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2026年05月01日
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カテゴリ: OPERA

Riccardo Muti conducts Don Giovanni in Japan for the first time

at Tokyo Bunka Kaikan on 24, 29 April and 1 May 2026.
Chiara Muti's production
world premiere at the Teatro Regio di Torino in 2022

Conductor:Riccardo Muti

Director:Chiara Muti

Set Designer:Alessandro Camera
Costume Designer:Tommaso Lagattolla
Lighting Designer:Vincent Longuemare
Assistant Director:Paolo Vettori
Assistant Set Designer:Andrea Gregori
Assistant Costume Designer:Francesco Ceo
Stage Manager:Antonella Cozzolino
***

Don Giovanni:Luca Micheletti
Donna Anna:Maria Grazia Schiavo
Donna Elvira:Mariangela Sicilia
Don Ottavio:Giovanni Sala
Leporello:Alessandro Luongo
Zerlina:Francesca Di Sauro
Masetto:Leon Košavić
Il Commendatore:Vittorio De Campo

Orchestra:Tokyo-HARUSAI Festival Orchestra
Konzertmeister: Kohta Nagahara

Chorus:Tokyo Opera Singers

Chorus Master:Junya Nakata

Fortepiano:Alessandro Benigni

Coproduction of Teatro Regio Torino and Teatro Massimo di Palermo

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」全2幕
DAY3

作曲:W.A. モーツァルト

指揮:リッカルド・ムーティ
演出:キアラ・ムーティ

4月26日(日)
4月29日(水祝)
5月1日(金)14:00…鑑賞日
会場:東京文化会館

5月1日(金)のキャスト
指揮:リッカルド・ムーティ

演出:キアラ・ムーティ
美術:アレッサンドロ・カメラ
衣裳:トンマーゾ・ラガットッラ
照明:ヴァンサン・ロングマール
演出助手:パオロ・ヴェットーリ
美術助手:アンドレア・グレゴリ
衣裳助手:フランチェスコ・チェオ
ステージマネージャー:アントネッラ・コッツォリーノ
***
ドン・ジョヴァンニ:ルカ・ミケレッティ
ドンナ・アンナ:マリア・グラツィア・スキアーヴォ
ドンナ・エルヴィーラ:マリアンジェラ・シチリア(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ:ジョヴァンニ・サラ
レポレッロ:アレッサンドロ・ルオンゴ(バリトン)
ツェルリーナ:フランチェスカ・ディ・サウロ(メゾ・ソプラノ)
マゼット: レオン・コーシャヴィッチ (バリトン)
騎士長:ヴィットリオ・デ・カンポ

管弦楽:東京春祭オーケストラ
コンサートマスター:長原幸太(NHK交響楽団第1コンサートマスター)

合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:仲田淳也

フォルテピアノ:アレッサンドロ・ベニーニ

トリノ王立歌劇場とパレルモ・マッシモ劇場の共同制作によるプロダクション

第1幕 14:00 - 15:35
休憩  30分
第2幕 16:05 - 17:35

「ムーティはこれまで日本において、『コジ・ファン・トゥッテ』、『フィガロの結婚』を披露していますが、今回はじめて『ドン・ジョヴァンニ』を取り上げます。」…招聘元NBSの公式サイトより

「この度、公益財団法人 日本舞台芸術振興会と東京・春・音楽祭実行委員会、ならびに日本経済新聞社は、3者共催でオペラ『ドン・ジョヴァンニ』(指揮:リッカルド・ムーティ)を主催する」…2025/09/10、共催の春祭公式サイトにて発表

***

ムーティの作り出す音楽はすばらしかった。
アリアは常にゆっくり歌わせた。
今回歌手がムーティにしては今一つだった。
題名役ミケレッティはすばらしかったが、
彼とルオンゴ以外は若手の歌手で
一部役に合ってない声の人がいた。
やっぱりモーツァルト は難しいのだ。

ミケレッティはカヴァリエバリトンで役にピッタリですばらしい声。
美声だが、ジョヴァンニに必要な悪魔的なカリスマ性という意味ではまだまだかな。

ルオンゴはバリトンでしょうか。レポレッロは本来バスバリトンが歌う役。
低音の響きの豊かさがミケレッティの方が上回っていて二人の声が似ているのでどっちが歌ってるかわからない時も。

