日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

April 9, 2022
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カテゴリ: 番組視聴感想
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​しばらくブログの更新が滞っておりましたのは、 年度末・年度はじめ ということもあって本業がかなり忙しかった、という理由もあるのですが(地方にある出先機関って、経験を積んだデキるベテランが本庁に引き抜かれて、新規採用者や昇格で初めてやってきた人や定年間近で地元に帰りたい人が補充で宛がわれる、ということがしょっちゅうでして 体制が落ち着くまでは少なくなった居残り組の負担が大きくなったりするのよ)、持病の 片頭痛 がなかなか良くならなくて(涙)。家に帰るとすぐに布団にもぐり込んじゃって、テレビを付けながらぼ~~~っとする時間をなかなか減らせないからです……

お休みの日くらい薬に頼りたくなかったんだけど、どう頑張っても耐えられそうになかったんで、やっぱりこの文章も バファリン のお力を借りながら書いてます……

一応、裏側で新作の文章もつらつら書き溜めてはいるのですが、頭が働かないとただでさえ遅い筆の歩みが、 カタツムリ並 になるというか……(春なのに、鬱のターンぢゃのぅ……

もっとも、現代人は​ 交感神経 が優位になりやすい生活になりがちなので……意識して刺激を少なくする 副交感神経 優位の時間を持てた方がいいよね、というような内容の番組を、最近見た気がする(んーと…… あさイチ だったっけ?←肝心のところが曖昧過ぎる)。​​​

まぁ、そんなリハビリを兼ねて(?)、ショート系の番組感想をまたつらつら書いてみたいと思います(前回は……​ 2021年9月下旬 ​?ほぼ半年ぶり?むしろ、 改変期限定ネタ ??

​【カムカムエヴリバディ】​

 過去カムカム~に言及した記事​ ​・​ ​に戻ってみる

​なんと言っても、今週最終回を迎えた今季の 朝ドラ ですよ!面白かった~。というか、見ごたえがありましたね。

展開が早いし、細かい小ネタはちりばめられているし……で、実は7時半の BS 早出し版と8時の本放送版の、 朝から一日2回 見ている日も結構ありました それでも、仕事から帰ってきてからネット感想を漁って、「え、そんなネタまであったの!?」と、新たに発見されたものがあったりもして。

個人的に、 美術さんが本気を出している作品 (ドラマ)は、名作が多いと感じております(逆に言うと……小道具や背景セットに贋物っぽさが出てしまうと、はやせの場合、映画であっても満足度が落ちたりする)。初めて焼いた 回転焼き の姿に、 ひなた (三代目ヒロイン)の性格が現れてるところとか、すごく好きw

張られた伏線の中で、はやせが一番「やられた~!」と思ったのは、城田さんがラジオブースで「 A long time ago …… 」としゃべり始めたくだりかな。中学レベルの英語である「むかしむかし……」という、昔話の出だしの定番フレーズが飛び出した瞬間、この物語が 第1話の冒頭に戻る という構造を理解したからですね。なるほど!いやぁ、見事!

生涯に一度でも、こんなにも心にクリティカルヒットする作品を生み出せたら、幸せだろうなぁ……。
​​
関連ニュースの中では、全話放送後に登場人物の 人物相関図 家系図 )をお作りになった人のものが圧巻でございましたw 教科書に載るようなマクロの歴史も好きですけど、 ファミリーヒストリー にも匹敵するようなミクロな歴史も同様に面白いものです。ここのところ、大阪局は実在の人物をモデルにした作品が続いた中、今回はほぼほぼオリジナル人物に近い設定だったと思うのですが、​それでもその時代時代の社会情景がわかりやすいほど丁寧に横軸としてしっかりと編み込まれていて、「こういう時代だったからこの人はこういう考え方をするんだ」ということが、 ストレートに 描写されていたかな、と。

逆に言うと……視聴者に「 間違った解釈や予断をまず与えない 」、明確に正解を綴り続けた( ​令和らしい​ )作品ともいえますけれども(正解も未来も見えない現実社会だからこそ、フィクションの世界くらいでははっきりくっきりとした安心感を求めたいものであろう)

ただ、100年という期間を完走するために、端折られてしまったエピソードはたくさんあると思うので……この作品でもスピンオフができればいいなぁ、とも思います(特に…… ジョージ !あなたは関空からどこへ行ったんだ←何故そこに引っ掛かった

​【ブリティッシュ ベイクオフ】​

また NHK だな()。
その前に放送されていた ソーイング・ビー は、そんなに刺さらなかったんですが、​​これは好きなタイプの番組です!

