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こんにちは、酢モツです。 波乱もあった甲子園地方予選、 ついに代表49校が決まりました! また甲子園の季節がやってきました。 今年も熱い戦いを期待してます。 高校野球漫画はいろいろとありますが、 大体が地方予選で作品の9割占めている場合が多いです。 特にあだち先生の作品とか… それはそれで面白いのですが、 今日は特に甲子園を意識した作品のご紹介です。 砂の栄冠1巻【電子書籍】[ 三田紀房 ] 週刊ヤングマガジンで 2010年から2015年まで連載された 三田紀房先生の作品です。 舞台は埼玉の進学校、樫野高校。 学校創立100周年を迎えた年です。 樫野高校野球部は夏の県大会決勝まで進むも、 惜しくも逆転負けで甲子園出場を逃します。 次の新チームのキャプテンに任されたのが 主人公である、七嶋裕之 引退した3年生達は100周年に合わせ 特別に集められた選手たち。 その人達がいなくなった樫野高校は並レベルに落ちました。 七嶋も他の部員も口では 「目指せ甲子園」 と言ってますが本気ではありません。 野球を楽しんで終わりにしようと思ってます。 そんな七嶋に、ある日トクさんに 朝五時にグラウンドに来て欲しいと言われます。 トクさんは樫野野球部のファンで 毎日のように練習を見に来るご隠居さんです。 何故呼び出されたのかわからないまま、 律儀に朝のグラウンドに向かいます。 そこで紙袋を渡されます。 中身は現金で一千万円! これで樫野野球部を甲子園に連れていって欲しいと言われます。 聞けばトクさんはこの金の使い方を間違えたと。 甲子園に行く生徒の旅費にしようと思ってたらしく、 ずっと貯めておいたそうです。 しかし予選を勝たなければ意味がないとわかり、 チーム強化のために使って欲しいと。 はいそうですか、と普通の男子高校生が言えるわけはなく、 今のままで来年の夏に甲子園に行くと トクさんに約束します。 この一千万円はそれまで預かる形となりました。 言い方は悪いが、金の力で行く甲子園。 他の高校野球漫画とはちょっと変わった作品です。 七嶋は初めはトクさんの金には手を着けないつもりでしたが、 今の自分のチーム力を確認するために、 甲子園大会を見に行くことにします。 七嶋の家は母子家庭であまり裕福ではありません。 甲子園までの旅費も難しい… でも金はある… 早速手をつけます。 意志が強いんだか弱いんだか… そして甲子園で運命の出会いが。 一時期問題になって今では見られない、 常連組の人達です。 甲子園に毎日足を運ぶ常連組。 アマチュアですが意外とバカにはできない 観察眼をもってます。 現にソフトバンクの千賀投手も、 愛知の野球用具店の店長の推しで育成枠で入団してます。 それが今では球界を代表するピッチャーになってるんだから、 アマチュアの眼も侮れない。 七嶋はこの人達に甲子園での戦いかたを教わり、 実践していこうとします。 そして秋の県大会。 春の選抜もかかった大事な試合。 なんとか勝ち上がっていきます。 関東大会に進み、もしかしたら 21世紀枠で春の甲子園に出られるかもしれない状況に! そこで問題になるのがチームの守備力。 圧倒的にエラーが多い! 例え伝統校とはいえ惨敗するようなチームは、 21世紀枠に選ばれないかもしれない。 至急、守備力アップを目指すが ろくなコーチも指導者もいない… そこで常連組の一人から ある伝説のノックマンを紹介されます。 しかしこのノックマン、 コーチ料は1ヶ月で百万円! た、高い…でも 金の出所をマネージャーにもバレて、 そのマネージャーに 使うならどんどん使えと 3ヶ月契約を結びます。 さらに体力アップのため練習前に 部員全員に米を食べさせます。 その金も出します。 一度使い始めたらどんどん使い始めます。 なんだか転がり落ちて行くように見えますが、 チームはどんどん強くなっていって、 金の力はすげぇなぁと思います。 樫野高校は春の選抜にも選ばれ、 甲子園でも勝ち続けます。 しかしこれは金の力だけではなく、 七嶋がチート過ぎる能力だと思ってます。 まぁ、それを見込んでトクさんは金を渡したと思いますが、 それでも七嶋が強すぎる! 連投で250球投げるピッチャーなんて、 今では考えられない。 打っては5割以上と… 大谷以上じゃね!? もし七嶋が普通の強豪校に入っていたら… それじゃ漫画にならないか。 あと、監督が無能すぎる! ここまでひどい監督がいるものなのかと!? むしろいない方が勝てるんじゃないかともやもやします。 監督の無茶苦茶なサインに振り回さても、 なんとか勝ち上がっていく展開が面白いです。 てか、よく勝てたな… 何度チャンスを潰して、ピンチを招いているんだ… この漫画では野球の技術より、 審判を味方につけるような態度や、 観客の声援などを重視してます。 「審判や観客に気に入られるにはどうしたらいいのか」 を意識して野球をしてます。 見てて、なるほどなぁと思うことも多々ありました。 普通に甲子園をテレビなどで見てて、 母校が出てることはまずない。 なら同じ県を応援しよう。 それが負けたなら同じ地方を応援しようと変わってきます。 それも無くなればあとは好みの問題。 声がでかいとか、攻守交代が早いとか、 些細なことでどちらを応援するか決めます。 このへんはよくできてるなぁと思いました。 巻末でコラムが載っています。 そこでは甲子園に行くには 一千万円では足りないと書いてありました。 なんかこの漫画を否定するようなコラムでしたが、 遠征費やマシンの設備など、 野球には金をかけようと思えばいくらでもかけれると。 弱小高校だとボールすら用意できなかったりもします。 練習試合に行くバス代も苦労するとか… 高校野球の格差社会を見た気がします。 他の高校野球漫画だとあまりお金の話は出てきません。 練習して強くなるだけ。 その練習にもお金はかかってるんだよと 教えてくれました。 露骨に金の話ばかりする高校野球漫画、 いかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2019.08.01
