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2019.12.21
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カテゴリ: 情報処理試験
​​​​情報処理試験のITサービスマネージャ試験に合格できたので、
自分の勉強や、対策など、やってきたことを残しておきたいと思います。

0.背景

(1)自分のこと

勉強方法は、受験者の経験に依存するので、まずは自分のことを簡単に触れておきます。
私は情報処理部門に所属していて、主にインフラ系の構築や運用を担当しています。
また、障害発生時のインシデント対応や問題管理などに携わることが多いです。
年数もかなりあります。
開発の経験もそれなりにあります。

つまり、それなりに経験のあるオヤジだということです。
ITサービスマネージャの受験者としては、まあピッタリの経験だということです。

(2)シラバス変更

あと、情報処理試験のシラバスが変更になりました。
そのため、2020年度からは多少変更になるかもしれません。
セキュリティが重視されて数年たちますが、ここのところは、アジャイルやクラウドなどのITの背景も変わっているので、シラバス変更はそれを考慮しているようです。
これば、試験にどの程度影響するかは、まだ分かりません。

以上の前提で、以下をみてください。

1.受験経験

2015年から毎年受験しています。今年で5回目でした。
各回の成績はこちらです。

2015 午前2:84点、午後1:71点、午後2:B
2016 午前2:xx点、午後1:xx点足きりだったと記憶してます
2017 午前2:72点、午後1:60点、午後2:D
2018 午前1:88.4点、午前2:72点、午後1:68点、午後2:B
2019 午前2:80点、午後1:72点、午後2:A

2016年の結果が手元に残ってませんでした。
ひどい成績だったので、記憶から消えたようです。
結果も残していない時点で、モチベーション落ちていたことが分かりますね・・・・・。
でも、午前で落ちたことはないです。
2017年もひどい点でした。風邪で熱があったのを思い出しました。このあと、悪化しましたね。
2018年は、それまでの午前1免除期間が過ぎたので、久しぶりに午前1を受験しました。

2.参考書

購入した参考書は次のものです。

(1)「ITサービスマネージャ2015 徹底解説本試験問題」ITEC
(2)「ITサービスマネージャ2015SM 「専門知識+午後問題」の重点対策」ITEC
(3)「ITサービスマネージャ2018SM 「専門知識+午後問題」の重点対策」ITEC
(4)「情報処理試験教科書ITサービスマネージャ'17-18年度」翔泳社
​(5)「情報処理試験教科書ITサービスマネージャ'19-20年度」翔泳社

(6)「ITサービスマネージャSM合格論文の書き方・事例集第4版」ITEC,2015.06.25発行

(7)「ITILの基礎」マイナビ、官野厚








2015年は結構まじめに勉強していた気がします。
自分は、参考書を購入したり、受験申し込んだりして、それからモチベーションが上がる気がします。
ようするに、追い込まれないと、やる気にならない、というタイプですね。

2016,2017年は、参考書も購入していないので、モチベーションが落ちていたのが分かります。

(1),(2),(3)のITECの問題集は、午前2の対策として購入しました。
でも、午前2対策は、参考書が不要だと、のちに思うようになりました。
過去問の比率が高いので、過去問をしっかりやればよくて、それなら、参考書に頼ることもないだろうと。参考書が有用なのは、「どうしてその答えになるのか」という思考過程がわかること、だとおもってます。
その意味で、4択問題には、解説は不要、と思ったからです。

(7)のITILの本は、午前2対策として、用意しました。
ITILのオリジナル本は、高価で、量が多くて、内容が堅くて、とても読みづらいです。
そこで、ITILを分かり易く解説している本を探して、たどり着きました。
でも、ITILの対応バージョンが古いので、ITILを勉強するなら、同じようなものを探すことをお薦めします。

参考書を使った勉強は、午後1対策です。
2015年は、午後1の過去問を解くことに時間を使っていたと思います。
(4),(5)の参考書の目的は、ほぼ午後1対策です。
あと、午前2対策としても使いましたが、基本的な知識は持っていたので、1回解いてみた程度の利用です。
参考書としては、翔泳社のこのシリーズがお薦めです。
本書に載っている以外にも、読者特典として、PDFで本書掲載以上の過去問解説を入手することができます。
自分も、利用しました。

