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2010.01.01
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた幻の茶器の謎…
 東京~京都・連続殺人と420年前の千利休の死の秘密が繋がる!?』

内容
東京のとある公園で、転落死体が発見された。
その現場には、捜査1課の伊丹(川原和久)らに交じり、
右京(水谷豊)尊(及川光博)ら特命係もいた。
身元は、京都で呉服店を経営する高村朋治(山中敦史)。
手には4桁の数字が印字された妙な紙片を握りしめていミステリアスなことから、
米沢(六角精児)が、呼び寄せたのだった。
通話記録から、高村が都内のホテルに電話をかけていたと判明し、
右京たちが、ホテルに向かったところ。。。
偶然にも、尊は、大学時代の恋人・細野唯子(壇れい)と再会する。
が、唯子の様子に不審なモノを感じた右京が、ホテルのフロントで話を聞くと、
なぜか、唯子は偽名を使って宿泊していた。
そして従業員から話を聞くと、高村が唯子に連絡を入れていたことが分かる。
すぐに、唯子の部屋へ向かった右京たちであったが、すでに逃走した後だった。

様々な状況から右京は、高村が千利休好きの歴史好きであったと推測。
おりしも内村刑事部長(片桐竜次)から、捜査を妨害したと“休暇”を命じられ、
右京は、たまき(益戸育江)を連れ、京都へと向かうのだった。
遅れて、たまきに呼ばれた尊も到着し、右京たちはたまきと別れた後、
捜査を再開する。

すぐに、唯子の父・多久郎が作った同好の士の集まり“七哲庵”の存在がわかる。
唯子のほかに、代表の古屋茂吉(石田太郎)
牧瀬妙子(山口美也子)茂木美都代(いしのようこ)
蒲田玄洋(山路和弘)前川博義(橋爪淳)たちが所属。
高村のことを知っていたようで、弔いの茶会を開いていた。
右京、尊が、会に向かったところ、、、、なにか、、、おかしい。。。。
右京は、千利休についての“何か”を調べて、隠しているのではと推理する。
そしてそこにこそ事件の真相が隠れているのではと。

そんななか、牧瀬妙子が殺され、唯子に容疑がかかるのだが。。。。。


敬称略



約2週間ぶりの『相棒』である。

それも、ここのところ恒例行事となってしまっている『元日スペシャル』

ま、、、それは良いだろう。


う====ん

えっと。。。。これは、なんて言ったら良いんでしょうね。

“相棒風歴史ミステリー”

というところでしょうか。



事件がどうとか言う以前に、
完全に、“その手の歴史ミステリー”モノになっていますので

かなり、説明が多い(苦笑)

それを、延々と続けるモノだから、
正直なところ、 睡魔 が。。。。。。。。


完全に、越境捜査になってしまっていることは、さておき。

いやまぁ、
こう言うモノって、嫌いじゃないので、
それなりに 楽しむことは出来ているのだが、

この手のモノって、
一番重要なのはネタの“サプライズ感”とそこから波及する“オモシロ味”
そして、正しいかどうかは別であるところの“納得感”

そういうのが必要なんですよね。

なのに、“事件”を前に出しながらも、
関連性がない2つの事件を表現して、引き延ばし。
そして
説明が過ぎるミステリーにしているため、、、

完全に、オモシロ味が損なわれてしまっています。

もちろん、事件がメインであるため、メインの納得感だけでなく、
ミステリーモノとしての納得感も薄い。




右京とたまき、、、そして尊のネタを利用しようとするのは良いアイデア なのに
そこまで、ミステリーを強調する必要は、無かったと思いますけどね。

だって、“相棒”は、そこがメインじゃありません!!


実際、メインの事件も、回りくどすぎるし。。。。。。

着想は悪くないのにね。
困ったモノである。


たとえ、
相棒好きの私であっても、、、
歴史ミステリー好きの私であっても、、、

許せないモノは、許せない。

それだけだ。


オチ。。。。悪くないのになぁ。。。。


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Last updated  2010.01.02 00:35:06


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