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2021年のランキング を読んでみる気が付いたら、今年ももう大晦日だよ…………更新してない記事も山ほど残ってるのにそれでも、最低でも1か月に1回は何か記事をUPしないと、また10年くらい平気で放置しそうな気がするので(ぉぉーぃ)。ズバリ、今年もやります。本blogの今年読まれた記事ランキング!……もう、年が明けるまで2時間切ってるけどナーなので、さっそくサクサク書いていくぜぃ。【第3位】3/19 【CHEF-1グランプリ2022 第09弾】八面六臂 ~初代サマがめっちゃ働いております207ページビュー数あるCHEF-1グランプリ2022の記事の中で(たぶん ←)一番読まれたのが、こちら。……もう2023分の応募者募集も始まってるし、SPサポーターも決まったし、何だったらTVerの特別編もすでに見てきたし()、この記事を書いたときよりもさらに初代サマ🐉関連のお仕事は増えちゃってますけどwまずは、本業の仕事をもっと片づけられてないと執筆時間の捻出ができないんですが(号泣)、忘れてるわけじゃないのよーぅ!むしろ、書きたいネタは山ほどたまってるのにそれでも、来年も目が離せないお方の一人になるのは間違いないと思うので……き、気長にUPするまでお待ちくだされ……(土下座)【第2位】4/24 岡田斗司夫氏式・4タイプ診断をやってみたら。270ページビュー自分分析のために、カル~い気持ちで書いてみた記事が、今年の第2位。まぁ、宗教の分析もかな~りカルく書いてるから、読む人が読めば「クソ浅い」とか言われそうであったりする記事ですけれども()。この分析をやったおかげで(?)、三国志のキャラも、CHEF-1グランプリの出場者の方々も、この4分類の影響をモロに受けちゃってまして、人物の観方がだいぶ変わりましたデス。意外と、現実の職場ではあんまり役に立ってないんですけど【番外編】5/10 【書評/ネタバレあり】石平の新解読・三国志 「愚者」と「智者」に学ぶ生き残りの法則今年の番外編は、この記事をチョイスしてみました。ページビュー的には100を超えていないので、本来はノミネート対象外な記事なんですが、それでも何故この記事を持ってきたかというと……。いいね が2票、ブックマークが1票、カウントされているからです(ぉ)。ここの楽天blogの仕様なのか何なのかはよくわからないんですが、同じ記事を第2版以降として更新すると、どうもこれらのボタンが消えるようなんですよねぇ……。細かい誤字・脱字をちょくちょく直しに入るはやせとは、この仕様は相性が悪いんですが……この記事に限って言うと、今のところ直しを入れる必要はないかな、と(気になる部分がないわけじゃあないんだが)。すると、どこのどなたかはわかりませんが、予想外の方向から評価をいただいた記事になるんですよねー。書評と言うわりに、独自考察多めであんまり参考にはならんと思うのですがそれでも、読書ははやせのライフワークでもありますんで、来年も何本かは本来カテゴリのこの記事も書いていきたいです~(あくまで願望……)。【第1位】5/2 【続・岡田斗司夫氏式・4タイプ診断】(主に)法則型さんの気持ちをもうちょっとだけ語ってみた。4947ページビューもう断トツです。圧倒的に今年一番(何故か)読まれました。この記事だけはホント、いつページビューチェックをしても、毎日十数回はポイントを稼いでくれていました(たぶん、今日のこの日も、だ)。何故かは未だに、自分でもよくわかっていないんですけれどもどこか、自分のあずかり知らんサイトに、この記事の直リンクでも貼られてるんですかね今読み返すと、特に銀英伝のことなんかがうろ覚え過ぎて、修正しなきゃならんところとかもあるんですが……(「偽善者」のくだりは、ヤンのことじゃなくて、ラングのことだったかもしれんと、今さらながら思ったりしてる 銀河帝国正統政府も、思いっきり誤字ってるし)ただ、この4分類については非常に応用幅が広くできていると思っていて、今後もはやせの独自考察におけるベースとして、ちょくちょく話題には上ってくるような気がします。……司令型さんに対する感想が今でもやっぱり厳しめですけれども そこはもう、はやせの成育歴的に、散々苦労をさせられてきた方々なので、多少大目に見てやっておくんなまし(ぉ)。そんなこんなで。今年も、こんなあーだこーだと好き勝手書き殴っているblogにお付き合いいただき、ありがとうございましたー。ちょっと、本業が本っっ当にヤバい状況なので、来年どこまでできるかはわからないんですが……(マジ、夜中の3時まで職場にいて、終わらね~~と心で泣きながら仕事してた)、自分の体力と要相談のうえで来年もがんばります。来年もこっそりひっそりと、地味~~に生息していくつもりなので(ぉ)、よろしくお願いします~。
December 31, 2022
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HTBまつり2022 へ戻るううう、とうとう1か月半遅れの更新に思えば、先月も結構書きたいことは山ほどあったんですが、とにかく仕事が片付かなくて(涙)。何故かと言うと。11月からがらっとお仕事が変わることになりました。実は、blogを休んでいた10年間のうち、6年ぐらいはこの仕事をやっていた、その古巣の仕事に戻ることになりまして(めちゃめちゃ中途半端な時期の人事異動……)。ただ、そこから離れてからも、すでに6年以上は経っているので、今必死こいて仕事を思い出している最中です……(遠い目)。制度もだいぶ変わっちゃってるところがあるので、1個1個確認しながら。とりあえず、第一週はいい加減タイヤを履き替えないと危ないので、実家に帰ってきましたけど(←冬タイヤは実家で保管してもらっている人)。正直、土日も休日出勤しなきゃ仕事が回っていかない気がする宿題の分量です(涙)。そんな慌ただしい中で、blogに向き合っている今日この頃。今回感想を書かせてもらうお料理名は 蕎麦とAさりと煮干出汁 というネーミングでした(動画はこちらから)動画だと、いつもどおりのおだやかなBGMに乗ってお届けしていた今回なんですけど、実は、本放送ではオープニングのBGMが特殊なバージョンで始まりました。我々世代には大変懐かしい楽曲である、部屋とYシャツと私@平松愛理の調べに乗せて。って。ど~考えても、レシピタイトルに引っ張られた選曲でしょ、コレwww確か、この曲と「素敵なルネッサンス」が欲しくて、シングルじゃなくてアルバムを買ったんだけど、結局自分がアルバムの楽曲の中で一番好きになった曲が「エレベーター アクシデント」だったって思い出があるな(実にどーでもいいエピソード)。いや、結構あるのよ。シングルカットされた曲狙いで買ったアルバムで、アルバムにしか入ってないようなマイナー曲のほうに惚れるって話。Coccoさんなら「遺書。」とか。一青窈さんなら「月天心」。どちらの曲も、後にベストアルバムの方にも収録されたりしていたから、自分が好きだと思ったもののセンスって、割と歌手の方々ご本人も好きな曲だったりしたのかな、と、思ってもみたり。もっと言うと、CDショップに入ってみて、そこで流れていたBGMに一目惚れ(むしろ一聴惚れかw)して買ってみたら、後にメジャーになってたりしたこともある。だいたい、さ。今感想を書いているこのお方🐉との出会いだって、はやせ的にはほぼほぼ偶然の産物だったわけで。そこを否定して安全パイばかりの人生を歩んでも、価値観が固定・固着化するばかりで、見識の狭い人間になるだけのような気がするのよ。まぁ、何が言いたいのかって言うと、自分好みのオススメばかりを選んで関連動画に乗っけてくるようなAIは、はやせは嫌いだってこと(カズレーザー氏が少し前に、「たまに、人のスマホを借りて調べたいことを検索する」って話をしていて、やっぱこの人は違うわ、と思ってみたりもしたし)。AIは人間が制御して使うものであって、AIに使われる人間にはなりたくないなぁ、とも思うわけです。ええっと、何の話をしているんだ、自分あまりに関係がなさすぎるんで、段替えしておくか……(ぉ)。もう一つ、あさりをAさりと表現する方法も、何かのオマージュだと思うのですけれど、はやせのデータベースからは導き出せませんでした(哀)。ううう、もっともっと精進せねばさて。はやせ、貝は好きなほうです。牡蠣にあたったりしたこともあったけど(ぉ)、それで食べるのをやめるほどにはならなかったな(牡蠣を食べるためだけに、実家へ帰る道筋を遠回りして厚岸に行ったこともあるw)。ただ……実家で貝を食べていると、高確率で砂を噛む(ホタテ以外)つまり、砂出しが不十分なのよねその下準備の方法からスタートしてくれる今回の動画、親切!ポイントは、塩水に入れるってことと、アルミホイルで蓋をして暗くする、ということでしょうか。要するに、海にいたときと同じ環境を整えるってことっすかね。うむ。貝だって動物ですから、元々の成育環境に近いところにいた方がリラックスするよね~。ああ、そうすると、ヴィーガンの皆さんは貝も食べられないのか。最近、「植物にも感情がある(というか、本能に基づくメッセージを発する)」という最新研究を紹介する番組を見たばっかりなんだけど、それを知っちゃったヴィーガンの皆さんは、「植物だって、食べるのは可哀想」とはならんのかね?(←鬼)「ぼくの地球を守って」を愛読書の一つにしていた自分にとっては、「どうやら植物にも意思(というか、生存本能)がある」という感覚は、ごく自然に持っていたものなんですけど、それと「食べるか食べないか」っていうのは、また別の問題だとも思うのよね。昨今の研究の新しかったところは、「植物同士でコミュニケーションを取っている」という部分が、自分の想像力を超えていたってところであって。命をいただく、という意味では、動物も植物も一緒でしょ。何故にことさら「肉(動物)食べるなんて、野蛮!」と言われなきゃならんのかねぇ?むぅぅ、こんなペースでいちいち脱線していたら、全然更新できないぞよ、自分次よ、次。お次はニンニクとショウガと鷹の爪の下処理方法。こちらも、料理初心者向けの大変丁寧なもの。元々、割と初心者向けのテクニックも披露していたこのコーナーなんですが、何となくですが……福永アナをゲストにお迎えして以降、このあたりをより丁寧に映し出すようになったような気もいたします。料理のテクニックって、知らない人は本当に知らないからなぁこれらを、オリーブオイルで香りが出るまでじっくり炒める、と。焦がさないようにする、というのは言わずもがな、かな。そこに白ワインとみりん。アルコールを飛ばして主役のあさり投入。ふーむ。ちょっぴり酒蒸し風になる感じ?と思ったら、蒸される前に出汁関係が追加されました。いつもどおりの昆布水も入りましたが、煮干が入るところが、実は🐉サマのお料理の中では新しいかも?(少なくても、お目覚メシでは)むか~し、実家の味噌汁をきっちりと煮干でとっていた時は、よく頭と腸を取る手伝いをさせられたなぁ……(いつの間にかほんだしに変わっていたが)あさりの加熱時間は、貝殻が開いてから1分。加熱しすぎると、シーフードは固くなりますからね。貝殻を外して身だけをフライパンに戻したら、今度は生クリームとバターでフレンチ寄りに戻しつつ、さらにカレー粉も加えるとか……コレ、入れる調味料の分量バランスが少しでも狂ったら、一気に味が崩れるんじゃここで、伝家の宝刀・ミキサー登場っ!まだアツアツの出汁のかたまり(液体)をミキサーへ。DAIGOも台所の回でも披露していたお話だったような記憶ですが、フラッシュボタンの使い方を特に重点的にご指導。間違った使い方をしてスープが飛び出してくるのは、こぼれてもったいないというより単純に火傷の恐れとかがあって危ないもんね。ミキサーが安定して回り出すと、今度はお蕎麦の方がいい感じでゆで上がり。しっかりと冷水でしめます。うむ。新そばの香りが立ってきそうな画ですっ(個人的には、相当長い間お目にかかっていないがな、新そば……)冷たいお蕎麦をあったかい系おつゆでいただくつけ蕎麦が完成です。ううう、旨そうだよぅ……クドいようだが、そばアレルギー持ちのはやせなら、この麺つゆで、細めの乾麺系うどんか、夏に余ったそうめんでいただくのを想定しながら、試食シーンを眺めておりました(よ、よだれが)。今週のお目覚メシの企画が、とにかく感想を早く書きたくて仕方がないのですが(苦笑)、とりあえず次回は、+αでおにぎりあたためますかの「例の回」の感想も入れ込みたいと思っています……ううう、執筆時間の捻出が、体力的にツラいケド
November 19, 2022
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お目覚メシ #42 へ戻る 昨年のHTBまつりの記事 を読んでみる今季は10月から見るものが多くて、インプットする時間をとるのもギリギリ、アウトプットの時間を取ろうにも、書きたいネタが頭の中で「ごちゃっ」と闇鍋状態になっておりまして(ぉ)、整理をしようとすると今度は天気頭痛に悩まされて、お休み中なのにず~~~っと布団の中で横になりっぱなしだったりで、色々と片付いていません……(ここまで、ひたすらただの言い訳)それでも、「文章書きたい意欲」が下がってるわけじゃないんだよな~。むしろ、書きたいことがありすぎて、どこから手を付けていいものやらと悩んでおります(CHEF-1の動画も10月31日までだしなぁ←まだあきらめてなかったんか)が、ほぼほぼお目覚メシ特別拡大版と呼んでも過言ではないこの番組(注:他の企画もありました。念のため)は、避けて通るわけにはなるまいよw正式名称は「HTBまつり2022イチモニ!イチオシ!!スペシャル あしたへ!北海道のユメミルチカラ 大集合」(な、長ぇ)しかし、ダイジェスト版とはいえちゃんとこの時の動画もUPしてくださるHTBさん、ホント神wwもちろん、こちらの番組は(今年は裏のダイの大冒険すらも諦めて)ばっちり撮っておりますので、フル尺で感想を書きますですよー。その前に。今年のお祭りの前提として、イチモニ!では「イチモニ!農園」企画として田口彩夏アナウンサーがお米作りにチャレンジしておりました。秋祭りの定番として収穫の時期でもあったことで、田口アナは生放送中にコンバインに乗り込んで、ご自分が植えた稲の収穫をしたんですよねー。なかなか上手にコンバインを操って戻ってきた時。ん?何やら、出発した時にはいなかった白い姿の妖精さんが見える(←)しかし、当初出演陣もスタッフも、彼の存在はいない感じで放送は進行。田口アナと、稲村農場の稲村さんとの2ショットで美味しく新米のおにぎり(塩むすび)を食べた画面がすーっと後ろに引かれると……。ワイプのオクラホマ・河野真也さん「なんか、後ろにお米の精霊みたいな方がいらっしゃいますけど?」ワイプのオクラホマ・藤尾仁志さん「後ろに怪しい方いるー!気を付けて」wwwそんな印象で、未申(ひつじさる)の方向を向いて「ぬるっと」現場に立っていらっしゃったのが、我らの下國伸シェフでございました🐉(当然だが、YouTube動画の方ではカットされているw)うーむ。両手でもくもくおにぎりを食べてる姿が、どうにもやっぱりリスっぽい(注:個人の感想です)【第2版追記】このときの🐉氏がどんだけ「人外の生物」っぽい(←)立ち姿なのかを知りたい方は、ぜひhtb_ichimoniのInstagramをお探しくだされwに、しても……HTBさん。相変わらず🐉氏をいぢりすぎじゃあ?(いいぞーもっとやれ ←)藤尾さん「スタジオより、絶対そっちの方が楽しい」おひw河野さん「なんちゅーこと言う」www田口アナも、どちらかというとボケ体質に傾いている方だと思うから(注:個人の感想です)、ツッコミキャラがいた方が画面が見やすいのよw(のりのり散歩はまぁ、隆さんがいるからw)なお、高校生のチャレンジグルメコンテストの模様もここで少しだけ再放送。こちらにも、特別審査員をされていた🐉氏がコメントを。余談だが、静内農業高校の牛柄エプロンは何度見てもインパクトあるな~確か、HBCのスイーツコンテストの方(放送はあぐり王国北海道NEXTで)にも出演していたね(同じ人かどうかは未確認)。さて。生放送も、いよいよ🐉氏メインのコーナーですぞよ~。新米にピッタリ合うおかずというお題で🐉シェフが用意したお料理は……。スマイルポークなめろうなめろうって、道民には本当に縁がないお料理なんですが、普通はお魚で作るって知識ぐらいは知っております、よ?それを、豚肉でやろうってーのが、やっぱり発想力が斬新!河野さん「奇ぃ衒いすぎて失敗しません?」🐉「大丈夫ですw」藤尾さん「おお、余裕や」基本的に、スタジオ側のコメントがカットされる傾向にあるんだな(そりゃ、レシピには関係ないから)一方で……。田口アナ「さあ、そろっていきますよ~。せーの」田口アナ・稲村さん・🐉「レーッツ、クッキンーグ!」(3人そろってキメポーズ)wwwスタジオの室岡里美アナウンサー「いい、いいなぁ」河野さん「むっちゃ練習しとるよな」wwwこれがカットされずに残っているっていうチョイスの基準がわからんwww(「混ざりたい」とおっしゃる室岡アナのセンスもw ←いや、このノリについてこれない人は、そもそもHTBには入社できないのかもしれぬ)しかも、田口アナが真ん中でノリノリ、稲村さんは腕の伸びにキレがあって、🐉しゃんが一番、照れが見えるというwwwえーっと、気を取り直してまずは塩煮豚づくり。しっかりと塩を振ってから余分な水分を拭きとり、ネギの青いところとショウガの皮を入れて、水から煮ます。このネギとショウガは、後になめろうの具材としても入る部分から切り落としたもので、このあたりの食材の無駄を極力減らすレシピづくりが本当に見事だと思います!なお、本編ではこの後にSPF豚の説明が挿入されてました。なお、塩煮豚は時間がかかるので、差し替えw(当たり前)使った豚肉はバラ肉のブロックで、出来上がりには綺麗に脂身の層が入っています。ここを切り落として、細かく切って、フライパンでちょっと熱を入れます。ネギとたっぷりのショウガもこちらに投入。うむ。個人的にこれらの薬味は生より火が通ってるほうが好き(←むしろ、生のネギが苦手なヤツ)残った煮豚本体の方は、まず1センチ幅程度にスライスに。河野さん「もうこれだけでも美味しそう」室岡アナ「もう充分ですよね。これでね」河野さん「これとゆめぴりかで食べたいです」(この二人は腹ペココンビ?w)いや、マジでこのまんまでも美味しそう~~。カットされた部分には田口アナのお仕事ぶりもふんだんに。田口アナ「先ほどスタジオの皆さんも言っていたとおり、なめろうっていうとお魚のイメージがあるんですけれども」藤尾さん「そうそう」田口アナ「なんで、お肉を使ってみようと思ったんでしょう?」🐉「お肉が当別町にあったので…僕が旅していて、お米と相性がいいなぁと思ったのが、お米と一緒に食べて一番美味しいなぁと思ったのが、千葉県のなめろうだったんですよね。だから、それを田口さんと稲村さんにぜひ食べてもらいたいなぁと思って」田口アナ「楽しみです~」フランス料理にはテロワールという考え方があって、特にワインとのペアリングを考える時に、同じ産地から採れた食材を使ったお料理を合わせたりするみたいなんですけど、レシピづくりにもこういう部分が自然と現れてくるのが(どんなに和の食材を使っていても)フレンチの料理人なんだよなぁと思わせてくれましたです。さて、炒めてあった薬味入り脂身と味噌を加えて、打つべし!刻むべし!叩くべし!🔪おおう、テレビでよく見るなめろうだ~。動画だとあっという間に細かくなったみたいに見えるけど、実はここにもかなり編集が入っていまして、🐉シェフ、スタジオから(場を繋ぐための)色んな質問攻めにあっていたりしたんですけど。特に印象深かったのは。室岡アナ「下國さんはこれ、結構試作品みたいのは何回も作ったんですか?」🐉「いえ、一度もやってないでーす」(←ふぁっ!?)生放送で披露するお料理を、ほぼぶっつけ本番で作ったんすか!?放送枠の時間配分とかも確認することなく!?(まぁ、レシピは事前にスタッフには渡していたんだろうが……)パン企画や、去年のシチュー企画の方でも、ず~~~~~っと試作をし続けていた室岡アナ的には、度肝を抜かされる発言であったことでしょう……(凡人や秀才と、天才との境界線って、ホント、このあたりにあると思う……むしろ「バカとは紙一重」という有名なお言葉は、わりと真実なんじゃないかと。つまり、凡人はどうがんばっても秀才止まりだが、バカは確変したら天才になりうる)一つのことを極めに向かう人を差して「〇〇バカ」とか言ったりしますけど(最近は「変態」とか言われるんですか?)、最高の誉め言葉だと思いますよ。はやせ的には。バカになれるほど夢中になることがあるというのは、人間、幸せなことだと思います。河野さん「下國さんはさ。頭の中でね、完成したらね、それが絶対に美味しいとできるっていう」(←!!?)室岡アナ「一度も作ってないってじゃあ初めてってことだ」🐉「たぶん、もう間違いなく美味しいです。これは」何故に河野さんが🐉サマの説明ができるのかが、この時にはわかりませんでしたけど(その後、おにぎりあたためますか?の某回を見てようやく納得したw)、調味料をこの分量で入れて、こういう形にしたら、こういう味になるっていう知識(むしろ感性)が、すでに脳内でデータベース化されているってことですかねぇ?仕上げはシソと梅干し。ここで田口アナがにこにこ顔でご飯をよそいますその後にカットされた部分は、田口アナと稲村さんの魅力もたっぷりなんだけどなぁ(錦鯉との相乗効果で、一部に道外のファンも付くって、ローカルアナ的には結構スゴイ人かもw)稲村さんの言動については、後ほど伏線を回収しますw炊きたてゆめぴりかの上に完成したなめろうを乗せていくと。藤尾さん「下國さんの頭の中を覗いている状況なんですねー」これは珍しく(←)、はやせの知っている藤尾さん語録の中ではかなりのヒット(←ある意味失礼)。室岡アナ「下國さん。(完成品は)イメージ通りですか?」🐉「イメージ以上です」スタジオ一同「おお~!」藤尾さん「超えてくる!」河野さん「稲村さんのために、別皿のなめろうも作っといてもらってもいいですかぁ?」(←伏線その2)🐉「かしこまりましたー」3人そろって、「いただきます」を言うと、まずは田口アナが一口ぱくり。田口アナ「んん~~!?」室岡アナ「鼻の孔が広がってるよ、田口さん」wwwこの室岡アナのツッコミを否定することなく。田口アナ「鼻の孔が2倍くらいに膨らんじゃいますよぉ。美味しい~~!!」自分の状況をさらに大きく広げて実況してくれる田口アナ、可愛いw(これはファンが増えますわー)。田口アナが、アナウンサーらしい詳細な食レポをしてくださり、お次は水田の敷地を提供してくれた稲村さん(YouTube動画的は、ここでやっとお名前のテロップがw)稲村さん「本当に美味しいですねー。一緒に食べるの、いいですね」スタジオ「おお~!」(笑顔と拍手)河野さん「気付いたわ」w室岡アナ「稲村さんの中で革命が起きましたね」w稲村さん「革命起きました」wココ。番組本編を見ていない方には何故に「革命」と言われるほどの誉め言葉が飛び出したのか、よくわからなかったんじゃないかとw実は、編集でカットされた部分にはこんなやりとりがあったのです。田口アナ「稲村さんは、普段はどのようにお米食べていらっしゃいますか?」稲村さん「私わりと、お米だけで食べることが多いんですよねー」(中略)藤尾さん「おかずなしで、ご飯だけなんすか!?」稲村さん「おかずなしの、ご飯だけで…(中略)おかずはおかずで別で食べて、切り離して食べてるような感覚です」森さやかアナ「乗せて食べるとかせずにね」なめろうって、めちゃめちゃご飯に乗せて食べるおかずでは!?藤尾さん「それはなんで?なんで?分けて食べはるんですか?」稲村さん「なんででしょう……米はお米だけで一つの味があるのかな、と思っているからかもしれません」藤尾さん「愛ですねー」つまり、試食直前の稲村さんとは。藤尾さん「さっきは下國さん、どんな気持ちで聞いてはったんやろか?『マジで一緒に食べてもらえないのー?』って」w森アナ「でも、一緒に食べても美味しいって発見になるかもしれないし」(中略)藤尾さん「なめろう自体が初めて、ご飯とおかずを普段一緒に食べない。Wの壁があるからねー稲村さん」でして。つまり、稲村さん的には、お米の新しい食べ方の大発見であったわけですw🐉「こんな目の前でみんな喜んでくれて、生産者の方も喜んでくれて、本当に最高です」ロケーションも最高だし、この時期の北海道は暑くもないし(←)、いいお料理日和でしたー。ところで、操作ミスで(←)この部分のYouTube動画の方だけ、字幕つきで確認を取っていたのですが、下國シェフが、種目2シェフと誤変換されていたのがなんかツボったwwその後、スタジオでは「食べたい!食べたい!」の大合唱。田口アナの「スタッフー(狩野英孝風?)」を合図に、スタジオにも同じポークなめろうが運ばれました。スタジオ試食では、彼らの言動よりも顔芸に注目しましょう!(特に、室岡アナの目!)藤尾さん「下國さぁん。これ瓶詰、瓶詰で道の駅で売りましょう!」www🐉「売りましょうか」(中略)森アナ「煮豚作るのに1時間煮るのはちょっとな、と思ってましたけど、これ食べれるなら作ります!」河野さん「ちょっとな、って思ってたみたいです」www普段のお目覚メシでは、基本的にご自分で作ってご自分だけで食べてきたから、こうやって他の人に食べてもらった感想をダイレクトに聞けるのはご本人にも嬉しいんじゃないかなーって思いましたね。YouTube動画ではほぼここまで(本編では、メイン企画であるお米作りについての稲村さんへの感謝と田口アナの感想が流れました)。ただもう一つ、番組の〆コメ時に再登場された際には、こんなやりとりもありました。藤尾さん「ボク、下國さんのこと、好きになってます!」(え、今さら? ←)🐉「僕も好きです、藤尾さん」(そう返す?w)河野さん「僕は、稲村さんが好きになってます」wwwやっぱり、河野さんの返しがさすがすぎるwww🐉サマは、吉本興業よりオフィスキューのほうが合ってると思うんすよ、キャラ的に(←何の話だ)他、YouTubeには錦鯉のファンミーティングの模様もUPされていたりするんですが(←まだ全部見れてない……)、今回の感想はここまでにしておきます。ちょっと、来月から本業の方に大幅な業務変換がありまして……まだしばらくバタバタしそうなんです お目覚メシ #43 へ続く
October 30, 2022
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お目覚メシ #41 へ戻る結局観られなかった「宮川一郎太のおっ!さんぽ」ですけど、鳥取と言えばらっきょう!というイメージはございました。(……という出だしから書きはじめて、先が続かず、2週間ぐらい放置したヤツ)それに絡んで生まれたのかなぁ?と思いつつ、リクエストとしてはシリーズ化しつつある「食材費100円以下」メニューが今回のお題。その名も、「ソースマヨらっきょう's」(動画はこちら)…………久しぶりに、英語の復習をしたぜっ。所有格なー(つまり、訳としてはらっきょう「の」か)ドリフ風に言えば、「ソースマヨだョ、らっきょうの」ってところか(謎)。材料の分量がいつもの2人前じゃなく4人前になっていたけれど、それぐらいで作らないとシャケの切り身の購入費が回収できない気はした(←考えすぎです)。卵黄からマヨネーズを作る教え方が、ずば抜けて丁寧ですなー。ただ、最近の人は知らない人は本っ当に知らないので、これくらい丁寧な方がよろしいかと思いますです。余談だが、AIが絵を描くアプリのニュースを見たが、鮭のお題を出されて切り身が出てくるのはやっぱ衝撃だわw 学校の授業で取り上げられないんなら、せめてさかなクンの番組でも見せてやってくれぃwマヨには刻んだらっきょうと、らっきょうの漬け汁も入っているところが新しい?とも思ったけど、考えてみればこれが酢の酸味の役割を担うんだな。うむ。理に適ってます。シャケの切り身はしっかりとお塩を振って、フライパンで両面をしっかり焼きます。今回は鮭皮もちゃんと入れてくれてて、鮭好きには嬉しい。最後に、オンライスにして完成。相変わらず試食が美味しそうで、大変良きwもっとも……今回も筆が全然進まなかったのは、結局、らっきょうも苦手食材だからなのよなー()。どうもあの酸味がダメ……しかし、マヨの一部だと思えば食べられるかのぅ?次は、今年も面白かったHTBまつりでの模様を書きますです。今回のものよりはもうちょっと、面白く書けると……いいなぁ(弱気) HTBまつり2022(お目覚メシ出張特別編) へ続く
October 24, 2022
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お目覚メシ #40 へ戻るこの間9月になった挨拶をしたばっかりだと思っていたのに、もう10月……(遠い目)。もう今年のHTBまつりも終わってしまったというのに、お目覚メシの周回遅れが全く取り戻せておりませぬただ、9月の終わりに本業のほうで大幅な業務変更があったので、これからは少~しだけ時間が作れそうな気はしています。ので、ここからもうちょっとだけギアチェンジをしていこうと思っています……(と、夜10時半過ぎに寝落ちして、丑三つ時の2時半過ぎに起きた躁モードに入りかけている体調で言ってみる)そんなこんなで。9/19は敬老の日のお目覚メシの感想から。この日は祝日だったので……かどうかは、単なるはやせの妄想ですが()、特別編ということで、HTBの福永裕梨アナウンサーがお越しくださいました!うむ。ゲストが来られると、再生回数もコメント欄も伸びるな、やっぱしwしかも、🐉シェフがMCとして、プロの福永アナに質問をしているシーンが、なんとも新鮮wということで、福永アナからのリクエスト企画、「これから出会うステキな人の胃袋をガッチリつかむメシ」。つか、タイトルロゴも変わってるし!w ホント、こういうお遊び好きw(サムネイルも福永アナメインにされているが)ちなみに、ナレーションが室岡里美アナウンサーなのも良きwで。このリクエストから🐉シェフが捻り出した回答がまた、相変わらず斜め↑っすわ~。ハンバーグ (!)肉じゃが (!!)ミートソーススパゲッティ (!?)という、それぞれ単品でも充分胃袋を掴めそうな料理を全部合体させるっっ!!?その名も ハンバーグ×肉じゃが×ミートスパゲティ !!!(た、タイトル……?)ついでに言うと、はやせがあまりにも「昆布水とは何もの?」論をしつこく言い続けた結果(←ンなわけない)、今回はレシピに 昆布水(昆布を一晩つけた水) という注釈がつきました!(歓喜)そかそか。水出しで良かったのね~。それ以外の材料はすぐにでも用意できそうなものばかりで、お料理初心者の方にも優しそうなレシピです。……あ、チーズだけは本格仕様だったこれはゴーダかのぅ?(チーズ削り器はいつか欲しいw)今回はゲスト回(🐉シェフは基本、口は出すけど手は出さない)で、見どころは盛りだくさんなので、さくさくっとまける部分はあっさりと流して、まずは福永アナの包丁さばきシーンへ。ジャガイモを1センチ角に切っていただく指示ですが……。🐉「ちょっとワイルドですけど、イイと思います」福永アナ「1センチぐらいです」(スタッフ・大笑)🐉「ど、どうしようかなえーと」と、福永アナが持ち上げたジャガイモの厚さ。ご本人の人差し指の幅とそれほど変わらないのでは??(たぶん、イメージ的に2~3mmぐらいは足が出ている)。切り口が斜めになっているものもあるしほらほら、テロップに堂々と困ってますマークが出てますけど?wしかし、最強の「ご愛嬌モード」で華麗に流されたっ!wwwさて、お次はタマネギのカットへ。本来はたぶん、こちらも1センチ幅で……という指示をしたかったんでしょうが、🐉「それでは、えーと、そのジャガイモと同じ、サイズ感、に、タマネギも、カットしていきましょう」福永アナ「みじん切りよりは、ちょっと大きめで」🐉「大きめです」そうそう。🐉シェフは、火の通りや食べたときの一体感も計算して、サイズ感も揃えたい人だから……と、はやせが思う間もなく。ドシュっ!と、本放送では不穏な効果音がかぶさったのですよ!(さすがに、YouTubeの方では消されてたけど)🐉「ハっ!」(←かなりはっきり聞こえる動揺の声)🐉「んーとぉ、どうしようかなみじん切りは1回忘れちゃってください」福永アナ「タマネギみじん切りできますってところ、ちょっと見せたくなっちゃって」こらこらこらこらwww 食材を無駄遣いしないのっ!こんなにも言うことを聞かない問題児生徒(ぉ)、今まで受け持ったことないんぢゃね?wwwさらに、ニンニクの芽を取るターンへ。しかし、イマイチ上手くいかず。🐉「うーんと……なんて言うんだろ……」><(←眉間に皺っっwww)とうとう、テロップのフォントが、どうでしょうを髣髴とさせるようなフニャフニャ文字にwwwやはり言葉だけでは伝わりにくいということで、御大自らお手本を見せることにw実際にやってみればそんなに難しいテクニックではないと思うんですが、それでも福永アナには「スゴイ!」と言われていました(主に、包丁でニンニクを潰してみせた時に)。食材の下準備が済んだところで、フライパンを使う工程へ。刻んだ野菜を炒めつつ、隣のコンロで同時進行で合いびき肉を焼いていく時短テク。しっかりと焼いて焦げ目を付けると、料理に奥行きが広がる、という、ありがた~いポイントを伝授してもらった直後、そんな言葉などどこかに吹っ飛ぶくらいの出来事を起こしてくれるのが、福永アナwお酒を入れたらファイヤー!!ってほど、大きな炎じゃなかった気もするがつーか、それくらいは想定の範囲内のハズぢゃ!!?(フランス料理じゃ、わざと火をつけるフランベって技法があるくらいだし)一応、気を取り直して、あとは順調に他の調味料(肉じゃがベースっぽい)を入れていく、と。ジャガイモソースが出来上がった頃、合いびき肉の片面も焼き上がりに。裏返してからソースの方に肉を移して、粗めに潰します(本放送では、スタジオの面々から「おっかなびっくり」とか言われてたw)。パスタを茹でる工程に入って少し時間ができたからなのか、福永アナから🐉シェフへ、ご質問。福永アナ「こういう、料理ができない人のことをどういう風にご覧になっているのかな?」🐉「ハハっ」ひとしきり笑いがあった後で、一言。🐉「あの、蔑んではいないですよ」(スタジオ爆笑!!)ワードチョイスっっ!!それでいいのか!!wwwww(スタジオのオクラホマ・河野さんも「蔑む……」)ただ、一流の料理人さんほど、料理をするときの苦労を色々とご存じだからか、あまりできない人を馬鹿にしたりはしないイメージはありますよ。ええ(奥さまは大変だろうけどなっ)。🐉「料理できない(人)なんて、ないですよ、ホントに。それは、料理が好きじゃない。だから、料理が好きになればいいんですよ。そしたら、気が付けば、料理が上手くなってく」おおっと!爽やかな金言が出ましたよ~!もっとも、はやせ自身はこの「好きこそものの上手なれ」は信じているほうですが、クリエイティブなこと全般にま~~~ったく興味のない人も世の中にはいることを、知っちゃってるからなぁ……(と、わりと、空想上の司令型さんの方へ目線を合わせてみる)スタジオの室岡アナ(たぶん)から「沁みる言葉です」というお言葉をいただいたところで、最後の仕上げに。ここで、レストラン風盛り付けのご家庭バージョンを伝授!ややぶきっちょ(←失礼)な福永アナでも失敗なくできる方法で、見事なフィニッシュ。うむ。美味しそう!ここで、料理名が料理名っぽく見えなかった理由が判明。お料理の命名権は、福永アナへお渡しするのですね!結果、「胃袋だけじゃない!ハートもキャッチ!!ミートソース」なる名称が誕生!!…………本気で拍手をしているのは、🐉シェフのみ(スタジオ含むw)福永アナ「まばらな拍手が……」けれども、試食時の食レポはさすがです!プロです!食感はハンバーグのごろっと感があり、後味は肉じゃが!これは興味深いですぞ~。🐉シェフも試食されて、感想を。🐉「完全再現できてます。ハイ。もう、僕が教えることは何もないです」と、恐らくご本人的には最上級の誉め言葉(先生的には、生徒が卒業できることこそ至上なり)をおっしゃっているつもりだったと思うのですが……。ワイプのオクラホマ・河野さん「『教えることは何もない』って、もう一緒にやりたくないってことじゃ」wwwwwムツカシイですネ!誉め言葉ってwwwVが終わった後の、スタジオのやりとりも面白かったw河野さん「あの盛り付けさえできれば、ね。だいたい、何でもイケそうですよね」www室岡アナ「そんな何で、イジワル言うの~ぉ!」河野さん「いや違う。イジワルじゃなくて、あの盛り付けを覚えることが、今回一番大事だと思う」やっぱり、誉め言葉ってムツカシイ!www室岡アナと田口アナは、料理できる方々だしねぇwでも、慣れないゲストに翻弄されて戸惑う🐉シェフのお姿も可愛かったから(←)、今後も月曜日の祝日には何か特別企画をやってくださいw 期待してます!さて。久々(かな?)の+αネタは、9月23日放送のイチモニ!より、🐉シェフ参加の余市イベント(新幹線延伸に伴うJR路線廃線に絡んだ、思い出づくりの町おこしイベント……らしい)の感想を。ホントはもちろん、BSジャパネクストの「おっ!さんぽ」なる番組の感想だって書きたかったのよ?結局、うちのテレビじゃ電波が受信できなくて全く映らない上に、見逃し配信がアプリだけって、スマホ嫌いのはやせを完全シャットアウトされた仕様で、もうもう!(号泣)まずは、余市のワイナリーでフルコースを振舞うイベント。ところが……。HTBの密着取材班が到着した時、いきなり大トラブルの真っ最中。まさかの、ガスコンロが使えない!?(ありえんっ)。余市って、プロパンガスじゃないんかね?ある意味、相変わらず持っている、このお方(ぉ)。慣れない厨房で右往左往している🐉シェフの手前で、意外と冷静に助手を務め、淡々と料理を盛り付けていく札幌ベルエポック製菓調理専門学校の生徒の皆さん(大人だw)。ここで、生徒の皆さん(正しく教え子の皆さん)に、シェフの印象を尋ねるHTBスタッフさん。マジ優秀!番組スタッフ「下國シェフって、どんなシェフですか?」生徒のNさん「なんか、固定概念にとらわれてないって言うか。下國シェフにしかできないアイデアでやってるなぁって、思いますね」女子生徒さんのお答えは真面目さんですねぇ。一方の、男子生徒さんのご感想は。生徒のSさん「(下國シェフと)年が近いのかな?っていう。精神年齢?っていうか」(スタッフ・笑)皆さん、まだ10代だよね!?推定15コ近く年下の生徒さんに、精神年齢が一緒と言われてしまう、未来(約2年後)のグランシェフ(三十路)。スタジオ(ワイプ)のオクラホマ・藤尾さんにも「弄られてる?」とか言われてるしw「悪い言い方になっちゃうけど」とも言われつつ、いやまぁでも、これは発想力が少年っポイっていう誉め言葉と受け止めておきましょう!(←これぞ、ザ・沼ハマさんの、思考転回方法)。Sさんのお言葉には、続きがありました。生徒のSさん「一緒に仕事をするのが楽しくなるような人ですね」いい感じの笑顔(マスク越しだが)で、厨房に戻って行かれました。ナレで「慕われているようですよ」と言われた🐉シェフ。良かったっすね~(間違っても「舐められている」ではない)なんとか用意してもらったガスコンロ(カセットボンベ型)で、調理再開。それでも、文句を言わずイライラもせずに待ち続けるお客様方が素敵です(さすがに、基本機材のトラブルは主催者側の不手際だろう……)。ちなみに、こちらのサイト@Sitakkeで、当日のメニューがわかりました。ほむ。デザート以外は全て余市ワインポークを使った、豚肉フルコースなのね~。デザートも、ワインとの相性が間違いないと思える、シャインマスカットとナイアガラの2種類のぶどうを使っているみたいだ。料理名で一番はやせの目を引いたのは、実は、ミミガーバター。ミミガーって、豚の耳だよね?沖縄料理の。修業の成果を遺憾なく発揮されています!「蹄と鳴き声以外は全部食べる」でおなじみの沖縄豚料理は、サスティナブル的にも理に適っておりますなぁ。イチモニ!では、北島豚を使ったメインの「ローススモークとラフテー」が紹介されていました。ラフテーも、「ちむどんどん」でよく聞いた豚の角煮ですのぅ。お客様の反応も上々です。さらに、元HTBで現在はフリーアナウンサー・国井美佐さんを発見。おお!アレですね~。去年のツルハドラッグ・オンラインフェスタで🐉シェフとご一緒していた方。もうすっかりと🐉シェフのファンになっていたようでw(を片手にご機嫌なご様子w ←余市ワインの紹介もイベントの目的の一つっぽいし)国井さん「下國さんが素晴らしいのは、レストランで提供される料理はもちろんなんですが、アウトドアで、イレギュラーな環境の中でこれだけのクォリティの料理を、笑顔になるような料理をつくるって、素晴らしいなって」いやぁ、ベタ惚れっすねぇ!ワイプの皆さんもみんな笑顔になってしまうのが素敵です(食べてないのに……)。特集はこれだけに留まらず、翌日の「余市駅弁」企画にもスポットライトを当ててくださるHTBさま(むしろ、番組的にはこっちがメインかも)しかし……どたばたのフルコース提供という一仕事を終えた後で、さらにメニューの再構成ですかぁ!大変だなぁHTBスタッフは翌日も、調理場の取材から密着。今回は前日と打って変わって順調なようで、良かった良かった。紹介されたお弁当・余市駅弁は、「よ・いち」にちなんで、41個限定完全予約販売で、価格も4100円(!!)弁当にしては破格の高価格帯!一般道民の普段の生活上じゃあ、まずお目にかかれませぬそれでも、予約の方は大人気で、用意したお弁当は70人前になったそうだ(説明足らずな気はしたけど、販売分とは別に、関係者向けに振舞う分も合わせて、ということだろう。のちのVと照らし合わせてみれば)お弁当に料理を詰める作業を、料理のプロを目指すベルエポックの生徒さんたちだけではなく、地元・余市町内の学生さんたちにも参加してもらい、料理への興味と地元食材を知ってもらう機会にしているところが、やっぱり「食の未来」を考える下國シェフっぽさがあって素敵です。しかも、食材の紹介や料理のアイデアを中学生にももらっていて、それをきちんと形に仕上げているところが素晴らしいじゃないですかぁ!ここで、今回の企画発案者でもあるカネキタ北島農場の、北島さんのインタビューも。自慢の豚肉を提供された生産者の方ですね~。最初は、廃線に伴う地域の未来を憂う真面目なお言葉が続いたのですが……。番組スタッフ「(お弁当の)完成品ご覧になったと思うんですけど、完成品見られてどうですか?」(北島豚のラフテーのインサート)北島さん「いや、素晴らしいなと。ちょっとつまんだんですけど、たまらなかった!」wwwここでも、皆さんを笑顔にしてくれるお料理に。今回は、自ら店頭に立って販売にも参加。道民的にはすっかり、北海道を代表する有名シェフっすわ~。お弁当を買って行かれた方々の笑顔も素敵でしたが、何と言ってもキノコと栗の炊き込みご飯を提案された方(中学生)とのやりとりがw🐉「(お弁当を食べてもらって)ど、どう?」地元中学生のIさん「美味しい、です!」🐉「イェーイ!」wwwwwハーイ。コレは感性10代ですわーwwwお目覚メシで、自分が作った料理を自分で美味しくいただく下國シェフも素敵なんだけど、やっぱり、彼は誰かに自分の料理を目の前で食べてもらって、喜んでもらえるが一番嬉しいんじゃないかな~って思いましたね。お疲れさまでした!(新しいレストランは、料理をしているところがお客さんにも見られる、オープンキッチン型になればいいなぁ)それでは、今回の感想はこのあたりで。UPしたら、また次の記事を書き始めねば……(ぉ)
October 6, 2022
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お目覚メシ #39 へ戻る最近、「あ~、自分、疲れてるな~」と思ったこと。久しぶりに少し早く職場を出て(とはいえ、ほぼほぼ通常の勤務時間終了時の1時間後であるが)、大型ショッピングモールの中にある本屋さんに行ってみたのです。そしたら、『孔明のヨメ。』の最新刊が売っていたのです。孔明のヨメ。14 (まんがタイムコミックス) [ 杜康潤 ]価格:792円(税込、送料無料) (2022/9/19時点)四コマ漫画と侮ることなかれ。作者さんがものスゴ~く取材力の高い方で、時代考証も素晴らしい作品で、大好きなんです(蜀メインの作品の中では一番好きかもしれんw)。そういや、前回は確か、長坂坡を越えたところで終わったはずだよな~じゃ、次はいよいよ、舞台は江東、ムコ殿と孫権の対面だ~~と、意気揚々とページを開いたら……。ん?んんん??孔明がすでに、周瑜と会っている?そんでもって、孔明、すでに孫権を怒らせた後???どーも自分、忙しすぎてその前の13巻目を買い忘れていたらしい瑾にーちゃんも含めて、作中にまだ登場していない呉の人物はまぁまぁなシルエット状態だったので、そのファーストコンタクトがどんなんだったのか楽しみにしていたのに……なんか、ちょっと(涙)まぁ、1週間後には13巻もしっかり買いに行きましたですがぁ……。それでも。この本。表紙カバーを外したところにもおまけ四コマが書かれてあったりして、14巻はそれが、「孔明のヨメ。と江東の主」2作でありまして、さらにそれが、孫権の虎(狩り)好きエピソードだったのに、ほっこり癒されましたw(←いや、知らん人にはなかなかハードな史実だけどなっ)そんなこんなで。ようやく確保した2連休(←やはり、3連休の初日に休日当番をぶち込まれたヤツ)なので、ここいらでたまりにたまった文章の宿題を片付けに入りたいと思うです。ハイ。今回は(と書きつつ、ほぼ3週間前……)、ポークピカタラコ なるメニューのご紹介。おおぅ。久しぶり(?)の合体パターンネーミングですなぁ!ポークピカタ + タラコ 。うむ。わかりやすいw実は、ポークピカタは昔から好きなメニューでありました。20代の頃かな?普通に「ピカタ」の名でメニューとして出していたお店がありまして。割とよく食べてたんだけどいつの間にかメニューから消えていて、転勤もあって足が遠のいた結果、気が付いたらお店ごとなくなっちゃってたけど(涙)そこから20年くらい、ちっともピカタを取り扱っている店を見つけられず、食べる機会もなかったのですが、ここにきて再会できるとは……ビジュアルはかなり斬新だけれどwこの層になったビジュアルは、ナスと豚肉とシソを積み重ねてミルフィーユ状にしたものなのね~しかも、巻く!基本の薄平べったい形を知っていると、やはりピカタ的には斬新なお姿をしていらっしゃるのではないかと思ふ。お次は、ピカタがピカタたる所以、特徴ある衣づくり。卵とチーズを使われてることは食べてわかっていたけど、多少小麦粉も入るのね~。勉強になるわぁ。そして、ここでもう一つの主役、タラコ様の登場!…そっか。タラコは衣に入るのか…………。(間。)……いや、スミマセンタラコ、実は苦手食材なのです(涙)。魚卵全般が苦手なわけではないんですけどねぇ。筋子とイクラはむしろ好きだし。何故か、一粒あたりの卵が小さくなるほど苦手になる……食感のプチプチ感がダメなのかのぅ?もっとも、トビっこやカズノコは、食べようと思えば何とか食べられるんですが、タラコだけはどうも、小さい頃から全くダメ。実は、人生でたらこスパゲッティを一度も食べたことがないぐらい、筋金入りの食わず嫌いだす……(遠い目)。唯一食べられるのは、タラコはタラコでも、真鱈の卵の方で、しかも知らん間に鍋とか味噌汁とかに入れられたヤツ。ただし、ほぼ汁と一緒に流し込む感じだ(ダメぢゃん)この時点で、執筆の手が数日止まるぐらい(ぇ)ダメだったのだが、その間にも書きたいものがたまりにたまっているので、何とかスルーして(ぉ)、次の工程へ(塩味はなんとか、別のもので置き換えることを考えよう……←その時点で、すでに名前に偽りが出るだろ)お次はフライパンで焼きに入ります。ふむ。ほぼ弱火で、じっくり火を入れていくのね~。巻いた形になった分、厚みがあるしな。結果、デカくなったボビンのような形(=ミシンの部品名 ←いや、例えよ)になった完成品を半分に切って、断面を見せる形の盛り付けになったため、冒頭のようなピカタ感のないお姿になったわけですねぇ……いや、こちらの方が間違いなく食べやすそうですけれども。ご試食の感想の様子だと相当美味しいようですが……(NEXT STAGE……)むぅ。タラコ……。これはもう、昔懐かしい あえるパスタソース(たらこ)の歌 でも脳内再生して誤魔化しておこう(謎な〆コメ)
October 3, 2022
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お目覚メシ #38 へ戻る今年最後の夏を堪能するために、トウモロコシを買いに行った話を前に書きましたが。その時にはすでに、スーパーの看板には「Autumn」とか「Halloween」だとかいう横文字が踊っておりまして、景色はすっかり秋に突入しておりました(苦笑)。で。9月に入っても食品値上げのニュースは止まらず、そんな収穫と食欲の秋を迎えておりますが、おなじイチモニ!のニュースの中で「キノコの値段は安定している」という話を聞いたことは覚えております。そういうわけで、かどうかはわかりませんが……。今回のメニューは視聴者リクエストより「食材費一人前100円以下」のレシピ 舞茸ステーキ丼 であります(動画はこちらから~)舞茸、大好きっす!とはいえ、初めて食べたのは社会人になってから。存在はもちろん知っていましたけどね?家の食卓で出たことはなくて、何でかな~?……と思っていたら、ほんの数年前に「父が嫌いな食材だった」という事実が判明したwうちの実家、今思うとけっこうな亭主関白家系だったのよね(いや別に、父が家族に対して威張っていた記憶は全くないし、基本的は知人・友人も多くて多方面から慕われる穏やかな人格者なのですが、だからこそ家族全員で「父を立てる」という文化が残っていた)そんな「父の威厳」を保つために、実は、「父の嫌いな食材は基本出ない」というおうちだったの。まぁ、小さい頃はそんなこととはつゆ知らず、「うちの父は好き嫌いなくなんでも食べる人」という印象付けをされていましたが……親って、それでいいと思うんだよ。親、特に父親の役目は、子どもに尊敬されて「こんな大人になりたい」と思わせる、もっとも身近な大人の見本になることだと思うので。っと。閑話休題(ただでさえ執筆が遅れているというのに……)レシピには、やっぱりはやせの苦手食材・海苔の佃煮があったり、未だに存在の謎な昆布水があったりしますが……ただの海苔で代用しても許してもらえるかなぁ?(ぉ ←たぶん、はやせは保存用に味付けを濃~~くした食材が苦手なんだと思う)フライパンに、大きな舞茸を入れて~の、調味料も振りかけ~の、じっくりタレが煮詰まるまで火を入れ~のして、次に別のフライパンを用意しつつ、しっかり味の付いた舞茸に小麦粉を振りかけてさらに焼きます。うむ。ステーキ……ちょこっとムニエルっぽいけど(ぉ)。良いのです!香ばしさは正義っ!(←)バターと海苔の佃煮も投入されて、さらにムニエルっぽ(ぅぇっほい)ではなくて、ご飯にベストマッチする濃ゆ~い味(想像)になったところで、炊飯器から炊き立てご飯のご登場~!🐉「今回はどんぶりなので……すンげぇ米入ってるw」スタッフ~っっ!!2人分のメニューのために、いったい何合の米炊いたのよ!?wwwまぁ確かに、お米は1合炊きするよりも3合くらいはまとめて炊いた方が美味しいけれど……。この、フードロスがどうのこうの言われる時代に、若干合っていませんよいやまぁ、残ったタレだけでご飯もスタッフが美味しく全部いただいてくださるんであれば、何も文句はありませんがwカットした舞茸ステーキをON THE どんぶり飯。さらに三つ葉を天頂に飾って完成。ご本人も「なまらうめぇ(北海道弁)」を連発しておりましたが、これは本当にンまそう……と思ったところで。色んなキノコで同じように濃い味付けにして、いっそ炊き込みご飯にしたらどうかなぁ?……と思う、釜-1グランプリ@相葉マナブ好きのはやせであった(謎 ←全然予算100円で収まりませぬ)。…………ううう、とうとう2週遅れの更新に(涙)。今年のRED U-35もとっくに審査がスタートしてるってーのに全然チェックできてない……3連休のうち2日当番で連続7日勤務になってるシフトってマジどーなってるのよ……(号泣)
September 19, 2022
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お目覚メシ #37 へ戻るただいま、8月30日の23時40分。腹が減ってますせっかく、仕事場を久しぶりに19時に脱出()できたというのに、火曜市をやっていた某スーパーで色々と買い込んで、数か月ぶりの(まともな)お料理に挑戦したところだったのですが、ご飯がまだ炊けてません…………炊飯器のスイッチを入れたのが22時50分なんだから、メシづくりに取り掛かるのが遅すぎるだろうよ、自分こりゃ、食えるのは日付が変わってからだなぁ仕方がないので(?)、旅するためのフランス語@Eテレを付けながら、今週のお目覚メシの感想を書きますですよ(←仕方ない言うな)。今回のメニューは……また、何とも不思議なメニュー名に戻りましたですよ。その名も、「ピーマンの肉詰め詰め春巻き」(動画はこちら~)ピーマンの肉詰めは、実は、作ったことがあるのですよ。はやせ。というか、奇跡的に定時で帰れていた部署にいた一時期、ハンバーグはよく作ってたので。それを、ピーマンに詰めればいいだけでしょ~……と、安易に考えて作り始めて、例によって見事にピーマンと肉ダネが分離しましたですわよ(ダメぢゃん) そんなはやせに、まさにピッタリなお料理ですこと(←若干フクザツな感涙)すでに肉を詰めているピーマンを、さらに春巻きに詰める!!いやぁ~。さすが、凡人には浮かばない発想っすwはやせが以前に指摘したからなのか(←そんなワケねぇ)、今回BGMはかなり控えめ。おかげで、🐉サマのお声が耳によく通る ひき肉は、豚100%なのね~。ハンバーグだけは、少なくても実家バーグは、牛の割合の方が高かったなぁ(そして、必ずナツメグが入るのが、はやせんち流)オリーブやタイムは使ったことないですねぇ……というか、オリーブはともかく、タイムの売り場の前を通ったことがない気がする(ぉ)。某レイチェル・クーさん(←だから、全然某じゃねぇ)のように、ハーブはお家で育てて引っこ抜くのが一番新鮮な気はするのよね(育てるスキルが果たしてはやせにあるのかどうか、という問題はあるが)ピーマンへの肉詰め詰めポイントをレクチャーされた後。🐉「ピーマンの肉詰めを…さらに詰めていきましょうか」wこの台詞を嬉しそうに笑顔でおっしゃる🐉サマの画を抜くスタッフ様サマ。さすがわかっていらっしゃる(←何を?)最大のポイントは、溢れ出る肉汁を受け止められるお麩(すったもの)を、肉詰めのお肉と接するように、春巻の皮に振りかけておくところですね~。お麩の信頼感、高しw包み方も、ピーマンの形を活かすような形にするのね~(メモメモ)オリーブオイルで美味しそうなきつね色に焼き色がついたら、仕上げはバターとタイムの茎で香りをまとわせ完成。試食の時の、春巻きのパリパリ感が、美味しさを倍増させてくれますな~。う~これは食べたいっ🐉「(お麩がぎゅーっと肉汁をとどめてくれる役割を果たすという発想力が)ちょっと天才的な考え方でしたねー」w自画自賛キターっっwwwしかし、おっしゃってる自分自身を笑っちゃってるところが、完全にバレてますーっっwww(イチモニ!のスタジオの皆さんにもw)かぁいいわぁ……(←子持ち既婚者に対する感想ぢゃねぇ)と・こ・ろ・で。これ↓なーんだ?やっと炊きあがった晩御飯(もはや夜食)ですよー。うふ。うふぇふぇふぇふぇぇ……(←真夜中に変なテンションの笑い声)前回のお目覚メシメニューをはやせ的に試みてみた、焦がし(すぎ)コーンバターライスー!()……コーンも焦がしすぎたし、ご飯もおこげが出来過ぎて、かなり焦げ強めのお味になりましたが夏の終わりに、こんなほろ苦い思い出も、たまにはいいものです(念願の今年のとうきびを食べられたし)。そして、はやせの沼深度は、とうとう-100mを突破した気がします……(遠い目)。
August 31, 2022
