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前回と微妙にタイトルがちがうような気がするが気にしないで行ってみよう。 記述というととにかく頭の中で1から10まで文章を考えないといけないと思っている人が多いけれど、実はそんなことは無い。基本的には記述といえども択一式や穴埋め式と大差は無いのだ。答えの中に必ず入っていなければならないキーワードがある。それは一つだけの場合もあるし、二つ以上ある場合もある。ともあれ、全部自分の頭でひねるのではなくそのキーワードを見つけるかどうかがまず第一の出発点だったりする。 記述は作文能力のテストではない。ある知識がきちんと頭に入っているかどうか、それをノーヒントで聞いてみたかったり(択一だとヒント付になってしまう)あるいはある事柄とある事柄の因果関係がわかっているかどうかを聞きたかったり(これも穴埋め式で問えばヒントを与えることになる)要はそれだけのことなんだ。 したがってどんなに上手な文章を書いても肝心のキーワードが書いてなければ点数はもらえない。逆に少々主語と述語が一致してなかったり誤字があったとしても、キーワードが書いてあれば一定の点数は期待できる。(条件作文や自由作文は別だよ) 求められているものは科目によってちがう。例えば数学だったら解答を導くまでの過程を求めたり。英語だったらある動詞のある語法がしっかりわかっているか。あるいはあるシチュエーションで使うべき表現がすんなりでてくるかどうか。理科だったら実験や観察とそこから得られる結果の関係が正しく入っているかどうか。社会だったらある事柄とある事柄、あるいはある人物の政策とある事件などのこれもやはり因果関係が問われる。だから当然そこにはキーワードが1つまたは複数存在していてそれが記述した文中に存在するかどうかがまず重要なんだ。記述のときには「よっしゃ書くぞ」と張り切るのでもなく「あああ 記述だよ」と嘆くのでもなくまず冷静に設問を読み何を求められているのか、何を書いて欲しがっているのかを探すこと。ありがたいことに記述の場合はその答えが他の問題文中に存在するケースも多いよ。
2006年02月23日
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高校入試で最近特に増えているのが記述形式の問題。このタイプの問題、そこそこできる子でも全く手を出さないケースが多い。ダメです(笑)記述に手を出さなきゃ合格の権利を放棄しているようなものだよ。だって。記述の解答欄、みてくださいな。大きいでしょ。大きいはず。一概には言えないけれど解答欄の大きさは配点に比例することが多いんです。ってことは解答欄の大きな記述式の問題は当然配点も高いことが予想される。特に公立なんて学校別試験以外は差がつかないような問題ばかりだから記述を解かなかったら命取りになっちゃうよ。記述はね。部分点が入る可能性も高い。確かに選択式の方が楽そうだけれど選択の場合、明らかに間違っているAを選んでも受験者をひっかけるためのBを選んでも正解の選択肢Cを選ばない限り0点。つまり選択式には「惜しい」という文字が無い。一方記述はキーワードAが書いてなくてももう一つのキーワードBが書いてあればその分の点数はたいていGETできる。誤字があってもスペル間違えても-1とか-2とかですむかもしれない。(一問一答はダメだけどね)それに記述の場合採点する先生によっては得しちゃう可能性だってゼロとは言えない。そんなわけで記述を捨てるのは愚の骨頂。少しでも途中まででもいいから埋める努力をしたい。まずはそこからだ。気が向いたら<2>「記述の採点方法」に続く。(ぼくは義理を重んじるプラグマティストです)
2006年02月22日
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歴史入門の決定版 ついに完成しました。つい数分前です。ここ2週間ほど連日アベレージ20枚ほど原稿打って昨日の午後から今朝にかけてはもう何枚打ったか覚えてない。腕がもう限界。目もトロトロ。なぜか足腰もくたくた。世界恐慌明けから現在までを打って白村江から奈良時代前夜までを打って安土桃山を打って今までに記述し忘れた個所(元禄化政両文化など)を打って全部終わってまとめてみるとなんと驚くことにジャスト300枚。でも予定では250枚なんだよねえ。ああ削られたくない。削りたくない。明治、大正、昭和の文化と海外の一部の事柄以外はすべて網羅しています。教科書に出てこないエピソードでも有名なものはほとんど網羅。教科書では重大な人物から重大な人物へジャンプしてしまうけれどその隙間を埋めるあまり重要でない将軍などについても簡単に記述して隙間を埋めました。まだやることは山ほどあるけれどきょうはゆっくりします。それにしてもよく締め切り間に合ったよなあ。ギリギリとはいえ正直あかんやろと思ってました。実は1週間ほど前 担当の編集さんに「すいません 締め切り延びませんか」とお伺いを立てたくらい。ああよくやったなあ。
