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2024.08.30
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テーマ: 読書感想文(683)
カテゴリ: 本のこと
うまくいかないことが山ほどある人生だからこそ、
こうありたいと思う理想を持ち続けてください。


「覚悟の論理」 石丸伸二 著  ディスカヴァー・トゥエンティワン



東京都知事選に出る前から存じてあげておりました。

安芸高田市の石丸元市長の本だということで、
書店で購入しました。


良い本でした
読んでよかったです。


彼が急にメディアに出るようになって
その冷静かつ厳しいものの言い方に
ぎょっとなる人もいたかもしれませんが、

それは本当にメディアの切り抜きであって
人のことを好き嫌い吹聴したり
「あいつは良くない」という烙印を押す前に
彼の主張を伸び伸びと記述してある本を読んでもらいたいと思います。

グレタさんのときも、私は本を読んだし
ホリエモンだって与沢翼さんだって私は本を読みました


石丸さんが著書でも述べているように
「対立は本来あるべきもの」です。

汚職が目立ち、政治家のイメージもあまり良くない日本。
そこに一石を投じた石丸さんに
良くも悪くも「なんだあいつ」となる空気は
変わるのにとてもいいチャンスだと思っています。


どんな場合でも、一切の波風立てない人物が良い人物だとは限りません。
変化には「このままでいた方が安全…」っていう無意識の抵抗があるから
彼のような人物は嫌われたりすることもあると思います。


でもなぜ支援している人がいるのか???

っていうと、著書にも書いてありますが
現状を知って、変えないとだめだ!という気持ちが高まった人が
支援しているのだと思います。


正直、このまま数年の任期を穏やかに過ごして
退職金をもらって悠々自適な生活をできたかもしれませんが

目の前の部下たちや
生まれた子供たちはかなり厳しい思いをすることが見えている。

彼が強いのは、自分の役割を自覚して
行動しているからだそうです。
覚悟が決まるんですと。



政治に関心をもつようになることはもちろん、
彼の行動にうつるまでの頭の中を見ることができたようで
勉強になる本でした。


なによりも、
一生懸命に何かを目指している人の話はとても勇気をもらえます。

「勇気」っていうと精神的なものだけな気がしますが
そうではなく、
「リスクとリターン」を考えて動けば
おのずと覚悟が決まり、動く勇気が持てるというのも
学ばせていただいたことです。


たとえば、告白も、
自分が恥ずかしい思いやショックを受けることはリスクかもしれないけど
それは個人レベルで小さなもので
付き合えたらすっごく幸せ!という大きなリターンがある。
だからした方がいい!と答えたことがあると書かれていました。


できれば多くの方に読んでもらいたい1冊ですし、
この本の印税はすべて安芸高田市へ入るということです。

おすすめです~~





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最終更新日  2024.08.30 08:46:51
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