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もう20年以上も前、学生のときに団体旅行でウイーンに行ったことがある 真冬で暗くて寒くて、まさに修行、華やかな音楽の都じゃない それでも憧れの建築家たちが活躍した都市、がんばって見て回った でもやっぱり暗くて寒くて、、、だめだぁ 添乗員さんが気をきかせて、「こんなときは中華でもどうでしょう?」 と自信たっぷりに勧めてくれた店の料理がえらくまずかったのを覚えている それ以来もう行ってない、ウイーンなんかやだ! それでもべたべた観光地を見たい両親のために今回勇気を出して行ってみた 晴れていた、ぴーかん、まさに観光日和 なーんだ、明るいじゃないの、太陽あるじゃん!(でもちょっと暑すぎ) 明るくて暖かい初夏のウイーン、すごくよかった、認めます、わはは 特に何がよかったって、20年前には見えていなかったものが見えた 当時は憧れの建築家たちの作品を見るのが目的、建築オタクの建築観光 町との関係までは見ていない、視野が狭いというか、観光客目線 で、今回発見、ウイーンには何か特別なこだわりみたいなものがある! 数百年に及ぶハプスブルグ家の繁栄と共につくられた「皇帝の華麗な箱庭」 そこに突然市民、農民が入り込んで、いろいろやって地下鉄も走る現在の都市に 壊してよいもの、よくないもの、さわってよいもの、いけないもの 否定されるべきもの、そうでないもの、、、すごく厳しい感じ、ピリピリ感 新しいものをつくるとき、本当に新しいものにするか、それともちょっと妥協するか ウイーンってその辺けっこうガツンとやってきた歴史がある だから調和のある町並みか?と問われると、実はそうでもなかったり なにかこだわってる、なんだか分からないけど、何か違う、、、 同じドイツ語圏とはいえ油断できない ちなみに、ちょっとメロディアスで面白いパトカーのサイレンを聞いた母が何気なく 「やっぱり音楽の都だからかしらねー おほほほー」とかつぶやいてる あれ? もしかしてそれってウイーンのこだわりなのか? なんて数秒間だけ真面目に考えてしまった、、、まさかね 写真【全然違うパトカー】
2017/06/28
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久々に両親がやってきたので久々に観光旅行をしてきた ベルリンはもう何度も行ったからいやだ、と失礼なことを言う両親 確かにあそこは年配のアジア人にとってあまり観光地らしくない それならばということで、「べたべた観光地めぐり」 まずはハイデルベルク、そしてライン川下りでケルンへ その途中ではなんと川沿いのロマンチックホテル、古城だ! 全部べたべた、とどめにウィーン!馬車が走ってる、これぞ観光地! 予想はしていたけど、どこもまさに観光地、べたべた 自分も含めて外国人だらけ、アジア人だらけ その観光地で当たり前にドイツ語をしゃべる私にドイツ人はみな感激 こっちとしては「ばかやろー、好きでやってるんじゃない、生きるためだ!」 なるほど、やはりここには長年ドイツに住む外国人は来ないのだ なるほど、それが観光地というものなのか 観光地に来る人間は観光客が当たり前、ましてやアジア人、100%観光客 レストランでだまっていれば必ず英語のメニューを持ってくる、読めないぞ! ベルリンでお前はドイツ語が上手い、などと言われたことはない だれも私のことを観光客とは見ていない、やはりベルリンは観光地でないのだ 確かに「ドイツ語上手いね」と褒められれば嬉しいが、毎日そう言われると 「おまえドイツ語できる外国人見たことないのか、田舎モン!」と怒りたくなる でもなぜだろう、どこへ行ってもほぼ必ず 「○○通りはどこですか?」とたずねられた、ドイツ語だったり英語だったり 「知るか!この観光地にいるこのアジア人は観光客に決まってるだろうが!」 それとも何か観光客と違うのだろうか、地元オーラが出てる? 写真【地元観光客】
2017/06/23
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