえばヨーガの先生はいつも、

「気持ちよさを味わってください」

と必ず言っていました。

ようやく意味が分かりました。

ヨーガには、"血流を良くする""自律神経を整える"のほかに"脳に作用して、快感を司る脳内物質を作る"という効果があったのです。

「ちょー気持ちいい」状態を作って、自分を褒めてやることで、身体の調子が良くなるということを学んだことが、今回の大きな収穫でした。






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最終更新日  2012年06月15日 21時03分32秒
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