室堂ビジターセンター前の広場で小休止の後、ザックはそこに置いたまま御前峰への残り250mに取り掛かりました。上画像が広場から白山神社越しに見た御前峰ですが、ここから先はハイマツ帯と岩場が広がります。コースは丁寧に整備されていて、危ないところはありません。半分ほど進んだ頃、ハイマツ帯も途切れ途切れとなり、砂礫地に差し掛かったところで、イワギキョウが見られるようになりました。この花もちょうど最盛期といったところで、コース脇に多数の固体が見られました。こうした青紫のイワギキョウの中に数株が一塊になった白花の固体をが見られました。この時期、高山帯の砂礫地を歩けば、どこの山でもよく見られる花ですが、10年間各地を歩いて来ましたが白花には出会ったことがありませんでした。そういう意味で、初めての出会いであり感動ものでした。 室堂平を出て、山頂へは1時間ほどで到着しました。山頂の様子は第1報(3日前)に紹介しましたが、たまたま標柱の周りがガラ空きになった時間に撮影したもので、実際には韓国からのお客さんも含めて大変な混雑振りでした。山頂には10分ほど滞在しただけで降りて来ました。そのまま登山口を目指して歩き始めました。上空(?)ではヒンヤリした空気に包まれて気持ちよく過せたのですが、帰路で標高が下がるに連れ気温が上昇するのは、いつものことながら体に応えました。登山口(標高1280m)に着いた頃には、全身びしょ濡れに近い有様でした(恥)。 ≪前の記事 |
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