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みこちゃんbb @ Re:毎日寒いです(01/31) 雀ちゃんの文字を見ると嬉しくなって、飛…
サリー0205 @ Re:毎日寒いです(01/31) 本当に寒い日が続きますね。 節分過ぎか…
楓葉3 @ Re:毎日寒いです(01/31) お久しぶりー(*^。^*) お腰の具合は如…
jiq @ Re:毎日寒いです(01/31) お元気そうでなによりです。あっというま…
雀女 @ Re[1]:慌しかったいちねん(12/31) 秋霞さん >本当に大変な一年でしたね。 …

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December 28, 2006
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  * 湘子恋ひ焦がれて冬の桜かな


当地の駅周辺は、昔10軒の映画館があり、華やかなシネマ街だった。

その一つの跡地に立つ信用金庫が商店街振興組合と合同で、懐かしい名画を定期上映することに

なった。

町おこしの運動のようだ。

その第一回目として「二十四の瞳」(壺井栄原作、木下恵介監督、高峰秀子主演)が上映された。

小豆島の岬の分教場に颯爽と自転車でやって来た新米の「おなご先生」(高峰秀子)と受け持たれ

た一年生の12人の教え子。

楽しい濃密な師弟の関係が続くが、だんだん戦争の足音が教育方針も変える。

出会いから20年戦争を挟んで、様々に変って行く。

男の子は戦争に、女の子は貧しさから奉公などに・・・。先生の生活も変る。

戦争反対をあからさまには表現していないが、師弟愛を前面に出しつつ戦争の悲惨さを描いてい

る。

16ミリの上演だったし、古い映画なので見にくかったが、ラストシーンではやはり泣かされた。

戦地より盲目になって帰還した子(田村高広)が卒業写真を手にとって、あたかも見えるように説明し

ていく。

きっと、戦地で何百回も眺めたのだろう。心の中では総て見えているのだ。

そして、数名残った教え子達から復職した「おなご先生」にプレゼントが渡される。

ピカピカの自転車だった。

仰げば尊しの流れる中、先生が自転車に乗って毎日通勤するシーンでエンド。

昔、何回も見たはずなのに、涙は涸れないものだ。

隣の若い男性が嗚咽していたのに感動してしまった。

そう、特に若い人に見て欲しい。教育の有り方も判るような・・・・・。












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Last updated  December 29, 2006 12:58:58 AM
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