日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

April 22, 2022
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カテゴリ: ざつぶん
​​​​​​​​ ゆるキャン△ SEASON2 の放映途中(なのよ。北海道では)で差し込まれたCMから、 バンクシー 展​ は行けそうにないけど、せめて 銀の匙 展​ (たぶん、帯広会場の方)には行きたいぞー p><q と​思いかけているはやせでございます。

ちなみに、朝ドラ・ なつぞら の時は、次の朝ドラが始まったあとぐらいのタイミングで 神田日勝 記念美術館​ に行ってきた人(ぉ)。​

……しかし、十勝管内の新型コロナがもうちっと落ち着いてくれないと、とても出かけられる雰囲気ではないのは相変わらず……



そんな、​ デジャブ感あふれる ​書き出しながらも、メインテーマはタイトルのとおり。


……我ながら、書き方を間違えるとあっという間に炎上しかねんタイトルだ(


えっと、まずは 吉野家 元役員​ (←「元」になっちゃったねぇ。この記事を書いている段階で ​​)の「 生娘をシャブ漬け戦略 」(ネット記事のタイトルをそのまま借用。さすがにテレビのニュースで「 シャブ 」(=覚セー剤の隠語)は 放送コード に引っ掛かったみたいだが←つまり、そのレベルの大問題)について。

っと、その前に。
実際の吉野家さんの「吉」の字は、上が「士」じゃなくて、下が長い「土」になりますが、機種依存文字となっておりますので、変更しております。


…………まぁ、(メディアのニュースが事実であれば)使った単語のことごとくがすでにアウトなんですが()。まだギリギリ40代らしい若さで、この現代の世の中の流れに 全く無頓着な思想の持ち主 が堂々と「 デジタル時代 のマーケティング総合講座​ 」なんてタイトルで講義をし、その デジタルの恩恵 ()によって失脚するというのが、もう ​なんの ​ギャグ​ よ​ ?としか思えませんでした

コンサルの仕事も引き受けていたようですが、そもそもこの元役員さんは実際に お店で牛丼を作ったり運んだりしたことがあるのか? 外資系企業の出身者でこの年齢で役職員に引き抜かれたパターンだと、下手したら 普通のバイトの経験すらもない だろ

テレビ番組では、牛丼の盛り技披露なんかで、「吉野家さんの現場スタッフ△(さんカッケー)!」と個人的に思っていたからこそ、彼らの日々の精進すらも木っ端微塵にしてくれた元役員さんの罪深さがイタいです。

ちなみに。元()田舎の若かった(過去形)娘っ子の意見としては、ですね?
若い女性客が増えない理由で大きいものは、 ​店内の作りのせい​ だと思っていますよ?

特に昔からの店舗は、カウンターしかなくって、開放的過ぎて、他のお客さんや店員さんの目線(主に男性)が レーザービーム のように突き刺さってくるかのような作りになっていて、まず入り口から入ることに 勇気 がいる。そして、食べている最中も、全くもってあずましくない(北海道弁)んです。ゆっくりのんびりリラックスできる雰囲気では、到底ない(つまり、あからさまな 回転率狙い で、食ったら早く出ていけ!と言わんばかりの雰囲気がにじみ出てしまっている)。

本当に若いお客さんが欲しいなら、せめて ボックスのテーブル席 を用意しましょうよ
できれば、外側の窓からは見えないような位置に。あと、座った時に他のお客さんの視線と交差しないような作りにすることはマストで。

それが、回転率の下落に影響があり、安値戦略とは相いれないとおっしゃるなら、逆にもうすっぱりと若い女性客なんて諦めればよろしい()。そんな、尖がった戦略も 個性の一つ ではありましょう。
​​
もっとも、 ITmediaビジネスオンライン による​ こちらの記事 ​を読む限り、はやせ程度が考える方向性など百もご承知で、実際に計画は実行中だったわけですが。そんな施策をこんな表現で例えるセンスがどーかしてるぜ()​

結局、 オタク を馬鹿にしている​ んだよ。彼らは。その 購買力に支えられている くせに。​

ただ。
吉野家さんの牛丼のお味自体は、女性に優しい 刺激少なめの味 (もっとも、今は女性でもパンチの利いた味が好きな人も多いけど)なので、はやせ自身は ドライブスルー型店舗 ができてようやく、遠慮なく買えるようになったばかりなんですよ なので、むしろ吉野家さん的にはそこら辺を頑張ってアピールすればいいのに、とか思うのですけど。

