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面接辞退の文章を考えていると、別の応募中の公募が更新され、延期された。自分が〆切前に出しているのに、公募延長ということは、適任者が居なかったことを意味する。つまり自分は書類選考で落ちているということだ。今月の終わり頃の〆切だったので、来月に結果が出ると思っていたのに。残念ながら、今年の公募は全て終わってしまった。成果としては3つの面接に呼ばれて、そこそこ中堅以上の私立大学であった。2件は不採用で、1件は残念ながら日程合わず辞退である。今年度わかったのは、「分野を間違えなければ呼ばれる」ということだ。それは直近の論文があったからだろう。3月から6月にかけて、複数の論文を発表した。その結果が面接に繋がっていたようだ。今後も期待したいが、来年度については現在論文発表の見通しがない。その意味では春ぐらいの公募で、翌年採用や10月採用に応募するしかないだろう。その後は、業績不足で書類審査が通らなくなる可能性が高い。本当はこの時期に、投稿しているものががあればいいのだが、データ不足でどう考えても難しい。
2023.11.15
10月末〆切だった公募で、面接に呼ばれた。残念ながら研究室の演習と重なってしまった。辞退せざるを得ない。色々理由や可能性を検討したのだが、現在の職場に変な嘘をついて、面接に行くほど興味を持てなかったような感じもある。猶予が少しあったので、様々な条件を検討した。大規模な大学であったので、規模としては魅力であった。これまで書いてきた図書館などの問題も解消されるだろう。それでも何か漠然とした不安を感じた。実力以上の大学なのかもしれない。現状よりも多くの学生を指導する自信がないのかもしれない。現状とは少し異なる分野だからかもしれない。たった一つの書き込みだが、学生の不満も見てしまったのもあるかもしれない。具体的には分からないが、漠然と不安を感じた。その背景には日程的な問題もあり、何か理由をつけて行っても、不採用になるというという不安もある。そんな漠然とした理由の積み重ねで、やはり現在の仕事を優先させるべきであり、辞退する方向で連絡しよう。非常に残念だ。縁がないということだろう。それでもこれで今年は3回、比較的中堅から大手に呼ばれた。2回は不採用であったが、分野も見えてきた。1年延長して、1年後には行き先を決めたいと思う。
2023.11.14
ずっと公募書類の発表年月を面倒なので、年のままにしていた。それで一応問題はなかった。先日、応募した公募では、Excelで、日付限定設定をされてしまい、月を入力する必要があった。仕方なく、過去の論文をすべて調べてみた。面倒であった。しかし、同時に学内の人事書類を作成していたら、年度ごとに業績点を計算するため、1月から3月の業績は年度が変わるので重要であることを知った。もちろん、業績の数値化は最終的には合計なのであるが、毎年業績を出しているのかなどを見る場合には、「年度」らしい。特に、着任後からの業績については、着任直前3月に発表したものは算定されないので、何月であるかは重要となる。ということで、面倒ですが、月まで調べておくと、どこかで役に立つかもしれません。当たり前かもしれませんが、私はこれまで論文に明記されていないものは不明として、年しか書いていませんでした。簡単に調べられますので、お時間のある時に確認しましょう。
2023.11.13
繰り返しだが、面接を2回も通らず、また書類書きを再開している。真面目に書類を見直していて、発表のうち、学会発表の予稿集などで4ページぐらい書いているものを記載していないことに気づいた。関連して後輩が書いた英文の予稿集も思い出した。内容が自分の現在の研究とは少しズレていること、査読がないことなどから業績と思っていなかったのがある。しかし、上述の通り、どうにかして書類を通すべきだと焦ってきて、これらも加えようと思った。後輩の昔のメールを検索して、位置付けを再確認したら、「査読付きとして業績に書きます」と本人は書いていた。査読あったんだ。そういった積極的なアピールにより、結局、彼は私よりも出世している。当たり前だが、公募書類以上にわざわざ応募者の業績を検索することはない。やはり「業績一覧=全業績」なのである。したがって、些細な業績と思っても書かねばならないと思った。そんなことを整理していたら、2報ぐらい学会予稿集が抜けているのに気づいた。その他、大学の研究所の紀要に書いた報告書も、論文ではないものの価値があるのかと思えた。あらためて、見直して、少し業績が増えてホッとした。前職で行ってきた広報活動も整理したし、出前講義も、外部講師も整理した。まあ、現時点で考えると、異常な回数なので、公募でも話のネタになることを期待したい。少なくとも、この人は、こういった活動に積極的であることは伝わる。こんな反省して、改善することが書類をよくしていくことなのだろう。運が大きいとは思いつつ、反省は必要だと思った。必ずしも書類は完成度が高いわけではなかった。時間がなくて出しているのもあるし、あまり思い入れがあると不採用の時に立ち直れないし、いつも過去のコピーを出していたようなものだ。時間をかけたくなかったのでチェックが甘かった。今回はかなり整理したので、今後は、コピペだけで出せるだろう。
2023.10.23
少し前の公募のために、教育実績として外部講師の整理をした。それまでは直近の5年だけを書くようにしていたので、現職場での活動を中心としていた。あまりにも書類が通らないこともあり、偶然、「高校への出前講義なども記入」と書いてあったのに気づき、整理してみた。6年前以前は実は数が多すぎて整理したくなかったのもある。あらためて整理してみると、1年間で10件以上の外部講師をしていた。高校では同じ高校で1学年全クラスを対象として3日ぐらい通っていたこともある。現職場では若い人が忙しいと聞く。前職では、初年度の講義は半数に減らしてくれていた。そして2年目に通常になり、3年目に外部講師が増えた。段階を経て、対応出来るように配慮してくれていた。それにしても外部講師が多い年があった。他の先生が担当していた外部講師の一部が私に回ってきて、その後、信頼されたのか、大部分が私が担当することになった。忙しい、という意味では、悪い上司のようだが、上述の通り、段階を経てお願いされており、また内容も同じことを繰り返していたので、15回の講義をするよりも楽であった。高校では出前講義なので大学の広報として行くために、特に謝礼はない。一方、自治体主催の講演会だと少し謝礼がでた。数が多かったので、ちょっとしたお小遣いになり良かった記憶もある。現在の職場では若くないので、そんなに外部講師をしていないので、業績リストを書くと直近は減る。でも特定の年に多いのは、書類選考では気になるかもしれない。それは話題提供となるから、一つの良い面だと感じている。前の大学の組織や上司は悪くないなーとあらためて思うのである。その時の私の出前講義によって、おそらく充足率は満たされていたのかとあらためて思った。私が退職してから、充足率は1前後を推移しており、後任の先生のプレッシャーは大きいのかと思う。先日、学会のあとで話をしていた友人も同じような環境なのだが、「仕事嫌いじゃないからね」というのがある。学外講師、高校出前講義、嫌いな先生はたくさんいるけど、自分は嫌いな仕事はあまりない。何事も楽しく過ごしてしまうので、それはそれで問題である。でも高校への広報活動としては、適材適所で良い面だったのかと感じる。現在も、出番が回ってくれば行くのだが、やはり高校生には若い先生が良いだろう。
2023.10.11
10月に入って、公募の案内が減った。もちろん、自分自身が勤務可能な範囲を考えてアラートの設定範囲を変えたのもある。でも、やはりこれからの面接をしたりすることを考えると、来年度の時間割も確定しており、なかなか難しいのかもしれない。現在自分が出しているものも、10月〆切のものが多く、年内には決めるというスケジュールだろう。11月中に面接して、12月の理事会や教授会で承認をして、確定、ということだろう。これらの書類選考に呼ばれなければ、あとは、運良く公募があるのを待つしかないのか。今年度の活動も、ほぼ終了だな。11月中旬に何もなければ、もう1年だな。昨年も書いたが、その意味ではこれからは論文を書くことに集中して、春にはアクセプトを目指すのがあるべき姿かも。でも、私の場合はデータがないので、今年は難しい。。。困ったものだ。なにか1カ月ぐらいで論文になるような、誰もやっていない研究を探すか。測定して、考察すれば、最低限、国内の雑誌に書けるような。。。そんなことをしていると、科学のレベルが下がるのだが、現時点では仕方ないか。早くちゃんとしたポストでちゃんとした研究がしたいものだ。
2023.10.09
今月末締め切りの公募書類に手をつけていて、業績のフォーマットを埋めている。論文は毎度のことなのだが面倒と思いつつ、コピペしている。発行の月まであったのをこれまで無視していたが、一応調べてみた。終わったので学会発表に入って、注意書きを見ると、卒業後から時間順に、と書かれていた。おいおい、直近5年でいいでしょ。卒業後からだとかなりの量だ。私は企業に居た時間が長いから少ないけど、その間に大学にいたら、年に2回は発表しているし、教員だと、学生の発表にも名前が当然入るので、年に5から10になる。これでは書ききれない人もいるのではないか?何を求めているのだろう?単に負担を与えて、本気度を見ているとしか思えない。もしくはやはり捏造や詐称が多いので、それを防止するための方法か?論文だけでも何時間もかかったのに、100はないけど、何十とある学会発表をすべて整理したら数日かかりそう。締め切り前に手をつけるのではなく、少しずつ始めてよかった。でも、やっぱり意味がわからない。疲れたら応募するのやめようかな。まともな書類でない大学にはいきたくない。おそらく学内評価も息苦しいのかと想像してしまう。ーーー
2023.10.04
