ドブロヴニクの次の目的地は同じく世界遺産の街スプリットです。
クロアチアはスプリットから南は鉄道が走っていないので公共の移動手段は長距離バスのみになります(飛行機という選択肢もありますが)。鉄道が走っている所も含めてクロアチアでは街と街を結ぶ長距離バスが一番メジャーな手段らしくとても発達しているし路線や便数も多いのです。
ドブロヴニクからスプリットへはバスで4時間くらいです。
こういった海岸線の道をひたすら走りました。
規模は小さいけれどいかにもリゾート地という場所も何か所か通りました。景色がすばらしいからバカンスにはうってつけです。
スプリットには昼過ぎに到着し、夜に夜行列車でザクレブに向かう予定だったのですが、近くにある世界遺産の街トロギールTrogirにショートトリップをしました。
スプリットからバスで一時間かからないで行けるのでせっかくなので行ってみようと思ったのです。
直行のバスではなく路線バスで向かったのですが生活感のある人々たちでいっぱいの車内でとても面白かったです。
学校帰りの高校生がたくさん乗っていたのですが、クロアチアの10代の女性はみなとってもきれいでびっくりしました。10代というよりはもっと年上のモデルのような子が多いのに驚きました。
トロギールの旧市街は橋を渡った小さな島にあり新市街のほうから撮りました。
旧市街は10分くらいで一周できるくらいのちいさなところです。
でもとても魅力的な街でした。
中心の広場です。
そこにある大聖堂の鐘楼に登って撮りました。ドブロブニクより街の古さを感じました。なんとなく雰囲気も重たく感じたのが印象的でした。他の街では感じなかったのです。
路地の雰囲気もよかったです。
こういう世界遺産の街でも人が生活していて生活感のあるかんじが僕はなんかぐっときます。
帰りは船でスプリットに帰ることにして、その最終便まで二時間もなかったのであまりこの街でゆっくりはできなかったのですが、じっくりこの空間にいることでも楽しめる街だと思ったので悔いを残しスプリットに戻りました。
船から撮ったトロギールです。
途中ではいかにもクロアチアの海岸沿い(島を含めて)といった風景を眺めることができるのでトロギールに行くときは片道は船に乗ることを強くおすすめします。一時間くらいの航路です。
次回はスプリットです。
クロアチア、スロベニアの一週間の旅はドイツとの交通手段の関係で到着出発の曜日が固定されたので、その中で行きたいところを結んでいったらとてもぎゅうぎゅうな日程となりました。
最初のドブロヴニクは一番行きたかった街だったので余裕をもって2日間の滞在にしてゆっくりできましたが他のところはどこも丸一日も滞在していませんでした。
この方法しかないというピンポイントな移動手段の選択肢で結んでいったのですが実際に旅しているとけっこうつらかったです。
日本のツアーなみの旅程でした。ひとつの場所に数時間しかいないで次から次に移動していたら本当の良さはわからないと思っていたのにまさか自分が同じようなことをするとは思いもよりませんでした。
このドタバタなかんじはスロベニアの最後まで続きます。疲れました。もちろん収穫もたくさんあった旅だったのですが。
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