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お目覚メシ #36 へ戻る第7波到来で、元々本業が忙しくなってはいましたケド、今週は特にしんどかったっす……。何しろ、深夜当番の「当たり」に、週2回も当たってしまったからナー。深夜当番っつーのは、例えば看護師さんたちのような一晩夜勤をする、という意味じゃなくて、突発的な出勤が必要になった時に、自宅から電話で呼び出されるってーこと。つまり……夜中の12時にようやく眠りについて、1時半に電話でたたき起こされて、2時に職場についてから業務の準備をはじめて、2時半に「あと30分待機ねー」と追加連絡が入り、現場には3時に到着したもののそこでも20分くらい待機させられ、本来業務を終えて職場に戻ってきたのは3時40分。自宅に返ってきたのが4時。そのあと3時間ほど寝て、また普通に出勤……。身体持たねーよっっ!!?夜勤のある職業をマジ尊敬するぜ……。さすがに慣れないことをして脳みそがヤバいほど出力低下を起こしていたので、2回目の深夜当番があった日の次の日は、無理くり日曜日の振り替え休日を持ってきましたが……。文章を書けるような体調には戻らなくて、「まずは身体のメンテナンスだ!」と思い立ち、リフレクソロジーに1時間半つぎ込んでやったぜそんな紆余曲折を経て、ようやく今週のお目覚メシを書けるだけのコンディションにまで戻しました……(また日曜日は出勤日だから、朝までにUPしなきゃならんのだが)と、いうことで。今回のお目覚メシです。今回のメニューは、「焦がしコーンバターライス」です(動画はこちらから~)。そういや、この夏はまだ、まともに初物のとうきび(←道民はトウモロコシをこうも呼ぶ)を食べてない気がする……もう8月も終わっちゃうのに(涙)。しかし、このメニュー。下國流のズボラ飯だったのか……ズボラの次元が違いすぎる気がするんですけど()まず、実と芯を分けていく段階で、真のズボラ人間はステンレスの輪っかでできたような、トウモロコシカッターを使うと思うんですよ(ぉ)。イメージすると、こーゆーの↓とうもろこしカッター黒柄 (とうもろこし実取り器)価格:980円(税込、送料別) (2022/8/28時点)個人的な技術力のなさは、文明の利器でカバーするのが現代のズボラさんだぜ(←ちっとも自慢になりませぬ)トウモロコシのひげもお料理に利用する、というのが新しいかも?「ひげ茶」みたいな使い方は聞いたことがあるけど……。芯から出汁が取れるよ~という情報も、最近はあちこちの番組で紹介されるようになりましたねぇ。つい最近も、NHKさんが「黄金水」なる言い方で猛プッシュする番組を見たばっかりだし(しかし、35分もとうきび茹でたことないなぁ……)。取り外したコーンの粒は、フライパンで炒める、というより、焼く。これは、DAIGOさんに伝授したコーンスープの作り方にも出てきたものですなー。焦がしコーンというと、自分ではほとんど作ることがなくって、なんか札幌の大通公園で買って食べるヤツ、というイメージが昔からあった(苦笑)。たぶん、あの焦がししょう油の味に勝てる味付けが自分でできる気がしなかったからだと思うけど……そっか。みりんが入るのか。実家の料理じゃ、みりんってあんまり使わないんだよねぇ。焦がしコーンが完成したら炊飯器に入れて、スイッチオン。炊けるまでの間に、おひげの調理に進みます。すると、おひげは天ぷらになっていた()。どんな味になるんだろ……気になる。ご飯が炊きあがったら、盛り付けて完成。うーむ、コーン好きにはたまらん量ですな~。芽室のコーンチャーハンを彷彿とさせます(ぉ)。いっぱい作り過ぎても、おにぎりにして職場に持っていくのもありかも~と思ったら、今までで一番作ってみたい料理になったかも。何にしろ。少なくても、8月中にはトウモロコシ買ってこよう……(あと4日弱)
August 28, 2022
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お目覚メシ #35 へ戻る雨が続いています……それも、警報が出るほどの強い雨で、大変気が滅入りますどんだけ強い雨だったかって言ったら、今月のはじめ、いつの間にか車の側面にべったりとついてた鳥のフンが、いつの間にか天然シャワーで洗い流されていたレベルこれは、秋の収穫が心配になるレベルだわぁたぶん、すでにいくつかの地域では被害額の算定が始まっていると思うんだけど、本業があまりにも忙しすぎてニュースを全然チェックできてない(哀)。どころか、バラエティもドラマもぽろぽろ見こぼしてるなぁ……(「充電させてもらえませんか?」の道東・野付半島編は、TVerですらも諦めて、Paraviで観始めたが)。それでも、お目覚メシ感想チャレンジ(←)だけは、なんとか細々~と続けていこうと思っている、はやせでありますっ(まずは、何よりも日曜日中にはUPせねば……)。今回のメニューは、 うまみキャロットラペ です(動画はこちらから~)。キャロットラペ、というお料理については、過去のお目覚メシで少し触れていましたっけ。えーっと……(検索中)……あった。#6ですね。ニンジンをメインに使ったお料理というと、はやせの(乏しい)ボキャブラリーの中では、にんじんしりしりくらいしかなくて(今回のCHEF-1で、いかにんじんの存在も思い出したけど)、しかも自分で作ったことがあるものとなると、メイン料理にはなりそうもないニンジンのグラッセくらいだったりして()そんなわけで。ニンジンレパートリー(むしろ、語彙)の一つを増やしてくれたこの知識は大変ありがたかったものです。今回は、そんなキャロットラペを、旨味たっぷりな食材を使って和風にアレンジするレシピだとのこと!…………基本のキャロットラペがよくわかっていないのに、いきなりアレンジレシピでいいのかって思いがちょっぴりぴりあったりしますけど()。レシピを見る限り確かに旨味の塊しか使っていないので、にんじんが苦手な人にも食べやすいものに仕上がりそうな予感はします!分量の話をすると、にんじんを丸ごと1本余りなく使うところが良きです。一人暮らしだと、一本ってなかなか使わんのよね~(1本遣い切ろうとすると、たぶん、4日ぐらいカレーが続く)相変わらず美しい千切り包丁さばきを堪能(←)したあと、乾燥したままの干し貝柱が投入。これは、にんじんから出る自然の水分で戻すというあたりも良いですね~。なんか、いかにんじんの美味しさがわかってきそうな気がした(←そっち!?)塩味を足す塩昆布を加えて10分放置すると、にんじんも貝柱もいい感じでしんなりして、食べやすそうな柔らかさに。調味料を加えて盛り付けて、鰹節を振りかけて完成。うむ。いかな野菜苦手人間のはやせでも、これだけのうま味とごま油があれば、美味しく食べられそうな気がいたします!(誰かが作ってくれれば……)関連動画には、にんじんしりしりと、あの!三國シェフの「基本のキャロットラペ」の作り方も載っていたので、基礎学習もばっちりですね!(←?)むぅ~。さすがにほぼ週休一日勤務だと脳の疲れまでは充分にとれなくて、何やらもやっとしたオチになってしまった……。
August 21, 2022
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お目覚メシ #34 へ戻るザンギは基本、何もつけない派の、はやせです(イチモニ!クエスチョンより)。ただ、ローソンのからあげクンは、プレーンよりチーズやレモンのほうが好きなんですけどね?何でだろ??で。内地のから揚げと北海道のザンギの違いは何か、と考えると……。実際の定義はともかく、個人的には、衣に片栗粉を使っていて、外側がボコボコ&カリカリなものをいただいている時に、「ああ、ザンギ食ってるー!」と思うことが多いです。と、すると。今回のお料理は、はやせの中ではザンギではなくて、あくまでから揚げ(まぁ、ご本人もザンギとは一言も言ってないしな)。ということで、今回のメニューは、「全員集合からあげ」、です。ただ、このからあげ……。先週の予告でちらっと見たときから、CHEF-1グランプリ2022大会の、決勝前のブリッジ(プレモルで乾杯シーン)で、初代サマ🐉が披露された「ビール泥棒チキン」と(ほぼ)同じものなのでゎ?、とその時に思った率直な感想()の方は、本編の感想の方に載せることとして(いつ完成することやら)、ここではいつもどおり、調理シーンの感想の方を追ってみましょうかね(例によって、事前に動画を見ておきたい方はこちらから~)本日は、動画バージョンだとBGMがやや大きめで、若干声が聞きにくいかのぅ?衣に、小麦粉や片栗粉などの粉以外のものを使うアイデア自体は、ミスター味っ子の頃(フライ対決の時……だったと思う)から、それほど珍しいものじゃないと思うとは思いますが、それもせいぜい一種類(だって、つきにくい&剥がれやすい&揚げたときの焦げやすさが違う から)。それを、「全員集合」と名付けて複数使う、というアイデアは、確かに、ちょっと見たことがないかも?特に、衣を繋ぐ素材の一つとして、摺り下ろしたじゃがいもを使うというのは良き。現代の片栗粉は、じゃがいもが原料になっていることもあるし、相性が良さそうです。揚げ時間については、お肉の大きさで多少前後する可能性があるものの、3分揚げてあとは余熱で火を入れるのね~(メモメモ)ちなみに、余った柿ピーと枝豆の活用方法まで伝授してくださるところが大変良きです!こうして、ご家庭でも真似がしやすい変わり種のから揚げが完成。試食タイムでは、(何故かCMばりに)ビールを飲むシーンに時間をかけてフィニッシュwCHEF-1の出場者たちの雄姿もプレモルCM特別版に使われたりしてたし、今後、料理人さんによるCMオファーが増えるかも??とも思ったけど、料理人さん側としてはお酒の種類を固定化されるのもあんまり良くないか
August 12, 2022
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お目覚メシ #33 へ戻る暑いというか、今年の夏は蒸し蒸ししてるな~動きたくない~と思っていたら。この地域での、観測史上最高気温の記録していたんですね……かと思ったら、今週はまた、冷たいオホーツク高気圧が出張ってきて、気温が全然安定せず、体調崩しまくりですがぁ~そんなバテバテのはやせにもぴったりのお料理が、今回のメニュー。スタミナ丼ガレット でございます~(動画はこちらからどぞ~)……とはいえ、ニラはともかく、キムチも納豆も、どちらかというと苦手食材ですが~(ぉ)。火を通せば、少しは食べられるかのぅ?このお料理のポイントは、スタミナガレット丼、ではないところっすね。ご飯は少な目に、むしろ小麦粉の代わりの繋ぎとしてみじん切りした具材とよく混ぜ、あくまで、スタミナ丼的具材を使ったガレット(フランス料理)を作る、という。今年のCHEF-1の感想の中にも、はやせはガレットについていくつか言及したものがあったのですが、フランス語の言語に忠実に解釈すると、広義には「円く焼いた料理」を意味するのが、ガレット。日本では、そば粉を使ったクレープ=ガレット、という解釈がもしかしたら一般的になっているかもしれないけど、それはあくまでガレットという大枠(総称)の中の一種類。なので、原義に忠実になると、お好み焼きだってガレットの中に含まれると思うよ。そうすると。完成品の画が、どうにもチヂミっぽく見えたって、ご本人🐉が「これはガレット」とおっしゃるなら、これは間違いなく、誰がなんと言おうとガレットなのですっ!(← 沼ハマさんの贔屓目、ここに極まれり)粉チーズやゴマも入れて、香ばしさが増している(であろう)生地を、フライパンで焼きます。焼くときはサラダ油で。片面2分。タネが柔らかいので慎重にひっくり返しつつ、もう片面を……。🐉「言ってなかったっすけど、バターみたいなものって、入れても大丈夫っすか?」……この時もし、はやせが飲み物を飲みかけてたら、「ブっファーッ」と噴き出していた自信があるwwwまさかの、最初のレシピ一には一切載ってなかったバターが、ここで飛び入り参加ッッ!!こーゆーところですよ……このお方🐉が、どーしよーもなく、天性の天才料理人だと言わざるを得んところは 調理している瞬間のインスピレーションで、レシピがどんどん変わって、しかもそれがぶっつけ本番で上手くいっちゃうところ!(つくづく、時代が時代なら料理の鉄人向きの才能……)スタッフの皆さまも心得たもので、きっちりと大さじ一サイズ程度に切り分けたバター数個を用意してご覧に入れてくださいました。🐉「なんか、用意されてた感じだな」www(← むしろ、台本があったらまず出てこないような台詞っ)もっとも、はやせ的に推察いたしますと、このお目覚メシも何本かをまとめ撮りしていることと思いますので、別レシピ用に用意してたものを先食いしただけなんじゃないかと思いますけれどもまぁ、それでなくても🐉サマのレシピはバター登場率高めですし。スタッフ側があらかじめ常備していたと考えても、別に不思議ではないですw(まぁ、きっちり数えたことはないんですけど。そして、冷製のお料理にはバターじゃなくて、だいたい生クリームが出現する)。最終的には、「ヤバい」を連呼しながら、完成wいやいや、ヤバいのは料理じゃなくて、アナタ本人ぢゃーっっ!!!(誉め言葉)一応、バター醤油にマヨ&七味を付けることで、キムチ&納豆が苦手なはやせでも、食べやすそうには出来上がっている気がしますです。ハイ お目覚メシ #35 へ続く
August 4, 2022
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お目覚メシ #32 へ戻るえーっと。まず、CHEF-1グランプリ2022の記事のUPは、今しばらくお待ちくださいませ。にわかに本業の方が忙しくなってしまい、平日の執筆可能時間が2時間くらいになってしまった……5000字くらいの記事1本でも、書き上げるのに6時間くらいかかるのに()当然結果はすでにわかっていますし、この情報化社会の中検索すればネタバレなんてもんじゃないレベルでいろんな情報が飛び交っていますけれども、やはり自分自身のポリシーとして、番組感想文としてはネタバレを文頭に持ってくるのは嫌なんですよ(論文じゃないんだからさー)。現在鋭意執筆中!期待は……あんまりしないで、待ってて、ね?(何っ!?)さて、#33です。はやせの番号の数え方は間違ってなかったようで、公式さんのYouTube配信の番号の方が修正されてましたwついでに言うと、初代サマ🐉のドラゴンシェフの称号も、全部CHEF-1に鞍替えしていた……。まぁ、仕方ないけどさまずは、今回もタイトルから。命名は「ときしらすパスタ」。時知らず × しらす で、ときしらす。……たまぁに出現する、ネーミングを先に考えてから実際に作ったのかなぁ?的なお料理、ですかね?それであっても、驚異的なバランス感覚で(たぶん)まとまっている(のだと思う)ところが、この方🐲のレシピであります(←いい加減、自分でも作れよ)。まぁ、鮭のクリームパスタは間違いなく美味しいお料理なので、それを夏鮭の代名詞でもある時知らずで作れば……よだれの出る味になるのは疑いようもないです。ハイw時知らずは、皮と骨を取り除いたものを使用。どう取り除くか、の、技術面については、#5 いも(ちゃんちゃん焼き)もちの回の時にやっていたはずなので、バックナンバーをご確認くださいませ。時知らずを4等分にしたあとは、ニンニクのみじん切りですが……この細かさがどう考えても、はやせの技術力じゃ真似できない タマネギのみじん切りの場合は、最初の縦切りの時にヘタの部分を残して切ることでバラバラになって飛び散るのを防ぐテクニックは知ってはいますけど……それをこのちっこいニンニクでもやるんだもん。この人(ぉ)パスタソースについては、ベースを生クリームに置きつつもお酒とみりん、それにお味噌や酒粕も入って、和を感じるテイストです。これは、普段市販品のパスタソースじゃ物足りない人間にもアレンジしやすくなる材料ですかのぅ。ここで、下國流と江戸文字みたいなフォントでポイントが紹介されましたですよ。時知らずはソースの余熱で火を入れるのかぁ!むーん、やったことないわー(ぉ)。と、いうのは。鮭はアニサキスの保有率が結構高くて、ですね(海で獲れる時知らずなら、もしかしたらもう少し安全かもしれんが)。これを回転寿司などで生で食べられるようになったのは、完全に殺菌された養殖場で育てられた、養殖サーモンだからできるようになったのですよ。なので、家で鮭のお刺身を食べる時は、少なくともうちの実家では、ルイベでいただくのが常識のおうちでした(なんだったら、水だこやマグロの刺身すら、ルイベ状態だったぜw)。なので……食中毒が怖い方は、天然の時知らずじゃなくて、養殖サーモンを使って作ってみるほうが良いかも?(← 身も蓋もナシィィ!!)天然物を使うなら、一度がっちり冷凍→冷蔵庫でゆっくり解凍したもの、かなぁ(あくまで、はやせ個人の見解では)。生鮭をこの調理法でいくんなら、余熱であっても温度帯は70度(鮭の内部については60度以上)をキープして、1分以上。ゆっくりでいいので、じっくり加熱、です。(はやせを含む)心配性なシロウトさんは、料理用の温度計を用意して作ると良い感じかも?粘性の高そうなソースなので、温度が冷めるまでの時間は長そうな気がしますけれども。しっかり火が通ったら、時知らずはいったん取り出して、仕上げ。ちょうどいい時間にゆで上がったパスタを、ソースの入ったフライパンに直接移し、このタイミングでもう一つの主役・しらすさんを投入。ソースに絡まるよう和え和えしちゃいます。ソースが少し煮詰まったらら、時知らずを戻してさっくり混ぜ。時鮭(と、いう言い方をする場合もあります)はほろほろに崩れやすいほどの柔らかさなので、盛り付け時には崩れないよう慎重に飾る、と。最後は相性の良い黒コショウをかけて完成です。……こういう繊細な盛り付けを見ていると、一流料理人さんとはガサツでせっかちな人間には務まらんのぅ、と、思ったりも、します(例え根はせっかちな人間であっても、必要な時にはそれを抑え込めるだけの精神力がいる、とでも言うべきか)。夏食材が手に入りやすい今時期だからこそ、やりたいお料理ですよね~(鮭はともかく、しらすは自分の人生の中で積極的に買おうと思ったことが一度もない食材だしな)今週末も急遽「help入ってー」と懇願されて、また土曜日に休日出勤するハメになりましたが……ここまで遅れちゃったら、もうまったり更新していこーっと(← むしろ、おまぃはもうちっと焦れ) お目覚メシ #34 へ続く
July 29, 2022
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お目覚メシ #31 へ戻る土用の丑の日です。今年の具体的な日付は、7/23。果たして、この記事はその日までに間に合うのかと、若干戦々恐々としておりますガーウナギが絶滅危惧種となって高くなって以降、この日はどちらかというと、セコマのさんまの蒲焼き()を食べることが多くなっていたのですが、サンマも獲れなくなって高くなっちゃったんでねぇ(涙)。しょっちゅう食べるものでもないですが、もし普段の1/3サイズくらいのカットかば焼きが売っていたら作ってみたいと思うお料理が、今回のメニューでした。その名も、うなおむらいす(動画はこちら~)。……なんか、番号がズンズンズレていっているように見えるのは何でだろう?時間ができたら一度総点検せねば……。ウナギ+卵の組み合わせは、有名なウナギ専門店でもうな玉丼として出てくるくらいメジャーな組み合わせでしょうけど、ウナギを食べることが今ほど一般的じゃなかった(=まだ中国製のウナギのかば焼きが、今ほど店頭に並んでなんていなかった)と思われる頃、いち早くウナギと卵の組み合わせを西洋料理で表現して、まだお子様だったはやせにも憧れを抱かせるに十分だったお料理がありました。このサイトでもたびたび言及してきた、「ミスター味っ子」より、オムレツ・コース料理対決(前菜・メイン・デザート対決の全てをオムレツで作るという、今思うとなかなかにキテレツな回だったw)。このメインを張るお料理に、主人公・味吉陽一はウナギをチョイスしていたんですねー。余談ですが、その後陽一はウナギ屋のご主人とのウナギ対決をするときに、実はウナギを捌けない、という弱点があることがわかったのですが(その後、努力と才能で克服)、じゃあその前の、この時のオムレツ用ウナギはどーやって捌いたんだというツッコミがwまぁ、多少の設定の矛盾なんて、情熱と勢いでねじ伏せるのが、注目型さんタイプのマンガだと思います(むしろ、面白さのパワーで設定の矛盾なんて軽くブっ飛ばしていく……ちょっとした矛盾も気持ち悪くなるし、しかもそれを他人にツッコまれると自分が相当落ち込むのがわかっているので、デバックに時間がかかる法則型さん作品とは大違い← つまり、HUNTER×HUNTERは法則型さん作品だと思っているはやせ)この、ウナギ + 卵 + ご飯 という間違いなく美味しい既存の方程式から、自然とオムライスという最適解を導き出せるのが、このお方🐉であります。レシピも相当、準備しやすいシンプルな構成。あえて言えば、いつも生クリームが余りがちになってしまう分量なんですけど、まぁ残りをホイップクリームにして買ってきたシンプルなシフォンケーキかなんかと一緒に消費すればいっか。……今回の面白ツッコミポイントは、画面外からゆっくりとせり上がってくるウナギのかば焼きご登場シーンでしょうか?(ぉ)あらかじめご飯とウナギを軽く混ぜておくこと、卵液を用意するところなんかは普通なんですけど……。この作品の最大の特徴と言っていいのは、オムライスを作るために卵焼き用の四角いフライパンを使うこと!……だと思うんですけど、何故誰もツッコまないのですか(テロップ仕事しろっw)オムライスは、ご家庭で作るにはわりと技術のいるお料理なのですよー。なので、これまでのお料理番組では「オムライスを上手に(または楽に)作るテクニック」の伝授なんかもテーマになったりしたんですが。実家の母も、昔はよくオムライスを作ってくれていたんですが、大盛りのチキンライスに極薄卵を被せただけ(下手したら、時々穴があいてる)みたいなビジュアルになったり、一方でタンポポオムライスみたいなトロふわオムレツをチキンライスに乗せてナイフで開くみたいなタイプも生まれたりもあったりしたと思うんですが……。お一人分オムライスを可愛らしく作るなら、もしかしたら普通のフライパンより相当楽なんじゃ?何しろご飯を中心に置いても軽い。巻きやすい。出来上がりをお皿にも移しやすい。形は最初からある程度整っている。理に適ってます!なんだったら、このまんまお弁当に入れられるサイズですわー(時期的にはもう夏休みだが)お皿にうなおむをスタンバイしたら、お次はソースの出番。もちろん、ベースに使うのはウナギのタレです。伊達に江戸時代から「ウナギに合う旨いタレ」として生き残っている味ではないw他に、ウナギ相性の良い山椒、一方で、オムライスに寄せるケチャップ。さらに、生クリームを合わせてフレンチソースに。ちょうどいいバランスの分量がおむにかかると、仕上げに追い山椒を振りかけて完成です。はぁぁぁ、ンマそうですぅぅ~。あまりに美味しそうすぎて、試食時の映像も完全にうなおむサマに持っていかれてるのが多少残念ですけど(ぉ)。ご馳走様ですっ(←食ってないし)さて、タイトルには久しぶりに「+α」を付けましたが、そのαは一度ここまでの文章をUPしてから追記する予定です(だって、23日になるまでもう1時間切ってるぅぅ!!)。予告ですが…………やっぱり、思ったとおり(むしろ、それ以上w)ツッコミ不在だったよ(ぉ)。【第2版追記】と、いうことで。CHEF-1グランプリ2022の全国大会放送日が目前に迫ってきましたので、色々な関連番組がTVerでは花盛りですけど(「相席食堂」はちょっと、感想を書いてみたい……が、千鳥のお二人ほどのツッコミ力は、はやせにはないからなぁ)。中でも、はやせ的に言及しなきゃならんのは、前回記事の第2版に追記していた「DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~」でしょ!15分番組(CMを抜かすと、放映時間は実質10分程度)という短い時間の中で、こんなにもツッコミどころ満載だった番組、他にありましたか!?まずは、7/21放送分の、「ひやラビオリトマト」。DAIGOさんからのリクエストにより初代サマ🐉が考案されたレシピですが、そのリクエストというのが。DAIGOさん「お店クオリティなのに、簡単で、映えて、新しい料理!」構成要素多っっ!ご本人が素直におっしゃったとおりの、まさに無茶ブリただ、最初は「お手柔らかに」と謙遜していた初代サマ🐉ですが、お顔は自信満々です(ぉ)。最初はミニトマトの湯剥きから。沸騰したお湯にミニトマトを入れます。初代サマ🐉「だいたい、5秒くらい。1、2……」(声がなくなる)DAIGOさん「GO!!」(←言い方が明らかに、5じゃないw)初代サマ🐉「ちょっと、5秒って言い過ぎました10秒にしましょうか」多少の擁護をすると、試作時のミニトマトの大きさや、現場のコンロの火力などなどで、このあたりは多少、変動があって当たり前な部分ではありますがペロッと皮むきを終えて半分にカットすると、次はDAIGOさんに塩と甜菜糖を一つまみずつ振りかけてもらうシーンに。初代サマ🐉「めっちゃいい感じですね~」DAIGOさん「今のでもうわかりました?」初代サマ🐉「只者じゃないな、と」DAIGOさん「ww ホントですか?w」ここだけですでに、褒め殺しが過ぎる初代サマ🐉ですが初代サマ🐉「CHEF-1グランプリ、出(れ)るんじゃないですか?」ちょちょちょ、ちょぉっとーぉ!DAIGOさん、すでに40歳過ぎてますよ!完全に、年齢制限オーバーですっっ!wwという、はやせの脳内高速ツッコミに対して、DAIGOさんの返答がさらに斜め上だったwwwDAIGOさん「50年後ぐらいに」wwwww「若手シェフ」の定義って、いったいwwwwwラビオリの中身の具材は、メインにクリームチーズ、それにちりめん山椒という、和洋折衷なチョイスに、オリジナリティを感じます。餃子を包むのが得意、とおっしゃるDAIGOさんのために、ラビオリを包む時間に放映時間をかけた構成に。ラビオリの形に整えるための初代サマ🐉の手つきが、ほぼ「きゅんです」ですっ(ぉ)。たぶん、DAIGOさんにはほぼ見えてないがDAIGOさん「いいんじゃないですか!?(包んだラビオリの)カタチ」初代サマ🐉「このまま置物にしたいですね」初代サマ🐉。本日は、ワードセンスが冴えてますwここで、DAIGOさんがラビオリを包みながら前回大会の話を振ります。DAIGOさん「CHEF-1グランプリってぇ、チャンピオンになれるなんて、自信があって、やっぱ(参加したんですか?)」初代サマ🐉「エントリーしたときは、ね。やっぱりね。もうその自信しかなかったんですよ。でも、出てる間に、なかなか厳しい審査員でして。精神的なことを言われ続けて」DAIGOさん「精神的なこと!料理のことじゃないんですね」あの、サバイバルラウンドの激闘を知っている者からすると、そこを振り返って人に「話せる」ようになっただけで、良かったなぁと思いますですよ~(何しろ、準決勝では記憶が生々しすぎて、「思い出したくない」っておっしゃってたんだから)。それでも、DAIGOさんから「出てよかったですか?」と尋ねられて、食い気味に「もちろんです!」と、力強くおっしゃってもらえてホッとしました。仕上げまでの調理工程ではある程度の尺を稼ぎ、盛り付けと試食にも時間をかける番組スタイル(まっ、この番組の主役はDAIGOさんなんで)。そして、試食のターンでは……ついに、怒涛のツッコミラッシュwww。DAIGOさん「最強の前菜ですね」初代サマ🐉「新しくないですか?」DAIGOさん「めちゃくちゃ美味しいですぅ」(←若干返答がズレてる)初代サマ🐉「この発想、新しいんですよ」(←「冷たいラビオリ」が珍しいという知識がないと、伝わらない)DAIGOさん「新しいですよねぇ?」(←わかってて言ってる返答なのかどうかがわからない)初代サマ🐉「スゴイですよね!?」(←リクエストどおりの発想力を褒めて欲しい?初代サマ🐉w)DAIGOさん「スゴイっす!いや、美味しい」(←やっぱり、味を褒めたがるDAIGOさん)(中略)初代サマ🐉「ラビオリって聞いて、こんな涼し気なものって、正直、想像しないので。そのギャップを…ちょっと、自画自賛しちゃってますけど」(←結局、全部説明しようとしたら、自画自賛になってしまった初代サマ🐉)(スタッフ笑い)初代サマ🐉「そのギャップも素晴らしいんですよね」DAIGOさん「やっぱねぇ。いや、いいんですよ、それで」(←いや、たぶん誤解です。ソレwww)だからぁ、ある意味混ぜるな危険!な二人なんですってばぁ!wwwwwズレ漫才みたいで超面白いけどっwww(←ぉぃ)。ただ、この番組のいいところは、使った食器類をDAIGOさんが洗って〆る、というところですね。DAIGOさん「でも、下國さん。いいキャラクターしてたな。俺もこれから、自分のことをもっと褒めていこう」(←嬉し楽しそうw)……まぁ、いいキャラなのは間違いないですwどういいか、については……はやせの認識と若干ズレてる気が、しないでもないんですけど()次の日の感想は、また第3版で(ぉ)。【第3版追記】と、いうことで(2回目)。7/22分の方の感想を。毎週金曜日はDAIGOさんが一人でお料理にチャレンジする日だということで、前日よりももっと作りやすいレシピとなっておりました。とうもろこし好きのDAIGOさんのリクエスト、という体で(←)紹介されたレシピです。その名も、「焼きとうもろこしのスープ」。初代サマ🐉お得意のミキサーを使ったスープですが、DAIGOさん向けに工程は少な目、かつ、あんまり聞いたことがない「焼き」の枕詞がついた、ありそうでなかったコーンスープとなりました。まずは、皮つきのとうもろこしの皮を剥くところからスタート。外側の固い皮は捨てますが、「内側の少し柔らかい、茹でたら食べれそうな部分は使う」という発言が。この時点で一瞬、「……ん?」と何か引っかかるものを感じましたが。DAIGOさん「いつ頃が、食べごろというか」この発言。どちらかというと、一般的なとうもろこしの旬、あるいは、市販品を買う場合の目利きを尋ねていたんじゃないかな、と、個人的には思ったりしたのですが(なので、はやせが答えるとしたら「ひげがしっかり真っ茶っ茶になるぐらいがちょうどよい食べごろですよー」と、答える気がする)。前段で「食べごろの皮を残す」という説明をしていた初代サマ🐉は、どうもこちらの返答に意識が集中したようで。初代サマ🐉「食べちゃいたいな、みたいな、感じの、柔らかそうな、コイツ食べてしまいたい、みたいな、イメージが出てきたら、いきましょうか」えーっと一応、テロップでは「内側の柔らかい皮だけを使う」との補足説明があったので、視聴者に対してはある程度伝わったものかと思いますが……。DAIGOさん「なるほど……ちょっと、すいませんあんまり、ちょっとよくわかんない」(困惑)そりゃそうだろwDAIGOさん「食べごろ……」初代サマ🐉「えっと、これ以上の説明、ないんですよね」DAIGOさん「じゃ、じゃあ、大丈夫ですw」ズレ漫才再びぃぃ!!wwwそれでなくても、「柔らかい皮」の説明がめちゃくちゃ抽象的かつ感覚的な、初代サマ🐉の言動。これぞ、天才にしか操れない宇宙語()以前にちらっと書いた、もし初代サマ🐉がリモートシェフにご出演されたら……の、はやせ的シミュレーションの一端が、図らずもここで垣間見られました()。いや、放送時間は短いけれど、収録時間には制限がなさそうな番組で、良かったです(ぉ)。皮を剥ぎ続けるVTRが巻き巻きになって、ようやくコーンの実が見え始めた頃。DAIGOさんは指先の感覚で、初代サマ🐉が言わんとしたことを理解したようです。DAIGOさん「やっぱ、百聞は一見に如かずですね。やっぱりぃ」ただし、その感覚が視聴者にまで届いているかどうかについては……あんまり、自信がないですよ?w だって、DAIGOさんもどう考えても、感覚型のお方だもの(ぉ)。お次は、コーンの実を包丁でそぎ落としていくターン。初代サマ🐉「なんとなーく、コーンの大きさ、イメージして、包丁で、横からさく、さくーっと」やっぱり、どうにも指示が抽象的な初代サマ🐉。案の定……。DAIGOさん「ちょっとね。コーンのサイズ感。見誤ってましたね」wwwwwそれでも、その後は概ね、さくさくーっと進みまして(とうもろこしの芯を切るシーンは、ちょっと指先が怖かったけど)。お次は、そぎ落としたコーンをフライパンで焼くターン。焼き色が付くまで「待つ」のも大事、という、コツを教えてもらうDAIGOさん。これは性格的に向いていそうです!30秒待って混ぜる、を繰り返して、いい感じに焦げ色が付いたら、無塩バターを投入。DAIGOさん、わかりやすくテンションが上がるw「鍋肌」の意味がわからないところが、料理超初心者さんのリアルだなぁと思いつつ、逆にその素直な素人っぽさが愛される番組になるコツかなぁとも思います。皮とひげと芯でとった出汁を加え一煮立ちしたら、ミキサーにかける前に粗熱を取る。その焼きとうもろこし成分の塊をミキサーへ入れるシーンで、DAIGOさんが一言。DAIGOさん「これもう、俺ねぇ。シェフがいなかったらぁ、コーンバターで食べちゃってましたよ」www初代サマ🐉「つまみ食いしても良かったかも」wそこはせめて、味見と言ってあげて!初代サマ🐉www鍋肌がわからなかったレベルのDAIGOさんなので、ミキサーの使い方も「初めてミキサーを触りました!」レベルの教え方になりました(たぶん、お目覚メシならVTR時間はコーンを切ってるくらいの時間でとっくに終わっている)。実際に、これがミキサーデビューっぽかったようですが。お店クオリティを目指して裏ごしを敢行するDAIGOさんですが、そこはそれ、まだまだお料理に慣れていないので、割とスープが周辺に飛び散っています……。それが気になるのか、思わずふきんに手を伸ばす、オープンキッチンで鍛えられていたであろう初代サマ🐉が、なんか好きwお皿に盛って、クルトンを飾って完成。試食時に、DAIGOさんから「人生で初めてですね。このスープ」という、最大級の賛辞が(お家柄的には、これまでも色々と食べてこられてきた方だとは思うんですけれども)。焼きとうもろこしの風味を残しつつも、やはり後から加えた生クリームがスープ側に寄せていく決めてかなぁと思いました。最後には「先生」呼びになって、終了wかる~く感想もググって調べてみたけれど、「また来て欲しい」という声もあって、結果的には出演されて良かったかな。大変楽しかったですw お目覚メシ #33 へ続く
July 22, 2022
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第00弾 から読む 第20弾 へ戻る安倍元総理の事件が起きて、一週延びていた「北海道道」大泉洋SPを見ました。基本は生放送のこの番組ですが、この時ばかりは公開収録番組となっていて、延期になった影響をほとんど受けなかったということが、良かったのかどうかというと……人、亡くなっているんでね。大っぴらには喜べませんが、見ている最中はそんな外野の情報など頭から吹っ飛んではいました()。普段から好きな番組ではありますが、特に今回は、見どころ・笑いどころがてんこ盛りで、終始目が離せませんでしたが、それを見ていて少しわかったことがありました。はやせが何故、初代サマ🐉こと下國伸シェフから、目が離せなくなるのか。この感覚に、はやせはどこか覚えがあったんですよ。アレです。大泉洋さんを、はじめて、救命病棟24時で見たときの感覚()。理屈と理性では、どう考えても間違いなく良い仕事をしてくれるとわかっているのに、感情的にはどこか危なっかしくって、何かやらかすんじゃないかとハラハラしちゃう(そして、時々本当に笑いの神がご降臨してしまうw)、親心的な感覚。つまり。下國シェフ = 料理界の大泉洋!!()…………な~にを言っちゃっているんでしょうかね?この、はやせって人間は()。しかし、今回の番組もそんな感情のまんま、TVerに突入していきましたですよ。もう、関西での放映が終わった直後の4時ぴったりから視聴を開始した、CHEF-1グランプリ2022特別番組を。では、(贔屓度200%な)番組感想文を、どうぞ、お暇な方はお付き合いくださいませ。まずは、去年の大会の振り返りから。名場面の数々が、OAされた時間の数倍、脳裡に思い浮かびます(←録画をしてなかったんで、ひたすら脳裡に刻み込まれるまで繰り返しABEMAの動画配信を見まくった人)【第2版追記】前回大会の総監督・須賀洋介シェフが、決勝戦の最後の最後で褒めてくださったVTRを見たときのMC・山里亮太さんがボソッと「ずっと怒ってたのに……」って言うのが、ちょっとw一つ気になったのは、ゲスト・森泉さんの「これ美味しかった、あれ~」との、ワイプからのセリフ。確かに準決勝、彼女がスタジオにいた記憶はあるんですが、ただの見届け人だったはずなんだよなぁあれかな?インサート用に、大会では審査員の人数よりも一人分多く作っていたはずなので……え?もしかして、それ、食ってたの?(ぉ)まぁ、映像を撮ってハイさようなら~では、せっかく作ったお料理に申し訳ないので、撮影が終わった後の物撮り品は、恐らく現場スタッフの皆さんが美味しくいただいているんだろうな~と、勝手に想像していましたが……。その後、彼の人生が優勝後にどれだけ激変したのか、というあたりを紹介された後、個人的に事前情報時から一番気になっていた、ニセコに開かれるというお店の情報が紹介されました。思ってたホテルレストランとはちょっと違っていたけど、完成予想図から考察するに、コンドミニアム群の中心に富裕者層向けの国際的な高級フランス料理店を作る……というイメージか?総合開発の一翼を担うというか。このロケーションの土地は、今は個人ではとても確保できるレベルじゃないと思うので、やはりこのプロジェクトには資本家のオーナー(会社)さんが別にいて、そのお方のオファーがあったんだろうなぁ、とか、色々考えちゃいましたわー。ワイプの中の、山里さんの「えーっっ!!?」顔も、サイコーですがwあ。はやせにとって、「考察」という言葉は「根拠のない妄想」とほぼ同義語なので、話100分の1くらいにして聞いておいてください()旅の開始5か月ですでに訪問済みなのは15道府県。埼玉県・岩手県・広島県・沖縄県と、訪れた地域がどんどんパーンされていきますが、今回のお料理に使われなかった食材については、ほぼ顔見世だけ() 撮った映像素材の9割方は使われていないんじゃなかろうか……いや、ご本人の血肉となって将来に活かせるのなら、何でもないことですけど。映し出された地図からピックアップすると……北海道・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・埼玉県・千葉県・静岡県・石川県・京都府・大阪府・和歌山県・広島県・福岡県・沖縄県 で、15道府県かの?もしかしたら、指し示された順番が訪問した時期の順番にもなっているかもしれんが、そこまで調べるのはさすがに力尽きた()。番組の正式タイトルがイマイチわからなかったけど、これがそうかな?というものがこのあたりに登場。題して、「CHEF-1グランプリ特別編 初代王者 下國伸 究極の一皿を求めて日本列島 食材探しの旅」です。めちゃめちゃ冠番組っっ!初代サマ🐉ご本人にしかできない、究極の一皿とは何なのか。当初のドキドキ感は開始5分ほどですっかり消え失せて、こんなワクワク感しか感じないありがたい番組もなかなかないものだなぁと思いましたです。山里さんのお言葉がまた、いいんですのよ~。MC・山里さん「スゴイですね~。やっぱ、夢叶えた人間の成功する姿の、そして、新しい夢の歩みはじめるスタートを見れたのは、嬉しいですね!」だって、ねぇ?そのドリームを一番目の前で見ていた人の一人だもの。彼への思い入れも他の方々とは違うでしょう?wその後、話を振られた森さんの言動が、モデルもやっている彼女らしかったw森さん「前回会った時よりなんか、垢が抜けて、カッコ良くなってるよね?」初代サマ🐉「ホントですか!?(照)」山里さん「レギュラー番組持ってますから」そんなにレギュラー番組にこだわる?wwその後、前回大会の影響力の話になったり(電話回線のパンクに、ネット予約何百件!)、新規レストランの話になったり。北海道の食材に対する勉強量と思い入れについては、他の同世代の料理人さんに負けない自負はあったでしょうけど、前回大会の決勝のテーマ食材の一つが高級マンゴーで、それが自分で扱うのは初めての食材で、自らに足りない部分がまだまだあることを痛感したのかな、と。ご本人もおっしゃっていましたが、ニセコは今や国際的なリゾート地であって、ここで初めて「日本」を知る外国人観光客もたくさんいるわけです。そんな場所でお店を開くのであれば、北海道の代表者ではなく、日本の代表者でなければならない。世界に通用する料理人を輩出するためにがんばっている、この大会やRED U-35にとっては、優勝者のこういった姿があって、さらに成功をおさめてもらうことこそ、最終目標だとも思いますので、彼の成長していく姿を追いかけるというのは、お互いにWin-Winであろうなと思います。そんなことを思いながら、旅の模様と、そこで出会った食材たち活かしたお料理を披露する番組のメインへ。【前菜1 沖縄×静岡】人生で初上陸したという沖縄で、訪れた場所は那覇市の第一牧志公設市場。まず、公設市場という存在が、北海道にはないような気がする(歴史を調べてみると、公設になるまでに結構色々あったっぽいが……)。観光客も来るけど、基本的には地元民のための市場、というと、札幌の二条市場に近い感じかのぅ?(←例えが常に道民ローカル過ぎるな)まぁ、沖縄のお魚とか北海道じゃまず入荷がないだろうし、新鮮な出会いがあったようで、大変良き。(とりあえず、はやせの語彙力の中でだと、グルクンはどっかに引っ掛かるものがあったけど ←たぶんケンミンショーかなんかだったと思う)市場では特に、ゾウリエビが初代サマ🐉の心にヒットしたらしく。初代サマ🐉「なんで?なんでこんな形?」形に引っ掛かるてww どーしてこの人はこの年齢でこんなにピュアなんだwマジレスすると、平べったい海の生物は、一般的に、海底で砂にもぐりやすい身体としてこんな形に進化したような気がしますけれども(根拠なし)。で。お店のお母さんに捌いてもらい、お外で試食。これがまた、美味しそうに食べること!マジで画面の絵として耐えられるお姿をしているからなぁ。すると、先ほどのお母さんが「沖縄の食べ方」として、わざわざ島とうがらしを持ってきてくれた!こういうちょっとした食文化って、現地に行ってみないとわからないこと、あるよねー。ワイプの森さんが「ちょっと入れすぎだよ~」と心配するくらいの量(先端から半分くらい)をお醤油に混ぜて、ぱくり。初代サマ🐉「!!!(びっくり顔)やばっ、めっちゃうめぇ!!!」この、全然飾ってない素のリアクションができるところが、またこの方の良いところ。そして、ただの食レポに終わるのではなく、そこからインスピレーションを得て、新しい料理のアイデアが浮かぶまでの、時間が早い。……このあたりも非常に、映像メディア向きの才能だと思いますわー。ということで、沖縄で選んだ食材は、意外や意外、島とうがらし。ワイプの山里さんの「え?どう使うの?」顔も面白いwお次は静岡に飛びまして。静岡県も有名な名産品が多いお土地柄のイメージですね。ウナギとか、色々あるけれど、映ったのは有名な伊豆市のわさび沢。つまり、王道の本わさびですな~。わさびの国際認知度は年々高くなっていて、そのままWasabiでも通用するほどですが、クラシカルなレシピだとフランス料理ではほとんど使う機会のない食材でもあって、「一から学ぶ」とおっしゃる初代サマ🐉のお言葉は本音であろうと思います。五代目ご主人と名刺交換をすると、ご主人、前回大会をご存じだった!決勝だけとはいえ、なんか嬉しいですね~。ちゃんと長靴を履いて生産現場に行くところも良き良き。そして、百聞は一見に如かず。作物がどのように育っていくかの現地視察は大事です~。擂りたてわさびを一口食べたときの表情もくるくる変わってて、見てて全然飽きないわ~(ぉ)。(芸人さんの場合だと、ただただ罰ゲームっぽくなるだけだしw ←それは口に含んでる量が違い過ぎるからだろ)こちらでも、地元ならではの食べ方を教えてもらう、初代サマ🐉。おかかわさびご飯、とでも言えばいいでしょうかね?数少ない、わさびが主役になる食べ方、だそう。道民には、山わさびの醤油漬けをあったかご飯にのっけて食べるという文化もありまして、初代サマ🐉的には初めてだったようですが、抵抗感はなさそうでした。とはいえ……この食べ方。はやせは確か、前に見たことがあるんだよなぁ。熱烈ホットサンドの中で、サンドウィッチマンが登別に行った時に食べていた記憶があったり(もっとも、道民にとっちゃまず新鮮な本わさびを手に入れること自体がけっこう難易度高いミッションになると思うが)。わさびの使い方については、前回大会の髙木さんがゲスト審査員の黒木さんに色々と指摘されていたことが記憶に残っていますが、どうしてもフランス料理だと大胆に使うのが難しくなっちゃっていたみたいですねぇ。と、いうことで。前菜の1品目は 島とうがらし × わさび という辛々食材の合わせ技という斬新すぎる組み合わせに(!)山里さん!顔!顔がめっちゃ嫌そうっ!!wwwしかし、出来上がってみればフレッシュチーズやボタンエビも使った、別の意味で想像の付かなかった素敵な前菜に仕上がっていました。料理名は「島とうがらしとわさび ボタンエビのマリネ」。……さすがに、レギュラー番組の時みたいな、元ネタがわからない人には通じない系のネーミングは出してこなかったな(ぉ)。山里さん「この辛さがあって良かったーって、食べて思うってことは、(辛味のある食材たちが)主役になっているってことですよね?」(中略)森さん「なんか、(食材)全部が手を繋いでるっていうか。ねー」山里さん「むちゃくちゃ素敵な表現。泉さん……」wwwまぁ、結論としては美味しかったということでw【前菜2 宮城×石川】まずは宮城県は気仙沼市の、マグロの遠洋漁業をされている会社を訪問された初代サマ🐉。マグロの赤身と大トロを試食しているお部屋の窓が、漁船を髣髴とさせる丸い窓なのが可愛らしくて、なんか良きです(←そこ!?)一品目はあっさりと、王道のマグロに決定。お次は石川県。こちらも初上陸だったらしいw石川県の食材と言えば、とスタッフに尋ねられて、のどぐろと蟹、と答える初代サマ🐉。いいねぇのどぐろ。しかし、残念ながら海は大荒れで漁は中止。荒波ざっぱーんな日本海にぽつんと一人……。むーん、絵にはなっているのだが(ぉ)。今回は海産物を諦めた初代サマ🐉は、加賀野菜狙いへとシフトチェンジし、加賀市へ。特に加賀レンコンがお目当てのよう。そういや、今年の石川県代表・砂山さんのお料理は、レンコン遣いにインパクトがあったな~。初代サマ🐉は、レンコンを食べるのがお好き、と(メモメモ)。道産のレンコンは存在しなかったからお店では使えなかったけど、プライベートでめちゃくちゃ買っていたらしいw直売所のお母さんから生産者を紹介してもらうというゴールデンルート(ご本人曰く「数珠繋ぎ」)を経てレンコン畑へ。見覚えのある真っ赤で大きなそりが、レンコン掘りの相棒です。初代サマ🐉「こんな数のレンコン見たことない。めちゃくちゃテンション上がりますね」マスク越しでもダダ洩れるテンションwさらには、集荷場にもお邪魔。水掘りと鍬掘りの違いを学ぶことに。集荷場の方による「きんぴらよりも油で素揚げが良い」とのアドバイスから、試食は揚げ焼きでいただくことに。食感だけではなく、しっかりと味を感じるレンコンをGet。ということで。前菜の二品目は マグロ × 加賀レンコン というチョイス。森さんのおっしゃるとおり、これもあんまり見たことがない組み合わせです。山里さん「マグロはお刺身なのかな?で、レンコンが天ぷら?これ、お刺身定食ですよね?」想像がフレンチですらねぇwww やっぱ山里さん面白いわー。摺り下ろしたレンコンは一口大のお団子状にしてソテー。冷たく冷やしたマグロは同じく一口大の角切り。そこに、エシャロットとお醤油の入った熱々ソースを回しかけて、出来上がったお料理が「れんこんもちとマグロ」。初代サマ🐉「賞味期限が、ホントに1分くらいの料理なので」お二人「え?えっ?えーっ!?」食べる直前にそう言い出す初代サマ🐉に、慌ててスプーンを手にするお二人(【第2版追記】若干のデジャブ感、ありますw)。インスタ映えなんてクソくらえ!な提供スタイルが、最近の流行ですねw(写している時間のうちに美味しさが逃げていく)温度のコントラストを楽しんでもらうためにこうなったそうですが、フレンチでは使いづらい(らしい)マグロという食材にも果敢に挑んでいくチャレンジャー精神が垣間見られるお料理かも。れんこんもちの方は、福島県の凍みもちも使って、ニョッキとして楽しめるぐらい究極のもちもち感を追求したらしい。むーん、これは普通に食べてみたいっ。ここで素直に「おかわりーっ!」と言えてしまう森さんが心底羨ましかったです。【メイン 北海道×宮城】やっぱり、メインには北海道の食材をもってきたい初代サマ🐉。新千歳空港に降り立ちます。もちろん、北海道にはメインを張れる食材もたくさんあるのですが……なんと!北海道の名店・コートドールに5年間いた中でも、たった一度しか使えなかった幻の食材とな!向かった先は、新ひだか町。日高は馬産地で、特に競走馬を育てているイメージの強い土地柄ですが、放牧されている和牛・みついし牛の名を聞いて、何かピンとくるものがありました。はやせも、どこかで名前だけは間違いなく聞いたことがある。けど、どこでだったかが思い出せない……。高品質な牛を、責任をもって丁寧に、安定的な品質でもって生産するためには、一頭当たりの敷地面積も広く取らなきゃならないし、一頭当たりにかける時間も増えるしで、どうしても量を増やすことが難しい。こちらの牧場で年間に出荷できる量は、わずか50頭。全て東京向けに出荷されてしまう……。もちろん、日本は曲がりなりにも経済的には資本主義国家を標榜しているわけですから、生産者としてはより高い金額を提示され、自らの生産物(=「作品」)をより高く評価してくれる相手と契約をするというのは、むしろ真っ当な商取引と言えるでしょう。が。あまりにも全ての生産物を遠くへ運ばれてしまい、地元に全く残らないと、肝心の地元の子どもたちが地元の一級品の特産物を知らない、という現象が起こりうることを、はやせはよぉ~~く知っているのです。結果、「自分の故郷には何もない」と誤解をされ、優秀な子どもほど遠くの学校に進学し、そのまま地元には戻ってこず、その特産物を継続して育てる後継者も少なくなってしまうのです。これに危機感を抱いている一部の自治体では、給食に地元の食材を取り入れて食育を兼ねた情報の伝達に一所懸命だったりしますが、さすがにみついし牛ほどの高級ブランド牛肉を給食で取り入れるって言ったら、給食費の予算がいくらあっても足りないだろうし一応、個人向けの数100g単位のお肉は通販でも売っているようですけど、正直、北海道フレンチの一般的なコース料理料金の半分くらいを、お肉だけで持っていかれるお値段になっている 完全に買い負けてます……完全に余談ですが。この食材買い負け現象を田舎の人間は嫌ってぐらいすでに知っていたわけですけど、長らくのデフレ&昨今の円安&その他もろもろの理由により、日本は気が付くと、国際的にも買い負けのターンに入っていました。そして、80年代~90年代頃の日本が強かった時代を知らない若者たちは、同じように「日本には何もないし、夢も希望も未来もない」と海外に飛び出して行くか、そこまでの実力がない人は自分のプライベートを優先することに一所懸命ですわー。今さらSDGsがどーのこーの言われてますけど、むしろはやせは、元々日本は昔から持続可能な社会ができていたのに、それをバブル時代の狂乱的価値観とその後の崩壊によって破壊された社会だと思ってるんですよ。自分たちだけが儲ければそれでよい、という社会に、環境を守るとか歴史を学ぶなんて必要ないことですから。それを中心的に実行したのが、しらけ世代=今の若者たちの親世代だと思ってるから、彼ら世代に対してはやせは辛口なんだと思うんですけど生産の現場を具に見て回った初代サマ🐉は、しみじみとおっしゃいます。初代サマ🐉「こんな苦労知らないっすよ。ホント。僕ら(料理人は)」北海道ではなかなか手に入らない理由を理性では理解できた初代サマ🐉ですが、感情的にはどうしてももう一度、この幻の和牛を使いたい。ナレーションでも「おずおずと」と言われてしまう感じで生産者さんに尋ねてみると、彼のがっかり感が伝わったのか(←)、地元で取扱っている精肉店を紹介してもらえた!いやぁ、持ってますわー。初代サマ🐉w(例え裏側でテレビ局が仕込んでいたとしても ←)その精肉店のおかみさん(=社長さんだった)は、お休みが元日のみ、という、まるで畜産農家のような働き方をしておりました……。しかも、いったん東京に持っていかれたお肉を買い戻しているとな!?お値段も良心的……むしろ、某農協の通販は何故にあんなに高いのだろう?(ぉ)……んんん?えーっとぉ……初見では気付かなかったんですが、そのおかみさんの映像の奥に映っているお写真。だいぶ若そうだけど、大泉洋さんなんじゃね?()しかも、初代サマ🐉。なんなら同じ画角に収まっている……。どーしてこのお方はこんなにも持っているのっっ!!?(←だから、視点が大いに間違ってますってば)つまり、大泉さんは(みついし牛かどうかはわからんが)こちらのお店でお肉を召し上がっているってことだ。たぶん、はやせがみついし牛を覚えていたのは、この人のおかげなんだろう(記憶の上書き)そうこうしているうちに、おかみさんはブロック肉を取り出してくれました。料理人さんが扱うお肉は、やはりブロック肉でなければなりません。これを、提供する直前にお店で切り分けるからこそ、中がレアなお肉を出せるのですよ(ジビエなんかが良く持っているE型肝炎ウイルスには通用しませんが)。おかみさんの「素敵でしょ?」というお言葉こそ、とっても素敵な表現だと思います。そして、初代サマ🐉が料理人だということを知ったおかみさんは、お店の中の調理場も貸してくれた!感謝ですわ~。ここで、ナレーションの台本から名言が飛び出しましたよ。ナレーション「社長の粋な計らいで、下國、3年ぶりにみついし牛と手合わせ」いい表現ですわー手合わせ。初代サマ🐉は、基本的には食材に寄り添うタイプの料理人さんであろうけど、極上(ヒレ100g2780円!!)の食材と向き合う時間は時に、「挑む」と表現してもいいくらいだと思うんだ。恐らく、普段はお店で出しているコロッケなんかを作っている調理場で、美しい焼き色でレアな仕上がりのステーキが出来上がり。何だったら、肉の側面を縦回転で焼く技まで披露してくださいましたよー。料理人としてもっともっと頑張る、という決意とともに、第一食材はみついし牛に決定。そうすると、気になるのはこの一級食材に負けない食材は何か、という話になりまして。向かった先は岩手県・久慈市。あまちゃんのBGMをお供に道中は進む。漁師メシを知りたい初代サマ🐉は、腹ごしらえとして色んな海藻が乗っているお蕎麦を注文。出てきた海藻が何なのか、ほとんどわからず(そもそも、欧米人には海藻を食べるという習慣がないから、フランス料理でもそうそう使わない食材だろうしなぁ)その後、道の駅に立ち寄った初代サマ🐉は、まつもなる未知の食材に遭遇。海藻は本当にわかりませんね。確か、ロコだけが知っているで下関市の中でも一部の島でしか採れないいそなという海藻を紹介していましたが、本当の地元民(ロコ)しか知らなかったもんなぁ。買ったまつも(乾物)を駐車場の車の中で食す初代サマ🐉。すぐさま、パッケージにかかれた連絡先に連絡を取り、(ほぼ)アポなしで生産者さんの元へ。(どーでもいいが、どこの現場でもこの調子だと思うと、お付き合いしているカメラマンさんの録画時間が結構すごいことになっていそうだなぁ……)しかし、やっぱり予定外の行動なので、またもや時化によって漁は中止という残念な報告を受けることに。生のまつもとは対面できませんでしたが、それでも、生産者さんとの繋がりが生まれることに価値はありますからね(逆に、ヤラセ感は全くなくなるし。ないものはない!、で、良いのです)。メイン料理は、 みついし牛 × まつも という、幻食材同士の組み合わせという贅沢な一品に。実際にお店で出すとしたら、これだけで5桁に届きそうなお値段になりそうな気がしますけれども()。番組の予算でできるなんてことはそうそうないでしょうから、ここは完全にやっちゃったもの勝ちです!(ぉ)VTRが終わってクッキング&試食スタジオに戻ってくると、初代サマ🐉がまつもとの出会いの感想をおっしゃっていました。初代サマ🐉「まつもに関しては、本当に衝撃、頭ぶん殴られた感じ。衝撃的な出会いでした」なお、みついし牛に対しては。初代サマ🐉「今回の旅の集大成に、じゃないですけれども」じゃないんかい!?(テロップでは勝手に「したい」と書き変えられていたが)この言い回しの独特さも、初代サマ🐉よのぅ(まぁ、ご本人の旅そのものは、まだ終わってないしな)。なお、番組では食材探しの旅、ということになっていますが、ご本人命名の本当の旅の名称は「食の未来旅」なんですよね。探しているのは食材だけじゃなくて、ペアリングするお酒だったり、伝統の食器類だったりもするので。この希少価値の高い食材を使って、しかもメインを二品(2種類の食べ方で)見せてくださるそうだ。これは、テンション上がる 現場にいたらなおさらだったんじゃないでしょうかね。羨ましい!……CMに入る直前の、菜箸で取り上げられたお肉と山里さんとの2ショットの画が、なんかおもろいw できれば、予告じゃなくて、初見でちゃんと見たかったくらいだwメインはお客様の前で仕上げるスタイル。魅せてくれますっ。一品目は、まずお鍋の登場です。和洋折衷なお出汁にくぐらせたしゃぶしゃぶ風です。が、山里さんがおっしゃるように、普通のしゃぶしゃぶ肉の数倍ブ厚い!山里さん「今一瞬映った自分(の映像)見て、僕が、バカな2代目みたい」wwwwwむしろ、先代・先々代の苦労を知らない、ボンボンの3代目の方が近くない?www(ここから、お肉との2ショットの画に続き、さらにおバカな2代目コントが始まるw)完成した一品目のタイトルは「みついし牛とまつもの磯辺焼き」!ビジュアル的には、みついし牛2枚(間に醤を挟む)を乾燥まつも2枚で挟んだサンドイッチ。それこそ、お肉を断面縦置きで見せるとか、カツサンドか鉄板焼きくらいでしか見たことないなぁ。食べ方も、一口サンドのように、手でいただきます。山里さん「旨味の塊でしかない!」スゴイ誉め言葉ですー。ううう、食べたいっ(無理)。そのあと、もう1回CMを挟むのですが、天ドンですか?という、お肉越しの山里さんという2ショット再びw 今度は串打ちの炭火焼かな!?CM開け、さっそく炭火でお肉を仕上げる初代サマ🐉初代サマ🐉「ちょうど(今使っている)この炭は、僕焼いてきました」いやいやいや、紀州備長炭、ご自分で焼いてきたんですか!?まるで炭治郎@鬼滅の刃ぢゃあないですかっ!(いや、炭治郎の焼いてた炭は、ここまでの高級品じゃないと思うが)食器を自作しました!という料理人さんはたまに聞きますが、自分で炭焼きました!!とおっしゃった料理人さんって……今までいた?なんか、鼻の中が煤で黒くなりそうなイメージなんですが……(←超偏見です)焼き上がりは超レアな感じ。そこに、まつもとお肉の出汁(いわゆる、フォン・ド・ヴォー?)、そして生クリームという、王道のフレンチソースを回しかけた、その名も「みついし牛の炭火焼きとまつものクリームソース」。最後は(まつもという変わった素材を使ってはいるものの)、王道のフレンチで攻めてきました。付け合わせすらいらん!こんなの、美味しくないという想像をするほうが難しいじゃ~ん!照明の加減なのか、編集なのかはわからないけど、お料理もなんかキラキラしてるし森さんの「ふわふわ~」って感想も、炭火焼きの感想としては聞いたことないんですけど山里さん「これはウマい!だって、ずっと(ナイフとフォークを)手に持ってるんだもん。オレ」www最後に、食材探しの旅はまだまだ途中であること。それが終わった先に、初代サマ🐉の究極のフレンチが完成すること。そして、一応本題の(←)CHEF-1グランプリ2022の宣伝を入れて、本日の放送は無事に終了。ふーむ。山里さんと初代サマ🐉の口ぶりだと、この番組は全国大会の収録が終わった後に収録したんかの?何度繰り返し見ていても全く飽きない仕上がりになってまして、大変良かったです!ありがとう、ABCテレビ!!(←珍しく褒めたな)そして、道民には朗報もありまするよ!7/23(土)の午前1時15分から、同じ番組を放送してくれますよ~!さすがHTBさん、デキる子!!(ぉ)むしろ、この告知に間に合うまでに、この感想を書き終えられそうで良かったさ~。その代わり、お目覚メシの方まで手が回ってないけど()ううう、連日徹夜……をしかけて、いつの間にか寝落ちをしている、全く若くないワタクシ……