あきらめていたので、驚きはないが、8月末締め切りだった公募、不採用通知が届いていた。1カ月、ちょうど面接も終わって内定者が承諾したのだろう。それはともかく、整理しなければと思う。どうも、当たり前だが、年齢的に教授クラスでないと書類選考が通らないような気がしてきた。この公募もよくよくみたら「准教授または講師」であった。改めて、論文が増えた2月以降の公募を整理してみた。8件応募していて、・教授案件2つが、面接で不採用・教授案件1つは、書類選考不採用・准教授案件5つは、書類選考不採用ということがわかった。やはり年齢的に教授クラスだけのようだ。教授案件で書類選考が落ちているのは、面接に呼ばれたものと分野違いの学部学科であった。結局、特定の分野で、教授クラスでないと書類選考は通過しないようだ。しかも、おそらくだが国立大学は無理そう。私立大学だ。准教授クラスに応募しにくくなるので昇格はマイナスかと思っていたが、現実的にはその方が良いかと考えるようになった。書類出すのが面倒なので保留していたが、申請するかな。応募できるものが限定されてしまったが、出すべき分野やポジションがわかったので、無駄な書類書きは減らせそう。そのぶん、学内の申請に時間を使うか。バックアッププランだ。ーーー
2023.10.03
2校も面接後不採用であった。一方で、これまでを振り返ってみると、面接に呼ばれた分野をAとすると、現職に着任するまでも同じ分野Aで呼ばれて面接を受けてきた。前職も分野Aであった。現在は分野Bにいて、実は自分はこの分野の人間だと思っていたし、所属学会も分野Bなのである。最初の大学も分野Bだ。論文の大部分も分野Bである。しかし、教育実績のある前職の活動は分野Aで、企業も分野Aであった。この期間が、研究・教育期間で最も長い。結局、この分野Aで外部から評価を受けているし、公募で書類選考になると分野Aでは残れるらしい。分野Bはライバルが多いのだろう。うーん。本来は分野Bで基礎研究に従事したいと思っていたが、あきらめて、分野Aに集中したほうが、書類選考は通るということか。。。これからの後半戦はやはり分野Aを探そう。私が不採用になった公募に応募した人が、退職届を出すはずなので、同じ分野に公募が1,2件は発生するはず。気をつけてJREC inを見て、通勤距離と合わせ検討しよう。それにしても、当たり前だが、自分が思っている自分の価値と他人から評価される内容に、ずれがあるのですね。分野Bでは狭い専門分野であるが、世界で初めてという報告があるのにも関わらず、あまり評価されない。分野Aでは、そんな論文はないのに、教育実績などが評価されているようだ。まあ、確かに教育には自信があるが、できれば研究したいのですけどね。環境に恵まれず、成果が今ひとつだと思っているので、最後の職場では成果を出したいという自己実現を考えているのですが、、、外から見ると、もう研究より、教育に従事してください!ということなのかも。分野と同様に、教育にウエイトをおいて出すしかない。採用されれば、研究すればいいのだから、書類は教育重視で出そう。みんさんも、面接に呼ばれた分野を再度振り返って、自分の外部評価を確認してみてください。それにしても、書類が通らない理由の一つが、自分の基礎分野と思っていた分野Bへの応募が多かったからか。反省だ。
2023.09.28
いやー凹みますね。面接まで2校進んだたのですが、もう一つも先日に続き、不採用の連絡がありました。また詳細は落ち着いたら書きます。せっかくやっと前回の不採用から立ち直ったところだったのに、また落ち込んだ方向に引き戻されました。以前、面接の採用率は50%とぐらいと書いていましたが、下回ってしまいました。次回を期待して、33%ぐらいにしたいですね。せめて、25%で止めたい。今年度に2回は面接に行けるように書類を書きたいと思います。ーーー
2023.09.27
不採用が増えてきて、出せる公募も減ってきた。面接で不採用になったのは少しショックで、あとを引いている。出来レースだったと思うしかない。別の大学への書類を書いていて、研究計画を考えていたら、提出書類になかった。私立大学では、教育重視なのかと思った。研究はお好きなように、出来る範囲ですが、、ということだろう。それは実際の面接でも言われた。「最先端の機器はありませんよ」つまり、研究を重視して来て、失望して辞められると面倒だからだろう。また、学校行事に協力的でないのも困るからだろう。そう気づいたときに、教育実践とかその部分をしっかり書くしかPRする部分がないのかと思った。以前も書いているが、基本的に公募書類って、頑張っても書式通りに書くだけである。なので「気合を入れて書いたら通った」というのは、結局のところ、たくさん書き込んだということであり、すごく適切な計画書を書いたとか、そんな意味ではないのだろう。ということで、どこにでも出せるような教育内容を充実させた書類を作って、出せるところに出すしか無いだろう。私が見ていた私立大学の先生の講義科目も、社会科学と自然科学の両方を担当されていて、それは無理だろうと思った。しかし、その大学では人が足りないから、講義をせざるを得ないのかもしれない。他の大学の書類を見ても、研究の抱負も1枚程度。結局、業績の延長でしか書けないのだから、ここもそれほど新規性を出すわけではない。外部資金の書類に比べると、その点は仕方ないのだろう。やりたいことをサラリと書いて、在籍している先生と重ならないことを祈るだけでよいかと思った。肩の力を抜いて、今年度の後半戦、終盤戦を継続していこう。ーーー
2023.09.23
やはり私立大学は教育重視なのかな。出来レースなのかな。公募の書類を書いていて、業績はコピペをするしかないので、後回しにしている。出そうとしていた公募には・研究の展望・教育の展望があったので、これらを書いていた。それぞれ応募する学科によって微妙に変えざるを得ないので、自分のやりたいことや方針の中から取捨選択して、毎回新たに書き直している。だいたい骨格ができたので、「さて、研究概要に取り組むか」と思ったら、提出書類になかった。業績リストと論文で判断しようというのだろうか?論文は皆さん、どうなのでしょう?私は過剰な表現ができず、淡々と得られた結果を、過去の研究と比較して書いています。いわゆる報告書に近いつまらない論文です。だから、異分野の人にはあまり価値が伝わらないものが多いです。なので、研究概要がある場合は、少し誇張して、とは言いすぎですが、本当に世界で最初に明らかにしたことは、そうだと書いています。また私の専門分野での疑問点が5つあれば、そのうちの3つは私が解決していることを示したりしています。ただ、あまりにも狭い分野ですので、論文から読んでも他の人にはそのことはわからないと思うのです。だから、研究概要で説明していることが多いです。今回は、それがないのですよね。論文リストは、数値化できそうなエクセルファイルでした。提出する論文は、その証拠のように思えました。内容を評価するのではないのでしょう。卒業証明書なども要求されており、最近の学歴詐称などに気をつけているように思えて、研究を評価しようとしていることが感じられませんでした。でも、こちらとしては、教育の能力などは証明するものもなく、作文して、あとは模擬講義で良い資料を作るぐらいしかできないので、書類審査では研究での能力を示したいものです。仕方ないので、研究の展望や教育の展望に、これまでの経験を引用して、「こういった業績があるから」、こんな計画だし、こんな教育が出来ると書き直しています。この大学は何を評価したいのか、分からなくなってきました。出来レースなのかな。。。やっぱり、あまり思い入れを持って書かないほうがいいかな。サラリと、、出すしかないかな。ーーー
2023.09.23
また不採用の連絡があった。心が落ち着いたら、詳細を書きますが、こちらは面接まで進んでいたものだったので残念です。やはりすぐに連絡がこなかったので、覚悟はしていたのですが凹みますね。忘れるしかないです。1番になるのはどんな場でもむずかしいのですから。ーーー
2023.09.15
今月末で出せるところを見ていて、2つだけあったので、どうにか準備できた。印刷しながら、「今年度の基本的に最後だな、、、」と感じた。これで公募数のピークは終わり、今後は、少しずつしか公募がでない。その中に、自分が応募出来る分野がどれだけあるのか、わからない。今との比較もある。さすがにどこでもいいとは言いつつも、大学が潰れる時代なので、考えねばならない。もちろん、書類を書く練習になるし、面接に呼ばれれば、それは経験値が上がる。それでも、公募はそれなりストレスですので、無理なところい出すのは控えたいものです。若い人が3,4年という期限で小さい大学を経験するのは非常に良いことです。私の場合は、もう年齢的に教授・准教授クラスの公募でないと出せません。受け入れ側も、年齢をオーバーしていれば困ってしまうので、書類選考で業績よりも、年齢で落ちるでしょう。年齢は気にしなくてもと書いていますが、公募している側は年齢構成を考えています。大学評価でも、年齢の偏りが指摘されることもありますので、バランスは必要なのです。単純に、将来的な引き継ぎという意味でも、その学科で少ない世代を採用することが多いです。ズレてきました。応募出来るところが減って、また延長になるのか、もう少し面接に呼ばれて結果が出るのか、、良いことを期待しながらも、延長も想定して過ごします。お祈り、ますます、というのを整理した論文を見て、この分野では非常に興味ある内容だとあらためて思いました。それだけ苦労しているし、それだけ不明なことが多いということですね。内定したあとに、面接の依頼が来たら「お祈り返し」をしたいものです。ーーー
2023.09.13
