日本版レコンキスタ宣言   旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

日本版レコンキスタ宣言 旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

2024.08.28
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カテゴリ: 世相について
PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)のサイトより

"老害"になるかどうかは50代が分かれ道…「仕事がデキる人」から「キレる高齢者」に変わってしまう人の共通点 日本は先進国一「大人が学ばない国」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

年齢を重ねると感情がコントロールできず、怒リやすくなる人が一定数いる。こうした“老害”にならないためにはどうすればいいのか。社員教育コンサルタントの朝倉千恵子さんは「年齢に関係なく学び続けることが重要になる。学ぶことをやめてしまうと、脳がどんどん老化していき、幼い子どものようにワガママになってしまう」という――。

すぐキレる「老害化」は他人事ではない
「ベビーカーが邪魔だ!」「レジが遅い!」

街中で理不尽に怒り散らす高齢者の姿をあなたも見たことがあるのではないでしょうか。いわゆる“老害”。SNSでは職場、公共スペース、飲食店などさまざまな場所での老害エピソードが毎日のように炎上しています。

「老害なんて一部の人で、自分には関係のないこと」だと思っていませんか? そんなことはありません。むしろよほど意識をしない限りほぼ全ての人が老害化すると言っても過言ではないかもしれません。もちろん、私も含めてです。

老害化し周囲からは疎んぜられ、いつも不満をいっぱい抱えながら過ごすのか。周囲からも愛され自らも充実した人生の後半戦を送れるのか。ターニングポイントはずばり、50代です。

優秀だった人が悪い意味で変わってしまう
先に結論からお伝えすると、老害化を防ぐためには「学び」しかないと私は考えています。

20歳だろうが80歳だろうが、学ぶことをやめてしまった者は老人である。
学び続ける者は、みな若い。
これは自動車王として名高い、ヘンリー・フォード氏の言葉です。この言葉が全てを表していると言ってもいいかもしれません。学びを止めた瞬間に、私たちの成長は止まり、あとは衰退するのみです。

私はこれまでに20万人以上のビジネスパーソンと出会ってきました。その中で若いころにものすごく優秀だった人、活躍していた人が年を重ねてから悪い意味で変わってしまったケースもたくさん見てきました。過去の栄光に酔いしれ、自分の成功体験を上書きできず、何度も同じ話をして、他人の意見には耳を貸さない。そんな人があなたの周りにもいませんか?

学ぶことはどの世代にとっても大事なことですが、私があえて50代がターニングポイントだとお伝えしている理由は2つあります。

前頭葉が老化し、感情が制御できなくなる
1つは脳機能が衰えるからです。何もしなければ年齢とともに身体が弱ってくるように、脳も使わなければどんどん衰えていきます。脳の老化というと認知症をイメージしやすいですが、老化は感情からはじまるとも言われています。

感情のコントロールを司るのは脳の前頭葉と言われる部分です。幼い子供が感情的な言動をとってしまうのは前頭葉が未発達だから。そして早い人では40代を超えると、前頭葉が萎縮していくそうです。前頭葉が老化すると感情のコントロールが鈍り、自分でも気づかないうちに昔より気難しくなったり、イライラしたりするようになってしまいます。放っておくと、幼い子どものようにワガママになってしまうものです。

ではそうならないためには、どうすればいいのでしょうか? それは、脳に刺激を与えることです。つまり、学ぶこと。学びを通してさまざまなことを感じ、脳を稼働させ続けることは、脳の筋トレをしているのと同じこと。身体以上に脳は何歳になっても鍛えることができます。

50代がターニングポイントとしたもう1つの理由は、周囲からのフィードバックの量が減ってしまうからです。50代にもなれば、会社の中でもそれなりのポジションについている方も多いでしょう。若い頃であれば周囲の方から逐一フィードバック(時に耳の痛い指摘も含め)をもらえますが、年を重ね、立場や肩書きが上がっていくと誰もなにも言ってくれなくなります。

