ヴィーテ・イタリア高岡(Hiruccio)のイタリアワイン&主夫日記

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2008/10/19
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テーマ: 主夫と生活(273)
カテゴリ: 主夫
今週末は妻が仕事で二日とも不在。

こういうとき、僕の方が「出番」としての仕事を入れて
しまうと、ちょっとやっかいなことになっちゃいます。


息子は土日とも朝早くからの野球練習。
弁当、水筒、着替えの用意から、遅刻しないように
送り出すのもちょっとした緊張感があります。

送り出せば夕方まで帰ってきませんから楽ですけど。

とはいえ、少年野球のコーチ以下、お世話をしてくださる
人たちがあっての「楽」ですわな。


それでも、娘には親以外に安心して休日を過ごす相手は
おりません。


我が家の状況では、土日に僕が仕事を入れるのは、今の
ところ難しいのです。


僕としては、もっと土日に働きたい気持ちはあるんですが。
神戸ワインのイベント以外、積極戦法を取っていないのは
そういう事情があります。


モノは考えようで、4歳のこの歳って本当にかわいい時期で
言葉もどんどんと覚えますし、「意志」というものが
言葉にも行動にも「こもって来る」時期なんですよね。


いっしょにいられることは、僕にとってはかけがえのない
ことですし、そういうポジションにいられるのは、ラッキー
というか、妻を始め周囲の理解あってこそです。



ならば「だらだらと過ごす週末」などありえない!
充実した時間を二人で作るぞ!!


と、土曜日は、二人で「遠足」を企画しました。
良い季節ですしね、とにかく自分も身体を動かしたいですし
娘にはもっと運動して欲しい!


ところで「遠足」というと、娘にとっては、即



    「お弁当持ち」



を意味するようです(^^)


「じゃ、いっしょにお弁当つくろうか!」


と誘うと、ウンと力強い返事。


ということで、お弁当作りで、まずはおにぎりをつくり
ながら雰囲気を温めます。


いえいえ、そんな大層なものは作りません。
ありもので、とにかく「弁当」と呼べる代物をつくるだけ
です。

おにぎり、卵焼き、ウィンナー(お弁当にするからと
娘がわざわざ朝食時に残した^^;)、レンコンの金平・・・


「おにぎりには海苔巻きする?」

「お手本見せてあげるから、今度はあんたが握って
 みなさい!」

「このおかず、綺麗にお弁当箱にもりつけてね!」


など好みを聞きつつ、指示を出しつつ、ゆっくりと
弁当を作り上げました。


麦茶もつくって水筒に入れて、準備完了!。


「じゃあ、TSUTAYAに遠足に行こう!」


と言うと、娘はとっても嬉しそうに目を輝かせます。


「遠足やから全部歩くんやで!!」


と言うと、ウン!と何も疑わずに無垢な返事をかえして
くれます。


大人が歩いて30~40分あるので結構な距離ですが、
歩いたり走ったりが大好きな娘なので全然OKだと思った
のです。


「さあ出発!」


と勇んで出発して、わずか50m・・・・・・・



小走りにかけた娘がいきなりバタリと転倒!!


両足の膝をすりむいて大泣きです。


「このまま、家に帰って処置してたら、きっと遠足なんて
 いきたがらないぞ・・・」


そう思った僕は(^^;)


「大丈夫、がんばれ!!お前やったら行ける!!」


などと、根拠のない励ましをしつつ、怪我の介抱する
ことなく再出発させたのでした。


始めの20分ぐらいは、シクシク泣き続けていた娘でしたが


「だんだん血が固まってきたぞ。もう大丈夫やな」


などと声をかけると、ウンと静かにうなづいてくれるように
なりました。

(今思えばなかなか根性のある娘です^^;)


そして途中の公園でお弁当タイム。


血でにじんだ膝を抱えてのお弁当タイムは、痛々しく
ちょっと可愛そうでしたが、通りかかる人や虫達、
そこから見える風景の話をしていると、笑顔も出て
きて、


「さあ、もうちょっと!あとひとがんばりや!」


と声をかけると彼女も嬉しそうに立ち上がるのでした。




と、ここまではまあ良かったんですよね(^^;)



そこからは・・・やはり一度休憩してしまったからか
がんとして歩きたがらなくなっちゃいました。


ダッコダッコ、、、、もう歩かないの!


この時点で、僕としてはスパルタに徹するか、それとも
折れるか・・・少し迷いました。

で、恐らく家から公園まで、約40分ぐらいは歩いて
いましたし膝の怪我もあった上のことなので、父は降参
することにしたのでした。


Tsutayaに着いて、お目当てのDVDを借りて、近くの
お店で自宅にゴールインしたときの甘いおやつを買いましたが
結局、帰りの道程は、98%おんぶかダッコ、または
肩車で帰宅したのでした(^^;)


炎天下、僕の足腰も相当に鍛えられたことでしょう!
(って、最初の目的とちゃうやん!?)



親としての反省は・・・・やはり怪我の処置をせずに
突っ走ってしまったことですね。しかも、帰宅後にも
何もしなかった・・・忘れちゃったんです。娘も
ケロッとしてたもんで・・・。


で、妻が帰ってきて、怒るわけですな(^^;)


僕も心の片隅で、消毒薬をつければ強烈に痛いことを
知ってますから、娘の苦しむ姿を見たくないという
思いがどこかにあったと思います。


でも、結局それがかえって娘を苦しませる結果になって
しまいました。


看護師である妻は、有無を言わせず消毒の処置をして
くれて、結果娘の号泣が家中に響き渡ることになって
しまいました。


「すぐに処置してたらこんなことにならないのに!!」


妻から叱られた僕は、娘に謝り続ける以外ありません
でした(^^;)


結果を得るための手練手管やスパルタも時には必要で
しょうが、それよりも重要なことをおざなりにすると
最悪のケースにもなりかねないということですね。


バカな父親でした・・・・。





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Last updated  2008/10/20 03:05:35 PM
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