July 22, 2022
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お目覚メシ #30 へ戻るちょっと前の話にはなるんですが。我が青春のバイブルの一つ・「ときめきトゥナイト」が、新シリーズになって戻ってきていたことを(今さら)知り、結構驚愕しておりますその名も、「ときめきトゥナイト それから [ 池野 恋 ](リンク先は1巻) 」……第1部の最終話をりぼん本誌で読み終わった頃は、設定年齢では蘭世たちのほうが自分の実年齢より5~6歳上だったはずなんだが(むしろ、第2部の鈴世&なるみたちの方が同世代に近い)、自分はいつの間に彼女らの年齢を追い越していたんだろう?(←そこ!?)マンガ作品も人が作るものである以上、岡田斗司夫氏式4タイプ診断ではそのマンガ作品も4タイプに分類できるそうですが、その法則に従えば、この作品と主人公の江藤蘭世こそ、究極の注目型さんだと思っている、はやせであったりします。何しろ、異界戦争を題材しているはずなのに、ほとんど犠牲者が出ない(もちろん、0では決してなかったが)。何だったら、その数少ない犠牲者が後々化けて出てくるぐらいだ(←語弊あり)。蘭世を見ていると、「この人は助けてあげなければ」と周囲に思わせてしまう魅力(むしろ、ほぼ魔力)も、立派な才能の一つだよな~と思ったりもして。最新作では、そのパワーがさらにアップしたんじゃないか?と、感じてもいます(逆に、我々法則型さんは周囲から「あんたは自分がいなくても大丈夫っしょw」と、思われてしまうことが、しばしば)。最終的には、全て「愛」の力で解決してしまう、ときめき~の世界観は、時にあまりにも理想的かつ非現実的すぎると、今の時代では思われてしまうかもしれないけれど、それでも、こんな優しい世界を肯定できる人が増えれば、世の中もっと平和になるんじゃないかな~と、思ったりもしました。さて。今回のお目覚メシも特別編。お外でBBQメニューです。動画はこちらから~。……なんか、画面が平和過ぎて、ちょっと泣けそう(←ぇ)。メニュー名は、俺のいま好きな焼きそば。ほう!「俺の」と来ましたか~。しかも、「いま」好きな、とな?(過去あるいは未来については、定かではない)。材料とその分量を映し出す時間がことのほか短くて、(少なくても)はやせの頭ではあんまり飲み込んでおく暇もなく、すぐに食材を切るターンへ。まぁ、実際にBBQをやるときは、食材を現地調達でもするんじゃなければ、おうちであらかじめ切っておいてから持っていくんじゃないかな~と、基本めんどくさがり屋な法則型さんがぼーっと眺めていたら。パセリが風で飛ぶ!wほらほらぁ、お外で食材切ってたら、そりゃそーなるでしょーよー、と、思う間もなく。🐉「(風で飛んで)なくなったら、なしにしますかw」(スタッフ・笑)間髪入れず。テロップ「パセリは風にとばされたら なしにする(冗談です)」スタッフーっっ!www また、下國シェフで、遊んだろーっっ!!wwwwwいや、大好きですけどっ!そんな隙をスタッフに与えてしまう🐉サマが悪いw(←おまぃの失礼っぷりも、大概である)そして、そんな隙だらけの愛らしさが、何か、蘭世と通じるものがあるのよ(←いや、だから(略))初回から小言を言いながら見続けてきて、はや半年。ようやく、彼とこのコーナーの個性を活かすトリセツが完成したような思いがいたしますwさて。調理シーンはメインイベント・鉄板焼きの工程へ。鉄板焼きにオリーブオイルはなかなか使わないな~(高いから)とか思いつつ、最近のソロキャンプブームじゃアヒージョを取り上げられることも多いからそうでもないか、と、丁寧に炒められる食材さんたちを眺めていると……。んん?トマトケチャップ??ここで、黄金の(?)方程式爆誕。下國シェフ × バーベキュー × 焼きそば = ナポリタン (!!?)そこに粉チーズとパセリを振りかけちゃったら、もう、ビジュアルは完全にイタリアン。むしろ、イタ飯()。辛うじて、タバスコが入っていないところに、焼きそばプライドが残っています(謎)。そういや、食の未来旅でこっちの方に来られてた時に、泉屋に寄られてたっけそんなにパスタ大好きかYOっ!(あのお店はむしろ、鉄板スパゲッティの店と呼ぶべき)本当に、ご自分の今一番食べたいものを作ったんだなぁ、って感じ。まままぁ、美味しい組み合わせであることは間違いないしなぁ斬新過ぎるお料理ばっかりでも疲れるし(←それは、今回のお料理が斬新ではないと言っているのに等しいぞ)まっ、料理は楽しく美味しく作るのが一番です。BBQ料理であればなおさら、みんなでシェアできる万人受け料理の方がありがたい。あ~~~ナイスバーベ!@たけだバーベキューしたいっ!(←「タカアンドトシの今夜、宿ナシ二人旅」シリーズを見てた人)そ・し・て……。関西方面では今週末の7/16(土)に、下國シェフが主役(!)の、CHEF-1グランプリ関連の特番をやるようで、追加情報を公式サイトから拾ってきました。そしたら。え?ニセコでお店開くの?2024年に??いやいやいやいや その時期でニセコにできるレストランって言ったら、相当おっきな資本力を持ったスポンサーのついた、ホテルレストランかなんかなんじゃあ!?(←妄想暴走中)人生のスピードが早すぎるっ!…………今からがんばって、お金貯めておこ……(←行く気か)【第2版追記】念のため、他にもCHEF-1がらみの出演番組がないかな~と、軽い気持ちで検索してみたら。……あった。まさかの、「DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~」だった()。21日と22日の放送分。いやまぁ、お料理番組だし、制作も同じABCだし、料理人さんをキャスティングしやすい番組ではあろうけど……。誰が、このW天然ボケ同士を組み合わせようなんて(無謀な)ことを考えたのだ!?(ぅぉーぃ)ままままぁ、お互いに育ちは良い方々ですから、テンポさえ合っちゃえば確かに面白くなりそうな予感もありますけれども 完全にツッコミ不在だが、それでいいのか、関西のテレビ関係者っ!!()とりあえず、録画予約だけは忘れないでやっとこう……
July 14, 2022
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第00弾 から読む 第19弾 へ戻るえー…………金曜から土曜にかけて、ほぼほぼ、徹夜しました()まぁ、徹夜した理由はサバイバルラウンドを見るためだけではなかったんですけどそれでも、土曜日の午前中までに全6エリア全部を視聴し終わりました。ただ……。感想の書き方が非常に難しいたぶん、エリア予選のように一つ一つの地区を順番に丁寧に書いていくと、書き終わるまでに決勝が終わるなので、ここではまず、時短大好きな若者の皆さまのために(?)、はやせの中で強い印象を残した部分をハイライト的に書いてみようかなと思います。このページを読むだけで、1時間番組6本分を見た気分になるように!(ぉ)ガンバルゾっ。(ただし、ベースは最初にほぼリアタイした北海道・東北エリアのものが多いかと思います)なお、TVerでこれからご覧になろうとしている方に向けては…………ページを開いた瞬間に公式でがっつりネタバレ状態になっておりますので()、色々と諦めてください(文句があれば、事務局へ送ってくれ)【オープニング】初代サマ🐉の涙と感動の優勝コメントからスタートし、総応募者数461名から書類審査95名を経て、サバイバルラウンド開始時点で概ね10分の1である42名にまで絞られていることが説明されました。今回、1つのサバイバルラウンドを見終わると、もれなく他のエリアの全国大会進出者がわかるという親切設計なんだけど、その代わりにサプライズ感はやや薄れるという編集方針を披露され、この時点である程度のダイジェスト感を覚悟()。しかしながら、30分番組から1時間番組に格上げになったことで、番組に緩急のメリハリが出たとも言えるとも思います。つまり、番組制作陣の「ココを見て欲しい!」と力を入れた部分が、よりクリアに伝わる作りになったかな、と(逆に言うと、番組のかなり序盤の方で、誰がサバイバルラウンドを制覇するのかがまぁまぁ予想できてしまったが)。ここで、(ようやく)DRAGON CHEFからCHEF-1グランプリへ変更したことにより生まれた、成功した改良点1つ目を発見。CHEF-1からは審査員が5名体制となりましたが、この5名に審査員用制服にあたるコック服が与えられました。このデザインがすこぶるカッコ良い!もうもう、去年の優勝賞品だったあの成金系金ぴかシェフコート(←酷っ)は一体なんだったのか、というほどに、これはセンスいいです!カラーリングは、ネイビー系(あるいはネイビーブルー)をベースに、白縹色に近いかな、という落ち着いた水色をアクセントに入れています。しかも、色には統一感がありますが、コック服そのもののデザインは皆さん微妙に異なっていて、それでいて皆さん似合っている!これはしっかりと、本職のデザイナーさんに依頼したんじゃないかな、と思わせてくれます(……何故これが、初回からできなかったんだ)集合写真の戦隊シリーズっぽい(ぉ)立ち姿も、大変はやせ好みではあります!(このあたりは、異論反論受付いたします(苦笑))。これから先の、番組ダイジェストシーンを挟み込みつつ、サバイバルラウンド最大の特徴である暫定順位ピラミッドを映し出したところで、次のセクションへ。【審査員と挑戦者、エリア・アンバサダーの紹介】サバイバルラウンドについては、審査員軍団から各2名が派遣され、この二人でジャッジを担当します。この二人の組み合わせは、エリアごとに全て異なるペアになっていて、一人2か所または3か所を担当したようです。北海道・東北エリア:関谷健一朗氏、瀬川あずさ氏関東・甲信越エリア:神田裕行氏、瀬川氏東海・北陸エリア:堀江純一郎氏、瀬川氏近畿エリア:堀江氏、田村亮介氏中国・四国エリア:神田氏、田村氏九州・沖縄エリア:田村氏、関谷氏紹介順は、恐らく年齢順(または、料理人等経験年数順)。妥当なところだと思います(ジャッジ後の順位コールについては、席次関係なく、皆さん経験されております)。ちょっとだけ考察してみると……。まず、現役のミシュラン星付き店で働く挑戦者の多い関東・甲信越エリアで審査をして、説得力あるコメントができるのは、今回のメンバーだとミシュラン三ツ星の神田さんか、同じく三ツ星の関谷さんしかいないと思うのですけれど、関谷さんだと直接の部下が参加している上にエリア予選でもロブション系譜の渡辺雄一郎さんが審査員だった手前、このエリアのメイン審査員は事実上、神田さん一択になった気がします。もちろん、本当の一流料理人さんなら、自分の身内だからって甘いことは言わないはずなんですけど(むしろ、もっと厳しく見られるかも )、凡人視聴者ほど「ミシュラン一つ星のシェフごときが、二つ星のシェフを審査してるんじゃねーよw」って、思われる危険性があるんですよねぇなので、ここを基軸にして、審査をしたいエリアの希望も聞き取りつつ、バランスをとったかもなぁと(はやせの中では、関谷さんと堀江さんは、若干キャラがかぶるのよ(ぉ) 。実際に審査のご様子を見させてもらったら、差別化はある程度できましたが……)。中でも、神田さんとしてはもう一人、去年ご自分が実際に高評価をした中国・四国エリアの三和慎吾さんについて、成長ぶりを直接見たがったのかなぁ、と、思ったりもしました(相変わらずですが、ただのはやせのNO根拠な妄想なので、信じないように!)。一方、それとは別に、芸人の方々が「エリア・アンバサダー」となって、試食をする権利を持っています(試食をするだけで、ジャッジをする権利はない)。基本的には、メンバーの少なくともお一人がそのエリアにゆかりの人物であるようです。北海道・東北エリア:オズワルド関東・甲信越エリア:マヂカルラブリー東海・北陸エリア:ニューヨーク近畿エリア:見取り図中国・四国エリア:蛙亭九州・沖縄エリア:ロバート・馬場裕之さんこれは、はやせ的には「アリ」ですね。審査をするという責任感を持つことなく、ただただ料理がどれほど美味しいかを表情と言葉で伝えてくれる人は、画面を和やかにしてくれます(苦笑)。あと、芸能人審査員の方は、人によっては採点ポイントがズレることがありますんでねぇ。審査員二人体制というのはいいかもしれません。ただし…………オズワルドは、大会アンバサダーからエリア・アンバサダーに、格下げになったんすか!?(ぅぉーぃ)いや、全国大会は全国大会で、オズワルドにはお仕事があるものと(まだ)思っておりますけれども一方で、ロバートの馬場さんは準レギュラーに近い立ち位置になったかもしれぬwお次は、サバイバルラウンド恒例、暫定順位ピラミッドから出場者の皆さんのワンショット紹介。これは、ぜひ北海道・東北エリアのものを見てください!出演者たちで示し合わせたのか!?ってぐらい、一番個性的ですw(ウィンクにアイーンw)MC・山里亮太さん「僕らの緊張は何だったのか?」オズワルド・伊藤俊介さん「あれですね。1人ずつやんわりちょけてますよね」wwwww会場が一気にバラエティ寄りにwやっぱりこのエリアだけ、なんか毛色が違うんだよ(苦笑)次に、山里さんが特徴的な出場者の経歴に触れたところ、ここで一番、はやせにインパクトを与えた経歴を披露されたのは、関東・甲信越エリア。山里さん「暫定4位・神奈川代表の志田(竜児)さん。(中略)かつて、吉本興業のNSC7期生」(←!?)マヂラブ・村上さん「あっ、お疲れ様です(一礼)」wwwマヂラブ・野田クリスタルさん「1コ先輩です!(中略)もう中学生さんと同期です!」(中略)志田さん「私、まぁ気づいたんです。全く面白くなかったんです」wwwwwいや、入る前に気付こうよwww でも、料理人さんのキャラとしては、充分に面白い部類っすよw(たいめいけんの茂手木シェフ並には ←)しかも、ある意味もっと技術力が必要な料理人としての才能(しかも、ミシュラン2つ星!希少!)を開花させているんですから、素晴らしいと思いますよ、ええw一方、名言が飛び出したと言えるのは、九州・沖縄エリアかな。山里さんも触れないわけにはいかない、前回準優勝者・山下泰史さんのお言葉です。山里さん「この1年は、どういう1年でしたか?悔しいとかありましたか?」山下さん「悔しい……。でもほんとに、1位以外はビリみたいな」番組側の煽り(台本部分)も多少はあったんでしょうけど、去年の雰囲気は山下さんが優勝の大本命で、「勝って当たり前」みたいな雰囲気を周囲に作らされた部分もあったと思うんですよね(そして、判官びいきみたいな形で、初代サマ🐉の人気が出てしまった)。今回については、実は経歴もミシュランによる格付けも、山下さん以上の人々がゴロゴロと残っておりますんで、去年ほどの絶対的王者としての君臨は難しいかもしれないんですが、だからこそ前回以上に勝利に対して漲る闘志を見せてくれたような気がします。良きです!なお、サバイバルラウンドのルールについては、変更がありました。暫定順位最下位の人が、上位2名を指名して3人で戦うのは変わりませんが、勝ち上がるのは一人だけ。よりサバイバル感の強いスタイルへと針が触れました(個人的には、一度2位通過になっても、リベンジと成長の機会が多く与えられた前回スタイルが好きだったんだけどなぁ……)。【第1回戦】サバイバルラウンドのテーマについては、全てのエリアで統一されています。第1回戦のテーマは、「これまでにない卵料理」。卵料理については、前回大会も対戦テーマの一つになった食材ですが、世界中ありとあらゆる調理法がすでに存在するだけに、「これまでにない」という枕詞がとてつもなく高いハードルになります。なお、対戦する3名については、必ず参戦しなければならない暫定順位最下位の方に、他の2名を選ぶ権利があります。ここで、最もインパクトのある指名が行われたのも、やはり北海道・東北エリアだったと思います。前回大会以上に勝たなければ生き残れないシステムですから、戦略を考えれば「自分が勝てる自信のある相手」を選ぶのがセオリーのはずです。が。全エリアで唯一、1回戦から暫定1位の大原正雄さんを指名!ロブショングループの面々と双璧をなしていると言ってもいい、「ひらまつグループ→ポール・ボキューズ」ラインの系譜を継ぐ才人です。お二人目も、前回ファイナリストの本田孝幸さんでしたし、確かにこのお二人を倒せれば大金星で、名声は一気に上がると思いますが……。指名された気分を山里さんに尋ねられて。大原さん「最初っから、3回とも闘えれば、という気持ちで来てますんで」頼もしいですわぁ~!(まさか、その後本当に3回闘うことになろうとは、恐らくご本人も、はやせも、この時点では全く思っていませんでした)。1回戦が開始されると、否が応でも注目せざるを得なくなったのは、九州・沖縄エリアです。何しろ、今大会最年少にして、現役高校生という唯一のアマチュア出場者というアイコンの持ち主・小田汰征さんが早くも登場ですから。指名された側も、負けた場合のダメージが他の地域以上と思われますので、真剣です!ピリピリです!これがCHEF-1です!!改良点2つ目の片鱗が、ここの調理シーンでいくつか垣間見られました。根本的に、調理シーンの放映時間が伸びたメイン食材(今回の場合は卵)のブランド名についてもクローズアップされた審査員による調理の解説シーンが増えた中継担当アナウンサーが、全体を眺める実況の方と、個別に料理人へ問いかける現場リポーターの2名体制になった例え料理の鉄人のパクリと言われようとも、料理対決番組で最も面白い部分は、誰が何と言おうとも調理をする過程なのです。それが、ご家庭ではとても真似できないような高度な技術の披露であれば、なおさら。一方で……そんな料理人さんの特権でもあったような技術が、YouTubeなどの動画配信によって素人さんでも真似できてしまうようになったのが、現代の面白さでもあって、小田さんはそんなイマドキを象徴している出場者でもありました。山里さん「17で低温調理なんて知らなかったけどなぁ」いや、低温調理が世間で流行り出したのは、2010年代に入って小型化された機械が家庭用にも普及してきたからでしょうw食材のブランド名については、前回大会では主催者が用意したものだけがクローズアップされる感じだったのですが、「このシェフが選んで使ったこの食材を自分も買ってみたい!」と、ググって購入意欲を喚起させることもできると思うんです。これも地方振興策の一環だと思うので、食材の事前調査だけはしっかりやってもらいたいのですよ!(←生産者目線)しかし、その後小田さんにはトラブルが発生。エッグカッターが上手く使えない!結局、包丁で卵の殻の先端を割る方向にシフトチェンジしましたが、やはりプロの技術ではないため大幅な時間ロスに。審査員・関谷さん「ちょっと手伝ってあげたいですね」関谷さんのキャラ、好きですわーwしかし、ジャッジの時にはきっちり厳しい指摘をされました。審査員・関谷さん「専門的にしっかり学んでいるわけではないのでしょうがないとは思いますけれど、盛り付けている時の衛生面は気になりましたね」実は、調理師免許を取る上で大事な科目に、公衆衛生学や食品衛生学がありまして、お店をやる上ではもしかしたら調理技術よりもこちらの知識のほうがよほど大事かもしれないんですけど、さすがにYouTubeでこんな地味~な情報や技術はなかなか取り上げてもらえないでしょうしお金をいただいて第三者に提供するプロを中心に参加するコンテストなだけに、例えアマチュアであってもここは守ってもらわなければ、同じ土俵には立てないラインになるかと思います。その裏側で、「坂上&指原のつぶれない店」では、鹿もも肉の刺身なる、保健所的には完全にアウトと言わざるを得ない料理で大炎上しておりましたが(あんなカツオのたたきばりに赤黒いジビエ肉を見せられて、誰が中まで火が通っていると思うかね?)「ペンは剣よりも強し」という言葉があって、一般的には武力で物事を進めようとする権力者に対して抵抗する手段としての強さを表すものと解釈されていると思うんですけど、はやせ自身は同時に、こうも思っています。ペンは、時に剣以上の武力と権力を持つ。で、あるからにして、言葉を扱う者は(自戒も込めて)、正しく、それでいて愛情を持った言葉遣いを心掛けなければならないと思うのですよ。はやせがことあるごとに、ここのスタッフに対して「食材のことをもっと勉強しろ」と口を酸っぱくして訴え続けているのには、口に入るものに対してあまりに無知すぎると、最悪人が死ぬ可能性すらあるからです。ネットの世界では、無責任な言葉が溢れすぎている時代だからこそ、メディアの存在意義ってこの「正しい情報を届ける」というところに立ち返った方が良いと思うんですけど、ね(今回のことなんて、メディアの無知をSNSで指摘されるっていう、全くの逆なんだもん……そんなことをやってりゃ、そりゃ視聴者にそっぽ向かれるわ)。関谷さんのお言葉には、未来ある若者に対するあたたかいフォローもありました。審査員・関谷さん「ちょっとずつ、色んなことを教えてあげたいなと思いました。うちの店来てしばらく働いてくれたら、これより美味しいのをすぐ作れると思います」MC・山里さん「我々は勝手に内定と受け取ってしまいました」山里さんの返しがさすがすぎるwwwそんな関谷さんが審査した卵料理の中で、逆に、最も高評価だったと思うお言葉は、こちらかな。審査員・関谷さん「僕自身もし30分で作るとなった時に、(人物名)さんのレベル感までいけるかなって、単純に思った。(中略)完璧に近い一皿だったと思います」その作品タイトルは、「雲海」。作った方は、先に紹介した北海道・東北エリア、北海道代表筆頭の大原さんです(山里さんの「うへぇ!?」顔のタイミングもカンペキw)。うむっ。はやせが直感した「別格」感は、正しかった(と、自己満足)。スタッフに感想を尋ねられた大原さんの返しがまた、印象深かったです。スタッフ「スゴイ誉め言葉でしたね」大原さん「そんなの言われたことなかったんで、嬉しいを通り越しましたね」前回大会でも、こういう出場者の本音をすくい上げるところが良かった部分でもあったので、これは今後もぜひ引き継いでいってもらいたいです。~~第1回戦勝利者(敬称略)~~北海道・東北エリア:北海道代表・大原正雄(暫定1位→1位)関東・甲信越エリア:東京都代表・根本郁也(暫定2位→2位)東海・北陸エリア:岐阜県代表・柴田貴大(暫定7位→3位)近畿エリア:滋賀県代表・一之瀬愛衣(暫定5位→4位)中国・四国エリア:愛媛県代表・久保貴(暫定4位→4位)九州・沖縄エリア:熊本県代表・松田悠佑(暫定4位→4位)1回戦で下克上が起こったのは、2エリア。もちろん、それぞれ見ごたえのある展開となりました。一方で、中国・四国エリアについては、ダイジェスト感の強い編集となりました。それと。この大会にまだ慣れていない方には伝わりにくいかもしれませんが、この大会で勝ち残るために絶対的に必要な評価基準はテーマ食材(今回であれば、卵)を主役とした料理とすることどこかで見たことのある料理名、あるいは調理法をそのまま使うことはなるべく避け、それが避けられない場合は更なる独自の工夫を重ねることです。なので、審査員に「卵どこにいった?」と言われてしまったお料理は全て負けているし、「見たことがある」と言われてしまったお料理もほぼ負けているはずです。プロが作るお料理が美味しいのはある意味当たり前であって、あとは食べる人それぞれの好みの問題になってしまうので、一流のプロ料理人ほど簡単に「美味しさ」で優劣を競うということはしないと思うんですよ。なので、最終的には表現系スポーツ(体操競技とか、フィギュアスケートとか)のような技術点がものを言うところもあるように思います(この技術は、表面的な盛り付けの美しさにだけ現れるものではなく、下処理の丁寧さなどの基礎技術も含まれます)。ここだけは、前任の総監督・須賀洋介シェフが残したレガシーが生き残り、かつ、後任の審査員の皆さんによって尊重されていると思いました。そういった視点で大会を眺めてみるのも、面白いと思いますよ(個人的には、ですが)。【第2回戦】対戦テーマは、「これまでにないから揚げ」。しかし、この国民人気の高いメニューテーマが、放送時間の短縮のあおりによりダイジェスト化されるエリアが続出してて、大変哀しいそんな中でも、スタッフの注目を集めまくって仕方がなかったのが、北海道の大原さんでした。1回戦に引き続き、2度目の指名を受けた大原さんの感想が。大原さん「だいたい30分の戦いが3時間くらいの仕事量。1営業やったかな、ってくらいのイメージですね」スタッフ「本日2営業目?」大原さん「2営業目です。ランチが終わったんで、ディナーです」……一流シェフの方々には、面白さも必要なんですか?w まぁ、メディアで取り上げられやすくなるのは間違いないですけどただし、おかげで同じくらい面白キャラをしていた谷章太郎さんが全然クローズアップされなくなってしまったのが、また(哀) もう、どこでもいいから、どっかでイチモニ!の感想を捩じ込んでやろうかなと(ぉ)はやせ的に、2回戦目で結果的に最も注目度が高くなったのは、関東・甲信越エリアですね。最下位の暫定5位指名者は、ロブショングループの一角より、東京都代表の小島広夢さん。指名した相手は、第1位の髙木祐輔さんと、第3位の鄭大羽さん。指名理由を尋ねられて、小島さんは「同世代対決」(全員20代)とおっしゃっていましたが、それは表向きの表現(もちろん、嘘ではないでしょうが)。本音では「3回戦目をロブション同士で三つ巴で闘いたい!」という熱い思いを吐露してございました。が。そうは問屋が卸さないのが、この大会の面白いところ。斬新なビジュアルと斬新な味付けが、きっちりと計算されていて、ビジュアルが味覚を損なうことなく、むしろ、美味しさをフォローする役割をしっかりと果たしている素晴らしい作品が現れました。作ったのは神奈川県代表・在日韓国人4世にして、モダン・コリアンを駆使した独創的な料理を作る、鄭さん。作品名は「じゃこのタッカンジョン韓国風セビーチェ」。緊張されているのか、元々クールなのか、あまり表情の動かないところが、かえってダークホース感を醸し出しています(とはいえ、審査員・神田さんから「(このから揚げは)好きですね」と言われた時の笑顔は可愛らしい感じです)。髙木さんの作品も充分独創的だったんですが、小島さんの料理がまた見たことのない感じで。髙木さん「やぁだもう~ほんとに~。勘弁してくださいよ~」前回大会では見た記憶がない、年相応の高木さんの反応が、なんだか新鮮ですwけど、対戦相手の凄さが理解できる、というのも、一流である証ですよ!結局、髙木さんは残念ながらここで脱落。前回大会の戦友がどんどん減っていくようで少し淋しいですが、大会参加者のレベルが上がっていること自体は、歓迎すべきことでもあるんですよね。髙木さんもまだ20代ですし、まだまだ上を目指してチャレンジできる人だとも思うので、頑張って欲しいです。1回戦を飛ばして(←ぉ)、2回戦に時間をかけた中国・四国エリアでは、全エリアのサバイバルラウンド参加者中ではもっとも数奇な人生を送っていると思われる秋山雄毅さんをクローズアップ。メディアが好んで飛びつきそうな人だなぁというところに若干同情をしつつ、しかし、勝負の世界にそんなバックボーンは関係がなくて、ただシビアに実力だけが評価される世界であるということを見せつけた闘いでもありました。審査員の度肝を一番抜かした作品を披露したのは、恐らく、近畿エリアの京都府代表・楠修二さん。審査員・田村さん「面白い料理ですね。(中略)僕らの発想にはない一皿は素晴らしいなと思います」審査員・堀江さん「見たことないですね。デンジャラスさも含めて」wどうデンジャラスだったのかは、実際に見てみる価値があるお料理だと思いますw2回戦ではもう一つ、(恐らく)大会始まって以来の緊急事態が発生(九州・沖縄エリアにて)。すなわち、お一人のお料理が制限時間内に仕上がらない!火入れ不十分の鶏肉はダメです!カンピロバクターは怖い。かくして、審査員に食べてもらうことなく失格という扱いになってしまいました……~~第2回戦勝利者(敬称略)~~北海道・東北エリア:北海道代表・大原正雄(暫定1位→1位)関東・甲信越エリア:神奈川県代表・鄭大羽(暫定3位→1位)東海・北陸エリア:石川県代表・砂山利治(暫定1位→1位)近畿エリア:京都府代表・楠修二(暫定3位→2位)中国・四国エリア:高知県代表・長瀬大樹(暫定2位→2位)九州・沖縄エリア:福岡県代表・大野尚斗(暫定3位→2位)2回戦では、から揚げというテーマに対して定番の鶏以外の鳥食材を持ってきた人が強かった印象でした(大原さんがうずら、石川県代表の砂山さんが七面鳥、福岡県代表の大野さんが鴨)。鶏以外の食材を使った場合は、審査員が「その食材を使う上での問題点」を事前に指摘しつつ、そこをきっちりとクリアした上で、さらに料理としての完成度の高さが評価された印象です。ただ鶏以外の食材を使うだけなら…………北海道のザンギ好き居酒屋が作った「鮭ザンギ」が一番になっちゃうかもだしなぁ(苦笑)。【最終決戦】今回のサバイバルラウンドのルール上では、最終決戦(3回戦)までに必ず全員が最低1回は闘うルールとなっており、この時点で北海道の大原さんは3連戦が確定。控室に戻る背中に、疲労の色がにじみ出ています……(初代サマ🐉もそうだったけど、北海道代表者は必ず連戦を強いられる運命なのかいのぅ?)。さすがに、この最終決戦で全国大会進出者が決まるわけで、各エリア3回戦ではそれぞれ、稼いだ尺の分をしっかりと有効活用した編集となっております(←相変わらずの穿ったテレビ視聴癖)。アンバサダー芸人さんたちとはここでお別れ。代わりに、最終決戦ではゲスト試食人の方々がいらっしゃいました。北海道・東北エリア:山瀬まみさん関東・甲信越エリア:トリンドル玲奈さん東海・北陸エリア:遼河はるひさん近畿エリア:今田耕司さん中国・四国エリア:中野美奈子さん九州・沖縄エリア:知花くららさん……なんか、今田さんも、準レギュラー枠に入ってきた感があるな(ぉ)。元々は、本家M-1のMC繋がりからの参加かと思っていましたが、意外なほど(←2度目の失礼)料理の評価が的確で、グルメな方ですわ(独身だからこそ、あちこちの美味しいお店を食べ歩いている経験が豊富なのかもしれん)その他のゲストさんも、出身地だったりなどの何らかのかたちで当該エリアと縁の深い方々が呼ばれた感じですね。全国大会出場をかけた最終決戦の対戦テーマは、「ご当地和牛を使った新しい郷土料理」。既存の郷土料理を尊重しつつ、どのようにアレンジして自分の料理に昇華させているか、が、評価のポイントかなと思いました。それと、和牛だけは全47都道府県全てにご当地産品があるのですね!知りませんでした……。西日本の3エリアについては、温存されていた暫定1位の面々(前回大会経験者二人を含む)が、満を持して初参戦。一方、やはり北海道・東北エリアだけパターンが違っていて、常勝1位の大原さんだけが実戦経験者として、他の初陣二人を迎え撃つという謎展開に()。結局、今回3連戦になったのは大原さんだけか?どこのエリアも見どころがあって、三者三様ならぬ六者六様それぞれの細かいレポート風感想を書きたいぐらいなんですけど、時間がいくらあっても足りないので(涙)、引き続き全体を俯瞰した感想を試みたいと思います。今回のテーマだと、「どのご当地和牛を選ぶか × 肉の部類はどこを使うか × モチーフに選ぶ郷土料理は何か」という、無限の組み合わせが考えられますが、はやせ的に文句なく頭1つ抜けた発想力を発揮したのは、福岡県代表・山下さんと、北海道代表の大原さんのお二人だったと思います。このお二人だけの共通点。それは、全く違う郷土料理を2種類掛け合わせたこと!(山下さんがかしわめし×もつ鍋。大原さんが、昆布巻き×いももち。正確には、熊本県代表の松田さんもからし蓮根×はさみ揚げという2つの要素を掛け合わせているんですが、食材が共通のレンコンを使うという点でバランスの取りやすさの面ではレベルが違いますし)。全く別々のお料理の要素を合体させる場合、その味のバランスを取るのが非常に難しいと思うのですが、そこを抜群のセンスでクリアしていました。しかも、山下さん!そそそ、その味変テクニック=2段階手法って、初代サマ🐉の得意技だったヤツじゃあないんですかっっ!?(←スーパー思い込み贔屓目線)ただ、センスと言えば、この二人を凌ぐかもしれない神の領域に届くような味覚の持ち主であることが判明したのは、滋賀県代表の一之瀬さんですね。1回戦からして、少し味付けの加減を間違えると風味が吹っ飛びかねない卵という食材に、鮒寿司というクセツヨ食材を合わせるという独創性を見せつけましたが、これが偶然ではなかったことをこの3回戦でも見せつけました。どう考えてもバラバラ過ぎる味付けが、渾然一体とまとまるって、天才の感覚やん!? 弱点らしいものは、味付け以外の技術面で、ここはまだ年齢も若いし、今後もっともっと伸びていく部分でもあるかな、と思いました。一方、純粋な技術力の高さを審査員に絶賛されたのは、石川県代表の砂山さんだったかもしれません。映像がほぼ、肉の火入れにしか向いていない()くらい、お肉の焼き方がカンペキでした。前回の初代サマ🐉枠(=努力家枠)に、今回もっともハマっているのは、もしかしたら神奈川県代表の志田さんになるのかな?(ハマっ子スタイルなご本人のお姿とも相まって(謎))。評価ポイントが伝統のロブションの殻から一歩飛び出した、というところに、可能性の片鱗を垣間見た気がします。高知県代表の長瀬さんは……どうなんだろう? 2回闘っていますが、2回とも審査員に「イタリアンではないw」と言われているんですが 全国大会では、唯一のイタリアンシェフとして、本気のイタリアンが見てみたい気もいたします(いっそ、引退はやめて、郷土料理の伝道師になってみます?(ぉ))。~~エリア別・全国大会出場決定者(敬称略)~~北海道・東北エリア:北海道代表・大原正雄(暫定1位→1位)関東・甲信越エリア:神奈川県代表・鄭大羽(暫定1位→1位)、神奈川県代表・志田竜児(暫定4位→2位)東海・北陸エリア:石川県代表・砂山利治(暫定1位→1位)近畿エリア:滋賀県代表・一之瀬愛衣(暫定4位→1位)京都府代表・楠修二(暫定2位→2位)中国・四国エリア:高知県代表・長瀬大樹(暫定2位→1位)九州・沖縄エリア:福岡県代表・山下泰史(暫定1位→1位)今回、最初のピラミッドの初期位置から一度も1位の座を明け渡さなかった方は3名いらっしゃいますが、「常勝」または「トップ・オブ・ザ・トップ」の称号が与えられるべきなのは、例えはやせの道民贔屓を差っ引いたとしても、どう考えても北海道代表の大原正雄さんという結果に(3戦3勝)。盛り付けの斬新さの点では、モチーフにした郷土料理の元ネタがほとんどわからない姿かたちなのに、食べるとそれがわかる、というサプライズ感も図抜けています。一方で、前回大会ファイナリストたちが山下さんを除いて全滅というあたりにも……出場者のレベルがあがったことも間違いないと思うのですけれども、須賀シェフのお眼鏡にまだ届かず、昨年サバイバルラウンドを通過できなかった方々は、今回もまだ「何か」が足りなかったのかなぁ、と。まだまだ書き足りないところは多々ありますけど、とりあえずお時間もお時間なので(しかも、すでに20000字越え)、ここら辺で一度Upをしておきます……。やっぱり、何だかんだいって、サバイバルラウンドは燃えたなぁ。もっと見ていたかった……。あ、忘れてたCHEF-1になって良かったことの3つ目。山里さん。最後の最後で本番のお料理を食べられて本当に良かったです!抜群のワードセンスだけではなく、「食べたいリアクション&顔芸」でも大いに笑わせてくれた山里さんこそ、この番組に欠かせないピースだったと再認識しましたわw 第21弾 へ続く
July 11, 2022
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お目覚メシ #29 へ戻る今日月曜日は朝から空気が生暖か~い感じで、こういう気温と湿度の時は体感的に、夕立が来そうだなぁとは思っていましたけど。帰宅時間ちょうどに大雨に当たって、車の中から稲光が落ちるところまで見てしまったいやまぁ、道東の夏は確かに、天気はあんまり良くないんだけど、こーゆーんぢゃないんだよぅ(むしろ、濃霧の日が昔より減っている気がする)そんなじめっとした感情を吹っ飛ばしてくれるお目覚メシを、本日も堪能いたしますですよ(動画はこちら~)。何しろ、今回は屋外!天気もいい!朝から爽やか!!絶好のBBQ日和だす~。そんな特別編第1弾のメニューは、 焼きなすのムニエル です。ナスは昔、苦手な野菜の一つだったのよなぁ……。たぶん、子どもの頃に初めて食べたナス料理がしば漬けで、これが全然口に合わなくて、ナスの味がこんな渋い感じにインプットされてしまってそれ以来、社会人になるまでナスを遠ざけてきた人生でした(苦笑)。が。ある日の職場の飲み会で、洋風居酒屋という場所に行って、そこで大皿に盛られたナスの味噌炒めを試しに食べてみたんですよね。ナニコレ!?全然渋くない!むしろ旨いじゃん!?以来、ナスの天ぷらと麻婆茄子は美味しく食べられるようになりました。(結局、はやせはナスが苦手なのではなく、漬物が苦手だったんだと気が付いた←今さら)一方。ムニエルにも個人的には思い入れがありまして。確か、小学生か中学生時代の家庭科の調理実習メニューの一つだったんだよね。ただ、人数分の材料費を学校の予算で賄うのが大変だったのか、一人一人に「実習の当日は、家から、自分の好きな魚の切り身を持参するように」というお達しがあったのよwなので、カレイだったり鮭だったり、人によって色んなムニエルが出来上がりました。みんな違って、みんないい。公立の学校に通っていてこの経験ができたことは、今となっては貴重な体験だったなぁ、と(むしろ、今じゃ生もの持参とか傷むからダメとか言われそうだし)閑話休題。まずはおナスを直火で黒くなるまでじっくり焼きます。皮つきのまんま全面焼き。もうこれだけで充分美味しそうですがw焼き上がったら、ボウルに張ったお水の中で黒くなった皮をぺろーんと剥きます。全面綺麗に剥けたら、ムニエルに欠かせない小麦粉の登場。引き続きボウルが出てきてしっかりと全身白粉状態にします。……ふむぅ。実際のBBQの場面でやるなら、ここは保存袋の出番かのぅ?ムニエルに欠かせない要素のもう一つ、バターで焼く。鉄板は焼きそばなんかを作る前の綺麗な状態の時に使ったほうが綺麗にできるかも。すでに一度、皮が焦げるまで焼いてあるので、表面は全面が色づくくらいでOK。仕上げのソース(むしろタレ)が和テイストなのが新しい?自分で普通に鮭のムニエルを作るときは、下味の塩コショウとたっぷりのバターで、充分旨いと思ってるからなぁただ、ショウガの千切りがイイ!これは好きな味のような気がする。実際のBBQの場面を想像すると、皆さん飲み物を片手におつまみ感覚で食べているような気がするので、最終的には一口サイズくらいにナイフで切られそうですけど(ぉ)。……BBQかぁ。コロナ禍になってからは一切やれてないな(涙)。今年は中止されていた屋外イベントが色々と復活の兆しを見せていますが、職業柄大ぴらにも出かけられんし それどころか、まともな晩酌も正月以来で、休み中もいつ運転手要員として呼び出されるかわからんので、ノンアルウメッシュくらいで飲んでるごっごをしてますですよ(ぉ)。ま、肝臓には優しい生活ですがw東京あたりだと「熱中症だと思ったら、コロナだった」型に感染者数がまた増加傾向に入ったっぽく、本格的な夏休みシーズンが今から怖いですが()ご飯を美味しく食べるためにも、健康は大事ですなぁ。 お目覚メシ #31 へ続く
July 6, 2022
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第00弾 から読む 第18弾 へ戻る色々と情報をかき集めて考えると、非常に嫌な予感()しかしない、今日この頃。と、いうのは。サバイバルラウンドの放送形式のことなー。サバイバルラウンドが全3回戦で、これを7/8から3週にわたって1回戦ずつ放送することは変わらなくて。そして、エリアごとにきっちり3回戦分見せることも変わらないのだとしたら……。もしかして、放送エリアごとに違うサバイバルラウンドを放送する、という意味なのか!?つまり、北海道・東北エリアに住む人間は、ローカル局で放送されるサバイバルラウンドは北海道・東北エリアのものだけで、他も、地上波に乗るのはその地域代表者が住んでいるエリアのものだけ。つまり、TVerでは週にサバイバルラウンド6本、全3回戦で計18本、サバイバルラウンドが放送されることになる……。…………正気か?(ぅぉぉぉぃぃっ)イマドキの若者の皆さんが、これだけコスパやタイパがどーのこーのおっしゃっているこの時代に、これだけの時間泥棒なコンテンツ、他にねーぜそれは、あれか?このはやせに、他のエンタメコンテンツにかける時間を全部捨てろというのか!?(←いや、別に、そもそもこのCHEF-1に付き合うことを、誰に頼まれてもいないだろ)7月はライブアライブも発売されるっていうのに、もはやSWITCHの充電すらしてねぇ(涙)。梅雨がないはずの北海道には、ここしばらく梅雨前線が居座ってて、身体はなんかじめじめじめじめしてるし、職場のコピー機はしょっちゅう紙詰まりを起こすし、auは通信障害が起きてるし……(←これは完全な八つ当たり)それでも、キングダム2は見に行きますよ?たぶん(ぉ)。【第2版追記】さすがに、視聴者だけではなく、編集スタッフ泣かせの鬼スタイルは、完全に単なるはやせの考えすぎだった。色々とスミマセン(謝罪)。が、今後のスケジュールを見る限り、別の意味で週6本ペースのTVerUP率は変わってないのではないか?むしろ、はやせの想定より多いぐらいとりあえず、来週の特別編を北海道でも流してくれるのかだけが気になります……。と、今回ももう、日曜日の朝になってしまったので(涙)、本日12時に消される#10動画を必死こいて見ていきます……。【青森県代表・林隆寛さん】残念ながら、サバイバルラウンド進出は叶わなかったもう一人の青森県代表、林さん。エリア予選時のお料理は、「津軽平野の猟師ガレット」。カルガモをそば粉クレープで包んでいるという、一口で青森の春を表現したお料理でした。しかし……BGMの音がデカすぎて、審査コメントを話す石井シェフの、特に後半のお言葉が聞き取れねぇ 本来、そーゆー時のためのテロップだと思うんだが、違うのか?まぁ、いい。先へ進む。青森県の住みます芸人さんは、ノーストンの大石恭平さん。……検索するも、Wikipediaに項目なしそして、ナレーションの紹介コメントが「青森県が、日本の首都になるように活動する」………。そ、そーですか…………まぁ、が、がむばってくだされ(ぉ)。撮影は、弘前市のリンゴ園からスタート(季節的に、実は全くついてなさげ)。それから少し移動した場所で鳴り響く、3発の銃声(!)「この方がシェフか?」と登場したお方は、サングラスにマスク(←これはコロナ禍だからしょうがないが)、全身黒ずくめ(ただし、スニーカーを除く)で右手にライフルを下げた、スナイパーさんでした(違)。もとい。ご自身で狩猟もされ、獲物をジビエとして提供される料理人さんでした(つまり、この場所は射撃練習場)。猟期は冬で、すでに終わっているので、撮影時には山菜を採りに行くということに。「ポツンとした家を探すロケのよう」というナレーションが挟まれましたが、あれも制作はABCテレビやんなw猟師&山菜採りのお師匠と合流し、さらに山の奥へ入って行こうとしたところ、(たぶん)お師匠さんから大石さんへ「大丈夫ですか?その格好で」という確認のお言葉が(この日の大石さんは、ストライプの長そでシャツに、普通のスラックスに、普通のスニーカー)。大石さん「聞いてないんですけど。山に入るって。(中略)言ってくださいよ!」これはもう、完全に、大石さんの言い分が正しいだろ(だから、田舎の自然をナメるなと)。ついていくのがやっとのスタッフ陣を置いてけぼりにして、カメラがポジション取りをする前にさっそく山菜を採り始めるテレビ素人さんのお二人(ある意味、ヤラセ感は全くなしw)最初に取れた山菜は、アザミ。お師匠さんから「触ってみ」と無造作に差し出された大石さんは、不用意にも軍手もしていない生手でアザミを受け取ろうとして、トゲが刺さる(ある意味、コント的には正解だが……)この時点で、大石さんの靴は泥だらけ(この日のために卸したばかりの新品だったらしい……南無ぅ)。そして、この間、目立っているのは大石さんとお師匠さんばかりなり(いや、林シェフは?)さすがに、その後のゼンマイとワラビを手に持ったシーンは林シェフに託されたが……大石さん。4年も青森で暮らしていて、かんじきとスノーシューという単語を聞いた時の、その「ふわっ」とした反応はただ、お師匠さんから林シェフに対する評価を尋ねたところはグッジョブだったと思いますよお師匠さん「(自分たちでは)煮るか焼くしか料理の仕方がわからねぇものを、自分が考えつかねぇ料理で返ってくる」生産者さんとの交流って、こういうこと。一流の生産者は、もちろん自分が獲ったり育てたりしたものの品質に絶対的な自信はありますが、その本当の魅力を引き出す技術力は、それほど高くなかったりもします。それを、料理人さんが素晴らしい料理に作り替えてくれることで、生産者の方も自分が「価値あるものを提供している」という誇りを改めて持ち直すことができるんです。なーんて堅苦しい分析をはやせがしている間に、「(林シェフの今後に)どんな期待をしているか?」と尋ねられ。お師匠さん「情熱大陸に出るようなシェフ」ってお言葉が偉大www(東北の人って、普段の口数が少ない分、クリティカルヒットした場合の言葉の重みが違うっすw)さて。(ようやく)林シェフのお店(今年3月に開店したばかりのイタリアン)に戻り、お料理のご紹介。一品目は「自家製ツナと蕨 フレッシュトマトのアーリオオーリオ」。タイトルだけなら、わりとオーソドックスなお料理なのかな、と思いつつ、ツナを自家製するというのがなかなかなオリジナリティかも。二品目は、「イノシシのロースト」。シンプルに美味そう!岩塩の結晶がキラキラしつつ、隣に添えられているものが採ったばかりのアザミです。さらに、アザミの反対側に添えられているものは、ネギのピューレというナレーション。ただ、ナレでは「香辛料」というざっくりとした紹介のし方だった一方、左下にインサートされているお写真にはケイパーとの表示が(ナレ撮りしてからさらに編集したの??ま、いいけどさ)。コンクールや大会のようなものに挑戦したのは初めてだったとのこと。それでも、他の料理人さんたちの持つ自分とは違った感性を知ることができて、良い経験になったようです。今回は残念だったかもしれないけど、来年はさらにパワーアップして戻ってきてもらいたいですね。【北海道代表・菊池隆大さん】道南の星、菊池さんのご登場です。TVer本編でも語っていらっしゃった、「地方都市からの発信」にかける熱い情熱を、こちらでも披露。ちょっとほっとしたのは、TVer本編で思いっきり誤字っていた江差沖の部分が、ちゃんと直っていたこと(苦笑)。生放送じゃないし、少なくてもTVer版は完パケで納品しているだろうから今さら訂正もできないだろうけど、しっかり一からテロップを打っているように見えるところは、良き。ご紹介のために函館駅に降り立ったのは、北海道の爆笑王(自称 ←)のつちふまズのお二人(三木さんと小澤さん)。うむ。この方々は、たまにジンギス談で見かけている……ような気がする(ぉ)。菊池シェフに逢うため訪れたのは、七飯町のビニールハウス。中で生産者らしき方になにやら熱心に話しかけている菊池シェフを見つけた時に、一言。三木さん「いかつめの方ですよね?」おひwでも、きちんと取材対象者の予習ができているところは良きですよ!ちなみに、そのファームは、菊池シェフが週2回、直接野菜の買い付けに訪れている場所だそうだ。うむっ。良き良き。収穫したてのカブを、土付きのまま食べるか食べないかのやりとりにおけるわちゃわちゃ感もなんか好きw道南野菜のポテンシャルを信じていて、全国に通用すると流通を広げていきたいという意気込みも感じます。それを、料理人である自分が核となって、できればいいと思っていらっしゃるのかな、と。ただまぁ……相変わらず、マイクボリュームが足りていないけれど函館市内に戻ってきて、菊池シェフのお店へ。雰囲気あるな~という、木造の引き戸に手をかけたら、開かないw単に鍵がかかってるだけなのかと思ったら。菊池さん「これ、プロパンガスが入っているんです」(←!?)小澤さん「物置!?」三木さん「これ、書いておかなきゃ絶対間違えますよ」顔に似合わず(←)おちゃめな人だな!ww 店名の由来も謎だったしwなお、お店は懐石料理メインの割烹ですが、アラカルトもあるとのこと。つちふまズに出されたお料理は、先ほど採ってきたばかりのカブを使った「朝採りのカブとカラスミのサンド」。……今年はなんか、カラスミ登場率も高いなどこかでボラの豊漁でもあったろうか?(ぉ)。カブには菜の花油をまとわせているのですが、その原材料である菜の花も、上ノ国町という道南の街で採れたもの。他にも、出るわ出るわの道南食材オンパレード。ここでもとことん道南にこだわってますなー(そして、知らない食材の勉強になりますっ)。二品目もカブを主役にした「カブの蕪蒸し ~二種の食感で~」。本来蕪蒸しというと、おろしたカブでお魚などのメイン食材を覆った状態で蒸すお料理だと思うんですけど、これを、「カブでカブを蒸す」というお料理に転化したものかな……と思っていたら、普通にマスが出てきて、わりと王道の蕪蒸しでした(若干「個性的な料理」の呪縛にとらわれ過ぎてるな、自分)ここで、従業員の方に菊池さんの印象を尋ねるべく、「CHEF-1ヘッドホン」なる謎アイテムが登場し、耳栓替わりに音楽を聴いてもらう、という展開に(ちゃんと、側面にCHEF-1のロゴが入っているところが、謎の芸コマ)。お話をしてくれた従業員さんは、もう99%誉め言葉なんだけど、最後に「(菊池さんの)直して欲しいところは?」と尋ねられて「(飲み会終わりの別れ際に)10分20分ハグしてくるところ」と答えるのが、何か可愛いw(しかも、説明のために身振りを入れちゃったら、耳をふさいだ意味がないだろうww)最後に、今後の夢を語ってもらうシーンで、コックコートの上腕に入っている日本国旗にも触れつつ、日本を背負うような人間になりたい(意訳)という、とても大きな決意を語ってくれました。【青森県代表・花田秀樹さん】3人目は、エリア予選4位通過の、花田さん。ただ、どうもこの番組。放送時間の配分がちょっとおかしくて、概ね48分番組で3人紹介するはずなのに、3人目の方の残り時間が、この時点で10分を切っている()。経歴としては、お父様が和食の料理人だったものの自らはフランス料理の道に進み、2020年に独立してお店を構えていらっしゃいます。大会で披露されたお料理については、フレンチながらバターや生クリームなどを使わず、あくまでも元の郷土料理(たら鍋)の構成材料だけで再構築を図り、それでいてフレンチらしいクリーミーさなどもきちんと表現できていたところが、評価ポイントの一つ……かな、と。取材をするのは、今回2度目の登場となった、ノーストン・大石さん。……服装が一瞬、ルパン三世風に見えたのは気のせいか?(←むしろ、上半身だけカズレーザー風)さっそくお店へ突撃すると、そこは設計からこだわったという洞窟風の内装でした(なんか、地中海のあたりにこんな内装の家がありそう)。大石さんのために用意をしたお料理には、青森産の馬肉と、何やら殻の青い卵が出てきました。まさかとは思ったが、やっぱり、青森だけに、青にこだわって作った卵らしい(やっぱり、センスがどっか不思議ちゃんだよ……)その名も、「馬刺しのタルタル」。ガーリックで炒めたというパン粉が味の決め手っぽい。それと、味変用に卵黄と、シェフ特製トリュフのソースが添えられていました。手を加えすぎると素材の味を殺してしまう、という信念のもと、なるべく手をかけすぎないで、それでいてお客様に食べやすくなるように工夫したお料理と。二品目は「ツブ貝とアスパラ ~レモンの香りとハーブのオイル~」です。ソースも、ツブ貝の肝やアワビの肝をバターやマスタード、ニンニクで伸ばして作る、王道のスタイルに見えます(青森はニンニクも特産だね←これは、桃鉄知識)。レモンの泡(これ、どっかで名前を覚えたはずなんだが)が味わいの決め手かな。が、試食が終わったと思ったらもう、料理人としての目標を聞くコーナーに……とてもいいことをおっしゃていたんですが(「青森を発信していきたい」とか「東京にあっても遜色ないお店に」とか「青森にKashu(店名)あり(と言われるように)」とか……あまりにも時間配分が不平等じゃねぇ?やっぱり吉本の番組なだけに、お笑いポイントが稼げないと、尺が加算されないのかYO!(ぉ)まぁ、見ごたえはありましたけどねぇ……全体を通すと。ただ、録画をしていると油断していたら、テレビ本体の方はそもそも「アンテナ不具合」とやらで受信ができてなかったけど(どうやって設定したらよいのかわからん)ところで。この大会は、前回大会に引き続き、基本的に個の力が重要視される大会であるわけですけど。こと、「地元を発信する」というミッションについては、料理人さん個人だけでやれることって、限界があるものだとも思うんだわ。ちょうど、この日曜日の「林修の初耳学」でインタビューされていたゲストが、チームラボの猪子寿之さんでさ。チームを組むなら、メンバーの能力は凸凹していたほうがいい(意訳)というようなことをおっしゃっていたんですよ。はやせはゲーマーの中でも、TRPGのGMをやった経験もある人間なので、平均的な能力の持ち主たちが集まった集団より、ある能力が尖がって秀でていて、別の能力はまるでダメダメな個性派のキャラたちが、お互いの欠点を補いあうようなチームのほうが、総合的には対応力が高いことをよ~く知っているのよね。ドラクエであれば、勇者だけのパーティを組んでもただの器用貧乏になるだけなように。FF(特に、5)であれば、同じジョブの持ち主だけでパーティを組んでも弱点を突かれればあっという間に全滅するように。そういう意味では、同じ能力・同じ価値観の者同士が優先的に(勝手に)マッチングされてしまう現代流行のツールって、本来日本人が大事にしてきたハズの和の力を落っことしているとすら思うんだわ。日本人が世界で対等に戦っていくためには、結局、このチームワーク力を最大限活かすしかないんじゃないのかねぇ?そう思うと、例え回り道だったとしても、自分と違う価値観の持ち主や、苦手分野と接してみる経験も、悪くないよ。まず、自分の苦手分野(弱点)がわからないと、それを補ってくれる人物が誰なのかも見つけられないしね。そういう意味で……。CHEF-1の記事ばかりに時間をかけるわけにもいかんのですが(← 冒頭の文句に戻った)。どうにも世間の価値観とズレまくっているように見えるテレビ関係者(特に、放送作家)の皆さんこそ、まずTRPGのGMをやってみた方がいいと思ったりするわ。自分の脳内に描いた結論を元に作った台本を出演者たちに押し付けるんじゃなくて(まして、全然違う場面を勝手に編集でつなぎ合わせて、出演者の想いまで踏みにじるようなものは言語道断)、例え最初に用意したシナリオからどんどん外れていったとしても、GM一人が自己満足するよりもずっと、プレイヤーたちが満足する方が、結局ホスト側も満足度が高くなるんだよ。同時に、コスパだタイパだと言いながら、自分自身の可能性の選択肢を狭めているかもしれないイマドキの若者の皆さまにも、たまには普段と違う経験をしてみることも必要なんじゃないかな、とも思いますですわ。……案外、はやせの価値観とはどうにもトホホにズレているこのCHEF-1グランプリにお付き合いし続けているこの行動そのものも、この多様性発見のための一環なのかもしれませぬ……(むーん……湿度高めな中で頭ぼーっとしながら書いた文章は、あんまり美しくないな) 第20弾 へ続く
