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数ヶ月のごぶさたでした。もうすっかりトップページも古くなってしまいましたね。そうそう、子供も無事産まれました。4月17日。男の子でした。水中出産でしたよー!! またいずれ出産体験記を書きたいと思いますが、とりあえず・・・。
2005年06月30日
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渋谷の道玄坂にある美美薬局、佐藤製薬のキャラクター、サトちゃん関連ノベルティグッズを混ぜ込んだお薬セットがたまらなく好きだったんですが、昨日行ったらしまっていました。インターネットで検索してみると、どうやら閉店したらしい、との噂。本当だったら悲しい。あんなにいっぱいサトちゃんグッズがもらえる薬局はなかったのに・・・。
2005年03月30日
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台北最終日の朝。午前8時40分の飛行機に乗るため6時に起床。滞在したル・スイート・タイペイは、文句のつけようのないほどいいホテルだったんだけど、最終日に若干の汚点。汚点その1)コンシェルジュのオヤジが6時のモーニングコールをすっかり忘れていた(昨日の晩私たちの複数のお願いにホイホイと答えており、何だか怪しい気はしていた)。「モーニングコール忘れたね?」と責めると、やおら書類を見直したりして「オーッ、アイムソーリーッ!」と謝られたがあっさりとしたものだった。これで飛行機に乗り遅れたらどうするつもりだったのか。汚点その2)ちょうど同じ時間にチェックアウトした客にはコンプリメンタリーの朝食のお弁当を持たせていたが、私たちにはなかった。朝食に間に合わない時間に出る客には、とりあえず押しなべて弁当が欲しいかどうか聞いて欲しい。しかも6時には既に朝食の用意が出来ており、前夜早朝タクシーの予約をした際にでも、「明日は早めにロビーに下りて頂ければ朝食が食べられますよ」位言って欲しかった。とりあえずこのお陰で若干このホテルにミソがついてしまいましたが、それでもそんじょそこらのホテルよりは断然良いホテルだと思いました。ちなみに男性より女性のコンシェルジュの方がクオリティが高いです。空港のお土産屋で無事懸案の関羽の像を2個も買うことができ、彼もホッと一安心。往路よりは早い時間で成田に到着。4泊5日の台北旅行が無事に終えられて本当に良かった!そこで、台北を訪れた感想をひとつ。発見その1) 妊婦に優しい! MRTに乗ればほぼ必ずと言って良いほど誰かが席を譲ってくれる。ちなみに東京で私に席を譲ってくれた人は、この妊婦生活でたった2人である。発見その2)若い! 若者が多く赤ちゃん連れも多い。このため東京と比べると街の活気が違う。発見その3)ゴミがない! いたるところにゴミ箱が設置されており、駅の構内にも歩道にもゴミが落ちていない。それと、ホームレスがいない(夜市で物乞いの人を見かけましたが)。発見その4)社交ダンスが流行っているらしい! 公園では必ず社交ダンスを踊っている人たちに遭遇する。逆に太極拳をやっている人たちは見かけなかった。発見その5)トイレのマナーが悪い! トイレに入って驚いたのは、洋式ではことごとくシートに飛沫(しぶき)がかかっているというところ。滞在中、使用前にはほぼ必ずトイレットペーパーでシートを拭かなければならず、それも出来るだけ腰を浮かして用をたしていました。台北旅行には抗菌のウェットティッシュを携帯した方が無難かも。発見その6)日本の歌やドラマがフツーに流れている! 特に中島美嘉の最新アルバムはテレビでガンガン宣伝していた。あとティーンにはW-indsが人気があるようだった。滞在中に日本専門チャンネルで「どっちの料理ショー」や最近の観月ありさのドラマなどを観た。若者でも日本語が達者な人が結構いた。7年ぶりの台北だったのですが、街並みはあまり変わっておらず(101などはなかったですが)、人々のマイルドさや人の良さもそのままでした。思い立った時にふらふらと遊びにいける街だなあと思いました。
2005年03月22日
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台北滞在4日目。終日を過ごすのは最後の日なので、今日は台北の中心部をゆったりのんびり散策することにしました。まずはホテルのテラスで朝食。各テーブルに置いてある「今日の天気」のカードを見ると、最高気温は摂氏28度! 確かに、朝なのに日差しが結構強い。そこで彼は半袖ポロシャツで、私はノースリーブにカーディガンで出かけました。まずは、例のごとくMRTの忠孝復興駅までてくてく歩き、そこから数駅の国父紀念館へ。観光客は少なく、紀念館の渡り廊下にはなぜか社交ダンスを練習している現地の人たちがたくさんいました。年齢は様々で、女性同士で踊っている人が多かったのにも驚きました。中国の一弦の楽器で怪しげなBGMを奏でている人もいて、これが台湾の休日の過ごし方なのか、と感嘆。紀念館のなかにはでっかい孫文の像。またもや衛兵交代式を見て、孫文ゆかりの陳列物を中国語の解説から想像しつつ見学しました。次に紀念館からMRTで中正紀念堂へ。壮大な敷地に中国式のでっかい建物。そこにまたまたでっかい蒋介石の像が。像の後ろには、倫理、化学、それと忘れたけどもう一こ、スローガンが書かれていました。ここにも蒋介石ゆかりの陳列物があり、またもや若干ストレスフルな中国語の解説から想像する見学を楽しみました。さてそこからテクテク歩き、228和平公園(228という数字には実は台湾の暗い過去があるのだ)を通りすぎ、総統府を眺めつつ、西門駅までテクテク。その近くに、ホテルのコンシェルジュからすすめられた、エステもマッサージも出来るバリ風サロンがあるらしいのです。ミニ秋葉原のような電気街と映画館街を過ぎて、その「サロン」に到着。確かにバリ風だ! しかし聞いてみるとエステやネイルは夏期以外は休業しており、結局彼が2時間マッサージを堪能している間に私は一人30分のみの足裏マッサージをすることになりました。結局ソファーで寝てしまい、時間をつぶす必要はなかったけれど。とりあえず観光名所の散策は終わり。次に彼の息子君が欲しがっている関羽の像のお土産探しをすることにしました。忠孝復興駅で降りて、太平洋そごうやブリーズセンターに行ってみましたがそもそも「お土産」コーナー自体がなく、ホテルまでの通り道の遼寧市場には食べ物の屋台しかない。最後の望みと、ホテルの近くにあるブラザーホテルの土産物屋に行くと、あるにはあったが安っぽい「商売繁盛」の札を持つ金色の関羽か、数万円する木彫りの関羽しかなく、結局断念。せっかくなので彼には日本人に評判の台湾式マッサージの店(http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10108.html)に行ってもらい、私はホテルで時間をつぶすことに。ここはホテルまで送迎してくれてとても便利ですが、次々にオプションを提案されて最後には相当お金を使ってしまうらしいのでご注意を。マッサージから帰った彼と、台北最後の夜を堪能するために、ガイドブックに乗っていたバー「China Pa」へ。残念ながらジャズライブは終わっていたけれど、おいしい料理と雰囲気を堪能し、台北最後の夜は過ぎていったのでした。
2005年03月21日
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台北滞在も三日目。朝から美味しい朝食でスタート。今日は近場の温泉を楽しむ予定です。まずはホテルから二駅の行天宮に御参りしました。行天宮は三国志に出てくる関羽を商売の神様として祭っているお寺。関羽は同居人の息子君が大好きなキャラクターで、御参りというよりも、関羽グッズ探しが本当の目当て。朝から地元の人たちがお供え物を持って参拝に来ていました。長い線香を両手に挟んで頭を何回か振りながら拝み、ある人たちはお祈りするのと一緒にアズキ色の月の形をした二つの石を何度も床の上に投げ落としていました。何かの占いの一種なんでしょうか。観光地化されていなかったためか、グッズ化するには恐れ多い神様なのか、結局関羽グッズはここでは見つからず。最寄の中山国中駅からMRTで30分かけて、鳥来(うーらい)から最も最寄の駅となる新店に向かいました。台北の近くで有名な温泉場といえば、MRT駅もあり台北駅からわずか30分の新北投げる(しんぺいとう)と、台北からバスで1時間はかかるけれど原住民の文化に触れられる鳥来の二つ。彼に好きなほうを選んでもらい、鳥来に行くことになりました。日曜日だけあって、新店から鳥来までのバスは現地の人たちで超満員。本当に入るかというくらいのすし詰め状態におののきつつ、足を踏ん張って30分の山道をどうにかやり過ごしました。最後あたりで座席が空き、優しい現地のお姉さんが席をエスコートしてくれました。やっと鳥来の停留所に着き、観光ガイドを見ながら歩いていると、おなかにバンと鈍痛が。なんと道を仕切るポールから出っ張っている鎖を引っ掛ける部分におなかを思い切りぶつけてしまいました。と同時にふっと尿漏れ。キャー! 彼もびっくり、私もびっくり、ベビーちゃんもでんぐり返り。おなかをさすっているととりあえず落ち着きました。トロッコまでの道のりは屋台の立ち並ぶ商店街。彼とソーセージとゆでたとうもろこしをかぶりつきつつそぞろ歩きました。何しろ鳥来は階段が多い! トロッコにたどり着くまで山道の階段をえっちらおっちら上ると、そこにはトロッコを待つ長蛇の列。とりあえず並ぶしかない。20分ほど並んでトロッコに乗りました。トロッコの到着点には原住民のみやげ物屋などがありましたが、目指すはケーブルカー。これもまた、途方もない階段を上ってケーブルカーの停車場へ。名物の滝を眼下に眺めつつ、ケーブルカーは雲仙公園へ。この公園もまた途方もない階段だらけで、臨月まであと数日の私にとっては超難儀でした。本当はダダダと駆け上りたい元ワンゲル部の彼は非常に我慢強く私のペースに合わせてくれました。公園の中はシダの木が茂り、ここが沖縄よりも南の島なんだということを再認識させられました。とりあえず景色を楽しんだ後、ゆっくりと階段と坂を降り、上谷清流会館(だったかな)というところで温泉に浸かりました。男湯のみ露天風呂あり。女湯でもとりあえずテラスから川と崖を眺めることが出来ました。温泉のお湯は無色透明で臭いもなく、「本当に温泉?」と疑ってしまいたくなりましたが、足が棒のような状況ではお湯に浸かるだけでも至福のひと時でした。帰りのバスは最初から座席に座ることが出来てラッキーでした。でも日曜日の夜、渋滞がひどく、台北に着いたのは夜9時近くになっていました。台北からすっかり乗り慣れたMRTで忠孝復興駅へ。そこから一駅分歩いてホテルに到着しました。鳥来で買い食いしすぎたせいか、夜になってもおなかがすかず、ホテルのお風呂を楽しんでからとりあえず今日はそのまま就寝。行きのバスやおなかをぶつけた時はハラハラしたけれど、とりあえず今日も無事で何よりでした。
2005年03月20日
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台北滞在2日目の朝。日の光の下で眺めるグランドホテルの内観は、やはりちょいと老朽化が進んでいる感じ。しかしながらかつての豪華さを彷彿とさせる建物と色使いは他のホテルでは味わえません。素泊まりだったので一人500ドルを払いビュッフェ形式の朝食へ。BGMはなぜかインストゥルメンタルのカーペンターズ。安っぽい音楽です。ビュッフェ自体は可もなく不可もなく。とりあえずグランドホテルの周りを散策してその規模の大きさに感心した後、早々に次の宿泊先であるル・スイート・タイペイへ。ホテルからのシャトルバスで圓山駅まで行き、そこからMRTを乗り継いで南京東路駅へ。エレベーターやエスカレーターが多いのと、日本と違って計画的にMRTを設計したため乗り継ぎ距離が短く、妊婦にとってはありがたい。ホテルも南京東路駅から徒歩1分と便利なロケーションでした。ル・スイート・タイペイ、これは見逃せないホテルです。ツアー客なし、客室数も少なく、アットホームかつラグジャリアスなブティックホテルで、巨大ホテルにあるプールやスパなどの施設はないものの、都会の喧騒から離れてゆったりと滞在したい方には絶対におすすめ。ホテルに着いたのは10時位でしたが、すぐに部屋を用意してくれ、その間1階のソファーラウンジで無料の朝食までいただけました。この朝食、さっきグランドホテルで食べたものより全然クオリティが良く、地団太を踏みながらもジュースやらフルーツやらパンやら食べれるだけ食べてしまいました。部屋のなかは、あら素敵。まるでヨーロッパの素敵なマンションの一室のようで、素敵なアメニティグッズも豊富。バスタブとシャワーが分離しているのもグー。毎日部屋に届けられるフルーツバスケットのサービスと、1階の宿泊客専用のソファールームで、おしゃれな朝食、ランチ、お菓子、コーヒーなどが常時無料でいただけるのも嬉しい。部外者をシャットアウトするため、エレベーターを作動するにはルームキーが必要で、ホテル内にはショップもレストランも何もありません(その代わりに、宿泊客だけのソファールームがあるってことです)。もうホテルに着いた途端から「すてきー!」を連発しまくる私でした。さて、そんなホテルを出て、再度圓山駅近くの士林まで戻りました。ここからバスに乗って故宮博物院へ。残念ながら現在施設のリノベーション中で、施設のいくつかは閉鎖中。しかも日本からのツアー客が多く、施設内はごった返し。しかもトイレがなんと1回のチケットゲートを出たところにしかないので、トイレの近い妊婦の私には本当に不便でした。とりあえず展示品をざっと見て、たまたま乗ったバスで運良く忠烈祠へ。また運良く衛兵交代式を見ることができました。忠烈祠からバスで圓山駅まで行き、MRTで剣澤駅へ。士林夜市で、以外にイケた刻みプルーンをはさんだプチトマトの飴がけや、ちょっと甘いソーセージなどをパクつき、いつのまにかおなか一杯。結局9時前位にホテル帰るやいなや、同居人はバタンキューとご就寝。私は持ってきた雑誌を読んだり部屋を眺めたりしながら、つかの間のホテルライフを楽しみました。2日目もハードながら、無事終了。おやすみなさいー。