かなり強く意識をしない限りは、自分を客観的に振り返る機会が減ってしまい、裸の王様になってしまいます。裸の王様になることほど、怖いことはありません。

歳の離れた若い友人を持つ効用
年齢からくる脳の衰え。加えて周囲の人々との関係の変化。これらを踏まえて、50歳以上の方々に強くオススメしたいのが「歳の離れた、若い友人を持つ」ことです。

私も若い頃には、父世代の方々にたくさん可愛がっていただきました。いま自分がその年齢になり、今度は逆に20~30代の若い世代の方々とたくさん交流をさせていただいております。年齢の離れた方から学ぶことはたくさんあります。私とは全く違う価値観を持ち、私が知らないことをたくさん知っている彼らの話はとても刺激的です。

ただし、私がどれだけ「年齢の離れた友人が欲しい」と思っていても、彼ら・彼女らが私に対して同じような好意を持ってくれたり、興味を持ってくれたりしなければ、それは単なる自己満足の独り相撲になってしまいます。歳の離れた友人を持つということは、その人たちにとっても魅力的な自分であり続ける努力とセットなのです。

ただし、私がどれだけ「年齢の離れた友人が欲しい」と思っていても、彼ら・彼女らが私に対して同じような好意を持ってくれたり、興味を持ってくれたりしなければ、それは単なる自己満足の独り相撲になってしまいます。歳の離れた友人を持つということは、その人たちにとっても魅力的な自分であり続ける努力とセットなのです。

日本は先進国一「大人が学ばない国」
ここまで学び、学びと連呼してきましたが、そもそも日本の大人たちには学び癖がありません。「学び=学校の勉強」と勘違いしている人も少なくなく、学校を卒業してから止まってしまっている人もいます。

日本は世界と比較しても「大人が学ばない国」です。会社は従業員の学びに投資をしないし、個人でもあえて学ぼうとする人は少数です。これは様々な調査データからも明らかになっています。

OJTを除いた企業の人材投資額をGDPと比較すると、日本はわずか0.1%。それも年々減少傾向にあります。もちろん先進国の中では最低です。アメリカの人材投資額のGDP比は2.08%。その差は歴然です(厚生労働省「平成30年版 労働経済の分析」)。

また、パーソル総合研究所の「APAC就業実態・成長意識調査(2019)」によると、日本の社会人で社外学習・自己啓発を行っていない人の割合は46.3%。他国に圧倒的な差をつけて、ぶっちぎりのワースト1です。読書さえしない人が大半です。

【図表1】社外の学習・自己啓発

同じ調査でベトナムはわずか2.0%。つまり98%の人が何かしらの学習や自己啓発を自分でやっているということです。

「今のままで十分」と思ったら終わり
より最近の調査では、業務外の学習は何もしていないと答える人が過半数を超えたとする結果もあります。

【図表2】業務外の学習時間

学習意欲や学習時間は、男性は40代以降、女性は30代以降に大きく減少しており、その背景には「学びは若い人や新人だけがやるもの」といった思い込みや、「今のままで十分」という現状維持バイアスがあるとも指摘されています(パーソル総合研究所「学び合う組織に関する定量調査」)。

私たちは誰しも環境に適応しようとする性質があります。学ばない人ばかりの環境にいれば、自分も学ばなくなる人のほうが多いでしょう。本稿のテーマは「老害化したくないなら学びましょう」というシンプルなものですが、年を重ねて学び続けるというのはよほど強く意識をしないと、実は難しいのです。

学んでいるつもりが偏っていく“落とし穴”
さらに、学ぼうという意欲がある人でも陥ってしまいがちな落とし穴があります。それが偏った情報に左右され、知らず知らずのうちに思想が固まってしまうことです。具体的には「エコーチェンバー」や「フィルターバブル」という現象があります。

エコーチェンバーとは、SNS上で自分と似たような価値観の人から発信された情報や同じようなニュースや情報ばかりが増幅することを言います。実際には価値観が多様化しているはずなのに、SNS上では自分と同じような意見を発信している人ばかりに見えてしまいます。

また、フィルターバブルとは、検索サイトなどのアルゴリズムによって、こちらの意思とは関係なく自分の趣味嗜好や価値観に合った情報が優先的に表示される現象のことを言います。知らないうちに、自分とは関係のない情報や見たくない情報からシャットアウトされてしまいます。