July 4, 2022
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お目覚メシ #28 へ戻るお目覚メシのコーナー前に、この日のイチモニ!ではそば粉0割そばという、そば粉を使っていないそば風味の麺というものを紹介しておりまして。ヤバい。超食べたい!(ぉ)おそばを封印してもう、20年くらい経つもん~><アレルギーが判明して少し経ったあと、間違って買ってしまった()緑のたぬきをもったいないから(←)と安易に食べ進めた結果、吐き気がして完食できなかった時には、人生に絶望しかけた ←大袈裟です ←むしろ、良い子はマネしてはいけませぬ麺だけ買って、昔馴染みのおそば屋さんからはつゆだけ買ってみるとかは許されるのだろうか、とか、夢がありそうでど~~~でもいいことを考えたりしました(ぉ)。そんなこんなですが、今週のお目覚メシです。動画はリンクから。(久しぶりに、月曜日当日から書き始められた気がする……)本日のメニューは、お豆とお揚げさんのタルト。ネーミング的に言うと、「お」で韻を踏みつつ、また凡人には組み合わせの発想が出てこなさそうな、タルト。視聴者リクエストお料理だそうです(お題は「油揚げを使ったレシピ」)。このリクエストはなかなか、チャレンジャーなお題ですねぇ。お揚げでフレンチ。そこに、豆3種を合わせるあたり、脳内で「ま~めまめまめまめまめま~め」と往年のCM曲が(勝手に)脳内再生されたお料理です(謎)。考えてみれば、油揚げも元を辿れば大豆製品。合わないわけはないwお豆の皆さまも夏野菜の鮮やかな緑が映えます(インスタ映え的な意味ではなく、本来の意味で)。まずは、ふわふわ食感の油揚げを、カリカリ食感にするところから。ゴムベラで潰すような感じで、両面しっかりと焼く……と。タルトに乗せるクリームには、クリームチーズを使用。そこに……ミョウガ!いやぁ、使わない食材ですねぇ……。そもそも、ミョウガを使った定番料理、というものがまず浮かばない自分で買ったことも、人生で一度もないんじゃなかろうか()けどその分、ミョウガを捌く方法の説明がとても丁寧です。(この包丁さばきだけで5分くらい眺めていたい…… ←そんな特殊なフェチ、おまいだけだろ)最後に食べやすい大きさにカットして、盛り付け。完成品は…………正直、タルトと言うより、カナッペっぽいとも思ってしまったが(ぉぃ)。お酒といっしょにいただくおつまみとして、美味しそうな気はいたします!(ただ、自分がお豆さんを使うなら、そら豆を入れたいw BBQで、さやごと真っ黒になるまで焼いてから食べるそら豆は最高です)ところで。前回記事に(意味深)でお茶を濁したことを、ここで一つ、書いておきたいと思います。下國伸シェフ、余市でフルコースを振舞う!!肝心の会場であるホテル側の公式サイトでは何の情報もみつけられず()、書いていいものかどうか迷っておりましたが、幸いホテルの公式TwitterとInstagramでは発表があったのでほっとしております(謎)。ご興味のある方は、ぜひ、エーヴランド ホテル&ゴルフ(a-brand)で検索を!ただし、Twitterによると、7/16(土)の日程の方は、6/27には定員(予約)が埋まったアナウンスが出たみたいです。大人気!残りは7/17(日)分しか残っていなさそうなので、ご予約はお早めに。ちなみに、はやせはというと……三連休だというのにこの時期に限って、休日出勤当番皆さんぜひ美味しく楽しんできてください……(涙)。そんな話題の追加情報が、ご本人のInstagramの方にもないかな、ないかな、と思って(こっそり)覗きに行ってみたら。ぎゃあああああっっ!!!(←心の中での野太い悲鳴)つつつ、ツーショットがーっっ!!〇△□×!!(←声にならない興奮状態(←特大アホ))いや、普通に考えたら、カメラに写っていない場所に他のご一行様が大勢いても全然おかしくないんですけれども(【第2版追記】そうじゃないと、おしぼりの数の整合性が取れぬ ←だから、どこに着目しているのかと)そりゃ、日程を見ていて「これはワンチャンあるか?」と、99%妄想(←)してはいましたけど(この時点ですでにoutデラックス案件)…………実物は尊い。神々しい(合掌)。思えば、このお二人の関係が実際にはどこから始まったかと考えると。「あれ、下國くん。こんなもんかな」からでしょうから……そりゃ、抜けないですよね。審査されている感って(ほとんどトラウマ状態)ただ、このお言葉。実際に起こりうるシチュエーションって、「自分の想定以上のものが出てくると、期待」をしている状態じゃないと出てこない台詞でもあって、むしろ大会前にどんな前情報を仕入れていたんだ、と()世界を相手に闘っている方に期待され続ける人生というのも、選ばれた方にしか経験できない希少な人生だとも思いますので、明るくポジティブに考えて、更なる高みを目指していただきたいとも思います(鬱にはならん程度に、ね)【第2版追記】実際のところ、例のあのお方(って、何故某ヴォルデモートみたいな書き方を)も、素の部分では末っ子属性の面白い人だとも思うんですけどね。初対面のときの立場が立場だったから、必要以上にピリっとした関係になっちゃったけどそもそも、「世界的著名シェフに期待され続ける人生」って、すでにこのお方が通ってきた道ですしねぇ。同じように誰かを育てたいという願望は、持っていたと思うんだ。誤解されがちなお方だとも思うので、何かやっぱり、コラボったお仕事をいつか一緒にやってみたらいいんじゃないかな、と、夢みたいなことを語ってみるです。たぶん、お互いが思っている以上に、ベクトルは同じ方向を向いていると思うんですよ。今年の大会も、こんなドラマみたいに心に刺さる場面がみられると、いいんですけど……ねぇ(嘆息)。
June 30, 2022
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第00弾 から読む 第17弾 へ戻る課題の一つであった 別冊! CHEF-1グランプリ ~出場者の店全部食べます~ (BSよしもと 日曜 12:00)を見る件。ハイ、結局、#7と#8はすでに見逃しましたが、何か?()さすがに#9は北海道・東北エリアの出場者が特集されていたので、なんとか現在見ている最中(←)なのですが、その前にどうにも納得できないことがありまして。それは、せいぜい2週間程度で消されてしまう動画のページに「アーカイブ」と名付けることの是非よ。アーカイブの正式な日本語訳はまだ決まっていないようですけど、有力な言い換え候補の一つが「保管記録」です。どちらかというと、記録を保管することに重きを置いた言葉、なんですよ!で、あれば。銀英伝脳的()に言うと、100年後の後世の歴史家に対してであっても「情報資産」としてアクセスできる動画であってはじめて、アーカイブという言葉は使える。そういう、あんまり軽々しく使える言葉じゃないよ、というのが、はやせの解釈である()それこそ、NHKが立派な建物まで作って映像記録の保管と保存(修復を含む)にがんばっていることこそが本来のアーカイブの意味であって。それに匹敵するような覚悟のないプロジェクトに「アーカイブ」と名付けることは、アーカイブの本来の意味に忠実な事業をしている方々に対しても失礼じゃないかなとすら思うんですわ。そりゃ、言葉は生き物だから、将来的には違う意味が付着していくことはありえる。けれど、メディアが率先して違う意味に誘導するのは、ちょっと違うんじゃないかなぁ。一応、Q&Aのページには、このサイトにおける「アーカイブ配信とは」という説明をしている箇所があって、その定義は「BSよしもと動画配信サイトで見逃し配信された番組を見逃し期間終了後も視聴できる動画配信サービスです。」と、書いてある。いや、だから、保管期間が2週間やそこらじゃ全然視聴できてないんですけど()どちらかというと、PREMIUMに掲げられている過去映像のほうが、アーカイブ本来の原義に近い気もしますけれども。はやせは歴史が好きで、その重要性もわかっているからこそ、「後世に情報を遺すこと」をもっと真剣に考えて欲しいよな~とも思うわけで。じゃあ、アーカイブの語が相応しくないのであれば、どういう言葉ならまだマシかな、と考えると、タイトルに「別冊」を冠しているだけに、せいぜい「バックナンバー」ぐらいが関の山。それであっても、例え元動画の公開終了は免れないとしても、その回の概要説明をした文章ぐらいは遺しておいてもらいたいもんだわぁと、思うのが、本音でございますです。さて。すでにもう日曜日の午前中だし()、ざっくりと#9の感想を書いてみます。【宮城県代表・須田修平さん】エリア予選を7位通過された須田さんがお一人目。TVerの本編でもすでに紹介された、3/16の大きな地震による店の被害の映像にどうしても引っ張られて、ご本人のお人柄やお料理についての解説などはそれほど刺さってこない()そして、それ以上に……動画再生システムが激しく使いづれぇ()このサイト、10秒戻るボタンはあるのに、「10秒進む」と「倍速再生」がないのは、感想を書くために動画を行ったり来たりさせて観るには、死ぬほど向いていない1周目はいいんだよ。どちらかというと、はじめから倍速で再生するのは、はやせも否定的。が、2度3度と繰り返していけば、集中して観たい部分と、早めに通り過ぎていい部分とはわかってくるわけよ。それができないのは、逆に集中して動画が見られなくなったりしますよ(今でも、TV付けながらCM中に動画を再生するみたいなスタイルなのに)閑話休題大会用のお料理を見たのはこれで2回目になるんですが、今回もやっぱり、豚肉を使った料理にアラビアを付けるセンスがわからなかった(ぉ)。ジャンルは無国籍料理、ということですが、国籍がないことと、その土地の文化を無視する、ということはまた、別なんじゃないかなぁとも思うわけで(文化を無視するのは、無国籍というより、無秩序ってイメージだなぁ)。例えば、はやせがあんまり好きではない(←)、イのつく一神教さんですけれども、その宗教が生まれた時代においてであれば、「豚肉は不浄だから食べない」という教えはそれなりに合理的だったわけです。中国の文献だと、あんなに豚肉大好き文化の中華圏で、古代どんな形で豚が飼われていたかと言うと、厠の下に豚小屋があったんですからね()。つまり、豚の餌として人糞が与えられていたわけですから、当然その腹の中は寄生虫だらけだったろうし、他の文化圏の人々から「汚いぃぃっっ!!」とドン引きされても仕方がなかろうと( 完全に余談だが、この文化があってこそ人豚みたいなエグいエピソードが生まれたりするのもまた、中国だよな~とも)日本における、「豚肉は完全に火を通せ」という昔ながらの教えも、理にかなったものだったわけです。一方で、これだけ科学技術が進歩しているのだから、文化の方も現代に合わせてアップデートしてもいいんじゃないの?とも思うのが法則型さんの頭でもあって、「不浄が嫌なら、無菌豚を育てて食べればいいじゃない」とも思ってしまうのが、はやせだ()宮城県住みます芸人のお野菜太郎さんに導かれた先は、石巻漁港。漁師のお師匠さんと、ホヤの養殖場に向かいます。船の上で、捌きたてのホヤをご試食。うむ。地元食材を扱うというのはこういうことだよねーという、お手本のような動画です(ぉ)。が……どうも、インタビューの仕方がプロ野球選手のヒーローインタビューみたいな感じで、須田さんの最初の一言が「そうですね」のイメージしかない()いや、申し訳ないが、お野菜太郎さんのご意見に興味はないんですけれども()。むしろキャラ的には、「感謝だけではちょっと」の名言を残された、お師匠さんの方がインパクトありましたわw(そりゃ、実利も欲しいわなw)お店で出された料理の方は、取れたてのホヤとオレンジジュースを使ったホヤと柑橘のガレット……。やはり、丸くもなければ焼いてもいないお料理にガレットを冠するこの方のネーミングセンスが全くわからない(ちなみに、そば粉は使っていなくても良い)。ついでに言うと、柑橘という単語も原義を遡ると中国から入ってきた言葉ではなくて、日本で生まれた造語であって、だからこそ外国産のオレンジなどを含む広義の意味で使う場合は柑橘類と呼ぶわけだ(つまり、類が取れればそれは、日本原産の柑橘類を指す言葉だと考える方が、実は、原義的には自然)。頼むから誰か、このお料理のどこらへんがガレットなのか、ツッコんで聞いてくれいっ!()(ご本人やお料理をディスっているわけではなく、あくまで、納得できる理屈がなければ精神的に気持ちが悪くなる、法則型さんの悪いクセである)もう一つのテリーヌはまぁ、テリーヌらしさが残っていたからいいか(ぉ)。それでも。地元に対する熱量の高さと、理解あるご両親の元で育ったんだなぁという素直さについては、好感度の高い料理人さんだと思います。地元の方々にもっともっと愛されるお店になればいいなぁと願います。【福島県代表・本田孝幸さん】前回ファイナリストでもある、お蕎麦代表の本田さん。お料理の中身の紹介が、TVer本編より詳しいところは大変ありがたいです(もう見られないけど)。全体を通して、今回のエリア予選では、すり流し登場率がかなり高かったイメージですけれども。ナビゲート役の住みます芸人さんは、ぺんぎんナッツのお二人。この方々は、震災の後から福島に住み始めたという特集番組を少し見たことがあって、頑張っているなぁという印象を持っていました。そば粉の産地を尋ねたり、お水が敷地内の井戸水だったりなど、情報の引き出し方も上手。そして、手打ちそば用ののし棒がMIZUNO製(有名スポーツ用品店よ)であるところなども、なかなか興味深い動画になっていますw(ちなみに、ちゃんとテロップで「現在は販売していない」との説明書きがありましたので、問い合わせたりはなされませんように。あ、「復活させてくれ!」コールならいいのか?(ぉ))打ち終わったお蕎麦がまた美しくて!出来上がったざるそばも美味しそうで!こういうのを見るたびに、「何故はやせは、わざわざ成人してからそばアレルギーになっちまったんだ」と、愕然とする想いです……(10代の頃は普通に大好きだったのよ。お蕎麦……(涙))。2品目に出てきたのが蕎麦がきですけれども、ビジュアルがお寿司みたいなところが面白いですね。上に乗っているのはからすみ!しかも、自家製とな!?蕎麦がきの方は、前回大会でもインパクトを残した「魂のこもった練り」を今回も披露!このスピードと力強さによって空気を含ませることが、美味しい蕎麦がきのコツなのですね。さらに、福島県内のワサビ田をご紹介。映像を見るだけで周囲にマイナスイオンが漂うような美しい風景です(謎)。お店に戻って披露されたお料理は、わさびの葉のおひたし。その、わさびの葉っぱの処理方法も、茹でる温度や時間に気を遣ったり、密閉したりと、凄く勉強していらっしゃるなぁと思いました(いや、去年が勉強してなかったとは言わないけれども)前回大会出場者の皆さまには、多かれ少なかれ前回大会での悔しさとリベンジに対する意気込みがあると思うんですけど(何しろ、初代サマ🐉はサバイバルラウンド、8位スタートだったんですからねぇ。つまり、その時点では皆さまにも優勝のチャンスはありました。その後の成長の伸びしろが、彼だけ飛び抜けてしまっただけで)、特に本田さんは、同じエリア代表ということもあって特別に思うところはあったと思うんですよね。そうしたら、何の因果かもう一人、前回大会に触発されて出場した料理人さんが、初代サマ🐉の直弟子と言っても過言じゃないような人が来ちゃったんだから……そのご心中ははやせなんかが推し測れるものでもないでしょうけど 北海道・東北エリアのサバイバルラウンドでは、そのあたりのあれこれな因縁についても取り上げくれそうではあります(TV演出的に)。最後に、料理人としての目標を聞かれて、「福島の飲食会を牽引するような料理人になりたい」という高い志を述べていらっしゃいました。日本食のミシュラン星付き店というと、料亭みたいな懐石料理を出す高級店やネタにこだわるお寿司屋さん、技術力の高い天ぷら屋さんが多いイメージですが、星付きのお蕎麦屋さんが全くないわけではないですし、頑張って欲しいなぁと思います。【北海道代表・谷章太郎さん】その、「初代サマ🐉の直弟子みたいな人」が、この方。谷章太郎さん。北海道・東北エリアの最年少サバイバルラウンド通過者にして、エリア唯一の20代。もうこの時点で、テレビ受けしそうな(=スタッフさん垂涎の ←これははやせの邪推 )個性がピッカピカですけれども(もっとも、今年は全体の最年少者に10代の高校生がいるから、若さはそこまで武器にはならないかもですが )こちらの動画で紹介されたプロフィールから分析すると、W27で働いていたのは調理師専門学校在学中のことだったのか……。これと、イチモニ!での特集のことを合わせて考えると、この方の伸びしろもまだまだありそう(イチモニ!の特集がまた面白かったから、感想を書きたい気持ちもまだ残っているのに、どんどん時間がなくなる)。キャラ的にも、明るくて爽やかでノリの良い陽キャな感じがとてもいいと思います!エリア予選で披露されたGengis Khanですが、実は北海道内でも羊肉を育てている牧場はそう多くなくて、はやせの記憶だと道内のジンギスカン屋さんの98%は外国産を使っている(ニュージーランド産が多そう)というデータもあったりします。むしろ、純粋なジンギスカン屋さんじゃないところの方が、道産羊をよく使っているイメージですけれども、そんな流通量の少ない道産羊肉を仕入れられる力があるところも、一流料理人さんの証の一つだと思うんですよね(本当なら、羊の種類まで聞きたいところなんだけど、やっぱりここの番組編集スタッフは、食材に対する認識が甘い……)。あと、添えられている味変用っぽいソースの説明も一切ないしそんな谷さんを取材することになった住みます芸人さんは…………アライヒカリさん。だっ、誰!!?(ぅぉぃっ)よくよくお話を聞いてみると、札幌NSCの一期生とのことだった。え、札幌に?NSC?いつできてたの!!?( ←正解は、2020年らしい)容姿のインパクトについては、これまでに見たどの住みます芸人さんよりも強いかもしれん(その代わり、出オチ感もハンパナイが)ただなぁ……。北海道出身芸能人で最終的に一軍に登れている人って、かなりの割合でどこか天然っぽいところを持っている人なんだよなぁ()。この方はどうなのかというと…………いや、芸人としての衣装だとしても、この格好で堂々と札幌の街中を歩けているだけで、充分天然要素はあるか()お店に到着すると、すでに谷さんがお待ちかね。しかし、住みます芸人さんは、テレビに向かって料理人さんを紹介してくれるのか、風の体で、結局ご本人にお名前を自己紹介させてしまっているところが、なんとも番組のリズム感が悪い(ただし、前回大会から本田さんとお知り合いになっていたぺんぎんナッツさんを除く)このあたりのMC力の差が、地上波の局に出られるか、BSよしもと止まりかの境目かもしれないですが(全国区レベルのMCができる人で、ゲストの情報を事前に勉強していないとかあんまり聞かないわ。しゃべくり007みたいな、MCにもゲストを内緒にするような番組は別として)個人的に、BSよしもとの開設理由って、キー局はおろかローカル局や自前の舞台でさえ出られる枠のない有象無象の芸人さんたちに最低限の食い扶持を稼いでもらうための救済措置的福利厚生施設って位置づけなんですが(←超失礼)こちらの番組で披露されたお料理は、「谷シェフが表現したトムヤムクン」と「マグロのタルタル」の2品。前者は、谷シェフの料理修業の過程が垣間見えるような独創的なお料理。後者は一転、素材を活かすために必要最小限の手を加えただけで提供する道民料理人らしいお料理です。トムヤムクンの定義の一つは「エビが入ること」で(「クン」の部分がエビを表す単語なので、別の素材を使うときはトムヤム○○と素材名が入る)、このエビに当たる部分に石狩のシャコを持ってくるあたりが谷さん流。しかも、かならずオスメス一対で提供するところにさりげないこだわりが見えます(身の味は上のオスと、卵を味わってもらいたい子持ちのメス)。さらに、お店のオーナーが有名なお寿司屋さんだということで、酸味を加えるのに使ったものがシャリのピューレで、さらにそれを皿に盛ってからスープを注ぐというのも新しいなぁ(タイはお米文化の国だし、実際にタイ料理で使われるハーブを使いつつ、自分の得意料理であるコンソメの技法でスープを作るというのも、良き)お料理の披露が終わった後、TVer版でも取り上げられた初代サマ🐉優勝シーンにおける(若干オノマトペ多めの)谷さん感想が挿入されてましたが、実はそのあと、初代サマ🐉こと下國伸シェフからのメッセージがある、との紹介が。下國シェフの言い回しってちょっと独特で、「若いなりの力のぶつけ方」とか「経験では語れないような物語」とか「がむしゃらにやってもらいたい」とか、谷さんに向けてだけじゃない、今頑張っている人に向かっても伝えたい、記録に残しておきたい言葉がいっぱいあったんだよなぁ。それに対する谷さんの返答がまた、それ以上に独特でした。「期待を裏切る様な大番狂わせ」…………?????(←ぉぃ)「大番狂わせ(を起こす)」は、いい。順当にいけば、この大会は30代の経験者が強い。ただ。この文脈において「期待を裏切る」という使い方をすると、「(下國シェフを含む)大抵の人間は、自分が勝つことに期待をしていない」という意味に捉えられかねない、かなぁ……と。いやまぁ、確かに勝つことには期待されてない(というか、勝てたら奇跡)かもしれないけれど、「活躍して爪痕を残す」という意味では、大いに高いポテンシャルの持ち主なんじゃないかな、とも思うのですよ。若者であれば、若者らしく、若者代表としてがむしゃらにやっていい。むしろ、20代ってそれができる人生のボーナスステージでもあると思うから。チャンスをもらえたなら、ある意味開き直ってでも目いっぱいやってみて欲しいなぁ。発想は、自由に。技術は、丁寧に。志は、まっすぐに。そして、(たとえ辛口であっても)助言(審査結果)には、真剣に。その後の、ご家族とのシーンについては、「息子ちゃんカワイイ!」とか「奥さま理解力ある!」くらいの平平凡凡な感想になってしまったが()、いつか富良野に自分のお店を持つという目標が叶えられることを願っています。……毎度毎度言うことなんだが、大会そのものについて「頑張れ」と応援してしまうと、その相手の方が負けるんだよ、はやせの場合一応、#10以降の回であれば録画ができていると思うので、もう少し落ち着いて感想を書けるんじゃないかなぁ、とは思いつつ、本当に書くかどうかはこれから見てから考える……(何!?)
June 26, 2022
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お目覚メシ #27 へ戻る今週のオープニングトークは、雷が凄かった話をしようかな、それとも、健康診断の話をしようかな、と色々候補はあったのですが、結局これかなぁと思ったのは……。山梨県の、桃窃盗被害の話今回のものは、状況証拠をかき集めると外国人窃盗団による組織的な犯行である可能性が高そうですが、だとすると、問題は相当根深い。その窃盗団はどこからやって来たのか、と言ったら、その構成員の多くは元・外国人技能実習生として、将来を夢見て、わざわざ借金までしてやってきた若者が多いように思います。けれども、日本人なら最初から来ないような、激安の手当てと過酷な労働環境から逃げ出して、故郷に帰りたくても帰れなくなった人たちが、唯一頼れる相手として同郷の窃盗団に誘われ、組織は大きくなるのです。そりゃ、はやせは生産者側の立場が長い人生を送ってきたので、1年かけて大切に育てた作物が、未成熟のまんま根こそぎ取られるとか、普通に腸煮えくり返るくらいの出来事なんですけど。向こうさんの立場から見たら、「先に恨まれるようなことをしたのは、そっちだろ(嗤)」と、こーよ、こう。時に、自分の個人的感情とは全く違う心情も書けてしまえるのが、小説家脳、ってヤツだしかし、そんな低賃金でこき使わないと成り立たないような産業群って、結局、消費者(企業契約分も含む)が少しでも安いものを求めるからなんじゃないの?結局、巡り巡って自業自得なわけですよ()ひろゆき氏がことあるごとに、「金がないなら生活保護を受けろ」とおっしゃっていたりしますが、はやせもこの提案に(は)賛成するのは、衣食住が満たされることで防げる犯罪が確実にあるからです。治安維持のため、なんですよ(まぁ、保護を受けていても、ざっくりと1割ぐらいは、満足できなくて問題行動を起こしたりする人もいるけど)こういった犯罪を減らすためには、「犯罪なんてしない方が得だ」と、思わせる政策も必要なんじゃないかなぁと思いますわぁ(あと、フリマサイトで生ものは買わない方が良い 安いお野菜などをお探しなら、訳アリ商品を正規に集めた専用のサイトなどを使うことです)。そんなことを考えているうちに、録画がすでにお目覚メシのスタートを告げておりました(苦笑 ←いやまぁ、リアタイもしてはいたんだが、とにかくCHEF-1の記事の方が終わらなくて)。本日のメニューは、 冷やし燻すうぷ 。例によって、動画紹介中。お名前の由来の方は、燻す+スープで、燻すうぷ。この方じゃなかったら、「親父ギャグですかっ」(←おやぢスキー的には誉め言葉だが)って感想に……なるかもしれないんですが。スープをひらがなで「すうぷ」と書くだけで、こんなにも可愛らしくなるもんかね?(←贔屓目線)やっぱり好きなんですけど。このセンスw材料としては基本、非常にシンプル。牛乳の消費拡大を願う元酪農家の娘的にも、牛乳をたっぷり使ったスープは嬉しいですし、それに合わせるのは家計の味方・もやし!(もっとも、最近はもやし農家さんですらも「この値段じゃやっていけない」とこぼされているようですけど……むしろ、今までの値段でどうにかなっていたことの方が異常だよ(ぉ))バターでコクを出して、塩で味を調える。以上。では終わらないのが、この方のお料理よ。お名前の由来になった燻す、つまり、燻製にするためにでてきたものが、スモークウッドですっ!いやまぁ、高級料理店(の、テレビ映像)ではたまに見かける、料理の提供直前に燻煙を忍ばせて、お客さんが蓋を取ったら煙の中からお料理が現れる、みたいな演出はありますけど、そうではなくて。わりとしっかり、燻されてます。(方法としては温燻に近そうですが、燻す時間は熱燻寄りかのぅ?)もちろん、火の取扱いと換気には十分気を付けることは、念入りにご説明。まぁ、乳製品(チーズとか)と燻製は相性が良いので、味を想像すると美味しそうな気はします!次に、もやしの登場。バターで炒めますが……。ひげ根はそのまんまで良いのね。ミキサーにかけるから。まぁ、栄養価はその方が高そう。(実家の母には、ひげ根をちぎり取る作業をよく手伝わされたなぁ……)特製の燻製牛乳をフライパンに移して、もやしを一煮立ちさせたら、充分滑らかになるまでミキサーにかける。冷製スープとして氷水で冷やしたら器に。お好みでコショーをかけても良し。普段はこんなに詳しく調理風景を描写したりしないんですけど、今回はテロップ遊びが控えめだったので落ち着いて見られました(って、普段は落ち着いてないんかいっ)ただ、ちょこーっとだけ、考えたことが……。今頃の時期、大型スーパーの一角では、キャンプ用品の特設エリアなんかができていて、そこでスモークウッドのお値段、チェックしちゃったんです高っっ!!(ぅぉぃっ)はやせ調べだと、同じくらいの大きさのもので、2,980円也(たぶん税抜き)。これは、せっかくもやしを使ってても、日常の食卓にのぼるお料理じゃないかなぁ……。今回のものはまぁ、ハレの日のお料理、というカテゴリで。あるいは、そうだなぁ。こんなパターンだと作れるかなぁ……。アウトドア好きのお父さんがキャンプで燻製を作ろうと張り切って色々と準備していたんだけど、当日大雨が降ってお出かけできなくなり、じゃあ準備していたスモークウッドで新しい料理に挑戦しよう!みたいなシチュエーションなら、どうだろう!?(←いや、妄想通り越して、もはや小説のネタだってばさ)【第2版追記】もっとお安くアレンジをしようと思ったら、いっそ手っ取り早くスモーク系食材を加えるのはアリだろうか。スモークチーズもいいけど、今タモリSTATIONを見てたらホタテの燻油漬けを入れたくなったwあ、そうだ。GYAO!でミスター味っ子を見よう!(レンタルで)という話をちょこっとしましたが、第1話はよくあるパターンで、無料で見られます。で、さっそく見ました。今なら「陽一、土足でカウンターテーブルに立つのはヤメレ」みたいなツッコミも入れるところですが(念のため。アニメオリジナルの演出のはずで、原作ではそんなことはしてなかった記憶だ)、それ以上に……。音ズレがひでぇ絵柄の80年代テイストについては、そこはそれ、脳内カバーができる人間ですけれども、ルネッサンス情熱はせっかくのOP映像と連動する系楽曲なのに、絶妙に1拍ほどズレていて。画面酔いしかけました(うっぷす)無料分映像がこのクォリティですと、今後の課金意欲が萎えるんですがーまぁそれでも。アニメ版味っ子は回を追うごとに原作とは離れたオリジナル展開を迎えて、結果、最終回も原作とは全く違う、という事前情報だけは知っているので、まぁ年内中には他のお話も見たいものです。もう一つ、話題があることはあるんですが……とりあえず、来週まで寝かせておきますかね(意味深)。 お目覚メシ#29 へ続く
June 23, 2022
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第00弾 から読む 第16弾 へ戻るCHEF-1グランプリ 2022 エリア予選も、とうとう最後の地区に辿り着きました。何だかんだ好き勝手なことを書き殴っておりますが、それでも書き続けていられるのは、このツッコミどころの多さ()をはやせなりに楽しんでいるからだろうとw規則正しく、法則に則って美しく物事が整理されていることに、「心地よさ」と「安らぎ」を覚えるクセに、それだけでは「つまらない」「物足りない」とも思ってしまう、この二面性を抱えたメンドクサイ好みを持っているのもまた、我々法則型さんの特徴であろうと……実は、何故か今年上半期の記事で一番読まれているのが、この続きの続・4タイプ診断の記事だったりする 何故だ……ひろゆきの名前に釣られているのか?(ぉ)。ということで、さっそく参りましょうか。はやせ的近畿エリア予選の感想を、どうぞ。↓↓↓↓↓まずは。主催者の一者であるABCテレビのお膝元である近畿エリアについては、事前番組が放送されておりました(もう見られませんが……)。その感想もはやせはすでに書いておりますので、まずはそちらへのリンクを(前編・第6弾、後編・第7弾)次に、恒例となったエリア地図の紹介なんですけれども……。個人的には、三重県は近畿か東海か問題、というのがちょっとありまして。CHEF-1グランプリの区分けでは、三重県は初回から東海エリアのほうに組み込まれていまして、結果、前回大会では三重県代表者のお一人がサバイバルラウンドへの進出を果たしつつ、三大都市圏の一つ・名古屋市を有する愛知県代表の方が予選落ちしてしまうという結果が生まれました(今年はリベンジを果たせたようで、何より)。一方で。三重県そのものは料理に熱い地域というイメージもあって、かの有名な日本初の高校生レストランが生まれた場所でもあります(ドラマも見てましたわ)。すると…………ケンミンショーを見ていても大阪・京都・兵庫の2府3県だけで対決番組としてはお腹いっぱい(←)の地区だけに、三重県さんにはそれに巻き込まれず伸び伸びと戦っていただけると思うと、この区分けはアリなのかもしれぬ(って、結局自分は何を言いたかったのか)気を取り直して会場は、大阪調理製菓専門学校 ecole UMEDA。大阪の調理師専門学校というと、服部先生のところと双璧をなす辻調グループさんが有名なイメージがあったのですけど、こちらの学校はスタートが日本料理店だったという歴史がなかなか個性的(もっとも、TVerで紹介されたあれやこれやは、学校法人のサイトの沿革に書かれていたことを丸写ししたような内容だったが())。MCは、ABCテレビより佐藤修平アナウンサー。…あれ?増田紗織アナウンサーじゃなくなったのか?(まぁ、あまりにも去年の予選での見取り図とのやり取りがズレズレだったところは……逆に面白かったりしたんだけどw)審査員の方々は、まず、会場・調理師専門学校枠から、脇山史好先生。この枠は、他の地区だと西洋料理の先生が多く就いているイメージでしたが、さすがはこの学校のシンボリック的なアイコンですから、日本料理の先生がお越しになりました。有名料理人枠からは、東浩司オーナーシェフ。中国料理の料理人さんですかー。何というか、お料理のお写真に脇屋シェフっぽい系譜を感じます(去年は神田川俊郎さんがいたのよなぁ……)。フードジャーナリスト枠からは、寺下光彦さん。「Meets Regional」という雑誌に創刊号から寄稿をされている……と。確か、オズワルドが連載をもらった雑誌もここだったよな~と思って公式サイトを覗きに行ったら、その連載企画は、今見た最新号で最終回になっていた()。早くね?終わるのさて、じゃあ第7位は……と書きかけたところ。画面のバックに、デカデカと映った音楽再生リスト(ただし、具体名はなし)が気になって気になって仕方がないんですがっ(一体、何の事件があれば、こんなメディアプレイヤーらしきPC画面がばばーんとディスプレイに表示されるような状況になるんだ)うぇっほぃ(←咳払い)。改めて、第7位から。第7位は、大阪府代表・熊澤暢佑さん(ラーメン・35歳)。お、熊澤さんが来たよ~。RED U-35 2021大会において、Twitter民の絶大な支持を受けた方だ。ラーメンの世界に入る前は、懐石料理のお店にいらっしゃったのかぁ(個人的には、その前の経歴が気になるお方だったりしますが……)。作品名は、「やまつ辻田の「鷹の爪」が主役の七味混ぜ麺とラーメン寿司」。……ラーメンのメニュー名にしては、長いかな?客によってはあっと言う間に「七味麺と寿司のセット」ぐらいには略されそうだ()アンチョビベースの混ぜ麺というのは、ちょっと面白い。ラーメン寿司の方は、そば寿司がヒントになったかな?麺を海苔で巻くという意味では(太巻き風に大きめの具が似合っているのはラーメンっぽい)第6位は、二人目の大阪府代表、米田武史さん(フレンチ・39歳)。コンクールに強い方、という紹介ですが、昨年の花田さんを超えるインパクトはないかなぁ……(何しろ、花田さんの場合は入賞したコンクールの一覧がエンドロールのように流れていったからなぁw)作品名は、「五香粉香る大和肉鶏のファルシ 結崎ネブカと大和まな、黒大蒜のアクセント」……印象だけなら、今大会最長作品名かのぅ? って、とうとう芳忠さんが正式名称を言うのを諦めているんだが(←いや、そーゆー台本だろ)えーっと。五香粉が中華系のスパイスで、大和肉鶏は奈良県のブランド地鶏。結崎ネブカは在来品種のネギ。大和まなも在来の葉物野菜で、この2つは大和野菜にも認定されているのね(全てWikipedia調べができて、大変ありがたいw)。…………えーっとぉ、この方、奈良県代表だったっけ?(ぉ ← 主催者の提示する地元食材使用の定義があいまいだったんだろ)北海道民の距離感覚だと、例え道内であっても「地元」と言えそうなのは、居住振興局管内と、せいぜいその隣接振興局程度で、例えば道東民は、道南・道央・道北圏を「地元」とはなかなか呼べないんですよ(気候も植生も違うので、圏域を超えるとちょっとした旅行感覚です。というか、道内移動であっても、移動距離と時間によっては普通に飛行機使うしな)他の都府県であっても、例えば複数の旧藩領が合併してできたような県だと、藩境で文化も変わってくると思うので、そこから離れると地元感は薄れると思うんだな。それでも、「北海道代表」を名乗るなら、道内他地域の生産物にも詳しくならなければ!……と思うのが、食材第一主義・道民の普通の感覚だと思うんですけど……。近畿だけは最初から、近畿エリア全体が地元になっちゃうの?()はやせがさっくりと調べただけでも、大阪には大阪の「なにわ野菜」というものがあって、ネギも葉菜類も含まれているみたいなんだけど、それじゃあダメだったのかなぁ……そこの使用食材の定義があいまいになるなら、「都道府県代表者」という存在の定義すらもあやふやになっちゃう気がするんですけど(奈良県の食材を使いたかったのなら、奈良県代表者として一次予選も闘うべきだったんじゃないのかなぁ?RED U-35のような居住地(料理店所在地)縛りはないルールのはずだし)エリア予選を突破した後なら、いいんだよ?都道府県代表者からエリア代表者に格上げになって、前回大会の山下シェフが「九州全体」を取り上げたように、さ。が、最低限エリア予選中くらいは、代表選出地域の生産物を使う、というくらいのルールにしてもらいたいのが、生産者側の意識に近い、はやせの意見ですわぁ(郷土料理を作る、というのは、また別よ。それは、自分自身のルーツと文化を象徴するものだから。けど、代表地域の地元食材を使っても出身地の郷土料理は概ね作れるわけでさ。よほどの特殊食材を材料にしていない限り)。じゃないと、そもそも代表地域の地元振興にならんでしょ(ど~も関西圏の方々とは価値観が合わないっぽいわぁ……)一方、審査員の方々の評価では、これら作品名に用いられている名詞の羅列とは全く関係がない()ところで、最後までお料理を温かく食べてもらう工夫の方が評価されていました。…………それをやらなきゃならなかったのは、どー考えても、大会ルールの方が甘ったるかったせいだと思うが()。第5位は、滋賀県代表・一之瀬愛衣さん(フレンチ・25歳)。おっ!メ・モーレさんが5位入りですよっ(喜)。……おろ?名字が変わったということは、ご結婚をされたんですかね??(ただし、はやせは選択的夫婦別姓制度には肯定派の人間だ)作品名は、「菜の花畑と春の仲間たち」。うむ。大変素直な可愛らしいタイトルです。世界観の表現、というコンセプトも良い。けど……審査員の方々のコメント、カットなのかい??()第4位は、兵庫県代表・清水和博さん(スパニッシュ・32歳)。スペイン料理の普及に燃える料理人さん。……調理中の髪の毛に意識が向いてしまうのは、初見さんによる「髪を切れ」的な問題とは関係がなく、ただただ、畠中さんが名付けたパーマ・エスパニョーラのせい(視聴者にインパクトを残す、という意味では、このキャッチコピー作戦はある程度成功しているw)作品名は、「パエリアのおこげ」。こちらは、地元食材を活かしながら、自分自身を表現する料理ジャンルに昇華させるという、お手本のようなお料理。食べたいです!(お料理に必要なビジュアルって、色味が鮮やかで美しいかどうかってことより、食べたいと思う食欲を湧かせるかどうか、の方が重要だと思うんだけどなぁ……)ここからは上位ゾーンの、第3位。京都府代表・楠修二さん(和食・32歳)。正統派な修業をされている風格を漂わせている方が来ました。祇園さゝきでも修業をされてきた、というと、前回大会出場の中川寛大さんの先輩にあたるのかなぁ?作品名は、「大豆の肉汁」。色々な意味で肯定的な違和感があって、ビジュアルの斬新さ(藁苞(わらづと)に、大豆の巻物??)と相まって、インパクトは確かに抜群です。ナレーションで「発酵に取り憑かれた」(←いや、この漢字変換は、はやせの印象優先であるが)とまで言われた料理人さんが、今後どんな発酵料理を披露してくださるのか、楽しみですね。第2位は。京都府代表・髙島伸さん(ジャンルレス・38歳)。京都府代表者さんも、これで2人目かな?こちらも、事前番組で特集が組まれた方ですね。畠中さんが付けたキャッチフレーズがまた………そうだった。表参道美容室カットモデルさん()。作品名は、「京都」。これは逆に、今大会エリア予選でもっとも短くて潔いタイトルですね!恐らくですが、中央のソースの飾り方が、鴨川か何かを表している気がします(注:正解は桂川でしたが、淀川水系仲間ということであれば、当たらずと言えどもも遠からず(←自分に甘いです)。すると、ホウレンソウの山は嵐山かな)。このビジュアルは、カメラを構える前に思わず一口食べたくなっちゃうようなお姿っすね!(ぉ)(単に、はやせが単なる肉好きであるってだけなことは、否定しない)そして、試食順が最後だったにも関わらず、技術力の高さで審査員を満足させた、という事実は、この評価の高さ頷けます。では、(ようやく)第1位。近畿エリアを制したのは、こちらも京都代表者さんでした。芝原健太さん(イタリアン・35歳)。おお~!イタリア料理人さんがトップですか!意外(←ぇ)。本場・イタリアで修業したのち、東京で新規店舗の立ち上げに参加。現在はホテルレストランの料理長……か。この方も背負っているものが大きそうだのぅ。作品名は、「ジビエロールキャベツ」。これはわかりやすい(=客にとって親切な)タイトルですね。良いバランスのお名前。ジビエは、京都の鹿肉を使用。えっと、食べちゃいかんのは、奈良のシカだったっけ(天然記念物!神鹿!)。ビジュアル的には、定番の俵型でも、ご家庭に優しい丸ごとキャベツ系でもなく、丸みを帯びたフォルムが可愛らしいです。しかも、蒸しているのか!うむ。美味しそう!確か、和歌山の代表者の方もジビエで勝負をされていたと思うが(ほほえみのジビエリアンさんw)、あちらの方々はとにかく、鹿肉はミンチにしたがるのね(エゾシカとニホンジカじゃ、採れる肉の量が違うだろ ←エゾシカは、交通事故に遭うと普通自動車の方が大破するほど、デカい)これまでコメントが全く(←)採用されていなかった、審査員・寺下さんの言語能力が、ここで炸裂。「ピカッと光るソースは超一流!」そ、そーなのか。チョコレートにおけるテンパリングみたいなもの?(←絶対違うと思う)残念ながら、前回ファイナリストの三島伴博さんと、事前特番で「勝てると思った」と豪語していらっしゃった齊藤大地さんは、予選突破ならず、か……。こちらのエリアでは、京都勢が本気で代表を取りに来たようです。以上で、エリア予選の結果が出そろいました。RED U-35の記事でやってみたように、サバイバルラウンド進出を果たした方々の分析もまたやってみたいところですが……じ、時間がないサバイバルラウンドの放送が開始される前に、もう1個か2個の記事を上げたいところですが……が、がんばれ、自分(ぉ)。ところで、決勝戦の本放送まで1か月しかないんですけど、一体サバイバルラウンドをどんだけはしょる気なんでしょうか(←言い方っっ!)。それとも、放送枠が1時間くらいあるんですか?料理人さんたちはな~~~んにも悪くないのに、今からすでにもう、昨年のサバイバルラウンドの面白さを超えられる気がしないというのは…… (前回大会における課題の一つであった「ドラゴンシェフの定義」を、セットのドラゴンちゃんごとぶん投げた結果が、コレかと)まず、メディアに携わる人々相手に、「定義とは、何か」について問い詰めたい!小一時間くらい問い詰めたい!!(←迷惑です)場を盛り上げるMC・山里亮太さんの手腕には、期待していますです。ハイ。 第18弾 へ続く
June 21, 2022
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お目覚メシ #26 へ戻る土曜日かな?日テレで「1日1便」という、1日に1便しか走らない路線バスに番組ディレクターが乗って、その終着バス停で「何か」を探す、という企画をやっていたんです。番組冒頭から、思いっきり道東の端っこを走る、めちゃめちゃ既視感のあるバスが目の前を通過していたんですがー()。あまりにも終着点に何もなさすぎて、これで番組が成立するのか!?と思われたところ、あまりにも親切すぎる地元民が次々と現れて、あれよあれよと、気が付いたら当日泊まるホテルまで決まっていた、という展開になりました()コレ、仕込みじゃなかったら出木杉くんじゃね?(ぉ)と、道外の他の地域の方々は思われたかもしれませんが……。道東民の中では、わりとあるあるなんですよ。見ず知らずの人でも親切にするって。このコロナ禍じゃなかったら、「ウチに泊まってけ!」と、ご自宅までディレクターさんを連れ帰る人もいたかもしれません()お人好し過ぎると思いますか?まぁ、そういうところも無きにしも非ずですが……。ちょこーっと、違います撮影日が3月中旬だった、というところが、ある意味重要ポイントでありまして……。その後、北海道では哀しい知床観光船の事故が起きるわけですが、あの時期であれば。陸地であっても普通に遭難するのが、道東の自然ってヤツですいやぁ……。あの場所で、最初の地元民が通ってくれた、というのが、まず奇跡みたいなものだったと思って欲しい それがなかったら、下手したらあのDさん、翌朝に冷たくなっててもおかしくなかったから!!()そういう、自然をナメてる人を見つけて、見て見ぬフリなんてできないんですよ、我々は。だってさ。寝覚めが悪いでしょ こんな僻地にまでわざわざ来てくれた人が、最悪の事態に巻き込まれるかもしれん、と、想像するだけでさ……(あの、知床観光船の船長さんにだって、地元の漁師や同業者は散々警告したハズなんだよ……)。今でこそ、ドクターヘリが配備されて10年経ち、急性の病気でも救命率が上がってきたこの地域ですが、天気が荒れたり、陽が沈んだ後だったりすると、飛びません で、高度な救急救命対応ができる大きな病院までは、車でも普通に2時間以上かかる地域なんですよ!!なので。まずは最悪の事態を想定した上で、最低限それを回避するための行動をとるというのは、ごくごく自然に身についた、当然の行動なのです(例え隠者願望の強いはやせであっても、ムラの掟には従えないと、死んだあと相当の日数発見されないことを覚悟せねばならぬ)。失敗には、リベンジできる失敗と、取り返しのつかない失敗がございます。後者の失敗を避けるためであれば、人間、臆病すぎるぐらいでちょうどよいのです。(逆に言うと、命を失うか、一生治らない障害を負うか、犯罪として他人に迷惑をかけるか、以外の小さな失敗であれば、むしろどんどん経験して、失敗に対する耐性をつけておいたほうが良いです ← イマドキの若者の皆さんは、この経験が少なすぎる気がしてのぅ……)最近、こんな「本題とどう結びつくのかわからない」(そして、結局、紐づいてない)出だしが多いですが、今週のお目覚メシです(ぉ)。今回のタイトルは、サマー・トマト・ヌードル。夏野菜の代表格・トマトをメインにした、冷製の麺料理ですね。あとは、栄養価の高いモロヘイヤを使う、と(一時期、実家の母の中ではモロヘイヤ味噌汁がブームだった時期があるなぁ……)。トマト入りの麺料理、というと。ごく普通にパスタや冷やし中華、少し捻ってそうめん、といったところが凡人の発想で。やはりこの方は違いますね。レシピ欄で取り上げられたものは、うどん(しかも、細めの乾麺)。TOKIO監修のトマたまうどん@丸亀製麺ははやせも食べに行きましたが、あれはちょっとピリ辛仕上げでしたねぇ……。というあたりを思い出していたら、飛び込んできたものが。「本日の主役」タスキを身につけた、フルーツトマトさまの画!!ww(王冠付き)これまでも、集中線(マンガにおける表現技法のひとつ)が出てきたりと、バキ事変(ぉ)以降編集スタッフさん自身がマンガ好きであろうな、というところを隠さなくなったな、とは思っていましたが……。ハイ、好きーwその後も、今回のテロップはスタッフさんの趣味全開で、大変楽しそうでしたwこういうお遊び編集を許してくれる柔らかい社風も、HTBさんの大変良いところだと思いますっ。今回の「おおっ!」と思った食材は、アーモンドミルクが入るところですか。パックのドリンクについては何度か試しに飲んだことがありますが、確かにあの甘さはトマトに合いそう。その後も、テロップ遊びの方に目が移りつつ(←)、イタリアンな仕上がりの冷製うどんが完成。いやぁ、食べたいなぁ……。せめて、気温が18度を超えてくれれば(マジで、まだまだあったかいうどんが恋しい日々……) お目覚メシ #28 へ続く
June 16, 2022