2005年03月19日
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妊娠35週目にして4泊5日の台北旅行に出発しました!何だか抜けると非常に目立つ会議を無理やり抜け、同居人とも無事落ち合って、午後5時3分東京発の成田エクスプレスへ。3連休前日の成田空港は想像していたよりも混雑しておらず、先日のベトナム旅行と違ってスイスイと搭乗口まで行くことができました。取った座席はもちろんトイレ近くの通路側。ペア席の窓際に座った同居人は、成田と台北の素敵な夜景を堪能することができたようです。約3時間半のフライトで中山国際機場に到着。ここで両替のコツですが、入国審査を抜けた直ぐ先のガラスの壁を越える手前に両替所があるので、ここで両替した方がいいようです。他の両替所は結構混んでおり、ひとたびガラスの壁を越えるとそこには戻れなくなります。到着が夜の11時近くだったため、バスには乗れず、ホテルまではタクシーを利用しました。空港内に白タクの勧誘がたくさんいますが、無視して空港の外のタクシー寄せでタクシーに乗りました。空港からのタクシーは、どれもメーター料金にその50%の手数料と高速代を支払わなければなりません。協定料金は1,200ドルに設定されているらしいですが、メーターを使ってグランドホテルまで行ったところ、料金は1,000ドルちょいになりました。ちなみに白タクだと、グランドホテルまでひとり1,200ドルと言われました。すごいぼったくり。グランドホテルは壮大豪華な建物ではありましたが、老朽化が進みシャビーさは否めず、夜景を見るための1泊に留めておいて良かったなと思いました。部屋についている広いテラスから臨む台北の夜景は値千金。天気も良く、眼下に橋のイルミネーション、右手には101タワーを初めとする高層ビルのライトが臨めました。とりあえず台北1日目の夜は、無事過ぎていきました。
2005年03月18日
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ここは予約状況のレスポンスも早かった(数分できました)し、次に利用する際に使える最大100ドルのリベートクーポンももらえました。台北の高級ホテルの予約に使いましたが、某旅行代理店で直接予約するより10,000円近くは安かったようでした。全て英語での予約になりますが信頼のおける予約サイトだと思います。http://www.hotels-and-discounts.com/
2005年03月17日
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かつての同僚から誘われ、R.E.M.の10年ぶりの来日ライブへ。武道館は30代から40代のビミョーな世代でほぼ満員。マイケル・スタイプは忍者赤影のような(でも黒い)目隠しっぽいサングラスと、体に吸い付くようなテロテロのシャツで登場。40代ながらとってもセクシーに体をクネクネ、素敵なハスキーヴォイスも健在でした。次の歌を歌う前に、とても律儀に「The next song we are going to perform is...」と丁寧に説明し、途中で「マイコー!」やら「アセンズ、ジョージアァー(マイケルとバンドメンバーの出身校の所在地)」などというファンの叫び声にもいちいち対応したりして、本当、米国ロックの良心ここにあり、といった感じ。R.E.M.は特別ファンというわけではないのですが、途中で「Losing My Religion」やら、タイトルは知らないけれどサビで「ファイヤァー」と叫ぶ、80年代後半くらいによく聴いた歌を歌ってくれたりして、全然飽きない! きっとファン垂涎のプログラムだったんでしょう。途中でマイケルが「武道館(ブドカーン)はアメリカ人の誰もが知っている場所だ。僕らがまだ小さい時、チープトリックのライブatブドカーンを良く聴いたものさ。」と言うと、会場がウワーと盛り上がりました。私はチープトリックというとトップガンのサウンドトラックしか思い出せないんだけど、そんな時代もあったのですね。アンコールは「What's the frequency, Kenneth?」で始まり、締めくくりは「Man on the Moon」(だったと思う)。去年のデュランデュラン以来、久しぶりにいいライブを体験しました。ところでおなかのベビーちゃんはと言うと、あまりの音楽にびっくりしたのか、最初からドンドンとおなかを蹴りまくり。私もおなかにセーターやらコートやらを巻きつけて音を和らげるべくどうにか頑張りました。一応羊水ごしなのでビンビンには聴こえていないと信じていますが・・・大丈夫だったかしら。ライブは最高でしたが個人的には若干ヒヤヒヤものでした。
2005年03月16日
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今日は同居人によるベビーちゃんの胎児認知の決定日。彼と彼女さんとベビーちゃんから採取したDNAの結果によって医学的に親子と認められると、ベビーちゃんが生まれる前に申請していた胎児認知を裁判所が認めてくれる、というものです。裁判所にはすでに結果が届いていて、「99.999・・・%の確率で親子」との判定が下りました。若い女性の裁判官が淡々と判決(?)を下し、その内容が書かれた書類が彼のもとに2週間後に届いたら、やっとベビーちゃんの出生手続きに取り掛かれます。但し法的にはこの時点でもう認められているので、国籍などを追求されても法的に対抗できるようになっています。よかったよかった。これで、4月の初めくらいには、ベビーちゃんがベビーちゃんだけの戸籍と住民登録をすることになります。ベビーちゃんは生後3ヶ月目にして既に体重が6キロを超え、スクスクと育っています。きっと日本語と英語とタイ語を駆使する国際派の女の子になることでしょう。将来が楽しみです。
2005年03月15日
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オープン当初は行列が出来るほど混んでいましたが、今は落ち着き、ランチでも予約が取れるようになりました。今日は同僚と取引先とランチで利用。グラセン名物のPO'BOY(牡蠣フライのサンドイッチ)1,365円と生牡蠣420円をオーダーしました。まずは生牡蠣。殻つきの結構大粒な牡蠣で、半月切りのレモンとワインビネガーなどの3種類のソースが付いてきました。レモンを絞り、ケチャップベースのオリジナルソースとタバスコをかけて、一口でいただきまーす! さすが牡蠣専門店だけあって、新鮮でおいしかった。ランチには、おかわり自由のパンと、クラムチャウダー(トマトソースベースのマンハッタンかクリームソースベースのニューイングランドのどちらかが選べる)と食後の飲み物が付いてきました。これで1,300円はリーズナブル。クラムチャウダーはスープ皿の上にのったアルミの器に入ってサーブされますが、アルミの器はあくまで保温のためのものだそうで、サーブしたところでウェイターさんがスープ皿に移し変えてくれます。その上に袋に入ったクラッカーをバラバラと入れ、スプーンで崩しながら頂きます。クラッカーの程良い塩味がスープの味を引き立てて、なかなかおいしかったです。クラッカーのせいで、かなりおなかが満たされます。そしてメインディッシュのPO'BOYの登場。コッペパンサイズのやわらかめのフランスパン(バゲットと言ったほうがいいのでしょうか)の間に牡蠣フライと刻んだキャベツ等が挟まり、それを食べやすく2つに切ってあります。これを大口でぱくっ、ぱくっ。んー、素朴でおいしい。何だかクアアイナのハンバーガーを食べている気分に共通したものが・・・。夜は一品一品がボリュームが多く単価が高いので、少人数の場合はランチがおすすめ。今度はジャンボシュリンプに挑戦したいと思います。住所:東京都港区港南2-18-1 アトレ品川4FTel: 03-6717-0932営業時間:11:00~24:00(年中無休)
2005年03月14日
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1F、B1Fともにがらりと模様替えして、仲通りのグルメ集積地のひとつとなった新東京ビルのB1Fにあるイタリア料理店Antonio's。本店は南青山で、1944年に日本に初めてイタリア料理を紹介したという超老舗の店です。今日は丸の内店でランチをいただきました。店内は静かで、奥に個室がある模様。外国人の客多し。1,300円位のランチセットは、サラダかスープ、パスタ(6種類位から選べる)、ピザかデザートというメニュー。パスタは本場さながらのボリュームで、外国人に好評なのもうなずけます。私はサラダ、カルボナーラ、デザートのメニューを注文しましたが、カルボナーラは残念ながらソースの卵部分がちょっとポロポロと分離してて(わざと?)気になりました。あとはベーコンの油がどぎつい(これも外国人好み?)。デザートは最初「チーズケーキでございます」と言っておきながら出てきたのは「パンナコッタ」。この価格でこのボリュームだから許せる、けど一応老舗なんだからランチタイムも手を抜かず頑張って欲しい!やっぱり丸の内のパスタと言えば丸ビルのエッセンツァね、とより確信を強くした今日のランチの旅でした。住所:東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビルB1Tel: 03-5208-518811:30-21:30(ランチとディナーの途中にクローズあり。定休日は年末年始)URL: http://www.antonios.co.jp/
2005年03月10日
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イエモンならぬイエカンの愛称で定着しつつある、北海道産まれのスープカレー専門店。カレーは辛さを10段階まで調節でき、ライスは少なめ、大盛り、おかわりと量の調節が可能。サラサラしたカレースープに、ジャガイモ、ピーマン、人参、卵がごろっと入っており、チキンやソーセージなどのメインの具のバリエーションと、チーズやキャベツなどのトッピングが選べます。ご飯は別皿に盛ってあるので、スープと別々に食べたり、スープをご飯にかけて食べたり、スープにご飯をどさっと入れて猫まんま方式に食べたり、と好きな食べ方が選べます。店員さんの対応は穏やかで癒し系(ある意味北海道っぽさを演出か?)。スープはレベル3(中辛)を注文してみたら、程よい辛さ。濃厚なカレーに慣れている私としては、スープという感覚がちょっと物足りない気もしましたが、おなかに優しいカレーでした。ガラス張りの店ですが人通りは少なく、お一人様でも気にせず食べられます。住所:渋谷区東3丁目14-19 オークヒルズ1F11:30-22:00(不定休、日祝日は21:00まで)URL: http://www.yellowcompany.jp/main.html
2005年03月10日
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今日発表の三菱地所のプレスリリースによると、丸の内(というかほとんど有楽町だけど)の東京ビル内に、今年の11月から託児所がオープンするそうです。面積152平米、定員26名、保育時間は午前8時から夜8時まで(10時まで延長可能)。私のオフィスからは若干歩きますが、お昼時には授乳も出来そうだし、熱が出た時もすぐに引き取ることができるから便利。あと、10時ギリギリまで残業も出来るのもまたまた便利。月ぎめ契約をすると地下駐車場も割引になるそうで、多分車通勤になりそうな私としてもこれまた便利。ただ気になるのは定員26名というところ。文部科学省ビル内のかすみがせき保育室への待機児童が数十名いるという状態で、ここの倍率もむちゃくちゃ高そうなのが目に見えてます。あと、この託児所運営を受託するアルファ・コーポレーションの料金設定が高いのも大きな難点。0歳児だと月額142,800円。ハァ、月々の住宅ローンよりも高いし・・・。国内の働く女性のいまだ半分が出産を機に退職しているらしいですけど、本当、こういう状況だったらそうなってしまっても仕方ないとしかいえませんよねぇ。もう少し育児に対して国が補助しないと、少子化は絶対に食い止められませんよ。
2005年03月09日
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出産を来月に控え、ぼちぼち赤ちゃんグッズをそろえ始めました。都内だとアカチャンホンポとベビーザらスを利用することになりますが、それぞれ特徴があって面白いです。アカチャンホンポ(五反田TOC店)は、赤ちゃんグッズだけでなく、子供服もたくさんあるので、長く利用できる店だなと思います。それと、TOC自体にたくさんのディスカウント洋服店がひしめいており、そういう意味では、家族全員の服を一気に買うには良い場所です。アカチャンホンポではリネン、ガーゼ、肌着類が安くそろっていてまとめ買いに便利。ベビー服自体は処分品などを除けば思ったより安くないというのが感想。でも、独自開発の「かえるおーる」(カバーオールの股がかえるちゃんみたいな形になっている・・・子供の股関節の形に合わせているためです)など、商品開発も積極的にやっているようで、もう少しじっくりと商品研究したいなと思いました。ベビーザらス(浦安店)は、まず都心から若干遠いのが難点。でも、品揃えと価格帯は豊富。赤ちゃん用品だけに特化していることから客あたりの購買期間が短いため、店員さんは一人一人の顧客掌握にフォーカスしており、徹底した商品知識で客の横についてガイドしてくれます。それがわずらわしいという時もあるかもしれませんが、何の知識もない若いカップル客がほとんどなので、色んな赤ちゃんトリビアを聞いては「ホー」とうなずいて、思わず買ってしまう、という状態。ベビーザらス開発グッズも多く、オリジナル哺乳瓶セットはブルーのかわいいクマの絵付きでメチャ安。他にも外資系ならではのかわいいデザインのグッズが豊富でした。これで西松屋が都心にあれば最高なんですけどね。