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こんにちは酢モツです。 プロ野球がいよいよ開幕しました! 贔屓の球団は勝ちましたか? 職場には野球ファンが多く盛り上がるのですが めんどくささもあり… まだ始まったばかりです 約半年のペナントレース 一喜一憂していきましょう。 たびたび話題にあがる 面白い野球漫画といえば? ですが、私はこの漫画を推します。 『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』 91~94年に少年ジャンプで連載していた作品です。 主人公は甲子園優勝投手で全球団のドラ1候補、山田泰二… ではなく、その双子の兄、山田太一。 太一はベンチ入りすらできないぐらいの野球下手。 それでも子供の頃にアストロズの三原監督(当時は選手)と 黄金時代を築くという約束をはたすため 入団テストを受けます。 無謀とも言える挑戦ですが 三原監督の計らいでなんとか入団にこじつけ 一年のペナントレースを戦っていく作品となっています。 センスが全く無いと思われた太一ですが 驚異的な動体視力と反射神経の持ち主。 弱点を次々と克服していく様子が 当時、お荷物球団と揶揄され 選手全員がやる気の無かったアストロズを動かす原動力となります。 この辺が90年代ジャンプらしいですね。 努力・友情・勝利! ってやつです。 兄の太一がどんどん成長していって プライドの高い弟の泰二が 「兄貴は俺のことをすごいというが、本当にすごいのは兄貴のほうだ」 と負けを認めるシーンは 今読み返すと涙が出そうでした。 当時の野球選手が実名で出てきます。 今となっては懐かしい。 そういえばコメットカーブって最近聞いたことないなぁ… 30年近く前の作品で 絵柄もだいぶ古くさく感じますが 名作なのは間違いないです。 ぜひ読んでいただきたいです。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。 ペナントレース やまだたいちの奇蹟 1【電子書籍】[ こせきこうじ ]
2019.03.30
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こんにちは、酢モツです。 今週号の週刊少年ジャンプで 『サムライ8 八丸伝』が終わってしまいました。 なんだか元阪神タイガースの金本監督に対する 「監督辞めろ」 と言っていた人が、監督辞任の時に 「ホントに辞めてどないすんねん」 といった状況に近い思いがしました。 最近は面白くなってきかたも? と思っていただけに残念です。 岸本先生の次回作に期待します。 というわけで今日も日課の新刊チェック!! 本日発売で購入予定の漫画はコチラ ブルーピリオド7巻【電子書籍】[ 山口つばさ ] 先日マンガ大賞2020の大賞を受賞したと話題になりました。 絵画に関してド素人の主人公・矢口八虎が 日本一狭き門「東京藝術大学」を目指す物語。 「美大」という一般人にはあまり馴染みのないテーマで描かれた漫画です。 美術に何の関心も持っていなかった私としては 出てくる話はどれも新鮮で面白いです。 「美大」に行くために「予備校」があるということは 『イエスタデイをうたって』で何となく知ってはいました。 だが何をしているのかは描いてなく ただ絵を描いているんだなぁ とくらいしか思っていませんでした。 『ブルーピリオド』の予備校では 絵に関する技術的なことなどを教えてくれると思っていましたが、 どちらかというと精神的なことが多かったです。 絵とどう向き合うか? という問いに対する問答が多かったかな? ド素人の八虎が一年で藝大に受かるためには 小手先の技術より表現力を鍛えるしかなかったためだと思われます。 まぁ、技術的なことを言われても 超ド素人の私には何のことかわかりませんですしね。 美大入試の漫画なので登場キャラクターは ほとんど芸術家(の卵)です。 みんながみんな自分の世界をもっているからなのか 我が強く個性的なキャラばかり。 スピンオフを出すとしたら 誰が主人公でも出せるんじゃないだろうかと思うくらいです。 出すとしたら八虎の同級生・鮎川が見てみたいかな? この漫画では美大入試に対し、 綺麗事だけではなくシビアな面も見せてくれます。 一番大事なのはもちろん才能ですが 他に大事なのは家族の支援、 そして金! 美大を卒業してちゃんと就職できるのだろうか? 予備校や大学の学費は払えるんだろうか? など、あまり楽観視できない話題もあります。 美大を知らない私としてはこういった話題の方が興味が持てます。 今現在も連載中で、八虎は見事藝大に合格し 大学生編が始まっています。 そのことに関して 「予備校時代、入試までが面白い」 「大学編はつまらん」 といった声も聞きますし、 少なからず私もそう思っています。 だが、まだ八虎は入学したばかり。 美大の世界を知らない私にとっては 「卒業までにどんなことをするんだろう?」 と楽しみにしています。 …でも鮎川の出番が少なくなったのは残念だなぁ。 マンガ大賞2020大賞作品の漫画、 よかったらご覧になってはいかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.03.23