ドンナ・アンナが最大のブレーキ。
スーブレットのような声でリリックさに欠ける

対してゼルリーナがすばらしかった。ゼルリーナにしてはパワーがあり過ぎる。
→調べてみたらフランチェスカ・ディ・サウロはメゾ・ソプラノとのこと。イタリア人。どうりでゼルリーナにしてはめちゃ重く聴こえたのだ。
公式サイト

この二人のFachがまるきり逆だったのだ。

エルヴィラはパワフルでメゾっぽい声のソプラノで文句なし。

ドン・オッターヴィオはモーツァルト ・テノールですばらしいのだが、他のキャストに比べるとパワフルさに欠ける。

マゼットはすばらしい低音のバリトンだった。

騎士長は拡声されていたようだが、すごいバスだった。

***
Don Giovanni by Wolfgang Amadeus Mozart Libretto : Lorenzo da Ponte
FACH
Don Giovanni Fach : dramatic baritone/Lyric Baritone/Kavalierbariton
Leporello Fach : lyric bass/Jugendlicher Bass/Basso Buffo
Donna Anna  : soprano Fach : dramatic coloratura
Donna Elvira  : soprano Fach : spinto
Zerlina  : soprano Fach : soubrette
Don Ottavio Fach : tenor leggiero
Masetto Fach : lyric baritone/Jugendlicher Bass/Charakterbass
Il Commendatore  Fach : Basso profondo
※FACHは4~5種類の文献を参考にしています。
***

演出について。
終始暗い舞台で、お化け屋敷を想定?
暗すぎてよく見えない。オペラの客はほとんどが老人なので暗いと見えないんだよ。
モーツァルトはフツーにやってくれればいいのに
キアラはカタリーナ・ワーグナーの路線を走っているのか 困ったことだ。
なんか普通と違う演出にしたいのはわかるけどそれは作品への深い理解からスタートしてほしい。
坂道を駆け上り駆け下りる動きも歌手にとっては厳しい
それなのに、Mutiだからアリアだけは皆Mutiガン見で
正面で指揮者とアイコンタクトして歌っているのが笑える。
絶対横を向いては歌わないんだよ。

今回の歌手たちはジョヴァンニとレポレッロ、騎士長以外はMutiが育てているMutiアカデミーのメンバーといったところか。

***
Act I, Scene I
ドンナアンナの屋敷の外

貴族の邸宅がプリントされた壁が斜めに倒されている形のセット。

窓の部分に入り口がいくつか作られていて人が出入りできる

Notte e giorno faticar - No. 1, part of Introduction
Role : Leporello
Range : A3 to C4

レポレッロは最初は上下白の下着姿。頭上から吊るされて降りてきた自分の衣裳に着替える。

このようにジョヴァンニ以外の?登場人物はそれぞれ、下着姿から衣裳に生着替えする

ジョヴァンニがアンナと争っている。

騎士長がロココ風の衣裳(頭には白い巨大なかつら、白い衣裳で)出てくる。
長い布のようなものが垂れている
ジョヴァンニは抜刀する。
騎士長は絶命するはずなのだが残されたのは布だけ。遺骸がない。
なんでやねん。この演出に何の意図があるの?
遺骸がなければセリフと演技が宙に浮くやろが?
そこまでわかって演出しているのですか?

ジョヴァンニ:
Leporello, ove sei?

レポレッロはこたえる。

レポレッロ:
どっちが死んだんですか?

ジョヴァンニ:
馬鹿め、老いぼれのほうだ。

逃げる。

第3場

オッターヴィオとアンナ

アンナ:
Ah, del padre in periglio

この演出ではオッターヴィオは腰抜けとして描かれる。怖くてしょうがない。彼女のために闘うなど滅相もない。常に逃げ腰で言葉だけは勇ましい。こういう演出を忠実にやってるサラ。サラには喜劇センスもあってうまい。

第4場

ジョヴァンニとレポレッロ

レポレッロ
旦那は悪党です
è da briccone

エルヴィラ登場。

Act I, Scene II

Ah! chi mi dice mai - No.3
Role : Donna Elvira
Range : D4 to C6

ジョヴァンニと再会するエルヴィラ。

Madamina, il catalogo è questo - No. 4
Leporello
Range : A3 to E4

ジョヴァンニが通り過ぎた各国の女たちが出てくる。
出てくるのは老若、貴族、金持ち、庶民…だけではなく「魔法使い」「妖精」といったファンタジーの登場人物も出てくるので、これはジョヴァンニの性的欲望を満たす「女」、ではなく演出家の少女っぽい夢の中の「女性」であることがわかる。この演出はすべてファンタジーなのだ。