2005年03月08日
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臨月直前の三連休に産前最後の海外旅行(台湾)に行くことになりました。台湾はこういったちょっとしたお休みの観光地としてはものすごく人気があるようで、今では「香港よりも混んでいますねぇ」(旅行代理店)。結局金曜日in火曜日早朝outというやり方でどうにかディスカウントチケットを買うことができました。ホテルの予約ですが、日本の旅行代理店から予約するのは大抵高いので、ネットを使ってホテルを予約することにしました。日本のはとりあえず楽天トラベルやアップルワールドなどを見てみましたが、アメリカやカナダの会社が運営している予約サイトと比べてなぜか割高。結局色々比較した挙句、Hotels and Discounts.comと、E-H Reservation.comで予約してみました。値段の違いですが、1泊目のグランドホテルは、デラックスルームで日本だと18,000-20,000位なのが15,000円ちょい。2-4泊目のル・スイート・タイペイは日本だと22,000位円なのが、16,000円。トータルで2万円近く安く泊まれることになりました。ただし、予約サイトでは万が一のキャンセル対策のために、予約時にクレジットカード番号を入れる必要があり、ここが少し怖い。出来るだけ実績のありそうな(例えば質の良い広告が載っている、ユーザーのコメントが多く載っている、など)サイトをピックアップして比較検討しました。なかには、番号を入れて予約したとたんにチャリーンと宿泊料をチャージされてしまうところがあり、ここは万が一キャンセルする場合の返金トラブルを引き起こしそうだったので止めました。確かAsia-Hotels.comだったと思います。でも宿泊料金は最も安かった!Yahoo.comのなかのYahoo! Travel(Travelocityが運営)からの予約ならば信頼性も高いかなと思って入力していると、最後の最後で「料金の請求先がアメリカかカナダでなければダメ」と拒否されてしまいました。一応予約時に予約サイトの会社概要やらを調べてみたつもりですが、やはり海外の会社にカード番号を教えてしまうのは、何だか気持ち悪いです。その辺のセキュリティがクリアできれば、日本国内に更なる価格破壊を引き起こせそうなんだけど。
2005年03月07日
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今隠れたブームの小説「バッテリー」を読んでいます。ただいま4巻目。自分の腕に傲慢なほどの自信を持つ中学1年の天才ピッチャー原田巧と、正反対の性格ながら最高のバッテリー相手の永倉豪。二人が出会ったのは中学校入学直前の春休み。それから二人を巡る1年間のドラマが、様々な登場人物と共に繰り広げられる。なんと主婦の小説家が執筆に約8年の月日をかけた、6巻立ての長編小説です。野球オンチな私なのに、見事にはまった。単なる中学校ドラマとは片付けられず、同様のことを会社や家庭や様々な友人関係の中でも発見できるような気がして、思わず共感してしまいます。本来は児童文学として書かれたものかもしれないけれど、老若男女にうけているというのが良く分かります。「たくみぃー、ちょっとは素直になれよぉ」と言いつつ、(そういえば私もそんなとこがあったなぁ・・・)と思ったりして。応援ウェブサイトも複数あって、ファンの多さにびっくり。「バッテリー」を初めて知った方は、とりあえずだまされたと思って、ファンサイトをのぞいて見てください!「バッテリー」が好きですhttp://pci.main.jp/shiratama/index.htmlバッテリー応援団http://battery.webdokusho.com/
2005年03月06日
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ほっぺはかさかさなのにTゾーンは崩れやすく、自分に合うファンデがなかなか見つからずにメイクが嫌いだった私。ところがこの前初めてメイクが楽しくなるファンデを発見しました! しかもメイベリン! 海外モノは肌質が違うからと敬遠していたのですが、メイベリンの「ドリームマットムース」は見た目も使い心地も私史上No.1!リキッドファンデがホイップ仕立てのムース状になっていて、指に取る感触が気持ちいいっ! おでこやほっぺにチョンチョンと乗っけて指で伸ばすと、あらー、するするするぅー。通常のリキッドだとほっぺ以外はべたついていたのに、これはさらさらしてのびもいいし、ぴったりフィットする感じ。それに上からパウダーをパタパタとはたいても粉っぽくならない! すごい! これはメイベリンの大傑作!独特の感触を楽しむためにも、指でつけるのがポイント。少量でも結構のびます。しかもお値段は1,800円! べたついて困っていたSK-IIのリキッドがもう使えなくなってしまいました。
2005年03月05日
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大雪のなか、オフィスを抜け出して唐招提寺展(上野・東京国立美術館)に行ってきました。大雪の平日ながら盛況で、展示最終日の日曜日まで待たなくて良かったと、ちょっと安堵。国宝級の仏像や鑑真和上像を触れる程間近に見られ、仏教徒ではない私でも何だか心を洗われた気分になりました。東山魁夷の襖絵は、盲目の鑑真が想いを馳せたに違いない揚州や日本の自然の姿を鮮やかに表現。展示品全ての解説を寺尾聡のナレーション(500円)で聴けるというのも素晴らしかったです。展示場ルートの途中にあるショップでは、鑑真茶(?)など、唐招提寺や鑑真関連のグッズが販売されていました。鑑真さんもまさか死後1,000年以上も後に、自分のキャラクターグッズが販売されるとは予想だにしなかったことでしょう。何せ仕事の合間ということもあり、鑑賞時間は約30分。寺尾聡の解説もしっかり聴けずにあわただしく会場を去らなければならなかったのが心残りではあったものの、ナレーションの合間に流れる「昴」は脳みそに刷り込まれ、本日の「思わず口ずさむ」テーマ曲になってしまいました。
2005年03月04日
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ウマい! 安い(コストパフォーマンスは恵比寿随一)! 接客グー!「ぶた家に行かずして恵比寿を語ることなかれ」と格言を作ってしまいたくなるほど、ぶた家は良いお店です。本日は別館1階にて、同居人と二人で、コロッケ、焼き野菜のマリネ、ばら肉とタマネギの串焼き(各1本)、豚汁、もやしとねぎの炒め物、豚茶漬け、卵かけご飯をオーダー。食事のみで二人で4,000円位でしょうか。結局2階が満員で、豚しゃぶにはありつけませんでした(鍋物のオーダーは2階のみ)が、メニューは十分充実していました。あと多分1階の方が給仕の方々とテーブルが近いので、オーダーにより迅速に対応してくれるのではないかと思います。(それにしても温かいお茶はいつも遅い)店内にはかわいいぶたグッズが並べられており、ちょいとレトロな音楽がかかるスピーカーも豚の形。同居人がぼそりと、「これらのかわいい豚たちは、自分の運命を知っているのか?」。その時私は残酷にもばら肉の串焼きにかぶりついておりました。ぶた家のサービスとして見逃せないのが、コロッケ、ハムカツ、メンチカツなどを単品として注文できるだけでなく、パンに挟んでくれるというもの。また1階は惣菜屋も兼ねているので、店を出る10分前位にコロッケやハムカツをオーダーしておけば、揚げたてをテイクアウトできます。それともうひとつ、1階だと「おひとりさま」飯も気兼ねなく堪能できると思いますよ。ぶた家については人気店のため「接客がいまいち」とか、しゃぶしゃぶを生煮えで食べたのか、「おなかを下した」という周りの声もあってちょっと躊躇していましたが、どうしてどうして、期待を大きく上回る店でしたぞ。ぶたや別館住所: 東京都渋谷区恵比寿西1-4-11 恵比寿吉川ビル1、2FTel: 03-5459-8877Fax: 03-5459-8875URL: http://www.butaya.co.jp/index.html
2005年03月03日
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先程飯島夏樹さん死去のニュースをヤフーで見ました。つい数日前の最後の日記に、何日かお休みします、という記述があったので、また復活される日を毎日楽しみにしていました。飯島さんの小説を出版された新潮社のサイトは混み合っていて、現在アクセス不能。たくさんの人たちが飯島さんの死を悼んでいることがこんな形で現れるとは。本当に最後の最後まで、「生かされている」ことへの感謝と生きることへの意欲を忘れなかった飯島さんには、日記や番組を通じて色々と教えられました。4人のお子様にとって、闘病生活を共に過ごした日々は、父親が命を賭けて教えた最高の人生のレッスンだったに違いありません。飯島夏樹さんの死を悼んでやみません。飯島さん、お疲れ様でした。そして、天国でのビッグウェーブを思う存分楽しんで下さい。
2005年03月02日
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恵比寿グルメ系の代表的ブログに頻出する恵比寿の韓国料理屋さん。恵比寿西口を背にして交番の先の横断歩道を駒沢通りを横切る形で渡り、右折して高架を超えて左折して線路づたいに少し歩くと、ほの灯りの「万能薬」の看板が現れます。実は我が家より歩いて2分。気になってはいたのですが、ついつい近くの「花まんま」に行ってしまっていました。ドアを開けると、ほの暗い店内にウッディーなインテリア。真ん中に長い炭火焼のテーブルがあり、その周囲を、同じく炭火焼が出来る畳の小上がりと4人用テーブルが囲んでいる感じ。静かで落ち着いた大人の雰囲気。メニューを見ると、価格はわりとリーズナブル。自家製果実酒(600円)のレパートリーが6つほどあって目移りしちゃいました。ナツメの果実酒のソーダ割りをオーダーしてみましたが、結構焼酎が強いおとな味。んーこれは妊婦にはちょっとまずいかも・・・と、涙を飲んで大半を残すことに。ごま油の効いたユッケはお肉も新鮮で柔らかく、連れと二人でサンチュに巻きつつペロリ。たれ付きカルビ(1,100円)もなかなか肉厚で、これも味噌とサンチュでガンガン食べました。そうそう、忘れてならないのが自家製豆腐(500円)。店内で作ったばかりの生温かくてふんわりしたお豆腐は塩に付けて。韓国料理屋さんなのに、随分とおいしいお豆腐を食べました。店員さんの「とろーっととろけますよぉ」という勧めで最後に頂いたのが、極上リブロース(3,400円)。すごい霜降りのお肉を焼きすぎない程度に炭火であぶり、刷毛でしょうゆを塗って、わさびを付けて・・・ 確かに(カロリー気になるけど)とろけるぅー。料理だけで一人大体5,000円程度といったところ。連れと二人で「韓国料理で久しぶりのヒットだねー」と大満足のディナーでした。住所:東京都渋谷区恵比寿西1-3-1 富士蔵ハイツ1FTel: 03-5428-6155 Fax: 03-3780-178811:30~14:00(月~金)17:30~24:00(L.O.23:00) (第3月曜定休日)URL(ぐるなび):http://r.gnavi.co.jp/g396300/
2005年02月28日
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やっと全シーズン見終わりました。最初は今どきありがちな恋愛事情を面白おかしく誇張してドラマ化したものでしたが、人気が爆発すると同時に内容は複雑化・シリアス化し、最後は割と考えさせられるハッピーエンドで終わった、というのが印象的でした。多分この番組が始まったのが、ITバブル絶頂期の90年代後半だったかと思います。その後NYはバブルの終焉や同時多発テロという衝撃的な事件を経験し、ドラマ自体も陽のあたる部分だけを見せるのをやめ、徐々に社会の現実やエイジングの現実といったダークサイドを織り込んだ内容に変わっていったようです。振り返れば、誇張やエンターテイメント性に走った部分はあったものの、よく出来たドラマでした。90年代から00年代前半のファッション、文化、社会を語る上で手放せないテキストとなりそうです。
2005年02月27日
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「ゴッドファーザーパートIII」は当時のアンディ・ガルシア人気に乗って見ていましたが、遅ればせながらこの週末で「パートI」、「パートII」を見ました。深い。深いが人間関係が複雑。脇役がみんな同じ人に見えて、誰が誰を殺したのかさっぱり分からないシーンがどっさり(特に「パートII」)。主人公のマイケル・コルレオーネが血気に満ちすぎていて、パートIII程魅力を感じない(そんなところも魅力のひとつか?)のは衝撃的でした。ヴィト・コルレオーネ役のマーロン・ブランドとロバート・デニーロ(青年役)は、文句無く最高でした。むしろもっとこちらにフォーカスして欲しかったほど。特にニューヨークで大成したヴィトがコルレオーネ村に戻り、両親と兄を殺されたチッチオに復讐するところはしびれました。それと短気な長男ソニー、劣等感だらけの次男フレド、そして何と言っても、幼少から兄弟同様に育ったコルレオーネ家の頭脳、トムといった名脇役が若いながらも熟練した演技を見せていました。それに反して、大変長いストーリーにもかかわらず、なぜ、そしていつからマイケルが「マフィアの父への反発」と「堅気を貫く」姿勢から、マフィアとして生きる道を選んだのか、またあれだけ残忍な人間に変貌できるのか、心の機微が読み取れない(これは脚本と監督に落ち度がある)。ケイを愛しておきながら、いきなり逃亡先のシチリアで現地女性と恋に落ちるのも「ん?」と首をひねる。結局アル・パチーノはパートIIIの演技が一番良かったように思えます。子供を殺される悲哀さを演じたマーロン・ブランドとアル・パチーノでは、アル・パチーノに軍配。家の庭で心臓発作で死んでいく演技では、マーロン・ブランドに軍配。本当の「抗争」を描くという意味では、「ゴッドファーザー」より「仁義なき戦い」に軍配。とりあえず人間関係をおさらいした後にもう一回見て、新たな感動を発見できるかどうか試してみたいと思います。
