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11月3日に退院し、日常生活に戻りましたが、前章までで書いたように、日常生活においても、・3つの目薬の点眼を朝昼晩・洗顔禁止、お風呂は首から下だけ・飲酒も禁止更に、・寝るときは、ゴーグル着用って、それでなくても寝つきが悪いのに、ゴーグルなんて装着していると気になって仕方ありませんが、寝ている間に無意識に目を触らない様にしなければなりませんので、ガマン、ガマン。11月11日に退院後の診察に行ってきました。手術後の経過は順調との診察。・洗顔、お風呂解禁・飲酒解禁で、点眼は継続。慶應義塾大学病院の通院は、今日で終了。今後は、地元のかかりつけ医に診てもらいながら、様子を見ていきます。なお、右眼の眼内レンズが脱臼した原因は不明ですが、左眼も脱臼する可能性はあります。目をこするなどの眼に対する悪影響を与えない様に注意していきたいと思います。おわり
2023年11月12日
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病室に戻っても、痛みもつっぱり感も全くなし。ただ、手術をした右目に衝撃が加わらない様に、プラスチック製のアイカバーをガーゼで挟んで、サージカルテープで右目に固定しているので、分厚くなって、その上から眼鏡をかけづらく、その上に病院内は、マスク着用ということで、顔で見えているのは、左目だけという、怪しい格好となってました。翌11月2日は、1日病室でのんびりしてましたが、目薬が4種類処方されていまして、目薬って、一度に4つ点眼できないので、1つずつ5分おきに点眼するのです。なので、4つの目薬を点眼するには、15分かかるのですよね。少々面倒。これを朝昼晩、退院後も次の診察まで続ける(退院後は1つ減って3つ)のは、仕事もあるので、忘れそうですね。がんばって点眼します。それから、退院後の次回の診療で医師の許可が出るまで、首から上は洗ってはいけないとのことで、朝の洗顔も、風呂での洗髪もできません。週明けから出社するには、結構つらいですね。退院後、早速、薬局でドライシャンプー買いました。そして11月3日午前8時に最後の食事を頂く。午前9時に、はれて退院。11月3日は文化の日で祝日。病院は、外来診療など窓口はお休みなので、入院費用の支払いはできず、次回診察に来た時に支払います。概算、17万円とのこと。結構なお値段ですね。高額療養費制度で、後に、限度額を超えた分は払い戻しされますが、前もって、限度額適用認定証を病院に提出しておけば、最初から限度額以内の請求となります。払い戻しには3~4カ月かかるので、その間、多額の費用を負担する必要がないので、お得ですね。限度額適用認定証は、所属する健康保険組合に申請すればもらえます。マイナンバーカードを健康保険証として提出すれば、限度額適用認定証を提出しなくても、費用請求は、最初から限度額内だと理解していたのですが、慶應義塾大学病院の入院時の受付で、その制度には対応していないと言われてしまいました。ネット上では、慶應義塾大学病院も対応している病院としてリストにのっているのですがねえ。費用の支払いの時にもう一度確認してみます。退院祝いに、自宅に戻ったら祝杯だ!って、思っていたら、次回の診察までは飲酒は控えてくださいって、看護師に言われてしまいました。残念。白内障で眼内レンズがずれた(最終回)
2023年11月05日
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手術開始。手術開始にあたり、医師は、自分の手元(要するに私の眼)を照らすために、私の眼に向かって強い光を当てます。更に、眼が、まばたきできないので、眼の表面に多くの水分が供給されています。従って、強い逆光と水分で、私の右目で見えるのは、ハレーションが強く、キラキラという光しか見えません。さらに言えば、眼内レンズが、どこかに行ってしまって、水晶体もないわけですから、そもそもから、私の右目は何も見えないんです。皆さん、手術のメスとかが自分の眼に迫ってくるのが見えて怖いだろうとか言われますが、そんなものは、白内障の手術の時も含めて一度も見えたことはありません。その上、今どきの麻酔技術がすごすぎて、手術中、痛いどころか、自分の眼を切り刻まれているんだという感覚がホント全くありません。そのため、VRゴーグルをつけて、万華鏡のような光の映像がひたすら映し出されている感覚です。手術中、一度だけ、具体的な画像が見えました。脱臼した古い眼内レンズをピンセットみたいなもので回収しているシーン。なぜかわかりませんが、普通、ピンセットは、私に向かってくるはずですが、私の眼の下から上に向かって動いて、レンズを回収していました。その後は、また、キラキラと万華鏡画像が見えるだけ。とにかく、触られている感覚が全くないので、万華鏡のような光の景色がきれいと眺めていると、はい、手術終わりましたと。え、もう終わったんですか、てな感じでした。白内障の手術の時も、そもそも、水晶体が白濁して見えなくなったから手術するわけで、先の話と同じで、手術のメスとかが自分の眼に迫ってくるのが見えたりはしません。やっぱり、キラキラしているだけです。白内障の手術の時は、医師が眼内レンズを私の眼に挿入した時に、丸められたレンズが開いて、徐々に医師の顔が見えたことはありましたが、恐怖を抱くものではありません。なお、この病院では飲み薬の鎮静剤を服用して、パニックにならない様に抑制もしています。病院によっては点滴に鎮静剤を入れるところもあるようです。再び、病室と手術室間の送迎係りの方に車いすに乗せてもらって、病室へと戻って、手術終了。病室に戻って時計を見ると16時30分、病室からの往復で1時間半を要していますので、手術自体も、想定通り30分以上は、かかったと思いますが、ホント全く長いとは感じませんでした。白内障の眼内レンズがずれた(その8)