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第00弾 から読む 第15弾 へ戻るようやく北海道・東北エリア予選の記事を書き上げた……と思ったら、もう日曜日(焦)。昨日(注:執筆開始時)のお昼には、今大会(も)最大の激戦地区・関東・甲信越エリア予選の模様もTVerでUPされているハズですが……。その前に。BSよしもとの方で 別冊! CHEF-1グランプリ~出場者の店全部食べます~ なる番組が放送されていたんですね()一応、自宅のBS対応型TVのほうでも見られそうではあったんですが、今実家にいる上に、録画予約は タカトシ・温水の小さな旅シリーズ の方を優先予約してるし()、結局ネットで見るしかない……だと、これも会員登録しなきゃいけないのか上記のとおり、はやせ、NHKへは基本料金だけじゃなくて、BS使用料も支払っています(お布施だと思って)。しかも、1年分一括前払い契約で(!)だって、そっちのほうが割引が利くんだもんwスクランブル放送がどーのこーの言う人もいらっしゃるみたいですが、はやせ的にはEテレの番組だけで充分元が取れている()どうせ支払わなきゃならないものなら、例え自己暗示であっても(←)楽しんだ方が得だな、と、思うようになりました。が。なんか、新規登録が、3回くらいチャレンジしてめちゃくちゃ弾かれるのなんでだろー??と思ったら。大昔に、吉本芸人のライブのチケットを買うため(だけ)に1回だけ使ったアカウントが、まだ生きていたらしい(!!!)ということで、旧登録情報でログインができたところで……アーカイブに残っているのが#7より新しいものだけだっつーのは(6/12現在で。そして、この日の12:00に見られなくなる) なんだってこんなに、宣伝のチームワークが悪いんだ……(← いや、おまぃの情報収集能力が足りていないだけぢゃ)。その放送を無事に見ることができたのかどうかは、また別記事に譲るとして……。こちらではやはり、関東・甲信越エリア予選の模様の感想を優先的に書いていきましょうかね。↓↓↓↓↓国内は言うに及ばず、世界的にも「美食の街」とされている首都・東京を含むこのエリアは、他のエリアより5名多い、20名がエリア予選に参加。それだけで、予選突破が熾烈な争いだったことは目に見えているわけですが。まずは、会場の紹介から。テレビの料理番組をある程度注意深く見てきた者にとっては、お馴染みと言っても良い服部栄養専門学校。理事長が服部幸應先生だということでも有名ですね。服部先生については、実は、調理師免許を持っていない、ということで世の中が多少ざわざわしたこともありましたが……しかし、この免許って「調理師」という公的資格を名乗ることができる権利を持てるもので、料理人を名乗るのに資格はいらんのよね(苦笑)。まして、料理解説者って肩書に資格なんて存在しないしw 学校そのものの印象としては、講師陣の豪華さもさることながら、調理実習室のバリエーションの多さにびっくりしますね!自分のお店の理想的なキッチンを一から設計できれば、それに越したことはないんでしょうけど、そんな資金を持って開業できる人なんてそう多くはなくて、特に就職したての新人は、そのキッチンに見合ったオペレーションをこなせるだけの実力が求められると思うんだな。そこへ行くと、最新鋭の調理器具もがんがん導入してくれる学校って、学習環境としては羨ましいくらい恵まれていると思いますよ。翻って、行政職場のIT化が叫ばれて久しいけれど、それがどーにも進んでいないのは、それを扱う人間の問題というよりは、ソフト側の進化に現場で配置されているPCの基本性能が追い付いてないからだと思うのよね(自分の私用PCの方が、どう考えても性能が上)いくら安いからって、入札時点ですでに型落ちのPCを、最低6年使えと言われても、電源を入れてからトップ画面が映るまで2~3分もかかるんじゃ、結局FAXでもらったほうが早いのよ(涙)。MCは……ほう。ABCテレビの桂紗綾アナウンサーか。キー局さんは徹底的に、全国大会の放送枠を空けてくれること以外は基本干渉しないスタイルなのねw審査員の3名は、ナレで「もちろん」とも言われた(w)お馴染みの服部先生。お二人目は、有名料理人枠から、「ナベノ-イズム」の渡辺雄一郎シェフ。渡辺シェフについては、最近テレビでお見掛けする機会が少しありまして、印象的なものだと「有吉くんの正直さんぽ」でお料理を出していたところがイメージに残っています(結構おちゃめな方だったw)。雑誌編集者枠からは、情報誌「おとなの週末」編集者の戒誠輝さん。お料理だけじゃないトータルな情報誌っぽい。では、例によって第7位から。第7位は、東京都代表・白鳥翔大さん(ジャンルレス・29歳)。エリア予選に最多・8人の代表を送り込んだ東京代表者から、まずは順当にお一人目が合格。3つ星フランスレストランで7年修業。その後、各国のサスティナブル料理とやらを学び、帰国後には自らのお店を開業……と。コオロギ料理(しかも、ラーメン)にもチャレンジするあたり、本当にイノベーティブな方だな、と。ヴィーガン料理や昆虫食を、自分で好んで食べる方の嗜好を邪魔するつもりは、はやせには毛頭ないです。が。たま~にいる、「肉を食べる他人を非難する」タイプのヴィーガンさんは、ちょっと苦手(たぶん、最初にそう思ったのは『ふしぎの海のナディア』のナディアだ()。そこへいくと、「自分は食べられない」という主張をするだけで、それを人に押し付けたりしなかった綾波レイを見たときには、「成長したなぁ、庵野監督」と思ったもんよw(ぉ ← そもそも、エヴァTVアニメ版の初回をリアタイした理由が、「ナディアの監督のアニメだから」だった人。その後、相当の話数を見逃していたんだが、某親友に連続7時間録画おっかけで見た、というスバラシイ思い出があるw)はやせ自身は、おそらく、肉を食べないという選択肢は選べない人。何故なら、超の付く貧血持ちだから(それでいて、レバーは食感のもそもそ感がめちゃめちゃ苦手)。「血(鉄分)や脂の味がしない」肉模造品は、結局、代用品にはならんのですよ……(あえて言えば、人工細胞分裂型の商品には多少期待している。ものすごーく高価そうだが)。作品名は、「どぜう春巻き」。どじょうを歴史的仮名遣いの「どぜう」と表記する、江戸文化へのリスペクトと、味付けも日本料理寄りにしつつ、春巻という中華点心の姿で提供するという、フュージョン料理ですな。揚げ色が濃い目なのが若干気になりましたが(そういう色をわざと狙ったのか、本当に揚げ過ぎたのか)、圧力釜で骨まで柔らかくしたどじょうと、春巻のパリパリ感は相性が良さそうだと思いました。第6位は、また東京都代表・小島広夢さん(フレンチ・28歳)。出身は愛知県名古屋市とのこと。フランスの三ツ星レストランを含む各地の名店で修業をしたのち、現在はガストロノミー"ジョエル・ロブション"にお勤めとのこと。作品名は、「東京うこっけい卵と赤味噌による味噌煮込みうどん」。地元(=東京)の食材を使用する、というルールは守りつつ、自分の故郷の味である味噌煮込みうどんをメインにもってくるあたり、自分のルーツこそが「自分らしさ」の証であると表現したお料理、かな。しかし、見た目にうどん感はまったく感じられず、上に乗せられた網目状のパリパリしてそうなものが味噌と麺を表現しているらしい。前回大会以降、既存料理の構成要素を一度分解して再構築するという、新しい文化が生み出されたような感じも受けますなw第5位は、新潟県代表・佐藤翔さん(和食・32歳)。この方も移住組ですね。作品名は、「おふくろの肉じゃが ~新潟の自然の恩恵・雪室野菜~」こちらも、「肉じゃが」というタイトルから少し崩した、ペースト状にした人参や餡にしたジャガイモを組み合わせ、別に焼いたステーキ肉を添えるというお料理ですね。味付けは、日本料理の基本に忠実みたいですけど……肉じゃがの生まれた歴史を考えると、別に醤油味にこだわる必要すらなくなるっていうねw(コショウでパンチは利かせているし)第4位は、神奈川県代表・志田竜児さん(フレンチ・39歳)。この方もロブション系列の方か~。って、現役の ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション の料理長(4代目)なの!?() ロブションご出身の方々って、皆さんチャレンジ精神に溢れているのか……(そういや、ジョエル・ロブション氏ご自身が、料理の鉄人への出演経験がおありなんだったっけ?←Wikipedia調べだと、審査員枠だったけど)作品名は、「川崎育ち ~春の息吹き~」。審査員には、食材に対する一つ一つの仕事の丁寧さを高く評価されていましたけど、その時間自体はあっさり流されて()、ご本人の大会出場にかける思いについて、時間を多めに割かれておりました。ラトリエ~出身の料理長は、初代の須賀洋介シェフをはじめ、独立後も活躍されている方々ばかりですから、自分もそれに続かなければならないという使命感、みたいなものも感じましたねぇ。フランス料理界においても頂点の一つと呼んでいいロブション系列のお店で料理長をしていらっしゃるだけでも充分スゴイことだと思うんですけど(逆から考えてみたらいいよ。日本料理の三ツ星店が海外に支店を出すとして、その料理長に現地の外国人を採用するって、ある?)、すでに一流の方が超一流へとさらに昇っていくためには、乗り越えなければならないものが我々凡人の想像力をさらに超えた先に存在するのかもしれないなぁ、とも思いましたです(が、がんばってください……)。第3位は。もう一人の神奈川県代表・鄭大羽さん(韓国料理・26歳)。……ほらぁ。やっぱり、以前のはやせの見込みどおり、神奈川の料理人さんってレベル高いじゃん。代表者が二人だけって、過小評価しすぎ()(いや、この方は埼玉がご出身らしいが)。ご本人は、韓国料理の中でも「モダン・コリアン」という、フレンチとの融合を果たした料理を勉強してきた方とのこと。辛いものが苦手なはやせとしては、韓国料理にはあんまり興味がなく(←)詳しくもないんですが、お写真を見る限りはやせでも食べやすそうなお料理が並んでいるように見えます。作品名は、「白いポッサムキムチ」。メインの白菜キムチは綺麗に洗い落とされて、砂糖も使って(たぶん)甘めに仕上げつつ、下のソースの方にはコチュジャンを利かせて、味のコントラストを付けたお料理……に、なるのかな?キムチの食べ方として、新しいのは間違いないですね。ただ……指定の地元食材は、白菜、で、いいのだろうか 確かに、生産量は0ではなさそうですが、そのあたりの説明が、弱い(ご本人のせいじゃなく、やはり責任は編集の仕方にある気がしてならないが)第2位は。また×2、東京都代表・根本郁弥さん(フレンチ・32歳)。こちらの方は福島県ご出身とのこと。さらに、こちらは ガストロノミー ジョエル・ロブション でスーシェフをされている方とのこと(挑戦者も審査員も、ロブション同士でバッチバチだよ、東京は)。作品名は、「イカ人参 ~à ma façon~」。……このアルファベ(フランス語)のスペルは、上手くblogにUPできているのだろうか(そして、一応、読み方はご本人が「ア・マ・ファソン」と発音してくださいましたが、意味についての説明がないよ)仕方がないから、自分で調べたさぁ……意味は「自分流」「私らしく」とのことだった。あれ?大原さんと一緒?(ぉ)このお料理も、ご本人の故郷の郷土料理である「イカ人参」をベースにして、再構築したもの。恐らく、本来は割と日持ちを意識したお料理だと思うのですけど、その前提を覆してレストランで出す前提で食材の味を活かす方向性での調理法を目指した感じですかね。そして、第1位。また×3、東京都代表・髙木祐輔さん(中華・27歳)。前回ファイナリストたちはやはり強い!しかも、今大会ではほとんどサバイバルラウンド通過者を見かけない、中華枠。さらには、純粋な東京生まれ・東京育ちの東京都代表者としても、なんか貴重な気がします。この方も、前回大会であと一歩及ばない原因となった、食材への理解と生産者との交流を、この1年間みっちりと経験を積んで、レベルアップしたことが見て取れます。作品名は、「米湯 水と油」。発音は「マイトン」と言うあたり、たぶん、北京語読みじゃなくて、広東語読みかなんかになっている気がする(北京語読みなら、発音は「ミータン」に近くなると思うので)。地元の中でも、特に出身地である八王子のお米にこだわる、というところに食材へのリスペクトが感じられるし、使っているお水にも、奥多摩の清流を使うというこだわりを感じるし、中華料理の中でも小麦文化圏の北側の料理ではなく、お米文化圏の南側の料理であること、更には、本来交じり合わないものの例えにも使われる「水と油」という言葉を名前に忍ばせ、融合を図ったという意味も感じられ、とどめには「お米でお米を食べる」という、テーマとしては昨年のリベンジ(ワサビでワサビを食べる)すらも意識しているんじゃないか、と思わせる、これは、全力で勝ちに来たお料理です!表情には出ていないですけれど、この方も前回大会での経験が闘志として現れているような気がして、続けて見ている者にとっては大変感慨深いですよ、ええ。こちらの地区もサバイバルラウンドでは大激戦が予想されますけれども、「また、全国大会で会おう!」と誓い合ったあの日の約束が少しでも叶うことを願っています。決勝戦の放送日も7月24日と決まったみたいですし、はやせも執筆のギアを上げていかねば……(というところまで書いて、現在朝の4:40ほぼ徹夜だぜ……)ところで。RED U-35の経験者としてはやせが注目していたお二人は、残念ながら予選突破が叶いませんでしたが、一方で、今年のRED U-35 2022大会の方は、エントリーが始まっていたのですね()。こちらの大会は、主催者から示されるテーマも、闘うルールについても、時に奇想天外と言っても過言ではないような部分が大変面白かったりもするものですから、はやせの体力が残っていれば()今年も追いかけてみたいですけどねぇ……。っと。今回の四字熟語チャレンジ(の、補足説明)ね。言葉を扱うプロを目指しているはやせといたしましては、これまでも作品タイトルには意識して強めのツッコミを入れてきましたけれども、今回はやはり、「名は文化と志を表す」をこれまでの予選以上に強く感じましたので、日本古来からの文化の一つである「言霊」という言葉は、使いたかったんですよね。その後に続く言葉が果たして「乱舞」で良かったのか、というと、自分でも詰めの甘さを感じるのですが()、いい加減ちょっとは睡眠をとらないと、今日のお仕事に差し支えますんで、一度第1版を上げさせてもらいます……。眠気は誤字を誘発する大敵なんですが……ダメだ……限界………… 第17弾 へ続く
June 14, 2022
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お目覚メシ #25 へ戻るうむっ。久しぶりに聞いたけど、やはりメヌエット@山崎まさよしは良きかな。ペンギンズのノブオさんがゲームのCMをやっているというだけで、ちょっと感慨深いものがあったりするのですが(←勇者ああああのプレゼン企画も結構好きだった人)、それ以上に、ミンサガやりたいっ!て潜在的願望を揺り動かされて、「どうしてくれようぞ!」と思ったら。え。ミンサガもリマスターくるの!?冬に!?(歓喜)1週目はやっぱり(?)、シフからスタートしている気はしますが、また一つ、生きる希望が増えました(謎)。ロマサガ3もカタリナから始めるあたり、はやせの好みは昔っから、やっぱり一貫していてブレてないなぁと思いつつ……積みっぱなしの他のゲームはどーするんだという気も、しなくはない……(特に、完全に行き詰っている、メガテン5……(遠い目))男性キャラの好みは例のごとくですけど(最近のFFにあまり食指が動かんのは、やはり、魅力的なおやぢキャラに出会えていないからじゃないかと)、女性キャラのはやせ的な好みは……。FF5なら、ファリスFF6なら、ティナ(別にセリスも嫌いじゃないんだが、もっとティナを活かしてほしかったなぁという思いが少しある)FF7は、肉体(能力値)的にはティファ、精神(物語)的にはエアリス、最終的にはシエラ(←)FF8は、キスティス(ほぼ一択)こんな感じよ……(特にFF8は、本っっ当にリノアが受け付けられなくて、現代編をやるのが苦痛だった()。「ラグナに逢いたい」だけがクリアの原動力だったぜ……(遠い目))ただし。自他ともに、外見上も中身の方も、はやせに最も近い有名ゲームキャラは、クロノトリガーのルッカである(断言)。そんなこんなで、今週のお目覚メシでございます(ぉ)。例によって、動画はこちらから、どうぞ。えっとぉ、スタジオがシックの方に戻りました?それとも、収録時期と公開時期を少しずらしました?そう思う理由は…………今回の料理タイトルよ!シン・オコノミヤキ!!wwwwwシン・シリーズが、ついに、料理界に来襲!!(違)って、タイミング的に、シン・ウルトラマンに合わせたとしか思えんでしょwwクドいようだがこのセンス、ホント好き()なお、今回のメニューリスト。奇をてらうものは特に入っていませんでしたが、その代わり、あって当たり前すぎるものも入っていません。それは、小麦粉。この、粉ものというジャンルの概念を一度ぶっ壊して、再構築するというのは、常識にとらわれない発想をするのには大事。そのため、今回は小麦粉シンクロ率0%の新しい理想的なふわふわお好み焼きを目指す!というもの(揚げ玉は後で具として入りますけど)。うむ……。しかし、実は、はやせ的には今回、あんまり驚きがないのです何故なら……同様のレシピはすでに、「ミスター味っ子」で読んだことがあるから()。しかも、味っ子の料理の中でも、相当再現のしやすいレシピでして、たぶん、検索をすると類似レシピが結構出てくると思います……()。で、検索してみたところ、アニメ版のミスター味っ子がGYAO!でレンタルしていることを知ったwリアタイの頃は放送時間が変わってしまって(ただでさえ、登校前の朝に放送していたのに(涙))、結局最後まで見られていないからなぁ……見るか、そのうち(ぉはやせの記憶が確かなら、味っ子の当該回では、普通の長芋だと水分が多くて、さらに肉の脂にも弱くて、焼いているうちにべちゃべちゃと平べったく広がってしまうという弱点があったため、粘り気の強い山芋を使おう!という結論になっていた記憶があるのですが、下國流は道民でも入手しやすい長いもです。しかし、ここで下國シェフのフレンチシェフとしての知識がパイルダー・オンしましたよ!?(注:作品が違います)卵は卵白を泡立てて、メレンゲにして入れる!小麦粉に対しては、メレンゲを入れるとふわふわするのは確かに常識ですけど、小麦粉なしでも通用するのか……。具も、味っ子の広島タイプじゃなくて、大阪タイプなので、先交ぜした具材がタネの結着率を上げているように見えます(……あれ。そーいや、肉とか魚介系の具も入ってないのか。これもある意味新しいかも)。弱火でじっくりじっくり火を入れて、押しつぶしたりしないように丁寧に。さらに、一通り熱を入れた後で、バターを加えるのも、下國シェフっぽいな(実家でお好み焼きを作る時は、ホットプレートで最初っからバターで焼くのが、はやせんち流w)刷毛で昆布しょう油を塗るというのも、お家じゃまずやらないのぅ。楽しそうではあるんだが。仕上げは七味唐辛子で。ちなみに、道民は七味(or一味)+マヨネーズで酒のアテの乾物(あたりめもいいが、コマイの干物がサイコーです)を食べるのが定番なので、このオコノミヤキにも間違いなく、マヨは合うwでもまぁ、最初からアレンジするのではなく、まずはオリジナルを尊重しないとね。基本は大事。うむっ(今週の「ちむどんどん」が、ちょうどそんな回だったw)。もう一つ。今回少し「シン」化した部分があったとしたら。カメラのアングルが少し変わった気がします。ここのスタジオだと、ロングの画になると、レンジフードが低すぎて邪魔なのよ(ぉ)。それが、少し斜め下からのアングルで狙うことで、あまり気にならなくなりました。(って、そんなところに着目する人間が他にいるのかって)ところで。明日のイチモニ!さん(第一部)では、CHEF-1グランプリ2002 北海道・東北エリア予選の、HTBサイドからの模様をお届けしてくれるようだ。うむっ!TVerでは放送されなかったオリジナル映像もありそうで、楽しみです!(一応、TVer版の感想記事にもリンクをはっておくかw)ところで・その2。某あのお方ご一行様はこの6月前半に、食材探しの旅で道内に来られていたんですねぇ。某所にUPされていた旅の道程を見るだけで、「うむ。この道は国道○○○号線」とか、わかっちゃう人間としては。…………このルート。まぁ間違いなく、はやせの実家の前を横切られているだから何だというものでもないが 実り多き旅であったことをお祈りしております(女満別空港in、函館空港outという旅程もまぁハードだが)【第2版追記】違ったまさか、北海道だけじゃなくて、新幹線で更に南下しているとゎ衣笠選手(古っっ)的な意味で、まさに鉄人じゃないかwしかし、それぐらい忙しく、バイタリティに動いてこその、あのお方なのかもしれぬ。そっかぁ。もしかしたら、故郷自慢の食材が、あの高級店に並ぶかもしれないのかぁ。なんとも感慨深いものがあるっす。別に、はやせが獲ったものでも育てたものでもないが() お目覚メシ #27 へ続く
June 10, 2022
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第00弾 から読む 第14弾 へ戻る…………えーっと(目逸らし)。「ちむどんどん」の話題を冒頭にちょっと書く、と、前回記事のラストに書いていたのですが、文字数が4000を超えた頃に「これはもう、オープニング・トークの分量じゃねぇや」と悟って、これまたサクッと塩漬けにすることにしました()。と、いうことで。楽しみに楽しみにしていた、CHEF-1グランプリ2022 北海道・東北エリア予選の開幕です!例によって、がんがんネタバレをブッ込んだ記事となりますので、お嫌な方はぜひ、TVerで予習をしてきてね。↓↓↓↓↓まずは。はやせにとってこのエリアは特別なので、放送前からすでにこんな記事だったり、そんな記事だったりをUPしています。別に読んでくれていなくても、これから先の文章にはほとんど支障がないと思いますが、一応事前情報としてリンクを(ただし、MCと審査員のはやせ的な感想は重なる部分があると思うので、こちらでは省略してます)。さて、と。関東・甲信越ほどではないと思いますが、道民としては「な~んで高校野球の予選と同じように、北海道と東北とでエリアを分けてくれんのでっしゃろか?(しかも、高校野球と同じ区分けなら、北海道は北と南と代表を二人出せる)」と言いたくなるぐらい、番組で映し出されたエリア地図のま~広いこと広いこと!(面積だけなら、これだけで日本の半分を占めてないか? そう思うと、水曜どうでしょうの「対決列島」企画のことを思い出したわw ←点数=面積という計算をしていた、アレ)他の都府県のことはわかりませんが、北海道内の調理師専門学校って、ざっくり数えても13校あるんですよね(さらに、この13校とは別に、食物調理科を有する三笠高校もある)。これまたざっくりな数え方なんですけど、他の東北6県全ての調理師専門学校の数を合わせても、たぶん、北海道の方が多いんじゃないかな それだけ、北海道では料理人さんを多く輩出していることになります(しかも、別に専門学校を出ていなくても料理人になっている人はいる)。とはいえ……一番東側にある調理師専門学校が帯広どまりなのはちょっぴり悲しいぞまぁ、人口比を考えたら、これ以上専門学校が増えても経営維持が難しいと思うけどそんな13校(東北の学校も合わせたら、更に倍近い)の代表として予選会場に選ばれた学校は、前回大会と同じ、札幌ベルエポック製菓調理ウェディング専門学校。前回大会以降、このblogでもたびたび話題に出てきました(主に、初代サマ🐉が特別授業をやっていた、という話題で ← 今回、学校紹介のページで、結構長めの紹介動画を発見しましたわw しかも、作っているのは前回大会の第6戦・卵バトル回で披露されたTMGを使ったアレンジハンバーグかの?)。ちなみに、審査会場の景色にも、思いっきりデジャブ感があったりするw沿革はグループのサイトの方にあって、前身となった「ベルエポック美容衛生専門学校 札幌校」の設立が2002年(2005年に分離)と、比較的新しい学校ですね。一時期、北海道では「べっべっべっ、ベルエポック」と、キャッチ―なラップを踏んだCMをやっていた記憶がうっすらあるw東京と埼玉にも姉妹校があって、交流を深めながら学べるというのもポイントが高いかな(もっとも、コロナ禍になってからは難しいことも色々とあっただろうけど)。ちなみに、番組の方で紹介されていた「地元生産者との交流」という学びは、結構、道内あちこちの学校で同じようにやっているとは思いますが(何しろ、北海道は一流食材の宝庫っ!これを学びに利用しないほうがどーかしているw)。せっかくなんだから、ほぼ同年代の農業高校の生徒たちとコラボってみたらいいのに、と、思ったり思わなかったりする(←どっちだ)MCは、HTBの依田秀将アナウンサー。審査員は、会場の専門学校から、松村克己先生。地元有名料理人枠より、石井誠シェフ。そして、雑誌編集者枠より、福崎里美統括編集長の3名でした。第7位は、宮城県代表・須田修平さん(ジャンルレス・36歳)。一般企業へ就職したものの、料理人の夢をあきらめきれず、居酒屋店員などを経て、3年前に宮城県石巻市で無国籍レストランを開業した方とのこと。なお、はやせも心配していた予選直前の地震の影響がこの方にはあったようで、お店の食器類が多く割れてしまったとのこと(!)。あぁぁぁぁ……そんな不幸にもめげずに披露された作品の名は、「濃厚な牡蠣のファルス アラビアへの誘い」。ファルスは、フランス料理の詰め物料理のこと。宮城県で牡蠣は、朝ドラ「おかえりモネ」でも取り上げられた有名食材だし、そこに違和感はないんですが……。豚バラを使った料理に、「アラビア」?な、何故??(あのあたりって、豚肉が禁忌なんじゃあ……)一応、番組的にはキャラウェイというスパイスが使われているから、という説明だったんですが……むむ、むむむむぅ……(←若干、納得感が足りないらしい)。第6位は、山形県代表・嵯峨久裕さん(フレンチ・38歳)。はやせの事前資料では、洋食ジャンルの方、という整理をしていたっぽいのですが、放送ではフレンチになっておりました(それを言ったら、この番組じゃフュージョンやイノベーションもまとめてジャンルレスにされていたが)この方も、ガソリンスタンドで働いてから料理の道に入るという、独特な経歴の持ち主でした(というか、お写真がかなりやんちゃ)。そして、5年前にはご自分のお店をオープン。しっかりと維持していらっしゃるところは素晴らしいです。作品名は、「芋煮の新しい形」。おおっ!山形愛にあふれてますねぇ。おイモはそのものじゃなくて、マッシュか何かした上で中に米沢牛などの具材を入れて、成形した感じ?このあたり、ごくフツーの料理番組なら、断面図を見せてくれたりしてもいいぐらいなんだけど、やっぱりそのあたりに物足りなさがあるんだよなぁ……(審査員の方々のコメントはいい感じです)。第5位は、福島県代表・本田孝幸さん(蕎麦・37歳)。前回のファイナリストが、今回もサバイバルラウンドへの挑戦権を勝ち取りました。今のところ、前回ファイナリストの皆さんは、順当にコマを進めていますかね?(それでも、その彼がこの5位通過というところが、やはり、北海道・東北エリアの厳しさ・レベルの高さを物語っています)。作品名は、「里芋のすり流し ~ふきのとうの香り、蕎麦のチュイルを添えて~」これは、お料理のデザイン性にレベルアップのあとが見えます!チュイル(蕎麦クッキーみたいなものかな?)を直前に割り入れることで、すり流しに食感のアクセントを持たせているあたりも上手いと思います。第4位は、青森県代表・花田秀樹さん(フレンチ・34歳)。本場のフランスで修業をしていたり、都内有名店でスーシェフを務めていたりと、正統派な修業の先で、自らのお店を開業。堅実なお人柄が窺える感じです。作品名は、「たづ鍋」。たらの白子をたっぷりと贅沢に使ったスープって感じ?青森の郷土料理とのことですが、お隣さんの県の割にはなかなかの「不思議ちゃん」系の地域で、実態がよくわからないのよね(竜飛崎の義経伝説はともかく、ブッダやキリストのお墓があったりするところがなんとも……)ここまで、北海道代表者のお名前なし。予選参加者の人数的割合を考えると、最低でもお一人くらいは入っててもらわないと、4枠いただいた価値がないよぅ!と思いかけた、第3位。ここで来ました。北海道代表・菊池隆大さん(和食・38歳)。コンクール受賞歴多数の、前回大会でいくと花田洋平さんのようなポジションに()RED U-35 2017大会におけるBRONZE EGG受賞についてはすでに調査済みでしたけど、最近職業柄()的に北海道全調理師会なる団体のサイトを見つけていまして、こちらでもお名前は発見しておりました(←注:公私混同です)道南・函館から日本料理で世界を目指す!という、大変高い志の持ち主です。道東民のはやせが道南民のことを語るというのも、多少おこがましいんですが函館の人って、道民の中でもちょっと特殊な価値観の持ち主だってイメージがあるんですよ。札幌が経済型の現道都だとしたら、函館は歴史ある旧道都(もし戊辰戦争で勝っていたら、もしかしたら今でも道都だったかも)って自負を持ってるっぽいのよ。何しろ、北海道で唯一、藩があった地域ですからね。彼にとっては、北海道の中でも特に道南にこだわった食材選びをしていると思います(←ここ……この後の文章における、大事なポイント)作品名は、「江刺沖神経〆桜鱒味噌幽庵焼 乙部町越冬百合根の擂り流し」……漢字多っ!初見では、漢文を見せられているのかとオモタ()本田さんは、ちょっと運がなかったかなぁ。すり流し同士の勝負になっちゃったしかし。本当に地元食材を使っているというのなら、先頭の文字は江刺(岩手県の地名)じゃなくて、江差沖だろ!!?(だから、固有名詞を間違えるんじゃないってばぁ……)……いや、わかるのよ?単なる漢字変換ミスだっていうのはさぁ?ただ、「地元食材を使った」というお題を与えている主催者側が、その食材が本当に地元食材なのかを確認もしないって、普通にありえんだろ(呆)。はやせが何故、今回の記事の冒頭に、先週の「ちむどんどん」の話を持ってこようと思ったか。そこには、一流料理人を取材対象者とした場合の、メディア側の姿勢も描かれていたんだよ。一流の生産者は、美味しさはもちろんのこと、安心・安全で栄養も申し分ない一流の食材をお客さんに届けようと、日夜頑張っている。一流の料理人は、そんな一流の食材の良さと魅力を十二分に引き出し、お客さんに喜んでいただくのがプロの仕事だ。じゃ、メディアのプロの仕事って、何よ?それは、取材対象者の魅力を引き出して、読者(視聴者)に、正確な情報をお届けすることでしょーが。その、メディアの本質の部分をおざなりにするんなら、それはプロとして二流以下だぜ。そりゃ、プロの中にだって、山下シェフのように「自分が一番美味しいと思うものを出す」(=好みに合わなかったら食わなくていい)ってタイプのクリエイターもいるさ。けど、それをやっていいのは極端な話、バラエティとドラマだけだ。けど、何度でも言うが、この番組はドキュメンタリーなんだよ!その作りは当然、報道寄りなるだろーがっ。まして、「素材の魅力なら日本随一ぃぃぃ!!」と思っているタイプの北海道の料理人さんが、道産以外の素材をメインに据えるとかありえんからさぁ……頼むよ、ホント(涙)……はぁ(嘆息)。もう、いいや。次いこ、次。続きまして、第2位です。同じく北海道代表・谷章太郎さん(フレンチ・25歳)。おお!谷クンが来たよ!恐らく、このエリア唯一の20代通過者だ(いや、1位はまだ見てないけど、事前情報の実力的には、予想ができているんだ)← というか、語り口が馴れ馴れしいぞ、自分()はやせが敬意をこめて(← ほんとか?)初代サマ🐉とお呼びしている、下國伸シェフを、(恐らく)社会人1年目の最初の師として、料理人修業をしてこられた、北海道料理人界期待の若手ホープですな!作品名も、まぁ独特。「Gengis khan」。これで、かの有名な北海道の郷土料理・ジンギスカンと読むようだ(Wikipedia調べだと、原義のチンギス・カンのスペルは、Genghis Khanのようだが())。ご実家がジンギスカンのお店ということで、ご自分のアイデンティティをそこに込めつつも、ジンギスカンそのものの常識は完全にひっくり返した、斬新な発想のお料理ですね!いや、お肉の火入れが美しいし、本当に美味しそうです!さぁ、いよいよ第1位通過者の発表ですっ。上がったお名前は…………三度、北海道代表・大原正雄さん(フレンチ・37歳)。うむっ。HTBさんの読み通りです()経歴がやっぱり、群を抜いてましたさらに、調理スタイルも並じゃない!勝負事の現場でロッキー聞きながら料理するとか、聞いたことないっっ!!髪型も奇抜で超個性的こんなリラックス状態で予選にやってきて、当たり前のようにさくっと実力を発揮できてしまってるんだから、サバイバルラウンドの雰囲気も(少なくても、このエリアについては)前回とはまるで違う雰囲気になっちゃうんではないでしょうか「場の雰囲気を自分のものにしてしまう」というのは、ビッカビカなスター気質ですわぁ……。作品名も、個性的でした。「毛蟹 私の表現」。そして、審査員である石井シェフのお言葉も別格でした……「特に言うことはない」って【第2版追記】あまりにさらっと流されたので、第1版では書き逃したんですが(ぉ)、この大原さんの評価の時に、石井シェフが「求められている要素(=今回のエリア予選における評価のポイント)」らしきものをおっしゃっているんですよね。それは、皿としてのオリジナリティ構成テクニックの、3つ。恐らく、点数構成としてはオリジナリティの割合が高い大会だとは思うんですけど(さすがに審査基準として公言されているし)、構成って具体的に何を見ているのか、ちょっと気になっていたりします(食材同士のバランス、とかかなぁ?)。終わってみますれば、北海道代表は4名中3名がエリア予選を通過。しかも、1位から3位まで、上位独占!(残念ながら通過できなかった杉村正明さんも、菊池さんのところで紹介したサイトに、金賞受賞者として名前が載っているお方ですよ……やっぱ、実力者だったわぁ)エリア予選突破を果たした皆さま、おめでとうございますっ!料理人としてのスタイルも様々で、サバイバルラウンドも見ごたえがありそうなメンバーになったと思います。次の戦いも楽しみだーっっ!そういえば。残念ながら放送に乗り切らなかった情報については、公式サイトのニュースの方にも少し掲載があります。とはいえ……目立つのはやっぱり、今回予選通過を果たした方々が中心なのよなぁ……(それだけ、この地区は皆さんハイレベルだったということでもある)。年齢を考慮すると、皆さんまだ何年かは出場資格がある方々ばかりだと思いますので、今回は残念だった方々もまた来年チャレンジして欲しいなぁ、と思います。もっとも……。一流への道は一日にしてならず、とは申せども、ABCテレビのスタッフの皆さまにおかれましても、一流のメディア人を目指して切磋琢磨していただかないと、大会そのものの格の方が、いつまで経っても一流にはならんのではないのですかなぁ……(涙)テロップ職人の皆さまにも、アナウンサー並の日本語研修を受けさせたほうがいいんじゃないのかなって、思いますよ。わりと、マジで() 第16弾 へ続く
June 8, 2022
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お目覚メシ #24 へ戻る6月です。ここのところ、5月のうちから「夏日です!」とか「(気温が)30度を超えました!」みたいな、「もう夏です!」的ニュースを良く聞きましたが……。どこの異世界の話ですか?()道東は、涼しいんじゃないです。未だに、寒いああ、それなのに……ストーブ壊れた~~~!!!><(号泣)今年のボーナスは、ストーブの修理代に消えそうです……(真冬じゃなかっただけマシだと思わねば)気を取り直して()、今さらですが、今週のお目覚メシです。(どんどん更新が遅くなってて申し訳ない…… なんとか周回遅れは免れたい)今回のタイトルは なんでもタレ とのこと(動画はこちらから~)。視聴者リクエストから生まれたレシピだそうで、🐉「ご飯に良し、お肉に良し、サラダに良し」の、いわゆる万能ダレ系レシピっすね。きょうの料理では時々、万能ダレのレシピと、そのタレを使ったアレンジレシピの紹介って特集を見かけますが、そこはソレ、60年以上の歴史を誇る老舗料理番組と全くおんなじことをしていたって勝目はほとんどないわけで(ぉ)。いかにご本人と番組のカラー(個性)を出してもらえるのか、というあたりに、大変興味がございます。今回はまず、お家で真っ先に応用が利くようなテクニックを披露してくださいました。おろし金にアルミホイルを敷いて、その上でニンニクをする!後片付けがしやすい、次の作業(フライパンに移す)に移行しやすい、という利点もさることながら、おろし金(特に、ご家庭でよく使うプラスチック製のもの)だと、匂い移りも気になるところでありまして、それも防げそうかなぁと想像してみたり。次に入るのがはちみつ!そしてレモン汁!しょう油!さらに、粒マスタード!!とどめに味噌まで!?甘味、酸味、塩味、辛味、そして、発酵食品の旨味まで追加して、どんなバランスの味になっているのかって、これは実際に作ってみないとわからないレベルっ!(まず、凡人にはこの組み合わせ自体が思いつかん)。仕上げはマヨネーズと揚げ玉。食感のアクセントまで完璧です。しかーし!その完璧なアクセントの魅力を100%引き出すためには、🐉「賞味期限1時間」!!(出た!雄々しいテロップww)この、絶妙な日持ちのしなさっぷりが、きょうの料理ではまず出てこないレシピでありましょう()最近、シューイチでもチコちゃんに叱られるでも、「賞味期限1分グルメ」というものを紹介していて、この、作り手側の「一番美味しい瞬間を逃さず食べて欲しい!」というアピールをする方向性での個性も、流行ってきている兆しがあるのかな?とも思いました。このあたり、「なんでもタレ」ではあっても、決して「万能タレ」ではない、塩梅ですね(はやせはむしろ、全知全能の神って存在が嫌いなので()、多少の欠けたところは個性だと思っている)なお、おうちで応用するなら、マヨ&揚げ玉は食卓で別に置いておいて、食べる直前にそれぞれセルフで混ぜてもらえればいいんじゃないのかな、とも思いました(カップ麺の天ぷらうどんは、断然後乗せ派のはやせだw お店で食べる時も、天ぷらを別皿で出してくれるタイプが好みです)本当は、今回の冒頭には「ちむどんどん」の話を持ってこようと思ったんですけどねそこら辺は、次の記事に持ち越しするとしましょう。だって、次は……ね。アレ、書かなきゃ!ですからっ。 お目覚メシ #26 へ続く
June 4, 2022
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第00弾 から読む 第13弾 へ戻ると、いうことで(?)先々週は(いつの間にか)「シン・ウルトラマン」、先週は「大河への道」と、2本の映画を見てきたはやせです。ちなみに、今週か来週には「ハケンアニメ」を見に行きたいと思っておりますです(予定は未定)。シン・ウルトラマンの感想も書きかけのまんま塩漬けにしている状態なんですが()、はやせ的にはこっちをまず書き上げないとマズいよなぁ、ということで、CHEF-1グランプリ 2022 エリア予選感想の第3弾です。今回は、前半3地域の中でも山場と言っても良いかもしれない、九州・沖縄エリアです。何しろ、今大会の(はやせ的)優勝候補最有力者を有する地域ですから!(わくわく)思えば、食の分野における各種統計上、福岡は、北海道(札幌)の追随をいつもわずかに躱して先を行く、(こちら側からの、ほぼ一方的な)ライバル地域です(ぉ)。また、観光産業における最大のライバルは沖縄で、ケンミンショーでも何かと比較されがちな地域でもあります。はやせにとっては、(地元 北海道・東北エリアは別格として)大変注目度の高い地区ということで、テンションも若干高めであります(映画鑑賞でだいぶストレスも解消されたしっ)ということで、さっそくTVerへGO!(未見の方は、例によってネタバレ記載になりますので、嫌な方は先にご覧くだされ)↓↓↓↓↓オープニングの料理人さんたちの紹介の仕方が、少し変わりましたかね?初回の中国・四国エリアは全員、都道府県名+料理ジャンル+氏名、で全員統一されていたと思うんですけど、第2弾から少しずつ、それ以外の本人の属性の説明が付き始め、今回はそれがもう少し多くなった印象です。うむ。制作陣として「この人に注目して欲しい」という多少の贔屓は、まぁ、あっても構わないかな(何しろ、平等に紹介するにはあまりにも尺が足りなすぎる)。この時点で、最年少&現役高校生という大分県代表の小田汰征さんには、注目せざるを得なくなりました。会場は、中村調理製菓専門学校。学校の設立理念や沿革を紹介したページを、公式サイトではなかなか見つけられなくて、その代わりに特別講師陣のリスト(豪華!!)と、てつ校長こと中村哲校長のblogのほうをちょこっとだけ拝見しました。で。その校長せんせーのblogの中に、一つ、感銘を受けた言葉がありまして……。本来ならば、豊かな生活をしている方が優れた料理人が生れそうですが、実際はハングリーな精神を持った人の方が優れた料理人になることが多いのです。豊かな時代にどうやって優れた料理人を育てるか、これは難しい問題です。blog・てつ校長のひとり言 2022年4月26日記事 より引用九州内で、優れた料理人を最も多く輩出している県は?という問いの答えとして、鹿児島県を挙げた際の、理由として取り上げられた文章です(実際はもうちょっとだけ長いので、興味のある方はblogへどうぞ)。「必要は発明の母」という言葉もありますが、豊かな世界にいると、その満ち足りた(=すでに完成された)世界にさらに何かを足したり、工夫を加えたりするという動機がそもそも生まれないと思うんですよ。ハングリー精神のハングリーって、原義は「空腹」であって、その何かが足りない、満たされないものをがむしゃらに獲たい、というパワーのことを言うもので、さ。まず、「自分に足りないもの、得たいと思うものは何か?」を探せないことには、やっぱり、ハングリーな精神って培われないような気がするんだな。そこへいくと、この大会(少なくても、前回大会)においては、辛口審査員が若手料理人たちの足りていない部分をバッサバッサと指摘して、その「伸びしろ」の部分を引き出してくれたと思うんだ(まぁ……辛口すぎて場の凍り付くような場面も多少ありましたが)。今のところ、エリア予選の方は審査員の方々の、参加者皆さまを褒めるコメントしか残してませんけど(というか、編集サイドがあえて、そういうコメントしか取り上げてないっぽくも見える)、サバイバルラウンドではやはり、審査員の方々の率直なコメントを期待したいところであります。なーんてことを書きながら。空腹 → 断食 → 仏教的な修行をする研修を受けてみるっていうのはどうだろう?みたいな連想妄想も同時に働いてしまうのが、はやせだ若干回り道をしましたが続きましては今回の進行役と審査員の方々のご紹介。MCは、九州朝日放送の和田郁也アナウンサー。審査員は、会場となった中村調理製菓専門学校の杉江洋先生(西洋料理・講師)、吉武広樹オーナーシェフ(Restaurant Sola)、吉本雅充氏(雑誌『ソワニエ+』を手掛ける)の3名。さすがに、吉武シェフについては以前から知っていましたね。パリで開業した自らのお店で本場・フランス版のミシュランで一つ星をとったというニュースで。その後も、RED U-35でRED EGGも取っていたり、『なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか [ 本田直之 ]』でも取り上げられた一人でもあったりと、何かと情報を得られやすい方だったりしました。ただ、そんな吉武シェフをはじめ、これまではあまり審査員として表に立ってきたわけではない方々が、この大会では積極的に審査を行う立場で参加してくださっているのは…………やはり、我々の同世代には、自分たちより下の若者世代に対する危機感があるからなんじゃないのかな、という思いがちょっとあります。なかなかに、本編まで辿り着きませんでしたが()、そろそろ番組の感想の方へ参りますかね。第7位は、大分県代表・小田汰征さん(フレンチ・17歳)。恐らく番組制作サイドイチオシ(←相変わらず、見方が穿ちすぎ)の、現役高校生が見事、サバイバルラウンドへの切符を手にしましたよ!しかも、県立高校の普通科とな!?アマチュアでも参加できるこの大会ならではの人ですね。個性としては申し分ないアドバンテージ。作品名は、「大分県産鰆と春菊のジェノベーゼ風」。ものすごーく奇をてらったもの、というタイプのお料理ではないかもしれませんが、繊細で丁寧な仕事を45分という短時間できっちりと仕上げてるなぁという印象を受けました。間違いなく激戦区のこのエリアで、サバイバルラウンドまで残ったことだけでもスゴイことだと思うので、胸を借りて勉強をするつもりで挑んでいただければいいんじゃないかな、と思います。第6位は、鹿児島県代表・佐藤栄治さん(イタリアン・37歳)。2年連続で鹿児島県代表として出場され、今回は初のサバイバルラウンド進出です(まぁ、去年は枠が少なかったから……)。経歴もなかなか個性的。まず、スタートが自衛隊!(ちょうど、マツコの知らない世界で自衛隊メシ特集をやってたのもあって、そこで料理担当だったのかなぁと妄想)そこから料理学校で勉強し直し、就職先が奄美大島!!勤務するホテルを紹介したお写真が素敵すぎる……お外でパーティみたいな感じかしらん?なお、はやせはご本人のInstagramも拝見しているんですが、自然豊かな場所でのびのび生活していらっしゃる様子なのが、料理にも良い影響を与えていそうな感じに見えました。一生に一度は行ってみたい場所の一つだなぁ……奄美群島とか、屋久島あたりは。作品名は、「自然遺産・奄美大島の幸と香りを楽しむ黒いリゾット」。まず、フレンチ勢が予選参加者の半分以上を占める本エリアにおいて、堂々とした正統派のイタリアンで勝負され、見事に勝ち上がっていることだけでも意義深いんですが、奄美大島の恵みをふんだんに取り入れた、まさに、奄美で生活しているからこそ出来上がったお料理だなぁ、と(普段のはやせは、あまりにも説明チックな長いタイトルのお料理名ってあんまり好きじゃないんだけど、このチョイスされたワーヅ(複数形)はさすがにパワーに満ち溢れていて、インパクトが勝りました)。第5位は、沖縄県代表・米次健太さん(ジャンルレス・35歳)。この方も、前回大会でも県代表に選ばれていた方ですね。実力者が順当に勝ち上がってきている印象です。作品名は、「日の丸 ~返還50年~」。ああ、これはもう、ご本人しか作れない料理というだけじゃなくて、今年じゃないと作れない、沖縄という地域と歴史を背負って出場されているんだなぁという、覚悟みたいなものを受け取りました。第4位は、熊本県代表。松田悠佑さん(フレンチ・35歳)。オーナーシェフとして地元でお店を経営されている方。という紹介をされた時の、ご自身の作品としてのお料理が写真で映し出されましたが、右側の(たぶん)ズッキーニを網目状に組んで提供するという技術・センスはインパクトがありますねぇ。作品名は、「くまもとあか牛のグリル アオサと雑節の冷や汁」。これはまた、独特なビジュアルのお料理ですねぇ。冷や汁がソース替わりなのか、それともスープのようなのか、というところを想像するのも楽しい。審査員の方々の評価も高いです。経歴的には、シングルファーザーであるというところが番組チョイスか……(やっぱり、ABCは家族推しなんだよなぁ……別に悪いわけじゃないんだけど)。ここからは、上位ゾーン。第3位は、いよいよ来ました。福岡県代表・大野尚斗さん(フレンチ・32歳)。また、超の付く個性的な経歴を持つ方がやってきたわぁ(世界35か国で料理……?)。スター候補生の流星群だよ、ホントw作品名は、「黄金穴子カツ」…………というテロップですが。ご本人は、「黄金穴子のカツ」と、おっしゃってないか?()この助詞の使い方は結構重要だぞ?テロップタイトルのままだと、黄金色の穴子カツなのか、それとも、「黄金穴子」というブランド穴子(固有名詞)があって、それを使ったカツなのか、という、二通りの解釈ができるんですよ!ここんところをちゃんとご本人と詰めておくれよ……(こーゆー雑な編集があるところが全然直っていないところが、前回大会から引き続き信用ならないんだってば)ちなみに、その後に続くご本人の説明で、解釈は完全に後者が正解であることはわかりましたけど、ねアナゴは普通に好きで、しかも、回転ずしでも煮アナゴよりは焼き(炙り)アナゴの方が好きな自分としては、このカツはものすごーく、食べたいですっっ(よ、よだれが……)第2位は、再び沖縄県代表・永吉盛晃さん(フレンチ・33歳)。なんと、沖縄県代表者お二人が、ともにサバイバルラウンドへ駒を進めましたよ!この方もオーナーシェフの方ですね。作品名は、「ジーマミ―豆腐とアサリのクラムチャウダー 月桃の香り」。……ご本人の発音は、やっぱり「ジーマーミ」に聞こえましたが…… アルバイトでも使っているのか、ここの編集職人は(Wikipediaでも、項目名としてはジーマーミ豆腐が優先。発音や表記は、沖縄の中でもどの地方出身なのか、ということをも表現する大切なものなので、都会の人間の勝手な解釈・判断で書き換えないでおくれよ……)。こちらのお料理にも現れました。食材名としての月桃。そこまで沖縄県民を魅了する香りって、どんなんなんだろ……テレビでは全く伝わらないのがもどかしい!!第1位は……やっぱり強かったー!福岡県代表・山下泰史さん(ジャンルレス・36歳)。前回大会準優勝者にして、今大会も、どう考えても最も優勝に近い、最強の人。作品名は、「カリフラワートムヤムクン」!!!。こ、この、インスタ映えなんてくそくらえ!な、究極に削ぎ落したビジュアルで、トムヤムクンを名乗る、その味わいの深さを想像するだけで、鳥肌が立つような作品です……やっぱ天才だ、この人。ちなみに、会場となった中村調理製菓専門学校の外部講師陣が豪華だと最初に書きましたが、この講師陣の名前の中に、審査員の吉武シェフと、審査をされる側の山下シェフとが、ともに入っているのですよ。山下シェフもまた、未来の料理人の卵たちを教え導く立場の方だったなぁ……と、色々と考えが広がりました。放送時間はあと2分ほどありますが、いい加減もう木曜日なので()、ここいらで一度、第一版としてアップしておきます……九州・沖縄エリアは見ごたえがありましたので、2周目視聴もしてるかも。ただ、次がいよいよ我らの北海道・東北エリアなので……ま、また、執筆時間がとられるぅぅぅ!!()今はとにかく、休みが欲しい 第15弾 へ続く
June 2, 2022
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お目覚メシ #23 へ戻る五月病、という言葉が生まれるほどに、5月は油断しているとあっという間に気分がダウナーモードに入りがちな季節ではありますけれども。あえて文章化することを避けてましたが、上島竜兵さんがお亡くなりになったことについては、はやせもそれなりに落ち込んではおりました(お笑いウルトラクイズはなんか痛々しくて、個人的にはあんまり好きじゃなかったけど)大昔に、「ウサギは淋しいと死んじゃうだぞぉ」という言葉が流行っていたことがありまして(真偽は今でも不明)。そこへいくと、岡田斗司夫氏式・4タイプ診断では本当に「淋しいと死んじゃう(物理的な意味だけじゃなくて、精神的に社会的にも)」タイプの方々って、十中八九注目型さんだよなぁ、と思ってみたり……(逆に、我々法則型人間なんてーのは、やろうと思えば本当に、平気で周囲に誰もいない真のソロキャンプができるタイプだったりするし、無人島に一人だけ放り出されてもそれなりに生きていける自信があったりする←別に、根拠はない)そこへいくと、コロナ禍における注目型さんの生きづらさって、我々に数倍の苦しさがあったのかなぁって、思ってしまったりもします……(で、なくても、志村けんさんがお亡くなりになったことが相当堪えていたはずだし……)それでも、先週のアメトーーク!でですね。上島さんの追悼特集を結構な尺を使って流してくれていたところを見ると、「どうして、こんなにも皆さんに愛されていたことに気付いてくれなかったんだ……」とさらに落ち込む(←)と同時に、そんなんでも、「これを生きているうちに見られてよかったな」と思う気持ちも素直に抱きました(彼が亡くなる直前の、今見てもやっぱり面白い、ドリフ大爆笑も見ていたから余計にねぇ……)なんて、あまりにもお目覚メシのカラーとかけ離れた出だしで申し訳ないですが()、遅ればせながら、今回のお目覚メシの感想です(謎)。一応、現在の文章構想的には、最後まで読んでいただくときちんと起承転結の「結」につながるハズなんだけど(←って、それを冒頭に書いちゃったら元も子もないだろ)さて。本日のメニュータイトルは こんにゃくカルパッチョ です(動画はこちら)。今回はかなりストレートなネーミングでありますこと。そして、カルパッチョの歴史については、一度どっかで書いたな……。と思ったら、それもお目覚メシの記事ダターヨ元々は生の牛ヒレ肉を使ったお料理で、それを日本人イタリアンシェフ(落合務さん説が有力らしい)が日本のお刺身文化と融合させて魚介類を使ったカルパッチョに進化させたという歴史の上に、今度は下國シェフが刺身こんにゃくを使うという、さらに歴史の新たな1ページを開いた感のあるお料理になりましたです。材料もぱっと見、動物性食品は生クリームとめんつゆ(の中に入っているかもしれないカツオ出汁)以外入っていなさそうで、ここがクリアになったらもしかして、ベジタリアンでも食べられる(ヴィーガンにはまだハードルが高そうだが)革命的なお料理になるかもしれん、と、思ってみたりもしましたです(←久々に、考えすぎコメントです)包丁遣いについては……。はやせ、千切りが死ぬほど苦手なんですけど()、よくよく観察してみると、はやせの千切りが上手くいかないのは、包丁をまな板から高く離しすぎなのかもしれん、と、ちょっと思いました。振り子かゆりかごの要領で、刃をなるべくまな板から離さずに上下に揺らしながら切っていくのが、上手く切るコツに見えました(ニンニクなどの高さのある食材の場合は、包丁の先端の方をまな板に付けたまま、柄の方だけを持ち上げて切っている、とでも言いましょうか)イマドキの若者さんニュースの中で「先人の教えを盗むなんて時間的コスパの悪いことをしていないで、最初から丁寧に教えてくれ!」とかおっしゃっているものを見ましたけど、ね。はやせから言わせるとそういうことを堂々とおっしゃっている方々って、単に盗めるだけの観察力自体が足りていない人、に、見受けられるんだけどさ?w(はやせは多少美術をかじってきた人ですから余計にそう思うのかもしれないですが、上手い絵を描く才能の半分くらいは、対象の特徴を的確に捉える観察力にあると思っているんですよ)20数年前に新人だった我々の世代でも、「仕事は盗んで覚えろ」みたいなことをおっしゃる先輩なんてとっくに絶滅危惧種でしたけど(苦笑)、その代わり我々が忙しい正社員の先輩に与えられたものって、整理されていない今年の調査予定資料と、完成された去年の調査票一式のまとめ資料を手渡されて、「去年のとおりにやってくれればいいから」という「ザ・前例踏襲」で終わってたわよん()この、前例踏襲ってーのが意外と曲者で、これを正確にできるようになるためには昨年と今年の資料における相違点を観察・分析それにより見つけた法則性を今年の資料に応用というプロセスが必要になるわけです(はやせの場合はさらに、当時の「電卓で手計算+手書きで回答」を、Excelに落とし込んで楽をする、という作業もやったったわ)。この能力がいつまでたっても培われないと、どんな仕事であっても先輩がいちいち1から10までを教えこまねばならず、後輩が「コスパいい~♪」と勘違いをして定時で帰っていくのを尻目に、我々先輩側の仕事のコスパが著しく悪くなって、かえって残業が増える、という事態が……実際に起こっているわけでさ(涙)。我々の世代はそれでも、この年までなんとか食える程度にまで仕事を続けてこられましたけど、20代のうちに先輩から指示されたことしかできない能力からステップアップできないと、イマドキの若者たちは自分たちの仕事をAIに取られちゃうんじゃないの?()学ぶは真似ぶ、という言葉もあります。イマドキの若者の皆さんにはスマホという文明の利器があるわけですから、先輩の仕事の様子を自分で動画で撮って、それを見返しながら仕事を覚えればいいんじゃないの?なんてことまで思っちゃうわけです。今回、現場スタッフさんの心の声と思しき「カルパッチョに生クリーム?」という質問テロップが入りましたが(庶民の素朴な疑問を的確にすくい上げてくれましてありがたいです)、フランス料理の基本は足し算、という意味のことを具体的に教えていただきましたです。うむ。たまには可愛いだけじゃなくて(←)、調理師学校の先生っぽいお仕事も、ご披露してもらわねば(それによって、講師や講演のお仕事の方が増えるかもしれんし)。そして、俺のカルパッチョ(!)の雄々しいテロップがwHTB的カラーと、新しい(個性的な)お料理コーナーとの融合が、着々と進んでいるようで、大変良きです!(喜)完成品も美味しそうね~。あえて、こんにゃくを使うという点で一つ改良を加えるとすれば…………刺身こんにゃくってつるつるしてて、お醤油やソースが絡みにくいイメージがあるので、余裕があったら隠し包丁(鹿の子切り)を入れてみるのもよいかもしれん(はやせは、手綱切りをしたこんにゃくの煮物が好きです)。ところで。こんな場末のblogにまで見に来てもらっているとは思っていないけど、あえてもう一つ、これは担当スタッフさんに一言言うなら……。YouTube動画チャンネルの、概要説明欄の部分。時々間違ってますから、気が付いたら直した方が良いと思いますよ(今回は紹介日の日付が間違ってるし、前回のはシャープ数が間違っています……)ご本人のInstagramも時々、拝見させてもらってますけど……旧ドラシェフの関係者の皆さまが返信されているところがなんか、スゴくイイなぁって。ほんと、いつかコラボイベントが見られることを夢見ていますわぁ。(はやせの勝手な見立てだと)下國シェフは注目型さんっぽいと前に書いたけど、注目型さんの魅力はやはり、人に囲まれてその掛け合いで光り輝くタイプの方々だと思っているので(お目覚メシの中でも、面白いと思うのはスタッフとの掛け合いが見え隠れする部分だ)、たまにはゲストさんを呼んでもらうコーナーになってもいいなぁって、ちょこっと思ってみたのでした。…………ここまで書くのに、だいぶ時間を使ってしまった……もう1時間もしたら、次のCHEF-1の動画の方がまたUPされるぢゃん(しかし、性懲りもなくせっかくのお休みだからって、これからまた映画を見に行こうとしている自分) お目覚メシ #25 へ続く
May 28, 2022
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第00弾 から読む 第12弾 へ戻る『ちむどんどん』のニーニーに、なぁんであんなにイラっとするのかなぁ?と思っていたら、なんか、現実世界では4600万円以上誤納付された税金をネットカジノですっからかんにさせた人がタイーホされたって??(まぁ、まだ入金口座と勝ちチップの払い戻し口座が別になっている可能性はあると思うけど)【第2版追記】と思ったら、失いかけた誤納付税金を9割方取り返したってニュースも見て、「公務員と、行政周辺で働く人間に必要なものは、つくづく、法律読解力」だと思った、今日この頃()このニュースで、なんか悟りましたねぇ。はやせがニーニーにイラつく理由。確率計算もできない頭のよろしくないヤツが、投資や、よりによってギャンブルなんてやるんじゃねぇ才能が圧倒的に足りていないからもっとも、「倍」という漢字を20歳過ぎても正しく書けないニーニーは、ただの勉強ができないおバカキャラというより、何らかの知的ボーダーかもしれんとも思ってしまう……つまり、彼を救うためには福祉制度が必要。さらに、依存症レベルまでイっちゃっている場合には、医療的なサポートも必要。←完全に、ドラマの趣旨を間違えていますまして、自分の稼いだものでもない他人の金(しかも、本人に無許可で使ってる)でやるギャンブルなんて、趣味とすらも言える資格がないっギャンブルとはそもそも、運だけで勝てると思っているヤツをカモにして儲ける商売だぞっ(←偏見です)。だったら、本当に運だけで勝負する宝くじみたいな公営ギャンブルで、スったとしても「公共事業に投資した」とでも思えるような範囲のものだけにしておけ、と。…………主人公が料理人である、という共通点しかない書き出しで始まりましたが、CHEF-1グランプリ・エリア予選感想の第2弾です(謎)。今回は、東海・北陸エリア。昭和や平成の時代では、あんまり合体しなかったイメージの地区かなぁ?まぁ、北陸新幹線ができたから可能になった区分けかもしれん、と、思ってみたり。会場は、愛知県は名古屋市のニチエイ調理専門学校。……なんというか、学園長の風貌と肩書が独特な学校だなぁ(栄養士兼舞踏家……?)けど、「無駄」を大事にする!というお言葉はいいですね!(イマドキの若者はとかく、無駄を嫌って最短の道を行く弊害で、脳の思考回路が単線化している人が多いと、常々感じているので……←いや、我々の同世代だって、似たようなものだろ)司会進行は、メ~テレの小松﨑花菜アナウンサー。ほほう、これで「はな」とお呼びするのか。審査員は、篠田真理講師(専門学校のイタリアンの先生)、猪俣憲一料理長(西洋料理「東洋軒」の8代目(!))、そして、ライターの小山芳恵氏の3名(情報誌「大人の名古屋」のメインライター)の3名。えー、この時点で放送時間18分49秒(CM除く)のうちの、3分44秒を消費。割合的には全体の1/5ぐらいか。ふーむ(思案中)。これはこれで、とりあえず保留()しておいて、前回同様放送順に従って7位の方から感想を書いてみますか。第7位は、岐阜県代表・柴田貴大さん(33歳・フレンチ)。作品名は、「鶏ちゃんと自然薯へのオマージュ」。鶏ちゃんは知ってます。たしかケンミンショーでも取り上げられた岐阜県の郷土料理ですね。自然薯も、岐阜あたりでは普通に採れていそう。この2つの食材をメインに掛け合わせて、きっちりとフランス料理に昇華させているところが、評価の決め手かな。第6位は、富山県代表・濱多雄太さん(37歳・ジャンルレス)。作品名は、「海と山2122」。ゲンゲ(魚の名前)は辛うじて記憶に引っ掛かったものがあるけど、バタバタ茶はたぶん、本当に初耳。そして、ビジュアルが白い桜餅っていうのも独特(しかも、恐らく味は甘くない)。ジャンルレスと言いながら、ベースはやっぱり、ある程度料亭感を感じるビジュアルかなぁとも思いました。しかし、タイトルの2122に誰からもツッコミがないのは……21年から22年にかけての作品だから、なのか、西暦2122年という100年後の未来につなげたいという意味なのか……ご本人の見解を聞いてみたいところでした。第5位は、愛知県代表・熊谷成弥さん(29歳・フレンチ)。所属されているレストラン徳川園は、なんか聞いたことがある気がする。愛知県と言えば、尾張徳川家のお膝元だもんね。作品名は、「イカとカリフラワー フキノトウの香り」。タイトルは春らしさを感じますが、最初にビジュアルを見た瞬間の印象は、「白っ!」だったしかし、イカもカリフラワーも愛知で採れるイメージがあんまりなかったから、それを知ることができただけで価値があるかも(というか……この辺りの地域って、はやせ、まだ上陸した経験がないんだよな)第4位は、同じく愛知県代表・水野源太さん(34歳・フレンチ)。そういや昨年度の大会じゃ、愛知代表の方はサバイバルラウンドまで残れていなかったもんなぁ。人口100万人以上都市を持つ県の代表として、今回はかなり本気を出してきた感じです。作品名は、「どらうみゃあ親子丼」!おおぅ、これはインパクトのあるネーミングですよ。方言使用!良き良き。ビジュアルも、親子丼という響きには似つかわしくない個性的な盛り付けですね。ちょこっとしゃちほこっぽいイメージも入ってたりする??地元食材は名古屋コーチンに八丁味噌ソースと、「ザ・愛知」って感じだ。さて、第3位は。またもや愛知県代表から、岡山雄磨さん(34歳・中南米料理)がランクイン。おお!はやせがファーストインプレッションで注目していた方だったわw作品名は、「カウサレジェーナ春」。うん、何語かすらもわからない(←ググった結果、ペルー料理だった模様)。そこに、今や国産が1%以下になったとも言われる貴重なアサリを入れて、ポテサラをコロッケにした、みたいなお料理になったっぽい。「(中)南米料理を全国的に広めたい」という意気込みにも期待したいですね。第2位は。福井県代表・吉川正裕さん(35歳・ジャンルレス)。もう一つ。はやせが去年から注目している、1985年~1986年生まれの可能性のある方が堂々の2位のポジションへ。作品名は、「アラレガコ ~幻を紡ぐ~」。料理名からはどんなお料理かがちっとも想像ができない一応、アラレガコでググってみたら……そうか。これも北陸のお魚の名前か。やっぱり富山湾近郊は魚が強いのぅ。お魚の種類的には、北海道でとれるカジカに近い仲間かも。ああ、この真ん中の舞台に鎮座ましましているこのお魚が、アラレガコかの?その舞台に見える食材は、コールラビというお野菜のよう。これも初めて聞いた名前だ……勉強になるなぁ。ご本人のコメントは謙虚ですね! お料理の個性に比べると、ご本人自身の個性はまだちょっと見えてきませんですが、サバイバルラウンドの荒波にもまれて、そのあたりも見えてくるといいなぁと思います。さぁ、東海・北陸エリアを第1位通過した方は……。石川県代表・砂山利治さん(34歳・フレンチ)でした。……ミシュラン二つ星のシェフが来ちゃったよ作品名は、「スパイシー加賀レンコンドッグ」。なんという違和感ありまくりなお名前!(誉め言葉)盛り付けのセンスも個性的。安直な緑(←ぉぃ)に頼らない潔さが、大変はやせ好みです(ドッグの土台も加賀レンコンかね?これは)。今回は、住みます芸人さんの中でもキラッと光る印象を残した芸人さんがいましたよ。それは、静岡県応援芸人のさこリッチさん。この方は、レポーターか何かの仕事で、相手の言葉を引き出す能力がありそうな方だとお見受けしました(残念ながら、静岡代表の方はサバイバルラウンドまで残れませんでしたが……)。プレモルで乾杯シーンでは、結果的に、残念ながら負けてしまった料理人の皆さんのコメントが多めだったのも、前回よりは好感触だったかもしれないです。問題は…………ここまで書ききってもなお、今回の四字熟語タイトルチャレンジのネタが全く思い浮かばんところ()。うが~~~!!!(頭抱え)と、いうことで。今回は大人しく、ネットで拾ってきた四字熟語を捻りもなく当てはめましたっっ!!まぁ、はやせの中ではこの地域が一番ミステリアスで、未知の食材(と、お人)との出会いも多かったなぁということで……お目汚しどうかご勘弁を上位7名の方々の料理ジャンルが結果的にエラく偏ってるなぁ、って印象のあたりのお話も、全てのエリア予選通過者がわかった時点ででも語ってみたいと思っています(……審査員の方々の記事もまだ終わってないってーのに、また書きたいネタが増えてる……) 第14弾 へ続く