結婚を祝うゼルリーナと村人たち。…ではなくすでにベッドインして戯れている男女という下品な演出。
そこに通りかかったジョヴァンニとレポレッロ

Act I, Scene III

Ho capito, signor, si - No. 6
Role : Masetto
Range : C3 to C4

マゼットのレオン・コーシャヴィッチはすばらしい声。クロアチアのバリトン。

ゼルリーナを誘惑するジョヴァンニ

二重唱:
Là ci darem la mano

ミケレッティもフランチェスカ・ディ・サウロも非常に声があるので聴き応えがある
二人も、そしてこちらも、もうMutiさんガン見です。

エルヴィラが乱入。

アリア
Ah, fuggi il traditor - No. 8
Donna Elvira
Range : F4 to A6

ゼルリーナを連れて行ってしまうエルヴィラ。そこにオッターヴィオとアンナの二人組が…。

エルヴィラが来て
四重唱
Non ti fidar, o misera

エルヴィラ退場
ジョヴァンニ:
Amici, addio!

その声で憎き親の仇と認識するアンナ。

Act I, Scene IV

Don Ottavio... Or sai chi l'onore - No. 10, Recitative and Aria
Donna Anna
Range : F4 to A6

このソプラノはアリアはそれほどひどくない。パワフルだし。しかしアンナに必要な高音の伸びや美しさに欠けている。高音は押した発声で、中音域の声がリリックではない。デジレ・ランカトーレの地声のように聴こえる。

Dalla sua pace - No. 10a
Don Ottavio
Range : D3 to G4

美声!彼の本領が発揮される。
Mutiはゆっくり歌わせる。
伸ばす部分も「伸ばせ~~~」と腕で指示する。

Mutiはオケを後奏を非常にゆっくりクレッシェンドで演奏させ、神だった!このへんからMutiの棒が明確にものを言うようになって客席が温まってきた。

Act I, Scene V

ジョヴァンニとレポレッロ。レポレッロはエルヴィラを締め出した顛末を語ります。

Fin ch'han dal vino - No. 11
Don Giovanni
Range : D3 to E4

すばらしい!張りのある美声が響き、感動させる。

ゼルリーナとマゼット

Batti, batti, o bel Masetto - No. 12
Zerlina
Range : C4 to A#/Bb6

フランチェスカ・ディ・サウロ、豊かな声ですばらしい!!
チェロの独奏もすばらしい!
終わってMutiがチェロ独唱者、海野幹雄さん(?)と握手。

ジョヴァンニ。

ゼルリーナとマゼット
ジョヴァンニがゼルリーナを口説いていると隠れて見ていたマゼットがぬっと現れる。

ジョヴァンニ:
La bella tua Zerlina
Non può, la poverina,
Più star senza di te

ジョヴァンニはゼルリーナたちをパーティに誘う。

一方、仮面の三人組(エルヴィラ、アンナ、オッターヴィオ)

レポレッロはジョヴァンニの許しを得て三人組を宴に招待する。

エルヴィラ、アンナ、オッターヴィオの美しい三重唱のはずが…これがひどかった。
三人とも声を抑え気味でよく聴こえないしアンサンブルもひどい。
モーツァルトの声でないとここはできない。
モーツァルトがいかに難しいか、ここで示される三重唱。

ジョヴァンニの屋敷の舞踏会。

ジョヴァンニ:
Viva la libertà!

ダンスシーン
円形に回る舞台上でジョヴァンニが太陽王ルイ14世のようなかっこうをしている
金色の王笏、宝珠を持ち金色の王冠(自由の女神風の)ものをかぶってローブを羽織っている
この意味は一体何?
特権を持つ貴族は何してもいいんだよ~的な?

ジョヴァンニはゼルリーナを連れてセットの穴から中に消える
裏で叫ぶゼルリーナ

マゼット:
Ah, Zerlina!

