フィルハーモニック・ソサィエティ・東京(PST)第15回定期演奏会
2025年2月15日(土)13:30開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮 寺岡清高
独唱 大沼徹
マーラー作曲
リュッケルトの詩による5つの歌曲
交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
フィルハーモニック・ソサィエティ・東京は、東京都内の学生オーケストラ出身者が中心となり、2016年に結成されたアマチュアオーケストラ。メンバーの多くが、働きながらも週末には熱心に音楽活動に勤しむ社会人。
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このオケ何者!?
めっちゃ上手かった
そしてなんで第一ヴァイオリン🎻の中に長原幸太さんがちゃっかり入っているの〜(^^)爆🤣
指揮者もすばらしかった。
指揮の寺岡清高さん
Photo: ©Shevaibra, courtesy of Philharmonic Society TOKYO
前半の大沼さんのリュッケルトのリーダー目当てに行ったのですが
後半のマーラー6番悲劇的がとにかく最高にすばらしかった😀!
ハンマー🔨も聴いちゃって
めっちゃ得した気分
長原幸太さんは最近N響の第一コンサートマスターに就任することが発表されたばかり。
長原幸太さんは第一ヴァイオリンの最後列の最奥に陣取ってる。
賛助出演の長原幸太さん
Photo: ©Shevaibra, courtesy of Philharmonic Society TOKYO
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Mahler: Rückert-Lieder, Op. 44
私の歌を覗かないで
Blicke mir nicht in die Lieder
私は優しい香りをかいだ
Ich atmet' einen linden Duft
真夜中に
Um Mitternacht
私はこの世に忘れられ
Ich bin der Welt abhanden gekommen
美しさゆえに愛するのなら
Liebst du um Schönheit
<曲順は指揮者本人の解説によると「マーラーが最後にピアノ伴奏した曲順」に「美しさゆえに愛するのなら」を足した曲順とのこと>
大沼徹さんをお聴きするのは年末の福生のこうもりアイゼンシュタイン以来です。
今年の初聴きということで誠にめでたい。
甘く魅惑的なお声とパワフルな響きを堪能しました。
ドイツ語の子音もしっかり
超レガートな曲もバッチリ
マーラーの世界観を表現する巧みな歌唱でした
ドイツ語聴いているとピエロのアリア 聴きたくなります。
あまりの素晴らしさにお客さんが4曲目で拍手してしまった。
指揮者が鷹揚に拍手させたのが優しい
気を取り直して5曲目演奏しました。
→これは客の間違いではなく、指揮者のいたずらだったのです。プログラムを読み返すと、この「美しさゆえに愛するのなら」は「アンコール」枠なので4曲目「私はこの世に忘れられ」終わりでで拍手してほしいと書いてあるのです!
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Gustav Mahler
Die 6. Sinfonie in a-Moll
Ⅰ Allegro energico, ma non troppo. Heftig, aber markig.
Ⅱ Scherzo: Wuchtig
Ⅲ Andante moderato
Ⅳ Finale: Sostenuto – Allegro moderato – Allegro energico
お疲れ様でした。
まじマーラーすばらしい👍
コンサートマスター小野瑞季さん
Photo: ©Shevaibra, courtesy of Philharmonic Society TOKYO
「悲劇的」終演後のカーテンコールは撮影可!
最大の功労者と言っても過言でないホルンのソリスト 1番Hr 湯田 怜央奈さん(?)を真っ先に讃える指揮者
Photo: ©Shevaibra, courtesy of Philharmonic Society TOKYO
オケパートのお写真はFB
に公開済み。
楽器編成
ピッコロ、フルート 4(ピッコロ持替え 2)、オーボエ 4(コーラングレ持替え 2)、コーラングレ、クラリネット 4(小クラリネット持替え 1)、バスクラリネット、ファゴット 4、コントラファゴット
ホルン 8、トランペット 6、トロンボーン 4、チューバ
ティンパニ 2人、グロッケンシュピール、カウベル、むち*、低音の鐘(ティーフェス・グロッケンゲロイデ、複数)、ルーテ、ハンマー、シロフォン、シンバル、トライアングル、大太鼓、小太鼓、タムタム、スレイベル*、ウッドクラッパー(振るとかたかた音の出る木のおもちゃ)*
ハープ 2、チェレスタ
弦五部 (Wikipediaによる)
本日の大沼徹さんのイメージ(過去の写真より)
上記のミックス。丸眼鏡に詰襟。マーラーに寄せた???スタイル
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