2006年02月20日
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中学受験からはじまる長い受験シーズンもトリノ同様そろそろ折り返し。残っているのは公立高校受験の一部と私立大学の一部、それに国公立大の二次。いつもお世話になっている皆様にお役に立つかどうかはわからりませんがたまには近況報告以外も。(ちなみに歴史はついに20世紀に到達しました。)過去問ノートを作ろうこの時期の受験生の学習で是非実践して欲しいのが過去問ノートの作成だ。試験に出る個所を学習しない生徒はいない、が、どんな形で出題されるのかについてまるで事前に調べることなしに試験に臨む生徒は案外多い。これは絶対に避けたい。なぜなら同じ内容、同じ解答になることを問われている問題でも出題形式を変えると正答率はいくらでも変わるのだ。一つだけ例をあげよう。1192年 源頼朝鎌倉幕府を開く これを知らない受験生はいない。だから穴埋め形式の年表で1192年の横の空欄に 「ア 源頼朝 幕府を開く」を選べない生徒はいないだろう。ところがこれを記述にすると既に「源頼朝」を漢字でかけない生徒がでてくる。さらに「12世紀末 我が国の政治史で特筆すべき出来事が起こったがそれは誰によるどんな政治体系の確立か」などとやられると正答率は50%を切るだろう。このようにどんなに知識があっても実際の問題としての出題形式に慣れていなかったらかなりてこずってしまう。いやそれどころか複雑な出題形式の場合など、解答方法を理解するのに時間を要してしまい答えは知っているのに要求された解答ができないなどという結果を招きかねない。(年代をA~Eから 人物をア~オから 関係のある場所をあ~おから 選択し、さらにそれぞれに関係のある出来事を言葉で記述しなさい なんて具合)これを避けるためにも必ず過去問には目を通したい。できれば最低でも過去5年分はやっておきたいものだ。その際できない問題があっても気にする必要はない。また模試のように時間を計って利用する生徒は多いが、過去問は模試ではない。肝心なのは現在の実力の測定ではなく、できないところ 苦手な個所の洗い出しである。だから点数をつけて一喜一憂では意味がない。大切なのはできなかったところの再学習である。過去問ノートは楽にそれを可能にする。作り方は簡単。まず大学ノートを用意する。次に過去問を解く。答え合わせをしたらできなかった問題、間違えた問題、できたけれどあてずっぽうで解いてしまった問題をチェック。それらを書き写すかもしくはコピーして貼り付ける。(著作権には留意されたし)こうして自分が得点にできない問題のリストが完成するわけだ。あとは参考書を利用したり、塾や学校の先生などにその解き方を学び、それをマスターする。マスターしたものは大きく上から赤ボールペンなどでバッテンを記入。すべてをバッテンで埋めたら無敵の受験生の完成だ。(キャリアマムより転載)
2006年02月16日
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高校受験組のみなさんのために。毎日中学生新聞『やさしい読解力』から今回はちょっとだけお説教というか、応援をまじえた特別編の再録更新もしていないのに訪問してくださる貴方のために。 目前 同然 そっくりだけど 微妙なニュアンスの違いを読み取れ 「後半も残り時間は時計の上ではなし。ロスタイムに入ってもう三分以上経過した。もう勝利は目前だ。みさきもチームのみんなも目の前の勝利に酔いしれた。」君 「よかったねよかったよかった。」ぼく「ちょっと待てえ!よーく読んでみよう。なんと書いてあるか」君「「勝利は目前」とある。だからよかったじゃん」ぼく「って、ちがう!「勝利は(目前)」だよ、(目前)がついてるよ。」君「あああああああっつ、そっかあ。」ぼく「うん、そうだ。わかった?」そう、目前はあくまでも目前に過ぎないのであって、勝利そのものではないのだ。したがって、みさきもチームのみんなも「酔いしれ」てはいけないんだね。酔いしれるのは勝利が決まってからで十分。しかもその勝利は目の前にあるのだから、もうほんの少しがんばれば心置きなく酔いしれることができるわけだ。つまりぼくに言わせればこれは一番やっちゃいけないパターンだといえる。だって目の前にある勝利までほんの少しなんだから、そこで息を抜いたり油断したりしたらろくなことにはならない。どうせあとほんの少しで結果が決まるんだからそれまでしっかりやればいいだけのこと。イソップ物語によく似た話があったよね。そう、「ウサギと亀」だ。あれは童話だけど、こんなこと結構あちこちにある。サッカーだとロスタイムでの得点なんてしょっちゅうあるよね。