ジョヴァンニが出てきてレポレッロを突き飛ばす。
一芝居うっているのだ。しかし…

オッターヴィオが抜刀する

三人組がマントと仮面を脱ぎ、正体を現す。

全員の合唱と重唱。
ジョヴァンニを糾弾する。

休憩30分

第2幕
Act II, Scene I

ジョヴァンニとレポレッロ

二重唱
Eh via, buffone, non mi seccar

ジョヴァンニはお暇をいただきたいというレポレッロをなだめるために小銭を与える

ジョヴァンニ:
Lasciar le donne? Pazzo!
女のこと以外だと?馬鹿め
三度の飯より女だろ。

レポレッロ:
どうせみんな騙すというのに?

ジョヴァンニ:
È tutto amore!
Chi a una sola è fedele,
verso l'altre è crudele
それが愛なんだ。
ひとりに誠実であるということは他の者にとっては残酷なことなのだ。

服を取り換える。

エルヴィラがバルコニーに姿を現す。

ここの三重唱が大好きです!

ジョヴァンニは自分の服を着せたレポレッロを立たせ
自分は彼の横に隠れて彼に羽帽子を被せながら誘惑の歌を歌う。

ジョヴァンニ:
Discendi, o gioia bella,
Vedrai che tu sei quella
Che adora l'alma mia
Pentito io sono già

すばらしい!

エルヴィラが降りてきてレポレッロに抱きつく。
エルヴィラの腕などにキスしまくるレポレッロ
ジョヴァンニは大声を出し二人を追い払う
さあいよいよこのシーンです。

Deh, vieni alla finestra - No. 16, Canzonetta
Don Giovanni
Range : D3 to E4

さらっと歌う。さすが!
ここは拍手させないかと思ったがMutiさん拍手させた。
(終演後、Muti氏はマンドリン独奏者を称える。)

猟銃を手にしたマゼットと農民たちがやってきます。

ジョヴァンニのアリア

Meta di voi qua vadano - No. 17
Don Giovanni
Range : C3 to E4

ジョバンニは武器をすべて奪い、マゼットに殴りかかり、仲間の農民たちは逃げ去ります。

ゼルリーナが倒れているマゼットを見つけます。

Vedrai, carino - No. 18
Zerlina
Range : G4 to F5

すばらしい!

ゼルリーナに甘えるマゼット。

Act II, Scene II

一方レポレッロとエルヴィラ

ゼルリーナとマゼットがレポレッロを見つけます。

ドンナ・アンナとオッターヴィオが来ます

重唱

Ah, pieta! Signori miei! - No. 20
Leporello
Range : A3 to E4

レポレッロは逃げる。

オッターヴィオは司直に訴えると告げます。
腰抜けオッターヴィオは大きなことを言いながら仕切りに主張しますが誰も聞いてません。
エルヴィラはアンナと深刻そうに話し込んでいるし、ゼルリーナとマゼットもえんえん歌っているオッターヴィオに呆れています。

Il mio tesoro - No. 21
Don Ottavio
Range : D3 to A5

動き回らせる演出とは裏腹に、長大なレガートと声の転がしのある超難曲
Mutiさんがゆっくり演奏し伸ばさせるので歌手は瀕死状態
サラさん、音の伸ばしがんばりました!

ゼルリーナのリンチシーンはカット(通常のカット)

二重唱:
Per queste tue manine

Act II, Scene III

In quali... Mi tradi quell'alma ingrata - No. 21b, Recitative and Aria
Donna Elvira
Range : D4 to A6

エルヴィラの見せ場。よかったです。

墓地

騎士長は銅像ではなく、登場時と同様の真っ白なかっこうで横を向いて立っている
墓場ではなく人形の墓(?)
首吊りにされたさまざまな人形がぶら下がっていてぞっとする。

ほうほうのていで逃げてきたレポレッロ
一方いろんな女性と楽しんだジョヴァンニ
服を元通りにする。
ジョヴァンニはお前の女房を誘惑したと楽しそうに語りレポレッロをからかっている。

Di rider finirai pria dell'aurora!

騎士像がしゃべっています

ジョヴァンニはレポレッロに命令する

墓碑銘を読め!殺すぞ!

読む

ジョヴァンニは晩餐に招待しろと言う。

死にたいのか?

