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雨に煙る聖地を、エースの"光投"が照らし出した。阪神・能見が8回を投げて6安打1失点。前回の2安打完封勝利に続く貫禄の投球で、今季2勝目を手にした。
立ち上がりは苦しんだ。初回1死から大島、森野に連続安打を浴びると、2死一、三塁から和田の三塁内野安打で失点。全体的にボールが高く、甘く入ったところを痛打される。らしからぬ投球で先制点を許した。
「グラウンド状況が悪かったし、ボール球が多かった。今日は(野手陣に)助けられたイメージ。最少失点に抑えられてよかったです」
二回以降は直球に新球のカットボール、さらには球速の速いチェンジアップで中日打線に的を絞らせない。三回には森野、ブランコを外角低めのチェンジアップで2者連続3球三振。「いろいろ考えながらなんで」と、頭脳投球で危なげなく「0」を並べた。
好機で回った八回の打席に代打を送られ、連続完投を逃した。「ボクは(九回も)『行け』と言われれば行く気持ちを持っていた」と力を込める。今季3試合に登板し、合計投球回数は24を数える。自身初の200イニング超えを果たした昨季を4イニング上回るハイペースだ。
疲労度が気になるところだが、「それは気にせずにやっている」ときっぱり。激しい雨の中を8回投げ抜いても、体力は「ボクの中では全然ある」と頼もしい。オフは1月12日に沖縄入りし、一度も帰阪することなくキャンプイン。例年を上回る練習量を積んだ左腕には、1年を戦い抜く体力が十分に備わっている。
昨季に苦手とした中日を、今季初顔合わせでたたいたのは大きい。和田監督は「さすがエースというピッチングを見せてくれた」と手放しで称賛。能見は「初戦を取れたことはチームにとっていいことなので」と、少し誇らしげに笑みを浮かべた。頼れる背番号「14」が先頭に立ち、チームを7年ぶり優勝へ導いていく。
六甲おろしを
歌って帰ってください
今日にヒーロー 14.能見 のこの言葉で
締めくくられたこの試合
ファインプレート思いきやキッチリとオチをつけて先制されるも
得意の犠牲フライで 1-1
SSKの白木と Mizunoの黒バット 2本が折れてしまったけど
気がつけば 3-1
積極走塁はいいんだけれど...
キャプテンになって ハラハラドキドキの演出を覚えた 22.球児
でも エースがエースの投球で
今日も勝利の
六甲おろし 大合唱
去年までの中日の
怖さ、不気味さ、いやらしさが
全く感じられない試合でした