2005年02月26日
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昨日9ヶ月目に突入しました。年齢が年齢のため、妊娠中毒症やら切迫早産やら色んな悪いことばかりを考えていましたが、子供は元気に育っている模様。最近は子宮が随分育ったのか胃を圧迫し、つわりのような症状がぶり返しています(などといいつつ、ラストスパートのグルメツアーをしていますが)。妊娠発覚後から同居人にはことあるごとに、「さて今何週目でしょう?」、「何ヶ月目だー?」などと質問していましたが、同居人としては「何ヶ月目だー」の質問からは解放されてほっとしていることでしょう。それにしてもあと2ヶ月足らずで、人生最大級の出会いが待っているというのは、まだまだ信じがたい現実です。
2005年02月25日
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「ぶた家」のフランス田舎風ビストロバージョン(?)。表参道から骨董通りの右側をひたすら歩き、パパスカフェを通り過ぎ、化粧品のM.A.Cの看板の手前で右折しすぐ左折。突き当たりにある小さなお店です。目印は風車のような絵の看板。こじんまりとした店内に、坊主頭のウェイターさんが数人用心棒のように立っており、いささか迫力を感じますが、接客は丁寧。黒板に書いたメニューから、一人一人前菜とメインディッシュをオーダーするスタイル。グループで来たので取り分けで食べようかと思っていたら、ウェイターのお兄さんに丁寧に断られました。前菜は1,000~2,000円台、メインディッシュは2,000円台から、と、田舎風ビストロでの一人分にしてはちょい高め。私はアンティーブのサラダとベーコンと野菜の煮込みをオーダー。豚料理は全体的に塩味を効かせているようで、同僚U氏(男)が食べたコンフィは若干塩味が強かったそう。店内の暖炉で焼く名物グリエはボリューム一杯で、元同僚Hちゃん(女)は大満足。2皿で十分おなか一杯になったのですが、デザートは別腹。U氏はチョコレートプリンを、Hちゃんと私はクレームブリュレをオーダー。チョコレートプリンは、どちらかと言うと濃厚なチョコレートクリームムースといった味で、もともと辛党のU氏は途中でギブアップ。一方クレームブリュレチームは、幅広のお皿で焼かれたちょっと温かいブリュレの焦げたカラメルが存分に楽しめて大感激。前菜、メインディッシュ、デザートで一人平均6,000円程度。ワインのセレクションは割とリーズナブルでした。個別オーダーのお店なので、どちらかと言うとカップル向けの店かしら。あとガッツン食べたい男性諸氏にもおすすめかも。住所:港区南青山6-8-18Tel & Fax: 03-3498-131418:00-22:00(日曜定休日)
2005年02月24日
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オープン当初位からずっと、和みたいときはここに立ち寄ってしまいます。表参道の裏道にある、瀟洒だけれど古びた一軒屋。90年代半ばは、都内のオープンカフェと言えばオーバッカナル位しかなかった時代。Las Chicasの、まるで自宅を開放したかのようなテラス席は、当時は都内でも究極と言ってよい和みスペースで、今でもその良さは健在。ここの特長は、給仕する方がほとんど外国人だということ。当たり前のように英語で接客してきますが、こちらはお客なので、堂々と日本語で注文するもよし、英語を使ってみるもよし。料理は西洋多国籍料理とでもいうのでしょうか。イタリアン、メキシカンが中心のボリュームたっぷりのメニュー。エントランスからすぐのところに大きなデザートのショーケースがあり、アメリカンな甘くてでかいケーキ類が並んでいます。どれもおすすめですが、アボガド入りのシーザーサラダは昔からの定番メニュー。一品一品がボリューム満点なので、グループでのご使用がおすすめ。でも食べきれない分はちゃんとテイクアウトを作ってくれます。この日は二人で行って、・ナチョス (1,300円)・チキンケサディア (1,100円)・本日のスープ (900円)・イタリアンサラミピザ (1,600円)をオーダー。しかし、付け合せのハーブパンとナチョスで既におなか一杯。チキンケサディアとピザはテイクアウトにして、それから2日間のブレックファーストとなりました。そうそう、ここは外人客が多いので、いろんなわがままな「お願い」が通じるところもグーです。例えば、これは材料から外して、とか、この野菜は混ぜずに横に添えて、とか、もちろん、これ全部テイクアウトにして、とか。場所は、表参道の無印良品の角の道をまっすぐ突き当たりまで入ったところ。左手の一軒屋の1階です。テラス席以外にも、カフェ席、バー席、レストラン席、ソファ席などがあり、定期的にアートの展示もやっています。2階の東京サロンは畳と生け花がある無国籍料理レストランで、ここもおすすめです。住所:東京都渋谷区神宮前5-47-6Tel:+81-3-3407-5028Fax:+81-3-3400-5060 18:00-24:00(年中無休)URL: http://www.vision.co.jp/2004/index2.htmlその他紹介URL: http://homepage3.nifty.com/cafemania/01cafe/aoyama_laschicas.html
2005年02月23日
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今日はひょんなことから仕事仲間に福臨門酒家丸ビル店でおごり飯をする羽目に。ぐるナビで夜のコースを見てみると、18,000円からと超高く、結局フカヒレなしのお安めコースを特別にアレンジしてもらうことにしました。丸ビル36階で素晴らしい眺望を期待していたのですが、お値段の高さのわりには、オフィスの延長のような明かりが煌々と点いており、店内がミラーのように窓に反射して、せっかくの眺望も半減。「店内は暗くならないのですか?」と聞くと、「なりません」。フカヒレなしのコースも、やはり値段の割にはいまいち。特に炒飯はパサパサの長粒米で味付けが薄く、みんなで胡椒をかけまくる始末。おごることはクオリティが良ければ一向に惜しくはないのですが、これは惜しい。どうしたもんでしょうか。フカヒレありだとおいしいのでしょうか。
2005年02月22日
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東京を基盤とする複数の大手事業会社が主催する「I Love New Tokyo」キャンペーン。不思議なのは、何でリチャードギアがニューヨークでたたずんでいるCMなのかということ。一応このCMのキャッチフレーズが、「ニューヨーカーがニューヨークを愛するように東京を愛してるって照れずに言えたら東京は変わり始める」というもの。確か「LOVE」というジャズナンバーがBGMで流れていた。このCMの言わんとしていることは分かるけれど、これを見る限りニューヨークには行きたくなっても東京を愛そうという意欲は湧かないし、全くその連想さえも出来ない。多分記憶に残っても「アメックスのCMだったっけ」って感じ。I Love New Tokyoプロジェクト関係者よ、本当に東京を愛して欲しいなら、正々堂々と東京都内にある物や人物で勝負せい!
2005年02月21日
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私のデスク際の窓から眼下に広がるのが、現在立替中の新丸ビル建築現場。築50年超のレトロな建築物は、オープン当初はおしゃれなショッピングセンターだったらしく、解体前もその名残として三越や不二家など時代を感じさせるテナントが入っていました。今となっては原型をとどめるものはなく、掘り起こされた土地の上で巨大なクレーンとボーリングの機械がけたたましい地響きを鳴らしています。竣工はあと2年後。地下4階、地上38階建ての、本当の意味で丸ビルを凌ぐ「新」丸ビルの完成が待ち遠しい毎日(というかこの騒音をどうにかしてくれ!)。ここ数年で丸の内周辺もエキサイティングな場所に変貌し、三菱地所の思う壺にはまっております。http://www.lares.dti.ne.jp/~tcc/news/20040217_1.html
2005年02月18日
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今日は彼と彼女さんとベビーちゃんのDNA鑑定の日。彼によると、新宿の何だか怪しげな倉庫ビルの一角の、決してきれいとは言えない事務所がその鑑定場所だったそうです。8本の棒のようなもので一人一人の頬の裏の粘膜をこそいで密封し、鑑定後裁判所に提出されるであろう書面や書面のつなぎ目に一人一人が指紋を押捺し、一回一回しつこく「はい、押しましたね、綴じますよ」と確認されるという作業を行ったそう。それだけの作業で16万円とは何ともぼったくりではありますが、とても意味ある16万円なのです。1週間か2週間後には結果が本人ではなく裁判所に直接届き、そこで遡って胎児認知とベビーちゃんの国籍取得、お母さんの永住権取得が可能となります。3月中旬までには全ての作業を終わることが出来そう。とにかく、年をまたいでの長い「戦い」だったので、やっと終結しそうでほっとしました。この一連の作業の間、入国管理局やら区役所やらを巡り、インターネットを駆使して、普通ではなかなか学べない、日本での「胎児認知」、「国籍取得」の仕組みを知ることが出来たのは、いい経験でした。今日本政府がやっている観光客誘致キャンペーンとは裏腹に、日本は外国人にとって本当に住みにくい国なんですね・・・。
2005年02月17日
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ひとまず人民委員会からメインストリートのリロイ通りを歩きベンタイン市場に買い物へ。ベインタインの手前でたまたま遭遇した現地でも有名なアイスクリームの店「バクダン」に入り、ベトナム初のバインフランのオーダーに成功! ベトナムならではのクラッシュアイスが下に敷かれていて冷たくてオイシー! 一緒に注文したストロベリーシェイクも五臓六腑に染み渡りました。 これ2つでも200円ちょっとという安さ! 体重を気にしなければ、3つ、4つと注文したいところでした。ここで気をつけたいのが、ウェーターが何も言わずに置いていくシュークリームなどの入ったお土産。これはサービスではなく、「買わないか?」と置いているだけなので、支払の時にはちゃんと「いらない」と言いましょう。さて、店を出てリロイ通りをちょっと歩くと、ベインタイン市場が見えてきました。ごちゃごちゃした青空市場をイメージしていたのですが、見えてきたのはフレンチコロニアル様式の瀟洒な建物。これがベインタイン市場と知ってちょっとびっくり。中に入るとさすがに想像していた市場の様相が広がっていました。残念ながらテトのせいで店の4分の3は閉まっており、開いていた店も5時頃には早々に店じまいを始め、買えたのはお土産のホーチミンTシャツ(3ドル)のみでした。次に腹ごしらえと、ガイドブックでも人気の高いブルージンジャーというお店に行ってみました。テラスもあり接客も雰囲気も良い店なのですが、客の大半は観光客で、若干マナーの悪いツアー客がいたのが残念。飲み物、料理(2皿)、デザートで合計11ドルと、コストパフォーマンスは大満足。アオザイを着たウェイトレスさんがべっぴんさんばかりなので、目の保養が必要な男性諸氏は是非一度来訪されたし。ブルージンジャーを出て、香港の路地裏のような怪しげな旧市場を通り、最後のショッピングをすべくドンコイ通りへ。ここで、グランドホテルと道を挟んだ雑貨屋Authenticと遭遇し、ほかの雑貨では見当たらない品の良さに感心しつつ、手当たり次第に買いました。内容はというと、1)ポット、カップアンドソーサー4客、コーヒーミルク用ポット、コーヒーシュガー用物入れを同じ蓮の柄で2)竹のランチョンマット4つ、同柄のコースター5つ、同色の灰皿1つ、魚の形の大理石調の箸置き4つ3)トートバッグ3つ、ポシェット1つ、小物入れの袋1つさてこれでいくらだと思います? 全部合わせてたったの75ドル! 安いですよねー。多分日本だとコーヒーセットだけでこの値段はするんじゃないでしょうか。しかもありきたりなベトナム雑貨ではない非常に品良いデザインなのです。日記でお見せできないのが辛い・・・。とりあえずこれでホーチミン旅行は終わり! 妊娠8ヶ月の終盤で少しドキドキした一人旅でした。今度はベビーちゃんと一緒に遊びに行きたいと思います。きっとベビーもおなかの中で一緒に楽しんでいたことと思いますが・・・。
2005年02月16日
