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2016.01.02
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カテゴリ: その他いろいろ



まず、暖かすぎる。

それに、神社が初詣客で異様なまでに混んでいました。
私の両親は、伏見稲荷に行ってては見たものの、あまりの人の多さに千本鳥居までたどり着けなかったらしい。
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休みが長くないので長期旅行に行く人が少なかったのか、この陽気で出かける人が多かったのか。ここまで人が多いと不気味だ。

一方で、いつも行ってるショッピングモールの初売りセールは、意外と空いていました。実際の売り上げは分かりませんが福袋が飛ぶように売れているって感じでもない。
やっぱり景気悪いままなのか?以前は正月セールってもっと活気があったような気がする。


そもそも、このところ「正月の特別な感じ」が毎年少しずつ失われてきている気がする。
今年は晴れ着の女性を見かけることは一度もありませんでした。
店にSALEの文字は踊るけど、正月っぽいディスプレイは控えめ。
テレビ番組も昔のような新年特番のスペシャル感が希薄。
凧揚げ、羽根つき、コマ回し、すごろくに福笑い。子供たちがそれで遊んでいるのを見たのはいつが最後だ?
一年の計は元旦にありなんてもはや死語か?
新しい年を迎えるのにあたり、区切りをつけるということにあまり意義を見出せなくなってきているのだろうか。

ハロウィンで仮装する人が増えているのは面白いと思いますが、一方で日本の伝統的な行事がおろそかになってきているのは大変危ない。
日本らしさを伝えるこのような行事が廃れてしまうと、文化そのものが廃れてしまいます。

少子化、教育レベル低下(特に理科系)、研究開発費の削減、新興国の急速な発展など、現状の体たらくが続くのであれば、
50年後、いやもっと早い時期、日本は今のような先進的科学技術でリスペクトを集めるポジションにいないだろうと思います。
これまで工業力を礎にして培ってきたはずの経済的な影響力が劇的に弱くなるのは時間の問題でしょうね。

日本が食っていける道は、もはや観光しかないのだろうか。
実際、政府もそう思っているのかして、近年は外国人観光客の誘致にやたら力を入れています。
それなのに、外国人を引き付けるはずの重要な資産である日本の伝統文化が廃れてしまうようであれば、もはや日本が生き残れる道はない。

伝統的な行事を継承し文化を守るといいうのは、将来を支える立派な産業であるということを意識し、積極的に投資/教育していく必要があるのではないだろうか。
まだ継承できる人と文化の基盤がある今が、もうラストチャンスかもしれない。
文化財などのハードの保護も大切ですが、その作り方や作り手(ソフト)を保護するということがもっと重要視されてもいい。
島国根性だって立派な文化であり、継承すべき重要な資産かもしれないぞ。


50年後なんて自分は死んでると思いますが、子供たちや、その下の世代が苦しむ姿は見たくないな。



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ではごきげんよう。






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最終更新日  2016.01.12 23:18:16
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