8月末の公募の結果連絡待ち。9月の休み中に面接をすると考えると、11日ぐらいまでには連絡があると思う。何も無ければだめなのだろう。応募している大学名は当然覚えている。だからニュースやセミナーで、所属の先生が出てくると気になる。そのときに、自分のレベルを知る。近い分野だと如実にその先生のレベルと、自分のレベルの違いがわかる。そう考えると、それなりに論文を書いてきたつもりだったが、地方国立大学の先生のレベルには自分は達していないことがわかった。予算は、地方の先生よりも多いのかもしれないが、歴史ある設備や共同研究センターなどがないのは大きな違いだと感じた。もちろん、ニュースやセミナーに出る先生は外部資金も十分に得ているために、最新の機器を導入しているだろう。そういった先生方と比較することはあまり意味がないかもしれないが、同僚として一緒に働いたら、学生から見てレベルが明確だ。現在の私立大学では、どうにか他の先生と肩を並べているつもりだったが、井の中の蛙であることを最近感じる。努力してきた。でも、やはり設備不足で、この間にどんどん差は出てきている。恵まれない環境で研究しつつ、同じ環境の先生たちと古い技術でありながら、基本的に重要だと意識して進めてきた。もちろん、それは事実だし、そのために現在も共同研究ができている。しかしながら、最新の機器測定をしている場合と比べると、やはり考察が不足している、論理が不足しているというのは事実として認める必要があると感じた。結局、私は中堅の私立大学で教員をする程度の研究しかできていないのかと、、この夏の学会などの発表を聞きながら感じた。頑張っているつもりだったが、時代遅れで、取り残されている気分であった。背伸びせず、自分のレベルにあった大学の公募に出すようにしようと思った。分野もよくよく考えて出そうと思った。自己満足ならずに、冷静に、外からの評価を自分ですべきである。ーーー
2023.09.08
アット・ザ・ヘルムという本があります。副題は「自分のラボをもつ日のために」となっております。分厚い本で、手元にありながら、ほとんど読まずに過ごしていました。パラパラ見ていたら採用について書かれていました。ここではラボでポスドク等を採用する場合のことなのですが、質問例があったので、少し整理してリストにします。・5年後にはどのようになっていたいか?・志望理由・過去の指導教官はあなたをどう評価するか?・理想の上司像(どんなリーダーでありたいか?)・研究で一番面白かったことは?・研究で一番つまらなかったことは?・研究成果に運は影響しているか?・犯した間違いや失敗で最も重大なものは?・過去の上司に提案する事があればなにか?・間違いと思うことをしなければならない状況の例は?志望理由を除いて、私のこれまでの面接では聞かれたことがない質問ばかりなのですが、考えておくのは悪くないかともいました。ご参考まで。ーーー
2023.09.02
相変わらず、内定関連のアクセスが急増しています。8月下旬から休暇後に面接再開があったのでしょう。ちょうど1週間程度経過しているから不安な方も多いのでしょう。追記しておきましたが、私のブログも整理必要です。まず、内定という表現をどう使うかなのですが、現時点では深く考えず多くの人の関心のある日程だけを書きます。個人の経験に基づくもとで、100%正しいわけではありません。(1)書類選考の結果の連絡時期:〆切から1週間から半年(通過は1週間から1カ月以内)(2)面接の結果連絡:当日から10日(3)正式な文書による採用通知:面接の結果から1週間から数ヶ月という印象です。特に皆さんが気になっている(2)の面接結果ですが、担当の先生からの内々定みたいな連絡は当日から10日でしょう。それは、他の公募にも出している可能性があるので、早く確保したいからです。10日というのもあまり意味がなくて、候補者全員の面接がどのような日程で行われているかです。当日に連絡あるのは、同日に3名ほど面接をしていることがあるので、その場合、面接すべて終わった場で、面接官で意見交換をするため、その日に連絡をする場合があります。当然、面接を1日では調整できな場合、1週間程度、間隔が空きますので、トップバッターだった方を採用したい場合、最終候補の面接が終わってからの連絡になり、10日ほどかかる事があるということです。最終者が自分であれば、もちろん、当日に連絡があることが多いです。しかし、これまで述べてきたように、面接官の権限と会議の役割によって確実に当日とは言えません。どこかの大学の任期制教員の採用に関する資料を見た時に、3名の面接官を指名し、その報告を受けて、会議によって候補者を決定すると書かれていました。このような場合、結果の連絡に時間がかかり、10日を過ぎることもあるでしょう。それでも、採用する側から見れば、第一候補が他の大学に行ってしまうのは避けたいです。第二候補にするというのは、何か劣ることがわかっているので、嫌ですよね。だからすぐに連絡があるのは一般的だと考えた方が良いです。ネット上を検索すると、稀に、面接の結果が1カ月後だったと書かれていますが、その場合は、第1候補の方が辞退したときでしょう。最初の候補の方の面接後1週間程度で連絡をして、その後、1週間以内に辞退の連絡をもらって、2週間経過。おそらく会議を開いて第2候補の方に連絡をするという結論を出し、面接の結果を連絡すると、おそらく1ヶ月後ぐらいになります。落ち着いたらまた整理いたします。皆さんの幸運を祈っております。(書類選考は直近3~5年の論文数ですが、面接の評価はマッチング(年齢、人柄、専門性、協調性、もしかしたら性別(最近女性比率を上げる必要性があります)など)ですので応募者には全くわからないので、祈るしかないですね。)ーーー
2023.08.31
しばらく帰省で不在にして、子どもたちと両親に色々と出来たと思って帰ってきたら、お祈り手紙が3通もポストに入っていた。良いことをしたのに。。。いつ配達されたのかは分からないが、大学の夏季休業前に発送したのだろう。すべて先週には投函されていたようだ。さすがに3つも入っていると凹むが、「ブログネタ」とポジティブに思い、書いている。書類の日付などから整理してみよう。(これまでは破って即、捨てていました)(1)5月末〆切の地方の国立大学 不採用通知日付8/7 研究科長名義 ちゃんと採用者の内諾を受け、不採用通知を発送した日程。(2)6月中旬〆切の地方私立大学 不採用通知日付8/7 人事部長名義 書類選考が遅れていると休業前に連絡あったのに、 同時に、不採用通知を発送していたようだ。 時期的には採用者が決まっていたと思われる。(3)7月上旬〆切の私立大学 不採用通知日付8/9 学部長名義 確か募集要項にあった面接予定日よりも早い発送日なので、 書類選考ですでに不採用を決定。 書類にはそのことは書いていない。出来レース?こんな感じです。日付と書類から多様な大学の人事が見えてきます。・書類選考で不採用を連絡するケースと決定してから発送するケースがある・人事に関する権限が、法人(私立の場合)、学部、学科と異なる やはり国立大学は比較的小回りのきく組織という印象 地方の小さい私立大学は理事長などの権限が強い印象・書類選考で不採用通知を発送するケースも当然ある(〆切後、通知の早い組織) (出来レースを含む可能性があり)とこれまで思ってきたのを裏付ける感じでした。せひ、皆さんも、不快な気分で通知を読む気もしないと思いますが、日程確認して、ブログやSNSに公開してくださいね。これで3通ともゴミ箱へポイです。ーーー
2023.08.18
アメフト部で大麻と麻薬成分が見つかったらしい。しかも学校が把握して報告したのは2週間後というニュースを見た。本当なのだろうか?本当だとしたら、隠蔽体質は何も変わっていないということか。。。理事長は知らなかったかもしれないが、その下でどうにかもみ消そうといろいろ画策してみたのだろう。それで、諦めて(正しいのだが)警察に相談したのか?トップが変われば変わるのではなく、やはり組織的にもう変なことになっているのでしょうね。それほど組織的な問題を抱えている状態まで悪くなっているのでしょう。全体を変えると、退職しなければならない人が多数出てしまうのかもしれません。問題となっている車関係の某社も、異常体質が麻痺している感じですから。でも大学はそれでは困るような気がするのですよね。アメフト連盟への報告も再度やり直しても駄目と言われたような報道もあり、とにかく誤魔化したいのでしょうか?公募に関連すると、N大での公募は比較的少なくて、マッチする職場はありそうなのだが、一度も応募する機会はない。これも内部で人事が決まっているということなのだろうか?ポストの数はかなりあるはずなのに、公募にならない。と、感じている。実際にはちゃんと計算してみないとわからないので推測です。これも、一度調べてみたいものですが、JREC INの過去の情報は公開してもらえるのだろうか?教員数と、公募数を調べて、頻度がわかるだろうか?極端に高いところは、定着率が悪いということだし、極端に低いところは公募していないということだし、なかなか興味深い結果になりそう。アラートを捨てないで保存しておこうかな。。学内の人事も信用できないので、応募があっても、出さないかな。でも藁を掴む思いで出してしまうのだろうか?N大解体など起きても困るし、やはり出さないかな。ーーー
2023.08.05
いやはや、行き先が決まらない。一応自分の経験から理系であり、理科教育は可能であると思って、ダメ元で教職課程の教員公募にも応募してみた。可能と書くとそれまで教育に従事してきた先生方に大変失礼なのはわかっている。ただ、この2,3年、自分の状況が不遇であることもあり、教材や教育法に関する和文を書かざるを得なく、少なからず論文になっている。以前も書いたかもしれないが、こういった論文を書いてわかったメリットが、公募書類の「教材開発」「教育実践例」などで書けることだ。さらに論文や学会発表欄にも書ける。一石二鳥以上なのである。メインテーマは論文を書いて、その後の派生はない。論文前に数回学会発表する程度である。教材や教育に関することを論文にすると、今まで書くことがなかった「教育実績」に書くことができてよかった。それが今回役立つとは思えないが、藁を掴む思いで応募してみた。現職の後任のようで、現職の専門も理科教育というよりも理系研究だったので、問題ないかと思いつつ、その先生が研究を主体としていたので、次は「理科教育」実績のある方を求めている可能性もある。最初に就職した大学では、たしか教職課程の先生が同じ学会で驚いた記憶があった。大変だなーと思いつつ、教職関連の研究室でも近い研究を行う環境が整備されているのを知った。今回もそうだといいのだが。。。。その他、附属学校などもあり、子供たちを迎え入れるには丁度良いと思ったのもある。無理とは思いつつ、常になにかに応募していないと不安なので、出してみた。(追記)面接予定日が来る前に、不採用通知がきた。書類選考を通過できなかったようだ。まあ、専門が違いすぎるので仕方ないだろう。ーーー
