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2024.01.05

内容
富山を慰問に訪れたスズ子（趣里）は、静枝（曽我廼家いろは）の話を聞き。。。

そして鹿児島では、茨田りつ子（菊地凛子）が、特攻隊員のために。。。

敬称略

作、櫻井剛さん

まさにサブタイトル“戦争とうた”ですね。

今作のテーマの１つであろう“歌で。。。。”っていうことである。

スズ子、そして茨田りつ子。それぞれが“プロ”として舞台に！！

“週２”であり、物語の区切りとなっている今回であるが。

“時代”を反映しつつ、今作らしく描ききった感じですね。

ただし、どうしても、引っかかったことを１つ。

それは、スズ子が、静枝に身の上話をしなかったこと。

普通のドラマなら間違いなく盛り込んでいることだ。

でも視聴者的には、スズ子の歌に意味が有るのは分かっている。

実際、歌を聴いて、静枝が“夫のことを思い出した”と言っているし。

もちろん、世間一般が、スズ子の身の上話を知っている可能性もあるだろうし。

“ドラマ”として、見ていて伝わってくるので、納得出来ている。

盛り込むべきか盛り込まずに描くべきか。

もの凄く難しい選択だったけど、今作は盛り込まなかった。

きっと、２つの歌を描くコト、スズ子だけで無く、茨田りつ子も描くコトを。

優先させたためだろう。

“歌”がテーマなので、取捨選択としては大正解でしょうね。

同じことは、茨田りつ子の部分にも言えるわけで。

特攻隊員という単語と、上官を含めた俳優たちの演技と見せ方。。。そして歌によって。

それ以上のコトは描かなかった。

これまた、取捨選択として大正解でしょう。

時間が限られている中、やりきった今回のエピソードである。

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