あたしはあたしの道をいく

2011.06.27
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カテゴリ: 本@浅田次郎

 【書籍】ハッピー・リタイアメント


久しぶりに、浅田次郎の小説。



浅田次郎の小説って、あんまり時事に関係しない小説多いのよね。

まあ、清朝末期とか幕末とかの大昔に限って言うなら、

それなりに事件も扱ってるし、社会情勢も扱ってるんだけど、

現代ものにかかってくると、あんまり世事に関わらないのよ。



ということに、今更ながら気づいた。

で、この『ハッピー・リタイアメント』はといえば、

サブプライムだのオバマvsヒラリーだのってのが出て来て、

えらく現実くさい。

それだけで、なんだか「らしくないなー」って気がする。



けど……

浅田次郎LOVEで色々読んできたけど、

イマイチだなー、と思った初めての作品かもしれない。

それは、世事に関する記述が多いってせいだけではないと思うんだけど、

ほんと「イマイチ」という言葉がよく似合う。

消化不良と言うか、期待はずれというか。



別に、平成の泣かせ屋が泣かせてくれなくっても構わないから、

泣きの要素が薄くてハズレってわけじゃないんだけど……



なんか、

先に、人気作家となってえらい忙しくてたまらん、

みたいなエッセイ集を読んだ後だからかもしれないけれど、

多忙でとにかく書いたら、質が低迷した、みたいな感じなのよね。

あるいは、スランプ期に無理やり書いた、みたいな。



そういえば、『中原の虹』も『蒼穹の昴』程の感動は無かったしね……

浅田次郎ラバーとしては、なんかすっごく割り切れない感じ。






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Last updated  2011.06.27 10:22:30
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