2023.07.30
家に帰ったら、6月末締め切りだった公募の、お祈り文書が届いていた。まあ仕方ない。ちょっとズレていることを理解していたし、オーバスペックであることも理解していて、適任者がいなかったら可能性があるかと思っていた程度だった。ただ、小さい大学だが、立地が良くて、、、めちゃくちゃ生活しやすい地方だったので、そこはざんねん。
2023.07.28
私は理系である。夜中に業績リストをコピペしていて、ふと気づいた。すごく論文タイトル欄が狭くて、英語のタイトルだと改行ばかりで読みにくいのだ。多くの大学の書式は似たようなもので、ずっと提出してきて、気にしたことはなかった。「使いにくいなー」と、いつも思って、そのことばかりをこのブログに書いてきた。今回は小規模の地方の大学で、文系と理系が少し混在している。私の前職に似ている大学である。この1年、公募が通りにくく、自分の実力に合わせた大学にすべきかと反省している。その一歩として、小規模の大学を選んでみた。もちろん、3月までに論文が採択されたので、昨年度の業績とは異なるので書類は通りやすくなっていると期待している。しかしだ、6月末〆切の公募からの連絡はゼロであった。で、上述の通り、タイトル通りなのですが、、業績リストの論文タイトル欄の横幅が狭すぎて、英語論文が多い理系人間の私としては、単語ごとに改行されてしまうぐらいです。それ以外にもこの大学の書式は気になるところがありますが、、、タイトル欄はこれは社会科学系の人が多いことを意味している幅なのかと思いました。私のような分野では出すことは無駄なのかな、、、と思いつつ、コピペだけだったので、続けておりました。でも、貼り付けて、最近の和文が評価してもらえるならば、、、と無駄な期待をしていました。応募しないとチャンスはないし、せっかくなので、週末に今後の抱負を書いて応募してみようと思います。8月末〆切の公募です。9月下旬にはお祈りメールが来るとは思うのですが、いつも凹んで、ブログに書かずして、ゴミ箱にポイです。今回もそうなりそうですね。ーーー
2023.07.28
すでに書いたように、8月末から9月の〆切の公募が増えました。もしかしたらピークなのかもしれないと思います。連日100近くの案内メールが来ても、出せる公募はほとんど無く、残念に思っています。見落としがあるかと思って、JREC-INで検索したのですが、デザインが変更されており、使いにくいですね。。。特に印刷用の画面をPDFにして保存したりしていたのですが、以前のバーションでは1ページぐらいに収まるシンプルなフォーマットだったのですが、現在はスマホ用のおしゃれなデザインで3,4ページになってしまいます。そもそも、強調されているのがタイトルのため、なんの公募かわかりません。小さい文字の大学を探したり、分野を探したり、非常に面倒です。改悪。旧デザインも選べるようにしてほしいです。どこのデザイナーに依頼したのかわかりませんが、きれいなデザインが必要な民間のサイトではないのです。これはあくまでも簡素なテキスト表現でいいと思うのです。もしやるべきならば、その簡素なデータを自由に表現できるようなユーザが選べるようにしてほしいです。科学技術に関わるサイト、それくらい考えてほしいな。これだから、というわけではないですが、日本の科学技術の将来は暗い。ーーー
2023.07.23
理系転換支援公立・私立の20大学程度が初めて理系学部を設けるなどのニュースをみて、リストを入手してみた。すでに公募が行われている大学もあった。新しい学科には私が応募できそうな名前があった。これから公募が始まるのかな、、、申請に耐えられる業績があれば、大丈夫だろう。新設の申請はだいたい、かなりの年齢の人たちになる。それは業績が必要だからだ。最近論文をちゃんと書いているので、その枠には入れそうだ。しかも、以前から書いているが、私も専門領域は狭い。そうなると、担当できる現職で年齢的にも、競合がすくないかも。今年の公募に漏れても、少し希望が出てきた。ーーー
2023.07.21
公募が減ったと先日書いたのに、この1週間researchmapのメールの公募がの数が増えています。残念ながら私が応募できるものはほとんどないのですが、あまり条件を絞り込んでいないアラートで、100件近く来た日もありました。おそらく、8月末〆切、9月中旬面接、という夏休みの間にすべてを終わらせるという日程なのでしょう。考えてみれば、一番応募しやすい時期なので、助かりますね。学会発表の時期に重ならないことを期待して、応募できるものを探したいと思います。8月末までの書類で、さすがに公募活動を終わらせたい。特に、今年度はもう論文が書けそうにないので、どうにかしたいものです。(論文を書くというよりも、行き先を決めたいという意味です)先日、海外の大学への就職活動をしていた方のブログを読んで、書類がどんどん良くなっていったと書かれていました。自分は今、頭打ちの質なので、もう少しちゃんと公募要領を読んで、マッチングの高い書類を書けるようにしたいと思います。ーーー
2023.07.15
今月末〆切を含めていくつか公募に応募中状態になりつつある。まだもう少し出したい。ふとresearchmapを更新していなかったことに気づいて、あらためて見ると、うーん、経歴や業績から私ができる範囲というのは限られているのは明確だと感じた。少し広げて公募に応募しているが、その意味ではズレている公募で、このresearchmapを見られてしまったら、やや専門が違うと思われるだろう。もちろん、10年前のメインと現在のメインは違うのだから、逆に言うと、それらを同等に見られてもこちらも困る。しかしながら、平均して何をしてきたのかは見えるし、論文や在籍時間から、そのウエイトもだいぶ読み取れる気がした。私の場合は、企業のところがブラックボックスで見えないので、その部分については書類を見るしかないだろう。学生たちにも、民間資格でもいいから資格を取るように言っている。それはやはり履歴を通して、「何をしてきたのか」「何に興味があるか」が伝わるからだ。環境系の資格を取るのも良いし、語学でも良い、何か趣味に関係することでも良い、現在ならばプログラミング系の資格など良いですね。そのことで、勉強してきたことが伝わる。大学の単位など勉強しなくても取得できる。話がズレてきた。公募の話。以前、公募内容に合わせてresearchmapを書き直して、記事に書いていたが、複数出しているとさすがに合わせて書くのは困難ではある。そうすると、結局、自分の専門に近い公募にしか出せないのか、、、それはそれで自分の可能性が狭まる。難しいものだ。業績重視で面接に呼んでもらい、プレゼンと面接で人物評価をするという昔ながら方法が一番良いのかも。そう考えると、業績リストはresearchmapとしても、これまでの研究業績の概要や今後の展望などはやはり作文してもらい、それを読んでもらうのが一番いい。研究業績の概要は、応募先に合わせてウエイトを変えられる。また最近のもの強調できる。8月中に面接に1つぐらいは進めるといいのだが、と色々とその場での生活を想像する妄想をしながら書類を書いている。ーーー
2023.07.09
公募への応募開始して1年ぐらい経過した。また書類選考を通過できず、不採用の手紙がきた。いわゆるお祈りメールである。いつも書いていることだけど、自分が体験すると少しは凹む。公募書類を読むと、マッチングが難しいもはわかる。確かに自分の関連分野だと思うが、業績はややズレている。これでは通らないとは思いつつ出している。出すと一応、期待している。だから不採用の通知が来ると、少し落ち込む。この半年ほど、社会科学的な調査も開始して、現在の大学の図書館に失望というか、仕事のしにくさを感じてしまった。なかなか良い本がなく、結局、自治体の図書館に行ったり、中古で探したりだ。総合大学に移動したいものだ。そう考えると、現在の大学では学生たちも勉強で不自由なのかと思った。理系とはいえ、歴史的な背景や、社会の問題点を知る必要がある。そのうえでの研究だと思うのだ。年齢的にもそういったストーリーが気になるようになってきたとも言える。なかなかマッチングする公募は少ないのだが、できれば、社会科学もある大学に行きたいものだ。前の大学は小さいものの、両方の学部があったので、図書館が意外と充実していた。自分の専門はもともと本を持っていることもあり、それよりも周辺領域の本が充実しているのは助かった。教育的な面からも小説を取り扱ったりする自分にとって大学図書館にベストセラーなどがあると便利であった。今は理系中心の大学なので、なかなか娯楽小説に近いものはない。でも学生にはそれをきっかけに興味を持って欲しいと思うこともあるので、図書館には置いて欲しいと思うのだ。ズレてきた。不採用通知、ショックですね。その大学は単科大学だったので、環境は良くないと、自分に思い込ませて、これで良かったとしよう。ーーー
2023.07.08
以前ご紹介した論文があるのでそれを見ればいいのですが、JREC-INで登録しているメールアラートがこの1週間件数が激減している感じです。かなり広く地域も、領域も考えずに、職位ぐらいの条件なので、多数来ます。6月上旬までは50件ぐらいあったような感じですが、ここ最近は十数件に低下しました。大学の事情を考えると、7月から8月の夏休みに、面接をすると多くの方が受けやすいというのがあります。そうなると、面接の予定を調整するのが7月中旬、6月末には書類締切にしたいということでしょう。現在出ている公募は、7月末締め切りで、8月中の面接であったりします。これも、比較的通常の流れです。9月中にはほぼ決めたいというのが大学の事情ではないでしょうか?(以前の記事に書きましたが、現在の大学では、各組織(学科別)からの採用候補者の法人の人事委員会への推薦は9月末が〆切です)そう考えると、自分が応募できそうなものは本当に少なくなってまいりました。今年は論文を書けそうではないので、できれば、7月〆切の公募でどうにか行き先を決めたいと思います。(追記)7月中旬ぐらいに公募増えました。8月末ぐらいの〆切で、9月に面接のものが多い感じです。その他11月ぐらいに面接などもあります。学内のスケジュールは大学によってちがうのでしょう。また春先に行った公募の結果、欠員が出て対応しているのもあるかもしれません。ーーー