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こんにちは、酢モツです。 あの超名作『AKIRA』が100刷を達成したと話題になりました。 漫画の単行本の奥付に【第~刷】と書いてあるアレです。 第20刷くらいならみたことあるが100刷は聞いたことが無い。 聞けばコミック史上初の快挙だそうで 古い漫画でも今でも愛されているということがわかります。 『AKIRA』と言えば舞台が2020年のネオ東京。 作中もオリンピック開催と まるで現実の世界を予言しているかのようで話題になりました。 そのおかげもあって100刷まで到達することができたのでしょう。 ただこの『AKIRA』ですが、 未だ電子化はされておりません。 というか作者の大友克洋先生の作品は一つも電子化されていません。 『SLAM DUNK』の井上雄彦先生のように何かこだわりがあるのでしょうが、 こればっかりは大友先生に聞いてみないとわかりません。 今年漫画アクションで大友先生の新作 『気分はもう戦争3(だったかもしれない)』も 電子版の漫画アクションでは未掲載というこだわりっぷり。 この漫画が読みたければ紙の雑誌を買うしかありませんでした。 当時の大友ファンは電子版が未掲載ということも知らず やり過ごしていた人もいたのでしょう。 その時の電子版漫画アクションは発売日が遅かったですからね。 そして電子版が発売してみたら載っていない!? なので慌てて紙の漫画アクションを買い求めた人が多かったのでしょう。 当時はメルカリ等で高額で取引されていました。 今でもそこそこの値段が付いているくらいです。 私は普通に買って読んで、普通に捨てちゃいました。 もったいなかったかな? 大友先生も既に御年66歳ですから、 ここまできたら電子化を認めることはこの先ないでしょう。 私はこの『AKIRA』は漫画喫茶でしか読んだことがなく、 今まで所有したことはありませんでした。 100刷というキリがいい数字でもあることだし、 この際だから買ってみようかなと思います。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.09.26
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こんにちは、酢モツです。 少ない巻数で終わっている漫画を 聞かれることがよくあります。 全巻買うのも大変ですからね。 今日はそんな短くて面白いギャグ漫画の紹介です。 NEWS×it 1巻【電子書籍】[ くろは ] ガンガンONLINEで連載していた作品です。 自由気ままに行動する武藤さんと ツッコミ役の鳩谷さん そんな二人の掛け合いを 報道番組を舞台にしたギャグ漫画です。 作者のくろは先生も 「ニュース番組の裏側は知らない」 「大多数の読者も知らないだろう」 といった感じでして かなりやりたい放題にやっています。 政治のニュースなんですが 呼んだゲストがコチラ 何故に!? でも何故か話が噛み合っている!? いやルビがおかしいやろ でもこの言い回しは好きです。 リアルでも使ってみたくなります。 言い回しといえば いわゆる隠語というやつです。 ちなみに 「心不全で亡くなった」 は、原因はほぼ心不全ではないらしいです。 あまり公表したくない病気の場合 そういう使われ方をするらしいです。 確かにニュース番組では ぼかした表現が多いですね。 若い窃盗犯の動機なんか100% 「遊ぶ金欲しさ」 でしょうに時々変な言い回しをしてます。 真実を伝えるのが報道の役目 だからといってこんな真実は… 私もGWは無いにひとしいので 身に詰まる思いです。 作者がコナンが好きなのか、 コナンネタがちょくちょく出てきます。 後、北九州や大阪をディスりがち… なんか恨みでもあるのかな… 福岡出身の私としては 北九州のことは否定できないけどね。 確かにあそこは修羅の国だ… 結構人気はあったにもかかわらず 作者自身の手で2巻で完結させた作品です。 まさに作者もやりたい放題。 こういった作品は 作者の色が全面に出ているので面白いです。 エッジ系報道ギャグ漫画 いかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2019.04.25
