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July 29, 2015
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カテゴリ: 個別銘柄
着々と株価を下げているイーレックスの1Q予想。8/14(金)発表予定です。
但し、ここは昨年末に上場したばかりで過去の開示情報が限られているので、色々と仮定の数字を置きまくっての予想となり、精度はあまり高くないと思われます。

※以下、単位は金額は百万円、電力販売量はMwh。

<過去の実績(開示情報より)>
2015073001.jpg

昨年1Qの情報が開示されていないのが痛い。
ただ決算は作っているはずなので、恐らく次回の1Qの開示で判明すると思います。

でもって上記のFY14(昨年度)を累積値から四半期ごとの数字に置き換えて、ついでに各種費用率を追記。

2015073002.jpg

<色々と数字を補足>
2015073003.jpg

黄は仮定をおいて計算したりそのまま当てはめたりした値で、
赤は主に現1Qの数字を仮置きした数字で特に1Q予想における影響が大きい値です。

根拠は大体「→」にて記載した通りだけど、影響が大きいところを補足すると、、、

■販売量
4月、5月は実績値。
6月は過去の傾向から大体の数字を仮置きしています。

■売上単価
過年度(~FY14)は最新の有報に記載の小売/卸売の売上高と販売量から算出。
実際は日々変動はあるだろうけど、とりあえず1年間ずっと同じ単価だったと仮定。
当1Qは、小売は過去の傾向から単価増、卸売は JPEXの統計 より明確に下げ傾向だったため単価減で。
この小売単価は売上&利益率へのインパクトが大きく、ここがずれていると、結果がかなり変動してきます。

■原価単価
過年度(~FY14)は四半期毎の短信&有報に記載の売上原価と販売量から算出。
電気そのものに小売/卸売の色はついていないので、ここは合計値のみ。
傾向的にピーク時からはやや下げ傾向ですが、売以上に要素が多いので直近四半期より少し増で。
あと、この原価は売れ残り分も含まれており(→電気は保管できないので売れ残りはそのまま損失)
原価の単価≠調達時の単価 となります。

このロスを如何に無くすかが原価率改善のポイントになりますが、具体的な数値は不明です。
ちなみに余ったらJPEXを通じ売るという手段もありますが、(実際卸売はほぼJPEXを通じた売り)JPEXは株式市場みたいに鞘寄せせず、入札し売買がマッチングした分だけ取引となるため、余った電気全部を売れるわけではありません。
また、JPEX上の売りと買いの比率は、圧倒的に売りのが大きいこともあり、買い手市場になっているみたいです。

<1Q予想>
ということで、上記の数字を使った1Q予想です。
2015073004.jpg

黄色と赤の意味はほぼ同様で、ここでのポイントは販管費になります。
前期、前々期の販管費の主要内訳は下記の通りで、印象としては思ったほど代理店の手数料が多くなく、社内経費が多いな、と。
2015073005.jpg

今期はここに小売り自由化に向けた各種準備費用が乗ってくると思われますが、ひとまず1Q時点では、スパーク社と共同実施中のFS作業くらいで、そこまで大きくはならないと予想。

前期は上期(1Q+2Q)で販管費率5.5%と低かったのですが、これは少し低すぎかな、と。

とりあえず直近4Qの8.8%は過去実績と比べやや突出しているので、それより少し低めだけど、過去実績と比較すると高めの8.5%で仮置き。

これも1%動くと営業利益が4000万動くので小売単価と並び、ずれると影響の大きな数字。

<前期比と今期進捗>
上記の数字を決算短信っぽく並べると以下のようになります。
今期1Qだけでなく、前期1Qも仮の数字なのでその点ご了承を。
2015073006.jpg

でもって、通期計画に対する進捗は以下のようになります。
2015073007.jpg


前期比はパッと見よい数字ですが、進捗は売上は×、利益は会社計画通りくらい。
2Q以降は1Q以上に小売り自由化の準備費用がかさみ、売上は今後も供給先と共に伸びるも利益率は下がっていくと予想。
そうすると、結果的に会社計画前後の着地になるんじゃないかと。


ちなみに、少し保守的に数字をいじった場合はの1Qは以下の通り。
・小売売上単価:26円→25.5円
・販管費率:8.5%→9.0%
2015073008.jpg

見栄えが一気に悪化。
とはいえ、前期の売単価25.48は通期の数字で、1年を通じ上昇傾向だったと推測されるため、今期1Q時点でそれよりは上の数字になると思うけど。

まあこの辺はもう少し精度を上げられる気がするからお勉強しよう。





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Last updated  September 17, 2015 11:37:27 PM
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