自分で情報を拾いにいく重要性が増している
昔であれば多くの人が同じ新聞やニュースを見て情報収集をしていました。それぞれ思想の違いはあれど、自分と違う意見の人の声を見聞きする機会もありました。サッカーに興味がない人であっても、大きな試合があればその勝敗がどうなったかは自ずと耳に入ってきたでしょう。

しかし、今では情報が個人に合わせて配信されるので、AさんとBさんで同じSNSを使っていてもそこに流れてくる情報は全く違います。

実際にはそんな閉鎖的な環境の中に身を置いているのに、「どんな情報にもアクセスできているし、幅広く情報収集している」と思い込み、自分のスマホに流れてくる情報が全てで世の中のことが分かったような気持ちになってしまっている人も大勢います。

本当の意味で学びを深めるためには、あえて自分が興味のない分野や自分とは違う意見の人の声を積極的に拾いにいかなくてはいけません。その重要性はSNS時代の今、さらに増しています。

「学ぶ」を始めるかんたんな第一歩
「学ぶ」とはとても意味の広い言葉であり、セミナーを受けたり、学校で勉強したりすることだけが学びではありません。本腰を据えた勉強も大事ですが、それ以上に毎日の暮らしの中に小さな学びをたくさん積み重ねていくことがより重要だと私は考えています。

そのためにもぜひ取り入れていただきたいのが「サムシング・ニュー」という習慣です。毎日1つ新しいことに挑戦してみてください。新しいお店に入ってみる、食べたことのないメニューを頼んでみる、行ったことのない場所に行ってみる、などどんな小さなことでも構いません。

年齢を重ねるにつれて、新しいことに挑戦する意欲も減退していきます。だからこそ、あえてやるのです。現状維持は衰退のはじまり。50代を超えたら、心も身体も頭も、努力をしてようやく現状維持。その先の成長を目指すためには、常に新しいことに挑戦し、学び続ける姿勢が欠かせません。

世の中にはまだまだあなたの知らないことがたくさんあります。たくさんの驚きや発見が、きっとこれから先のあなたの人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。

------------------私の意見-------------------------

私が新入社員だった頃、人生の師匠に出会った。師匠は土光敏夫さんを尊敬しており、当時はネットもないから、土光さんの著書を読むようにと言われ。今も私の尊敬する人になっている。

土光敏夫 珠玉の名言・格言21選 | 心を輝かせる名言集 (soul-brighten.com)

数ある土光敏夫さんの名言に以下がある。私が最も胸に刻んだ言葉だ。

成功の要因は、会社の中での時間中になく、私生活での時間中にあるというわけだ。会社で頭を使ったり努力したりするのは、あたりまえで、大部分の人がそうしているのだ。ところが、家に帰ってからの時間をどう使っているかが、だんだん差をつけてくる

師匠から休日や帰宅した時間をどう使うかで人生が決まると教わった。還暦過ぎた今も私は敢えて行列を成してるお店を利用している。何故ここは繁盛店なのかを勉強するわけだ。

ネットが出来るようになって読書量はかなり減ったが、少なくとも経済に関する記事は目を透しているし、若い頃師匠から徹底的に経済用語、数値分析方法を教わった。その勉強は起業してから相当力になった。今は私が師匠から教わったことを若い人たちに伝えている。

逆に若い人から学ぶことが沢山ある。スマホなんて典型だ、やってくれではなく、教えてなのだ。さすがに還暦過ぎて記憶力が落ちてきたが。謙虚に謙虚になのだ。飯奢るから教えてと(笑)

目を落とすまで勉強というか修行だと思う。老害と言われないよう精進が必要なのだ。


本日の二枚目   故チェ・ジンシルさん

チェ・ジンシル、8カ月ぶりにドラマ復帰-Chosun Online 朝鮮日報

本日の二曲目 Too Far away 韓国語



水越恵子 日本語



あいち交通死をなくすボランティアにじいろ会|さえりん♥ストラップ (aichinijiirokai.wixsite.com)





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最終更新日  2024.08.28 20:25:10
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