2023.07.01
相変わらず、業績リストのコピーをしている。先日提出した公募は、Excelで業績リストであった。最悪です。印刷すると文字が入り切らず、調整が必要です。PDFにしてその状態を確認して、PDFを保存して印刷することで、紙の無駄はなくしているのですが、やはり時間の無駄が大きい。Excelは本来、表計算のためのソフトであり、リストを作るものではないです。もちろん、そのリストを集計して使用するのであれば良いでしょう。業績リストはワードで十分です。いや何度も書きますがReserch Mapにすればいいのです。本当、この昔ながらのExcelと印刷はやめて欲しい。正直、途中でこの大学はダメな大学だと思って公募書類を出すのを止めようかと思ってしまう。実際にあまりよくない地方の大学でしたので、期待せずに出しました。とにかく、無駄な仕事が何であるのかを考えることをしないとダメですね。そして単純なことはAIにやらせたり、アルバイトを雇うなどして、教員はもっとクリエイティブな仕事に集中できるようにして欲しいです。公募書類の書式にも、その大学の改善意欲や文化が出ているように思うのです。この数年、学習支援を申請する学生も増えてきました。発達障害に近いものや、何らかの病気を抱える人たちです。彼らに学習機会を与えているのは良いことですが、大学教員は障害に対する専門家ではありません。その結果、十分な学習機会となっているとはいえません。何も対策をしないまま、学生を受け入れてしまうと、その学生が不幸でしかないのです。何でも教員にやらせる風潮もよくないですね。結局、経営側がちゃんと考えていないのでしょう。その意味では、公募の仕組みは一つの目安になります。JRECinから応募できる大学も少しありました。便利です。印刷しなくていいですし、郵便局にいく必要もありません。非常に助かります。形式も自由なところもありました。評価する側は、形式が自由だと大変だと思うのですが、どういった表現をするのかも一つの評価項目だと感じます。なので自由なところには積極的に出しています。6月末から7月上旬締め切りと少し離れて8月中の締め切りの公募がいくつかありました。夏までは書類作りを夜と週末にする生活になりそうです。どこか拾ってくれないなか。私は、なかなか良い教員なはずなのですけど。。。良い報告ができることを願って、書類作成を続けてまいります。ーーー
2023.06.18
自分は学際領域というか、分野の変更が多くて、卒業研究室のメンバーとはあまり連絡を取らない。学会も異なるので会う機会はない。しかし、一部の学会は仕方なく、会員になっているので、会員の異動連絡がわかる。世代の違う若い後輩は、地方大学に行っていた。気になって調べたら准教授であった。素晴らしい。色々考えることがあった。ダラダラとなるが少し書いていく。(1)あきらめてはいけない後輩は直前までは、非常勤に近い状態であった。その前には期限付きの助教であった。その意味では不安定であった。あきらめずに公募に出していたのだろうし、地方大学はもしかしたら指導教官の関連するポストだったのかと思う。よく頑張った。(2)良い研究をできるのがいいあきらめてはいけない、というのに近いが、ポスドクで在籍していた10年ほど前の研究を継続しているようだ。そのポスドクの時の先生は大変優秀で、素晴らしい研究をしている。その影響が大きく、ポスドク時代に育ったのだと思う。良い研究室でポスドクになるのは重要だと感じた。(3)ポジションが人を育てる地方大学で自分の名前を付けた研究室を運営しているようだ。若いときに独立したのだ。これは今後伸びるだろう。(3a)関連して、私の指導教官を思い出した。結局、抜かすことが出来ていないのだが、実力は私のほうが上だと学生時代から思っている。しかし、私は民間に出てしまい、大学のポジションとしてはその期間が評価されず不遇だ。一方指導教官は、地方大学出身ながら、その後に師事した先生が優秀で、その先生とともに出世した。結局、その先生の小間使として色々な書類を書き続け、書類作成や学会での組織運営については非常に長けており、それで有名大学の教授になっている。まさに能力はないのだが、ポジションで育った先生だと気づいた。(3b)研究ではないが、自分で言えば、まさか海外出張で普通に過ごせるとは思っていなかった。慣れもあるだろうが、言語もダメなのだが、海外に行ってどうにか調整して戻ってくることについてはできるようになった。これも与えられて経験して成長した気がする。高齢化が進み、65定年になり、ポジションが空かないのだが、役職は譲っていい気がする。他の大学での話であるが、私の同期が学部長をしていたことある。誰もがやりたくないので、持ち回りだったようで、未経験の同期がやることになったようだ。良い経験になり、現在出世して、彼も有名大学の教授である。現在の大学も学科長は持ち回りになっており、年長の先生はもう経験しているので、少し下の世代の先生が担当している。良いことだ。民間企業ではそういった傾向があり、私も随分と色々な経験をさせてもらい、その分、会議運営などの能力は向上した。しかしながら、大学の研究となると、結局、業績不足で昇格できず、やれる範囲が狭い。業績重視は給与面に反映させて、権限は若手に移譲して育てるべきではないか?結局、ベンチャーや急成長する企業、アメリカ社会、などを考えると、若い時から経験を積んでいるというのがある。日本はちょっと老害が大きい気がする。ご意見番として一歩下がって見てほしい。細かいことまで年上の人がやる必要はないのでは?長くなった。自分も早く権限のあるポジションを目指そう。前の小さい大学ではそこに近かったが、色々あって異動してしまったのが悔やまれる。牛尾ではなく、鶏頭となるべきだな。公募も、小さい大学も見直して出していきたい。一方で、ポジションが人を作るので、無理と思われるところにも挑戦したい。呼んでくれれば、マネジメント能力や対話能力があるのは伝わるはずだ。ーーー
2023.06.02
まだ公募への応募を再開して、1年経過していないが、才能とかについて考えてしまう。それなりに研究してきて、それなりにオリジナルの発見をしてきたつもりではあるが、冷静に、客観的に見て、知られていないのも事実である。4月の講義の最初に、自己紹介を兼ねて、研究の話を少しだけするのだが、そのプレゼンテーションを作っていてそう思った。最初の発見は、異分野融合であったため、発表分野がわからず、短な和文で報告した。その結果、同時に海外で発表された内容が似ていたため、その論文が基本的に引用されている。その失敗を踏まえて、発展した発見は英語で書いているのだが、理解されいないのか、もう10年近く経っていたため、新鮮さに欠けるのか、あまり高い評価は得られていない。国内の共同研究者からは良い評価をいただいているのだが、世界的にはいまひとつだった。それらに加えて、さらに和文があるのだが、これも思ったほど評判にならない。日常に密着しているので、TVに取り上げられてもおかしくなかったのだが、なかなか話題にならない。手先が器用で、科学論理が好きで、研究者になった。大学で学生たちを教えていると、もっと器用な学生もたくさんいて、「大した才能ではなかったのか」と自分の能力不足を感じる。研究がしにくい環境で、公募への応募を再開しているのだが、行き先が決まらないのも、自分の研究成果が今ひとつなのだろうし、技術も今一つのなのかもしれない。つまり、自分は研究に適していると思っているが、外から見ると、まあそれほどの人材ではないから、この1年に満たない公募で採用されていないというのもある。一方、現在のポストに採用されたことを考えると、この研究はしにく環境で、与えられた業務をすることが自分が評価された内容なのかと反省している。自分の得手とすることを行い、苦手は助けてもらう。それが一番だと思うし、学生たちにも現在のSNSで繋がった社会は、助けてくれる人がいるし、チャットGPTも答えを教えてくれるだろう。だから好きなことを突き詰めて欲しい、と話す。では、自分はどうなのか?と思う。好きなことをしてきたつもりだが、多数の分野にわたってしまい、専門が弱い。やりたい研究ができない現在の立場は、自分の才能の無さを示しているのかもしれない。逆に、現在与えられている場は、才能があると評価されているとも言える。努力した結果の中の才能に焦点を当てるのではなく、与えられているポジションの本質を見ることが、自分の才能を見ることなのかもしれない。そう考えていくと、今年の夏までに、公募で良い結果が出なければ、あきらめて現在の大学で、方向性を変えて仕事をすべきかと感じた。昨年度までの公募は、業績が足りなかったのも事実だ。今年度は、和文であるが業績を増やした。これでダメならば、自分が思っているほど、他の大学で研究をするだけの実力がないということかもしれない。そんなことを、考えながら実験をしていた。じゃあ、今、与えられている仕事は何か? 再度整理してみるしかない。そこに、自分の才能がある分野が存在するのかもしれない。ーーー
2023.05.30
相変わらず、公募書類のフォーマットの違いで、論文業績をコピペしている。全く無駄な時間だ。Research Mapあるんだから、それでいいじゃないですか?応募する際に、最新の情報に更新すればそれでいい気がする。どうしてなのでしょうね。。。審査する側としても、Webページを見るだけですし、個人情報を取り扱いは、履歴書ぐらいでいいので、気にならないし。最新の研究をする大学研究機関が、新しいことについていけないというのはどういったことなのでしょうか?とにかく、6月中の締切も多く、日常の業務、研究、論文執筆、公募書類で現在目がまわりそうです。折角の機会なので仕事を整理して、無駄を省いていきたいと思っています。しばらく止めていた仕事はそれほど価値がないと思うと、捨てても良いかと感じます。理研の雇い止めのニュースも気になり、読んでしまうのですが、私よりも業績が良いのでしょうね。それでも決まらないのだから、自分も仕方ないかと思い、機会的にコピペしております。一方で、「気合を入れた書類を出すと、面接に呼ばれる」ということを書いている方もいたので、どうしようかと悩むのですが、まずは締切までに出す。ゆとりがあれば、文章を見直す、そんな感じです。ーーー