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こんにちは、酢モツです。 週刊少年ジャンプのお色気担当『ゆらぎ荘の幽奈さん』が完結してまい、 ちょっと寂しくなってしまいました。 なんてことははく、今週からは あの『To LOVEる』で有名な矢吹健太郎先生の 『あやかしトライアングル』が始まりました。 どんだけエロい漫画が始まるんだろうと期待して読んで見ましたが … 思ったよりエロくないな… 初回だから抑え目にしたのかな? これでは『ゆらぎ荘の幽奈さん』を失った穴は埋められないような気がする。 しかしそこは矢吹先生! 先生ならやってくれると信じています。 さて肝心の内容は妖怪と戦うファンタジーもの。 妖怪退治を生業にしていた家系の少年が主人公で、 幼馴染の少女が妖怪を呼び寄せる体質を持っているという設定。 よくある設定に見えますが、 女の子が可愛くて読みやすいコマ割。 すんなりと話が頭に入ってきました。 この辺りは流石だなと思いました。 ただ、1話のラストで主人公が女体化してしまうことで え!?『らんま1/2』が始まった!? と、思ってしまう急展開。 今の所、性別が自在に入れ替わるかどうかはわかりませんが、 タイトルや表紙からしても何となく想像できそうです。 そう来たか… まさかジャンプでTS漫画が始まるとは… マガジンやサンデーでは時々見かけたが ジャンプでは初めてではないかな? TS(性転換)漫画で有名なのはやはり先に述べた らんま1/2〔新装版〕(1)【電子書籍】[ 高橋留美子 ] 少年サンデーで連載され、多くの人の性癖を狂わせた漫画でもあります。 他に今、TS漫画で有名なのは 幼女戦記(1)【電子書籍】[ 東條 チカ ] 冷血なサラリーマンが何故か異世界で幼女に転生する漫画。 タイトルからしてエロ漫画っぽいが、 中身は結構シビアな戦争漫画だったりして 別の意味で驚かされました。 このように有名なTS漫画はたくさんありますが、 集英社でTS漫画というのは意外と見つからず 思いつくだけでは週刊ヤングジャンプで連載していた典型的なTS漫画 ボクガール 1【電子書籍】[ 杉戸アキラ ] くらいしか思い出せなかったです。 それくらい集英社ではTS漫画はなかったということかな? あるとしたら ボンボン坂高校演劇部 1【電子書籍】[ 高橋ゆたか ] これをTS漫画というかどうかはちょっとわからないが、 個人的には好きな漫画ではありました。 マイナーなジャンルではあるが一定数のファンがいることは確かです。 ただそれが 週刊少年ジャンプという雑誌に合うのか? と、言われればそうでもないような気がする。 それが今までジャンプでTS漫画をやってこなかった理由かもしれません。 ただ、時代は変わってきて読者層も変化してきています。 『鬼滅の刃』が終わり、 更には今週号で『約束のネバーランド』が完結しました。 下げ止まらない発行部数の週刊少年ジャンプ。 TS漫画という禁じ手を使ってでも 王者の位置をキープしたいという編集部の思いが伝わります。 発行部数200万部を回復できるか注目です。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.06.15
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こんにちは、酢モツです。 誰も口にしないが、知っていてもあまり公にしたくない情報 それは 雑誌等を早売りする書店 週刊少年ジャンプなんかが特に顕著です。 通常月曜日発売にも関わらずその前に売っている小さな書店があったりもします。 私が知る中で最速木曜日に販売していた店もありましたが、 今ではなくなってしまいました。 昔は金曜には買っていたなぁ… 紀伊国屋の様に大きな書店ではとてもじゃないができない早売り、 個人経営の様な小さな書店ではやっている所もちょこちょこありました。 昔はこの早売りを取り締まるためその地域の書店の組合が 発売日厳守に目を光らせてお互いに牽制しあってたみたいですが、 その書店自体が減少してその意味を成さなくなったのかもしれない。 今では早売りしている小売店が普通に営業したりしています。 大手の書店にしたら迷惑なことこの上ないが、 一読者としては少しでも早く読めるというのでちょっとありがたい存在。 でもよくない事だとは認識しているので あまり誰にもその店のことを言わない。 ちょっと闇取引をしてるみたいでドキドキでした。 まぁ、何でこんな話をしたかというと、 明日の25日発売の漫画の単行本が 連休前の18日に書店に並んでいるのを見かけたからです。 もともと1日前くらいに早売りしているような書店で 連休前だから23日発売の漫画なんだろうな、 と新刊チェックで探して見たがを全然見つからなかった。 じゃぁ、その次の日かなと探してもない。 仕方なく作品名で調べて見ると25日発売でした。 これはちょっと早売りが早すぎるんじゃないか? とまで思ってしまいました。 出版業界は不況だといわれていますが、 電子書籍などの普及でなんとか頑張っています。 なら、最も煽りを受けるのはその下請けの 印刷業界や出版物を輸送する取次業の方達です。 この苦しい状況のなか人件費や輸送費を抑える為必死です。 書店の方も倉庫のスペースなんかなくなってしまって 物が届いたらすぐに出してしまう状況です。 聞いたところによると『鬼滅の刃』や『ONE PIECE』など 超有名タイトルには気を使うが、 無名の漫画はそのまま出しちゃう所もあるらしいです。 そのため発売日という概念が薄れてしまっています。 私が気になった超早売りの漫画は webコミック連載のあまり聞かない漫画だったので 店に届いたらそのまま出しちゃったのでしょう。 無名が故の早売りとはちょっと複雑だ… 電子書籍と紙の本の発売日が違うことはよくあることですが、 本の発売日が店によってバラバラなのはどうなのだろうか? 地域によっても一般的に北海道は早く沖縄は遅いと聞きます。 だがこれはもうどうしようもないことなのかなとも思ってしまいます。 誰よりもいち早く新刊を手に入れた人がいるということは諦めます。 が、ネタバレなんかをSNS等であげることだけはちょっと止めて欲しいかな? 『SLAM DUNK』の山王戦の結果を知らされた人みたいに 新幹線に乗って殴りこまれるかもしれませんよ ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.09.24