2015年は、午後2対策として、(6)を購入して、論文事例を読んでいました。
あと、論文のネタを1つだけ考えて、パソコンで下書きとかもしていました。
このときは、手書きで書く練習はほとんどしていませんでした。


3.模擬試験

ITECの模擬試験を毎年受験しています。
2015年~2018年は、会社が受験対策として、参加させてもらっています。
2019年は、教育費が毎月でるようになって、会社での参加がなくなり、自費で受験しました。
TACの模擬試験も自費で受験しています。
 2015年、2017年、2019年

模擬試験の成績はいずれも、DとかEとかで、合格範囲になったことはありません。
模擬試験は、論文対策として受験していました。
論文練習を2時間と時間を区切って、自分で練習するのは難しいです。
強制的にその状況をつくるために、模擬試験を利用しました。
そのため、模擬試験の結果は気にしていませんでした。
でも、指摘されることは気にしていました。

TAC 情報処理試験模擬試験
ITEC情報処理試験模擬試験


4.論文対策

2015,2016,2017年は、出題テーマだけ想定して、論文を1本だけ準備していました。
ただし、パソコンで作っていたので、手書きの練習はしていません。
手書きの練習は、上で書いたように、模擬試験を利用しました。
でも、出題テーマがはずれていて、何を書こうかと考えている時間が多くて、
いつも、文字数がたりませんでした。

本番試験、模擬試験と合わせて、2015年~2018年に11回論文試験を受けましたが、
文字数が規定に達したことがありません。

2018年のときに、このままでは、一生合格する気がしなかったので、
やり方を見直すことにしました。

(1)自分の筆記速度を知る

こんなこと、一番最初にやっておくべきでしたが、4年目にして初めてやりました。

自分の筆記スピードは、 何も考えずに書いたとしても、 1分間で35文字 です。
この文字数は、ある調査によると合格者の平均よりもかなり少ないようです。
書くスピードは練習して、どうにかなるのかわからないので、この筆記スピードを前提に考えます。

これで計算すると、試験時間内に、考えることに使える時間は48分。
でも、問題を選択したり、最初のアンケート部分も含まれるので、 実際に、思考に使えるは30分くらい です。

このときの分析は、こちらを参照。
情報処理試験の論文の練習 」(2018.09.03)

この30分を試験でどう使うかが、ポイントだと考えていました。

(2)論文の解き方を変えてみる

2015~2018年は、問題を選択したら、
頭の中で、漠然と構成を考えて、それから書き始めていました。
でも、これが結果的にはよくなかったと思います。

漠然と考えていると、途中で、忘れてしまって、また考えるために時間が必要となります。
「あれ、何を書くのだったかな?」
「設問で聞かれていること、何があったかな?」
「話がつながらくなってきた!」

これを何度も繰り返すと、上で書いた思考時間の30分が消費されていってしまいます。
文章で書いてみると、こんな状況だったと思うのです。

■変更1: ​書き始める前に、まず論文の構成を書いておく​ ことにしました。

まあ、試験中なので、かなりラフです。
でも、メモすることで、構成がより具体的になります。
このことで、途中の思考時間が短縮できるかも、と考えていました。

■変更2: ア、イ、ウの制限時間を決めました​

時間になったら、そこで無理やりでも一度文章をまとめること。

 ア終了時刻、15:10(問題選択、アンケート、設問アで、40分)
 イ終了時刻、16:00(50分)
 ウの最遅開始時刻、16:10(30分、最低20分)

これらは、やっている人にとっては、当たり前かもしれませんが、自分はやってませんでした。

これを実践してみたのが、2019年のTACの模擬試験です。
このとき、初めて、規定文字数に到達することができました。
それで、本番もこれでやってみようと思いました。

そして、本番試験の問題用紙のメモがこちら。
舞台とするタイムスケジュールを書いておいて、
問われていることにマークしながら、一つずつ具体的に何を書くかを決め、
全体の章立てを決めています。
「具体的に、というのが設問のポイント」なので、なるべくこの時点で、
具体的な数値や名称を書いてあります。