2023.05.27
ここだけの話、とはいいつつ、結構なアクセス数があるので、そうはいかないか。4月に入って、かなり専門に近い公募があった。これは!と思って出したのだが、連休明けにすぐに不採択の連絡がきた。実は、出す前から出来レースだと噂を聞いていたのだ。知っている先生が昇格すると聞いていた。でも公募になった以上、冷静に判断したら私のほうが業績が多いので、せめて面接に呼ばれるのかと思って出してみた。少なくとも、面接した痕跡がないと第三者からの指摘で問題になるのではとも思ったのだ。しかし、現実は書面審査ぐらいで、内部の先生を昇格させたようだ。その先生が内々定したと、これまた、別の筋から確認してしまった。。。この時代に、国公立大学で出来レースをしているのか。恥ずかしくないのかな。でも、以前も書いたかもしれないが、知っている人を採用したいというのは採用側の心の中にある。またこれも採用担当をしたことがある女性の先生から聞いたことだが、女性より男性を採用する傾向にあるのは事実だという。大学の場合、1名の先生が科目を担当しているわけで、産休、育休は権利なのだが、その間に補講をしたがらない先生も多いので、結局、能力が低くても男性を採用することがあった、ということである。(男性教員に聞かせたいものだ、別に能力が高くて採用されたのではないのだ)うーん。これも別の視点から書いたが、大学は1年休講があっても、翌年復活できるので、女性が働きやすい職場だと思うのだ。ぜひともこういった発想はなくしてほしいな。話がずれている。結局、女性に対する話もそうだが、古い考えが残っているので、いつまでたっても出来レースはなくならないのだろう。それならば公募にしなければいいのだが、それは無理なのだろうか?毎回、その地域の生活を想像しながら公募に出す。今回も、知っている先生がいるので、それも楽しいかなーと思いながらその地域の生活を思い描いていた。残念。でも妄想しないとやっていられないので、妄想は続けよう。ーーー
2023.05.16
昨年の7月ぐらいから公募への応募を再開して、決まらず年度を超えてしまった。でも、3月末から興味ある公募が増えてきて、5月末、6月末締切の公募で出せそうなものが、4つほどあった。今はこれに集中して、とにかく応募してみよう。学内でも4月の人事異動について、遅れて見ていたら、若い先生が退職されていて、驚いた。やはり他の大学に異動したと聞いた。働きにくい職場があるようだ。大学全体が悪いのではなく、学科や学部、キャンパスなどいろいろな区分の中で、働きやすさが違うようだ。すでに書いているように、まあ、わがままな昔ながらの先生もいて、彼らは傍若無人に振る舞っているので、楽しいだろう。周りは迷惑だが。私はちょっと、そんな影響を受けてしまっているのだろうなと、去っていた先生もいつつ、4月採用の先生を見ながら思ったりした。現状を認めないと、受け入れないと、と思いつつ、やりたいことができないのはやや苦しいです。ーーー
2023.04.30
あまり私には馴染みのない大学であるが、卒業生も多い歴史ある学校の恵泉女学園大学の募集停止を聞いた。あまり調べていないのですが、HPを読んだら、中学も高校もあるようですね。附属の学校があっても、進学する人がいないという事態があるのに驚きました。大学選びについて、一度、附属学校があるところと書いたような記憶があります。それは、もしかしたら共学の場合だけに限定しなければいならないし、そもそもそんなことよりも経営指標を見て判断すべきなのかもしれません。募集停止の大学はおそらく何年間も定員割れが起きていたのでしょう。伝統ある女子校を共学にするのは難しかったのでしょうか? データーサイエンスを作るのは無理だったのでしょうか?色々気になります。私立大学にいて、私が所属した大学が偶然、2つの理事会の傾向があります。一つは、完全にオーナーで、創立者から世襲的に理事長をしている大学です。もう一つは、不思議なことに学長の優秀な方(もしくは、権力のある方)が理事長をしています。日大だと、権力だけで理事長になっていたケースもあります。様々な大学経営(理事会組織、理事長指名方法)があると思います。そしてそれだけでは、大学の未来を決めることはできないでしょう。経営指標、定員割れ、倍率などを見ながら判断しないといけないですね。2018年問題から5年。すでに募集停止の大学が複数あります。今後も増えるでしょう。地方で小さい大学でも、と書いてきましたが、なかなか難しい時代かもしれません。せめて、就職するときには定員割れしていなければと思います。また、経営指標も資産を見てください。全ての資産を取り崩して、その年の支出を賄うとすれば(あり得ない計算ですが)、何年ほど存続できるのか?というのも経営判断にあると思うので、参考になります。でも、やはり定員割れ、の状態、倍率が重要ですよね。どんなに良き経営をしても、高校生達が判断するのは一部はブランドだし、一部は立地だったりします。以前、中堅の定義に悩みましたが、そんなことよりも、地元での知名度、信頼度などを確認する必要があるかもしれません。私立の公立化で救う時代が終わり、本当に無くなる大学の出る時代になったようです。大学は職場として価値があり、自由の中から生まれるものは大きいです。人材育成して、大学からしか見えないこともたくさんあります。スポーツ選手の夢を小学生は描きやすいですが、一方で、お酒を飲んだりバイクを運転できたりするのは、大人に近づいてからです。大人の世界というと変ですが、仕事の大部分は大人の価値観によってできています。大学生活の中で夢を描き直すというのも大切だし、新しい出会いによって、チャンスを得る人もたくさんいると思うのです。大学が衰退するのは残念ですね。でも人口が減ってしまい、必要な数が減るのですから、自然減として受け止めるしかないでしょう。それにしても経営手腕が問われるのでしょうね。安易に名誉欲で学長や理事長になってほしくないですね。ーーー
2023.04.06
3月末に、食事に誘われて、断る理由がないので参加した。民間企業のときには、よく12月末に出社している僅かなメンバーで飲みに行くことが多かった。ある意味、そこまで出社しているメンバーなので、考えが似ていて毎年似たようなメンバーではあったので、楽しかった。今回はそれほど楽しいかと言われると。。。単に自分が会食が嫌いになっているのかもしれません。その中の話題で、共感したものがあったので書いておきます。教員として働いていて、卒業生が優遇されている、卒業生が偉そうにしている、ということがあり、外様としては不快感がありました。その一方で、大学の歴史や過去の偉大な先生を大切にすべきだとも感じております。有名大学であれば、名前だけえ学生たちは大学を好きになるかもしれません。一方中堅の大学になると、ブランドとしてはそこそこでしかなく、社会的にも「ふーん」という程度で終わってしまうのも事実です。学生には大学に自信を持ってほしいと思うのです。現時点でも優秀な先生もいますし、(教員ではなく)卒業生で社会で活躍している人はたくさんいます。過去にもたくさんそういった人がいて、大学を作ってきました。会食では、卒業生の先生が、「昔、こんな先生がいて」とお話され、「こういったことを受け継ぐのも大切ですよね」とお話されました。私は知らない先生の名前でしたが、調べてみると、結構な業績を出されており、国の委員会などにも歴任されていたようです。確かに、こういった先生が大学を作ってきたと思うと、少し誇らしく思うし、頑張らねばと思います。職場としては働きにくく、外を目指している自分ですが、大学の歴史としては大変好きな大学でしたので、この先生の話には共感しました。こういった話をできるのは卒業生と思うと、嫌だけど、公募以外で、卒業生を採用していくことは意味あることのようにも感じました。初年度に歴史を語れる先生も減ってきているようで、他大学であっても、この大学の歴史にある程度興味をもつことができる先生を採用すべきかと思うのです。私立大学では、建学の精神や、創立者の名前を聞かれることがあるのですが、過去にはバカバカしいと思っていましたが、大学を良くする、学生が大学を愛する事ができるようにすると考えると、一人頑張って成果を出すということだけでなく、伝統や歴史の中で、良いところを評価し、伝えていくことも大切と感じました。やはり年配の先生のお話は勉強になります。(あまり好きな先生ではなかったのですが)ーーー
2023.04.03
葛城 浩一 先生の以下の報告があります。興味ある方は探してみてください。他にもあると思うのですが、偶然見つかったので紹介します。2つめのは、アンケートに基づくものですが、まあ、そんなかんじかなという数値がちゃんと出ています。公募とはいえ、内部で決まっている件数とか、必要論文数とか。前者には公募件数の推移もあって、4月上旬が最も多いようです。これから頑張ります!「大学教員としてのキャリアパスに立ちはだかる壁」「大学教員として就職するまでのプロセスと就職後の教育・研究活動との関連性 : ボーダーフリー大学に着目して」ーーー
2023.03.17
Researchmapのアクセスが分かるようにGoogle アナリティクスの設定をしている。あまり興味はないのだが、つい、見てしまう。アクセスは1日1回あるかないかだ。でも先程みて驚いた昨日のアクセスはロシアからになっていた。なんだろう。興味深い論文があったのか?それとも公募を出している先の先生が現在ロシアにでも出張しているのだろうか?ウクライナ周辺には渡航をしないように言われているようなので、やはり日本の方がいるというのはあまり考えれられない。論文を検索していて、偶然検索に出てきたのかもしれない。ふと調べると国内の地域も推定されている。多くは東京だが、時々知らない地名もある。インターネットだから地域は関係なく、人口密度の違いであり、何かで検索キーワードで出てしまい、ついクリックした結果なのだろう。ほとんど滞在時間が短いことから、「間違えた」と戻っているのだろう。それにしても、それなりに情報が得られて、興味深い。地方大学に書類を出せば、その大学のある都市からのアクセスが増えるのだろうか?少し先に〆切のある大学が地方なので、応募を検討しているが、応募すれば、地方からのアクセスを確認できそう。最近、地方大学への応募も少ないと聞くので、出しても良いかと思いつつある。論文のページ決定、他の公募の動向を見て、検討しよう。今年は夏までが一つの区切りなので、どうにかして行き先を確保したい。(追記)機能変更もあり、現在は確認していません。。。ーーー