2023年11月05日
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いよいよ、11月1日手術当日となりました。朝から、若干そわそわしますが、テレビを見て静かに過ごす。予定通り、14時半ころに病室に看護師が来て、まずは、瞳孔を開く点眼を、5分おきに何回か実施。それから、目元パックくらいの大きさのシールを、まさしく目元パックの様に、目の下に貼る。今回は、目の周りの局所麻酔で手術を行うのですが、この麻酔シート(正しい名前かわかりません)は、麻酔注射の針の刺さる痛みを和らげるための麻酔です。さて、15時頃に手術室へ呼ばれました。さすが慶應義塾大学病院、病室から手術室まで(結構遠い)患者を車いすに乗せて(どんな人も乗る)往復する専門の方がいらっしゃいます。その方に手術室へ連れて行ってもらい、いざ、手術室へ。前回の手術の時の手術台を忘れてしまったので、眼の手術だからかどうかわかりませんが、今回の手術台は、まさしく理容室のイスです。ひげそりの時のイスのポジションより若干頭を起こして手術します。私が手術台に寝ると、看護師は、バイタルの計測機器を複数取り付け、その後、術部だけを丸く、くりぬいた使い捨ての全身シートを体に被せます。まばたきをしない様に、開瞼器(かいけんき)という器具を付けるはずですが、つけられた記憶はありません。点眼でも麻酔するので、機器を付けられる感覚がなくなっているのかもしれません。それでは、本格的な麻酔開始。点眼で麻酔していますが、病室で貼った麻酔シートの上から、注射で、下まぶたを貫通して、眼球の表面に麻酔するとのこと。麻酔シートのおかげか、麻酔注射はちくりとも感じず、注射針で少々眼球が押されている奇妙な感覚のみがありました。看護師が、眼を触りながら、感覚があるかと聞くが全く感覚なし。それでは、手術スタート。白内障の眼内レンズがずれた(その7)
2023年11月04日
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ついに、入院の日、10月31日受付で入院中の説明を聞いて、必要な書類を出して、その後、病室へ。私は今回で4回目の入院ですが、入院に際しては入院費用の連帯保証人が必要です。もし連帯保証人を用意できなくても、5,000円程かかりますが、入院医療費保証サービスというのを利用すれば代行してくれます。私は独立した娘に連帯保証人になってもらったので、利用しませんでした。4人部屋の差額ベッド代なしの一番グレードの低い部屋ですが、4日間だけ過ごすには十分。入院初日は、食事は夕食からで、夕食までに手術前の検査をちょこっと受けて1日目終了。初めての食事は三食丼。私は、消化器系の病気ではないので、「常食」という普通の食事。やはり、病院食って、味が薄い、というか、いかに我々が普段、味の濃いものを食べなれてしまっているかを感じますね。さて、明日11月1日の手術は、15:15開始となりました。そのため、14:30くらいから準備に入るそうです。21時消灯って、前の病院の入院では、他の同室の人も、21時以降も、隠れてテレビ見ている雰囲気でしたが、今回の同室の方々は、21時には本気で寝て、いびきかいてます。私も寝ようと試みましたが、0時でも寝つきが悪いのに寝られるわけもなく、3~4時間悶々としました(結局、これは退院まで続く)白内障の眼内レンズがずれた(その6)
2023年11月04日
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慶應義塾大学病院の診察から入院まで、約1カ月あります。その際に、症状は劇的に変化してしまいました。10月2日に通院した際には、眼内レンズは、少しずれているという状態で、本来の位置に戻ることもありました。ところが、10月23日の朝、起床すると、右目の前からは眼内レンズが完全に消えてしまい、ぼやけた風景が見えているだけでした。亜脱臼から脱臼になってしまったようです。眼内レンズが眼中に外れてしまい浮遊しているので、頭を動かすと、ふわふわ浮かんでいるのが見えます。私が真下を見ると、眼内レンズが眼の元の位置に戻ってきたりもします。不思議な感覚ですが、痛みは全くありません。まあ、とにかく、手術を待つしかありません。右目が全く見えなくなってしまい、仕事にも支障が出てきたので、早く手術してくれという思いですね。白内障の眼内レンズがずれた(その5)
2023年11月04日