サントリー問題 ​の時にも思っていたことですが、 エリート落下傘幹部 が自分のところで出している製品の質を全く信用しておらず、かえって最前線で戦う現場スタッフの足を引っ張り 努力を無 にしていく様は、太平洋戦争の無残な敗戦が 全く教訓になっていない ことをすらも考えさせてくれちゃって、 負けや失敗を分析する努力 を奪い続けてきた戦後の教育にもトホホを感じてしまいますです……



そして、この問題からどうして「 千羽鶴 を​ウクライナへ送ることの是非​ 」問題の方に繋がるのか、というと……。

これは、 モノづくりをアイデンティティとする ​日本文化​ にも関わることだと思っているので(!)。
(そして吉野家さんも、大枠ではモノづくり企業と言っていいですからねー)

はやせ自身はこっち側の問題。肯定側意見も否定側意見も、どっちもわかるんですよ……。

はやせ、 ​折り鶴を 作ること 自体​ は、決して否定しません。
指先を器用に使う折り紙文化は、現在子どもの教育によいことに加え、芸術性も高いとして外国にも輸出される文化となっており、英語ではそのまま「 Origami 」で通用するレベルになってきています。

平和への祈りを込めて、一枚一枚丁寧に、鶴を折る。
お金を得る手段としてではなく、ただただ、美しい鶴を 作ること自体を目的 とする。
ここには、「(人の手で作った)物にも、 神や魂が宿る 」と考える、 ​​ 偶像崇拝 を禁止する宗教とは 真逆の思想 ​​ が根底に流れていると思っています。

逆に言うと……。
それはほぼ、 ​日本でしか通用しない​ 宗教の一種​ 、と呼んでも良いものなのです。

「完成形」の 押し付け でしかない、千羽鶴の 現地への送付 は、はやせは反対の立場です。
少なくても、 日本人が直接現地に出かけて手渡しできるほど平和になってから でも、遅くはないでしょう。そこに込められている思想まで世界的に共有されているとは、到底思えないので( 一神教 ってどれもこれも、基本的に ​偶像崇拝は禁止行為​ です。これ、はやせが一神教を好ましく思っていない理由の一つでもある)
​​​​​
人間そっくりのロボットを実際に作って喜んでいるとか、日本人くらいだと思いますよ?欧米のロボットとか、首無し動物みたいな 気持ちの悪い (←)造詣のものが多いじゃないですか……(だって、創造主である神が作った生き物より美しくなっちゃったら、信仰的に困るもの)。

一方で。
世界に通用・席捲する製品を生み出してきた日本企業( 日清 とか SONY とか 任天堂 とか各アニメ制作会社とか)や、果てはあの GAFA Microsoft だって、創業者社長や少なくとも取締役の人間には、ほぼ ​必ず 技術者 がいる​ でしょうよ(少なくても、生産現場を知っている人)。

​日本独自と言ってもいい、このクリエイターを尊敬し、出来上がった製品を愛するという思想は、むしろ 日本企業最大の強み だったはずなのに、それをコスト削減の名の元に切り捨ててきたからこそ没落したんじゃん……。日本が復活するためには、この思想を今こそ取り戻さなきゃいけないと思っているんですよ。少なくても、はやせ個人は。
​​​​

今は、たくさん作った千羽鶴は、ご自分の部屋(可能なら、神棚の下)などにでも吊り下げて、毎日10秒でもいいから手を合わせて祈れれば、それでいいんじゃないかな、と、思います。

これは、​プーチン大統領の 一方的で独りよがりな理屈 を押し付けられて、現在進行形で苦しめられているウクライナの人々が相手だからこそ、余計にそう思うんですよ(注: ロシア正教 の少なくてもトップは、今回のロシア侵攻に肯定の立場であります。宗教に正義を求めると、停戦合意などの妥協点を見つけるのも非常に難しくなってしまう)。

はやせは、 宗教・思想の自由 を信じているがゆえに、自分自身もそれを押し付けちゃいけないと、自戒を込めてそう思うわけです。​​

折り鶴は、ウクライナが真に平和になってから、 ​現地の子どもたちと 一緒に 折ることができる​ 世の中になることをまずは祈って、今は食料や医療品など、現地の人々が本当に必要だと思ってくれるものを送ったほうが良いのではないでしょうか……(もっとも、戦場に今も取り残されている方々へ補給物資を送る手段として、 兵站 は繋がっているのだろうかという別の課題はあったりしますが)​

と、いうことで(?)
元吉野家役員さんは、役職から降ろされただけで退職したという話は聞こえてきていませんでしたので……かの方におかれましては、 心を込めて 牛丼を作る(盛る)ところから出直されたらいかがでしょうか?というものが、はやせ的な今回の話題の結論でありました(←またもや、明後日の方角に着地をしたような気がする​)。​





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Last updated  April 22, 2022 09:15:01 AM
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