2023.03.13
相変わらず、異なる書式の業績リストにコピペ作業をしている。面倒になって最近は手を抜いているせいか、色々と名前の表記や、雑誌の表記方法が統一されていなかった。それが不採用の理由とは思えないが、今年は本格的に採用されたいという気持ちが強いので、細かい修正をしている。ふと気づくと、10年ほど前の論文で共著になっていただいていた大御所の先生がお二人お亡くなりになられていることに気づいた。お一人はもうだいぶ前にお亡くなりになられたのですが、私は直接的に指導を受けていないこともあり、ずっと知らず、なにかの折にそんな文書を見つけて驚いたのを思い出します。もう一人はお世話になっていた先生で、まだお亡くなりになって1年経過していませんが、寂しい思いをしながら論文リストを見ていました。現在、共同研究されている先生とも共著の論文で、恩師の先生がいなければこういった関係はつながっていなかったのかとも考えてしまいました。人とのつながりが一番大切だと最近は強く思います。良いテーマがあり、予算と動いてくれる人がいれば、一応成果は出ていくのかもしれませんが、新しい発見や、異なる視点からのアドバイスを貰えることや、逆にアドバイスをするときにも、異分野の良い人達とつながっていることが刺激になることを思うのです。来週からマスク緩和されるからではないのですが、知り合いが私の研究室を訪問してくれる事になっています。異分野の方で、時々仕事のついでに立ち寄ってくれるのです。また新しい刺激をいただきつつ、私も何か恩返しできることがないかと少し最近の研究成果の整理を頭の中でしています。話は戻って、恩師はなくなり、自分が色々と手配する立場になっていることも感じます。人をつなぎ、良いアイデアを出せるように、勉強もして、アクティブに人に会いに行くようにしたいものです。ーーー
2023.03.10
一息ついたので、researchmapのアクセス解析できるように、Google Analyticsの設定をしてみた。やり方は検索してみてください。少し試行錯誤して、どうにか使えるようになりました。で、この2,3日見ていて面白いですね。。。初日は2回だけアクセスされ、おーと思っていたら、結局、2日目はゼロ、3日目は1,、、ということでまあ当たり前かもしれませんが、私の研究、名前で検索する人はいないのですね。で初日なのですが、学内の他の先生から連絡があった日なんですね。軽く、私のことを調べてから連絡した可能性がありそうです。3日目は特に何もなく、かつ、1分もアクセスしていないので、偶然キーワードで引っかかって開いてしまった人かもしれません。殆どがスマホからのアクセスというのもわかるのですね。先日書きましたが、来年度の公募に書類を出すときには、必ず見るようにします。面接によばれるのと関係性があれば、少しはストレスが減るし、無駄な期待をせずにすみます。面接後も同じかもしれません。もう調べないかな、、、そう思おうと書類選考の様子はわかると思います。さすがに検索ゼロだと、出来レースとか、、そんな想像もできるかもしれません。PCでアクセス数がある程度あり、ある程度見ているようでしたら書類選考なのでしょうね。楽しみです。(追記)結局、あまり関心なく、アクセス解析していません。ーーー
2023.03.08
researchmapのことを書いたので、どう活用しているのか少し調べていたら、アクセス数解析がGoogleAnalyticsでできるようだ。自分であれば、一応、大学のWebサイト、研究室のWebサイト、researchmapの3つは最低限確認するかもしれない。最低限といえば単にGoogleでその人の名前を検索するぐらいかもしれない。当然、箸にも棒にもかからないのであれば検索しない。そんなことを考えてみると、応募後にアクセス数解析するのは先方がどれだけ関心を持ったのかわかるから良いかもしれない。応募から〆切後にアクセスがないようであれば、内部で決まっているか、そもそも、分野違いで書類選考からすぐに外れたかのどちらかだろう。アクセスが多ければ、可能性もあるし、応募すべき分野として今後の参考になる。うーん、夏までの公募でどうにかしたいと思っているので、この半年解析できるように設定してみようかな。なかなか面白そうだ。これくらいの楽しみがないとね。一方で、アクセスがほとんどなければ、落ち込んでしまうだろうな。しばらく考えてから導入してみよう。ーーー
2023.03.01
何か応募中で、結果待ちでないとストレスで耐えられないので、1年以上先の採用とのことだが、2月末の公募に出してみた。面接に呼ばれてからどうするか考えよう。本来は10月採用がいい。まあ、場合によっては退職してフリーになって4月から再度働くのも良い。それほど現在は苦しい。相変わらず、大学の書式に合わせて、ワードの枠の中に、業績を入れていく作業をして、自分のところにアンダーラインをしたり、巻号を書かねばならなく、号を調べていた。号を調べるとき、面倒なので基本的には自分のresearchmapを見ている。Googleで自分の名前を検索すると、1番目に大学の研究者紹介欄がでて、2番めがresearchmap。大学ではresearchmapと連携していると聞いているので、どちらかを更新すれば、勝手に業績も更新される。researchmapは他のデータベースからの取り込みもあるので、入力不要かつ最近はAIで調べてくれている。もう、業績リストはこれで十分じゃないか?と書きながら思った。公募の書類は、「これまでの研究の説明(価値)」「今後の教育研究の抱負」の2つでいいのでは?照会可能かどうかは知らないが、researchmapには共著者の写真まで出てしまうのだから、十分では?年齢知りたければ、1枚の簡単な履歴書でいいと思う。自分が選考委員になれたら、あとは誓約書1枚かな。これらに間違いがないことをちゃんとサインでもらい、不備があったら不採用にすることに同意していることを残す程度。科研費もデータベースで調べられる。個人的には民間の時間がなかったので、民間での仕事の内容を書く事ができることが一つは必要かもしれない。経歴などresearchmapに書けないことを説明する書類、という感じでしょうか?ーーー
2023.02.28
夏から公募活動を再開して、10ぐらい出してきたが結局決まらず。。。ふと2月末の公募を見つけたので出そうと思ったが、採用は令和6年。つまり、1年2ヶ月後。うーん。せめて10月にしてほしい。悪い大学ではないのだが、こんな早く対応しても、その後、気になる公募があれば、心が揺らいでしまいそう。採用する側も、出ていく側も時間割を決めやすいので、時期的には問題はないのでしょうが、1年先か。。。新設となると2年先ということもあり、昇格を条件に採用というのは知り合いでいた。結局数年先に他の大学に異動されていた。新設はすることが多くて大変だったのかも知れない。さて、まずは10月採用を目指して活動して、夏に近づいたら来年度4月採用へ気分を切り替えるしかないだろうな。企業の通年採用は毎月なっているのだが、やはり大学は講義の関係もあり、休みの関係もあり、半年単位。10月採用は少なく、4月採用がほとんど。また1年以上現在の職場で過ごすと思うと、ややストレスであるが、この数年耐えてきたのだから、気にしないで過ごしたい。途中で行き先が決まれば、気楽に過ごせるな。新しい仕事はすべてお断りして、「退職するので」と静かに生活したいものだ。半年近くのんびり過ごせるのであれば、それはそれで良い気もしてきた。やはりポジティブな面に目を向けるべきか。そう思うと2月末〆切の書類も出せばよかったかな。。。早く決まれば、1年近く、のんびり過ごせる。場合によっては異動先の大学の非常勤になって、研究室を先に準備するのも良い。ん。学生たちにギャップを与えないためにそういった日程なのかもしれない。ーーー
2023.02.26
少し前のことで、結局、書類選考を通らなかったのですが、選考委員長の先生(おそらく学科長)から書類の受領の連絡があった。一般に、受領連絡はないのが普通。連絡があっても、事務担当がいる場合である。この公募では、学科長の先生がメールをくれた。もちろん、コピー&ペーストで決まった文章を送ってきているとは思うのだが、わざわざ数十もある公募相手に出すのは大変であろう。でもその手間を惜しまず、連絡する姿は素晴らしい。公募を出す側は、書類を出してもちゃんと評価されているのか不安である。そもそも、受け取ってもらったのかもわからず、忘れた頃にお祈りメールが届くのである。そのため、自分も、基本的には投函した時点で、「忘れるようにしている」。そして次の公募を探して、そちらに気分を切り替えている。なので、受領連絡が来ると少し驚いてしまった。もう忘れようとしていたからだ。それにしても残念なら不採用であったが、こういった先生とは一緒に仕事をしたいものだ。現在の職場も採用担当の先生が手紙をくれたからこそ、今がある。自分も、もし採用に関わることがあったら、丁寧に受領連絡して、不採用には「お祈り」は書かず、期待に添えなかったことを応募件数や最終採用者の専門分野などを書いて出したいと思っている。論文数が足りなければ、そのこともちゃんと書きたいと思う。そんなことは一生で1回あるのだろうか?そんなことがあれば、このブログで書いていることも一部修正して、完全なる公募の裏側を1事例かもしれないけど詳細に書きたいものである。ーーー
2023.01.25