手元にある2018年以前の問題用紙をみてみましたが、あまり書込みがありません。
ほとんど、頭の中で組み立てていたからです。

各設問の制限時間を決めたのもよかったと思います。
いつも、設問イで、ついつい書き過ぎてしまって、設問ウの時間がなくなってました。
無理やりでも設問イを切り上げたおかげで、設問ウを十分に書くことができました。


5.その他

(1)午前1対策

2018年だけ、午前1を受験しています。
かなり久しぶりの午前1だったので、試験範囲が広すぎて、書籍での勉強は当初から諦めていました。
そこで行き着いたのが、こちらの

応用情報技術者過去問道場」

受験ということに限れば、とても効率的に合格点をとれるよいサイトです。
午前1は、過去問題からの出題比率が高いので、過去問題をしっかり押さえておけば、十分だとおもいます。
これを効率的に実践できるが、このサイトでした。
お蔭で、午前1対策は、 ​試験前日の土曜日の12時間くらい​ です。
このあたりは、この時の記事を参照してください。
2018年秋の情報処理試験受験しました


(2)午後1対策

午後1対策は、まったくしていません。
過去問題を解くことすら、やってません。
やったのは、ITECとTACの模擬試験を受験しただけです。
でも、模擬試験を振り返ってもいません。
​模擬試験では、自分の解き方でいけそうか、否か、を試した​ ことです。

以前は、午後1対策で過去問を解くことに時間をかけていました。
でも、それがほとんど時間の無駄であることに、気がつきました。

なぜかというと、ITサービスマネージャは、専門分野で覚えることはITILくらいしかありません。
しかも、それは午前2くらいで、午後でITILの専門知識が問われることもほとんどありません。

過去問を解く、というのは、DBスペシャリストや、NWスペシャリスト、セキュリティなど、だと専門知識が多く必要になる分野では有効だと思います。
問題と解くことで、知らないことをを知ることが重要となるからと思っています。

最初の数年は、スペシャリスト系と同じ勉強のやり方をしていました。
でも、ITSMは、知らないことは、あまり出題されないため、知らないことを知るための勉強としては、まったく意味がありませんでした。
しかも、出題のバリエーションが広いので、過去と同じような問題はあまりでません。

だから、過去問を解くということに時間を使うのはやめたわけです。

自分は、問題の解き方(テクニックになるのかな)だけ、工夫しました。
最初の3年は、午後1も時間が足りませんでした。
でも、やり方を変えたら、時間があまるようになりました。

何をしたかと言えば、問題を最初から読むのをやめました。
設問を最初に読んで、問われているところから読むようにしました。

これは満点をとれる解き方ではないですが、
60点をとることが目的であれば、十分有効だと思いました。

こんなことができるのは、情報処理試験がとても体系的によくできているから、というのがあります。
背景があって、
各フェーズ・内容・テーマごとに、問題がきっちり章立てされているので、
どこに何が書いてあるのかが分かり易い、
からだと思ってます。

問題の1ページ目の背景部分は、直接、設問にからんでこないことが多いので、まるごと飛ばしてしまっても、解答には影響しないように思います。
関係あったら、そのときに読んでも、その時点では設問が分かっているので、必要な部分だけ拾い読みしやすいと思います。

午後1の過去問は、違う目的で使いました。
上のように、問題はとても体系的につくられているので、実は、午後2の論文のとても参考になるのです。
そのため、午後1対策にはつかっていませんが、午後2対策として、過去問を「読む」ことはしました。
「読む」だけなら、10分くらいで終わりますので、数年分、異なる分野を選んで、問題を読みました。
文章の表現なども、論文構成には役立ったと思ってます。


(3)シャーペン

2018年に、論文対策として、芯が折れにくい、というシャーペンを何本か購入しました。
自分の筆記スピードを知って、1分でも時間を稼ぐツールとして、導入しました。

これは確かに良かった気がします。

試験中に芯があまり折れなかったとおもいます。
2019年も、このときのシャーペンを使ってます。

このときの考察は、こちらの記事を参照
論文試験用の武器:芯が折れないシャーペン 」(2018.09.10)



とりあえず、こんなところです。
個人的な経験や考えに依存していることも多いですが、
ITサービスマネージャを受験される方に、少しでも参考になれば幸いです。




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Last updated  2019.12.21 19:22:16
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