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こんにちは、酢モツです。 12月に「ジャンプ+」がリニューアルされるらしい。 システムの安定化と高速化や 検索機能を向上させたりと、 これまでより使いやすくはなるみたいだ。 コロナ禍の影響で一気にユーザー数を獲得した「ジャンプ+」、 王者の座に胡坐をかかず更なるシェア拡大を目指す姿勢は素晴らしい。 それに比べ「コミックDAYS」は、 未だに夕方から夜にかけては重すぎる! もう漫画を読むレベルじゃないくらい重い… 「コミックDAYS」もリニューアルしてくれないかなぁ… そんな「コミックDAYS」で今日読んだヤンマガで面白い漫画が載っていた。 『ヤキュガミREBORN』 以前に同じヤンマガで掲載されていた ヤキュガミ(1)【電子書籍】[ クロマツテツロウ ] この作品が一話限りの復活で掲載されていた。 『ヤキュガミ』は主人公の前に突然野球の神様が現れ、 「お前は将来メジャーリーガーになる男だ」 と言い放ち主人公をなんとかその気にさせる野球漫画です。 打ち切りのように終わってしまった漫画です。 だが当時は不思議ではなかったかな? 野球の神様が何か特別な力を与えたり指導することはなく、 外野で野次を飛ばしているだけ… 結局は本人の努力次第で結果を出す。 … 野球の神様の存在意義は? 『ヒカルの碁』のように二人三脚でやっていけばもうちょっと面白かったかもしれない。 それが今週の『ヤキュガミREBORN』は面白かった。 まず神様がおっさんからヤンキー少女に変わっていた。 これが大きい。 おっさんの神様は見苦しいだけでしたしね。 それでもあまり干渉しないのは変わらない… ここを変えたら別の漫画になってしまう。 スーパースターになる方法も独特で面白かった。 高校を退学してから独立を経て(多分)、 プロ野球選手になるなんて初めて聞いた。 (多分)とあるのは本当に中卒で独立リーグに入団できるのかわからないから。 でも『ドラフトキング』の作者でもあるから やりようはあるのだろう。 …多分。 連載していた『ヤキュガミ』は微妙だったが、 ちょっと設定を変えただけで面白さがぜんぜん違った。 これならもっと長く続いたかもしれないと思うと、 初期設定は大事なんだなと思います。 詰め込むと破綻するし、簡単すぎると後付けがひどくなる。 漫画家も大変だ。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.11.21
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こんにちは、酢モツです。 今日は土曜日だというのにジャンプやスピリッツが売っていました。 月曜日が祝日ではないというのに何故…? 緊急事態宣言があけて1ヵ月が経とうしてますが、 未だ、出版物流が正常ではないということですかね。 一刻も早い回復を望みますが、 それはそれとして発売してるのだからと、 早速買って読んでみました。 さて、個人的にイチオシの今週の『パッカ』はというと… 敵かと思ったら身内でしたパターンか… 関西弁のガチャ歯という魅力的なキャラ。 これからますます面白くなりそうだ。 が…そのぉ… 掲載がかなり後ろの方に載ってるなぁ… ちょっと布教活動を頑張らないと。 というわけで今日も日課の新刊チェック!! 本日発売で購入予定の漫画はコチラ 【電子版限定特典付き】ウォルテニア戦記6【電子書籍】[ 保利亮太 ] なろう系小説原作のwebコミックの新刊が発売。 戦乱の続く異世界に召喚されてしまった高校生・御子柴亮真。 自分を召喚したオルトメア帝国が人を召喚しては使い潰す 卑劣な勢力であることを知った彼は持ち前の武術を活かし、 帝国の重要人物を殺害してオルトメアを出奔する物語。 よくある、急に異世界に召喚される物語なのだが、 救世主としてではなく、奴隷や戦力目的の召喚。 別にチートスキルなど持ち合わせていない御子柴だが、 もともと鍛えていたので召喚されても 「はい、そうですか」と従うわけではなく 召喚者を殺して出奔するというハチャメチャっぷりが楽しい。 しかもこの御子柴は腕っぷしだけでなく 戦術や戦略などの知識も持ち合わせているチートっぷり。 祖父がそういう風に育てたというよくわからない家系だが、 後に、祖父も以前に異世界に召喚されていたということも判明。 両親も召喚され帰らぬ人となってしまったことをふまえ、 孫の御子柴を教育したという。 ていうか、召喚されやすい家系なのかな? 原作の小説は読んでいないのでその辺りはまだ不明ですが、 祖父がどうやって現実世界に戻れたか気になるところではあります。 身ひとつで異世界に召喚され 冒険者から覇王にまで上り詰める成り上がりストーリー。 大変面白いweb漫画なのですが、 この『ウォルテニア戦記』 なんとwebコミックサイト『コミックファイア』で 全話無料で公開中! 正直、無料にしては完成度の高すぎる漫画だと思っています。 全話無料なら買わなくてもいいんじゃないかとは思いますが、 その出来の良さから応援の意味を込めて買わさせていただきます。 まだ読んだことが無い人はまずはwebコミックで ご覧になってはいかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.06.27