昨日、今年度最後と思っていた公募のお祈り手紙がとどいいていた。年明け〆切だったので、ちょうど2週間ほどであった。うーん、これも推測でしかないが、共通テストの準備もある中、書類選考して、面接の連絡をとって面接できたのだろうか?まあ仕方ない。そもそも12月末や1月に書類〆切で4月採用というのは、小回りのきく組織でないと無理だ。その意味ではなんとなく良いところかと思っていたが、残念。この半年、公募活動をしてきて色々と条件も見えてきた。何度も書いているが、公募を書類を出そうとしたり、出したりして、仕事の内容を想像してみる。そして、その地域での生活を想像してみる。現在、子供も心配だが、両親の老化が加速しているのが一番の心配だ。比較的近くにいても、現状は平日に様子を見に行くことはしていない。最悪の場合、実家から勤務しようと思って現在の職場を選んだ。しかし、この職場を去りたいと思うようになり、平日の両親の介護は諦めのも選択肢として入れるべきかと感じるようになった。そうでないと、少ない公募(マッチするものとして)なかでは、なかなか応募できるものがない。来年度の異動を目指して、先程マッチングメールの設定を変更した。週末に帰れる距離にした。もちろん日本中どこでも1日あれば戻ってこれるのだが、金曜日の夜に帰って、日曜の夜には職場に戻れる距離を考えて、設定変更した。また、勤務形態や職位なども選んで狭くしつつ、分野を指定しないという、これまでとは違う方向で設定してみた。年齢的には分野は限定されているはずなのだが、一応、新しい分野も現在勉強中なので、学内の紀要か、簡単な投稿でもいいので業績を出して挑戦したと思っている。なので、分野は指定しないで、可能性を広めてみた。最近、知り合いも同じように公募活動をしていると聞いて、大学選びも大変だなと思った。ひととのつながりで行くのが一番いいのかもしれないが、一方で、紹介を受けてしまうと辞めにくいとも言える。自分は常に公募なので、その点は気にせずに異動できる。それにしても、今回は失敗だったな。こんなことを笑い飛ばせるような、仕事のしやすい職場を探したい。ーーー
2023.01.20
淡い期待を持っていた年度内の異動は、昨日ぐらいまでの連絡無しで、期待ゼロになった。そう、月曜日に感じた。何か、色々ストレスで、疲れを感じていて、メモをしながらその原因を考えていて気づいた。そうか、少なくとも1年現在の職場にいなければいけないのか。。。という事実を現実として感じたからだろう。冷静に考えても4月からの人事は1月に決まるというのはギリギリだろう。1月中旬に何も連絡がなければ、当然書類選考を通っていないと思える。(あくまでも勝手な想像であるが。。)この事実を現状は上手く受け入れられていなくストレスのようだ。何度も書いているが、一応、任期付きとはいえ、私はポストについている。そう考えると、恵まれており、ストレスを感じる必要もない。それは一つの側面だ。一方で、私も研究できる時間、大学で指導できる年数はもう数えるほどしかない。貴重な1年という気が、毎年毎年、高くなっていく。また1年、研究しにくい中で無理をするのか。困った上司の相手をあと1年するのか。などを考えるとストレスだ。これほどにストレスとは思っていなかったので、昨日は仕事が手につかず、本当に驚いた。一応、希望を持っていたのだろう。どうにかなるだろう、と。それなりに論文を書いているし、それなりに活動してきたし、それなりの大学に応募したはずだと。でも現実は、私の実力では、希望している大学の公募のトップ、もしくは書類選考に残る2,3人にも入れないということであろう。うーん。書類は悪くないと思うと、業績なのか。現在リバイス中の論文のアクセプトを待って、公募書類を出すべきかもしれない。それはともかく、何故か、他のことも色々嫌なことがあるものだから、あと1年居るのかという思いはかなりのストレスになっていることに気づいた。ポジティブに切り替えたい。公募は1年の違いで、希望の大学があったりするので、来年度からの公募に働きたい職場があることを願おう。現在無理して、無名の大学に出すよりも、半年待って、夏の公募シーズンに備えるべきであろう。とはいうものの、やはりしばらくは現実を受け入れるために時間が必要そうだ。これでリバイスが通らなかったら、かなりのストレスになりそうだ。。。ーーー
2023.01.17
年内に新しい行き先を決めたかったが、結局、お祈りメールが届くばかりであった。まだ一桁しか応募していないので、仕方ないと思ったりもする。応募数ではない、と改めて思う。ここに書かれてきた一応の書類上の注意や、自分が今工夫していることもあるが、落ちて思うことは次のことだ。これまでの3回の公募採用を考えてみても、やはりマッチングが優先されていると思うのだ。地方に行ったときにも業績が足りず、採用されるとは思っていなかった。学部も異なり、分野も違う。結局、その学部卒を取らずに、他の分野を取りたいという希望があったのだ。それは書類からはわからない。偶然のマッチング。前の私立大学も、実務者教員を増やさねばいけない時で、私の民間経験がマッチングした。ちょうど、選考委員の先生方に、私の開発した商品のユーザーがいたことからもマッチングがわかる。現在の職場は、再公募があったぐらい狭い分野である。これは完全に他の人はいないぐらいだろう。その時、応募できて、論文数をクリアして、年齢的にちょうどよいというのはなかなか難しいのだ。こういった分野や組織のニーズにマッチしていることと、その時に応募できる人であることが、公募に決まる条件かと思う。そう考えると、とにかく、気になる公募には出すしかないのだろう。選考委員の先生方の書類審査の負担は大きいが、マッチングしていれば喜ばれるのだ。だいぶ前に、別分野の先輩から応募者数が少なくて再公募した内容を紹介されたことがある。もちろん、私ということではなく、若い人がいないか、という話である。これも優秀な人が多数応募しているとは思うのだが、やはりマッチしなかったのだ。面倒だが、やはり公募情報を確認し、行間を読んで、かつ自分の生活を想像してみて、楽しそうだったら出すしかない。そして、先方のニーズにマッチするかどうかだ。こんなことを考えるとJREC-inの求職登録ではないが、公募制度自体を見直して、マッチング制度を作って欲しい。仕事を探している人の情報を公開して、そこから、何人か面接した方が早いような気がした。色々なマッチングビジネスが展開される中、研究者向けのサイトができると良い。ーーー
2022.12.31
論文は常にリバイスばかりで疲れている1年であった。1月初旬に〆切の公募があったので、必着ということもあり、大晦日だというのに、投函した。ホッとする。繰り返し書いているが、公募に出すのは未来のあることである。研究の計画や教育の抱負を書くと、自分の夢や希望を書いており、大変明るくなる。一方、論文のリバイスは常に否定されている感じへの言い訳や論理の変更になり、脳としてもつかれるし、心としても疲れがある。公募に投稿することで、そんなストレスを忘れて、「こんなことできるかな」「先生方と協力して、こんなテーマができると良いな」「面接だったらこんなことを話そう」「この地域で生活すると、こんな食べ物があるのか」「こんなところに観光地があるのか」などなど、未来を考えるのは良い。大晦日と思ったが、少し部屋に閉じ籠もって印刷する時間をつくり良かった。年の瀬をポジティブに終われてよかった。リバイスは年明け3日ぐらいから取り組みにして、しばらく良い未来を想像して、過ごしたい。ーーー
2022.12.31
なかなか次の職場が決まらず、来年に持ち越しかと思っている。雇い止めの話も書いているが、それに対して自分は恵まれた場にいるので、それほどぐちを言える立場ではない。ただ、公募情報の現実は共有しても良いと思うので書いている。タイトル通り、11月中旬ぐらいからJREC-INのアラートメールが極端に減った。最近は民間企業の公募内容が増えている。当たり前なのだが、4月からの講義の予定はもう決まっており、その意味では補充する人員はすべて決まっている時期である。なので、もし欠員があったとしても、公募を出す側としては、慌てて決める必要はなく、来年でもいいのである。一方、応募する側で教員をしていると、逆に出しにくいのもある。前期の講義が決まっている以上、自分が一人で担当している講義がある場合、応募して4月からいません!などと言いにくい。私が真面目なのからかもしれませんが、言いにくいです。今の環境が悪い人や、もちろん任期が切れる人はそんなことを言っていられません。しかし、もうこの時期は公募少ないですね。ーーー
2022.12.07
そこそこ論文数は稼いで、対外的な業務もこなし、論文ではないようなコラム的なものもこの2年半書いてきた。その意味では、異動という職場の変化があるなか、業績があると、個人では思っていた。でも今年、あわててだが、公募に応募するようになって、こんなにも書類選考を通らないとは驚いていた。当然、今のポストも書類選考を通っているので、最低限の条件をクリアしていると、「思いこんでいた」。何度か他人事として見ていた「大量雇い止め」に関するニュースが関係しているのかと思うようになった。「今年度末で有期雇用の契約が10年となる研究者は国立大学だけで3099人に上る。」とニュースにある。実際の数はどういた統計なのかわからないが、通常の公募とは違う年度であることは確かだ。国立大学はおそらく業績主義なので、論文数では多い方が多数いるだろう。その方たちが、今公募に出しているのであれば、書類選考は通らわないわけだ。面接に呼んでほしいなと思う。結局、学生を指導していくことは、資質がある程度必要だと思う。現在の所属学科を見ても、一応、自分は真ん中よりは上の指導能力があると思う。そして、ポツポツだが、ちゃんと成果を出している。広報にも積極的に協力しているので、名前が出ていることで保護者にも、ある程度安心感のある存在となっているだろう。しかし、こういった論文数とは関係ないことは、書類選考にはうまく反映できていない。残念ながら、雇い止めの人たちの業績のある上層の人たちが採用されるまで、自分は書類選考を通過することはないだろうな、と急に思った。期限付きのポストの方は、その予算でのグループ成果もありある程度論文数がある。私は最近は単著ばかりで、、、本数が少ない。ーーー
2022.11.19
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