君たちがまだ生まれてない頃、1993年、ドーハの悲劇と呼ばれる出来事があった。Jリーグができて一気に強くなった日本サッカー界、はじめてのワールドカップ出場も目前。あとロスタイムを無得点で切り抜けさえすればアメリカ行き(そのときの本大会はアメリカだった)が決まる。深夜にもかかわらずテレビを見ていた国民のほとんども勝利を確信した。が、ロスタイムに失点。その結果日本代表の本大会初出場は次の98年フランス大会まで待たなければならなくなった。選手たちに油断があったかどうかはわからない。そして冒頭のお話の「みさきのチーム」の結果がどうなったのかもわからない。ただひとつ言えることは「勝利目前」と「勝利」ではまるでちがうということ。「勝利」はよほどのことがない限り、ほぼ百パーセントひっくり返ることはないけれど、「勝利目前」はまだひっくり返る可能性があるということ。これはとても大切なことだ。 似たような言葉に「○○同然」という言葉がある。「終わったも同然」「完成したも同然」でもこれもちょっと待って欲しい。あくまで「同然」というのは「ほとんど○○だ」「あと少しで○○」というだけのことであってそのものではない。「ほとんど」とか「ほぼ」とかも同じような意味を表す。君たちはあまり使わないけれど「概ね(おおむね)」なんて言葉もあるね。これらいずれも注意を要する言葉。「概ね良好」といったらまあうまくはいってるんだけど、でもほんの少し問題もあるってことだ。細かいことを言わないで目をつぶるのもいいけれど、場合によっては「完璧に良好」ときっちり区別する必要があるね。試験とかだと選択問題の引っ掛け出よく使われるパターンだ。日常生活では普段は気にしなくていいけれど、大きな買い物や契約なんかのときは気をつけないといけないね。 そうそう3年生の人はもうすぐ受験。まさにゴール直前。でも直前であってゴールしたわけではないんだね。(推薦とかでゴールを決めた人はおめでとう)目前とゴールを勘違いしないよう最後までがんばって欲しい。9回裏マリーンズ1点差、追いすがるタイガーズはしかしランナーなし。もはや2アウト。おっと、ここでマリーンズの選手たちはいきなりビールかけをはじめました。なんてのはやっぱりまずいよね。パーティーは試合終了後。お祝いは勝利の暁に。さてぼくも20日の締め切りまでに原稿を書き上げて緑茶で乾杯でもいたしましょう。
2006年02月13日
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ほんっとに更新していないに関わらず、訪問してくださってありがとうございます。ためになる内容があげられなくてごめんなさい。とりあえず久々の近況報告です。1月30日に39歳になりました。三十代最後の大仕事というわけでもないのですが同じ日に新刊が出ました。『これ一冊で必ず国語読解力がつく本 入試対策編』です。正直あと2ヶ月早く出したかったのですが(中学受験生に間に合わせてあげたかった)版元の事情等があってこの時期の刊行となってしまいました。(これについてのPRをかねた内容紹介はまた改めて)そして3月にまた新刊が出ます。今度は「歴史」です。元々ぼくの授業の中では定評いただいている国語以上に生徒からの評判がよい歴史を何とか形にしたいと。その思いが実現することになりました。ただし今回は完全な書き下ろし。ぼくの身分では助手やキーパンチャーを使った口述筆記などもできず、さらにはものが歴史なので人物名、出来事名、その他諸々変換が大変。文字通り精魂かけて1日10ページ以上書いています。(それも一々裏をとりながらの作業なのでぼくにしては筆の進みが遅いのです)殺人的スケジュールでどうにか間に合いそうですが(比喩ではないのです。(笑) 過労のせいで歯が一本…)問題はページ調整もともとは小中教科書レベルまでの内容をわかりやすく会話文調で という方針だったのですが書き始めると「あのエピソードくらいは試験には出なくても教えてあげたい」「この人物は世界的にも有名だから教科書にはでていないけれど」「この将軍のあと、いきなりこの将軍にとんでしまうのはいくらなんでも」などなどその結果として大幅にページ数をオーバーしてしまう見込みに。(いけませんねえ 記述で注意することナンバーワンは条件を満たすことだと 某新刊に自分で書いているのに (笑))版元の方針で分冊にはしたくないということでおそらく大量に削っての刊行となることと思います。まあはじめからないものにあとからむりにくっつけるのはよくないのですがたくさんある中から重要なものをセレクトして残すのはよいものをうむ秘訣でもあるのでこれは○としましょう。20日過ぎにブログに動きがなかったら真っ白に燃え尽きていると思ってください。
2006年02月13日
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