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こんにちは、酢モツです。 ヤングジャンプでは『リアル』の連載が再開、 サンデーでは『湯神くんには友達がいない』が最終回。 ちなみに最終16巻は7月18日発売予定。 今から楽しみです。 と、漫画雑誌を読むのに忙しかったです。 なので今日は書き溜めてた漫画の紹介です。 有名なので今さらって感じがしたので、 ずっと放置してました… 個人的に好きな作品です。 あつまれ!ふしぎ研究部(#1) (少年チャンピオンコミックス) [ 安部真弘 ] 『侵略!イカ娘』で有名な安部真弘先生の作品で、 現在は週刊少年チャンピオンで連載中です。 主人公の五領大祐。 倉庫に荷物を運ぶように頼まれて 道に迷って、ふしぎ研究部の部室に入ってしまう。 部員不足で廃部の危機にあった ふしぎ研究部の部長ことねは、 催眠術を使って半ば強引に大祐を ふしぎ研究部に入部させます。 そこでふしぎ研究部の部員の紹介。 カワイイ女の子だらけですな。 部長である大原ことねは 学内ファンクラブがあるほどの学園アイドル。 こんな部活なら誰でも入りたくなるところですが、 何故か部員不足。 原因はオカルト担当の鈴が不気味過ぎるのと、 マジック担当の千晶が暴れまくっていることらしいです。 部員不足で悩んでいるところに のこのことやってきた大祐に 催眠術をかけて無理やり入部届けを書かせます。 催眠術て… どうやら大祐は 催眠術にかかりやすい体質らしく この後いろんな催眠術にかけられて ひどい目にあわされます。 他にもマジック担当といっておきながら、 ほとんど力任せの千晶には マジックの実験台にされたり、 オカルト担当の鈴もこの有り様。 なんか大祐がひどい扱いを受けているようにもみえます。 なのにふしぎ研究部を辞めない! それは こんなことや こんな展開にもなるからです。 そんなハーレム系部活漫画になっております。 この漫画のオススメポイントはやはり、 女の子がみんなカワイイ所ですかね。 そして多少のエロス! 少年誌なのであまり過激な表現はできませんが、 それはそれでエロい! 他にも顧問の先生や風紀委員など カワイイ女の子がたくさんでてきます。 そういえば、男キャラがほとんど出て来ないな。 出て来たのはファンクラブの会長くらいか? 大祐… 男友達はいるのか? 基本は1話完結で、 どこから読んでも大丈夫なところも ポイントが高いです。 普段、文字が多く考えさせられる漫画を よく読んでいます。 しかし合間にこういった 何も考えずに ニヤニヤしてるだけの漫画を読んだ方が メリハリがついていい気がします。 … いや、言い訳かな? こういった漫画も大好きです。 心の清涼剤のような漫画、いかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2019.05.23
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こんにちは、酢モツです。 『間違った子を魔法少女にしてしまった』のPVが YouTubeで公開されたということで 早速見てきました。 CV:佐倉綾音さんのドスの聞いた声がなんともいない心地よさ。 華代が殴りまくっててカッコいいPVでした。 もしかしたらアニメ化も近いかもせれません。 なので今日はこの漫画のご紹介です。 間違った子を魔法少女にしてしまった 1 (バンチコミックス) [ 双龍 ] くらげバンチで連載中のWeb漫画です。 人類の敵・アタスンモから世界を守る 魔法少女の力を与えるために、 ミュという謎の生物(よくわからないマスコット)が地球にやってきます。 敵に追われているため、 力を与える少女を厳選してる暇がありません。 そこで目に飛び込んできたのが いかにも純情可憐な女子高生・真風羽 華代。 ここまで豪快なツインテールは いかにも魔法少女っぽいですよね。 時間がないので早速、彼女に魔法少女の力を与えますが、 次のページでは …タバコですか… 昨今の事情からタバコを吸うキャラが 減ってきているなかでの、 タバコを吸うヤンキーJK。 言葉使いも汚いし… すでに力を与えてしまって取り返しがつかなくなってしまいました。 こうして全然魔法少女っぽくない魔法少女と アタスンモの戦いが始まります。 が、華代は人の言うことは全くききません。 自分がやりたいことしかしない 反抗期全開のヤンキーJKです。 しかも変身しなくても十分強い。 素手でアタスンモをやっつけます。 ただただ殴る。 気に入らないやつはすべて殴る。 