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10月2日9時、信濃町の慶應義塾大学病院へ通院。いつもながらに、眼科のいっぱいの検査機器は何をやってるのか、視力測定くらいしかよくわかりませんが、まばたきするなと言われると、余計にまばたきしたくなるんですよね。何個かの検査を終えて、いよいよ診察。予想通り、治療には手術が必要ということだそうです。手術日前日に入院し、3泊4日予定。ちなみに、今回の手術は、眼内レンズの入れ直しと言えば単純ですが、正式には、右硝子体切除+IOL強膜内固定術というのだそうです。私も詳しいことはわかりませんが、硝子体というのは、眼球内を満たしているゼリー状のもの。ここに器具を入れて、一部吸引除去しながら、脱臼した眼内レンズを取り出し、吸引した分はかん流液に置き換えるということのようです。古い眼内レンズを取り出した後、新たな眼内レンズを入れるのですが、そもそも、水晶体嚢が眼内レンズを支えることを期待できないので、通常の水晶体嚢の中で突っ張る腕のついた眼内レンズではなく、眼内レンズから出た糸状のステイを強膜(白目)に埋め込んで固定する方法なのだそうです。そのためにも眼内レンズは、古いものを再利用できず、取り替えないといけないとのこと。入院日は、10月31日と決まりました。慶應義塾大学病院は、正面玄関である2号館を2022年5月にリニューアルオープンし、のちに私が入院することになる2号館の病室も非常にきれいです。リニューアル前に通院したことがないので、昔のことはわかりませんが、外来患者への対応もシステム化されており、非常に多くの人でごった返しているにも関わらず、スムーズに診察していただけました。白内障の眼内レンズがずれた(その4)
2023年11月04日
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さてさて、慶應義塾大学病院に行くのですが、その前に、なぜ眼内レンズが、ずれるのかを説明するには、そもそも白内障の手術を知らないといけないのですが、白内障の手術を超簡単に述べれば、主に老化を原因として白濁してしまった水晶体を粉砕して吸引して取り除き、そこへ人工のレンズを代替する手術です。手術時間は15分程度、ある程度の規模の町医者眼科で施術してくれる非常に一般的な手術です。水晶体は、水晶体よりも1まわり大きい環状の毛様体(筋肉)と、水晶体と毛様体をつなげるチン小帯(結合組織)で、眼球に吊るされているイメージ(私は医師でないので不正確かもしれません)です。さらに、毛様体は筋肉であり、この筋肉の働きで水晶体を厚くしたり、薄くしたりして、遠いところを見たり、近くを見たり、ピント合わせができるわけですね。この毛様体の動きが悪くなると、近視になったりするわけです。水晶体の代わりに挿入する眼内レンズには、突っ張り棒のような腕がついており、この腕が、元々水晶体が入っていた水晶体嚢の中で突っ張って、位置を保ちます。水晶体は、チン小帯を通じて毛様体に固定されていますが、眼内レンズは水晶体を取り囲んでいた水晶体嚢だよりですので、水晶体嚢が弱く、破けてしまったりすると、眼内レンズがずれてしまう(これを亜脱臼という)、最悪は、眼内レンズが水晶体嚢から完全に出て硝子体の中に外れて浮かんでしまう(これを脱臼という)ことがあるのです。 眼の構造 眼内レンズさあ、慶應義塾大学での診察の話に戻ります。白内障の眼内レンズがずれた(その3)
2023年11月04日
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超ごぶさたしております。なにゆえ、本ブログに復活してきたかと言いますと、以前に、白内障手術体験記にて、左目が41歳にして白内障となり手術をした体験を書きました。その際、医者から、片目が白内障になった人は、もう一方の目もかなりの確率で白内障になると言われ、医者の予告通り、右目は、左目から13年後、54歳で白内障となり、左目とは別の眼科で手術を受けたわけです。その右目に新たな事件が発生してしまったからなのです。右目の白内障発生は想定内の話。右目の白内障の手術は、左目のそれと、さして変わらず、いや、実は今回発覚したら、左目の手術とは少々違っていたらしいのですが、それは後でお話しするとして、その当時は変わらないと思い、右目の手術については本ブログにもあげることもなくスルーしておりました。ところが、今年2023年4月に右目目じりに違和感を覚え、現在かかりつけの眼科(左右の白内障を手術した眼科ではない)を受診。結果は異常なし。しかし、違和感は拭えず、3か月後再度受診したが、再び異常なしで、経過観察。しかし、ついに、9月のある朝に起床すると、右目が見えない。よく見てみると、白内障で入れた眼内レンズが半分ずれている。コンタクトがずれてしまった感覚ですかね。かかりつけの眼科は白内障の手術をしないので、元々右目の白内障の手術をした眼科に連絡し、少々ごたつきましたが、結局、慶應義塾大学病院の眼科を紹介されて10月2日診察に行くことに。白内障の眼内レンズがずれた(その2)
2023年11月04日
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