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今日(13日)はホーチミン滞在最終日。深夜便での帰国で、ツーリストのピックアップが夜8時のため、とにかくチェックアウトタイムの正午ぎりぎりまでホテルの部屋で過ごしました。朝食後部屋に戻ってちょっとびっくりしたのが、ボーイさんやルームサービスがひっきりなしにノックしてドアを開けようとすること。ガチャガチャとするものだから、あわてて服を着て(そんな時に限って下着姿だったりする)対応しなければなりませんでした。私もバカで、最初から「Don't Disturb」の札をぶら下げていれば良かったのですが。さて、今日は徒歩でホーチミンの観光です。何回も地図とにらめっこし、妊娠のせいでトイレが頻繁なため、ホテルやデパートなど、途中でトイレに駆け込めそうなところを確認して、ボールペンでルートを書き込みました。正午チェックアウト。荷物をホテルに預けて、ガイドブックから破いた地図を右手に、日射病避けの防止をかぶり、身軽な姿でいざ出発! ルートは以下の通りです。ホテル→人民委員会→中央郵便局→聖母マリア教会→ホーチミン歴史博物館→戦争史博物館→統一会堂→ベトナム戦争証跡博物館→ホーチミン市博物館。妊婦の徒歩で、見学まで入れて12時出発4時終了が目安とはじき出しました。まずはグエンフエをまっすぐ人民委員会にぶつかるまで歩きました。 写真を撮っていると早速陽気なバイクタクシーのおじさんが話しかけてきました。面白そうな人だったので、ここでちょっと話込み。「妊婦なのでバイクに乗れないよ」と言うと、「男か女か」と聞いてきたので、「生まれた時のお楽しみにしているよ」と言うと、「そうかー、ベトナムではすぐ教えてくれるのになぁー」。そうこう話しているうちに、ベトナムでは出産までの期間を9ヶ月と10日と数えることが判明。「日本は10月10日(とつきとおか)だよ」と言うと、「日本が1ヶ月長いのかぁー」と感心した様子。とりあえず握手して気持ちよく別れて、近くの中央郵便局と聖母マリア教会を見学。中央郵便局は郵便局とはいえ、外観も内装もフレンチコロニアル様式の、とってもキュートな建物。中には切手のコレクションや大きなホーチミンの絵が飾ってあります。聖母マリア教会は見学時間が限られていて内部を見ることは出来ませんでした。さぁ今から妊婦のてくてく歩きでは徒歩30分程度の長旅です。大使館が立ち並ぶレスアン通りに出る前に、とりあえずダイヤモンドデパートでトイレと両替。ベトナムでのトイレの待ち方は、かつての日本のように個々のドアの前に並ぶシステムですのでお気をつけ下さい。トイレを済ませて、張ってきたおなかをさすりながら、立ち止まりながら、ゆっくりゆっくり通りを歩きました。幸いにして街路樹があり、歩道が広く、人通りは少なく、大使館の前には警備員もいて、落ち着いて歩くことができました。しばらく歩くと右手にソフィテルホテルがあったので、ここでまたトイレを済ませ、冷房の効いた館内で少し涼んでから再度出発です。しばらくすると通りの行き止まりにぶつかり、そこはにぎやかな動物園。テト(旧正月)の派手な飾りと家族連れでにぎわっていました。ぶつかったら左折。がたがた舗装に足をとられつつ、最初の見学地、歴史博物館へ。ほとんどベトナムの人たちばかりで、解説はベトナム語と英語とフランス語だけ。一番印象的だったのが、推定60歳の死後130年の女性のミイラでした。次に行ったのが戦争史博物館。ここはテトでお休みだったので、レスアン通りを戻って統一会堂へ。かつて欧米の傀儡政府が存在していた場所で、中には映写室、遊技場、ステージ、大統領夫人の客室などの娯楽を極めたような豪勢な作りは、ベトナム戦争の結末を既に予言しているようでした。そして作戦室といわれるところには、当時のままのベトナムの地図が掲げられていました。その次に行った、ベトナム戦争証跡博物館は、すごく強烈でした。ベトナム戦争史、枯葉剤や爆撃の犠牲者、枯葉剤によって生まれてきた奇形児、ベトナム戦争で命を落としたジャーナリスト、当時のベトナム戦争反対運動、収容所の再現と拷問の犠牲者といったコーナーがあり、、生々しい写真や胎児の標本を交えたかなり鮮烈な陳列内容でした。ベトナム戦争は史上初の「リアルタイムで現状が世界に発信された」戦争だけに、膨大な素材から厳選された写真や動画は本当に生々しく、見た衝撃はワシントンのアウシュビッツ記念館の比ではありませんでした。あの陽気なベトナム人がこうもすさまじい歴史に直面したのか、と、まさに声も出ない状況で、拷問をしたり虐殺をしている米国軍人の写真に最近のイラクでの出来事が重ね合わさって、戦争がいかに人間の精神を変貌させるか、そしてなぜ人間は歴史から学ばないのか、と、見学の間中ずっと、答えのない疑問と怒りが頭のなかをぐるぐる駆け巡りました。中にはまるで「見世物小屋」を見るような眼で写真や標本を見ている見学者もいたけれど、館内は一様に押し黙った重い雰囲気が漂っていました。ベトナム戦争だけがこんなにむごいのではなく、きっと全ての戦争が同じくらい残虐でむごいものなんでしょうね。これも生態系の究極の「自然淘汰」」の一つと割り切れるものなんでしょうか。戦略的に淘汰させるわけだから、自然ではないか。私のようにのんきに日々を過ごしているのは、実は「奇跡」に近いのかもしれませんね。生まれた時代と環境に、感謝、感謝です。重い気持ちで向かった最後の場所はホーチミン市博物館。閉館時間の4時10分前だったため、当然入れるだろうと思ったら、管理の人から「クローズド」と止められました。それでも「ジャストファイブミニッツ」と頼み込むと、笑顔で「オーケー」と言ってくれ、しかも入館料無料で通してくれました。館内の女性(文芸員の方でしょうか)も色々と世話を焼いてくれ、本当に5分間で見学を終えて管理の方に「ベリーグッド」とOKサインをすると、ニコニコと喜んでくれました。ここでちょうど4時(観光地のほとんどは4時閉館)。観光終了です。自分にお疲れ様と言いながら、グルメとショッピングで締めくくろうではありませんか!
2005年02月15日
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メコン川クルーズから無事帰り、今回の旅行では最後となるホーチミンの夜を満喫すべく、またまたおっかなびっくりグエンフエ通りを渡ってドンコイ通りへ。実は今回の旅行には革靴しか持ってきていなくって(私はアンコールワットでもなぜか革のブーツだった)、出来ればサンダルを買いたいと、とにかくデパート探しをすることにしました。ところがリバーサイドにあるランドマーク的なビルにあるはずのデパートが、行ってみるとなぜか存在しない。タワーのフロントに聞いてみると「マッサージならあるぞ」。だからデパートだってば!次に市民劇場近くのデパートへ。ここは地元の人たちも良く訪れているようで品揃えも良かったのですが、これというサンダルはなく・・・。とうとう革靴で通すことにしました。ドンコイ通りの店の印象は「どれも同じ」。売っている雑貨にどれもいまひとつ特長がなく(同じパターンのものがたくさんあります)、あとは値段勝負といった感じでした。ただし1つを除いては! ドンコイ通りのグランドホテルの真向かいに、「Authentic(オーセンティック)」という名前のベトナム雑貨屋兼ブティックがあり、そこはマジに安くていいものの宝庫でした。特に磁器のデザイン(インハウスのデザイナーがいるらしい)がほかの雑貨屋よりも断然センスが良く、しかも安い。この日にはまだ遭遇していないのですが、滞在最終日である翌日のまさにホーチミン市街を発つ30分前に猛ダッシュでティーセットやトートバッグを買い込みました(それでも合計75ドル・・・しかも品物はヤシで作ったおおぶりのかわいいトートバッグ-無料-に入れてくれました。こういう気遣いが嬉しい♪)ここは絶対おすすめ。それ以外の雑貨は質に大差がないのでベンタン市場で値切って買うほうがおトクです。さて、ひとしきりサンダル探しに時間を費やした後、私の興味はレストラン探しへ。でもかなり歩いて疲れていたので、同じドンコイ通りで見つけた高級そうなレストランに入りました。高級レストランで有名な会社の系列なので間違いはないだろうと。外装、内装ともにニューヨークにあってもおかしくないようなシックで素敵なレストランが1階と2階に、3階はブルードラゴンとかいうクラブになっており、多分この界隈でもヒップな場所だと思えました。1階は西欧人の客を中心に全て満席。通された2階は日本人と西欧人の2組のみ。静かに食事をエンジョイできそう、と胸も高ぶります。そして、渡されたメニューを見ると、あ、あったーっ! デザートにバインフラン(プリン)の文字が!! とうとう感激のご対面。ドキドキ、ワクワク。とりあえず神妙な顔で、「前菜に春巻き、メインにチャーハン、そしてデザートにプリン」とボーイさんに伝えると、「エクスキューズミー、マダム、ウイハブノーバインフラントゥディ」 え? プリーズリピートアゲイン?気を取り直して今度はそれに似たようなケーキのようなものを頼んでみると、「ソーリー、マダム、アイアスクトシェフアンド・・・」これも売り切れだった。ボーイはしつこく「フレッシュフルーツ、フレッシュフルーツ」と言ってくるが、メコン川クルーズでお昼にいやと言うほどフルーツを食べた今となってはもはやフルーツを食べる気もしない。とりあえずデザートなしという結果になりました。出てきた春巻きは見事な盛り付けで、しかも大皿に合計6本。おいおい一人で平らげられるのかよ。とにかくおなかいっぱいになりながらも6本を平らげると、やはりここでもすぐに皿を下げられ、チャーハン登場。げげっ!すでにおなかいっぱいなのにチャーハンが山盛り! しかもここのチャーハンはぱさぱさしていて味がいまいち。その上妊娠で胃のキャパシティが制限されているため、何口か口にしたところで、ギブアップ。「ソーリー」と謝りつつ早々にボーイさんに下げてもらいました。こういうときの一人旅って経済的でなくて困ります。この2品とペリエとオレンジジュースで合計22ドル。物価を考えると結構高いディナーだと思いました。リベンジと、近くのカフェでフランを食べようかとも考えたのですが、満腹だとおいしく味わえないだろうと、ちょっと早めだけどホテルに戻りました。念のためホテルのルームサービスにバインフランがあるか確認したところ、全て西洋デザートだけ。残念。最終日の明日こそは何が何でも念願のバインフランを食べるぞ!と意を決して早々に床に就いた2日目の夜でした。(お酒が飲めるならその後絶対パーに行っていたけど)
2005年02月14日
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ホーチミンで最初の夜を過ごし、時差が2時間あるせいか、夜が明けないうちに目が覚めました。窓から見渡すと真っ暗なサイゴンリバー。そこにベトナムの国旗をつけた船が白い明かりを点していました。あれだけにぎやかだったグエンフエには数台オートバイが行き交うだけ。実に静かなものです。テレビを見たり服を洗ったりして、とりあえず時間をつぶし、7時に階下のレストランへ。さあ、期待のブレックファーストビュッフェ! 今日こそおいしいベトナムスイーツにありつけるのか?(私の頭の中で描くベトナムスイーツはプリンである)ブレックファーストは、フォーあり、ベトナム料理あり、もちろん西洋風のものもありでなかなか充実していました。残念ながらスイーツはペストリーとフルーツのみ。とりあえずメコン川クルーズでの料理を期待して、今回はオムレツとサラダとヨーグルトで我慢。日経新聞や地球の歩き方を読みつつ、8時までゆっくりと朝食を堪能しました。交通量があっという間に増えたグエンフエ通りをおっかなびっくり横切り、またドンコイ通りをテクテク歩きながら、ツアーの待ち合わせ場所であるツーリストへ。威勢の良い若い関西人のおねえちゃん達や、昨日ディナークルーズでご一緒した方と体調が回復したそのお連れの方達と一緒に、10人近くのメンバーで出発しました。ミトーはホーチミン市からバスで1時間30分ほど南下した、メコンデルタの街。そこの船着場からフェリーに乗って、島巡りをするのがこのツアーの趣旨です。まずは一つ目の島で、人を刺さない蜜蜂(?)と人を襲わない大蛇(?)とスキンシップを交わした後、蜂蜜茶(おいしい!)とフルーツ食べ放題を堪能。店員がお茶やフルーツを出す毎に、販売している商品のサンプルもどさっと置いていくのが「ドイモイ」らしい。フルーツには、唐辛子を混ぜた粗塩をちょっと付けていただくのが現地流で、柑橘類やパインに付けて食べると本当に美味でした。次に訪れた島では、形が象の耳に似ていることから由来する「エレファントフィッシュ」の唐揚げがメインのお昼ご飯をいただきました。う、うまーい! やっといわゆるベトナム料理にありつけました! エレファントフィッシュの唐揚げの身とミントの葉とどくだみの葉と戻した春雨を生春巻きの皮に乗せて巻いて食べるのですが、どくだみの味は癖があるものの、魚の身がさっぱりして実においしい。他にも揚げ春巻きをはじめとして色々な料理が出てきて、どれも満足。最後に食べたバインセオ(ベトナム風お好み焼き)はほのかに甘く、これもなかなか現地風でおいしい。これにジャスミンティーがまた合うんですね。やはりここでも店員が片っ端から片付けていくのですが、あまりのおいしさに片付ける前にちゃんと平らげてしまいました。最後に訪れた島ではココナッツキャラメル工場を見学。工場といっても家内制手工業っていうんでしょうか。絞って砂糖を入れたココナッツジュースを鍋で煮詰め、テーブルの上に取り出して適当な量に切り分け、それぞれを縄ひものように手で延ばし、でこぼこの筋の入った板の「ぼこ」の部分に入れて適当に放置して冷やし固め、それを一定の大きさに切っていくと、まあ不思議、お店でよく見るキャラメルの出来上がり。ココナッツの匂いが強烈で、とにかく甘い。私は苦手だったので買いませんでしたが、まだちょっと熱いキャラメルを試食した時、小さい頃家でキャラメルを作ってやけどした事を思い出しました。何か懐かしさがよみがえる味でした。次に手漕ぎ舟でヤシの生い茂った細い河を下りました。と言っても自分で漕ぐわけではなく、現地の方々がひっきりなしに舟でそこを往来し観光客を乗せていくのです。手漕ぎ舟2艘がやっと通れる狭さで、船頭さんたちはそこを河下りのために河上りしなければならず、みんなスリムでいい体型をしていました。メコンデルタをたっぷり満喫し、帰路ホーチミンへ。今夜は絶対、絶対、おいしいベトナム料理とスイーツを食べるぞ!!