魔法のステッキもただのバール状の物として殴ります。 …ホントに魔法少女か? 自分の欲望に忠実な華代ですが、 ちょっと可愛らしい一面も。 変身するさいに一度全裸になってしまい、 それを見た男を殺そうとするが、 誉めちぎっただけで許してくれるという。 何ともちょろいヤンキーJKだ。 沸点が低すぎてすぐにキレるけど、 もちあげてやれば言うことを聞くという、 ツンデレ魔法少女だったとは。 華代が強すぎるせいか、アタスンモが弱く感じます。 そこでアタスンモ側も悪の魔法少女を用意します。 悪の魔法少女! なんか魔法少女漫画っぽくなってきたなと思うと。 う~ん、セリフからしてこっちが 正義の魔法少女っぽく見えるが… 元は華代と同じ学校の生徒会長・秀斎奈子。 品行方正、清純な女子高生。 … どうみてもこっちが正義の魔法少女に見えるが… ただ行動は正義でも、力は悪の力という ちぐはぐな魔法少女。 華代とはライバルのような関係になっていきます。 魔法少女漫画なのに戦闘シーンはほとんど素手です。 格闘漫画並に殴りあってます。 一見、バーサーカーの様な華代ですが、 人との繋がりを大事にする、 古典的ヤンキーような情を見せます。 数少ない友人を助けに行ったりと、 「あ、実はいい子なんだ」と思わせて、 照れ隠しで殴りまくる。 … 殴ってばかりだな… 情緒不安定なツンデレほど怖いものはない… 魔法少女と言っても魔法のシーンはしばらくありません。 ただひたすら殴るのみ。 魔法少女と言っても少女のような可愛らしさはほとんどありません。 こんな魔法少女漫画、いかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2019.09.19
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こんにちは、酢モツです。 月曜日ということで今話題の『アクタージュ act-age』が載ってる 週刊少年ジャンプを買いに行きました。 恐らくこの号が最終回でしょう。 電子版は削除されたとか噂されますが、 紙版は流石に回収はできないので普通に載っていると思います。 しかしジャンプそのものが売っていない! まさか発売中止になったのかと一瞬焦ったが、 そういえば明日の火曜日発売だったな… カレンダーすらまともに読めなくなりました。 私が子供の頃はジャンプは火曜日発売でした。 その時たまに聞こえたのは 月曜ジャンプの存在 東京など都会は月曜日にジャンプが発売されているという噂がありました。 私は福岡の割りと中心の方に住んでいると思っていましたが、 近所の本屋は火曜発売なので ウチは田舎だったのか… と、ちょっと凹んだ記憶があります。 今思えばあれはただ早売りしてた店があっただけで 火曜日発売が通常の発売日でした。 おかしいと思ったよ。 絶対ウチより田舎に住んでるのに月曜日にジャンプを持ってるなんて… どっちも地方都市なのにどっちが田舎かで論争してた時期が懐かしい。 ちなみに今のジャンプは月曜発売なので 書店などに納品されるのは土曜日。 日曜日は配達業者がお休みだからです。 なので今、早売りしている所は土曜日が最速のはず(多分) でも時々ジャンプのネタバレが木曜あたりにあがっている時があるなぁ… 出版関係者じゃないとしたら、 印刷業者あたりが怪しい。 早売りしている所は今にも潰れそうな小さな酒屋やタバコ屋がやっているので あまり大きな声で咎める気はないが、 せめて購入者はネタバレは止めて欲しい。 足がついたらどっちも困るよ。 ジャンプの発売日が月曜発売になったのは2003年頃です。 そのちょっと後くらいに東京に引っ越してきました。 なので月曜にジャンプが売ってることで 本当に東京に来たんだなぁ と、しみじみ感じていました。 当時はそんなことも知らずに都会人を気取っていたので 地元の友人に自慢してたかも知れない… 何も言われなかったので気付くのがだいぶ遅くなりました。 友人はもうジャンプを買っていないのか、 それともお上りさんと呆れていたのか… 今度、聞いてみます。 この様にジャンプの発売日で田舎度チェックをしていると たまに真の田舎出身者に出会うこともあります。 今でも沖縄や北海道では発売日が遅く、 更には離島なんかの場合はそもそも納品されないとか… 石垣島出身の友人は定期購読しないと買えないと言っていました。 こういう話を聞くと田舎には住めないなと思ってしまいます。 しかし今は電子書籍の時代! 全国、いや世界中で発売日に漫画が買えるようになりました。 これでどこに飛ばされても安心だね。 … でも電波の届かない所は勘弁して欲しいな。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.08.10
