ちいさくってかわいいやつ

ちいさくってかわいいやつ

2006.07.31
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世界にウォークマンをもたらしたソニーの中で、同社が作るものとコンシューマーの感性の間のギャップが広がっていることを示す兆候だった。今年60周年を迎えた同社は、顧客から離れつつあるように見えた。

ソニーのエレクトロニクス事業を率いる中鉢良治社長は、テレビと携帯音楽プレーヤーこそ、同社が勝者であることを示さなくてはならない製品だと考えている。

日本経済新聞によるソニーを題材にした書籍では、iPodとiTunes Music Storeの成功が、ソニーのブランド力を「過去のもの」にしたと記されている。

この書籍「Sony Versus Sony」によると、「音楽業界のアウトサイダーだったAppleは非常に迅速に動いた。音楽部門を持っていたソニーは、CDの売り上げを損なう可能性を懸念し、Appleほど迅速に動けなかった」。

ソニーの犯した過ちの1つは、不正コピーから楽曲を保護する機能を持つATRAC3という音楽フォーマットに固執したことだ。もっと広く使われているMP3フォーマットへの対応は遅れた。iPodは最初からMP3に対応していた。

ソニーはテレビ分野では勝利を収めた。数四半期の間世界市場でトップシェアを獲得した新しいフラットパネルモデルのおかげだ。

実際、ソニーはコンシューマーの好みに従うのではなく、好みを予想する製品の設計においてごう慢になっていたと中鉢氏は言う。一部の同僚は、同氏が社員の間で基本的な顧客満足の推進を始めた時にがく然とした。

「以前のソニーは作れば何でも売れるとうぬぼれていた。ビジネスにおいて殿様であるかのように振る舞っていた」(みずほインベスター証券のアナリスト大沢充周氏)
ITmeida

ソニーの成否はPS3がどうでるかですが、MP3で失敗した傲慢そのままの路線に思えますが・・

テレビ(放送?)業界も往年のソニーを彷彿とさせる動きですが、スポンサーがお客さんのテレビと直接消費者になる音楽のマーケティングが違うんでどうなるかわかりません。それでもコピワンに扱いについて議論がされるそうですが・・・









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Last updated  2006.08.01 01:27:40
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Comments

Tuchy @ Re:Sony 有機ELテレビ発売!(10/01) はじめまして。ふらっと立ち寄らせてもら…
i-ji- @ Re:デジタル放送時代のDVD(03/10) お久しぶりです、i-ji-です。 スカパー…
macco0206 @ Re:softバンク携帯の「予想外割引」の裏(10/25) 私もアンチソニー派で間違っても買いませ…
i_macky @ 欲しいですね~新ZERO3 黒のZERO3を持っていますが、白いいですね…

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