続・ハラヘリビトノウタ

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Tommy-japan

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2006.03.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
就職してしばらくしてから、定額貯金を始めた。
月10万。
ただでさえ、新卒で社会に出た皆より2年遅れているので、
急ピッチで貯金しようと思った。
まさに単純すぎる発想。

ところで私の「どんぶり勘定」っぷりは、周りでも有名だ^^;
例えば旅行に行くにしても、同じホテルに泊まるなら、なるべく安く済む日に出よう!
などと計画を立てるものだが、
そんなたいして変わらないんだから・・と、適当になってしまう。

この定額プランも、自分で金額を設定できるのだが、
その場で口をついで出てきたのが「10万」という数字だった。

使うのも、貯めるのも、超、どんぶり。

月10万積んでいるというと、だいたい誰もが驚く。
私は、洋服も本も雑誌も大好き。旅行もミュージカルも大好きだし
友達と遊ぶのも大好き。
残業も今はほとんどないし、特に多く稼いでもいない。
けれど物欲が全くないからか、そのへんは無意識にうまくやってるみたいだ。


あまり積む額が多いと、こういう事態が起こる。
確実に月10万は貯金をしているわけだから、実際にお金は持っているはずなのに、
手元にはない・・・という事態(笑)
両親に「仕送りしよっか?笑」と言われたこともある。

昨年大学院入試の勉強をしていた頃、
高い受験費用や論文執筆のための本代がかさみすぎて、
手元にお金がなくなりピンチになってしまった。

なんと私は、部屋にあるテーブルを、近くにあるリサイクルショップに
売ろうとした。
上においてあるものをどけて、きれいにしてさぁ売ろう、と思った時に
サチに言われた。
「それじゃどこで論文書くの?みかん箱でもおくろっか?」

それ以来、私たちの間でこの貯金は「みかん箱貯金」と
なぜか呼ばれるようになり、
「最近どお?続いてる?みかん」
「なんとか」
なんてゆう変な会話が交わされたりしている。

何とかその時期は乗り越えたものの、第2次のピンチが秋にやってきた。
結婚式ラッシュだ。
私はとうとう、一度それまで積み立てた貯金を崩した。

本当に面白いもので、崩してからまたラッシュが落ち着いて組みなおすまでに、
なぜか余計なお金がぽんぽんと出て行っていた。
え??なんでこんなに減ってるの??
こりゃいかん、とすぐに組みなおした。

「いつまでもOLしてられないんだから、私たちは。」
サチの言葉を思い出す。

叶えたい夢がなかったら、
今のような共同の、ちょっぴり不満があるアパートになんか住んでいないだろうし、
クレジットカードを上手く使って収支をコントロールしていく工夫なんてしなかっただろう。

でも、今の生活でとても何かを我慢していると感じたことはない。
グアムの余韻も冷めやらぬうちに、なぜか本棚には、
ハワイやベトナムなど次に行きたい場所のガイドブックが並んでいる。
Priceless!なんて叫びながら何倍かに跳ね上がったミスチルのコンサートにも
行ったし(以前の日記参照)
その後もpricelessはなぜか合言葉になっている。

ピンチの時も、「どおしよ~」なんて言いながら、楽しんでいる部分が
あったように思う。
逆に、私の家の近くまで会いに来てくれたり、狭いこのアパートでも
好んで泊まりに来てくれたりする友達に、ますます愛情を感じたりした 笑
変わらず完全にストレスフリーだと思う。

夢がある日々というのは、
地べたにはいつくばっているような、土の匂いのするようなものである一方、
毎日酔っ払ったような気分で過ごせてしまうくらい、素晴らしいものなのだ。


そんな定額貯金も、今月で、申し込むときに設定した一定期限を過ぎた。
これからは、新しい通帳で、引き続き積み立てをしていく。

今まで紆余曲折ありつつも積んできた分は、しばらく静かにお蔵入りさせよう。
いつか今の日々から飛び立つ日まで。

とある日にふとみた雑誌の占いに、
「金運は最悪です。けれど社交的になることで、ピンチは免れるでしょう」
と書いてあったことがある。
それを読んで私は一瞬「?」だった。どういうことだろう?と思った。

けれど今、その意味が分かる。
お金とは不思議なもので、回りまわって帰ってくるものでもあるようなのだ。
そして、「ないところから考えるのではなく、あるところから考えるという発想」
はお金にも使えるようなのだ。

私の敬愛する、愛読書「ハリウッド女優になったOL奮闘記」の著者、中村佐恵美さんは、
ハリウッドで自分で車を買おうと思った。
「早くいい人を見つけて買ってもらったら」といつも男性に頼る視点でものを言う母親の言葉に、
自分で自分の車を買いたい、という思いはさらに強まった。
でもそのためにはここを節約しなきゃ・・習い事の回数も減らさなきゃ・・・と思ううちに、
どんどん決意が揺らいだという。
その時、彼女の仲良しのセラピストに、この考え方を教わったという。

「自分に、車を買う」という権利を、まず自分で自分に与える。
そして、「車を買った自分」をスタート地点に、いつまでにこのくらい貯めよう、とか、
逆算して考えていくのだ。
同じようで、何かを切り詰めていこうという発想からスタートするのと、本当に違うのだ。

「できる」または「できた」という視点からの物事の捉え方は、
お金というものについて考えながら得たものだと思う。
もちろん何にでも応用できる。

今私は、教壇に立ち、生徒たちに囲まれている自分の姿をスタート地点に、
今の生活や今後の生活を考える。

すると、本番はこれからではなく今の一日一日で、
人生の日々にはリハーサルも練習もないのだと、いつも思い至ることになる。







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Last updated  2006.03.03 09:39:21
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Milky5555 @ 神田川のほとり こんにちわ 私は子供の頃、神田川のほと…
Milky5555 @ 無の涙 「無の涙」それはきっと表現できない感情な…
Tomomi@ Re:友達っていいね(02/17) Milky5555さん >さり気なく傍に居てくれ…
Milky5555 @ 友達っていいね さり気なく傍に居てくれる事が 何よりも…

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