2005年02月13日
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無事にホーチミンに到着。滑走路に降り立つ前に目に飛び込んだホーチミン市街の様子は、舗装が不備で赤土がむき出しの道路と、やはりコンクリートがむき出しで上に行くに従って形の崩れたビルや家々。かつてシェムリアップ(カンボジア)に降り立った時は本当に何もなく、熱帯雨林が点在する大地といった感じで、のどかで良かったのですが、こちらはまさに開発途上の様相でした。冬の服装のままタンソンニャット空港に降り立つと、むわっとした暑さがまとわり着く感じ。と言っても湿度は低いようで、バンコクのような不快感はあまりありませんでした。荷物を持って、いざ入国審査へ。そこでは社会主義国たるベトナムの最初の洗礼を浴びました。軍服を着た入国審査官が、まあのんびりと(失礼、丁寧に)一人一人の写真と実物を確認し、たまに質問しながら、ゆっくりと作業しているではありませんか。パンクチュアルな生活に慣れている日本人観光客は、私を含め相当イラつき、特に関西人の観光客は、空いている審査官席に審査官が何か物を取りに行くだけでブワーッと駆け込み、「ここやってくれんの?」と聞いては、「あかんわ」と戻ってくる始末。とりあえず軽く1時間近く列で待たされ、次は私の番という時になってやっと、空席だった斜め前の席に別の審査官が座り、1分もかからないあっけないパスポート審査が終了したのでした。空港での両替は高いと聞いていたのと、両替所でも列ができていたのでここでは両替はせず、現地の案内人が待つ玄関口へ。同じフリーツアーの日本人観光客十数名とミニバスでホーチミン市街まで行きました。そうそう、タンソンニャット空港の隣に新たな空港建設予定地があり、2007年には豪華な空港がオープンするらしいです。今は影も形もないので「本当にあと2年で完成するの?」と疑ってしまいますが。市街地のオートバイの数はハンパじゃありません。1台に1家4人が平気で乗っているんです。まだ路面が舗装されていないため、ほとんどの人がオートバイに乗るときはマスクをかぶっています。後で訪れたデパートでかわいい絵柄のマスクがたくさん売られていたのが印象的でした。それと、こんなにバイクの往来が激しいのにも係らず、街に信号がほとんどない! だから歩行者もバイクも車も、まさに合間を縫うような格好で道を横切るわけです。ベトナムの洗礼その2です。バスから見る街路樹の幹は全て地上から1メートル位を白く塗られていました。現地の人によると、これは石灰で、1)虫除け、2)停電時には光って道しるべとなるように、3)背景が白いと目立つため立ちション防止、の理由から塗られているそうでした。そして、街の中心に位置するダクストンホテルに到着。ここはいわゆる高級ブティックホテル(と言っても日本でいうラブホテルの意味ではなく、独立系のこじんまりとした瀟洒なという意味)で、近くのシェラトンなどと比べたら規模は小さいものの、部屋はヨーロピアンテイストとベトナムテイストを織り交ぜ、おしゃれにまとまっていました。部屋で少しのんびりしてから、いざ初めての市街地探索へ。ダクストンホテルが面するグエンフエ通りは、ホーチミンの中でも幹線の一つにあたり、信号のないままひっきりなしに往来するバイクの波を縫うのは至難の業でした。途中で3つほど緩衝地帯があり、あまり走れない妊婦としては、そこまでたどり着いては一息つくを繰り返しつつ渡る、というありさまでした。グエンフエの隣が、雑貨の宝庫ドンコイ通り。ここにはシェラトンホテルが位置するとともに、観光客向けの雑貨屋、仕立て屋、カフェ、マッサージ屋、ツーリスト等がひしめきあってます。ここに着てびっくりしたのが、日本人観光客の多さ! ベトナムはまだまだ「秘境」の観があったのですが、バンコクに行き飽きた学生たちや、雑貨・グルメ好きの若い女性グループだけでなく、社員旅行や定年後の方々のツアーの客が多いのにも驚きました。つくづく日本人は世界のどこにでもいるなあと感心しました。地図を片手に、ドンコイ通りから少し入ったツーリストで今夜(11日)のサイゴンリバーディナークルーズと明日(12日)のメコン川クルーズを予約しました。ディナークルーズにも日本人観光客がわんさか。欧米人は割りと年配が多く、テト(旧正月、今年は2月9日から13日まででした)のせいかベトナム人の家族連れも多く見られました。たまたま連れの方が体調不良でディナーをキャンセルしてしまったという日本人女性の方と一緒にテーブルに座り、さあ待ち遠しいベトナムディナー!!と思いきや、店員は無愛想極まりなく、いかにも原価の安そうな料理を次から次へおいていきます。ベトナム料理に対して抱いていた誇大妄想は打ち砕かれ、最初の揚げ春巻き以外は嬉々として手をつけられるようなものはありませんでした。しかもビールも飲めないし。一応どんなものを食べたかと言うと、1)揚げ春巻き(これはまあまあおいしかった)2)空芯菜の油炒め(これもまあまあ)3)海老の蒸し焼き4)ソフトシェルクラブの唐揚げ(カラッと揚っていない編)5)シーフードの水炊き(本当に「水」炊き。しかも食べている途中でカセットコンロを引き揚げられた)6)スイカ(甘くない)そしてポロポロのご飯。料理を食べる手を休めると容赦なく皿を引き揚げられ、最後には無造作にテーブルかけも片付けられてしまいました。サイゴンリバーはと言うと、暗くて良く見えない・・・。ステージは音楽隊の演奏が一通り終わると、ミニスカートのディスコ風ドレスに身を包んだ派手な女性たちがファイヤーダンスをステージで披露し、船上は異様な盛り上がり。日本人観光客の多くはこれを無視して船の上で写真を撮りまくっていました。ああ、おいしいベトナム料理、おいしいデザートにいつになったらありつけるのだろう・・・。これで29ドルはあまりにぼったくりだ。そう思いつつ船を後にし、ベトナム旅行の第1日目は終了したのでした。
2005年02月12日
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妊娠29週目からまさに「胸のつかえがおりた」かのように、苦しかった吐き気がおさまり、3連休を逃す手はないと海外旅行を予約してしまいました。フライト時間がそう長くなく、暖かく、まだ行ったことがなく、しかも子供を産んだら気軽に行けなくなりそうな場所を、と考え、15日以内の滞在であればビザが不要なベトナムを選びました。旅行時は妊娠30週で医師の診断書はまだ必要ないため、チケットはスムーズに手配できました。とりあえず今回は癒しの意味も込めて良いホテルをと、ホーチミン市内の繁華街に近いダクストンという高級ホテルを予約しました。後は自由行動のきままなおひとりさまの旅です。金曜日の夜は恵比寿アトレの無印良品でバッグとキャスターを買い、しまっていた夏服がまだ体に合うかどうか試着して、合うものを選んでバッグに詰め込みました。そうこうしている間に彼とベビーちゃんが帰宅―。早朝出発ということもあり、子守も兼ねてこの夜はほとんど寝ないで過ごしました。彼も私が旅行直前ということで、基本的には寝ていましたが、物音には敏感に目を覚まして色々と世話を焼いてくれました。まだ真っ暗闇のなか、抜き足差し足で出て行こうとすると、彼がパッと起きて「ごめんね車で送れなくて」と申し訳なさそうに荷物を玄関まで持っていってくれました。いやー、それにしても2月の早朝は寒い! 恵比寿の駅に行くのを断念し、タクシーを拾って渋谷駅南口へ。まだ夜の明けない渋谷駅のホームも凍て付くように寒く、私を含めて一度ホームに出た客はみんな駅のなかに引き上げました。それでもまだ寒い・・・。成田エクスプレスを待つ30分は、予想以上に長く、辛かった。でも一度成田エクスプレスに乗れば、そこからは楽園直行便。コートを脱いで、バッグに入れて、と。後は成田空港までひたすら爆睡。妊娠後期でトイレが異様に近い私は、とにかくトイレ近くの通路側席を確保するべく出来る限り早くチェックインする必要がありました。航空会社のグランドホステスさんも電話などで何度も確認しながら、良い席を取ってくれました。さて、その後。まだ旅行のためのお金を下ろしていなかったのんきな私は、とりあえずATMに駆け込みました。空港第2ターミナルにあるATMは、みずほ銀行、千葉銀行とクレジットカード会社のみ。他行のATMを使うのが当たり前の新生銀行ユーザーは、当たり前のようにこれらのATMが使えるものと確信していました。ところが全てのATMで拒否され、「他行のカードは祝日だと午前9時からしか使えない」という但し書きを発見! そう、今日はまさに祝日! オーマイゴッドと思いつつ、10時のフライトというのに9時まで出国手続きをせず待っていました。やっと9時になり、行列が出来ているATMに並んで片っ端からカードを突っ込んでみましたが、なぜか全部拒否されました。手持ちの現金は4万5千円。これで3泊4日の旅行をしのげるのか。欧米諸国への旅行であればかなり厳しい。不安になりながらも、これ以上ATMと遊んではいられない、と出国手続へ。荷物検査場までは長い行列が出来ていたものの、出国手続は迅速に終わり、デューティフリーを通過し、即効で機械を使って海外旅行保険に入り(普通はクレジットカード保険で済ませるんですが、一応今回は特別なので・・・と言ってもお産関連の病院代には保険は出ないのですが)、ありったけの日本円を米ドルに換金して、そのまま10時発のベトナム航空とのコードシェア便に搭乗しました。ベトナム航空に乗るのは初めてでした。頭のなかでは、シンガポール航空、タイ航空、マレーシア航空のようなアジア人ならではの行き届いた笑顔のサービスを予想していました。ところが、かるーく裏切られました。そう、社会主義国ベトナムの国営航空会社で働いている彼らの身分は多分国家公務員。つまり、かつてのソ連、改革開放前の中国のように、「愛想がない、気が利かない、要領が悪い」(全てのアテンダントさんがそうではないと思います。多分運が悪かったのでしょう)。そして日本の航空会社とのコードシェア便にも係らず、日本のアテンダントはどうやら1人だけ。おまけに機内食は「グルメ天国」ベトナムに抱いていたのは誇大妄想かと覚りを開くほど。唯一品質が保証できるベトナムビールも妊婦の私には宝の持ち腐れ。これは爆睡しかない、とほぼ7時間を、トイレタイムを除いて睡眠に費やしたのでした。そんなこんなで同日午後2時34分に無事ホーチミンに到着。到着と同時になぜかパラパラと拍手が・・・。やはり他の搭乗者たちも不安だったのか。
2005年02月11日
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代官山の駅からカルピス方面に徒歩2,3分、セブンイレブンの2件隣の代官山ハイツの一角です。2歳までの子供を預かってくれ、保育料も1ヶ月48,000円と安いのですが、0歳児は6時まで、1歳児移行は7時までしか預かってもらえないのが働くママとしては辛いところ。ただ1階が居酒屋という雑居ビルの上階にあるちゃいるど保育室と比べると明るくて静かだし、部屋は小さいけれど色々かわいくデコレーションを施していたりして、楽しそうな保育園でした。それとマンションの一室の保育園のため、預かれる子供が10人位までに限られており、私が見学した時点では、公立保育園との併願とはいえ入園希望者が30人近くもいました。こんな状況じゃ、少子化がもっと進んじゃいそうです。とりあえず会社には最初の1年間は5時終業のフレックスタイムをお願いし、必要に応じて家で残業する形にしようかと思い、30人近くの入園希望者リストに名前を載せてもらいました。その後渋谷区役所の恵比寿出張所に公立保育園への申込の仕方について聞きにいったら、職員さんも良く知らないようで驚きました。後で知ったのですが、恵比寿出張所に併設されている恵比寿保育園に申込書がおいてあるそうなのです。ほんと、渋谷区の少子化を防ぐんだったら、まずこんなことからしっかり把握して欲しいものです。とりあえずこれと同時に、57日から預かってくれる広尾保育園にも申込書を出しておく予定です。1歳から預かってくれる恵比寿保育園は場所的には一番近いのですが、いかんせん子供が4月生まれになりそうなので、2歳近くになるまで申込ができません。出来れば早生まれで生まれて欲しいんだけど・・・。とりあえずここはリーズナブルな割には好感の持てる保育園でした。
2005年02月10日