May 25, 2022
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お目覚メシ #22 へ戻る基本、野菜はそんなに得意じゃない(←)はやせですが、アスパラガスだけは別格ですっ。ここ数年、5月の旬には必ず何らかのかたちで食べています(今年はまだ1回しか食べられてないけど)今週は、相葉マナブもアスパラ特集だったわ~。農家メシって、どうしてあんなにも美味しそうなんでしょう?けど。今回のお目覚メシだって負けてはいないはずだ。うん。脳内シミュレーションだけでよだれが出るくらいには(←)。というわけで、本日のメニューは視聴者リクエスト・アスパラを主役にしたお料理。アスパラ専用 たまごのソース です(ありがとう!ありがとう!リクエストしてくれた方!)動画はこちらから~。オリジナリティあふれるところは、たくあんを使っているところっすかねぇ?(ここ何年も食べてないけど ←ぇ)ベーコンと半熟卵は大好きなので、一緒になら食べられるかも……(シミュ中)。ベーコンを焼いてる間のパチパチ音が心地よいねぇ……と思っていたら。(カリカリベーコンづくりで蓋をするのは)🐲「パチパチなりすぎて、めちゃくちゃ散らかっちゃったりするんですよね。(油跳ねで)掃除大変なんでね。怒られるんで」怒られたんかいっ!!wwwww(たぶん、おうちでの試作中、奥さまにwww)どーしてこのお方は、こんなに短い動画中で、いつもはやせのツボを刺激するんだw殻を外したゆで卵を嬉しそうに立たせるとか、メンタル小学生ですかっ!(誉め言葉←ぇ)もう、草しか生えないんですけどーwww重ねて言うが、草しか生えない=木は全く生えない=森(ましてジャングル)には決してならんぞwそして、今回の編集スタッフさまは、ど~~~~考えても、はやせとツボが一致!!!wwwナカーマ~(むしろ、神編集)視聴後のイチモニ!スタジオでは、粉チーズを振りかけているところをわざわざ別撮り()しているところで盛り上がっていたようですが(主に女性陣が)、こういうあざとさが見えるところは、別のファンの方々にお譲りします(ぇ)。ああ、でも。それを照れずにできるようになったところは、(テレビタレントとして)成長したと思うよ!(←もはや母目線)最後まで、(何故か)このソースは🐉「アスパラ以外は絶対ダメ」を強調されていましたがwアスパラ入りのパスタとかにアレンジしても、美味しそうじゃないかなぁ?(たくあんか?たくあんがダメなのか?←シミュ中)実際にレストランでこういうお料理を出された場合は、小学生のお子さまがカチャカチャ音を鳴らしながらキャッキャと喜びそうで、とても高級フレンチのお店では見られない雰囲気になりそうなんですけど、下國シェフの作るお店ならそんな賑やかで楽しい食卓を許してくれそうだとも思います。ミシュランの格付けの方針とは違っていそうだけどナー。そんなフレンチのお店(むしろ、本来の意味でのビストロ)があったって、いいじゃんっ。図らずも、今はやせが見ているドラマ(「ちむどんどん」と「恋なんて、本気でやってどうするの?」)って、主要舞台の一つがレストランだなぁ……。ちむどんどんの方は、兄々(ニーニー)に軽くイラっとさせられるけど()今日のレッスン!今でしょでもアスパラ特集があるみたいだし(相変わらず、リアタイはきっとできんが)、次のお休みにはアスパラ買ってこようかなぁ……。 お目覚メシ #24 へ続く
May 17, 2022
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第00弾 から読む 第11弾 へ戻る公式サイトのニュースをよくよく読んでみると、5/9の記事は配信スケジュールの発表だけで、実際のスタートは5/14配信開始の 中国・四国エリア予選 から、みたいですねー。その一方で、前回大会のABEMAでの配信は、ひっそりと終わっていたみたいだった。シーズン1から見たい人だっていただろうに……(嘆息)。シン・ウルトラマンを見に行こうかとも思ったんですけど、初週はお客さんも多そうかなぁとも思い、この記事を書くための英気を養うため(?)、そっちはとりあえず1週様子を見ることにしました。では、ここからCHEF-1グランプリ2022の感想を、本格的にスタートいたします!例によってネタバレ文章となりますので、結果を知るのが嫌な方は先にTVerでの配信をご覧ください。↓↓↓↓↓中国・四国エリア予選の会場は、広島酔心調理製菓専門学校でした。「酔心」とは、あまり聞かない単語かなぁ、と思って、学校名が出たところで動画は一時停止して、学校の公式サイトから建学理念のページを見てきました。引用は特にしませんけど(実際に読んでもらったほうがいいと思うので)、素晴らしい理念だと思います!会社も同じだと思うんだけど、さ。創業者の設立理念を理解できない経営者を外側から持ってきても、本当の改革にはならないと思うんだよ。外部からプロ経営者を持ってくること自体を否定はしないけど、そこんトコロを確認してから就任してもらわないと、奴らの草刈り場に利用されるだけだって……旧字体にすると、醉心となって、広島の有名なお酒の名前になるみたいですね(←そこの蔵元のサイトまで見に行ってきた人)。と、いい加減動画に戻るか進行役は、広島ホームテレビの坪山奏子アナウンサー。審査員は、会場の調理製菓専門学校の原田優子学校長、日本料理店「喜多丘」の店主・和食料理人・北岡三千男氏、エリア情報誌「Wink」広島版の椿みのり編集長の3名。そして、ナレーションは前回に引き続き、大塚芳忠さんだ。芳忠さんの声は、たぶん、昔っからよく聞いていた声だと思うんだけど(主に名もなき敵キャラの声として)、はやせの中で声優さんとして声と役柄が初めて一致したのは…………フルメタル・パニック!のゲイツ役、かなぁ?アニメ独自の設定が付け加えられて、原作以上の猟奇的な人物に仕上がっていて、ものすごく強いインパクト(だけ)を残して去って行った……おかげで(?)、割といい役とか、ニュースのナレーションを務めていても、何か「裏がありそう」な雰囲気を感じ取ってしまって、時々喋ってる内容が頭に入ってこないことがある(ダメぢゃん)。いや、バンキシャ!でスタジオの方々と会話している時なんかは、普通にいい人だと思っているんですけどっ!(裏番組優先であんまり見てない)…………本編と全然関係がない話題が続きましたがエリア予選の参加者は15名(関東・甲信越エリアのみ20名)で、この全員が参加する戦いを、たった30分で詳しく紹介するのはさすがに普通に無理筋だと思うので()、予選通過者を7位から紹介する、というかたちになったみたいだ。では、その7名の感想を、放映の順番で書いてみたいと思います。7位は、広島県代表・保家彩良さん(29歳・和食)。作品名は、「広島レモンサーモンと菊芋の道明寺寿司」。デザイン性は申し分ないですね!和食の王道をいく、春を感じられる一品です。サーモンでお寿司を巻く、というものも、味の想像がしやすいです。ただ、この黄色いお団子は何だろう……卵黄でくるんだ感じ?……料理の説明すらも薄くて、よくわからん()。菊芋も、北海道民にはなかなか馴染みのない食材で、里芋風の食感を想像してしまう(←たぶん間違ってます)ご本人の個性も、「女性料理人」「和食料理店の2番手」という情報しか、まだない感じ。ま、このあたりは今後の放送に期待する……しかないか第6位は、岡山県代表・中山公人さん(39歳・フレンチ)おおう、岡山県内のホテルの、総料理長ですとぅ!これまた、スゴイ立場のお方がエントリーしてきましたね。作品名は、「テンペのシガー 岡山県産の酒粕とフォアグラ」。たぶん、テンペという食材の名前はどこか頭の片隅に残っていて、確か大豆加工品だったような?というあたりを、念のためWikipediaでも確認してきた(w)。それを筒状にして、シガー、つまり、葉巻きたばこの形にした、という一品かな。第5位は、同じく岡山県代表・有年大輔さん(34歳・フレンチ)。作品名は、「俺の牡蠣のレモン漬け」。牡蠣とレモンの組み合わせは、まー間違いないんですけど、そこに「俺の」という枕詞をつけてしまうところに、何とも個性の片鱗が見えますw第4位は、愛媛県代表・久保貴さん(37歳・ノンジャンル)ノンジャンルというカテゴリですが、現在はパティシエとして働いていらっしゃるとな!それで、この位置まで登ってこられるとは、なかなかのセンスの持ち主とお見受けしました。作品名も、「遣い切る」!動詞だよ、動詞。これは、個性派のニオイがするwメインの使用食材が鯛のアラ、という点が、前回大会の「フードロス」テーマを意識した作りにもなっていそうで、ちょっと気になる存在の方です。いよいよ、第3位。徳島県代表、秋山雄毅さん(24歳・フレンチ)がランクイン。エリア最年少者にして、お店に所属しないフリー料理人さんがやってきました。作品名は、「蕎麦米汁のオマージュ 蕎麦米のタブレ仕立て」蕎麦米汁は、徳島県の郷土料理とのこと。平家の落人伝説とも関係があるようだ(なかなかタイムリーだね)。審査員さんの評価も高い。けど……やっぱり、はやせはそばアレルギー持ちなのが、ツライ(涙)。3位以上の方は、ご本人のパーソナルなデータが解禁されてました。なかなかのハードモードな人生をお持ちの方でしたけど()。そして、第2位。高知県代表・長瀬大樹さん(34歳・イタリアン)。オーナーシェフの方ですね。作品名は、「大地 情熱」。ご実家がししとう農家ということで、恐らく市販品としてはほぼ出回っていないだろうししとうの葉っぱを使用する、というところに、この人じゃなければ作れないお料理であるという気概が感じられます。それ以外の食材は土佐あかうし一本で、潔さまで感じます。その潔さは、「(この大会で)敗退したら、料理人をやめる」(!)というところにまで……。前回大会で活躍されたオーナーシェフの皆さんは、例え優勝できなかったとしてもお店にはファンになってくれた人がたくさん来てくれたのだから、もうちょっと頑張ってみて欲しいよ、とも思いますけれども……。オーナーにとっちゃ、優勝賞金を丸々もらったって、借金全部を返しきれない額だっていうのがツライよ……(実際は、1000万円のうち、かなりの額が税金で持っていかれる)そんでもって、ついに、第1位の発表。このエリアにおけるはやせの大本命である、山口県代表・三和慎吾さん(35歳・フレンチ)が、順当に勝ち上がりました。……エントリー時のお写真が、少しワイルドになりましたか?(ぉ)作品名は、「滋味・調和」。そういえば、三和さんはスープ料理が強い印象があったわー。シイタケの出汁も好きだし、これは飲んでみたいと思いました。ご本人の朴訥としたお人柄はそれほど変わっていませんでしたが、前回大会経験者として、悔しさを前に出せる強さが備わったかもしれないとも思いました。初代サマ🐉の、「出れば必ず、何かが変わる」を体現した方が、ここにも。サバイバルラウンドの例のピラミッドスタイルは、今回も健在だったようなので、視聴者には見えない裏側ではその戦いもすでにスタートしているんでしょうけど、皆さんがんばって欲しいです。健在といえば……。プレモルを飲みながらのコメントシーンのほうも健在ではありましたが、やはり人数が多すぎたのと、住みます芸人さんたちのトークスキルが、まだまだOAに乗るレベルじゃないのかな、と(いや、そこは山ちゃんと比べるのが酷だろう)ただまぁ、総じて大人しくなりましたかねぇ?音量も、テロップも(いや、前回大会のエリア予選はむしろ、ゲスト芸人の元気が良すぎたかもしれんが)。審査員の方々の個性もあんまりよく見えなかったしなぁ……(審査員の方々のコメントとか、視聴一周目じゃほとんど印象に残ってない)。前回大会における課題事項として遺されていた、審査基準のわかりやすさと視聴者の納得度が、前回以上に改善されているのか?と尋ねられたら、正直、大いに疑問なんですけどー()このあたり、放送回が進むに連れてもう少しなんとかなったりするのかのぅ?まぁ、まだまだ始まったばかりだし、それなりに個性的な料理人さんも残っているようなので、今後も期待しすぎない程度に(←)楽しみたいと思います……(どうも、文体にまだ、乗り気が移っていない……)一応、タイトルの艱難辛苦のカンの字を、柑橘類の「柑」にしたのは、今回レモンがタイトルに入ったお料理が二つもランクインした(いや、レモンサーモンはレモンそのものじゃないことぐらいわかっていますが)のをはじめ、この地域は柑橘類が有名な場所が多いイメージが強かったのと、結構ヘビーな覚悟を背負って出場された方の印象が強かったせいかなぁって……。やっぱりまだまだ、本調子には届かない文章じゃけんのぅ(←本業のストレスを言い訳に使うなよ) 第13弾 へ続く
May 16, 2022
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お目覚メシ #21 へ戻る道東も、ようやく桜が咲き始めました~もっとも……N95マスクまでつけた(ほぼ)完全武装の恰好で、外勤中の車の窓から眺める桜に、風情なんて何もないけどさて。今回のお目覚メシは、春の七草にも含まれるカブを使ったおにぎり。かぶとめし です(動画はこちらから~)カブ(蕪) と めし なのか。カブト(兜) めし なのか(5月だけに)。わりと、どっちにも解釈できるネーミングだなぁと思いました。うん、好きwカブは、野菜としても好きなほうなんですけど、ただ、実家ではほとんど出てきた記憶がない野菜でもある()カブの葉っぱも使うところと、その味付けにオイスターソースを使うところに、オリジナリティがあるかなぁ、と。美味しそう!仕上がったあとのご飯にも、オイスターソースの色が結構移っている印象で、外側のカブで包んでなければ手がベトベトになりそうだし、理に適ったお料理だなぁ、と(ご飯+オイスターソース味の具はどう考えても美味しい組み合わせなのに、誰もやらなかった理由はそれか、と)。お皿も、鮮やかな青い土台に白いカブが映えていて、いいですね!盛り付けるお料理によっては、使い方が難しい食器でもあると思うんですけど、白い料理には合うんだなぁ(確かに、白いお皿に白いお料理は、お料理の印象(輪郭)がボケそうな雰囲気になるかも……)。【第2版追記】結構前に、web四コマ漫画の『妻の飯がマズくて離婚したい』という作品を読んだことがありますが、飢えないためとか、栄養を取るだけとか、節約のために味を落とすようなことをやらかすとか、そういう食事(とも言えない、もはや餌←これは言い過ぎ)は、実際の懐だけじゃなく、心まで貧乏にしてしまうとも思うんですよ(もっとも、この作品の主人公(奥さま)と同じような方が現実にいらっしゃるとすれば、その方は一度味覚障害を疑って病院へ行った方がいいとも思いましたが 亜鉛大事よ、亜鉛)。家庭料理は、ものすごく美味しいってものじゃなくても、多少食材費や調理時間をケチっても、例え見た目が不ぞろいで不格好であっても、それすらも笑って楽しめるような明るい食卓が囲めれば、それはいい食事の思い出になるはずです(かのマンガの主人公の料理は、嫌いなことをやってやってるという押しつけがましさが料理に現れちゃっているところがダメだった)。そういう経験をすることで、例え美術館にも行けない貧乏な田舎者であったって、人間らしい豊かな感受性が育つ、とも思うんです。そこを一歩進んで、一流料理人さんの作るお料理って、五感を刺激する総合芸術だと思っているんですよ。はやせは。味覚と視覚は、まぁあって当たり前なんですけど、嗅覚(美味しそうな匂い)・聴覚(調理中・調理直後・咀嚼中の音)・触覚(歯触りなど)も、刺激してくれます。そんなお料理の価値を判断するのに、値段の高低は関係ないっっ!(力説)……お料理の価値を「高級か、そうじゃないか」でしか判断できず、自分のところの看板商品を平気で馬鹿にできる某・元幹部とか、あまりにも心が貧しすぎて逆に可哀想にもなりましたよ……(涙)ところで……。お引越ししたはずのスタジオは、もしかして元に戻ってきたのかなぁ?確かに、おしゃれなスタジオでしたけど、ちょっと雰囲気が夜っぽくて、朝番組には向かなかったのかもしれない。そう思った理由は…………髪型。時間軸的に、今回のものは新録かもしれないと思いました(って、やっぱりおまいは注目しているところがおかしすぎる)ああ、そうそう。CHEF-1グランプリの方も、この5/9からYouTube動画の配信が始まったようですね……。平日はもう、ほとんど夜の9時前には帰ってこられない状況なので、まだまともに見られていないけど(しかも、今月は残りの土日、かならずどっちかに出勤当番が入っているけど)もう無理やり代休日を捻り出して、無理やり執筆時間を作ってやるぅぅぅ!!!(ヤケクソ) お目覚メシ #23 へ続く
May 11, 2022
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半ば、現実逃避のような記事が多くなっていた、昨年10月頃の我がblog。その裏側で、はやせは人間ドックに行ったり、していました。とにかく、体のあちこちがガッタガタで、どこかでオーバーホールが必要だっていうのは重々自覚しているのですが、これが周辺の人間にはなかなか伝わらないのよね……()で。人生2回目の人間ドックで、順番待ちをする際のお供として持って行ったのが、今回の本であります。石平の新解読・三国志 「愚者」と「智者」に学ぶ生き残りの法則 [ 石 平 ]ただ……。コロナ禍、ということもあって、参加人数自体がそれほど多くなく、検査の順番をその人ごとに巧みに入れ替えていて、待ち時間があんまり発生しなかった()。読み切る前に検査が終わっちゃって、そのまま積み本となっておりました……(余談だが、その病院は昔、人間ドックの終了後にお食事も出ていたらしいのだが、これもコロナ禍で中止になっていた(哀))それから……えーっと、5か月ですか。放置期間()著者・石平さんの著作は、その前の石平の裏読み三国志 英雄たちに学ぶ乱世のリーダーシップも読んでおりまして、その時点から「視点が面白い」とは思っていたのですが(何しろ、孫権の評価が高い!←やっぱそれかよ)、こちらの本はどちらかというと副題のとおり、リーダーシップ論として三国時代の英雄と、現代に生きる世界の為政者たちとを比較考察した文章が中心でした。それと比べると、こちらの本は純粋に、三国時代に生きた人々の(石平さんなりの)人物評、という仕上がりになっていて、純粋な(w)三国志好きにとってはこちらの本の方が読みやすいと思います。ということで……。ようやく作れたGWのお休み中に完読したこちらの本の感想を書いてみたいと思います。まっ、例によってはやせの注目するところはほぼ呉の関係者中心で、一般の方々には全く参考にならないレベルで思いっきり偏っておりますがー()【第1章 乱世を生き延びた「明君」と「賢臣」 より、顧雍について】全体を通して読んでみても、石平さんがPickupした三国時代の人物が、純粋な武官一筋と言える人が誰一人おらず、序章の司馬懿と第1章の劉禅を除けば文官と女性と隠者だけ、という、他に類を見ない独特のラインナップとなっております!(好きだわぁ……w)しかも、呉の関係者で真っ先に登場したのが顧雍って!マニアックすぎるだろっw(誉め言葉)ご存じのない方に少し説明をすると……。顧雍は、呉国の2代目丞相にして、(恐らく)呉の歴代丞相の中で最も長い在位19年を誇る名政治家でございます。呉の政治家(高位の文官)というと、よく取り上げられて有名なのは、二張と称される張昭と張紘の二人だと思いますが、張昭は生涯丞相に任命されることはなく、張紘に至っては建国よりもだいぶ前に亡くなってますからねぇ。政治家として腕をふるうその地位も力も実績も、この二人より顧雍の方がずっと、ずう~っと、上なのです。ああ、それなのに、それなのに。世の大半の三国志好きは、正史『三国志』に仕組まれた悪意(主に陳寿の)によって、呉で一番の政治家は張昭である、と、思い込まされているのですっ!(←若干、独自考察強め)そんな方々に、この方の超高い政治力を紹介してくださった石平さんに、はやせはめちゃくちゃ感謝なのです!(こんなにも、張昭への言及が一切ない文章、他じゃまず読んだことがないぜw)そんな顧雍の事績ですが。正史『顧雍伝』から引用され、石平さんによって紹介されたものは、次のとおり。武将や文官を任用するにあたっては、おのおのの能力がその任務に適わしいかどうかだけを判断の基準とし、自分の感情に左右されることがなかったときに民衆の間に入って意見を求め、時宜に適した施策を見つければ、みなひそかに孫権に上奏したその献策が用いられれば孫権自身の発案によるものだとし、用いられなかった場合には絶対に人に知らせることがなかったちくまの訳文からほぼそのまんま引っ張ってきたんであろう記述であり、特に石平さんが文章上で称賛していた部分に強調を入れてみました。このあたり、はやせは、張昭が丞相になれなかった理由と、表裏一体になっている、と、思っているんですよ。1つ目。能力本位の推挙について。顧雍と比べると、張昭が推挙してきた人物にはある偏った特徴があります。それは、張昭の推挙してきた人物の出身地、です。彼が孫権に推挙してきた人物って、ざーっと調べても北方の出身者が多いんです。もっというと、郷里が同じ徐州出身者が中心。もちろん、張昭も基本的には人物本位で素直に推挙しているだけだとは思うんですよ。出身地に近ければ、それだけ人物の噂話も多く入ってくるだろうし。けど、傍から見ているとそれが、自分自身の派閥を築いているように見えちゃうんです(そして、十中八九、張昭本人はそれに気が付いていない)顧雍については、こういうことがほとんどなかった。少なくても、史書から読み取れる限りでは。ただ、残念ながら彼の孫世代にまでは、顧雍の思慮遠謀が全く伝わっておらず(何しろ、家族にも喋らないので、この人)、色々と不幸な事件が起きてしまったわけですけど気を取り直して()、その次は、この「ひそかに」孫権へ献策する、という行動。これもまぁ、張昭の事象を追いかけていくと、ま~まず出てこない(苦笑)。むしろ、百官出そろったような公共の場で、上から目線で説教を垂れるようなことをくどくどくどくど……と言われたりするんで、孫権の立場から言うと「いつまで父親気取りでいるつもりなんだよぅ」と、こうなるでしょう……。そして、二言目には「先代(孫策)様の遺訓がっ!!」とか言い出すしぶっちゃけ、腹芸ができない人なんですよ。張昭は()夷陵の戦いの頃、孫権は魏に臣従して呉王に封じられているわけですが、その使者としてやってきた邢貞という人物に対しても、「態度がなっとらんっ」みたいな、公衆の面前でメンツをつぶすようなことを誰彼構わず平気でやらかしますからねぇ。この魏への臣従は、蜀との戦に魏を介入させる口実を与えないための演技なんですよ!?それを、文官筆頭(当時)の張昭自身が潰しかけてどーするのかと()まぁ、付き合いの長い孫権としてはぁ。こんな正論ぶちかまし気味の張昭の性格をよ~く知っていたと思うので、敵を騙し討ちするような作戦に彼を巻き込むこと自体をしなかったんだと思います(赤壁の戦いで相当懲りたんだろう)ただし、そんな素直で嘘が全く付けない真っすぐな張昭を、孫権は心から嫌っているわけでもなかったと思いますけどね(有名な「虞翻をぶった斬ってやる~!!」事件で、虞翻が最後に孫権を怒らせたのは、自分のことじゃなくて張昭を馬鹿にされたと思ったからですよっ)。と、ここまでなら、顧雍じゃなくてももう少しだけ、他にもできる人材は、呉にはもっといたと思うんですけど、この3番目の項目こそが顧雍の真骨頂っすよね。石平さんの評価でも、ここがすこぶる高い。原文がどうなっているのかまではわかりませんけど(←調べろよ)、訳文の段階で「絶対に」なんて単語が出てくるところが非凡です。この顧雍の行動がどれぐらいスゴイことなのか、という説明は、石平さんの文章が100点満点なのであえてここでは書かないこととして(ぇ)。これは、無駄な修飾語を嫌う陳寿の筆法ではあまり似つかわしくない表現で、恐らく(三国志・呉書ではまぁまぁ言われている)韋昭の『呉書』からの丸パクリ疑惑文章の一つではないかと思うんですよねー。そこをさらにツッコんで考えていくと。その「絶対に」漏れなかったはずの秘密が、どうして史書に本人の事績として掲載されることになったのか。これって、本人が本当に絶対に誰にも漏らさなかったというのなら、その事績を知っているのはもう一人の当事者、つまり、孫権しかいなくて、ですね。彼がこのエピソードを直接史官に伝えて、「載せろ」と指示を出したとしか、考えられないんですよ。呉書の中にはこのように、列伝の当事者じゃなかったら孫権しか知りえないようなエピソードが、結構ぽろぽろ出てきたりするんです。しかも、孫権自身の不行状も含めて!ですよ!(これまたまぁまぁ有名な、「張昭の家を燃やしてやる~!!」事件の顛末も含めて(苦笑))呂蒙や蒋欽に対して、先人の遺してくれた歴史がどれだけ大事なものかを滔々と語るぐらいに、その大切さを誰よりも知っていた孫権だからこそ、自分が後世に残す自分の国の歴史書を、何よりも大事にしていたんじゃないのかなぁ、と、はやせは思っているのです(成功した栄光の歴史より、失敗から学ぶ残念な歴史のほうが後々役に立つということがわかっている、はやせ版孫権もやっぱり、法則型人間に分類されると思ふ)だからこそ、正史における孫権のエピソードって、人間臭い面白さが満載で大好きなんです。(……あれ?顧雍のエピソードの話じゃなくなったか?)【第2章 主君を選ぶ達人の知恵 より、厳畯について】顧雍の次は厳畯ですよ。渋い!チョイスが渋すぎる!w厳畯の事績として、三国迷にとって一番有名なエピソードであり、かつ、石平さんにも取り上げられたものが、「厳畯、魯粛の後任を任される。そして、これを固辞する」というもの。ライトな三国志ユーザーにとっては、有名な呉の軍師リレーって、周瑜→魯粛→呂蒙→陸遜と、こういう流れになっていると思うんですが(主に、コーエーの描き方によって←コレが悪いわけではない。念のため)はやせ的には、こうです。周瑜→(龐統)→魯粛→(厳畯)→呂蒙→(朱然)→陸遜……まぁ、特に2番目については、さすがに妄想が過ぎるとも思いますがー()。その答えは、いつか小説の形に仕上げて披露…………できればいいんですけどで。亡くなってしまった魯粛の後任として、1万という兵を預けられかけた厳畯さん。彼は一介の文人(むしろ、学者筋の人)であって、武芸ができるなんて話はもう、一文字も出てこない人なんですよ(なお、さすがに石平さんの文章からは抜け落ちましたが、この時の追加エピソードとして、孫権が無茶振りにも彼を馬に乗せようとして、見事に落馬したというオチまであったりする ←この当時の鞍にはまだ鐙が発明されておらず、馬上で体を保持するためには、腿で馬の胴体を挟み込むようにするテクニックが必要だったらしい。練習してなきゃ素人には難しいのよ)さすがにここまでの運動音痴じゃ、武人の地位なんて務まるわけがない!と、頑なに拒否するのはむしろ当たり前の感覚だと思うんですけど…… それでなくても、この頃の中国人の価値基準では、武人よりも文人の方が、相対的に地位が高くて偉いという感覚だっただろうし。ま。自分の実力を弁えて、迷惑をかけるくらいなら最初から就任しない、という美談として後々まで語られるエピソードになるわけですけど……。不思議なのは、な~んでこんな人事を孫権が実行しようとしたか、ですよ。結局、石平さんもまた、このトチ狂った()人事の理由を謎のまんま終わらせてしまっているんですけど……。それこそ、はやせは小説を書く(気まんまんのアマチュア・物書き)人間ですからねー。実は、ここの理由も、小説のネタとして使えるようなレベルでの考察なら、できているのですっ。はやせ的な答えは、それが「魯粛の遺言」だったから()こーんなトチ狂ったことを考える人間って、やっぱり、魯粛ぐらいしか想定できないんですよ自ら小説のネタバレに近い感想を漏らすことになっちゃうかもしれないですけれども()、厳畯が行かされそうになった赴任地が陸口だった、というのが、根拠の一つ。その後の歴史が物語ります。陸口に「関羽にとっては無名の人物」を配置することで、彼が呉軍に対する守備を怠るであろうことを、単刀赴会によって関羽の人となりを知っていた魯粛なら考え付く策なんです。関羽は、生粋の武人です。自分と実力が拮抗していたり、むしろ前評判が上の人物に対しては、凄まじい実力(時に尊大)を発揮します。が、一方で、弱い者いじめをして悦に入る人物じゃないんですよ。関羽は。張飛と違って()だからこそ、見るからに弱そうな人物を置く方が、彼は油断して、逆に攻めてこなくなる、と、読んでいたと思います。変人・魯粛なら()。トップはそれでいいとして、副将に呂蒙を置いておけば、実行力としては問題ない。けど、結局この人事は頓挫してしまったので、呂蒙は新たに「陸遜」という隠し玉を用意する必要ができたわけです。こんなことを思いながら読んでいたんですけど……全く本の感想にはなっていないな()【第3章 乱世を生きる文人、隠者、賢妻の物語 より、習氏について】前の二人も、ライトユーザーには充分マイナーな人物ですけれども、一応『三国志演義』にも登場する人物ではあります。が。章が進むほどに人物のマイナー度が上がるこの本。賢妻の一人として真っ先に挙がったのが、李衡の妻・習氏ですよ……。そりゃ、読み込み過ぎてとうとうページが本から外れた(!)、ちくまの呉書・6巻を持っているはやせは、もちろん元々知っていた人物なわけですけど(というか、習氏が奥さんじゃなかったら、恐らく李衡は史書に名前なんて残らなかったよ)、それでもこの人を取り上げる、というところが、石平さん独特の感性だと思いますわー。法に基づいて、とは言うものの、実態として琅邪王時代の孫休をイビっていた李衡は、孫休が3代目の皇帝として即位すると、なんと、魏への亡命を図ったわけです。習氏という奥さまは、それを思いとどまらせただけに留まらず、公衆の面前で堂々と孫休に謝るという策を授けた上で、さらに出世までさせてしまったのだから、あげまん(古っ)どころの騒ぎじゃないっすw石平さんの結論が「この女性を覚えておくべき」となっているところから、今後は彼女の認知度が上がったり……は、別にないとも思う【第4章 乱世で身を滅ぼされた愚者たちの運命 より、沈友について】最後に登場した呉の関係者は、沈友です……。さらに超マイナーな人がやってきたな()まぁ、一言でいうと、孫権の不興を買って、殺された人()。で、終わってしまうとあまりにもあんまりなので()、もうちょっとだけこの人のはやせ的な印象を深堀していくと……。一つには、この人の事象を載せている史書が、裴松之注の『呉録』だ、というところがポイントかなぁと。この呉録という本は、呉郡呉県(中国では、郡と県の行政規模が逆なのよ)出身の人が書いているのですが、全体的に呉の人間(特に孫家)に厳しめの文章が多めである、という印象を受ける書物でもあります(←若干偏見あり)。その著者の名は、張勃。ちなみに、贋物疑惑の出ている『後出師表』を載せている『黙記』を書いたという張儼という人は、彼の父親です。成立年代は恐らく、『三国志』とそう変わらない時期だと思うんですけど、孫晧に忖度しているのか、晋に忖度しているのか、が、よくわからない書物である(どっちにしても忖度なのかよ)書いた人の名字が「張」だということと、出身地が同じ、という根拠しかないんですが……はやせはこの著者。張温の一族の人なんじゃないか?と、思っているんですよ(あ、Wikipediaだとはっきりと同族だって書いてあるな)。で、あれば、孫家に恨みを持っていてもまぁ、おかしくないかと(俗にいう「呉の四姓」の言い出しっぺ文章もある)。もう一つは、死亡した時の年齢が29歳とはいえ、その年は西暦204年というかなり微妙な年だということ。若いとはいえ、この人、孫権よりは年上なんです。沈友が荊州攻めを提案したのという事象が事実だとして、前年の203年にはその提案どおり、孫権は荊州を攻めております。そして、ビミョーな戦果だけを残して、撤退している()まぁ、石平さんにすらも理屈っぽいと断言されているこの方のことだから?「何故荊州を陥とせなかったのか?」というあたりのことを、くどくどくどくど正論をぶち上げてあげつらったんじゃないのかなぁ、と思ってみたり。それだけなら、まだ我慢できたかもしれないけれど。問題は、翌年ですよ。204年。この年は、孫権のすぐ下の弟・孫翊が殺された年なのです。それも、結果的に孫家の基盤を揺るがすような大事件になってしまった。このあたり、サイト『呉書見聞』の孫ぽこさんがある程度考察を試みているのですが(そして、盛憲の誅殺騒ぎが先にあって、それが原因で孫翊の殺害が起きる、という流れは恐らく間違いがないのですが)、沈友の死んだ時期と理由がちょっとはっきりしない(今、すぐにちくまの呉書が参照できる状態にないからでもあるけど)『呉録』が本当に孫家を憎みながら書いた本ならば、そして、沈友の誅殺が不当だと思うなら、その誅殺理由までしっかりと書くはずなんですよ。普通なら。それがはっきりしない、というのは、著者が本当にその理由を知らなかった、か、知っていたけどわざと書かなかったか、の、どちらかです。はやせ的には恐らく後者だと思っていまして、それを正直に書いてしまうと、彼が誅殺された理由(そして、それを誰も擁護できなかった理由)が、すこぶる正当な理由であったことがバレてしまうから、書けなかったんじゃないかと。石平さんは、その誅殺理由が「謀反」だとしたら冤罪だと決めつけておりますが、はやせは案外、これが事実だったと思います。それぐらい、孫権の初期の基盤って、脆弱だったんですよ。と、いうわけで。彼の評価がまぁまぁ高い石平さんには申し訳ないんですけど、はやせはあんまり好きな人じゃないです。この論破王()。【総評】文体としては、全体を通して非常に読みやすくて楽しい文章です。はやせは好き(結局、孫権の評価が高いから)そして、石平さん自身が本当に、三国志が大好きな人なんだなぁ、という愛が溢れている本ではあります。ただ、いかんせん、ライトユーザーには無名の人物が多すぎて恐らくピンと来ないだろうし、一方で、ちくまの『正史・三国志』を隅から隅まで読み切ったコア・ユーザーにはすでに知っているエピソードの紹介でしかなくですね 読者ゾーンの範囲が結構狭そうな印象はどうしても受けてしまいます(魏から選ばれた人物なんて、顧雍や蜀の蒋琬以上にマイナーだった)。ゲームや、ライトな演義系三国志書物で興味を持った人が、中堅ユーザーに昇格(w)するあたりで読んでいただくのが一番楽しく読めるかもしれません。はやせおすすめ度:★★★★呉&孫権love度:★★★(むしろ、劉禅への評価と愛が深いw)はやせの隠者願望上昇度:★★★★☆(←ぉぃ)
May 10, 2022
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お目覚メシ #20 へ戻る前日の坂上&指原のつぶれない店で、ロバートの馬場裕之さんがメインのコーナーがありまして。一瞬だけですが、例の消費者庁イベントの映像が流れましたよ。まっ、肖像権の問題もございますし?映っていたのは馬場ちゃんだけでしたけど(そりゃそーだ)。ただ、そのVTR中で「知り合いのフレンチシェフが作ってくれた塩」の紹介がありました。海洋深層水と昆布を使っているんだそーだ。具体的にどなたがお作りになったお塩かは知るよしもないですけど……少なくとも、どちらの材料も北海道では手に入ります。…………まっ。想像するのは自由だよ、ね?(←いや、妄想がひどすぎますて)そんなこんなで、今回のお目覚メシは。放送開始当初はやせが「このコーナーではこんなことをやって欲しい!」と(無駄に)力説していた念願が叶いましたよっ!(歓喜)メニュータイトルは エビブロッコリーラビオリ です(動画はこちらから)冒頭から「もうすぐこどもの日」なので、「お子さんと一緒に楽しく料理を作る」が、テーマでございます。これです!この、現役お父さんがお送りする、お子さんと一緒に作れるお料理!こーゆーのを待っていたのですっ!(息子ちゃんとギョーザをお作りになってるお写真、もちろん拝見しておりましたよっ)意外と、このジャンルをカバーできている料理人さんって、これまであんまりいなかったと思うのよ。(お立場としては、栗原心平さんがもう少しお若い時代であれば、あったかもしれないけど)【第2版追記】それを主に担当していたのは女性料理研究家(=主婦)の方々ばかりってイメージでさ。もしかしたら全くなかったわけでもないかもしれないけど、お子さんも一緒に見られる時間帯でやってもらわないとあんまり意味がないわけで……。ラビオリというと。世界のあちこちに、生地で餡を包み込む系の料理はありますけれども(餃子(包子)@中華とか、モモ@チベット・ネパール料理とか)、これらを総称してダンプリングというようだ。この系統の料理で、西洋料理のうちで一番有名なのがラビオリ、というイメージ。カテゴリ上はイタリア料理(パスタ)に分類されるのね。……の、割には、フレンチのシェフの方が好んで作っているイメージもあるけど(三和さんも、前回大会で作ってたっけ……)。地理的には、イタリアとフランスは国境を接しているし、その国境線も時代時代で変動があると思うので、フランスは結構、もともと周辺の食文化を自身に取り込んできた、日本に近い精神を持っていた国だったのかも(だからこそ、日本の食材をフランス料理へ取り入れることにも抵抗がなかったのかも)、みたいなことも思ってみました。一方。意外と、日本料理にはあまり餡を中に包むという発想がないイメージがあって、小麦粉やそば粉を練ったタネは、中に何も入れずそのまんま茹でたり、やってもタネと具を混ぜ合わせたりしただけのものばかりのような気がする。歴史上日本で餡を中に包む技法が広まったのは、中国から饅頭が入ってきた後(時代的には、鎌倉時代から室町時代あたり)からのような気がするのよね(手先が器用なはずの日本人としては珍しい感じ)。具材を混ぜ合わせるのに、すり鉢を使うのもグッドポイントです。子どもは結構、すり鉢でするのが好きですよ。うちの実家では、ハンバーグのパティを作るのに、すり鉢とすりこぎを使っていましたわー。(思えば、この頃の母親の方が、子どもと一緒に料理を作ろうと頑張っていたかなぁ……)タネができると次は包みます。ここはご家庭向けにパスタ生地ではなく餃子の皮を使用。たぶん、本場のラビオリは生パスタを使っていて、その縁をフォークなんかを使って押しつぶして結着させると同時に、特徴的な模様が付いたりしたと思うんだけど、今回は子どもと一緒に作るものだし、小学校低学年くらいでも作れる形としてあのかたちになったのかなぁと思いました。その前に、NHKの新番組・あしたが変わるトリセツショーというものをたまたま見たんだけど、そこでギョーザの包み方の最適解というものを提唱していて「ほうほう」と思っておりましたケド。あとは、(最近使用率の高い)昆布水のスープでまずブロッコリーを煮て、さらにラビオリを一緒に煮て、味を調えて完成。今回も美味しそうです!特に、ブロッコリーがクタトロなところと、粉チーズ入りなところがはやせ好み。ここで、「豚ひき肉も入れたい」って言っちゃったら、途端にただの洋風スープギョーザになってしまうのか()あとは、そもそも昆布水の作り方は()。水出しで良いのかのぅ?? お目覚メシ #22 へ続く
May 3, 2022
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前回記事 へ戻るひろゆきさんちのご夫妻って、お二人とも法則型さんなんじゃないかな~って思ったのが、ちょっと前に買って読んでいた、この本↓の新たな印象になりまして(だんな様の本は1冊も買ってないのに、何故これは買った、自分……)。だんな様はひろゆき [ 西村ゆか ]メディアであんなカッコつけ(←偏見です)をしているお方の生態(w)そのものも面白いんだけど、それをパートナーのゆかさんの前でだけ、さらけだすことができている感じが、なんか、彼女にだけは心を許している感じもして、そんな関係性がとても微笑ましいです(結局、おノロケの幸せ成分をお裾分けしてもらっただけだw)。ただし、X座標・Y座標で位置を計測したと推測すると、ひろゆき氏は司令型寄りで、ゆかさんが理想型寄りかね(あくまで、はやせの印象による推定)。で。法則型さんの説明があまり上手くないとおっしゃる岡田さんこそ、この本を読んで法則型さんの説明を補完されたらいいんじゃないのかなぁ、と思ったのが、今回の続きを書こうと思ったはやせの動機っす。っと、その前に。今回のように、質問に答えてタイプを振り分ける診断ものも、占いも、はやせの中では、その取扱いがそんなに変わっていません。岡田さんご自身もはっきりと、「(この診断に)科学的根拠はありません!w」と、堂々とおっしゃっていることですし(苦笑)。なぜって、これらは統計データから見えてきた有意差に従ってグループ分けをしているだけだから。統計学の分野の話なんですよ。統計を分析しているだけなんだから、当然、例外は付き物です。それでも、基礎データが3000を超えて集まってもなお、偶然を超える有意差が存在するなら、それは「ある程度使える(信用できる)データ」として活用を検討してもいいんじゃないのかなぁ、というのが、はやせの考え方。ただし……。基礎データの収集方法には気を付けた方が良い、というのは、常に念頭に置く必要があるよね。良くないのは、「こんな診断(or占い)なんて当たりっこない!」と、最初から決めつけて避けて通る人が多くなること(そこの理想型さん。キミのことだよw)。そうすると、「当たっている人」のデータしか集まらなくなって、逆に、その診断or占いの的中率が上がってしまう(という評判になる)ことに、貢献してしまいます(苦笑)。なので。その診断や占いが当たらない、信用できないということを証明するためには、「いかにその診断or占いが当たらなかったのか」というデータ(事実)を数多く送り付けることが必要です!(ぉぃっ)つまり、こういったものを信じていない人ほど、積極的に受けるべきなんだよ。金を払ってまでする必要はないかもだけど、無料だったら遠慮することなんてないんだから、ね(この辺りは、ひろゆき氏と意見が異なっていると思います。自分)。こんなことを思うようになったのは、本業のお仕事柄、一般の方々の生活実態調査、みたいな調査ものの取りまとめをするお仕事もしていたことがあるからです。そして……国勢調査もそうだけど、こういう調査って、生活実態が本当に悪い方ほど(面倒くさいのか恥ずかしいのかはわからないけれど)真面目に答えてくれない()。その結果を元に、政治家や官僚たちは政策を考えたりするわけで、さ。「自分たちの生活実態はこんだけ悪いぞー!」と、素直に(むしろ声高に)主張してくれないと、自分たちの得になる政策なんて考えてくれませんよ?奴ら(←)そう、それぐらい、底辺の方々の生活って、上級国民()の考えている以上に悪いんです……ちなみに。最近はあんまり聞かれなくなったけど、いわゆるブラハラ(=ブラッド・ハラスメント。血液型分析を使って他人の性格を決めつけてくるようなもの)に悩ませられてきた方々に、はやせ式対処方法を教えてあげましょう(←なんか、文章が偉そう)。ズバリ、人から血液型を尋ねられたら、その答えを素直に答える前に、「じゃあ、自分って、何型に見えますかー?(にっこり)」と、逆返しをしてあげること。当たっていれば相手はそれで満足するし、当たらなかったらそれはそれで、それ以上言ってこなくなりますwなお、この方法ではやせは、結局人から全ての血液型を候補として挙げられました()。なんだったら、本来の血液型を当てられたことの方が少ないさ(苦笑)。さて、それでは。この4タイプ診断を知ってはやせが得た感想を、もうちょっとだけ、はやせなりに分析(w)してみたいと思います。【対角線の関係に関する実感】これ。説明では「欲求の価値観が重ならないため、 長期的に良好な関係を持つことができ」る、と、書いてあります(文章のありかはこちら)。実は、お互いに全く理由が異なるのに、結果的に同じ現象が起きうる、ということがありえるのが、対角線の関係かも、という仮説(苦笑)を打ち立ててみました。現象・その1。前回の宗教の記載を書き終わって自分で読み返した後で、最初のうちははやせ、「あらゆる宗教(or政治的思想)は最終的に、司令型によって解釈を捻じ曲げられ、利用される運命にある」(←いや、だから、おまいは司令型さんを何だと思っているのかと)と、考えたのですけど。実は、理想型純度100%でも、序列は生まれるのか、ということに、はたと気付きまして。岡田さんのYouTube動画での言説に、「理想型にとって、人間関係は師匠と弟子と敵しかいない」というものがありました。つまり、理想型さんのお仲間には師匠と弟子しかいないんです(敵は仲間じゃないから、人間関係から除外される)。すると、人間関係は上下にしか広がらないんです。司令型はもうそのまんま、人間関係は上下関係が基本。これを、彼らは利害関係がない相手にも強いるから、衝突が大きくなるのよ。それに比べて、実は、人間関係が横に広がるのが、注目型と法則型であろう、と。注目型さんはわかりやすいよねー。彼らは肩書に関係なく、分け隔てなくみんなと友達になろうとしてくれるから(悪い言い方をすると、八方美人とも言われるかも、だけど)。ただ、法則型さんの人間関係も横に広がる、という理屈を説明するのには、割と、字数がいる(苦笑)。向上心の高い司令型さんが、人間関係を上へ上へと昇って行こうとするのは、ある意味欲望に忠実(=根が素直)で、わかりやすい(ウザイけど ←ぉぃ)。我々が(注目型の岡田さん曰く)ど~~~~でもいいことにこだわる分野・分類別オタクだとすると、彼らはひたすら勝利にこだわる勝利オタクだよw それはそれはもう、あらゆる分野で勝とうとする、結果を求めてくるんだけど、その中で、勝敗の結果が数値として客観的にわかりやすいものの一つがお金(資産)だったりするから、彼らは金儲けに走るんじゃないのかなって思うんだわ。たぶん(子どもの頃だったら、テストやスポーツの成績とかかな。それだけで満足して終わっておけば無害なのに……(←)。あ、スポーツも個人種目だけにしておいてよ。団体競技に混ざってくると、チームメイトに対するパワハラを起こしがちなのも、ほぼ、司令型だ())。他は……好んで(進んで)政治家や大統領なんてもの(←法則型さんから見ると、明らかに「面倒くさそう」)になりたがる人間なんて、ま~ほっっっっっっとんど司令型だろ( ←一部、周囲からの期待と推薦を断り切れなくて仕方がなく立っちゃう、注目型さんはいるかも。目立てる!(苦笑))。だからこそ、あらゆる真っ当な()民主主義国家には、多選を防ぐストッパーが付いているんですよ。あと、リコール制度ね(恐らく、くっつけたのは十中八九、法則型の人間のお仕事)。これらを外した方がいい、なんてことを考えているヤツは(そして、実際に外しちゃったヤツは)、将来独裁者になる気満々のヤツだけだ()。首相の立候補に20人以上の推薦人が必要、という、「人望第一」の日本の政治システムは、はやせは、実はそんなに悪い制度じゃないかも、と、思うんですよ。逆に、肩書に弱いだけの司令型さんが、こちらの方が立場が上、と気付いたときに、揉み手スリスリで近寄ってくるのは……もっとウザくて胡散臭くて端的に気持ちが悪いっ!()。それこそ、某トリューニヒト氏(←全く某じゃねぇ)@銀英伝のように、腹の中が真っ黒で、絶対何かを企んでいるだろ(しかも、あわよくばこっちを踏み台にするつもりだろ?)ってーのが透けて見えちゃって、信用できないの。司令型・トリュ氏(略)の大きなミスは、ロイエンタールも自分の同類だと勘違いしたこと。ロイエンタールは(確かに、限りなく司令型に近いものの)本質は法則型だ。信用できる相手かどうかを見極めるまで、自分の素を見せることは、まず、ない。だって、弱みに付け込まれて利用されそうだもの(そして、彼は女性に対しては逆に利用するだけで、結局、最後まで信用をすることができなかった)。だからこそ、恐らくは注目型で、最初から裏表なく腹を割って対等に(←ここがポイント)接してくれたミッターマイヤーと、終生変わらない親友同士になることができたのよ。規律を破った部下(しかも、貴族)を、平民の彼が軍規に従って容赦なく処断できるという決断力を持っているあたりも、彼の美意識と価値観に合致していただろうし。こういった数少ない「気持ちの良い」人物を大事にするためなら、法則型さんは頑張れるのです(ただし、田中芳樹先生は、たぶん、注目型キャラの描写がそれほど上手いわけではない(苦笑))。戦国時代のダメダメ系()注目型さんというと、小早川秀秋あたりが筆頭かな、と。飲み会の場を断り切れなくてアル中になったり()、キレた徳川家康にビビって衝動的に裏切者になっちゃったり()。こういう人が銀英伝でもいてておかしくなかったんじゃないかな、とは思いつつ(特に、リップシュタット戦役の時の、貴族軍側に)、不確定要素があまりにも大きすぎて戦場には連れていけぬ(物語の構造上的にも)。……ああ、銀河帝国政党政府の中には一人、浮かれた貴族がいたかもしれない(名前忘れた)ほか、銀英伝(帝国編)でいくと……オーベルシュタインが理想型よな。彼の理想に合致しない相手は、平気で排除できる。彼にとって、理想にそぐわない人物はいらないのです。「作品」の完成度が下がるから。そして、そんな彼の「作品」の主軸に選ばれたのが、主人公のラインハルト。彼は逆に、限りなく法則型に近いほうの、司令型。彼にとって勝つことは手段だったはずなんだけど、その本質はやはり、勝ちたい人だった(親友・キルヒアイスに身長を抜かされた時は、冗談めいてはいてもやはりうっすら悔しそうだったよ)。そんな親友・キルヒアイスは、一見人当たりの良いバランス型かなぁと思いつつ……恋の仕方が結構な、法則型(苦笑)。この話はまた別項で……するかもしれないし、忘れているかもしれない()現象・その2。勝利にこだわるか、否か。これはもう、司令型さんの真骨頂にして、独壇場であるからにして、彼らについては何も説明はいるまい(苦笑)。理想型さんにとっての勝利とは、自分の「作品」の完成度が限りなく完璧に近づくことであって、その物差しは自分の中にしかありません(人から「評価」「称賛」を受けることには、あまり関心がないと思う。そういう方々とは基準そのものが違うので。そこが、司令型さんとは違うところ)。なお、100%満足することもないので、「次へ!次へ!!次へ!!!」と、湧き上がる情熱が衰えを知らないところは、単純にスゴイと思いますよ、ホント。一方で、岡田さんの言によると、注目型さんは「わざと負けることがある」とのこと。理由もご本人が率直に説明をしております。「一人の人だけが負け続けていると、いたたまれなくなる(可哀想で)」優しいなぁ、注目型さんはぁ……(しみじみ)。そこへいくと、法則型さんが「わざと負けていい」と思える瞬間の理由って、我ながら酷いと思いますよ~。ズバリ、「勝ったほうが、後々面倒くさそうなことになる(主に自分が)ことがわかった時」(人でなしィィ!!!)。法則型さんは知識の吸収欲が強い(はやせなんて、放っておくと人間の三大欲求より高くなることがある……なお、その次に強いのは、間違いなく、睡眠欲)のであって、ペーパーテストとかは、得られた知識をきちんと正確に覚えているかどうかの確認作業でしかないわけです。だから、カンニング欲求とかがあまり理解できていない。だって、例えば、大学受験をカンニングで突破したとして、その「自分の本来の能力より上の学校」に行っちゃったら、基礎知識量が足りていないことがあっという間にバレて、落ちこぼれグループに収まっちゃうことは明白だもの。まぁ、○印をもらえることはそれなりに嬉しくもあるのですが(達成感的に)、講評は加えて欲しいよ、というところが正直な感想ね。それによって、「勝った理由」に納得ができれば、次の同様の勝負では応用が利く(=楽ができる)わけです。こういう人間なので、法則型さんは(自己肯定感の低くなりがちな日本人の中では)人生で割と勝ってきた経験があったりします。そして、(主に司令型さんの)嫉妬の炎をメラメラ押し付けられて、うんざりしたことも……()。こっちが負けることで彼らの幸福感が満たされる(そして、大人しくなってもらえる)ためだったら、結構平気で負けられたりするんですよ、法則型さんって(もちろん、負けデータを収集して後々役立てる、という意味での「大負けはしない」術も使うけど)。司令型さんや注目型さんに矢面に立っていただいて、裏で物事のキャスティングボードを握るフィクサーになりがちなのもまた、法則型さんであろうと。ちなみに、憧れの理想型さんに対しては。その理想が自分の価値観と合致している時に、その「完成度」を上げる手助けをしたい、と思うのが、法則型。0から1を生み出すことはとても難しいけれど、1あるものを10とか100にするのは大得意な法則型さんが、かつての高度経済成長期「ジャパン アズ ナンバーワン」の時代の一部を支えていたと思うよ。もっとも、相手方の見極めを間違えると、「わざと負けただろーっっ!?」って、逆にキレられたりもあるけど(←あるんか)。