これまで、はやせは料理対決番組(または、大会)を、三種類記事化してきました。

​DRAGON CHEF (と、その後継の CHEF-1グランプリ )、 RED U-35 、そして、 リモートシェフ の3つです。

が。この番組には、これらの料理対決番組(コンテスト)とは一線を画すルールがございます。​​​​
  • 作る料理は、パンを含む 焼き菓子 料理​ のみ
  • 出場者は全員 アマチュア料理家
  • 一回の対戦につき、テーマに応じた料理を 2日間で ​3種​ 作る
こちらは、たぶん BS で一度放送されたものを 地上波 に持ってきたものだと思うのですが、はやせ好みのポイントこんな感じ↓。

まず、会場がスタジオではなく、イギリスの地方に出向いて大きなテントっぽい​​キッチンセットを建て、 ロケで撮影している ということ。牧歌的な田舎の風景が美しいです!

そして、調理時間がかなり贅沢に確保されているということ(最初の対戦は、制限時間 3時間 だった)。​​
まぁ、発酵の時間だったり(15分から20分くらい?)、焼き上げの時間だったり(50分くらいだったりも?)が結構かかると思うから、これぐらいはかけて当たり前かなとも思うけど。

あと、途中で対戦テーマ(第1シーズン第1回戦だと、 ケーキ がテーマ)​に即したイギリスにおけるケーキの歴史が挟まれるところもポイントが高かったです。その上で、勝負ルールに テクニカルチャレンジ というものがあります。​これは、審査員があらかじめ作成した簡単なレシピと、番組側が用意した統一材料を挑戦者に与えて、全員が同じ料理を作る、という、 知識や技術力を問われる というもの。

これは、出場者の料理ジャンルがバラバラな上に、プロの参加が中心の上記大会ではあまり見られない、アマチュア参加者のみの大会ならではのルールかな、と思いました。さらに、この番組が、個人の個性やそのオリジナリティを求めつつも、 土台として持っている ことを前提​ としている、という意識が垣間見えるところも、ポイントが高いな、と。

最近、日本の音楽シーンだと、楽譜が読めない、ということを恥ずかしげもなく披露しながら音楽を作って売ってヒット曲にしてしまう人が多い気がするんですけど…………いや、小学校の音楽の教科書で、楽譜くらいは充分読めるようになるはずでしょ 確かに色んな音楽作成ツールは世の中にあふれてて、鼻歌を自動で楽譜に変換してくれるようなものもあって、確かに作曲をやる人の裾野は広がっていると思うんですけど……結局、それをアレンジできる、基礎をしっかり勉強した 編曲者の方々のほうが凄い んじゃ?と、思ったりもします……。

そういや、次回の クラシックTV のゲストが 植松伸夫 さんなのがスゴク楽しみだったりする、今日この頃……(←元の番組の感想から離れすぎぃぃ)​​

ま。
まだ第1シーズン第1試合の前半戦しか見てないんで、まだまだこれから面白くなるかどうかはわかりませんが(とはいえ、たぶんまずBSで放送されていたものが好評だったからこそ、地上波でも放送することにしたんだろうし)、出場者の皆さんがこの番組を通じて成長していく姿が見られるのかどうかを楽しみにしたいと思います。



……結局、2番組分しか書けなかったな
他にもインパクトのあった番組は色々あったハズなんで(リニューアルした Nキャス に登場した 三谷幸喜 さんの、初心者バッジがだんだん増えていったところとかw)、気が向いたら(←)また感想を追加している…………かも(予定は未定)​​





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Last updated  April 10, 2022 09:26:26 AM
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