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彼女がお父さんの結婚式(なんと彼女と同じ年齢の女性と再婚するらしい)のため2週間ほどシンガポールに帰っている間、夜だけベビーちゃんを預かることになりました。と言っても、実は彼女には内緒で・・・。本当は彼が一人で面倒を見る建前になっているのですが、私自身ベビーちゃんのケアが楽しくて彼に無理やりお願いしたのと、彼も夜中に度々授乳で起きるのが辛いため、彼女には内緒で私の家で預かっているのです。金曜日は彼が風邪を引いてしまい、夜中ずっと熱を出してしまいました。これは大変と、とりあえず土曜日の朝家に帰して、土曜日から日曜日にかけて、ベビーちゃんと私と初めて二人だけの時間を過ごすことになりました。まだ生後1ヶ月経ったばかりのベビーちゃんなので、視力も弱く、表情もなく、私だろうが誰だろうがミルクをあげてオムツを替えてくれる人ならば構わない、という状況ではあるのですが、ふとした瞬間に私の声や表情に反応したり、眠りながらニコニコを笑ったり(この時期ではあまり意味のない笑いなのらしい)するのを見ると、もうむぎゅーっとだっこしたくなります。ベビーちゃんと初対面の時は少し複雑な気分でしたが、無垢な彼女の表情を見ていると、何だか母性がぶわーっと出てきて、いてもたってもいられなくなりました。一度寝ると石のように起きない私が、明け方起こされるのも苦にならず、たまにおなかの子供が「おいおい!こっちも忘れんなよ!」とばかりに蹴ってきます。眼に入れても痛くないというのはこういうことか、と実感できるベビーちゃんなのです。でも実は・・・・やってしまいました・・・。彼にも内緒なのですが。洗面台でベビーちゃんをお風呂に入れていたとき、手がつるっと滑って、顔がお湯にドボンと・・・!!ベビーちゃん、お湯のなかでびっくりした形相。多分1秒もなかったと思いますが、すごく長く感じられた瞬間でした。体を引き上げると、コンコンと咳き込んで泣き出し、私はオロオロ。その点、さすがは三児のパパだけあって、彼のお風呂の入れ方はうまい。私も一応学習して、その後はちゃんとタオルをはさんでお風呂に入れようと思っています。それと、首がまだ座っていない時期なので、本来は頭と一緒に体を持ち上げたり抱っこしたりしなければならないのでしょうが、それもどうもまだへたくそで・・・。つい体だけ持ち上げてしまい、ベビーちゃんの首をラジオ体操さながらに回転させ、その後ミルクを吐かれたりすると、軽い自己嫌悪を感じてしまいます。初めての二人だけの夜も、どうにか無事にしのげるかしら。実験台という訳ではないんだけど、ごめんねベビーちゃん・・・。
2005年02月05日
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恵比寿西1丁目にあるこじんまりとした3階(4階?)建ての保育園。セキュリティはしっかりしており、警備保障会社と契約し、外から入る全てのドアにカメラ付きインターフォンがついていました。向かいの会社の壁際に車を着けることが可能なので、長居は出来ませんが車での送り迎えも可能です。私が見学したベビークラスは、現在10名程度の赤ちゃん(生後45日目~1歳8ヶ月)に、保育士さんが4名というケアの行き届いたものでした。部屋はこじんまりとしていましたが、マイナスイオンの空気清浄機もあり、清潔で好感がもてました。少し気にかかったのが、急な階段を上って3階のフロアがベビークラスということ。妊娠中の私は張り出たおなかのせいで足下が見えず、思わず足を踏み外しそうになるという、ちょっぴり怖い思いをしました。保育士さんたちは見るところ20代から40代位で、はきはきとしていてかわいらしい印象の方々でした。1歳8ヶ月を過ぎた頃に入るプチ(未就園児)クラスも見学しました。プチクラスでは、お話や工作など、頭を使う色んなアクティビティが盛り込まれているようで、見学時にも子供達はちょうど切り絵の工作をしていました。また、隣に大きなトイレルームがあり、そこでトイレトレーニングが出来るようになっていました。プチクラスで完全にオムツ卒業をするという狙いだそうです。お散歩は近くの恵比寿公園で、大きくなると他の公園に遠出したり、電車を見に行ったりするそうです。預かり時間は8時から7時までで、延長は10時まで可能、病気になったらシッターさんによる自宅預かりも出来るそうです。小学校低学年のアフタースクールクラスまであるので、一度入れば何かと便利、という保育園でした。入園金15万円、登録料5万円、ベビークラスの保育料12万円をどう見るか、というところですが、私の判断では、まだ物心つかない赤ちゃん期間には、とりあえずちゃんと授乳、睡眠、排泄をケアしてくれるところであれば、あまり大差はないのかと思っています。聖マリアン保育園の本領発揮の時期は、きっとプチクラスからなのでしょう。それまではとりあえず、ちゃいるど保育園を使って経済的にセーブした方がいいのかな、という気がしました。次は子供の森チャムチャムに見学に行ってきます。
2005年02月04日
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彼女さんのベビーちゃんが日本国籍を取得するための動きが進展しました。家庭裁判所での手続きがようやく動き出しました。まず彼はベビーちゃんがまだ彼女さんのおなかにいる時に、「胎児認知」の申請をしていました。胎児認知とは、外国人の女性が日本人の男性の子供を身ごもった時に、生まれる前に認知をすると、その子供は日本国籍を取得できる、というものです。但し、彼女さんはその時別の日本人男性と結婚していたため、離婚して6ヶ月以内に別の男性の子供を身ごもったことから(日本では離婚後6ヶ月内に再婚してはならない、などといった実にアホらしい法律があります)認知にややこしい手続きを踏まなければならなくなりました。まず、胎児認知をし、離婚手続きも踏んだ後で、「この子は私の子供である」ことを家庭裁判所に申し立てる必要がありました。ただその裁判所の裁判官がまだ新米の裁判官のようで、手続きがよく分からず、無駄に時間が過ぎてしまいました。その後最終的に、お母さん、お父さん、ベビーちゃんの3人のDNA鑑定を行い、ちゃんと二人の子供である、ということが科学的に実証されると、そこで初めて、ベビーちゃんは自分だけの日本国籍を取得することができる、という手段を使うことになりました。自分だけの戸籍を作るというのは、苗字なども好きに選んでいいそうなのです。だからお母さんの出身のタイの苗字にちなんだものでもいいし、お父さんの日本語の苗字でもOK。これが終われば、やっと出生届の提出です。これでベビーちゃんは、この世に生まれてきた法的な証を持つことができ、日本人としての権利が付与されます。そしてお母さんは、日本人のベビーちゃんの保護者としての永住権をもらうことが出来ます。DNA鑑定は、鑑定の専門家が立会いで3人の口の粘膜を取り、鑑定に出すという作業だそうです。インターネットで料金を調べたら、裁判所に提出する書類を作成してくれるところだと8万円程度でやってくれるようですが、なぜか「裁判所推薦」の鑑定会社で、16万円位を出してやる羽目になってしまったそうです。でもこれで戸籍もちゃんと取れて、晴れてみんなハッピーになれるんだったら、お金にはかえられません。無事早く手続きが完了しますように、と願う、近くのおばちゃんでした。
2005年02月03日
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昨日早速恵比寿駅西口近辺の「ちゃいるど保育園恵比寿園」に見学に行ってきました。現在園児さんは27名程度で、一番大きなお子さんは10歳と、学童園のような使い方をされている親御さんもいらっしゃるようでした。そもそもベビーホテル的要素が強いので、クラス方式などは取られておらず、一つの部屋に年齢ばらばらの園児達が思い思いに遊んでいて、それを3名程度の保育士さんがケアしているという状態。親の勤務時間が不規則だったり深夜に及んでいるケースのお子さんが多いようです。「ほとんどの子供が一人っ子だから、ここで兄弟の付き合い方を知る感じです」と保育士さん。確かに取っ組み合いをしている児童もいたりと、園内はテレビでよくある「肝っ玉かあちゃん」の家のようでした。また、若い方だと手に負えないのか、保育士さんたちはある程度年配のベテランの方が多いように見受けられました。正規の保育時間には時間割が組まれており、お遊びやお昼寝、お食事、検温などが規則正しく行われているようです。またベビーベッドが6、7つあり、実際に宿泊する園児さんは毎晩3人程度いらっしゃるということでした。料金は入園料11,000円、正規保育は月曜日から土曜日の8時から6時までで、新生児は58,000円。日・祝祭日も含むと68,000円。時間預かりは預かり時間によって1,000~1,200円と極めてリーズナブルでした。ただお泊り自体は、寝返りがうてるようになる生後5、6ヶ月にならないと預けられないようです。感想としては、保育園を「総合教育の場」として考える場合には不向きかもしれませんが、認可保育所に入るまでの預かりや一時的な利用には十分だと思いました。当たり前のように残業のある私としては、まずは預け先の第一候補として考えたいと思っています。次は聖マリアン保育園に訪問します。
2005年02月01日
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妊娠8ヶ月目にして気が早いのですが、2ヶ月の産休後に復帰を考えているため、今のうちに保育園探しを始めました。私の住んでいる恵比寿・代官山付近には認可保育園が3ヶ所(恵比寿、広尾、代官山)。うち恵比寿と代官山は1歳からの保育なので対象外でした。唯一広尾が生後57日目が預けられる認可保育園なので、とりあえずキャンセル待ちで申請することにしました。通常認可保育園への入園申請は、4月の正規入園の場合、1月14日までの申請となり、それ以降は毎月のキャンセル待ち申請をする必要があります。広尾保育園は新生児枠ですでに空き待ちが数十人いるらしく、いくら未婚母で優先順位は高いと言えど、入れるのは至難の技のようです。次に無認可保育所を調べてみました。私の住んでいるあたりだと、聖マリアン保育園、子供の森チャムチャム、ベビーホテル兼用のちゃいるど保育園恵比寿園の3つ。聖マリアン保育園は入園料、登録料が20万円、新生児の保育料が月12万円と、予算的にかなりシビア。かたやチャムチャムは月48,000円で良心的なのですが、認可保育所との併願も含め既に願書数が定員オーバーらしく、もちろん未認可なので未婚の母だろうが優先枠はなく、入園はかなり難しそう。ちゃいるど保育園は月58,000円と良心的なのに加え、24時間対応というのが頼もしい。一時期問題になった「ベビーホテル」の品質について懸念はあったのですが、ネットでの評判も悪くなく、認可保育園に移る前の一時的預かりには十分使えそうです。そうそう、あと本当はすごく入りたかった、職場に近い文部科学省内のかすみがせき保育室。これも空き待ちの数が省職員家族・民間家族を含め膨大で、ほとんど絶対といっていいほど無理(もともと文部科学省の職員の福利厚生施設のため、民間の入園はさらに難しい)。ここは携帯やPCで子供の様子をチェックできたりして、とても魅力だったんですけど。願わくば、職場近くの郵船ビル内日本郵船の従業員のための保育室を社外にも解放して欲しい! すごい施設なのに、噂では預かっている子供は数名程度らしいのです。採算性を考えても、かすみがせき保育室のように、キャパシティの範囲内で融通を利かせて欲しいものです。だんだん出産・子育てが現実味を帯びてきた今日この頃でした。
2005年01月31日
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昨日深夜テレビを見ていたら、ものすごくおいしそうなお取り寄せが紹介されていて、思わず本日注文してしまいました。一つは「アカシア蜂蜜無塩バター」。蜂蜜と無塩バターを混ぜただけといっちゃそれまでなんだけど、これがまろやかに混ざっていて、テレビでパンに塗って食べていた島田紳助と松本人志が「むっちゃおいしい」を連発していて、もういてもたってもいられなくまりました。二つ目は、小樽洋菓子舗ルタオの「ドゥーブル・フロマージュ」。マスカルポーネとクリームの、ダブル(仏:ドゥーブル)のチーズ(仏:フロマージュ)を使ったケーキだからドゥーブル・フロマージュ。これはつい最近、同僚が新宿高島屋で開催されていた北海道フェアで購入したものを食べたことがあったのですが、つわりのぶりかえしで辛い妊婦でもさっぱりとおいしくいただけたという記憶があり、しかも甘いものが苦手な島田紳助と松本人志が「うまい、うまい」と言うのを聞いていると、ある種催眠状態にかかってしまい、本日早速ルタオのHP(http://www.letao.jp/)を見つけて購入と相成りました。届くまでにつわりが軽くなっていますように!!