あと、台詞として「(その勝負は)私の負けでいい」と言ったことも、実際、あったり()。とにかく、やりたいこと、考えたいことが多すぎるので、人間関係のわずらわしさでその時間を奪われるのがイヤ……なんだろう。たぶん(ぉぃ)。【法則型さんの弱点と、意外な「好きなもの」】ここまで書いてきた時点ですでに文字数10000字を超えていたりするのですが()。せめて項目2つは書かないとタイトル詐欺になっちまいますんで……。こういうタイトルを借りて、冒頭に紹介した本の感想っぽいものを書いてみます。法則型さんの弱点とは、ズバリ、背中ですっ!!(……………………ぇ?)いみじくも、岡田さんがおっしゃいました。「法則型さんは、全体を把握したがる」と。現象としては、正しい認識でしょう。ただ、その理由まで、注目型の岡田さんは正確に認識できてはいなかったと思います。全体を把握したがる、の、逆の言い方をしてみると、わかりやすいかな。それはつまり、自分の見えていない「死角」ができることが、苦手なのです。それは、大事な情報の一部が欠ける可能性がある、という意味になることなので。人体の中で、見えもしなければ、手も充分には届かないところ。それこそが、背中です。これを突き詰めていくと……。進んで(←ここがポイント)壁の華になりたがる、のが、「法則型女子」というものです(苦笑)。法則型女子は、壁の華率が高いと思います。興味があまりなかったり、苦手な場所では、当然、「巻き込まないで~ ><」オーラをビシビシと醸し出しながら、極力目立たないように、こっそり立っています()。一方で。その場がとても楽しい!というところであっても、「この楽しい瞬間を、一つも見逃したくないっ ><」という理由で、全体を見渡せる端っこにいたりも、します(苦笑)。なお、同じく内に籠りがちな理想型さんとの違いは何か、と、考えると……。壁側に向かって座れるのが、理想型さんであろう、と()。違う世界には背を向けて、壁のある方角に小さな別世界を生み出せるのが、理想型さん。……法則型人間に、それは少し難しい。だから、別の対処方法として、座らずに臨戦態勢を保つことにより……状況が自分の手に余るようになるなら素早く逃げられるように、と、あらかじめ準備をしている()。ほら。本質は人見知り同士という価値観を共有するひろゆき&ゆかさんご夫妻が、法則型同士に見えた、これが所以です(自慢げっ)。なお。はやせがまだ20代の頃。今から思うとまさに、純度100%の注目型さんという先輩がおりまして。彼はいつだってたくさんの仲間に囲まれて、その中心にあっていつも楽しそうにしておりました。それでいて、周辺の人々への気配りもできる人で。そんなかの人からは、地で壁の華をやっていた自分が「人の輪の中に入れない」いかにも淋しそうなヤツに見えたのか()、ことあるごとに彼は、その仲間内の飲み会にはやせを連れ出しては、酔っ払うと決まって、かの人の隣(=スナックやカラオケボックスなんかの、お部屋のど真ん中!)という場所に座らせました()。おっ!おちっ!落ち着かねぇぇぇ!!!!!()……あのですね。我々法則型さんが宇宙人()だとすると、彼らスーパーポジティブ&パワフル注目型さんってーのは、妖怪です()。妖怪・後頭部にも目がある人ですっっ!!(←大いなる誤解)それまでのはやせは、自分の男性の好みを漠然と「お兄さんみたいな人」と形容していたんですけど、この出来事以降はっきりと、認識を改めました。はやせの男性の好みは、安心して背中を預けられるほど、信頼できる人。つまり……。ベッドの上でパソコンをいぢっているひろゆきに対して、彼のベッドの端っこでひろゆきに背を向けながらゆかさんが本を読んでいる、このマンガの中にある構図が、割とはやせの理想像そのまんまだったりする(← なんか、同類だと思うと「氏」という敬称を付けるのも違和感が出てきたらしい)あと、ひろゆきの描写についてだと、彼のキャラ(w)にそぐわなそうな、オノマトペ好きと、動物好きと、地元愛。普通に、「これは真実かもな~」と思いました。オノマトペというと、はやせの中での至高の天才は、岡田さんの脳裡には浮かんだのに名前の出てこなかった(苦笑)、藤田和日郎先生の作品です。この味わいもまた、アニメでは完全には表現できなかったものなんですよねー。そして、法則型さんはその名のとおり、規則正しく法則が繰り返されるものに心地よさを感じるところがあるので……「モフモフ」とか、「しゅっしゅっ」とか、語尾の「ぽん!」とか、言語化しにくい気持ちをオノマトペに託して表現する……と、言えばいいのかな?こういう響きの良さを好むところはあると思います。次に、動物好き。動物はまぁ、忖度する必要もなければ、遜って接してくることもないわけですよ。基本的には(犬の世界には序列がありますけど……)。つまり、下手な気を遣わず、全力で愛を注ぐことができます。一方で……さっき書いたことと矛盾をするようですが、自分の想定の範囲外のことを平気で起こして、ハプニングに見舞われるのを、わりと楽しめたりするのもまた、法則型の特徴のひとつかもしれません(通常は、納得ができない出来事にもやもやしたり、明らかに理不尽な出来事には怒りさえ覚えるのが法則型さんなんですが、動物はただただ本能に従っているだけですから)。なお、マンガの中でこのあたりの出来事を描いた部分のタイトルは、「偽善者の心」というものになっております。まぁ、そう言われているだろーなーとは思いつつ…………。ひろゆきさぁ……。あなたのやってることって、それ、ヤン=ウェンリーの言ってたことの実践に、他ならないよ(苦笑 ← 三国志好きならまぁ、銀英伝も読んでるかもしれん、とは思った)。もう一つの地元愛については……。言及している部分が少なすぎて情報が足りないので、割愛(ぅぉーぃぃ)ただ、岡田さんのおっしゃっていた、「法則型の愛は、定期預金」という表現が、なかなか真理を衝いてるな~と思っていて。そうすると、生まれ育った街で過ごした時間の長さの分だけ、愛着も深まるのかなぁと考えてみました(キルヒアイスの、初恋を温め続ける様も、そんな感じでありました)。【Z軸の存在を、想像してみる】岡田さんの4タイプ診断は、X軸(横軸)とY軸(縦軸)とで、人間を本能に近い欲望のタイプによって分類をしているわけですが(ちなみに、最初からこういうものを当たっているはずがない!と、強く思っている理想型さんへの反論を、はやせは1つ持っていまして。どんな分類でも、2種類だろうが、4種類だろうが、に、大まかに分けることは可能なんですよ。その2つ目、あるいは4つ目の項目を「その他」という項目にして、例外を全部そこにツッコめばいいだけ ← 暴論過ぎる)。ここに、Z軸という、分類を二次元から三次元グラフにする思考を巡らせたらどうなるだろう?ということを、ちょこっとだけ考えてみました(← どう考えても暇人の所業……だから、本業はそれなりに忙しいんだってばよ! ← そこからの逃避先として、全く関係ない事柄に目を向けたくなるのもまた、法則型さんってヤツだ)というのは、ね。欲望や拒絶の気持ちが、1つに限定されている人の方が、世の中って案外少ないんじゃないかなぁ、というのがはやせの考えでありまして。だから、二次元グラフで表したときに、座標軸上に乗っかったり、原点に近くなったりしたんじゃないのかなぁ、と、これまた仮説を打ち立ててみました。そこで、Z座標(仮称)という、奥行きを与えるとどうなるんだろう……という疑問の答えの一つが、前回記事の後半でやってみた、16分類なんじゃないのかな、と、思ってみたりしたわけ(つまり、4×4で、16通りな)。まぁ、思いついただけで、じゃあその対立軸はいったい何なの?と尋ねられても……まだ漠然とし過ぎていて何もないけど()【そして、世界は、循環する】……我ながら、壮大過ぎるサブタイを付けてしまったけれども先の、宗教の話を考えたことと、優位劣位の関係をミックスして考えてみたときに、歴史はこの4タイプの影響しあいによって動いているんじゃないか?ということも、考えてみたりしまして。例えば、ヒット商品が生まれる歴史を考えてみると。始まりは、理想型からです。彼らには、0から1を生み出す能力があります。大地に種が蒔かれて、そこから芽吹くように。その1を大きく育てたあと、世の中に発表して「こんなに良いものができたよ!」とアピールするのは、法則型の仕事です。その情報は、風(流行)に乗って伝達されます。その風をキャッチして、「良いものだから、みんなも使ってみようよ!」と、さらに広い世界へ連れ出してくれるのが、注目型。それはもう、水が地球上を駆け巡るように、変幻自在にあらゆるところへ隅々まで行き渡らせてくれます。そんな状況を見て、これを利用し一人勝ちしてやろう!という、悪い系の司令型が出張ってくると、その商品は単なる金儲けの道具となり、理想型の考えていた崇高な理想は司令型によって変質を受け、彼らの欲望の炎によって、結局は焼き尽くされます……。しかし、その破壊の炎に曝されながらも「こんなんじゃいけない!」と気付いた新たな理想型は、もっとより良い商品を作ろうと努力をはじめ、その理念に共感した法則型が、商品の質を担保するルール作りを始めたりします。それを注目型が「良いルールだ!」と素直に守る一方、抜け駆けしたい系の司令型がまた、ルールの穴をどうにか衝けないかと画策をはじめたり……。はやせが何故、この4タイプ診断の説明にわざわざ、火(炎)・土(大地)・風・水の、四元素の名付けをしたか、と言ったら……。これって、まんま、西洋占星術の教えにも当てはまったりしたわけですよ()結局占いなども、古代くらいからず~~~っと続く人間心理を説明するのに、天体の動きとその名称を借りて表現しただけだったんじゃないのかなぁ、なんてことまで考えてしまったりして(だからこそ、最初の直感が「だいたい合っていそう」になったのかも)。これが東洋に行くと、五行思想における相生・相剋の関係にも影響されてるかも、みたいな検証にもなっていきそうで(はやせの中の五行思想については、すでに正四面体で表されたりしている)。司令型の相剋欲求を、可能な限り完全な破壊の力に向かわないように、そのエネルギーの向かう方向性を上手く、法則型が制御する必要もあったりするわけね(逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃ……)。その上で、あらゆるプロジェクトにこの4タイプの人材を全て組み込んで、その力が適材適所で発揮されるように和をもって統一された目標(ゴール)を目指すことができれば、日本にはまだまだ世界と戦える潜在能力が残ってるんじゃないのかなぁ……なんてことを考えてみました。なんだか、スゴク大袈裟な結論になってしまった
May 2, 2022
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お目覚メシ #19 へ戻る朝から、知床観光船の事故のニュースで、心が痛いです……たぶん違う業者さんだったと思うけど、自分も乗った経験があるだけに。海の事故は、本当に怖い。普通のケータイなんてほぼほぼ圏外で役に立たないし。いっくらライフジャケットを着ていたとしても、水の冷たさは防げない……(だからって、ウェットスーツを着させるのも何か違うし)。結局、だからこそ運用ルールをぎっちりと厳格に守ることを、業者は怠っちゃいけないんだ……。……重苦しすぎる出だしになっちゃったけど、今日もお目覚メシで癒されよう……(←視聴理由が間違っています)さて。本日のメニューは きゅうりそうめん か……(動画はいつもどおり、こちらからどうぞ)。んー? んんんー?これもなにやらデジャブ感あるメニューだぞ?おおう。そっか。これか。そうめんをさらに、パスタへアレンジしたわけっすねー(←やっぱり、時系列はお目覚メシの方が先だと思っている人)。ただ、材料を比較すると、パスタのほうがやや食材が多いのかな?。あと、生クリームの分量が結構違う。パスタの方が、よりクリーム感の強いソースになりそうね。その後の工程も、ほぼほぼ変わらないかな。麺を茹でるタイミングが少し違うか(湯で時間も違うし)。けど、お目覚メシが他のお料理番組(or動画サイト)と、やっぱりちょっぴり違うな、と思わせてくれるのは……。(麺の盛り付けが)🐉「思ってた10倍上手くいきました」(スタッフ・笑)こーゆーところを編集で切らずに残すとこっ!(萌 ←)。フツーの一流シェフなら、「この程度、できて当たり前~」みたいな意識が透けて見えてもおかしくない(←だから、その穿った見方をヤメロ)のに、上手く盛り付けできたことを未だに子どものように素直に喜べるって、やっぱり新鮮だわ~。……十中八九、サービス精神の塊でできている注目型……(ぉ)まぁ……相変わらず、このお料理自体にはやせが挑戦をするためには、まず、フードプロセッサーを用意するところから始めなきゃならんわけだけど()。実家のフードプロセッサーは、まだ壊れずに残っているんだろうか。もう何年も見かけていないんだが……(遠い目)。 お目覚メシ #21 へ続く
April 26, 2022
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入院中から見始めて、未だに見続けている()、岡田斗司夫さんのYouTube動画。…まぁ、時間もあんまりないから、ほとんど切り抜き動画ばっかりだけど()。そんな中。岡田さんがもう20年ぐらい愛用していらっしゃるという4タイプ診断の動画というものにいくつかぶち当たりまして。まぁ、他の方にもすご~くおススメ!……したりはしないんですけど(←)、そのうちの一つにリンクを張ってみます。なお、数ある同様の切り抜き動画の中でこちら↑を選んだのは、判定テストができるサイトへのリンクも張ってあった親切編集さんだったからっすwまぁ、占いも好きなはやせは、こういう人を分類して分析する、みたいなものもわりかし好きなタイプでして……。初見では、ちょうど前回記事を書きながら(←)見ていたこともあって、これって、既存宗教の教えと、その開祖の行動にも当てはまりそうだなぁということまで考えたりしました()。一神教(いわゆる、唯一神を信仰するアブラハムの宗教群)は、まぁ司令型よなw自分(たち)が絶対的に正しいとまるで疑っていなくて、選民意識も強く、他の宗教の神様を蹴落としてマウントして自分が頂点に立つという、勝利至上主義型宗教。また、戦争の根拠に使われる率が最も高い宗教(群)というイメージもある(←だから、おまいは一神教をなんだと思っているのか)ただし、イエス=キリスト自身は注目型に傾いている人物にも見えていまして、み~んな信者になっちゃえば、み~んな仲良く博愛主義でいられるよ~、というエッセンスがそこに加わった感じ(とはいえ、結局は根本が司令型だったせいで、同じ司令型為政者に都合よく利用され、支配の道具にも使われてきた歴史もある)。その対極・理想型の位置にあるのは、儒教かな。孔子本人は、世の中に認められない自身に鬱々としながらも、自分の考えるこだわりの理想郷を目指してコツコツコツコツ……と、弟子に教えを説いていったってイメージの宗教(ただし、ところどころ未完成)。これを建国・治国に用いた国は、割と統治が長く続いたイメージ。もっとも、これを取り入れられる国は民衆がそもそも農民気質で、団結することに抵抗がなかったところに限られるんですよね。また、序列を重んじつつ、下克上も可能な部分を残しちゃっているあたり、弟子の中にはその思想を充分に理解できず、結局司令型の部分も加味しちゃったーみたいな感じ。ちなみに、宗教じゃないけど、マルクス主義についてもまた、未完だった部分を司令型君主によって都合よく勝手に解釈されて、間違った国づくりになってしまったのが、20世紀型の共産主義国家なんじゃないかな~と、100分で名著を見たときに考えましたね。思想が間違っているんじゃないよ。その思想を使う人間が間違えるの(しかし、司令型は自分が間違っていることを認めないから質が悪いんだよ……)同じコツコツ弟子を集めて説いていくタイプでも、合理主義的な面も持ち合わせる仏教は、儒教よりは少し、法則型に傾いているかも。ブッダは支配者層にいた人間だったのにそこから逃走したし、悟りを開くためならまぁ、外見とか人の目を気にしなさそうなタイプでもあるw 修行という名のもとに、一人で延々とルーティーンをこなし続ける様もそんな感じ。神道は、これはもう他に類を見ない注目型宗教よw(神話レベルにまで広げればそうでもなさそうだが……)何しろ、外国から入ってきた神様・仏様ですら、自分たちの世界観に取り込んで、いつの間にかみんなお仲間にしちゃうんだからwこの下地があってこそ、「和を以て貴しとなす」を真髄とする日本人らしさというものが形作られていったんじゃないかな、と思います(宗教行事を節操なく全部お祭りとしてみんなでわいわい楽しんじゃう人ってーのは、どう考えても注目型)。そして、これはSDGsの考え方とも非常に親和性が高くって、ですね。日本人には大変受け入れられやすいものだと思います(企業のトップやセレブな方々はともかく、一般庶民がこんなにSDGs推しの国ってそんなにないような……)。結局、戦争を目的化するようなことをやらかす人間って、司令型ばっかりなんじゃないかなって思う、今日この頃……【第2版追記】人類みな仲良し!がポリシーの注目型と、戦争なんてアホのすること(=中策以下の手段であって、もっとも美しい勝ち方=上策は「戦わずして勝つ」)だと思っている法則型にとっては、戦争をする動機がそもそもない。ただし、自分の理想実現のための手段が戦争しかない、と、思いつめた理想型さんなら、もしかしたらやるかも……?(思案中)。ちなみに、今のところ、完全法則型の宗教というものは存在していないと思っています(ファンタジー作品内設定としての宗教なら、あるかも。実用性一点張りの魔法体系の一つとして)。なぜなら……法則型はそもそも、宗教なんていう根拠不明な論陣(思想)で人を縛り付ける、自由を束縛するような教えを必要としていないから()宗教じゃなくて、孫子みたいな、あるいは憲法や法律みたいな、思想や感情を排除した上で運用しても誰にでも公平に通用する、システマティックな実用書(しかも、トリセツに近い)を書きたがる(いや、違うな。むしろ消極的に)書かざるを得ない状況になりがち()なのが、法則型の特徴なんじゃないかなぁ(思想も哲学も含んでいない時点で、それは宗教とは呼べない)。ついでに言うと、自分を法則型だと思いたい司令型が書く実用書は、それが一見、どんなに客観的に読めそうであっても、残念ながら同じ司令型の人にしか通用しないことが多いと思います……(むしろ、書いている自分自身が最も有利になるようにしか、書けていない())。そして、注目型の人が「憧れの司令型さんに自分もなれる!」と勘違いして、それにカモられる…………そんなことを思いながら。2周目を流しながら、今度は自分の評価をやってみたとです(岡田さんご本人は、自分自身の判断を自分でするのは難しいから、他人の判断にこれを使えとおっしゃるけれども……直感ではまぁまぁ正しいんだろうな、とは思いつつ、まず自分を対象として検証をしてみなきゃ、実践で使えるかどうかが判断できないでしょう……←このあたりの考え方が、岡田さんにはイマイチ理解できてもらえないんだろうか)縦軸はわりと、そのまんまですよ。ええ、もう、明らかに下向きの内向型(苦笑)。保育所時代なんて、親の迎えがまぁまぁ遅くて、待っている子がどんどん減っていくんですけど、黙々と絵本を読み続けて全く平気な子ども時代でした(お迎えで、本を読むのを中断されるのが残念だったぐらいのレベル)難しいのは横軸の判断で、抽象型なのか、具体型なのか、に、非常に悩むのですが。岡田さんのこの診断の抜け目なさって、岡田さんから見た身近なクセツヨ同業者()を、分類の典型例として挙げてるところっすよね(あとは、バイアスがかかるところをもすでに想定しているところ)。理想型の典型例は、宮崎駿監督!庵野秀明監督!!おお、スゴイ巨匠な方々じゃないですかぁ モノづくり(小説を書くこと)を志している人間にとっては、こだわりの強い天才って憧れの対象です!(その思想が自分に合っているかどうかについては、また別の問題としても)一方で、法則型の典型例は…………ひろゆき氏。ひ・ろ・ゆ・き・と・一・緒・かぁぁぁ~(←あえての呼び捨て)……ハイ。法則型の法則、「法則型と言われるとガッカリする」が発動したので、はやせは法則型です()ここまでの文章の書き方ですでに、わかる人にはバレていたでしょうが確かになぁ~。はやせにとってひろゆき氏の意見は、理解ができるし、共感するものも多いのよ。そして、そんな自分がものスっゴ~~~く、イヤなの(←つまり、完全な同族嫌悪)だってぇ。彼の回答って、人間味が足りないぢゃん配信で酔っ払ってるひろゆき氏ご本人(あと、奥さまがご登場したときw)は、時々面白いけど(←)。そんでもって、はやせがイラってしたり、うっせぇわ@Adoとか思ったりする人は、だいたい(恐らく)司令型() お付き合いをするだけで無駄に体力を持っていかれるので、実社会ではできるだけ関わらんようにしている()。一応、その後に簡易テストもやってみましたよ(サイトはこちらから)。そしたら、1回目は「特性が均衡しています」って出て、やり直しを要求されました……双六のように「一つ戻る」をして、あえてで1個だけ回答を変えたら……。1メモリ分程度法則型に寄った、限りなく理想に近い位置の法則型になった(つまり……最初の判定では、第一印象どおりの理想と法則とのちょうど中間地点だったと推測できる)。まぁ、縦軸も-10のメモリより上側に位置した、原点に近いほうだったから、全てのタイプを部分部分で持ち合わせている、平均的なタイプなんだろうなぁ…………。…………いっっっっちばんクソつまんねータイプぢゃん!!!(他の原点近い結果を出された方々、大変不適切な表現で申し訳ない)いや、バランスのいい凡人ってーのが、人生一番幸せかもしれないよ……(はやせ自身が、それこそ右回り有利の法則に則った、非凡な才能を持つ理想型に対する憧れを持っているタイプの法則型人間だからこそ、こう思うんだろう……きっと)ああ、そうそう。そんな法則型のはやせ。注目型の友人・知人が主催する飲み会などに参加したりするのは、全然嫌いじゃないんですよ。むしろ楽しい(司令型は結局彼らが主役になっちゃうし、理想型はそもそも飲み会が嫌いで来なさそう)。本質的な理解に完全には辿り着かないタイプという方々は、我々にとってはむしろ研究対象として()面白いんです。どんどん新しい発見があって。だから、飲み会は人間観察の場として大変有効です!(基礎体力が足りないので、途中でバッテリー切れを起こすことはあるが)一方で……。自分の本質的な願望には、早く俗世を離れて仙人のような隠居生活を迎えて、外野から世界を眺めていたいというものもあったりする(←だ~か~ら。こーゆーところが注目さんには全く理解されないんだろっ)おおっ。つまり、ヤン=ウェンリー@銀英伝(ひいては、作者の田中芳樹先生)は、同じ法則型か!(ぉ)どーにもトホホな結果になってしまったので()、もう一つだけ。同じ動画のコメント欄で教えてもらった、mbti診断 なるものもやってみましたよ(検索して出てきたサイトはこちら)結果、仲介者型、という判定になりました。……ふーむ。なんか、かなりイイコトを書いてもらっている気がする……(照)。とはいえ、「隠者になりたい」願望については変わってない(苦笑)。そして、主な同タイプの有名人のトップにJ.R.R.トールキンがいることに、なんか、嬉しいんだけど、かえって恐縮してしまう……(照々)そっか。あれだなぁ。たぶん、法則型系小説家の面々って、人物描写(ドラマ)よりも、世界設定の描写の方が筆の走りが良いし、読者を置いてけぼりにするぐらい延々と描き続けていられる気がする()。おおぅ。そーすっと。もしや、賀東招二先生も法則型のお方か!?(ぉーぃ)なんか、ちょっぴり気分が戻ったので。明日からも1週間、色々とガンバロウ、自分っ。今週を乗り切れば、いよいよGWだっっ!(休日当番は、当然ながらあるけれど)
April 24, 2022
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ゆるキャン△ SEASON2 の放映途中(なのよ。北海道では)で差し込まれたCMから、バンクシー展は行けそうにないけど、せめて銀の匙展(たぶん、帯広会場の方)には行きたいぞー p><q と思いかけているはやせでございます。ちなみに、朝ドラ・なつぞらの時は、次の朝ドラが始まったあとぐらいのタイミングで神田日勝記念美術館に行ってきた人(ぉ)。……しかし、十勝管内の新型コロナがもうちっと落ち着いてくれないと、とても出かけられる雰囲気ではないのは相変わらず……そんな、デジャブ感あふれる書き出しながらも、メインテーマはタイトルのとおり。……我ながら、書き方を間違えるとあっという間に炎上しかねんタイトルだ()えっと、まずは吉野家元役員(←「元」になっちゃったねぇ。この記事を書いている段階で)の「生娘をシャブ漬け戦略」(ネット記事のタイトルをそのまま借用。さすがにテレビのニュースで「シャブ」(=覚セー剤の隠語)は放送コードに引っ掛かったみたいだが←つまり、そのレベルの大問題)について。っと、その前に。実際の吉野家さんの「吉」の字は、上が「士」じゃなくて、下が長い「土」になりますが、機種依存文字となっておりますので、変更しております。…………まぁ、(メディアのニュースが事実であれば)使った単語のことごとくがすでにアウトなんですが()。まだギリギリ40代らしい若さで、この現代の世の中の流れに全く無頓着な思想の持ち主が堂々と「デジタル時代のマーケティング総合講座」なんてタイトルで講義をし、そのデジタルの恩恵()によって失脚するというのが、もうなんのギャグよ?としか思えませんでしたコンサルの仕事も引き受けていたようですが、そもそもこの元役員さんは実際にお店で牛丼を作ったり運んだりしたことがあるのか?外資系企業の出身者でこの年齢で役職員に引き抜かれたパターンだと、下手したら普通のバイトの経験すらもないだろテレビ番組では、牛丼の盛り技披露なんかで、「吉野家さんの現場スタッフ△(さんカッケー)!」と個人的に思っていたからこそ、彼らの日々の精進すらも木っ端微塵にしてくれた元役員さんの罪深さがイタいです。ちなみに。元()田舎の若かった(過去形)娘っ子の意見としては、ですね?若い女性客が増えない理由で大きいものは、店内の作りのせいだと思っていますよ?特に昔からの店舗は、カウンターしかなくって、開放的過ぎて、他のお客さんや店員さんの目線(主に男性)がレーザービームのように突き刺さってくるかのような作りになっていて、まず入り口から入ることに勇気がいる。そして、食べている最中も、全くもってあずましくない(北海道弁)んです。ゆっくりのんびりリラックスできる雰囲気では、到底ない(つまり、あからさまな回転率狙いで、食ったら早く出ていけ!と言わんばかりの雰囲気がにじみ出てしまっている)。本当に若いお客さんが欲しいなら、せめてボックスのテーブル席を用意しましょうよできれば、外側の窓からは見えないような位置に。あと、座った時に他のお客さんの視線と交差しないような作りにすることはマストで。それが、回転率の下落に影響があり、安値戦略とは相いれないとおっしゃるなら、逆にもうすっぱりと若い女性客なんて諦めればよろしい()。そんな、尖がった戦略も個性の一つではありましょう。もっとも、ITmediaビジネスオンラインによるこちらの記事を読む限り、はやせ程度が考える方向性など百もご承知で、実際に計画は実行中だったわけですが。そんな施策をこんな表現で例えるセンスがどーかしてるぜ()結局、オタクを馬鹿にしているんだよ。彼らは。その購買力に支えられているくせに。ただ。吉野家さんの牛丼のお味自体は、女性に優しい刺激少なめの味(もっとも、今は女性でもパンチの利いた味が好きな人も多いけど)なので、はやせ自身はドライブスルー型店舗ができてようやく、遠慮なく買えるようになったばかりなんですよ なので、むしろ吉野家さん的にはそこら辺を頑張ってアピールすればいいのに、とか思うのですけど。サントリー問題の時にも思っていたことですが、エリート落下傘幹部が自分のところで出している製品の質を全く信用しておらず、かえって最前線で戦う現場スタッフの足を引っ張り努力を無にしていく様は、太平洋戦争の無残な敗戦が全く教訓になっていないことをすらも考えさせてくれちゃって、負けや失敗を分析する努力を奪い続けてきた戦後の教育にもトホホを感じてしまいますです……そして、この問題からどうして「千羽鶴をウクライナへ送ることの是非」問題の方に繋がるのか、というと……。これは、モノづくりをアイデンティティとする日本文化にも関わることだと思っているので(!)。(そして吉野家さんも、大枠ではモノづくり企業と言っていいですからねー)はやせ自身はこっち側の問題。肯定側意見も否定側意見も、どっちもわかるんですよ……。はやせ、折り鶴を作ること自体は、決して否定しません。指先を器用に使う折り紙文化は、現在子どもの教育によいことに加え、芸術性も高いとして外国にも輸出される文化となっており、英語ではそのまま「Origami」で通用するレベルになってきています。平和への祈りを込めて、一枚一枚丁寧に、鶴を折る。お金を得る手段としてではなく、ただただ、美しい鶴を作ること自体を目的とする。ここには、「(人の手で作った)物にも、神や魂が宿る」と考える、偶像崇拝を禁止する宗教とは真逆の思想が根底に流れていると思っています。逆に言うと……。それはほぼ、日本でしか通用しない宗教の一種、と呼んでも良いものなのです。「完成形」の押し付けでしかない、千羽鶴の現地への送付は、はやせは反対の立場です。少なくても、日本人が直接現地に出かけて手渡しできるほど平和になってからでも、遅くはないでしょう。そこに込められている思想まで世界的に共有されているとは、到底思えないので(一神教ってどれもこれも、基本的に偶像崇拝は禁止行為です。これ、はやせが一神教を好ましく思っていない理由の一つでもある)人間そっくりのロボットを実際に作って喜んでいるとか、日本人くらいだと思いますよ?欧米のロボットとか、首無し動物みたいな気持ちの悪い(←)造詣のものが多いじゃないですか……(だって、創造主である神が作った生き物より美しくなっちゃったら、信仰的に困るもの)。一方で。世界に通用・席捲する製品を生み出してきた日本企業(日清とかSONYとか任天堂とか各アニメ制作会社とか)や、果てはあのGAFAにMicrosoftだって、創業者社長や少なくとも取締役の人間には、ほぼ必ず技術者がいるでしょうよ(少なくても、生産現場を知っている人)。日本独自と言ってもいい、このクリエイターを尊敬し、出来上がった製品を愛するという思想は、むしろ日本企業最大の強みだったはずなのに、それをコスト削減の名の元に切り捨ててきたからこそ没落したんじゃん……。日本が復活するためには、この思想を今こそ取り戻さなきゃいけないと思っているんですよ。少なくても、はやせ個人は。今は、たくさん作った千羽鶴は、ご自分の部屋(可能なら、神棚の下)などにでも吊り下げて、毎日10秒でもいいから手を合わせて祈れれば、それでいいんじゃないかな、と、思います。これは、プーチン大統領の一方的で独りよがりな理屈を押し付けられて、現在進行形で苦しめられているウクライナの人々が相手だからこそ、余計にそう思うんですよ(注:ロシア正教の少なくてもトップは、今回のロシア侵攻に肯定の立場であります。宗教に正義を求めると、停戦合意などの妥協点を見つけるのも非常に難しくなってしまう)。はやせは、宗教・思想の自由を信じているがゆえに、自分自身もそれを押し付けちゃいけないと、自戒を込めてそう思うわけです。折り鶴は、ウクライナが真に平和になってから、現地の子どもたちと一緒に折ることができる世の中になることをまずは祈って、今は食料や医療品など、現地の人々が本当に必要だと思ってくれるものを送ったほうが良いのではないでしょうか……(もっとも、戦場に今も取り残されている方々へ補給物資を送る手段として、兵站は繋がっているのだろうかという別の課題はあったりしますが)と、いうことで(?)元吉野家役員さんは、役職から降ろされただけで退職したという話は聞こえてきていませんでしたので……かの方におかれましては、心を込めて牛丼を作る(盛る)ところから出直されたらいかがでしょうか?というものが、はやせ的な今回の話題の結論でありました(←またもや、明後日の方角に着地をしたような気がする)。
April 22, 2022
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お目覚メシ #18 へ戻るイチモニ!を見るたびに、「あ~~~、バンクシー展行きてぇ~~~!!」とか思いつつ、この忙しさじゃGW中の休日当番をサボって(←)札幌遠征とか、ぜってーム~リ~と、心の中で号泣しながら、昨日も休日出勤してきたはやせです(涙)。そもそも、札幌と比較して総人口比が20分の1くらいなのに、新型コロナの感染者数では10分の1程度だってーところが、どう考えてもヤバい。高齢化率も高いのに……。ある程度の救いは、地元の小規模な民間病院さんも危機感を持って、積極的に発熱者を診てくださっているところですかね。初診が早ければ、重症化リスクの高い人を早めにキャッチできますので。……そうやって、もはや単なる通常業務の一部でしかないコロナ対応に加えて、お隣の管内では高病原性鳥インフルエンザが猛威を振るっていて、上司から「こっちでもいつ本格的な流行がやってくるかわからないので、対応マニュアルは読んでおくよーに!」というお達しが出ましたよ……(遠い目)。さて。本日のメニューは スリすり身レンコンニョッキ とのことですが……(動画はこちらから)。むむ、むむむむ……。まず、ネーミングの第一印象としては、なぜスリを2回重ねた?()ああ、そっか。レンコンを擂って入れるってことと、すり身を使うということか(自己解決)。レンコンの産地というと、茨城が有名なイメージで、実家の食卓に並んだ印象はほとんどないなぁ。よく食べるようになったのは、これも個人的には社会人になってからかのう?一方、ニョッキというと、ジャガイモで作るのが多いイメージ。相変わらず自分では作らぬが(←)、お店で食べた記憶は何度かある(肉料理の付け合わせで少量、というパターンが多いですが、1回だけチーズと和えたメイン料理として食べたことがある。好き)。レンコンを、擂ったものと角切りにしたものと両方使うのがポイントですかね。食感が楽しそう。もちもちレンコンも、シャキシャキレンコンも、両方好きです。で。今回の質問コーナーはYouTubeでもカットされませんでしたよ!良き良き(喜)。質問をされた方の属性は消えましたが……Q「一番好きな食べ物は何ですか?」若そうな方が出した質問ですなぁ。どれくらい若いか、というと、小学生くらい(←失礼)。いや、素直なご質問で大変よろしいですっ。すると、今回は即答で返ってきましたよ!なんと、お好み焼き!!……意外過ぎるwしかも、それを「料理人としてのルーツ」とまでおっしゃるとは……なるほど。庶民派なわけだ。納得。(4年バイトできたとすると……高校時代くらいから始めてたってことかのぅ??)今回も昆布水が出てきて、日本風な出汁の旨味を加えたニョッキとなりました。うむ、美味しそうです。もっとも……。見返した第二印象としては、ですね。今回も、収録はだいぶ前でしょ具体的に言うと、どんなに遅くても2月くらい何故なら…………レンコンの旬って、遅くても3月くらいまでの冬野菜のハズなんで()(スタジオが今回も初期スタジオだったっていうところも根拠の1つだが……)ええ、ええ。今回も、オトナの事情ってヤツで、数本分の収録をまとめ撮りしている上で、放送予定回が色々と入れ替わってるんだろーなーって、理屈は理解してるんすよ。理屈では。が……。食材を愛し、その旨味を最大限引き出す料理人スタイルで大会を優勝されたお方🐲だ、っていうベースは尊重してくださらないと、そもそも彼を起用した意味がないのでは?と(いや、「この時期にピッタリ」という台詞を残すんなら、時期に合わせた放送にしないと、違和感ありまくりでしょう)ということで、イチモニ!スタッフの皆さんも、一緒に食材の旬を勉強していきまっしょぃ!(誰でも最初はみんな、無知なのは仕方がない。ただ、無知である自覚がないと、勉強する動機も生まれないからねぇ)ここからは、多少気分を変えて、+αな話題を、少し。ドラマ「元彼の遺言状」は、2話目にしてあっさりと(あまり意外性もなく)犯人がわかっちゃったけど、ここからが本番だってことでしたか(つまり、本当の遺言状は、あの暗号文のことなのねぇ)。月曜日も残業で帰ってくるのはやや遅かったんだけど、その前番組の新番組・あしたの内村!!の、ドラマ連動企画と思われる大泉洋・誕生日サプライズ企画には間に合いまして……このドラマ・プロデューサーさんが面白すぎるwww何故、春キャベツをケーキにしようと思った!?しかも、甘くて美味しい普通のケーキ寄りにするでもなく、おかず寄りに振り切ったケーク・サレ風にするわけでもなく、その中間の味を狙うってwwwバラエティとして狙ってやってたとしても充分面白いけど、これを天然でやってたんだとしたらもっと面白いなぁと思ってみてましたよw 北海道人としては貴重なツッコミ体質の大泉さんとは相性が良さそうです(むしろ、何故ドラマ班なのだろうw)どうでしょうFANの業界人さんが、そんな大泉さんを見たいとしてドラマに起用してくれるパターンもままあるんでしょうけど、意外と三谷幸喜さんぐらいどうでしょうから突き放してくれた方が、彼の俳優としての能力は活きるような気もしています。……いや、新解釈・三国志も、ね。見てるんすよ。自分。三国志好きとしても、当然ですが。福田雄一監督は好きなんですけど……はやせの中では、ムロツヨシさんと大泉さんは、配役のイメージが逆なの(ぉ)。お調子者で周囲を振り回しながらも何故か人徳があって憎まれないムロ劉備に、ボヤキ癖が止まらない大泉孔明が渋々ついていく、ってパターンでも見たかったかなぁって、妄想が止まらなくてさー()もっとも、実際の劉備と諸葛亮の年齢差って、劉備の方が20歳以上も年上で、その時点で福田組のレギュラーメンバーを中心に据えて映画化するってのは、かなり大変だったと思うんですけど()はやせが今後書いていく予定の三国志小説もまぁまぁな独自解釈を盛り込んでいる自覚があるからこそ、そんな風に思ってもみました。 お目覚メシ #20 へ続く
April 19, 2022
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三国志の時代という、中国史上で初めて、皇帝が3人も並び立っちゃった時代を死ぬほど(嬉々として)勉強してきたはやせだからこそ、そういう思いになりました。そんな状態がどうして起こり得てしまったのか、というと、呉に魯粛がいたからです。この、発想力が(当時の人から見れば)宇宙人並にぶっ飛んだ思考回路を持ってしまった天才が、孫権のもとに現れてしまったせいです(苦笑)。ちなみに、蜀漢における皇帝即位は、「魏の皇帝を認めない」「後漢の皇帝は生死不明(という、建前)」のもとで行われたわけで、発想力的にはそんなに変な理屈ではない。諸葛亮は詐欺師っぽいけどなー(←ぉ)こんな出だしなんですが、メインテーマはウクライナ情勢……における、日本人コメンテーターの考え方について、だったりします8時台の情報系番組が流れる頃には、はやせはもう出勤準備時間なので()、ほとんど真っ当に見たことはないんですが(最近は朝ドラもみてるし ←)、ネットニュースじゃあコメンテーターの一部の方々に、「ウクライナはとっとと降伏した方がいい」と、おっしゃっている方々がいらっしゃるとか?……甘ぇな。糖度50の焼き芋よりも、甘い()。プーチン大統領が狙っているのは、ソ連の復活じゃないですよ。それよりももっと前、もっともロシアが強く、領土が広かった時代の、帝政ロシアの時代にまで、歴史の針を戻すことです。彼は、皇帝になりたがっている。少なくても、その可能性もある、という前提で、物事を考えた方がいい。銀英伝で言えば、初代銀河帝国皇帝・ルドルフ=フォン=ゴールデンバウムのようなもの。そんな人間が、ですね。孫子の勉強すらもしたことなさそうな人が、「あいつはナチスだ!」と思い込んでいるゼレンスキー大統領を、例えかつての日本並みの無条件降伏をしたとして、生かしてくれるわけないじゃん。日本の昭和天皇が生かされたのとは、訳が違う。日本の場合は、権威の持ち主と、権力の行使者が別だった(これは日本の歴史上、ほとんどず~~~っとそうで、平安時代は藤原氏が権力を握っていたし、武士の時代は幕府が権力者。明治以降ですらも、天皇家はお飾りトップ。逆に、天皇家の者が下手に権力を兼ね備えようとすると、大抵碌なことにならん)少なくても、そんな日本の状況を、当時のアメリカさんはよくお勉強していました。恐らく、天皇家を根絶やしにし、京都を爆撃した、なんてことが起こっていたら、当時の日本人なら民族として絶滅してでも最期まで戦ったと思うよ(そして、アメリカさんはそんな、窮鼠猫を噛むみたいなことは避けたかった)。実のところ、欧州の面々も同じことを考えていると思うよ。もしウクライナがこの戦争に負けたら、恐らくゼレンスキー大統領は処刑されます。そうなることで、彼は、民主主義に殉じた英雄となるのです(欧米の価値観にとって、大変都合がいい)。ウクライナ人にしてみれば、せっかく手に入れた自由を、自分たちで選んだ大統領を、不当にもぎ取られて、黙っていられる立場じゃないだろう。ロシアの思惑通りの傀儡政権が生まれたとして、大人しく従うわけがない。テロかゲリラかはわかりませんが、内戦というかたちで戦争は続くでしょう。平和ボケの日本人たちは、そんな、降伏した後のウクライナがどうなるか、を、全然想定できていない。そんな世界で生き残れるのは、ヨブ=トリューニヒトのような連中だけだってことを()。それとも、あなたたち自身がトリューニヒトになりたがってんのかいね?日本人は、民主主義を守るための闘いというものを知らず、ただ上からありがたくいただいてしまった立場で、それがどれだけ幸運な出来事だったかを知らなすぎる。しかし、本来民主主義とは、それを快く思わない権力を握りたい者(=その一部はダークトライアドの持ち主)らから常に「有名無実化」を狙われ続けるもので、そんな輩から政治の主体性を勝ち取り、守り続けるために、国民自身が強く、賢く、責任感を持ち続けなければならない、大変もろい政治体制なのです。永久不変なBEST政体だなんて思っていたら、大間違いだよ?民主主義体制は、あくまでBETTERでしかない。(そして、実は資本主義社会(経済)とは、あまり相性がよろしくない 少なくても、はやせ自身はそういう考えの持ち主)しかし、少しだけ希望があるとしたら……。情報化社会の中で、これらのニュースに触れた若い世代の子たちが、風の世代の人たちが、何かを感じ取ってくれたなら。今ならマンガでもいいから、教養として銀英伝は読んでおこう。面白いよ!(←そんな結論!?)。【第2版追記】そのコメンテーターたちの気持ちも、わからんではないのですよ。特に、橋下徹さんあたりのことなら。第1版ではウクライナが負けた場合のことを考えたけど、じゃあ、ロシアが負けた場合のことを考えてみようか。そうすると、(実際に実行できるかどうかはともかく)戦勝国が敗戦国を裁くというかつての東京裁判のようなことが行われる可能性があります。これを肯定してしまうと、東京裁判の経過と結果をも肯定しなきゃならんのではないか?という懸念は、右側の思想を持っている方の一部にはあるかもしれんです。いや、知らんけど()。一方で、非戦闘員である一般民衆を、抵抗もできない状態で一方的に大量殺戮することが「人道上の罪」に当たるのだとしたら、じゃあ原爆投下や各地の大空襲は人道上の罪に当たらんのか?という考え方だってできるわけで(少なくても、同じようなことは旧ソ連軍も満州侵攻でやらかしているんで、個人的にはちっとも驚かなかったわい。変わってなさすぎて)。はやせの場合、戦争への考え方の変遷は 銀英伝→三国志 という流れだったんですけど、作品執筆への影響力という意味であれば、矢印が逆向きになる作品でもあります。最初は、エンタメとして純粋に楽しんでしまっても全然構わないから、まずはこういった戦記物を読んでもらって、落ち着いてから少しだけ、その根底に流れているものを考えてみて欲しいなぁ、と思うわけです。その結論は人それぞれかもしれないけど、戦争を考え続けることを諦めてはいけないと思うんですよね。今後も平和な世界を望むなら、なおさら。
April 14, 2022
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お目覚メシ #17 へ戻る日曜日(4/10)の閲覧トップ記事は、たぶん初めて(!)お目覚メシの記事(1/31放送回の#8)でございました。【第2版追記】あ。念のためだけど。更新直後の日の閲覧トップ記事は大抵、一番新しい記事になりますよ。もちろん。……何故この回だったんだろ onたのしみ増刊号ででも放送されてたんかいのぅ??(←録画はしてたが、途中で1×8いこうよ!にスイッチングしたので未確認なヤツ←いや、今見て確認しとけよ)さて。本日のメニューは、これまでもっとも調理時間の短い爆速料理であります。その名も 冷奴スープ で、あります(動画はこちらから)。……ふーむ。これは、かのイベントで披露したスープとほぼ同じものだのぅ……(使っている薬味に若干違いがあるものの、これはアレンジの範囲内と言ってよし)。けど、時系列を考察するに、撮影したのはこっちが先だな。明らかに。スタジオセットの変更がOAされたのは、3/14放送回の#14からだ。で、消費者庁イベントのライブ配信日は、3/20。けど、今回のキッチンスタジオは変更前の初期のスタジオだから……。ま。何らかのオトナの事情ってヤツが働いたんだろな、たぶん(ぉ)。そんな、(つくづく誰も幸せにならねぇ)余計なツッコミは脇に置いておいてその、あまりにも短すぎる調理時間のゆえ、ドキュメンタリーのようなノーカット編集でお送りされましたよw(むしろ、編集点もなければ、尺も足りなすぎて、カットのしようがありゃしませんw)その分、試食タイムが若干長めだったかな?ご自分で作った料理を、こんなにも屈託なく自画自賛されて、微笑ましさまで感じるって、得難い資質だと思いますよ。ホントw スタッフさんのツッコミテロップも優しいよwもっとも……。個人的に、イチモニ!スタッフさんは相当、ボケ要員さん(しかもかなりの天然系)に偏った人員構成になっていそうな雰囲気(スタジオ出演者含む)って気はしていますけど()。いつだったか……格付けチェックの番宣を兼ねて、イチモニ!メンバーでミニ格付けに挑戦するという企画を見たことがありますが、ツッコミ要員がオクラホマのお二人(特に、河野さん)とテロップ職人さんしかいなかったんですけどwwいや、その分画面の外側から相当楽しませてもらいましたけどねw下手なツッコミは周囲にブリザードをまき散らすだけなんで()、イチモニ!さんには今後も、こんな癒されほんわか番組でいてほしいです……。はっ!結局、お料理の感想を書いてなくね?()えーとえーと……薬味に使うんだったら、個人的には、海苔の佃煮よりも鰹節派です(←結局感想にすらなってねぇ)今日から始まった月9・元彼の遺言状がなかなか面白い出だしだったんで、お脳も若干、ミステリ脳に適格化しかけているはやせでありました(前クールのミステリと言う勿かれも面白そうだったのに、忙しすぎて結局見逃した……) お目覚メシ #19 へ続く
April 11, 2022
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しばらくブログの更新が滞っておりましたのは、年度末・年度はじめということもあって本業がかなり忙しかった、という理由もあるのですが(地方にある出先機関って、経験を積んだデキるベテランが本庁に引き抜かれて、新規採用者や昇格で初めてやってきた人や定年間近で地元に帰りたい人が補充で宛がわれる、ということがしょっちゅうでして 体制が落ち着くまでは少なくなった居残り組の負担が大きくなったりするのよ)、持病の片頭痛がなかなか良くならなくて(涙)。家に帰るとすぐに布団にもぐり込んじゃって、テレビを付けながらぼ~~~っとする時間をなかなか減らせないからです……お休みの日くらい薬に頼りたくなかったんだけど、どう頑張っても耐えられそうになかったんで、やっぱりこの文章もバファリンのお力を借りながら書いてます……一応、裏側で新作の文章もつらつら書き溜めてはいるのですが、頭が働かないとただでさえ遅い筆の歩みが、カタツムリ並になるというか……(春なのに、鬱のターンぢゃのぅ……)もっとも、現代人は交感神経が優位になりやすい生活になりがちなので……意識して刺激を少なくする副交感神経優位の時間を持てた方がいいよね、というような内容の番組を、最近見た気がする(んーと……あさイチだったっけ?←肝心のところが曖昧過ぎる)。まぁ、そんなリハビリを兼ねて(?)、ショート系の番組感想をまたつらつら書いてみたいと思います(前回は……2021年9月下旬?ほぼ半年ぶり?むしろ、改変期限定ネタ??)【カムカムエヴリバディ】 過去カムカム~に言及した記事1・2に戻ってみるなんと言っても、今週最終回を迎えた今季の朝ドラですよ!面白かった~。というか、見ごたえがありましたね。展開が早いし、細かい小ネタはちりばめられているし……で、実は7時半のBS早出し版と8時の本放送版の、朝から一日2回見ている日も結構ありました それでも、仕事から帰ってきてからネット感想を漁って、「え、そんなネタまであったの!?」と、新たに発見されたものがあったりもして。個人的に、美術さんが本気を出している作品(ドラマ)は、名作が多いと感じております(逆に言うと……小道具や背景セットに贋物っぽさが出てしまうと、はやせの場合、映画であっても満足度が落ちたりする)。初めて焼いた回転焼きの姿に、ひなた(三代目ヒロイン)の性格が現れてるところとか、すごく好きw張られた伏線の中で、はやせが一番「やられた~!」と思ったのは、城田さんがラジオブースで「A long time ago ……」としゃべり始めたくだりかな。中学レベルの英語である「むかしむかし……」という、昔話の出だしの定番フレーズが飛び出した瞬間、この物語が第1話の冒頭に戻るという構造を理解したからですね。なるほど!いやぁ、見事!生涯に一度でも、こんなにも心にクリティカルヒットする作品を生み出せたら、幸せだろうなぁ……。関連ニュースの中では、全話放送後に登場人物の人物相関図(家系図)をお作りになった人のものが圧巻でございましたw 教科書に載るようなマクロの歴史も好きですけど、ファミリーヒストリーにも匹敵するようなミクロな歴史も同様に面白いものです。ここのところ、大阪局は実在の人物をモデルにした作品が続いた中、今回はほぼほぼオリジナル人物に近い設定だったと思うのですが、それでもその時代時代の社会情景がわかりやすいほど丁寧に横軸としてしっかりと編み込まれていて、「こういう時代だったからこの人はこういう考え方をするんだ」ということが、ストレートに描写されていたかな、と。逆に言うと……視聴者に「間違った解釈や予断をまず与えない」、明確に正解を綴り続けた(令和らしい)作品ともいえますけれども(正解も未来も見えない現実社会だからこそ、フィクションの世界くらいでははっきりくっきりとした安心感を求めたいものであろう)ただ、100年という期間を完走するために、端折られてしまったエピソードはたくさんあると思うので……この作品でもスピンオフができればいいなぁ、とも思います(特に……ジョージ!あなたは関空からどこへ行ったんだ←何故そこに引っ掛かった)【ブリティッシュ ベイクオフ】またNHKだな()。その前に放送されていたソーイング・ビーは、そんなに刺さらなかったんですが、これは好きなタイプの番組です!これまで、はやせは料理対決番組(または、大会)を、三種類記事化してきました。DRAGON CHEF(と、その後継のCHEF-1グランプリ)、RED U-35、そして、リモートシェフの3つです。が。この番組には、これらの料理対決番組(コンテスト)とは一線を画すルールがございます。作る料理は、パンを含む焼き菓子料理のみ出場者は全員アマチュア料理家一回の対戦につき、テーマに応じた料理を2日間で3種作るこちらは、たぶんBSで一度放送されたものを地上波に持ってきたものだと思うのですが、はやせ好みのポイントこんな感じ↓。まず、会場がスタジオではなく、イギリスの地方に出向いて大きなテントっぽいキッチンセットを建て、ロケで撮影しているということ。牧歌的な田舎の風景が美しいです!そして、調理時間がかなり贅沢に確保されているということ(最初の対戦は、制限時間3時間だった)。まぁ、発酵の時間だったり(15分から20分くらい?)、焼き上げの時間だったり(50分くらいだったりも?)が結構かかると思うから、これぐらいはかけて当たり前かなとも思うけど。あと、途中で対戦テーマ(第1シーズン第1回戦だと、ケーキがテーマ)に即したイギリスにおけるケーキの歴史が挟まれるところもポイントが高かったです。その上で、勝負ルールにテクニカルチャレンジというものがあります。これは、審査員があらかじめ作成した簡単なレシピと、番組側が用意した統一材料を挑戦者に与えて、全員が同じ料理を作る、という、知識や技術力を問われるというもの。これは、出場者の料理ジャンルがバラバラな上に、プロの参加が中心の上記大会ではあまり見られない、アマチュア参加者のみの大会ならではのルールかな、と思いました。さらに、この番組が、個人の個性やそのオリジナリティを求めつつも、伝統的なレシピを土台として持っていることを前提としている、という意識が垣間見えるところも、ポイントが高いな、と。最近、日本の音楽シーンだと、楽譜が読めない、ということを恥ずかしげもなく披露しながら音楽を作って売ってヒット曲にしてしまう人が多い気がするんですけど…………いや、小学校の音楽の教科書で、楽譜くらいは充分読めるようになるはずでしょ 確かに色んな音楽作成ツールは世の中にあふれてて、鼻歌を自動で楽譜に変換してくれるようなものもあって、確かに作曲をやる人の裾野は広がっていると思うんですけど……結局、それをアレンジできる、基礎をしっかり勉強した編曲者の方々のほうが凄いんじゃ?と、思ったりもします……。そういや、次回のクラシックTVのゲストが植松伸夫さんなのがスゴク楽しみだったりする、今日この頃……(←元の番組の感想から離れすぎぃぃ)ま。まだ第1シーズン第1試合の前半戦しか見てないんで、まだまだこれから面白くなるかどうかはわかりませんが(とはいえ、たぶんまずBSで放送されていたものが好評だったからこそ、地上波でも放送することにしたんだろうし)、出場者の皆さんがこの番組を通じて成長していく姿が見られるのかどうかを楽しみにしたいと思います。……結局、2番組分しか書けなかったな他にもインパクトのあった番組は色々あったハズなんで(リニューアルしたNキャスに登場した三谷幸喜さんの、初心者バッジがだんだん増えていったところとかw)、気が向いたら(←)また感想を追加している…………かも(予定は未定)
April 9, 2022