二重唱:
O statua gentilissima

騎士像の頭がうなずき、レポレッロは恐怖に震えあがる。

Act II, Scene V
アンナとオッターヴィオ

なぜかオッターヴィオは人形の墓場にずっと板付きだった。なぜ?

Troppo mi... Non mi dir - No. 23, Recitative and Aria
Donna Anna
Range : E4 to A#/Bb6

アンナの一番の見せ場のアリア。がんばりました。

最終シーン
晩餐
ジョヴァンニとレポレッロ、給仕の者

当時流行の音楽が奏でられる
ジョヴァンニはばくばく食べている
腹が減って盗み食いをするレポレッロをからかうジョヴァンニ

いろいろシーンが変わっているのに常に同じセット同じ暗さでもう本当に大事なシーンであるのに変わり映えなく見えてしまう。歌手も演技しづらいだろう。「マノン・レスコー」の時はこんなにひどい演出じゃなかったのに…。悪夢の中でもがいているような演出だ。

エルヴィラが来る

ジョヴァンニ
エルヴィラを立たせる

バカにしないで

そんなまさか。
Che vuoi, mio bene!

生き方を変えてください!

Brava!
一緒に食事しないか?

エルヴィラは出ていこうとして
絶叫

見てこい!

レポレッロも叫ぶ

Leporello, che cos'è?

Ta! Ta! Ta! Ta!

ダンダンと激しく戸を叩く音

ジョヴァンニ

騎士長の姿は見えず、背後に大きな影絵として投影されている
騎士長の声も明らかに拡声されている?

騎士長:
Don Giovanni, a cenar teco

舞台上に騎士長が現れないので、ジョヴァンニは一人で演技することになる。

怯えるレポレッロに飯を用意しろと怒るジョヴァンニ

下界の物は食さん

騎士長の石像:
Tu m'invitasti a cena
Rispondimi: verrai tu a cenar meco?

レポレッロ:
tempo non ha, scusate

ジョヴァンニ:
俺は臆病者じゃない。

騎士長の石像:
来るのか?

レポレッロが叫ぶ。

Dite di no!
行かないって言って!

ジョヴァンニ:
行くとも。

ジョヴァンニは騎士長の石像の手を握る(演技のみ)。

ああ!

苦しみ始めるジョヴァンニ

Pentiti!

No!

ハイと言うんだ!

No!
いやだ!

悪魔の合唱はオケピのしもて側に陣取るオペラシンガーズが歌う。
舞台上では黒いヴェールを被った魑魅魍魎がジョヴァンニを取り囲む
かつて愛した女たちはすべて悪魔に変わっている。

ジョヴァンニは黒いゴーストたちに囲まれ(食われ?)消える。

レポレッロも絶叫する。

エルヴィラ、オッターヴィオとアンナ、マゼットとゼルリーナが現れる

怖ろしい出来事を語るレポレッロ

オッターヴィオ:
Or che tutti, o mio tesoro,
Vendicati siam dal cielo

復讐が果たされ、それぞれの今後の生き方を語る一同。

全員の重唱

ここで全員のハンガーが下りてきて登場人物は衣装を脱ぎ去り、マリオネットのような動きになる。すべて女の子のお人形遊びでしたとさ、ちゃんちゃん、のようなオチの終わりで非常に納得できない。

音楽はすばらしかったのでそこが救い。

これに懲りず演出付きのオペラをなるべく上演するべく関係者の皆様がんばってほしい。
演奏会形式に逃げてはいけない。
春祭が今まで演奏会形式のオペラしかやってこなかったのに、文化会館閉館の節目という今回はオペラ舞台上演形式でやってくれたのは本当に意味がある。
Mutiさんのおかげであろう。
本当に心を抉られるような没入感を得られるオペラの真の体験はオペラ舞台上演形式でないと得られないのである。

追記:
ドンジョ関連ポストをXで検索したら
ある人がこの演出は、ドン・ジョヴァンニを、「ドン・ジュアン」を書いたモリエールその人として演出しているというような示唆があって
なるほど!と
モリエールが王に扮している絵画を見たら
あ、そうだね
これが下敷きだねと。
だからいろいろ変だったんだねと理解できた。

先に言っといてよ~

***

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2008年10月27日  ウィーン国立歌劇場「コシ・ファン・トゥッテ」





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最終更新日  2026年05月03日 17時16分09秒


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