てくてく★まうす
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「おかずなんにもねーから、これでくうべぇ-」と差し出されたものは。卵1個昭和回帰の朝ごはんとは?子供のころに食べた朝ごはんを思い出した。子供のころに食べた、卵ご飯は、1個の卵を家族で分けた。母がお椀に生卵をわり、醤油を入れてかき回す。それを、少しずつ家族のご飯に分けて行く。だから、卵がたぷたぷの卵ご飯なんてありえなかった。ご飯に卵の色が付いている。そんな卵かけご飯。それでも、ちゃんとおかずになった。ただ、子供のころの私は卵ご飯は苦手だった。あの、白味のとろとろが苦手。白身が少しでもご飯意入るとぬるっとした触感が気持ち悪く吐きたくなった。黄身だけのご飯は大好き。けれど、そんな贅沢は許されず。1個の卵を家族で分けるのが定番だった。白身が嫌いと言うと、それこそおかずがなくなる。何とか、白身を食べるために、白身の正体がなくなるまでひたすら混ぜる。すると、白身も食べることが出来た。そんな思いがよみがえって来た。おかずがなにも無いからと渡された卵。いい大人になった今は、ちゃんと白身も食べられる。けれど、一人1個の卵がとても贅沢に感じた。ここ最近、めっきりと朝にごはんを食べることは無くなった。かわりにシリアルとフルーツヨーグルト。塩分制限の身、これで朝の塩分調整している。だから久しぶりの、朝ごはんの食卓卵の中に、泳いでいるご飯たち。米一粒一粒に卵でしっかりコーティングされて、つるつるっと、ご飯が進む。勢いづいて、お変わりをしたいほど。口の中に流れ込んでいくお米たち。しょうゆと卵のハーモニーが絶妙。久々に食べた、卵かけご飯はとても美味しかった。何も無いからと手渡された卵に至福のときを感じる瞬間だった。皆さんは卵ご飯って、どんな食べ方をしていましたか?
2016年10月10日
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