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お目覚メシ #16 へ戻る気が付いたら、もう4月です……。例年なら、4月1日のエイプリルフールには、大手企業による面白フェイク新製品の発表!みたいなユーモアニュースが流れたりもしていたと思うんですが、今年はウクライナのニュースしか頭に残ってないかもあとは、4月から値上がりしたもの特集とか?春なのに、気持ちが晴れんなんて、せっかくの春レシピが台無しになりそうな出だしになってしまいましたが、今回のお目覚メシは……。桜エチュベ です(レシピ動画はこちらから)エチュベというのは、フランス伝統の蒸し煮料理、とのこと。正確には調理法の名称らしいので、入れる野菜は旬のものならなんでもいいし、野菜だけじゃなくてもいい、みたいだ。今回下國シェフが用意された旬の春野菜は……カブ、あさつきねぎ、行者ニンニク、菜の花。そして……。桜の葉の塩漬け!!!……いや、桜餅の葉っぱは食べる派のはやせでも、葉の塩漬けだけをお料理に使う発想はさすがにないよ(田舎のスーパーでも単品で売ってるものなのか……)カブは本場のフランスでも食べてそうだけど、他の食材はとっても日本的(ある意味カブも……春の七草のひとつだし)。【第2版追記】と思ったら、「フランスではあまりカブが好まれない」って、Wikipediaに書いてあったカブ役者……これはもしかして、ジャポニゼ、とお呼びしても良いものでしょうかしらん!?調理法としては、最初にオリーブオイルで焼くのね。まずは火の通りにくい根菜から。そして、葉物野菜。桜の葉は香りが大事だと思うので、(たぶん)焦げないよう一番上に乗せる、と。最後に昆布水を回しかけ、蒸し煮に。味付けと言えそうなのは、塩・桜の葉の塩味・昆布の旨味だけで、アクセント用の七味はありつつも、基本は下國シェフらしい、素材の味を極限までに引き出す系のお料理ですねぇ……お、オトナな料理だ(ぉ)出されれば(←)、もちろん食べます!たっ、食べますが…………最後にはマヨさまのお力を借りてるかもしれぬ(←素直に、苦みが強い野菜は苦手だと言え)と・こ・ろ・で。YouTube配信版では(何故か)カットされちゃってるんですが、実は今回も質問コーナーはあったのですよ。本放送では。40代女性「初めて作った創作料理はいつ?何をつくりましたか?」そうそうそうそう!女性の質問ってーのはやっぱり、こういう、彼のパーソナルに近い部分を知りたがるものよねっこれぞ、リアタイできる道民の特権よ~(ま、感想書いちゃうんだけどさw)すると……。🐉「ちょっとコレ。火、止めてもいいですか?1回」(スタッフ・笑) コケッ! ミ(ノ;_ _)ノ =3古式ゆかしい顔文字なんて出しちゃったぢゃないかー!wwwどこの世界のお料理番組で、質問に答えるためお料理を中断する番組があるってよ!?www🐉「ちょっと、時間がかかりそうな質問だったから」ウケる~*≧∀≦)ノ彡☆バンバン!!!そりゃ、配信じゃカットされて当然ですわwww(誉め言葉←ぇ)一応、カブ焼きについては、余熱で火を入れる感じになりましたがw【第3版追記】YouTube配信では、映像の主役はあくまでお料理なので、それ以外の要素を削ぎ落とした編集になってしまいますけど、番組の一コーナー的には下國シェフのキャラを愛でたい(我々のような)需要も満たしてくれるイチモニ!スタッフさんは本当に優秀wHTBさんでは、ご活躍されているスタッフに結構、道外出身者の方々が多くて、それが逆に本気で北海道を愛してくれている、それが溢れ出る番組作りをしてくれているなぁと、いつも感謝しております。そして、肝心のご質問の答えは……。しそゼリーとヨーグルトアイスのデザートお、あれか~!(↑も、食べてきた人)これは本当に凄く美味しくて、いつかまた食べたいお料理の一つですっ。しそゼリーだけ、ヨーグルトアイスだけ、で食べてもそれぞれもちろん美味しい(優しい)お味なんですが、一緒に口に含んだ時には倍以上の美味しさになる不思議なお口直しの一品(←だったのよ。コース料理の中では)でした。青ストライプのエプロン姿は、W27時代のものですかいのぅ?そこから10年、かぁ……。【第2版追記】ん-と……。計算が違う気がする(←ぇ)つまり……W27より前に、料理長をやってたお店がもう一つ、あるような……??今回のこのご質問って、答え方は結構色々あったと思うんですよ。修業時代だって、創作料理は作っていたと思うし。けど、初めて料理長として、自分の名前と責任で、お客様からちゃんとお金を払っていただいて食べてもらった料理をその答えとして選ぶ、というのが、プロとしての矜持なのかなぁ、と、思ってみたり(相変わらず、贔屓目強めの感想……)。あと、これははやせが勝手に感じてたことですが。このしそゼリーの発展形が、DRAGON CHEF 2021決勝戦におけるコース料理の前菜、カプレーゼに使われた紫蘇シートなんじゃないかな、と思っておりまして……。この時のコース料理は、「食の未来」と題された上で披露されたものですけど、これは未来へ繋げていきたいご自身の料理人としての歴史も、そこへ盛り込んでいたのかなぁとも思ったんですよね。一々それを審査員へ口頭で説明するのも野暮ってなものなので、お食べになった方々がそれぞれ何かを感じてくださっていれば、そして、美味しかったと思ってくれていれば、それでいいとも思いますけど。なお、本日(4/4)は、グレーテルのかまどにクッキーモンスター@セサミストリートが登場したり(テンション)、日付が変わったらうたわれるもの 偽りの仮面の(再)放送が始まってたり(けーじさん……)、何やら感情の起伏差が忙しい一日となりました……。 お目覚メシ #18 へ続く
April 5, 2022
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前回の感想(#19) へ戻る実は、3/26に読まれた記事って、リモートシェフ関係のものが多かったんですよ。こちらも放送枠がBSということもあって、なかなか注目してがっつりとした感想を書く人も少なそうだなぁ、ということもありそうですが……。やはり、CHEF-1グランプリの記事執筆の方が忙しくて(メガテンすらも中断するレベル……の割には、TRIANGLE STRATEGY(トライアングルストラテジー)の方はしっかり集中して、こっそり一周目までクリアしていたが)、見てない録画もたまってるし、その間に鎧塚俊彦さんや堀内浩平さんが参戦されてるー!という、出場者(だけ)はチェックをしていたので、心の中で頭を抱えながら「あぁぁぁぁ」となっていたんですけど(←どんな状態だよ)そんな状態であっても。今回の2回目のスペシャル(2022年3月22日放送 #24)だけはさぁ!先に感想書かなきゃダメっしょ!はやせ的に!!赤コーナーが、祇園さゝきの佐々木浩さん!!青コーナーが、Wakiya一笑美茶樓の脇屋友詞さん!!普通にアイアンシェフやっててもおかしくない好カードよ!……やっぱこの番組のキャスティング力、やっべぇw料理界に絶賛肩入れ中のはやせがこの対決の感想を塩漬けにするのは、あらゆる意味でダメだろうとなんで……仕事に支障が出るレベルの徹夜仕事(←)になるかもしれないが、頑張って書いてみますです……(←な~んて書きながら、実際はしっかり寝落ちした上に、保存をミスって何回か記述をぶっ飛ばしたヤツ)。ただ。アルコールは入ってないが、若干深夜躁モードのテンションになってるかもしれないんで……あの、普通に引かれるかもしれんそれでは、(もう再放送すらも終わっちゃった時期ですが)番組視聴感想を、どうぞ。↓↓↓↓↓今回の90分スペシャルで栄えあるクッカーに選ばれたのは、元V6の長野博さんですよ!Wikipediaにすら食の変態とか書かれるほど、料理に造詣の深い方だ。番組内ではジャニーズのジャの字も出ず、代わりに調理師免許と野菜ソムリエの資格を持っていることを紹介されているのがこの番組だなw そして、持ってきたお写真も普通の家庭料理じゃないよww番組で料理を披露する機会も多い方ですから、技術力についてはなんの不安感もありません。あとは、シェフのお二人とのコンビネーションがどうか、が見どころかもしれません(わくわく)。なお、BSフジオンデマンドでの見逃し配信は、この回だけ4/3まで、となっています。ご覧になりたい方はお気をつけて!(たぶん……長野さんがジャニーズだから、だ 肖像使用権(主に金銭面)かなんかの関係で)さて。番組としては(たぶん)2回目の時間拡大スペシャルですが、はやせがSPの感想を書くのが初めてなので(←おまいが感想を書くのをサボってただけだろ)、ここでスペシャル版でのルール(主に通常ルールからの変更点)をご説明させていただきます。材料は4人分(審査員3名+物撮り&試食用) → 変更なし費用は4人前で5000円以内 → 4人前 10000円以内調理時間は30分 → 調理時間 40分材料費は倍になりつつ、調理時間の増加はそれに見合っていないので、材料が増えた分増加した作業工程をどう捌くかが見どころの一つかなぁ、と思います(前回のSPについては、あの方がまさかの!?……だったし、経験者の脇屋さんも油断できないなぁ、と)。Vは進み、長野さんの両脇に佐々木さんと脇屋さんが立つ!この絵面の強キャラ感たるや!(w)マジで見逃すのは損ですってw(←だったら早く感想を書いてやれよ)長野さんの感想も面白いw「横の圧力がスゴイ」てwwこの映像は一見の価値あり!っス。見ていない方は、ぜひ(←だから、もっと早く感想を書いておけよと)【第2版追記】一応、公式Instagramのほう(remote.chef)にも、静止画のお写真あります!くじ引きで先攻が佐々木さんに決まったあと、佐々木さんが「先攻が得ですよね?」とおっしゃったときは……あ、佐々木さんはこの番組をあんまりご覧になってないかな?とも思ったけど(ちゃんと計算はしてないけど、勝率上は圧倒的に後攻有利のハズ)、最初から意気消沈されるよりかは全然マシっすよね~。一方の脇屋さん。序盤の紹介Vでは、リモシェフ経験者でも「佐々木さんは手強い」と謙遜されつつも、対峙の場面ではしっかり「(勝つ自信はあるかと尋ねられて)勿論です!」と力強くおっしゃってくれるあたり、さすが、エンタメをわかっていらっしゃる!(←おまいは、どーゆー視点でものを言ってるのか)今回の審査員は、大木淳夫さん、小石原はるかさん、そして、お馴染みの小山薫堂さん。雑誌編集者・フードライター・構成作家……と、全員文筆を生業としていらっしゃる方3名が審査員という、割と珍しいかもしれない編成ですね(これまでは、美食経験の高い芸能人審査員の方が一人はいたイメージ)。毎度毎度、小山さんが何をおっしゃってくれるのか、も、はやせ的この番組の見どころの一つだったりするのですが、今回は……。「見どころも何も、今までのリモートシェフの対決の中でも、特に自信をもっておススメできるこのカード」とのご発言。完全に、制作者目線ww(いやまぁ。企画発案・責任者なんだから当たり前なんだが)まず、先行・佐々木さんの赤い食材ボックスが開けられると、スペシャルらしく食材はぎっしりめ(ここであまりにスッカスカだったりすると、小山さんからの評価が少し下がったりする)。季節柄、春の食材多めですかね?発表された料理名は2品。爽やかな温かいちらしと鯛の塩麹風味野菜あんかけ。いやぁ……名前を聞いただけで美味しそうです!完成形が楽しみ。スタートして数分。審査員から「(長野さんの調理が)早い」との声が上がる。うん、序盤からかなりのハイペースです。これは……長野さん。しっかり番組の予習をしてきていますね!(何しろ、下國シェフをご存じだった方ですからのぅ)この番組は、制限時間を超えてしまった場合のペナルティが結構大きいので、なるべく前半で時間を稼いでおきたいところ(後半で時間が足りないことがわかってくると、指示が慌てる → クッカーがテンパって失敗するという更なる事故が起こったりする……それもまた、エンタメとしては面白いわけだが(苦笑))。しかし、蕗の筋取りで若干苦戦。お料理を食べなれている方だからこそ、「筋が残ってたら食感が悪くなりますよね?」とわかっちゃって、頑張っちゃうところが長野さんのよいところでもあり、そうでもないところでもあり……なのかな、と思っていたら。佐々木さん「(蕗の筋が残っているという)その辺は、長野さんのパフォーマンスとカッコよさでいいと思いますよ」このフォローは最高ですね!こういう台詞をぽんと出してこられる佐々木さんご自身が相当カッコいいです!(←おやじスキーの血が疼きだしたっぽい)このあたりで、調理経過時間は12分ほどかな。今回、初めてクッカー側にも指示ルーム(料理人さんの姿)を見られるモニターがあることを知りました。何度か、身振りで作業を伝えようとしていた料理人さんのお姿を見た記憶がありましたが、意味があったんですね!(←何気に失礼な物言い)最後の盛り付けのしやすさも考慮して、材料を1種類ずつ分ける気配りも、一流日本料理人のお一人という感じです。調理時間20分経過。半分を過ぎて、怒涛の食材カット祭り。こういう、食材を切ったり、下処理をするシーンをちゃんと映してくれるところもいいんですが、審査員の方々それぞれに途中経過の感想をしっかりと尋ねる、MC・内田嶺衣奈アナウンサー(【第2版修正】ではなくて 内田アナはお休みだったので、小澤陽子アナウンサーが今回のMCだったそうだ 最近のフジの女子アナが覚えられん……)のお仕事も良いですねぇ。CHEF-1のスタッフ!ちゃんと見てるか!?(山ちゃんだって、それくらいしっかりできる方のMCのハズなんだが……やっぱり、編集能力の差かのぅ?)。ちらし寿司のすし酢をグレープフルーツで作る、というところが、オリジナリティがありますね!名前どおりの爽やかさはここから醸し出してそう。ただ、残り時間15分になってきて、佐々木さんの「ヤバい!」という心の声が漏れだすwさらに、「僕が指示を間違った!」との声がww(この番組。料理人さんは味見ができないのです。分量をきっちり計るか、映像で確認したおおよその目分量以外には、クッカーの方の舌を信じるしかない)残り8分30秒でシェフタイム発動!準備のため指示がなくなっても、次の工程を想定して封を切っていない残り食材を取り出しやすくする(そして、シェフタイムを有効活用できるようアシストする)あたり、やはり長野さんはデキる方ですわぁ~。佐々木さんはシェフタイムを、筍切りに使いつつ、味見の感想を直に聞く方向で使用した模様。けど、やはり1分は短い!すぐに30秒経過のコールで「えぇぇ!?」と言っちゃうあたり、ミシュラン三ツ星持ちのスゴイ料理人さんだということを忘れそうになるくらい、本当に素直な人だなと思っちゃうw(良きキャラw)最終的に、あんかけの餡になるという調味料の味は、長野さんの感覚に任されたwwwさらに、カウントダウンコール中(5秒前くらい)で、食材を切るのすら諦めたwww長野さん「もうちょっといてください!」www残り調理時間6分を切るにつれ、指示が段々と大胆(という名の大雑把)になっていくのも、やっぱりバラエティ的には面白いwwここで思わず、板前用語である宮島が出てきますが、それをすぐにしゃもじのことだと判断できる長野さんの食の知識は本物ですねぇ!ホント、スペシャルに相応しい見どころたっぷり。ちらし寿司の盛り付けについては、まさかの必要食材の指示だけ!盛り付けのセンスまで長野さんに任されたよ!!w(そういや、第1回ドラシェフにおける弟子・中川さんの卵料理の盛り付けも、ある意味独創的だったな~)何とかちらし寿司は時間内に完成したっぽいですが、鯛がまだフライパンの中で、あんかけの方は残念ながらタイムオーバー。それでも、完成を目指して調理続行です。ここから先は、10秒オーバーごとに-0.1点のペナルティが付くのですが……このルール。審査員お一人お一人の点数ごとに-0.1点なんですよね(なので、実質ペナルティが3倍になる)正直、審査員三者の合計点数からのマイナス、だけでも充分バランスはいいように、個人的には思うんですが最後、木の芽を飾るところで、長野さんの深い食知識がまたまた披露される。佐々木さんからの指示が全くない中、手のひらでパンと一度叩いて香りを出す!これは、知らない人にはできない芸当と思います。魅せるな~!タイムオーバーはしましたけれど、見どころはたっぷりあった先攻・佐々木さんのリモートぶりでございました。……あ、ちらしずしにリンゴとトマトは乗せ忘れたのか(若干、爽やかさが落ちるかも……)審査員のコメントも、やはり若干辛めだったかな……佐々木さんが自らの至らなかったところを反省しつつ長野さんをフォローし、長野さんは長野さんで「もっとできた」と申し訳なさそうにしていたところが、かえっていいコンビだったな~とほっこりしました。そして、実はシェフと一緒に食べる最後の試食コーナーの尺がたっぷり取られているところが、これまでの過去回にはなかった長野さんの真骨頂なのかもしれないw 調理中よりコメントが生き生きしてますわ~wさて。後攻・脇屋さんのご登場です。脇屋さんの食材チョイスも、春をたっぷり意識したラインナップ。特に、菜の花とうるいは両者の共通食材となりました。メニュー名は、春爛漫!菜の花畑と春のミルクがいっぱいするするスープ、さらに、春ごぼうと春野菜の春雨煮込みの、なんと三品に挑戦!調理スピードの速さに定評のあるご本人が直接作るんでしたら、難なくこなせる三品でしょうけど、その指示に長野さんがどこまでくらいついていけるかが見どころかもしれません。また、メニュー名の発表の時に、あらかじめ完成形のイメージを伝えているところがさすがだと思います!(調理時間スタートの前から勝負が始まっています!)あと、三品のメニュー名に春という単語が5回も出てくるネーミングセンスもwwもっとも……長野さんの感想は、「メニューからは(料理の完成形が)あんまり想像つかない」だったですがスタートコールと同時に、脇屋さんからの指示が全くない段階で、長野さんが下に布巾を置いたまな板を準備するところに、過去回の記憶を思い起こさせます。脇屋さんは、分量を量る時間を短縮するためか、食材用意の段階でほぼ全部使い切ること前提でメニューを組み立てている感じがしました。これもある意味時短テクニックですね。ニンニクが出てきたところで、平野レミさんによるボールの底で力任せに思いっきり潰す!の図が思い浮かんでしまったのですが、さすがに脇屋さんはそんな指示はしなかったw(←バラエティに毒され過ぎです)ショウガの皮や長ネギの青い部分もスープの出汁に使うあたり、フードロス対策にも貢献するメニュー構成にもなっているのかな、とも思いました。RED U-35にてすでに何度も審査員を務めるほどのレジェンドだというのに、どこまでも手を抜かないこの感じ。全く、この方の目指す高みはエベレストよりも高いんじゃなかろうか……オリンポス山級、とでも書いておこうか(ちなみに、火星にある太陽系最大の高さの山のほう)。開始10分で、一度キッチンの片づけを指示するところも、経験者としてのアドバンテージがある感じ。実はこのキッチン。余剰スペースがそれほど大きくないので、時々クッカーが食材の置き場所に困ることがあるのよねー。さらには、合わせ調味料の温めやバターを溶かすための熱を、セイロの蓋に置くことで確保!恐らく放置時間まで計算に入れているし、さらには、ロングの画がスゴイことにもなってます魅せるわ~~!同じく開始20分(調理時間の半分)を過ぎて、きっちりと審査員の感想タイムへ。小山さんの「指示が美しいですね」という感想が、もう最大級の賛辞ですな~。というか、口をはさむ間もなく、見惚れてしまうんですよね。脇屋さんのリモートはw茶碗蒸しのような器が出てきて卵液を注いだところで、概ね残り13分。脇屋さん曰く「余裕です」だそうで……。小石原さん「(脇屋さんの)姿勢が余裕ですよね」ww前回のリモートでも、慌てたところが一切なかったけど、どっしりと構えて微動だにもしないところが、揺るがない絶対的な自信と安心感を与えてくださいます(その対比があるからこそ、佐々木さんのテンパリ気味なリモートがまた面白かったりもするんですがw)。何となく、この卵のお料理が一品目の菜の花畑になるのかなぁというイメージでした。が、スクランブルエッグのことを忘れていたので()、こっちが菜の花の黄色の花のイメージになるのか……。そして、残り1分半にして指示を出し続けながら手袋の装着を始める脇屋さん。そうだ、まだシェフタイムを使ってない!ということにここで気付く、凡人視聴者 けど、純粋に楽しむときは頭空っぽでイイのだ!ここで脇屋さんの神業盛り付けが見られるのか?と思ったら、まさかの春雨煮込み用の器が迷子!!脇屋さん出場回でこれはなかなかないトラブルですなぁ……(審議の結果、(恐らく)スタッフ側の手落ちが認められて、30秒のロスタイム(ペナなし)が認められるという運びとなりました)。完成形の物撮りがまた、美しいこと!色味に春らしい調和が見られるところまで、全部計算しつくされている感があります。評価も高かったな~。そして、やっぱり長野さんの試食タイムが長いww いや、聞きごたえがあるから全然いいんですけどw最終ジャッジでは両者タイムオーバーとのことでしたが、佐々木さんが6分50秒(-4.1点)、脇屋さんが1分10秒(-0.7点)じゃあ、全く勝負になりませぬ結果、3タテで脇屋さんが3勝を飾り勝利という結果になりました……。やっぱり、タイムオーバー・ルールが強すぎる味そのものの評価は、点数ほどの差がなかったとのことで……。小山さん「これを機に、ルール改定をしたい」wwwぜひお願いします!w 期待してます!そして、対決後のシェフお二人の対談がまた、楽しくて良かったです。脇屋さん、これでも緊張してたんだぁとか。佐々木さんの時間の足りなさっぷりとかwそりゃ、ご自分で手を出したくなるよね~~w そっちの方がはるかに、精神衛生上よろしかろあぁぁぁ、早く未見の回も開きたいよぅぅ!!!テレ朝系列さんの方では、老舗の料理番組がお二つ、最終回を迎えたというニュースも見ましたが……(上沼恵美子のおしゃべりクッキング&おかずのクッキング)料理番組の可能性って、まだまだ奥が深いと思うんですよ(きょうの料理なんて、まだまだ新しい企画にチャレンジしてるもん。そして、そのあとのビギナーズがまた楽しいw)。料理なんて、レシピサイトで検索すればいいじゃん!作り方なんてYouTube見ればいいじゃん!みたいな時代だからこそ、そういう部分とは一味違う、テレビならではの可能性を、もっと期待したいんですけど……ね(意味深)。
April 2, 2022
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お目覚メシ #15 へ戻る今回のお料理は、先週の予告によると視聴者からのリクエストお題だったらしい。たぶん、「インスタントラーメンを使ったアレンジレシピをお願いします」くらいのリクエストだった思います。そんなお題を与えられて、天才・下國シェフの発想力が生み出したお答えは……。やっぱり皆さん、先に動画を見てきましょうw……うん、わかってた。わかってたよ。そんなお題を出されてもきっとこーなるってwまず、ラーメンじゃなくなるってことをww(一般庶民的には、恐らく変わり種のインスタントラーメンレシピが出てくるくらいのレベルを求めていたと思うが、そんなレベルをカル~く飛び越えてくれるのがこのお方だw)ということで、本日のレシピタイトルは、カリカリラーメン包みです。麺で作った衣でアスパラや魚肉ソーセージを巻き、カリカリになるまで揚げ焼きにする。うむ。かなりジャンクな一品ですけど、はやせ好みの一品でもあるw(←カリカリは正義!な人)今回も、40代男性からのご質問がありましたよ。「シェフの中で1番材料が少なく1番美味しいと思うレシピは何ですか?」そして、やっぱり今回も、ご質問者さんにとっては相当斜め上な答えが真っ先に返ってきたんでないかな納豆×塩!!……さすが、素材の味を何よりもリスペクトしてくれる下國シェフよ……全くブレてないw丹精込めて作られた良質の納豆ほど、塩だけで充分美味しいんだろうなぁ…………たぶん(←基本、ネバネバ系の食べ物が苦手なヤツ)小さい頃は、納豆は砂糖で食べてましたけど、ね(道民は、何にでも砂糖をかけるのがお好き。トマト×砂糖は、青臭さが緩和されるので、苦手な人にほどおススメです)。そのあと、食品ロス削減運動的にも、残った茹で麺をオムそばにして使い切ってくれるのも嬉しい。焼き上がりが美しいわぁ……この高い技術力を、当たり前のようにさくっとやってしまうので、料理に詳しくない人にほど一流のフレンチシェフなんだよ!という部分が伝わりにくいのが、ちともどかしいところで、ネット上じゃ「コック帽をしてないなんて、不潔!」なんて意見もまま見るんだけど、さ。最近、看護師さんがナース帽を付けなくなった理由を知ってるのかなぁ、って、はやせなんかは思うんですよ。アレ。長時間同じ帽子をかぶり続ける方が、髪の毛が帽子の中で蒸れて雑菌が増えるということが科学的に証明されたからですから、ね?(【第2版追記】調理場は病院よりもさらに高温多湿な環境で、髪の毛が蒸れる事実は料理人さんたちだって自覚していたハズなんで……中華の料理人さんほど蒸れにくくなるようコック帽が高くなりがち、という説があったり、上部はメッシュ素材になっていて蒸気が抜けやすくなったりしている、みたいなことぐらいは、当然調べてますけど、ね?)あんな不安定そうな帽子をかぶってて、帽子ごと料理に落っことすほうがヤバいじゃん!と思うはやせの方が少数派……な自覚は、まぁありますが()今回のお料理は、中身が棒状の物であればなんでも合いそうな応用力の高いお料理だったなぁと思います。個人的には、チーズを使ってみたい(チーズだけじゃ、焼いてるうちに流れ出して悲惨なことにもなりそうだが) お目覚メシ #17 へ続く
March 29, 2022
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第00弾 から読む 第10弾 へ戻るもう20数年経ってしまいましたが……。入庁間もない(真っ当な)社会人一年目に、仕事の基礎のキから教えてくださった、はやせのお師匠と呼んでもいい非常勤職員さんがおりました(当時、正職員は人数が足りなさ過ぎて、新人に構ってる暇なんてまるでなかった。「サポーター制度」なんてものまでできた現在とは雲泥の差よ……)。その方から、「〇〇さん(←はやせの本名)は、1を聞いて10を知ることのできるタイプの人だね」と、言われたことがあります。自分ではその時までそんな自覚、あんまりなかったんですが、まぁシステムのマニュアルを読み込んで操作を理解するのは得意だったので(攻略本を読んでゲームをするようなもんだし)……新人生活丸2か月にして、そのシステムの使い方を他の先輩職員さんたちに教えられるようにはなっておりました()なんでこんな話を冒頭に持ってきたかと言うと……ある情報をインプットして、そこから結論をアウトプットする際に、はやせは油断をすると、その思考の過程をすっ飛ばすクセがあったりするのです()そして、それをすっ飛ばさずに書こうとすると、異様な長文になっちゃったりする……。自分の中では、その結論に至った理由はちゃんとあるんですけど、聞く人によっては前提条件と結論が違い過ぎて、直感でものを話しているようにしか聞こえないというね……ま、最初に入れた情報が足りなかったり間違っていたりした場合、その結論はもはやただの空想・架空話になっちゃうこともあって、周囲の方々に困惑をまき散らすことも多々あるんですけどつまり。創作者としては便利な能力ですが、自慢には決してならないものです(本来、安定した結果を継続して出し続けなきゃならんこーむいんなんて、一番向いてないお仕事だ……やってみて初めてわかったけど←やってみなきゃわからないことって、あるよねー?)なので……。考察系の記事を書くたびに「これは妄想!」という自分に対するツッコミwを入れずには済まないんですが(だって、事実かどうかほとんど検証できないことしか書いてないんだもん)、一度書いて世に出してしまったものの責任は取らなきゃならんと思うので……考察のやり直しを、します(←ここまで、ひたすらただの言い訳だな)結局、結論はそんなに変わっていなかったので、はやせがこれまで書いてきた文章の中でもトップクラスにクソつまらん文章になっている……かもしれないので、つまらんと思った時点でとっととスクロールしちゃってください。気分転換に、もうちょっと楽しい文章を付け加えました(主に自分が)。では、第10弾記事の第2版で本来やっておくべきだったお話の、再考察を実施いたします。【大会スタッフの役割分担を(ほぼ状況証拠と想像だけで)考察】このCHEF-1グランプリという大会は、ABCテレビさんと吉本興業さんのW主催で開催されている大会です。全国各地で活躍する若手料理人の皆さんを応援したい、大きな賞金で夢を叶えて欲しい。そういう思いでいらっしゃる(ご様子の)ABCテレビさんと、地方創生が最近の社是になっている感のある吉本興業さんがタッグを組んで開催されている大会です(表向きは←ぇ)。その元ネタと言っていいM-1グランプリについては、その発起人的な人の一人が、今は亡き(いや、生きてるっ!)の、島田紳助氏であることが、公言されています(もう一人も吉本の会長さんなのね←Wikipedia見てきた)。そして、出演者(審査員を含む)も基本的には、お笑い芸人さんたちばっかりなんで……自他ともに、吉本興業がメイン主催者の大会、と、認識されているんじゃないかなぁ、と、思うんですよ(ABCさんは、それとは別に、ABCお笑いグランプリ、という大会を主催しているわけですし)。なので。CHEF-1については、その大会事務局にはABCからの担当者と吉本からの担当者、二グループの人員を輩出して結成しつつも、その舵取りの中心はABCテレビチームが握っている、と、思っているんですよ。はやせは(M-1とのパワーバランス的なことを考えても)。なお、このコンテンツは視聴率を取れる!儲かる!!……と気付いてから、やっと重い腰を上げて会場を提供したりするところが、キー局・テレビ朝日クォリティーなんだろな、きっと(←偏見です)。まず、これがこの考察の大前提なんだよ、として置いておかないと、結論が唐突なことになっちゃうだろうがよ、自分で。第1回大会のABCテレビさんのお立場については、そうは言っても「料理人界のM-1」というビッグネームを参加者の募集と集客に使うためにも、M-1チャンピオンをはじめとした(そこそこ以上には有名な)芸人さん総動員状態の吉本興業さんにまずは表舞台に立ってもらい……と同時に、須賀洋介シェフを筆頭とした「すでにメディアで活躍してきた、知名度の高いスターシェフの皆さま」のネームバリューを、最大限利用させてもらった立場……に、見えたんですよ。少なくても、はやせの目から、は(実態は知りませんよ?当然。←壮絶無責任……)。そんな制作の裏の裏側まで、単なる一視聴者に感じさせるなよぅ……と、思わないでもないですが、まぁそんな特殊なテレビの見方をする人間の方が圧倒的に少数派なハズなんで、そもそもこ~んな人間に見つかっちゃったこと自体が制作者の皆さんにとってのご不幸かもしれませんがまぁ、とにかく。その開催のスタートダッシュこそ、吉本さんが前面の矢面に立ったと思うんですけど、スタートしてからの役割分担としては、大会(番組)のメインストリーム、つまり、予選・サバイバルラウンド・本戦(準決勝及び決勝の全国大会)の運営をABCチームが中心として、そして、その派生イベントを吉本チームが担当していたと思ったんです。一応、根拠的なものはあります。前回大会での話ですが、料理人さんたちの素顔に迫るような、よしもと住みます芸人さんを料理人さんのもとへ送り込んでYouTube配信をしたいくつかの動画。企画はCheeky's channel(チ―キーズチャンネル)とのコラボ、という扱いなので、チャンネルが旧ドラシェフ(現CHEF-1)の公式じゃなくて、吉本管理のチャンネルに置かれていたんです。少なくても、この企画は吉本側のスタッフじゃないとできない芸当でして。ただ……ね。そっちの動画の方が、料理人の皆さんが、大会の本番よりも生き生きしていらっしゃるんですよ。基本的には()まぁ、本番は戦いでピリピリしてますから、そこから解放されて皆さんも素顔が出やすかったのかもしれませんが……。たぶんですが、スタッフ側の目的意識が違うんです。ABCテレビさんのチームは、たぶん、「俺(たち)が」(無名の)料理人たちをスターにしてやる!と思っていらっしゃってて、その大変力強い意気込みが……カラ回ってるんです()方向性としては、スターシェフをプロデュースしたい須賀シェフの意向とは合っていたと思うんですよ?その志に、スタッフ側の知識と能力とが追いついていなかっただけで()。自分の能力が不足していることに自覚的になってさえくれれば、多少は勉強してくれるんじゃないかなぁ、とも思いましたけれども……自覚もしてないんだろうな。たぶんネット上じゃ、散々料理の鉄人のパクリと言われ続けたこの番組ですけど、はやせから見ると、パクれるほどにすらも番組そのものを知らなかったっしょw そういう世代が制作の中心だったと考えた方が自然。一方の吉本さんチームの意識って……たぶん、地方創生の方がメイン担当なので()。実は、料理人さんに対する意識の方はフラットなんです。凄いところは素直に凄いと褒めるし。料理が上手けりゃ上手いと認めるし。面白い人は面白いと言っちゃうwそうして迎えた第1回大会。特に、サバイバルラウンド編。ほんとにまぁ、よくぞこんなに個性的な人ばっかり残ったな~って、今振り返っても充分伝説化できるコンテンツだなぁって思ってるんですよ?これでも(←)。ただ、以前も書いたとおり……注目度を上げるために使った手法に、料理人さん以外の要素が多すぎて、結局料理対決番組としての軸がブレたんですよねぇ……(特に、全国放送の方)。本当にスターになる人っていうのは、外野が余計なことを画策しなくたって、知名度さえ上がっちゃえば結果的に勝手にスターになっちゃうんですよ。身も蓋もない言い方ですが()。より難しいのは、スターになることじゃなくて、スターの地位に居続けること、ですから。須賀シェフのやろうとしたことは……元々スターになる素質のあった方々を、「世界に通用する」更なるスーパー・スターシェフにまで引き上げようとしたんであってですね?それって、「スターシェフの世界」をすでに知っている人にしかできない芸当なんですよ。基本的に。彼らスターシェフたちをたくさん生み出してきた大先輩番組、かつての「料理の鉄人」。そして、現在でもRED U-35やリモートシェフをやっていらっしゃる小山薫堂さんという方は、元々そういった一流店での食事の経験がスゴクある人で、料理人さんはスゴイ!ということを肌感覚で知っている人だったんですよ。だからこそ、彼らの魅せ方もよくわかっていたと思うんですが……。キー局ですら給料が落ちてて、撮影から放送日までのスケジュールもギリっギリで、徹夜でコンビニメシとか余ったロケ弁とかを味わう間もなくかき込みながら編集作業に没頭するような生活をしていらっしゃるご様子(←かなり偏見)の一般テレビ局員さんたちじゃ、1回の食事に2~3時間はかけるセレブたちを相手にする、職人でもある料理人さんたちの本当の凄さなんてわからんでしょ(この、食事に金と時間をかけるとか、デートに高級ホテル使うとか、タクシーの運ちゃんにチップとして上乗せ1万円払うとか、そういう本物のバブルな時代を経験してきた方々に対抗して、ハリボテのゴージャスさ(←)を演出したって、所詮今の30代以下は経験不足過ぎて、今から始めても勝負にならんてw)。頑張って、テレビ番組やエンタメで例えてみましょうか?お客さんがかけてくれる時間で換算をするとしたら、2時間特番や映画にも匹敵する時間的拘束をお客さんに強いたうえで、万単位の金額を払ってもなお満足させられるだけのお仕事をしている、プロデューサー・資金調達・監督・脚本・演出・配役選定・演者・大道具&小道具・宣伝・収支計算まで全部ほぼお一人でこなしているスーパークリエイターっすよ?特に、審査員をもされているオーナーシェフをされている方々なんて。それを、制作側も理解できてないし、視聴者側にも理解させることができてないんだったら、それこそM-1のアナザーストーリーばりに、料理人さんたち本人の素顔に迫った方が、まだ視聴者には刺さると思うんですけど、ね?(←正直、そこに家族まで引っ張り込む必要があったかどうかまでは、はやせの中だけででも賛否両論があるのですが……でも、関西の方々って基本的に好きだよなぁ。おかんとか引っ張り出すの 個人的には、今までどんな料理人さんと出会って、どんな修業をしてきて、現在に至ったのか、の方がはるかに興味があるんだが……)これは、ジョブチューンの制作スタッフにも言えることだと思うんですが、所詮サラリーマンであるところの一般番組スタッフは、同じく一般サラリーマンであり、仕事内容も近くて理解ができる企業開発者の方に肩入れをしがちで、さらに大量にいる一般サラリーマンが大多数の視聴者相手に、審査をしている側の料理人さんたちがいかにスゴイ超一流の方々なのか、という部分を全然伝えられていないから、たびったび炎上するんすよ……(今年の正月特番なんて本当にひどかった……いや、本放送はまだ途中までしか見られてなかったけど(←ものすげぇ流れ弾をぶち込み中))。そんなサラリーマン制作陣が、さ。上から目線で「~してやる(悦)」とか、演出してどうにかできる方々じゃないんですって、本来はw(むしろ、簡単にどうにかなるぐらいなら天才とは呼ばれんw) オーナーシェフとか、同い年ぐらいだったとしてもすでに経営者なんだからね?最低でも、その目線は持ててないとさ(もう、その数少ない例外みたいな人が下國シェフでして……トップシェフとしての矜持と同時に、サラリーマン目線や主婦目線や等身大の若者目線も現役で持ち続けていられてて、さらに食材や生産者に対しても造詣が深いのに、本人はそれらを全くの素の料理オタク的な部分とコミュ力の高さとの両立で自然にできているんで、上からも可愛がられるし、下からも慕われるし、対戦相手の出場者とも仲良くなっちゃうという貴重な人なんですよ……彼に注目するって決めてから、編集もしやすくなったはずっしょ?)さらに話を脱線させると……アニメ制作の現場でも、昔っから、クリエイターを搾取してな~んにも悪いと思ってなさそうなところがテレビ局だなと思ってたし、最近だと藤井聡太竜王の凄さもテレビ局員がま~~ったく理解できていないので、「出前で何を食べた」とかしょーもないことしか取り上げられないという、天才の凄さと本来の魅力が全く伝わらない本人にも将棋界にとっても大変残念なことになってんのよ…… ゲーマーはやせは、デジタルだけじゃなくアナログゲームも好きでしてね。小2でイトコんちにあった解説本だけで駒の動かし方ぐらいは全部覚えたぞ?強くはないけど(←)、時間をかけて頑張れば三手先ぐらいまでは読めるから(←つまり、初段にもならねぇレベル)…………相変わらず、本題からだいぶ外れたことを延々書き続けましたけどこれらを大前提(←)として、(テレビメディアではほとんど宣伝もされなかった)BSよしもとという新しいテレビ局開設のニュースがあって、さらに前回は協力してもらえたCheeky's channelが、そっち側の番組に移動することが決定してしまったわけです(考えてみれば当たり前の話で、ただでさえ少ない視聴率を奪っていくかもしれんライバル局をわざわざ宣伝してくれる、お人好しの同業者なんていないだろw←この発想自体がすでに凡人のものだがなー)そこに飛び込んできたのが、今回の消費者庁とのイベントですよ。すでに開催にあたっての穿った見方は披露してしまっているんですが()、本来は(実態としても)、すでにアンバサダーに任命されていた馬場さんが中心になるべきイベントだというのは(はやせの中では)確定しているので……これも、タイトルにはCHEF-1の冠を入れ込みつつも、動画のチャンネルはCHEF-1の公式ではなく、吉本興業本体のチャンネルに置かれているわけです。が。これは地方創生がメイン、という吉本さんの領分(←注:勝手に断定してますが、あくまで状況証拠に基づくはやせの想像っすよ)を飛び越える、本来はCHEF-1の公式イベントになってもおかしくない大型企画なんですよ。そこで、あの台本を書いた作家さんには、ABCテレビチームさんに忖度をする必要が生まれたわけです(はいはい出ました。いつものノー根拠な妄想)そのため、念頭には身内のBSよしもとのことを気にしつつも、同時期に開局してABCも出資していたBSJapanexに引き継がれることが決定したアタック25の話題を出すとか、場違いにもほどがあるでしょう(ABC感を出そうとしてさらに失敗するという……)その意味では、オズワルド・伊藤さんが台本のセリフをぶった斬りにしたのは、スケジュール的にもお笑い的にも大正解っすww だって、イベントテーマに100%関係ないんだもんw(読んでもらえただけでありがたいと思わねば……)恐らく、急遽出演を捩じ込まれたと思われる漫才師の御二組には、「食品ロスをテーマに漫才」なんて無茶ブリまでさせたんだからさ~。台本作家がイベントの目的をブレさせるなよって!これだけ脱線の多くてクソ長い文章を書くはやせが言うのもなんですが()動画だってどんどん短く、起承転結すらない「現象」しか映っていないようなようなものがバズったりするような時代ですから、ねぇ。時間にもコスパ意識を持たないと、やはりイマドキの若者には刺さらないと思いますよー?(←そーゆーおまいは、考察のやり直しに4日もかけてるんじゃねーよ)【エリア予選後半戦ニュースの感想】上の、(相変わらず誰も幸せにならない)考察文章を書いているうちに、公式サイトでは、前半戦に引き続き後半戦3エリアの予選が終了したことがニュースになっておりました。これで、予選の全行程が終了。結果を待つばかりです。後半戦には【北海道・東北エリア】予選が入っていまして、当然、はやせ的には言及せねばならんところでありますっ。テンションをリセットして(←)上げてこうプロ審査員には、今回新たに「Le Musee」(ル・ミュゼ)の石井誠シェフがお越しくださいました。前回大会時に、下國シェフの応援コメントをくださった方です。さらに、以前にも軽く言及していました『なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか [ 本田直之 ]』の中でも、佐藤伸一シェフの記事の中にお名前が出てくるんですよね(札幌の料理人界も、この方を中心とした人物相関図を作ってみたい……←そんな特殊な願望を持つヤツ、おまぃだけだろ)。会場となった調理師専門学校からは、昨年に引き続き松村克己先生。貫禄のあるお姿なのに、笑うととってもチャーミングな、熊さんみたいな方(←書き方よっっ)そして、雑誌編集者枠からは「poroco」の福崎里美統括編集長。「札幌の美食店」については、はやせも買わせてもらった報告をしましたね。……全員、下國シェフの知り合いになっちゃったな(この時点で、審査の公平性を保つには下國シェフも制作側に回るしかなかったなぁ……)進行はタローさんこと福田太郎アナウンサーから、イチオシ!!チームの依田英将アナウンサーになりました。落ち着いた顔と口調で面白いことを言ったりやったりしてくれる方、という印象(←ほぼHTBまつりの企画だけの印象だろっw)。ニュース本文を読むだけでワクワク感はあるのですが、Twitterの方でも大会の模様の記事と写真はチェック済みでありまして……記事の中にはない話題ですが、会場では初代サマのトロフィーの展示もあったようですw(M-1のトロフィーは1個だけのものを使いまわしているという噂もちらっと小耳にはさんでいるんだが、CHEF-1のトロフィーは名前の変更のせいで作り直すはずだから……このトロフィーを持っているのは初代サマだけなのよねw)ちなみに、試食の順番はくじ引きだったのか……運の要素も強い予選だなせめてGW前に公式から何らかのアクションがあると、記事執筆の時間も作れそうなんだけどなぁまぁ、その間に審査員の方々の勉強をしとけ、って話だな実は、その資料のためにと、↓の本をネット注文しました(地元の本屋じゃ売ってないっぽかったので……)。届いて読むのが楽しみです(読み物としてなら、文章量がミシュランガイドより多くて面白いという噂を聞いたので……)。ゴ・エ・ミヨ 2022 (Gault&Millau) [ ゴ・エ・ミヨジャポン ] 第12弾 へ続く
March 27, 2022
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お目覚メシ #14 へ戻る本日(3/21)のイチモニ!がスタートしたのち(はやせんちのテレビは、タイマーで電源が入るようにセットされてる)、まだ眼鏡を付けてない視力0.1未満のぼや~んとした目に、上下が灰色と白の画面飛び込んできまして。もさ~りとした動作(←)で眼鏡を装着すると、「根室に流氷が接岸した」というニュースでございました。冬逆戻りかよっ!……春、遠いな(嘆息)。春分の日のはずなんだがその分、北国の人間は春の到来をより強く歓迎しますけれども。(その一方で、実は今時期に来てた方がガリンコ号に乗れたのかも?と、錦鯉が行く!流氷のりのりツアー(初回)の模様も思い出したw←放送日を考えると収録が遅すぎるだろ)さて。本日はすでに、前回の予告の時から楽しみにしていた一品。コロッケinホーム です(動画はこちらから)。予告のビジュアルから、外側は食パンだろうというところがわかっていたから、安心して楽しみにできました。けど……。正直、ね。このお料理(だけ)は、思い出なんて言葉では片づけられないほど、下國シェフの中では特別なお料理だと思うんですよ?だから、聖域としてそっとしておいても良かったんじゃないのかな?将来自分のお店を開いたときに、その時その場所でだけ食べられる、特別なスペシャリテにしておいても罰は当たらないんじゃないのかな、くらいにも思ってたんだけど……。ご家庭向けにカニカマで作るところに、精一杯の妥協が見えたw(うぉーいっ)本物を味わってきましたはやせといたしましては……自分、味覚がどうにもお子さま寄りなので()、三升漬け少なめ、マヨネーズ多めにすると、ちょうどよくなるかもしれない()。さて。今回も質問コーナーがありましたよ!良き良き(喜)。モーニングルーティンは何ですか?(60代男性)…………想定以上に、中年以上男性からの注目度が高いな。このコーナー(←そこ!?)最近は、モーニングルーティンと言う言葉の響きを聞くと、こっちのプロジェクトにもれなく引っ張られるんですが()、そういうわけではない純粋なご質問ですよね(朝番組らしいご質問よ)。しかし……お答えがまた、今回も想定の斜め上だったよwこれはホントにもう、実際に動画を見てもらおうwwwそして、スタッフがまだ、テロップのフォント(編集)に迷っている様子も窺えた(ただ、字幕のその遊びは好きよww)ところで。最近、二択には負けっぱなしのはやせですが、なんか以前から、これだけは9割ぐらいの自信をもって思っていることがありまして……。下國シェフって、運転免許証を持ってなさそういや、お忙しい料理人さんのお仕事スケジュールじゃ、教習所に通っている時間なんてとても作れなさそうなんで【第2版追記】例え専門学校生時代あたりで取ってたとしても、生活するうえで全く運転しなくてもほとんど困らないのが札幌という街なので……北海道の他の地域と違って、ペーパーゴールドドライバーの割合はスゴク高い地域でもあるのよ(で、他の地域は求人票の9割に運転免許証必須と書かれるので、2~3月は卒業間近の高校生が卒業までに免許を取ろうと仮免運転中を掲げた車をよく見かけるようになる。春だw)以前はやせは、あまりに内容が失礼過ぎてリンクも張れない()場所で、「もしも子弟コンビでロードムービーをやるなら」、という妄想を抱いたことがあったんですけど(←この時点でもう失礼)、その序盤でお師匠に車の運転をさせるの図、というシーンが自然と浮かんじゃったのよ()もし教習所に通うなら、もしかして今のうちがチャンスかも?(←余計なお世話)なんて、アホ過ぎることを書いていたら、テレビから通勤フロム山水長巻@びじゅチューン!が流れてきたよ!?なんてタイミングが良すぎるんだ!()……このお方の発想力のぶっ飛び具合もまた、突き抜け方がハンパじゃなくて、決して嫌いではない……(なんか、また話題が脱線した気がする←だから、思い浮かんだものを何でもかんでも書くなっつーの) お目覚メシ #16 へ続く
March 22, 2022
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第00弾 から読む 第09弾 へ戻る公式サイトの方では、各地のエリア予選の前半戦が終了したということで、簡単なレポートが掲載されていました。今回の文章は、実際に現場を見てきた人が書いてるなーという、そこそこ()の臨場感がありますね(そこそこて……)。目を引いた部分は、【九州・沖縄エリア】。前回準優勝者・山下泰史シェフのお言葉ですよ!「前回の経験を経て、自分自身に変化を感じている」なんと!あれだけ頑なに「自分は変わらない」と豪語していらっしゃった、あの、山下シェフに、変化の兆しが!!これはヤバいですよ!前回のまんまでも充分手ごわかったのに、さらに一皮むけてしまった感があります。誰が彼を変えたのか、と考えたら、山下シェフの場合は須賀シェフをはじめとした審査員の方々のお力ではないですよね。きっかけがあるとすれば、彼に唯一、2回も土を付けた方。自らの料理が変化することを恐れず、課題に対して真摯に向き合って誰よりも戦い続けて、でも、「何のために、誰のために料理を作るのか」という核の部分だけは決して見失わず変わらなかった、そんな初代王者🐉の姿を見て、だと思います(たぶん、そんな影響力をライバルに与えていたこととか、そんな自覚は当人、全く持ってないと思うけど←いや、その考察。相当妄想入ってますから~)。ただ、決勝戦では、お互いがどんな料理を作って、どんな評価を受けていたのかまでは見えていなかったと思うから、実際の放送を見てから思うところができたかもしれないな。例え出来上がる料理に変化が生まれたとしても、料理人としての志が変わらなければそれは間違いなく、ご自分の料理だから、ね。もう一つ。前回大会の影響で変わったところがあるとすれば……。地元料理人さんに密着して応援する地方系列局が増えた、ということじゃないかな。このあたりの前回情報は、集め足りていなくて実態はわからないけど……少なくても、HTB並に追いかけて彼を本当に地元のスターシェフにしちゃった()ローカル局まではなかったと思うんだよ。けど、何と言ってもHTBは大泉洋さん(そして、TEAM NACSの面々)を全国区のスターに押し上げた実績のある局ですからねー。そこが真っ先に前例を作っちゃったんで、後に続くローカル局は相当勇気づけられたと思うんだよね。実際、軽くTwitterで検索してみたら、HTBとホストのABCを除いても6局くらいは自社制作の情報番組などで特集を組んでいるご様子(【第2版追記】たぶん、調べ方を変えたらもっと出てくるはずだ)。それに、100%出場料理人さんを応援してくれる住みます芸人さんたちとがチームを組んで、全力で応援してくれるところが、前回孤独に戦った料理人さんたちの精神的なサポーターにもなってくれるかな~と思います。【第2版追記】た・だ・し。主催者のABCテレビさん(だけ)は、「それ、我々がやりたかったヤーツ!!!()」と、ハンカチをギリギリっと噛みしめていらっしゃるんじゃないかなぁ、という感じが、うっすらと漂っていますけれども()(【第3版追記】そのHTBに対するリベンジで、錦鯉の初冠レギュラー番組、という歴史的なタイトルをぶん取っていった感がすっご~くあったんだわ←だから、考えが穿ちすぎだってばよ)。いや、さ?大会を開催した後のことを全く何も考えてなかったの?ってくらい、まるで何も用意してなかったじゃない 鉄は熱いうちに打て、という言葉もあるとおり、視聴者の記憶が鮮明なうちに何かをやっておかなきゃならなかったお立場でしょ(まぁ、イベントごとの企画については吉本さんの領分だったかもしれないけど。【第3版追記】一応、本放送中にハンバーグのデリバリー企画なるものはされていたが……勝負ごとの番組に集中したい視聴者にとっては、番組に直接関係がない情報量が多すぎて脳裡からのカット対象になっていたよ……まぁ、デリバリーの現場ではそれなりに忙しくもあったようですけれども……熱くなる前に、当事者感の薄い(料理人さんたちの監修がほぼソースだけって……)企画を打っても、さ)出場された料理人さんたちにとっては、大会(番組)で知名度が上がったそこが、全く新しい人生のリスタートにもなることさえあるんですから。その意味では、企業としての能力差(スピード感)という意味で、HTBさん以上に、わかさいも本舗さんに負けてますから、ね(苦笑)。これもある意味、異業種交流、と言っていいのかな、と(四字熟語チャレンジ継続中なんで(謎)、タイトルからは「業」の字が落ちましたが)はやく予選の様子をもっと詳しく知りたいなぁと思いますけれども……配信予定が5月中旬……………………まぁ。気を取り直して次の異業種交流が、イベント・消費者庁×CHEF-1グランプリ ばばっと学ぶ食品ロス~笑ってたのしく減らそう~でした(アーカイブあります)。オープニング、2組の漫才からスタートしましたが……たぶん、客層が違い過ぎてビミョーにハマってない まず、来場するほど今回のテーマに興味のある人にとっては、一番のお目当てはロバートの馬場さんだろうし、次は料理研究家の島本美由紀さんだったんじゃないかとまた、内容が結構盛りだくさんでかなりの序盤から巻きが入ってしまって、小ネタを拾う間もなく司会の方がズンズン進行しちゃうってね(一番ウケたのは、クイズのお手伝いで雑に台本っぽいものを手渡されて、そこに書かれた文章を結構長く棒読みした挙句、ぶん投げたオズワルド・伊藤さんの図、かなwww←さすがに、あの文章は無駄に長い上にピンと来なかったw)【第2版追記】その文章が書いた人の頭の中に何の懸念があったのか、まで、無駄にこっち(視聴者)側に伝わっちゃうレベルくらいには、凡人以下の書く文章よ?(←まだ言うか)コレでしょ?BSよしもとの宣伝()。だからさ~?凡人が天才を型にハメようとしたって、無理だから!(苦笑)そもそもその型が合っていないから、角が削られて面白さを阻害したり、逆に尖がった部分で型を壊されたりするんであって……まず、ご自分が凡人であるところを認めるところからはじめよう。な?()。【第3版追記】……20点/100点満点中()浅い。さすがに浅い。考察が浅すぎるぞ、自分っ!!!やり直す(←え-っとぉ。……何のために?)ただ、これまたバカじゃねーの?って言われても仕方がないぐらいオソロシイ分量になりかけているので、別ページに移すことにしました……(遠い目)。そんな中でも。楽屋が一緒だった馬場さんと料理話で超盛り上がった裏話をバラされたり、伊藤さんに「バラエティ慣れした元プロ野球選手」っていぢられたり、と、やっぱり、下國シェフは他の一般的なコンクール優勝者にはなかなかされないようなお立場で面白かったw(最初のまかないカレーの話で、もうキャラバレしてたよなw)下國シェフがおっしゃった中で金言だなぁって思ったものは、「(余った食材は最終的に)全てスープにできる」ですかね。これ、土井善晴先生が最近も大学受験を目指す小倉優子さんに伝授していた「一汁一菜」精神の洋風バージョンって感じがする。余りもので作る具沢山スープは、洋風和風問わず正義だ。その流れで、生放送中に披露されたお料理は、絹ごし豆腐の冷製スープ。あっと言う間にできました。もっとも……食品ロス削減をテーマにしたイベントなんだから、見本で作った方も飲んでもらった方が良いよな~とか思ったけどな きっちりマスク&手袋装着済みで作ってたんだし(楽屋裏ででもいいからさ。【第2版追記】物撮りをする時間くらいは、さすがにとったほうがよいか。おもに、消費者庁側担当者さんの報告書のために())。開催後のニュースの中では、日テレNEWSのものが面白かったなwオープニングのオズワルドやTEAM BANANAの漫才を無視して、裏手でシイタケの話題で盛り上がる馬場さんと下國シェフwwそういや、ロバートの3人は前回大会の【九州・沖縄予選】に立ち会ってるんだったわ。「年齢制限を超えてなきゃ(自分も大会に)出たかった」とおっしゃってた馬場さんなんだから、その後の放送もチェックしていたかもしれないし。少なくても馬場さんの方では完全な初対面って意識でもなかったのかもしれない。 (同じ料理のレシピの披露動画を見たい方さま向け)お目覚メシ #18 へ寄り道するこの、「テレビで見たことある!」つながりで、新婚さんいらっしゃい!の感想も。というか、山瀬まみさんも見てたのかい!?ど、どこで!?(ぉ)むしろ、登場した下國シェフの戸惑った感じ、「それはこっちのセリフ!」とでも言いたそうでしたwその前に、またもや二択を誤った謝罪をしなければ……お料理が振舞われた会場(ホテル)が、静岡じゃなくて山梨側だったことを()。富士山の帰属問題は、割とデリケートな印象だからのぅ……山瀬さんと桂文枝師匠に振舞われたのは、あのコロッケと、浜名湖のウナギを使った白焼きおにぎり。それに大分・豊後牛りゅうきゅう。「りゅうきゅう」というお料理がよくわからなかったから検索かけたら、Wikipediaに項目が立ってた。ほむ。大分の郷土料理か~。本来はお魚で作るところを肉料理にアレンジしたのね。反応が良かったのは、やっぱりコロッケ。今年の審査員筆頭・神田裕行さんは、「見た目を越えてくるおいしさの料理にはなかなか出合えない」という話をおっしゃっていましたが、その、食べたときに見た目を超えるインパクトを与えるという条件をクリアできた数少ないお料理の一つが、このお料理だったと思います。もちろん、主役は司会のお二人の番組なんだから、尺は必要最低限でしたけどね(それでも、想定していたよりは映ってた気がする……お料理が(ぉ))。まだ書き足りない気も、校閲が足りない気もするがもうそろそろ出勤時間に間に合わないので、とりあえずupしておく()。続きはたぶん、お目覚メシの方で!()【第2版追記】と、いうことで……。数少ないCHEF-1ファンの皆さんがドン引くんじゃねーかなってレベルでアホな下國沼さん丸出しのお話を書きました……(遠い目)。 第11弾 へ続く
March 21, 2022
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