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2015年03月30日
カテゴリ： 生活
５月の「端午の節句」に向け、兵庫県加東市内で特産こいのぼり「播州鯉」の生産がピークを迎えている。職人が純白の布地に、色鮮やかなコイを次々に染め上げていく。
明治３０年ごろに大阪・堺から製造技術が伝わり、農閑期の副業にしたのが始まり。生産を手掛ける業者は減り続け、今では２軒だけになった。
同市大畑の柴崎物産では、昨年１１月ごろに生産を開始。５代目の柴崎彰孝社長（６４）が長さ１６メートルの染色台にナイロン地を伸ばし、目やうろこをかたどった型枠を置いて染料を乗せていく。
こいのぼりの大きさによって３～５回、型と色を変えて作業を繰り返す。蒸して水洗いすると鮮やかに発色。最後は裁断、縫製して仕上げる。生産は４月半ばまで続くという。
明治３０年ごろに大阪・堺から製造技術が伝わり、農閑期の副業にしたのが始まり。生産を手掛ける業者は減り続け、今では２軒だけになった。
同市大畑の柴崎物産では、昨年１１月ごろに生産を開始。５代目の柴崎彰孝社長（６４）が長さ１６メートルの染色台にナイロン地を伸ばし、目やうろこをかたどった型枠を置いて染料を乗せていく。
こいのぼりの大きさによって３～５回、型と色を変えて作業を繰り返す。蒸して水洗いすると鮮やかに発色。最後は裁断、縫製して仕上げる。生産は４月半ばまで続くという。
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