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こんにちは、酢モツです。 今日はジャンプコミックスやヤンマガKCの発売日ということもあり、 書店では多くの人で賑わっていました。 『ワンパンマン 22』や 『1日外出録ハンチョウ』など 人気タイトルが大量に発売されていたからしょうがないか。 コロナ対策はどこに行ったのだろうかという混み具合でした。 書店が賑わうのはいいことだ。 というわけで今日も日課の新刊チェック!! 本日発売で購入予定の漫画はコチラ 契れないひと(3)【電子書籍】[ たかたけし ] 子供向け英会話教室への勧誘などを行う訪問販売員ノグチマイコ。 しかし未だ契約件数は0のダメダメ勧誘員。 そんな彼女の営業日誌を綴ったような漫画です。 訪問販売員とはいわば飛び込み営業みたいなものです。 欲しくもないものを売りつけるわけですから やはり多くの人からは嫌われてしまう存在。 しかも英会話教材なんて今の時代に売れるのだろうか? 当然アポなしで個人宅に飛び込み営業をかけるので 住人からは迷惑以外何者でもない。 怒号を浴びて追い返されたり、 ジジイのセクハラにあったり、 子供達から悪い人扱いされたりと踏んだり蹴ったりです。 それでも生きていく為に働かないといけないこの葛藤。 ちょっと胸が詰まる思いです。 ただしこの漫画、非常に人を選ぶ漫画だと思います。 何故なら絵が気持ち悪いという人が多い。 おせじにもうまいとは言えないレベルです。 しかし熱狂的に好きな人もいるというのも事実。 恐らくだが仕事で営業をしたことがある人が多いんじゃないかと思われる。 私も多少なり営業に似たようなことをしたことがあるので ノグチの苦悩が身に染みます。 明らかに売れなさそうなものを上から売れと言われたので しょうがなく売る。 売ってる人間がいらないと思っているものを売るというのは どんなに難しいことか… ストーリーも鬱展開が多く真面目に読むと心が沈んでしまいます。 しかしこの漫画はギャグ漫画。 ギャグで済まされると思えば少しは晴れ晴れした気がします。 ギャグ漫画なのに鬱展開という面白い切り口でしたが、 この3巻で最終巻となってしまいました。 もうちょっと読んでいたかっただけに惜しいな。 やっぱり絵がキモすぎたか… 慣れればどうってことないんですがね。 営業経験のある方が読めば心が痛くなる漫画です。 よかったらご覧になってはいかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.09.05
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こんにちは、酢モツです。 今週の週刊少年サンデーで『よふかしのうた』の代わりに 『だがしかし』が載っていた。 週刊少年サンデーは持ち回りで休載するシステムを採用しているようで、 本来ならばコトヤマ先生は今週は休みのはず… なのに掲載するどころか『だがしかし』の新作を描いていただけるなんて なんとありがたいことだか。 週刊少年サンデーというより、小学館全体で 定期的に休載をとるという風潮が見られる。 漫画家にも働き方改革が広まっているようでいいことだが、 好きな漫画が載っていないとがっかりすることは否めない。 この辺りのバランスも含め小学館には頑張って欲しいです。 ただしスピリッツ、テメーはだめだ! 休載が多すぎる! というわけで今日も日課の新刊チェック!! 本日発売で購入予定の漫画はコチラ 砂ぼうず 22巻【電子書籍】[ うすね 正俊 ] 連載開始から23年を経て遂に完結! 長かった… この漫画を読み始めた切っ掛けはアニメからでした。 友人の家でゲームをしていた合間に流れていたのを見て、 なんて面白いアニメなんだ! 原作漫画はもっと面白いに違いない! と、それから買い始めました。 原作漫画はアニメとは違いちょっとダークな部分が多く、 戸惑いはしたがそれはそれで面白かった。 何故なら舞台が『北斗の拳』のような荒廃した世界観で、 台詞などが過激な描写になりがちでした。 いくら深夜帯のアニメといえどそのまま描写することはできず、 規制音や砂ぼマークで隠したりとかなり頑張っていました。 それが逆に、 普段は殺伐とした世界だが コミカルな日常をもった原作を忠実に再現していると思いました。 なかなか良い仕事をしているなぁと思いましたが、 制作会社であるGONZOは無くなってしまいました。 手がけているアニメのタイトルは個人的に好きなものばかりだったので残念… アニメの『砂ぼうず』では第一部まで放送されていました。 メインは主人公の砂ぼうずと弟子の小砂の物語。 1便利屋として活躍する砂ぼうずの活躍が描かれていましたが、 第二部では師匠と決別した小砂メインの物語。 師匠である砂ぼうずはほとんど出てこず、 個人の話より政治的な話が多く全体図が非常にわかりずらかった。 しかしなんと言っても脅威の休載率! アニメが終わってからは休載ばかりで全然話が進まない! アニメで小銭を稼いだから休むつもりかと疑いました。 元々うすた先生はそういう性格らしいしね。 現に当時はアニメやパチンコのタイアップなどを果たした後、 休載する漫画家さんが多かったしね。 『ブラック・ラグーン』とか… ただ調べてみるとうすた先生は病気で療養してたらしい。 病気を盾にされると何にも言えないなぁ… 連載作家も大変だ。 小学館も働き方改革に臨むのも無理はない。 それでも完結までこぎつけたのは素晴らしい! 他の漫画家さんにも見習って欲しいくらいです。 正直、よくわかんないまま終わった感は否めないが、 それでもプロとしての面目を保ったと思います。 うすね先生お疲れ様でした。 後はできればいいのでエピローグなどを描いていただければ幸いです。 ではまた次の漫画でお会いしましょう
2020.11.12
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