2005年01月28日
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今日でやっと妊娠8ヶ月目突入です。つわりのぶりかえしとのどの異物感はなかなか取れないけれど、母子ともに健康で、ベビーちゃんのキックもどんどん力強くなってきました。トレーナーを着ていても、それを跳ね返すくらい。母親はちんたら生きているっていうのに、生命力ってすごいなぁ。さて、昨日同居人が、彼女の子守のために彼女の家に泊まりました。彼女の家に泊まらないことが関係修復のひとつの条件だったので、「泊まる」ことを聞いた時、思わず電話を壁に投げつけたくなりました。でも、なんとなくうじうじと考えるのがバカらしくなり、その夜はきっぱりさっぱりと睡眠を取りました。朝身支度をしていると「10分後に迎えに来る」と彼から電話。家に着くなり昨日寝ていないのかバツば悪いのか床にごろんと寝て、私の顔を見て申し訳なさそうに「ごめんね」と言いました。車に乗ったところで再度「ごめん」と言われ、私は何か惨めな気持ちになって涙が出てきました。一度泊まればなし崩し的に外泊解禁となり、きっと彼は色んな誘惑に負けてしまうだろうと感じました。それを見過ごすことは、生まれてくる子供の母親として、絶対にいやだし惨めだと思いました。会社に着く前に、「彼女は一日中子守が必要な位、体がボロボロなの」と聞くと、「いや昨日から彼女は夜の仕事を始めて、もともと来る予定だったベビーシッターが来られなくなったんだ」。結局彼女は午前2時半まで勤めに出て、帰ってきたのは午前3時で、その後は今後ベビーシッターをどうするかについてずっと話し合っていたそう。そういうこととは知らなかったけれど、何ともこの気持ちの高ぶりは抑えようになく、そのまま黙ってしまいました。本来もし子守が必要ならば、私の家に子供を連れてくればいい、と思いました。私は子守ならば夜通しでもするけれど、外泊はやはりルール違反のような気がしました。私は彼女ほど若くないし、彼女のように別れても彼にべったり甘えることは自分のプライドとして出来ません。それが簡単に出来る彼女のことが、私はどうも納得できないのです。自分の価値観が他人のスタンダードとは思いませんが。そりゃ精神衛生上は一人で頑張った方がいいんだと思います。分かってます、本当に。でも、別れた後に彼が彼女とよりを戻してという情景を考えるとそれもやるせない。彼は共通の友人にもちゃんと私とやっていく宣言をしているようだし、両親にも息子たちにも、今度生まれる子供の話はしてくれているけれど、父親がこういう形で行ったり来たりしている姿を子供と一緒に見るのは何だか辛いし、プライドが許せない。友達に話せばきっと、「もう何をしたいか答えは出ているんじゃないの?」と言われそうなので、もう少し彼と話し合って最善策を決めたいと思います。そんなこんなの8ヶ月目突入。日記を書いて随分スッキリしました。
2005年01月27日
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最近母親の育児放棄のせいで子供が死ぬという事件が多すぎる。24歳の母親が男と遊びたいがために3歳の子供を餓死させたニュースは本当に胸が締め付けられる思いがした。冬の寒い部屋のなか、ロフトの上に敷かれた新聞紙に寝かせられ、思いついた時だけにしか食事を与えられなかった、女の子の気持ちはどんなものだったのだろう。子供はみんな天からの授かりものだし、生まれるべくして生まれてくるのだと思う。これが生態系を守るための淘汰の一つだなんて思えない。子供を産みたくても産めない人がこの世にたくさんいるというのに。なぜこの母親は子供を施設に預けるとか、究極な話お寺の前に置いてくるとか出来なかったのだろう。殺すよりましな行動はいくらでも事前に取れたはず。まるで無かったものとして見て見ぬ振りをする、それで死んだら死んだ時、そんな行動は、当事者にとっては最も簡単なことかもしれないけれど、された者には最も不幸だ。ハンセン氏病の施設からかつて標本にされた胎児が100体以上発見された。かつてハンセン氏病で隔離された患者は病気は遺伝しないにも関わらず全て不妊手術を強制されたという。子供が出来れば強制堕胎だ。その時の胎児たちが正常分娩と思われる赤ちゃんも含めて、意味もなく解剖され、標本にされた。ホルマリンにつけられて、何十年も施設の片隅に放置されていた。狂気の沙汰だ。自分と同じ人間がやったとは思いたくない。ナチスドイツや731部隊位浅ましい。大人になれば人生の喜怒哀楽だって多少の罪だって経験しているだろう。でも何も知らない、罪のない、無垢な子供にだけは、大人は絶対に手をかけてはならない。どうしてもというならまず自分にその痛みを与えてから考えてはどうだろうと思う。まあ、そんなことが出来る母親ならば、子供を手にかけるなんてことはしないだろうけど。
2005年01月26日
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韓国スターって、チェ・ジウにしても誰にしてもメイクが濃く、必ずやアイラインとリップラインをしっかり書き、ファンデーションも男性も含めて厚塗りのため、ナチュラルメイク好みの日本人には、同じ顔立ちなのになじめない違和感があるような気がします。今日初めて「猟奇的な彼女」を観たのですが、そこで感じたのは、チョン・ジヒョンのメイクがとてもナチュラルだったこと。「イルマーレ」の時も素肌美人だったし、それだけで日本人的には親近感がわきます。ユンソナの韓国時代のドラマを見ると、日本で見慣れた顔よりもえらく厚塗りで、なんとなく違和感を感じます。逆にチェ・ジウが出ているロッテやロート製薬の宣伝を見ると、「こんなに透明感のある美人だったんだ」と感じます。なぜでしょうね。日本と韓国でこんなにメイクの嗜好が違うなんて。行動心理学や比較文化論で論じれるものなのかな。
2005年01月24日
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今日は品川プリンスシネマに「カンフーハッスル」を見に行きました。ここはお台場のメディアージュと同様、新しい割に客が少ない映画館。隣接ホテル(品川プリンスホテル)が大規模な拡張工事をやっているけど、親会社があんな状況で大丈夫かなと余計な心配をしつつ、文字通りガラガラの映画館へ。映画自体は「少林サッカー」に輪をかけてバカバカしく、バカバカしいのに常にシリアスな顔をしているチャウシンチーがバカバカしさを増幅させています。往年のカンフー映画スター達がそれぞれ魅力あるおバカな役で登場し、いざとなると人が変わったようにカンフーの達人になるギャップに圧倒されます。CG使いまくりなんだけど、技そのものは本物ゆえに見ごたえあり。最後に開眼するチャウシンチーの技には惚れ惚れしました。チャップリン的なほろっとするエピソードで最後を締めくくるのは、映画好きのチャウシンチーならでは。少林サッカーと同じく、貧困な香港の街角を描写する上で、女性には「ぐぇっ!」とくる場面もありますが、それも観客が否が応でも情景を把握できる材料のひとつ。「少林サッカー」よりも、役者全員のバカ度が上がっているのが最高!それを真顔で製作するチャウシンチーも最高!このまま真顔のままでおバカ映画をどんどん世に出して欲しいものです。
2005年01月23日
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7ヶ月目も後半戦。子宮が胃を圧迫してつわりのような胃もたれと、胃の容積が狭まったため食べたいのに食べられない日々が続いています。10月頃から止まらない咳も、実は胃液が食道辺りまで上がっていて炎症を起こし、それが悪さをしているよう。まさかこの月に来てつわり2号のような状況になるとは思いませんでした。横になると咳が出るため、座ったり枕を高くしたりと、工夫をしながら寝ています。そんななか子供はいたって元気です。ミーティング中にも容赦なくキックをされ、ブラウスがぼわっ、ぼわっと上がったりしてどぎまぎする日々。今日は2週間ぶりの検診で、超音波で見たベビーちゃんは、両手の平を合わせて右のほっぺにすりすりしているかわいい格好。ただ足だけは激しくおなかを蹴りまくり、病院の先生も「蹴っていますねぇー」。成長度合いは誤差がほとんどなく、標準そのもの。食欲がなくても無事育っているようでほっとしました。次の検診は2週間後。次はどんな格好で会えるかな。
2005年01月21日
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映画のレディースデーで同僚と「東京タワー」を見に行きました。有楽町マリオンの映画館は満員御礼、9割以上が同じ年頃の女性ばかり。あれだけ集まると圧巻です。映画自体は酷評ばかり聞いていたせいか、ストーリー、映像共に想像を上回りました。中年女性のためのハーレクインロマンスといった感じです。さすが小説の映画化だけあって、真似したい(いつ?)おしゃれな台詞も多かった。岡田君と松本君が表現する若い故の危なげさやせつなさはなかなか。黒木瞳がプライドを捨てて最後はボロボロになるところもかわいい。寺島しのぶの壮絶な般若顔は、個人の実体験に裏打ちされた(?)生々しさを感じました。もったいなかったのは、他の男性陣。特に黒木瞳の夫役はもう少し魅力がある演技をしても良かったのかな、と。夫とのつながりが経済的理由だけではつまらない。黒木瞳が二人の間で揺れ動くような場面をもう少し作って欲しかったです。寺島しのぶの夫役はやり過ぎ。かつては愛し合って結婚した夫婦なんだからあんなに極端な態度を取らなくてもと思いました。だからこそ寺島しのぶが情熱的に松本君に傾倒するというのも分かるのですが。但し、シチュエーション的にあまりにもありえない。ロケーションも良すぎだし、みんな金持ちすぎ。41歳と21歳の恋愛なんて、実際はペタジーニとオルガ夫人みたいなものでしょ。黒木瞳だからいいものの、老化の一歩手前の女性とこれからまさに男として磨きがかかっていく男性の恋愛って、実際上手くいくのかなぁ。とりあえず「大人のおとぎ話」としては、上出来な一品ではないでしょうか。四捨五入すれば40歳の私、夢を見させてもらいました。
2005年01月19日
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